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2016年5月

2016年5月31日 (火)

JR京都駅のホームの上空は宝の山 巨大な改札内の「エキナカ商業施設」の建設を妄想してみました!

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-JR京都駅-

 JR京都駅の1日の乗降客数は約40万人で、JR西日本の駅の中では大阪駅に次ぐ乗降客数を誇ります。JR在来線以外にも新幹線、近鉄電車、地下鉄が集結する巨大ターミナルです。

 首都圏に撮影に行った時にうらやましいと思うのは、JR東日本の大きな駅に、大規模な改札内の「エキナカ商業施設」がある事です。
 私は、埼玉県の知人に会う時に、毎回JR大宮駅の「エキナカ商業施設」を利用します。電車の時間ギリギリまで、ビールを飲んだり、食べたりしながらおしゃべりが出来て、本当に便利です。

 関西には、大規模な改札内の「エキナカ商業施設」がありませんでしたが、JR新大阪駅に改札内のエキナカ商業施設「エキマルシェ新大阪」が、2015年3月4日にオープンして大人気となりました。関西にも改札内の「エキナカ商業施設」の需要がある事が分かりました。

● 次のターゲットはJR京都駅?
 「エキマルシェ新大阪」の成功に気を良くしたJR西日本は、次のターゲットを考えていると思います。それはズバリ京都駅だと私は予想しています。京都駅の橋上駅舎の東側上空は、有効利用されていません。


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新大阪駅改札内のエキナカ商業施設「エキマルシェ新大阪」の1期部分が2015年3月4日にオープンしました。

 JR西日本は、今まではエキナカと言っても改札外が多かったですが、「エキマルシェ新大阪」は、JR東日本でよく見かけるような本格的な改札内の商業施設です。


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JR京都駅の橋上駅舎の東側上空は、有効利用されていません。私にはこの部分が宝の山に見えます。1日約40万人の乗降客数があるので、改札内のエキナカ商業施設の市場はかなり大きいと思います。私が考えているくらいですから、JR西日本の幹部は絶対に考えていると思います。

● インバウンド(訪日外国人旅行)の急増
 JR京都駅は、インバウンド(訪日外国人旅行)の急増により、光景が一変しています。改札内のエキナカ商業施設を建設するとしたら急増する外国人観光客もターゲットに出来ます。


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北側の「0番のりば」の上は、高さが充分確保されています。


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出来れば2本目となる「南北自由通路」も同時に整備して欲しいのですが、「京都駅ビル」を貫通させるのは構造的に無理かも知れません。


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「京都駅ビル」の北側に新たな改札口を設けるのもかなり難しそうですね。


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「地下東口」に下りる階段とエスカレーターです。新たな改札口を設けるのが無理な場合は、この部分を利用する事になりそうです。


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南側の「10番のりば」には、「八条東口」があります。大規模に改良すれば南側の改札口は問題無いと思います。


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現在の「八条東口」です。

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地上30階、高さ約103mの「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」 2016年5月24日の状況

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(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事-
 
大阪市中央区瓦町三丁目にあった「トーア紡ビル」跡地に、地上30階、塔屋あり、地下0階、高さ103.21mの超高層タワーマンションが建設されます。

 建築主は、「伊藤忠都市開発、野村不動産」です。現在は「トーア紡ビル」の解体工事が行われています。「労災保険完成成立票」によると解体工事の工期は、2015年11月9日~2016年9月30日(予定)となっています。

(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町三丁目6番(地番)
◆ 階数-地上30階、塔屋あり、地下0階
◆ 高さ-最高部103.21m、軒高98.47m
◆ 敷地面積-1,412.18㎡
◆ 建築面積-705.08㎡
◆ 延床面積-18,043.35㎡(容積対象面積12,688.55㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-伊藤忠都市開発、野村不動産
◆ 設計者-(意匠・設備)IAO竹田設計、(構造)鴻池組
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2015年11月09日~2016年9月30日予定
◆ 着工-2016年09月下旬予定
◆ 竣工-2019年03月下旬予定


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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現在は「トーア紡ビル」の解体工事が行われています。地上躯体の解体はほぼ終わっています。「労災保険完成成立票」によると解体工事の工期は、2015年11月9日~2016年9月30日(予定)となっています。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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概要の拡大です。


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の南側立面図です。高さは最高部98.47mの可能性もありますが、建築物98.47m+塔屋4.74m=最高部103.21mと判断しました。4階より上が住宅フロアになるようです。


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の配置図です。


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の西側隣接地には駐車場がありましたが、閉鎖されて「(仮称)千寿製薬本社新築計画」が建設されます。


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「(仮称)千寿製薬本社新築計画」の建築計画のお知らせです。敷地面積は955.75㎡あります。地上9階、地下0階、高さ39.030mの本社ビルが建設されます。

 「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」と「(仮称)千寿製薬本社新築計画」は隣接しています。着工時期もほぼ同じです。

 共同住宅、オフィスと用途が違いますが、知恵を出し合って一体的に再開発して欲しかったです。なかなかビルヲタの思い通りにはなりませんね・・・

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2016年5月30日 (月)

地上29階、高さ約104m「(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事」 2016年5月24日の状況

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-(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事-

 西心斎橋一丁目に新たに超高層タワーマンションが建設されます。「(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事」です。

 建設予定地は、西心斎橋一丁目のトラストパークが運営する立体駐車場「トラストパーク西心斎橋1丁目」として使っていた土地です。土地の信託受益権は「大栄不動産」が取得しています。

 建築主は「近鉄不動産」と「大栄不動産」です。概要は、地上29階、高さ99.980m、14,555.35㎡(容積対象面積9,969.35㎡)となっています。

 「建築計画のお知らせ」の「立面図」を見ると高さ99.980mは、軒高もしくは建築物の高さで、立面図を拡大して図ると塔屋を含む最高部は約104m(管理人の推測)です。

(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区西心斎橋一丁目15-2(地番)
◆ 階数-地上29階、塔屋あり、地下0階
◆ 高さ-最高部約104m(管理人の推測)、軒高99.980m
◆ 敷地面積-1,246.29㎡
◆ 建築面積-685.46㎡
◆ 延床面積-14,555.35㎡(容積対象面積9,969.35㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 建築主-近鉄不動産、大栄不動産
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 解体工事-2016年04月11日~2016年06月30日予定
◆ 着工-2016年09月予定
◆ 竣工-2019年03月予定


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「(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事」の建設予定地は、「長堀通」から1つ南側の通り沿いになります。前回の撮影が2015年10月30日だったので、約7ヶ月ぶりの撮影です。


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南東側から見た様子です。立体駐車場「トラストパーク西心斎橋1丁目」の解体工事が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年4月11日~2016年6月30日(予定)となっています。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)中央区西心斎橋一丁目集合住宅 新築工事」の建築計画のお知らせです。いろいろ修正されていたので再度UPします。


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概要の拡大です。延床面積と容積対象面積が修正されています。


