「神戸阪急ビル東館 建替計画」を阪急電鉄が正式発表! 地上29階、高さ約120mの超高層複合ビル
-神戸阪急ビル東館-
もう永遠に建て替えられないのではないか? と半ばあきらめ気味だった「神戸阪急ビル東館」の建て替え計画ですが、「阪急電鉄」から「神戸阪急ビル東館」の建て替え計画が正式に発表されました。
今度こそ間違いないと思います。新ビルは、地上29階、地下3階、高さ約120mを予定しています。2016年夏に着工し、2021年の竣工を予定しています。
引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2016/04/25)
神戸阪急ビル東館 建替計画について
ビル内には、商業施設、オフィスのほか、阪急阪神ホテルズが展開する宿泊主体型ホテル「remm(レム)」が入居予定で、神戸を訪れるビジネス客や旅行者のホテル需要に応えます。
最上階となる29階に「展望フロア」を整備し、港街神戸の魅力ある景観を楽しめる空間を提供するとともに、オフィスフロアの最上階には神戸市が検討している「産学交流拠点」も誘致していく予定です。
建替後の神戸阪急ビル東館の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約28,500㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 着工-2016年夏予定
◆ 竣工-2021年予定
「計画地周辺図」です。ビルの容積を確保するために、敷地面積に駅高架下範囲等を含めています。この手法は駅ビルを建設する場合、多くの鉄道会社が採用しています。
「フロア構成図」です。上から29階が「展望フロア、レストラン」、17階~28階が「ホテル(宿泊主体型ホテルremm)」、16階が「機械室」、4階~15階が「オフィス」、地下2階~3階が「商業施設」、地下2階~2階が「駅コンコース、地下鉄への連絡通路、他」、地下3階が「機械室」となっています。
「神戸阪急ビル東館」です。1936年3月31日に竣工した「神戸阪急ビル東館」は、1995年1月17日の「阪神大震災」で大きく損傷し、取り壊されました。
現在の「神戸阪急ビル東館」は、暫定的に建てられた地上3階、地下1階の建物です。建て替えに備えて、2016年1月11日に営業を終了しています。
「神戸阪急ビル東館」を東側から見た様子です。
「大林組」により、2016年3月7日~2016年4月23日の期間で、現況調査工事が行われました。現況調査工事が終了した直後の正式発表となりました。
北側の「三宮北アモーレ広場(パイ山)」も調査範囲に含まれていましたが、敷地には含まれませんでした。地下鉄への連絡通路の調査だったようです。
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