関西国際空港 LCC専用「第3ターミナルビル(T3) 2016年4月5日の建設状況
-関西国際空港・第3ターミナルビル(T3)-
「新関西国際空港会社」は、関西国際空港にLCC(格安航空会社)専用の「第3ターミナルビル(T3)」を整備します。
急増する外国人観光客のため「第2ターミナルビル(T2)」の処理能力に近い将来、限界が生じると予測されており、「第3ターミナルビル(T3)」の整備を決めました。
「新関西国際空港会社」は、2015年6月22日に「関西空港第3ターミナル(T3)」の建設工事の安全祈願祭を行い着工しました。
平屋建て(一部2階)延床面積約36,300㎡で、総事業費は約130億円強となっています。2017年3月の供用開始予定です。
国内線と国際線で使っている「第2ターミナル(T2)」は、完成後は「第2ターミナルビル(T2)」がLCC国内線用、「第3ターミナルビル(T3)」がLCC国際線用となります。両ターミナル合計の年間処理能力は800万人です。
● 関西国際空港2期地区新旅客ターミナルビル新築工事
今回、現地の告知板を始めて見ました。計画名は「関西国際空港2期地区新旅客ターミナルビル新築工事」、設計者・監理者・施工者は「熊谷組」、工期は2016年12月31日(予定)までとなっていました。
第3ターミナルビル(T3)のイメージ
「第3ターミナルビル(T3)」のイメージです。延床面積約33,000㎡時のイメージのため、実際とは少し異なると思われます。
引用資料 新関西国際空港・ニュースリリース(2013/12/26)
新LCC ターミナルビル(T3)整備について
第3ターミナルビル(T3)の配置図
「第3ターミナルビル(T3)」の配置図です。延床面積約33,000㎡時の配置図のため、実際とは少し異なると思われます。
「第3ターミナルビル(T3)」は、平屋建て(一部2階)延床面積約36,300㎡です。新設するエプロン(駐機場)は中大型機対応の6スポットで、小型機であれば11機まで対応できます。
「第3ターミナルビル(T3)」予定地の南東側には、将来の需要増に備えて「拡張用地」を確保しておきます。
「チェックイン棟」です。
「チェックイン棟」は平屋建てです。
手前が「ターミナルビル棟」、奥が「搭乗コンコース」です。
「ターミナルビル棟」は、平屋一部2階建てとなっています。
「第3ターミナルビル(T3)」予定地の南東側には、将来の需要増に備えて「拡張用地」を確保しておきます。
将来の「拡張用地」の更に南東側は駐車場になるようです。現在の駐車場は満車状態が続いているので少しは緩和されると思います。
2012年10月28日から供用開始したLCC専用の「第2ターミナルビル(T2)」です。外から見ると倉庫のような造りですが、内部は簡素ですが綺麗です。
現在は、国内線と国際線で使っている「第2ターミナル(T2)」ですが、「第3ターミナルビル(T3)」の完成後は、国内線用となります。
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