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2016年4月22日 (金)

名古屋市 地上29階、高さ約99mの「プラウドタワー名古屋栄」 2016年4月10日の建設状況

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-プラウドタワー名古屋栄-

 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は、リーマンショック前には「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」として超高層ツインタワー計画されていました。
 オフィス棟は、地上42階、地下2階、高さ約170m、住宅棟は、地上39階、地下2階、高さ約140mの大規模な計画でした。

 その後、「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」の計画は頓挫し、最終的には、地上29階、高さ99,25mとなり、起工式が2015年2月12日に行われ、「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は着工しました。

 構成企業の「野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス」が住宅保留床、「ユニー」が商業保留床を取得します。タワーマンション部分の正式名称は「プラウドタワー名古屋栄」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 プラウドタワー名古屋栄

プラウドタワー名古屋栄の概要
◆ 計画名-納屋橋東地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目212番(地番)
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩6分 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩13分 
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、地下0階、(商業業務棟)地上5階、(店舗棟)地上3階、(業務棟)地上4階
◆ 高さ-99.25m
◆ 敷地面積-10,590.79㎡(建築確認申請対象面積)、5,999.07㎡(分譲対象敷地面積)
◆ 建築面積-9,398.71㎡(建築確認申請対象面積)、2,958.66㎡(分譲対象建築面積)
◆ 延床面積-62,010.65㎡(建築確認申請対象面積)、41,961.90㎡(分譲対象延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(プラウドタワー名古屋栄) *建物内部に設置された制震装置によって揺れの影響が緩和
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス
◆ 総戸数-347戸(うち非分譲住戸1戸)
◆ 建築主-納屋橋東地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水・大日本土木建設共同企業体(清水建設、大日本土木JV)
◆ 着工-2015年02月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年06月下旬予定
◆ 入居開始-2017年07月下旬予定


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「プラウドタワー名古屋栄」を中心に敷地内には、スーパーマーケット、専門店、カフェ、レストラン、医療、オフィス、銀行、テラスを配置した複合施設となります。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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敷地南側の劇団四季の「新名古屋ミュージカル劇場」は、今回の再開発の対象外です。劇団四季は、名古屋駅南地区に専用劇場「名古屋四季劇場」を建設して2016年10月に移転します。


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先行して「プラウドタワー名古屋栄」を建設しています。


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「プラウドタワー名古屋栄」です。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。


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地上から見た「プラウドタワー名古屋栄」の建設現場です。


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「(仮称)中京海運ビル新築工事」は先行して2016年1月に竣工しており、本社と名港事務所が移転しています 。


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本社と名港事務所を移転により、街区の北西角にあった「中京海運ビル」は解体されました。


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仮囲いの一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。「中京海運ビル」は完全に姿を消していました。


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南西側から見た様子です。手前の川は「堀川」です。


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新名古屋ミュージカル劇場
 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」の南側の隣接地にある「新名古屋ミュージカル劇場」です。2015年9月20日に開幕した「オペラ座の怪人」が千秋楽を迎えた段階でいったん終了する予定です。

 「劇団四季」は、名古屋駅南地区に新しい専用劇場「名古屋四季劇場」を建設して2016年10月に移転する予定です。

 現劇場は、劇団四季専用劇場としての継続的利用を終了し、土地と建物はオーナーである「東陽倉庫」に返還する予定です。跡地は再開発される可能性が高いです。

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