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「立面図」です。どこが修正されたのか分かりませんが、上から貼って修正しています。高さ99.980mは、軒高もしくは建築物の高さで、立面図を拡大して図ると塔屋を含む最高部は約104m(管理人の推測)です。


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「配置図」です。敷地北側が修正されています。

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地上30階、高さ約106mの「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」 2016年5月24日の建設状況

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-ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH-

 長堀橋交差点の南西側に建設中の「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」のすぐ南側では、大林組により「日本生命長堀橋ビル解体工事」が行われて更地になっていました。

 この敷地を「東急不動産(65%)、エヌ・ティ・ティ都市開発(35%)」が取得しています。着工まで暫定的に「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」の資材置場となっていましたが、現在は「(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱ」の建設工事が行われています。

 正式名称は、北側の「ブランズタワー・ウェリス心斎橋NORTH」」に対して、「ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH」となりました。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTH 

ブランズタワー・ウェリス心斎橋SOUTHの概要 
◆ 計画名-(仮称)東心斎橋1丁目計画Ⅱ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋一丁目45番1、45番6(地番)
◆ 交通-地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅徒歩1分、地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅徒歩7分、地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩12分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部約106m(推定)、建築物98.700m
◆ 敷地面積-1,456.69㎡
◆ 建築面積-887.98㎡
◆ 延床面積-20,054.77㎡
◆ 構造-鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(合計24本)
◆ 地震対策-制振構造(低降伏点鋼製制振ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-202戸
◆ 建築主-東急不動産(65%)、エヌ・ティ・ティ都市開発(35%)
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2015年03月31日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年11月下旬予定
◆ 入居開始-2017年12月下旬予定


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南東側から見た様子です。前回の撮影が2016年1月27日だったので、約4ヶ月ぶりです。


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タワークレーン1基で建設しています。


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躯体が地上に姿を現しています。基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」で、地下の支持層まで約29.0m(8本)、約65.0~68.0m(16本)の計24本の杭を打ち込むことで建物全体の高い安定性を確保しています。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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2016年5月29日 (日)

福井県 JR西日本の敦賀駅 完了した「JR敦賀駅バリアフリー化事業」 & 「北陸新幹線」の駅も設置

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-JR敦賀駅-

 昨日(5月28日)、福井県越前市にある「サンドーム福井」で行われた「Perfume(パフューム)」のライブに行ってきました。

 帰りは特急「サンダーバード」で帰りましたが、行きは「敦賀駅」まで新快速、「敦賀駅」からサンドーム福井の最寄り駅である「鯖江駅」まで各駅停車で行きました。
 昼食をとるため「敦賀駅」で下車し、前から取材したいと思っていた「JR敦賀駅バリアフリー化事業」 や「駅前広場整備事業」などをじっくり撮影してきました。

● JR敦賀駅バリアフリー化事業
 「
敦賀駅」は、JR西日本とJR貨物の駅です。島式3面6線+切り欠きホーム1線=3面7線のホームを有する地上駅です。

 JR敦賀駅では、「JR敦賀駅バリアフリー化事業」が行われました。2010年10月に着工し、2012年12月16日から供用開始されました。

 駅のホームをまたぐ幅4m×長さ55mの「跨線橋」を設け、コンコースには上り下りのエスカレーターとエレベーターを設置、各ホームにもエレベーターと上り専用のエスカレーターをそれぞれ計3基設けました。総事業費は約19億円で、そのうち「敦賀市」が約11億円を負担しました。


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JR敦賀駅の改札口です。JR敦賀駅には「新快速」が停車しますが、「ICOCAエリア」には含まれていません。改札も「有人改札」となっています。


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改札口を入ると「跨線橋」と結ぶ、「エスカレーター×2基(上り・下り×各1基)、階段」、そして奥に「エレベーター」が設置されています。


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跨線橋側から見た様子です。


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跨線橋の通路幅は、北陸新幹線開通に伴う乗客増に対応するため、9m幅での整備が検討されていました。しかし整備に伴う敦賀市の負担が多額で、将来の拡幅も視野に4m幅で暫定的に整備されました。


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敦賀駅交流施設「オルパーク」から見た跨線橋です。


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跨線橋の窓から見たJR敦賀駅です。


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跨線橋に設置してある「発車標」です。「LCD(液晶パネル)」に他の「発車標」をビデオカメラ撮影して表示しているためぼやけています。究極の経費削減ですね(笑)。


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反対側(南東側)から見た跨線橋です。


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南西側(大阪・米原方面)に「エレベーター」が設置されています。


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北東側(福井・金沢方面)に「上り専用エスカレーター」と「階段」が設置されています。


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特急列車の「列車編成のご案内」も設置されています。


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ホームから見た「エレベーター」です。


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ホームから見た「上り専用エスカレーター」と「階段」です。


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配置はこのようになっています。


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恐竜王国福井県らしく「ベンチ」に恐竜がいました(笑)。ジュラシック・パークやジュラシック・ワールドによく登場する「ヴェロキラプトル」でしょうか?


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「ベンチ」を座った人の向きが線路と平行になるような配置に徐々に入れ替えているようです。


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新幹線敦賀駅(北陸新幹線)

 JR敦賀駅に併設される新幹線駅は、高さが8階建てビルに相当する地上24m、新幹線駅と現駅舎のホーム間の距離が約200mとなる見通しです。

 引用資料 都市整備部駅周辺整備課(PDF:2015/06/09)
 敦賀駅周辺整備について

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サンドーム福井 Perfume(パフューム) Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」に行ってきました!

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-Perfume(パフューム)-

 昨日(5月28日)に「サンドーム福井」で行われたPerfume(パフューム)の ”Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」” に行ってきました。「Perfume(パフューム)」のライブに行くのは3年連続で4回目でした。

 NEW ALBUM「COSMIC EXPLORER」を引っさげての、約2年ぶりとなる全国ツアーで、今回が初めて訪れる土地も含め、全国7都市15公演を巡る全国ツアーです。初めての会場を多く選んだため、なんと大都市の「東京、名古屋、大阪、福岡」の会場が入っていません。

 
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ということで、「サンドーム福井」の最寄り駅である「鯖江(さばえ)駅」まで行きました。


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しばらく道路沿いを南下します。


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JRの踏切を渡って、水田地帯を歩いていきます。Perfumファンは、掲示板ななどで自らを自虐的にバッタ類の総称である「イナゴ」と呼んでいます。行動が「イナゴ」に似ているからでしょうか?(笑) でも、実際はほとんどが礼儀正しいいい人たちです。


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サンドーム福井(福井県産業振興施設)
 しばらく歩くと水田地帯の中に「サンドーム福井」が見えてきます。誰かが巨大宗教施設に例えていましたが、確かにそのように見えます(笑)。

 「サンドーム福井」は、福井県越前市に所在する多目的イベントホールです。1995年7月29日に開業しました。正式名称は「福井県産業振興施設」です。住所は、「越前市」となっていますが、越前市と鯖江市の境界腺がイベントホール棟を通っています。

