天王寺公園エントランスエリア「てんしば」 外国人向けゲストハウスと国際観光案内所等を開設!
-天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業-
午前1時25分ごろ、熊本県熊本地方を震源とするマグニチュード7.3の大きな地震がありました。被災地の方々は大変な時間を過ごしていると思います。心よりお見舞い申し上げます。
「天王寺公園」は、大阪市立の公園で面積は約282,000㎡です。園内には「天王寺動物園、大阪市立美術館、慶沢園」などがあります。
しかし、JR天王寺駅や近鉄大阪阿部野橋駅にすぐ近くの好立地をイマイチ生かし切っていませんでした。
● てんしば(天王寺公園エントランスエリア)
そこで、大阪市は、天王寺ターミナルに近接した天王寺公園のエントランスエリアを基本としたエリアにおいて、民間活力の導入により、単に公園への飲食等の店舗の設置・運営だけではなく、動物園、美術館を有する都心の公園としての新たなあり方を追求した、天王寺公園のエントランスエリアをトータルプロデュースし、文化観光拠点の形成を先導する事業者を募集しました。
「近鉄不動産(当時は旧近畿日本鉄道)」が予定者として選定されていましたが、「近鉄不動産」は、大阪市から受託している「天王寺公園エントランスエリア魅力創造・管理運営事業」ついて、「エントランスエリア」の愛称を「てんしば」に決定しました。リニューアル工事が完了して「てんしば」は、2015年10月1日(木)にオープンしました。
公式HP → 天王寺公園エントランスエリア“てんしば”
天王寺公園エントランスエリア「てんしば」を北西側から見た様子です。
外国人向けゲストハウスと国際観光案内所等
「近鉄不動産」は、大阪市との協定により管理運営を行っている天王寺公園「てんしば」エリア内で、宿泊施設(ゲストハウス)、国際観光案内所、バスの待合室機能を有した複合棟を新たに建設します。
引用資料 近鉄不動産(PDF:2016/04/15)
天王寺公園エントランスエリア「てんしば」 外国人向けゲストハウスと国際観光案内所等を開設~近鉄不動産がゲストハウス事業に初参入~
なお、ゲストハウス事業への参入は近鉄不動産初となり、開業時期は2016年秋を予定しています。近年増加傾向にある訪日外国人客の来場を促すべく、幅広い利用が期待できる同施設を園内に設けることとし、国際観光拠点としての機能を強化します。
事業概要
◆ 所在地-天王寺公園エントランスエリア「てんしば」内
◆ 階数-地上3階
◆ 構造-鉄骨造
◆ 棟内の施設-ゲストハウス(約70ベッド)、国際観光案内所(インフォメーションボードの設置)、フリーWiFi環境整備、バス待合室(収容人数約40人)
◆ 開業日-2016年秋予定
「配置図」です。複合棟建設予定位置は、バス乗降場の西側になります。
外国人向けゲストハウスと国際観光案内所等の建設予定地です。バス乗降場の西側になります。
バス乗降場です。収容人数約40人の「バス待合室」を設置します。バスターミナルは、「インバウンド(訪日外国人旅行)」を獲得する上で必須の施設となりつつあります。
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