南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2016年5月15日の建設状況
-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル-
南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。
引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
新南海会館ビル(仮称)の着工について
南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円
「御堂筋のランドマークとなる新南海会館ビル(仮称)完成イメージ」です。
「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。
7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。
「概要図」です。場所的には離れていますが、地上7階、地下1階の「なんばCITY東ビル」跡地には、地上4階、地下1階、建築面積185.26㎡、延床面積663.73㎡の建物が建設されます。
引用資料 国土交通省(2015/10/02)
都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)新南海会館ビル建設工事)
「周辺状況」です。今回のプロジェクトの範囲です。「なんばCITY東ビル」跡地も含まれています。
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。
アップです。
現在は1階床の構築が行われています。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので最初に1階床を構築します。そのため地上部分の鉄骨建方が始まるのはもう少し先になります。
1階床が完成すると、1階床を作業床として重機等が乗入れます。それから地上部分は上に向かって、地下部分は下に向かって構築します。
南側から見た様子です。
少し角度を変えた様子です。
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