 収容人数約10,000人(電動可動席6,000席、仮設4,000席)となっています。2016年にコンサートを行う主なアーティストは、「稲葉浩志(2016年1月)、E-girls(2016年3月)、嵐(2016年4月)、SEKAI NO OWARI(2016年4月)、Perfume(2016年5月)、浜崎あゆみ(2016年7月)、AAA(2016年7月)、西野カナ(2016年9月)、DREAMS COME TRUE(2016年10月)」などです。

● 直径116m・最高高さ55mの円型
 建物は、直径116m、最高高さ55mの円型で、東大寺大仏殿、日本武道館、姫路城天守閣がすっぽり入る大きさです。アリーナも円形です。

 「サンドーム福井」の中に入るのは今回が初めてでした。想像していたより遥かに立派な施設で、メンテナンスも行き届いており、各設備は綺麗でした。音響もかなり良かったです。


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「鯖江(さばえ)駅から「サンドーム福井」まで徒歩約20分とちょっと遠いです。雨の日は大変だと思います。良い施設なので駅からもっと近かったらなあ・・・ と思います。

 Perfumのファン層は、男女比が5対5くらいでした。ファンの年齢層が広がりには驚くばかりです。男性はオッサン比率が非常に高く、女性は若い子が多いです。

 「あ~ちゃん、かしゆか、のっち」の3人の過去のライブやミュージックビデオのコスプレをした女性もかなり見かけました。


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グッズ売り場です。


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グッズのラインナップです。


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グッズは、「使った人だけ分かるタオル(¥1,800)、マスキング&ガムテープセット(¥1,200)、TOKIMEKIバンド(¥800)」を買いました。


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チケットです。チケットは全て「座席指定券 引換券」となっています。


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座席の位置(座席番号)は公演当日に入場の際に入場口で発券される「座席指定券」で、初めて分かります。「アリーナ Aブロック」でした。

 ライブは非常に楽しかったです。ただライブの最後に「あ~ちゃん(西脇綾香)」が、今日のライブの内容は全公演が終わるまで秘密にしておいて!と言ったので、詳しい内容は書けません。まあネットで検索するとセットリストなどはすぐにヒットしますが・・・(笑)

● ジェニーはご機嫌ななめ
 全く書かないのもあれなので1つだけ書きます。私と同じくらいのオッサン世代は、1980年6月1日にリリースされたジューシィ・フルーツの「ジェニーはご機嫌ななめ」を覚えていると思います。多くのアーティストがカヴァーしていますが、Perfumもカヴァーしています。

 YouTube Perfume 5th Tour 2014「ぐるんぐるん」
 ジェニーはご機嫌ななめ 

 選曲で「ジェニーはご機嫌ななめ」が当たるように念じていたら当たりました。この曲は「のっち!、あ~ちゃん!、ゆかちゃん!」と掛け声をかけます。
 現実社会で、「ゆかちゃん!」なんて大声で叫べることはまずありません。ライブを楽しむには、羞恥心を捨てておバカになるのが一番です(笑)。


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ライブが終わって出てくると外はまだちょっと明るかったです。帰りは水田地帯をカエルの大合唱を聞きながら「鯖江(さばえ)駅」まで歩きました。

 ”Perfume 6th Tour 2016 「COSMIC EXPLORER」” は、6月末にあと1回だけ「和歌山ビッグホエール」に行ってきます。

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2016年5月28日 (土)

さようなら「大丸心斎橋店本館」 大丸心斎橋店本館等解体工事 2016/05/24 ほぼ建物全体に解体工事用の足場を設置!

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-大丸心斎橋店本館等解体工事-

 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。「本館」は、2015年12月30日(水)で営業を終了しています。

 現在は「大丸心斎橋店本館等解体工事」が行われています。アメリカ出身の建築家「ウィリアム・メレル・ヴォーリズ」の代表作の一つで、アールデコやネオ・ゴシック様式を織り交ぜた「大正モダン建築」として知られている「大丸心斎橋店本館」の外観が見られなくなりました。


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屋上に解体用のクレーンが設置されています。


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御堂筋側に2ヶ所のゲートが設置されています。


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「大丸心斎橋店本館」を北西側から見た様子です。御堂筋側は、全面に防音シート養生を施工した足場が設置されました。


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「北館」と「本館」の間です。「北館」と「本館」は、大宝寺通りの上空で接続、一体化させ、回遊性の向上をはかります。


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北側壁面には、防音パネルを施工した足場が設置されました。


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心斎橋筋側も完全に「仮囲い」で囲まれました。


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解体工事の工事名は「大丸心斎橋店本館等解体工事」で、設計者・監理者は「日建設計」、施工者は「竹中工務店」となっています。

 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年1月1日~2016年12月31日(予定)となっています。再活用する部分も多いので、ほぼ1年かけて慎重に解体工事が行われます。


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大丸心斎橋店本館建替え計画
 「J.フロント リテイリング」は、「大丸心斎橋店(本館、北館、南館)」を中心とする心斎橋地区再開発計画を進めています。「本館」は、2015年12月30日(水)で営業を終了しています。

 引用資料 J.フロント リテイリング(PDF:2015/10/30)
 大丸心斎橋店本館建替え計画の概要に関するお知らせ 

 新たに誕生する本館は、地上11階、地下3階、高さ約60m、延床面積約66,000㎡(現本館約49,000㎡)、売場面積約40,000㎡(現本館約31,000㎡)となります。本館・北館は、大宝寺通りの上空で接続、一体化させ、回遊性の向上をはかります。

 御堂筋側の外壁を保存するとともに、新築される高層部はセットバックさせ、保存外壁と景観的調和をはかります。内装については、今後、既存内装の調査を行い、再活用できる部材を抽出し、1階を中心として店舗内装環境において活用します。ピーコック装飾も心斎橋筋側のファサードに再利用します。

大丸心斎橋店本館建替え計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区心斎橋筋一丁目7番1号
◆ 階数-地上11階、地下3階
◆ 高さ-約60m
◆ 敷地面積-約5,616㎡
◆ 延床面積-約66,000㎡
◆ 売場面積-約40,000㎡
◆ 解体-2016年02月予定(解体着工)
◆ 着工-2017年01月予定(本館新築工事着工)
◆ 開業-2019年秋予定(新本館開業、本館・北館接続工事着工)
◆ 竣工-2021年春予定(本館・北館接続工事完了、新北館開業)
◆ 投資額-約380億円(本館建築工事、本館内装工事)

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2016年5月27日 (金)

地上38階、高さ約134mの「ブランズタワー御堂筋本町」 2016年5月24日の建設状況

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-ブランズタワー御堂筋本町-

 大阪府は、「旧大阪府商工会館」の一般競争入札を行いました。最低落札価格は19億1790万円でしたが、2013年7月29日に「東急不動産」が28億313万4000円で落札しました。

 「旧大阪府商工会館」は解体され、地上38階、塔屋2階、地下1階、高さ134.140mの超高層タワーマンション「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」を建設中です。正式名称は「ブランズタワー御堂筋本町」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 ブランズタワー御堂筋本町 

