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2016年4月 2日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/03/31 「山留め壁」を構築する工程がよく分かる現場

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年3月31日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年3月31日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年3月31日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年3月31日 少し方向を変えた様子です。3台の「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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撮影日2016年3月31日 
1台目の「三点式パイルドライバ」です。地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年3月31日 2台目の「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築する建物外周部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年3月31日 「三点式パイルドライバ」の「ロックオーガ」で溝状に打ち抜いています。


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撮影日2016年3月31日 アップです。溝に溜まっているのは「安定液」です。溝の部分に、次の工程で「山留め壁」が構築されます。


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撮影日2016年3月31日 3台目の「三点式パイルドライバ」です。他の2台と違って「山留め壁」を構築しています。


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撮影日2016年3月31日
 溝に沿って「山留め壁」を構築します。いろいろな建設現場を見てきましたが、上からこんなにきれい「山留め壁」の構築の工程が見られる現場は珍しいです。


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撮影日2016年3月31日 「山留め壁」を構築する前の段階です。溝に溜まっているのは「安定液」です。


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撮影日2016年3月31日
 「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「山留め壁」の構築を行っています。

 「山留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。


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撮影日2016年3月31日
 建込まれた「H形鋼」が並んでいます。「ソイルセメント」が固まると「山留め壁」は埋め戻されます。西側はすでに埋め戻されています。


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撮影日2016年3月31日 「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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撮影日2016年3月31日
 「H形鋼」を延長しています。「H形鋼」は、「ダンプトラック」で運ばれてきますが、道路上を長い「H形鋼」は運べないので、現場で所定の長さに延長します。

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