ブランズタワー御堂筋本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1番3(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「本町」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄中央線「本町」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄四つ橋線「本町」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部134.140m、建築物128.200m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-1,845.49㎡
◆ 建築面積-1,103.09㎡
◆ 延床面積-30,024.46㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計20本)
◆ 地震対策-免震構造(高減衰ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、免震オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-276戸 
◆ 建築主-東急不動産、近鉄不動産、神鋼不動産
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月上旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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北側から見た様子です。前回の撮影が2016年1月27日だったので、約4ヶ月ぶりです。


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タワークレーン1基で建設しているのでゆっくり伸びています。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」を地下約57m以深の支持層まで計20本打ち込んでいます。地震対策として、建物と基礎部分との間に「免震装置(高減衰ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、免震オイルダンパー)」を設置しています。


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アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>

 「アパグループ」は、建設中の「ブランズタワー御堂筋本町」の東隣りのオフィスビル「本町永和ビル」をグループ会社のアパマンションを通じて2015年10月30日に取得しました。

 敷地面積は1,222.48㎡で、既存のビルを解体後に、地上32階、客室数は917室の超高層ホテルを建設する予定ですが、まだ本格的な解体工事は始まっていませんでした。

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地上30階、高さ約99mの「プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー」 2016年5月24日の建設状況

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-プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー-
 大阪市営地下鉄堺筋線・中央線の「堺筋本町駅」のすぐ南側に「大阪市立東商業高等学校」がありました。「大阪市立東商業高等学校」は、少子化による学校統廃合のために2012年3月に移転しています。

 大阪市立東商業高等学校跡地は、大阪市の一般競争入札により、「プレサンスコーポレーション」が52億1200万円で落札しました。

 大阪市から落札した敷地面積は5,455.98㎡です。敷地の東側部分の2,956.33㎡に地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ99.44mの超高層タワーマンション「(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事」を建設中です。正式名称は「プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー」となっています。

 引用資料 → プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー 

 敷地は「L字型」で、東側半分に「プレサンス レジェンド 堺筋本町タワー」を建設中です。ツインタワーになるのかと思っていましたが、敷地の西側半分は「日本商業施設」に売却され、スーパーの「ライフ」が出店しました。

プレサンス レジェンド 堺筋本町タワーの概要 
◆ 計画名-(仮称)プレサンスタワー大阪本町 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町一丁目31番1、大阪市中央区北久宝寺町一丁目29番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄堺筋線「堺筋本町」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄中央線「堺筋本町」駅徒歩2分、大阪市営地下鉄御堂筋線「本町」駅徒歩9分、大阪市営地下鉄四つ橋線「本町」駅徒歩9分、大阪市営地下鉄中央線「本町」駅徒歩9分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部99.44m、建築物96.440m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-2,956.33㎡(実測面積・売買対象面積)、2,956.32㎡(登記簿面積)、2,645.00㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,388.18㎡
◆ 延床面積-35,147.55㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(建物と基礎の間に免震装置(積層ゴム、すべり支承、転がり支承、免震用オイルダンパー)を設ける基礎免震構造)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-337戸 
◆ 建築主-プレサンスコーポレーション
◆ 設計者-(設計・監理)日企設計、(構造設計)さくら構造
◆ 施工者-日本国土開発株式会社・徳倉建設株式会社・TSUCHIYA株式会社建設 共同事業体
◆ 着工-2015年05月21日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月下旬予定
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定


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南西側から見た様子です。前回の撮影が2015年9月28日だったので、約8ヶ月ぶりの撮影です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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地下躯体を構築中です。


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ライフ堺筋本町店
 
敷地の西側半分は、「日本商業施設」に売却されて「(仮称)ライフ久太郎町店新築工事」が建設されました。「ライフ堺筋本町店」として、2016年5月18日(水)にオープンしています。「ライフ」としては大阪市内で63店舗目となります。


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「ライフ堺筋本町店」を北西側から見た様子です。


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「ライフ堺筋本町店」を南側から見た様子です。

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2016年5月26日 (木)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/05/24 「山留め壁」の構築が完了!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年5月24日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年5月24日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年5月24日 少し方向を変えた様子です。「三点式パイルドライバ」が姿を消しました。「山留め壁」の構築が完了しました。


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撮影日2016年5月24日 最後まで残っていた敷地南西側の「山留め壁」の構築が完了しました。


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撮影日2016年5月24日 建込まれた「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」の頭部分が見えます。


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撮影日2016年5月24日 役目を終えた「セメントミルクプラント」も解体されています。


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撮影日2016年5月24日 「オールケーシング掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年5月24日
 「オールケーシング掘削機」の本体です。「ケーシングチューブ」の先端のカッティングエッジに超硬チップを取り付けたカッタービットを装着し、回転させながら地中の障害物を打ち抜きます。


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撮影日2016年5月24日 「ハンマークラブ」です。「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物は、「ハンマークラブ」で撤去します。


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撮影日2016年5月24日 
 通常は、「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物は、「ハンマークラブ」で撤去しますが、金属の杭など「ハンマークラブ」では撤去出来ない地中障害物があります。

 そのような時に、この「カニばさみ」のようなマシンが活躍します。「カニばさみ」で地中障害物を挟んで引き抜きます。かなり汚れているので、活躍している事が分かります。


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撮影日2016年5月24日
 油圧ショベルのアタッチメントにカニばさみのような「コンクリート破砕機」を取り付けています。撤去した地中障害物を細かく砕いています。


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撮影日2016年5月24日
 円筒形に打ち抜かれた地中障害物です。「No31 17t」と書いてあるように見えます。重さが約17トンもあるようです。作業員と比べてもそれくらいありそうですね。


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撮影日2016年5月24日 鉄骨の柱のような部分も見えます。「カニばさみ」のようなマシンで引き抜いたのかも知れません。

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北浜駅直結 地上43階、高さ146.8mの「北浜ザ・タワー」 2016年5月24日の建設状況

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北浜ザ・タワー
 「北浜三泉ビル」と「大阪市信用金庫旧本店ビル」の跡地に、地上43階、地下1階、高さ146.8mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画」が建設中です。

 3社の共同事業(三井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西)となっています。正式名称は「北浜ザ・タワー」で、「The Kitahama(北浜タワー)」と混同しそうな名称になりました。

北浜ザ・タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区北浜2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北浜二丁目20番2(地番)
◆ 交通-京阪本線「北浜」駅(直結)徒歩1分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩6分、地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩1分、京阪本線「淀屋橋」駅(地下直通)徒歩3分
◆ 階数-地上43階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-建築物146.8m
◆ 敷地面積-2,097.47㎡
◆ 建築面積-1,179.30㎡
◆ 延床面積-35,326.85㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-311戸(販売総戸数306戸、事業協力者戸数5戸含む)
◆ 建築主-井不動産レジデンシャル、京阪電鉄不動産、積和不動産関西
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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正式名称は「北浜ザ・タワー」で、「The Kitahama(北浜タワー)」と混同しそうな名称になりました。地震対策として「免震構造」を採用するようです。


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南西側から見た様子です。前回の撮影が2015年12月7日だったので、約5ヶ月半ぶりです。


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タワークレーンのマストの色は、竹中工務店カラーのシルバーとなっています。


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ゲートが少し開いていたので覗いてみました。地下躯体を構築中です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2016年5月25日 (水)

山陽電気鉄道 2016年4月27日(水)から営業運転を開始した新型車両「6000系」に乗ってきました!

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-山陽電気鉄道6000系電車-

 「山陽電気鉄道」は、新型車両「6000系」の営業運転を2016年4月27日(水)から開始しました。製造は「川崎重工兵庫工場」となっています。既存車両「3000系」の老朽化にともなう代替として導入されました。

 主に本線の普通列車で運用されます。3両編成ですが、2編成を連結したうえで直通特急運用にも対応しています。

 「網干線(飾磨駅~山陽網干駅)」での運行も開始されました。本線では空の車内を撮影するのは難しいですが、「網干線」なら可能なので撮影してきました。


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なかなかカッコイイ面構えです。「6000系」には何度か乗った事があったのですが、撮影するのは今回が初めてです。


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真正面から見た様子です。


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列車種別・行先表示が「LED」化されています。


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外観のアクセントカラーに「山陽電気鉄道」のイメージカラーである赤を継承した「イノセントレッド」を採用しています。車体側面ドア横に朝日をイメージしたオレンジのグラデーションを施しています。


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車内です。空の車内を撮影したかったので、「山陽網干駅」まで行きました。


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座席です。座席も外観と調和した赤を用いています。関西の電車では珍しい仕切りのバーがあります。


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兵庫県の県花である「のじぎく」を柄模様に取り入れています。


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「優先座席」周辺です。直上の吊手を 「オレンジ色」とすることで優先座席の識別を容易にしています。また、「車いすスペース兼ベビーカースペース」も設けています。


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「優先座席」です。色は「スカイブルー」です。「のじぎく」を柄模様に取り入れています。


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車両連結部の扉です。


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ドア付近です。乗客が扉単位での開閉操作ができる「扉個別スイッチ」を各扉横に設けています。


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ドアの上部には、山陽電気鉄道では初となる15インチの「LCD式車内表示装置」が、各車両の3ヶ所に千鳥配置で設置されています。


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15インチの「LCD式車内表示装置」です。行先・次駅・駅名マップ・乗換案内・開扉方向など様々な情報表示を、かな文字を含む日本語・英語・中国語(簡体字・ 繁体字)・韓国語の4ヶ国語5言語で表示します。

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地上38階、高さ約131mの「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」 2016年5月24日の建設状況

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-プレミストタワー大阪新町ローレルコート-
 「大和ハウス工業」と「近鉄不動産」は、出版取次販売会社の「大阪屋」の本社ビルを取得し、跡地に超高層タワーマンションを建設中です。

 概要は、地上38階、地下1階、 高さ130.98m、総戸数298戸(別途、管理事務室(防災センター)1戸、ゲストルーム2戸、スカイビューラウンジ(集会室)1戸、パーティールーム(集会室)1戸、オーナーズラウンジ(集会室)1戸、スタジオジム1戸)となっています。

 正式名称は、大和ハウス工業の「プレミストタワー」+近鉄不動産の「ローレルコート」で、「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」となっています。

プレミストタワー大阪新町ローレルコートの概要
◆ 計画名-(仮称)西区新町タワープロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町二丁目1番2(地番)
◆ 交通-地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋」駅徒歩2分、地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅徒歩10分、地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩6分、地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅徒歩8分、地下鉄御堂筋線・四つ橋線・中央線「本町」駅徒歩10分
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 高さ-130.98m
◆ 敷地面積-2,181.69㎡
◆ 建築面積-1,294.05㎡
◆ 延床面積-34,851.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 総戸数-298戸(別途、管理事務室(防災センター)1戸、ゲストルーム2戸、スカイビューラウンジ(集会室)1戸、パーティールーム(集会室)1戸、オーナーズラウンジ(集会室)1戸、スタジオジム1戸)
◆ 建築主-大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年07月21日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月下旬予定
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定


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南東側から見た様子です。前回の撮影が2016年1月27日だったので、約4ヶ月ぶりです。


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タワークレーン2基で建設しています。


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躯体が地上に姿を現しています。公式ホームページの構造の項目が見られるようになりました。地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用します。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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2016年5月24日 (火)

京都駅南口が大きく変わる! 京都駅南口駅前広場整備事業 Part2・プレオープンした「送迎ゾーン、路線バス停留所」

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-京都駅南口駅前広場整備事業-

 空港も港もない京都市にとっては、「京都駅」が玄関口であり、大きな期待を持って京都を訪れる多くの観光客等を最初に迎える場所となります。

 京都駅の北側には非常に立派な駅ビルがあり、京都の顔となっています。しかし、南口は整備が遅れ、顔となる施設もありません。
 そこで京都市は、公共交通機関の乗継利便性の向上や、歩行空間の創出を図り、より一層、使いやすく、人にやさしい駅前広場となるよう具体的な検討を進め「京都駅南口駅前広場整備事業」を本格始動させました。

● プレオープン
 2016年3月28日に、京都駅八条口駅前広場の拠点広場、送迎ゾーン、烏丸通以西のバス停などが完成し、プレオープン式典を開催しました。2016年12月に「京都駅南口駅前広場整備事業」全体がグランドオープンする予定です。

 引用資料 京都市情報館(2016/04/01)
 3・4・180八条通 (京都駅八条口駅前広場整備事業)

京都駅南口駅前広場整備事業の概要
◆ 事業区間-南区西九条池ノ内町~南区東九条西山王町
◆ 延長・幅員-L=850m、W=36~74m
◆ 事業の経過と予定
  2009年06月-京都駅南口駅前広場施設再配置研究会設立
  2011年03月-京都駅南口駅前広場整備計画策定
  2013年05月-都市計画変更
  2013年07月-事業認可取得
  2014年06月-機械式地下駐輪場工事着工
  2014年11月-駅前広場整備工事着工
  2016年03月-駅正面の拠点広場(デッキ)プレオープン
  2016年12月-駅前広場整備工事 完成予定
◆ 事業費-約45.6億円


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「京都駅南口駅前広場整備事業」の概要です。


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拠点広場「みやこ夢てらす」東側の送迎ゾーンです。2016年3月15日にプレオープンしました。


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かなり南側にせり出しています。この奥行きと幅があればビルが建設可能なので、将来的には、1階を交通広場にした「南口駅ビル」が建設されるかも? と妄想しています。



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京都駅側は、手前が「送迎バス乗降場」、奥が「タクシー降り場(乗り場と分離)」となっています。

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中央が「一般車乗降場」となっています。


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八条通側が「路線バス停留所」となっています。「路線バス停留所」は、2016年3月19日にプレオープンしました。


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「路線バス停留」を西側から見た様子です。鉄道と乗り継ぎやすくするため、分散していたバス停をできる限り駅正面に集約しました。


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拠点広場「みやこ夢てらす」と「送迎ゾーン、路線バス停留所」は、エレベーターやエスカレーターで結ばれています。


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拠点広場「みやこ夢てらす」の下です。


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拠点広場「みやこ夢てらす」の西側は、「タクシー乗り場」となっています。「タクシー降り場」は東側に分離されています。


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「タクシー乗り場」の西側は、「タクシー待機場」となっています。


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「タクシー待機場」の入口にはバーがあって、一般車が間違って入らないようになっています。


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「タクシー待機場」の上には屋根があります。


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道路の南側も再整備が行われ、「路線バス乗降場」が整備されています。鉄道と乗り継ぎやすくするため、分散していたバス停をできる限り駅正面に集約しました。


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「路線バス乗降場」を東側から見た様子です。


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路面も色違いのブロックが敷かれて奇麗になりました。


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サンクンガーデン(アバンティ前:半地下の広場)

 観光バス乗降場に隣接する「サンクンガーデン」については、エスカレーターを新設するとともに、人が憩える大階段を整備することで新たな賑わいを創出します。「サンクンガーデン」は、修学旅行生等の団体客がバスを待つスペースとしても利用できます。


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「サンクンガーデン」を造り替えています。バンザイして「バリアングル」で撮影しました。


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地下道から見ると「仮囲い」で閉鎖されています。

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2016年5月23日 (月)

京都駅南口が大きく変わる! 京都駅南口駅前広場整備事業 Part1・プレオープンした拠点広場(デッキ)「みやこ夢てらす」編

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-京都駅南口駅前広場整備事業-

 空港も港もない京都市にとっては、「京都駅」が玄関口であり、大きな期待を持って京都を訪れる多くの観光客等を最初に迎える場所となります。

 京都駅の北側には非常に立派な駅ビルがあり、京都の顔となっています。しかし、南口は整備が遅れ、顔となる施設もありません。
 そこで京都市は、公共交通機関の乗継利便性の向上や、歩行空間の創出を図り、より一層、使いやすく、人にやさしい駅前広場となるよう具体的な検討を進め「京都駅南口駅前広場整備事業」を本格始動させました。

● プレオープン
 2016年3月28日に、京都駅八条口駅前広場の拠点広場、送迎ゾーン、烏丸通以西のバス停などが完成し、プレオープン式典を開催しました。2016年12月に「京都駅南口駅前広場整備事業」全体がグランドオープンする予定です。

 引用資料 京都市情報館(2016/04/01)
 3・4・180八条通 (京都駅八条口駅前広場整備事業)

京都駅南口駅前広場整備事業の概要
◆ 事業区間-南区西九条池ノ内町~南区東九条西山王町
◆ 延長・幅員-L=850m、W=36~74m
◆ 事業の経過と予定
  2009年06月-京都駅南口駅前広場施設再配置研究会設立
  2011年03月-京都駅南口駅前広場整備計画策定
  2013年05月-都市計画変更
  2013年07月-事業認可取得
  2014年06月-機械式地下駐輪場工事着工
  2014年11月-駅前広場整備工事着工
  2016年03月-駅正面の拠点広場(デッキ)プレオープン
  2016年12月-駅前広場整備工事 完成予定
◆ 事業費-約45.6億円


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「京都駅南口駅前広場整備事業」の概要です。


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「拠点広場(デッキ)」を南東側から見た様子です。「拠点広場(デッキ)」は、2016年3月28日にプレオープンしました。2016年12月に「京都駅南口駅前広場整備事業」全体がグランドオープンする予定です。

 


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東側から見た様子です。

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南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。かなり南側にせり出しています。これくらい奥行くがあれば、将来的には駅ビルの建設も可能です。


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北西側から見た様子です。


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「エスカレーター」で「拠点広場(デッキ)」に上がってみました。


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拠点広場(デッキ)の「エレベーター」です。拠点広場(デッキ)には、エレベーター×3基、エスカレーター×4基(上り・下り×各1基×2ヶ所)を備えており、京都駅と駅前広場内の各施設とをバリアフリーでアクセスできます。


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みやこ夢てらす
 「拠点広場(デッキ)」を西側から見た様子です。広場は約600㎡あり結構広いです。拠点広場の名称は、一般公募により「みやこ夢てらす」に決定しています。


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「みやこ夢てらす」を東側から見た様子です。


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「みやこ夢てらす」のベンチです。


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「みやこ夢てらす」の天井です。


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「みやこ夢てらす」は、既存の「南北自由通路」を南側に延長する形で整備されました。


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「南北自由通路」です。


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「みやこ夢てらす」の南側です。南側(八条通側)に視界が開けています。

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京都大学医学部附属病院 リゾートトラストグループの寄付による「ハイメディック京大病院」 2016年6月から検診開始!

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-ハイメディック京大病院-

 京都大学医学部附属病院は、「生活習慣病予防研究において、国内最先端で最大規模の研究施設を創設する」構想を発表していますが、新たに「ハイメディック棟」が建設されました。

 「リゾートトラストグループ」の「ハイメディック」は、「京都大学医学部附属病院生活習慣病予防研究センター(仮称)」を新設し、「ハイメディック棟」という名称で京都大学に寄附することについて、京都大学と調印しています。ハイメディック棟は、「ハイメディック京大病院」として2016年6月から検診開始予定です。

 グランドハイメディック倶楽部 公式HP
 ハイメディック京大病院 

ハイメディック京大病院の概要
◆ 計画名-京都大学医学部附属病院 生活習慣病予防研究センター (ハイメディック棟) 新営工事 
◆ 所在地-京都市左京区聖護院川原町54 京都大学医学部附属病院敷地内「ハイメディック棟」
◆ 交通-京阪鴨東線「神宮丸太町」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-建築物14.99m+塔屋3.25m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-672.08㎡
◆ 延床面積-2,317.66㎡(内容積対象外面積63.04㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 設備-MRI装置×2台、PET-CT×2台、マンモグラフィ、超音波診断装置、内視鏡検査装置、心電計、血圧計、電子カルテシステム、什器類一式 など
◆ 研究概要-健常人を対象とした年間4,000人規模の検診データを20年程度の長期にわたり収集、解析を行い生活習慣病予防のための早期診断研究を行う
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-安藤ハザマ(正式名称 安藤・間)
◆ 着工-2015年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年04月30日(労災保険関係成立票より)
◆ 検診開始-2016年06月予定


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京都大学医学部附属病院

 「京都大学医学部附属病院」の構内マップです。「ハイメディック京大病院」は、「(40)西病棟」の南側に建設されました。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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「ハイメディック京大病院」を南東側から見た様子です。建物は完成しています。


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「京都大学医学部附属病院 先制医療・生活習慣病研究センター ハイメディック棟」と長い名称になっています。「ハイメディック京大病院」は、2016年6月から検診開始予定です。


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「ハイメディック京大病院」を南西側から見た様子です。

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2016年5月22日 (日)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年5月18日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「メトロデッキ(覆工板)」が敷かれ、地下でどのような工事をしてるのかさっぱり分からなくなりました。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」が登場しています。


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「BG掘削機(BG20)」です。地中障害物の撤去を行っています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。

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南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 祝!下り線が高架に移行 Part4・下りホームが高架に移行した「羽衣駅」の改札外・改札内コンコース編

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-南海本線・羽衣駅(はごろもえき)-

 「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」は、南海本線の羽衣駅から高石駅までの約3.1kmと高師浜線の約1.0kmにおいて鉄道を高架化することにより13ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る事業です。

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 延長-4.1km(南海本線3.1km、高師浜線1.0km)
◆ 踏切除却数-13ヶ所
◆ 対象駅-高石駅、羽衣駅
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1997年度~2019年度(予定)
◆ 総事業費-約550億円

● 下り線が2016年5月14日(土)に高架移行!
 工事の進展に伴い、南海本線の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)が、2016年5月14日(土)の始発列車から高架運行に切り替わりました。

 南海電気鉄道(PDF:2016/03/29)
 南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)を高架に切り替えます。 


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「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業概要図」です。

 
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「羽衣駅(はごろもえき)」は、地上の島式2面3線から高架の島式2面3線に生まれ変わります。
 
 
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高師浜線の断面図です。支線である「高師浜線」は単線です。約1.0kmが高架になります。


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2016年5月14日(土)から供用開始されたばかりなのでピカピカです。


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手前に1階(地上階)と2階(改札階)を結ぶ「エレベーター」があります。


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中央に1階(地上階)と2階(改札階)を結ぶ「階段」があります。


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奥に1階(地上階)と2階(改札階)を結ぶ上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


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2階の改札外コンコースです。


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「きっぷうりば」です。券売機が1台しかありません。


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改札外コンコースから見た「改札口」です。下り腺の改札口はこの1ヶ所のみです。


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改札内コンコースから見た「改札口」です。


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改札口から見た改札内コンコースです。非常にコンパクトな造りになっています。


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別角度から見た改札内コンコースです


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一番手前(なんば方面)に「階段」があります。


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中央に「エレベーター」があります。


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改札内コンコースの一番奥(和歌山市方面、関西空港方面)に上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


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「エスカレーター」の反対側に「トイレ」があります。


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エスカレーターの前から見た改札内コンコースです。


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改札内に反対側の上りホームへの連絡通路があります。片方が高架に移行した場合、別々の改札口になる場合が多いです。このように改札内に連絡通路がある駅は珍しいです。


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現在の「羽衣」の仮設の上りホームです。写真右側は、2016年5月13日(金)の終電で役目を終えて閉鎖された仮設の下りホームです。仮設の下りホームは解体されて、本設の高架の上りホームが建設されます。

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2016年5月21日 (土)

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 祝!下り線が高架に移行 Part3・下りホームが高架に移行した「羽衣駅」のホーム編

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-南海本線・羽衣駅(はごろもえき)-

 「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」は、南海本線の羽衣駅から高石駅までの約3.1kmと高師浜線の約1.0kmにおいて鉄道を高架化することにより13ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る事業です。

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 延長-4.1km(南海本線3.1km、高師浜線1.0km)
◆ 踏切除却数-13ヶ所
◆ 対象駅-高石駅、羽衣駅
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1997年度~2019年度(予定)
◆ 総事業費-約550億円

● 下り線が2016年5月14日(土)に高架移行!
 工事の進展に伴い、南海本線の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)が、2016年5月14日(土)の始発列車から高架運行に切り替わりました。

 南海電気鉄道(PDF:2016/03/29)
 南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)を高架に切り替えます。 


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「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業概要図」です。

 
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「羽衣駅(はごろもえき)」は、地上の島式2面3線から高架の島式2面3線に生まれ変わります。
 
 
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高師浜線の断面図です。支線である「高師浜線」は単線です。約1.0kmが高架になります。


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高架に移行した「羽衣駅」の下りホーム北端から北側( なんば方面)を見た様子です。


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アップです。この部分はすでに上り線の高架橋が構築済みのようです。次の駅は「浜寺公園駅」のため地上に下ります。

 「浜寺公園駅、 諏訪ノ森駅」は、「南海本線(堺市)連続立体交差事業」により高架になりますが、工事はかなり遅れており、完成は現時点で2027年度末(予定)と10年以上先になります。


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ホーム北端です(なんば方面)。


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高架に移行した「羽衣駅」の下りホーム北端から南側を見た様子です。


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北側部分は、「バラスト軌道」が採用されています。


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途中で「バラスト・ラダー軌道」に変わります。


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バラスト・ラダー軌道

 「バラスト・ラダー軌道」は、「ラダーマクラキ」をバラスト上に直接敷設する「防振材なし」と、「ラダーマクラキ」下面にマクラギパッドを貼付けた「防振材付き」とがありますが、消音バラストで隠れて見えないのでどちらのタイプかは分かりません。


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距離が短い「バラスト・ラダー軌道」の区間が終わると本命の「L形台座式フローティング・ラダー軌道」となります。


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L形台座式フローティング・ラダー軌道

 「L形台座式フローティング・ラダー軌道」は、「ラダーマクラキ」を「L形コンクリート台座」で包み込むよう設置しています。

 「ラダーマクラキ」と「L形コンクリート台座」の間には、「ラダーマクラキ」の下に「防振材」、横に「緩衝材」を取り付けています。


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ホーム中央部分はホーム幅が結構広いです。ホーム床はこんな感じです。


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ホーム屋根の一部に「太陽光発電システム」を採用しています。


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「ベンチ」は、今はやりの座った人の向きが線路と平行になるような配置では無く、普通の配置です。


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一番北側に「階段」があります。


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「発車標」です。「LCD(液晶パネル)」タイプです。

● 発車標の改良が必要
 
正直非常に見づらいです。他の人も見づらいなあ!と言っていました。「LCD(液晶パネル)」は、「LEDパネル」と比べて解像度は圧倒的に高いですが、輝度が低いという欠点があります。晴れた日の屋外ではかなり見づらくなります。

 おまけに「LCD(液晶パネル)」を収める専用ボックスのガラスに景色が写り込んでますます見づらくなっています。 写り込みを防ぐ対策が早急に必要です。


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次に「エレベーター」があります。


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次に「待合室」があります。


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「待合室」の内部です。


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一番南側に上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


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南側です。ホーム幅が狭くなります。


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高架に移行した「羽衣駅」の下りホーム南端から北側を見た様子です。


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ホーム南端です(和歌山市方面、関西空港方面)。


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高架に移行した「羽衣駅」の下りホーム南端から南側(和歌山市方面、関西空港方面)を見た様子です。次の駅は「高石駅」です。


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アップです。「分岐器」が見えます。上り線との間に「渡り線」が設けられるようです。

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2014/05/18

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-梅田3丁目計画(仮称)-
 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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「梅田3丁目計画(仮称)」の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成

● 工程を変更
 当初は、現在の「仮設郵便局(プレハブ)」を移転建設する予定でしたが、「仮設郵便局(プレハブ)」の建設は行われません。

 「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」は、2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1 ビル」に移転します。「大阪中央郵便局」に併設している大阪北郵便局大阪駅前分室(ゆうゆう窓口)は廃止します。

 日本郵政グループ プレスリリース(2016/04/26)
 大阪中央郵便局・ゆうちょ銀行大阪支店の移転


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「梅田阪急ビル」の15階にあるスカイロビーから見た様子です。


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週間の作業工程を見ると「7階躯体解体、地下階埋戻し」となっていました。本体工事で「逆打ち工法」が採用される場合は、地上躯体の解体時に地下階を埋め戻す事が多いです。


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「梅田3丁目計画(仮称)」の予定地です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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2016年5月20日 (金)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/05/18

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年5月18日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年5月18日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年5月18日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年5月18日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年5月18日 「オールケーシング掘削機」の本体です。「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年5月18日
 「ケーシングチューブ」の先端のカッティングエッジに超硬チップを取り付けたカッタービットを装着し、回転させながら地中の障害物を打ち抜きます。


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撮影日2016年5月18日 「ハンマークラブ」です。「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物は、「ハンマークラブ」で撤去します。


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撮影日2016年5月18日 「安定液」を循環させる「スラッシュタンク」です。


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撮影日2016年5月18日 「三点式パイルドライバ」です。


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撮影日2016年5月18日 「三点式パイルドライバ」で、「山留め壁」を構築しています。建込まれた「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」の頭部分が見えます。


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撮影日2016年5月18日 「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/05/18 敷地東側の鉄骨建方が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年5月18日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2016年5月18日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年5月18日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年5月18日 敷地東側部分の鉄骨建方がやっと始まりました。


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撮影日2016年5月18日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年5月18日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年5月18日 敷地東側部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年5月18日 「三点式パイルドライバ」で地中障害物の撤去を行っています。

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2016年5月19日 (木)

大阪ビジネスパーク(OBP) (仮称)新MID大阪京橋ビル 2016年5月18日の建設状況

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-(仮称)新MID大阪京橋ビル-
 「大阪ビジネスパーク(OBP)」の「パナソニック大阪京橋ビル」は、地上8階、地下1階、敷地面積約3,698㎡、延床面積約17,143㎡で、1974年8月に竣工しました。

 「パナソニック大阪京橋ビル」は、建て替えのため解体されました。ビルを保有していたのは「MID都市開発」です。
 「MID都市開発」は、「松下興産」を前身とする不動産会社で、「関西電力」の連結子会社となっていました。

● 関電不動産開発が発足
 「関電不動産」と「MID都市開発」は、2016年4月1日に合併し、「関電不動産開発」として新たに発足しました。「(仮称)新MID大阪京橋ビル」の名称は、まだ変更になっていませんでした。

● 鉄筋コンクリート造主体の超高層オフィスビル
 「パナソニック大阪京橋ビル」の跡地には、地上22階、塔屋2階、 高さ116.27mの超高層オフィスビル「(仮称)新MID大阪京橋ビル」が建設されます。地震対策として「免震構造」を採用します。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2015/04/24)
 『(仮称)新MID大阪京橋ビル』新築工事着工について 

 「(仮称)新MID大阪京橋ビル」は、一部「鉄骨造(S造)」ですが、超高層オフィスビルとしては珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造となります。

 新ビルには、関西電力系の「ケイ・オプティコム」が入居し、大阪・西天満など7ヶ所に分散している顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図ります。

(仮称)新MID大阪京橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目1番1外3筆(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「京橋」駅徒歩7分、京阪本線「京橋」駅徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩1分
◆ 階数-地上22階、塔屋2階
◆ 高さ-116.27m
◆ 敷地面積-31,869.70㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,536.38㎡
◆ 延床面積-49,662.14㎡(容積対象面積44,344.85㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-関電不動産開発(旧 MID都市開発)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月30日予定
◆ 竣工-2017年度上期予定(2017年09月末)


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ここから見る「大阪ビジネスパーク(OBP)」はいつ見ても美しいですね。「大阪城ホール」で行われた「E-girls(イー・ガールズ)」のライブの前に撮影しました。


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西側から見た様子です。


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アップです。外側に鉄骨が見えるのでパッと見は「鉄骨造」に見えますが、「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造となっています。


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少し角度を変えた様子です。


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北側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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西端の柱は、オーバーハング状に外側に広がっています。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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西端の柱は、オーバーハング状に外側に広がっています。


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1階の巨大な「CFT柱」を見ると西端の柱がオーバーハング状に外側に広がっている様子がよく分かります。


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南東側から見た様子です。


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この部分は「梁」が完全に「鉄骨造」になっています。床には「デッキプレート」が敷かれています。

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大阪城ホール E-girls(イー・ガールズ)の全国アリーナツアー「E-girls LIVE TOUR 2016 ~E.G. SMILE~」に行ってきました!

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-E-girls(イー・ガールズ)-
 
「E-girls(イー・ガールズ)」は、全国アリーナツアー「E-girls LIVE TOUR 2016 ~E.G. SMILE~」を行っています。人気に火がついている状態なので、追加公演、再追加公演が行われる事になり、全国11都市、21公演となりました。

 昨日(5月18日)、「大阪城ホール」で行われた「E-girls LIVE TOUR 2016 ~E.G. SMILE~」に行ってきました。
 E-girlsのライブは、昨年の3月以来の2度目だったのですが、ファン層は10代を中心に20代前半までがほとんどでした。E-girlsのTシャツは当たり前で、フェイスペイントも普通で、テンションの高さに圧倒されました。

 私くらいの年齢のオッサンはほぼ皆無で、アウェー感ありまくりでした。他のアーティストのライブは、アウェー感ありまくりでもその環境に慣れましたが、E-girlsのライブは、未だに一人で行く勇気はありません。それくらい私にとって敷居が高いです・・・


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「E-girls(イー・ガールズ)」は、「LDH」に所属しています。「Dream、Happiness、Flower」を中心に総勢20人で構成されています。20人中8人がなんと大阪府出身です。ダンスは非常にハイレベルで、歌唱力もかなり高いです。更にメンバー全員がスタイル抜群です。

 去年は、メンバーの名前と顔がほとんど一致しませんでしたが、何度もブルーレイを見ているうちに、やっと20人の顔と名前が一致するようになりました。


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グッズ売り場です。


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グッズの「マフラータオル(税込2,100円)」と「フラッグ(税込500円)」です。応援スタイルは「EXILE」や「三代目 J Soul Brothers」と同じように曲に合わせてフラッグを振ります。タオル回しは1曲だけです。


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今回は電子チケットで入りました。ステージは、メンバーが総勢20人と多いので、センターステージをアリーナの中央に組んでいます。花道を含めるとステージが非常に長いので、見る範囲が広くて視線の移動に疲れます。

 アリーナ12列目と結構いい席でした。メンバーの顔もかなりはっきり見えました。テープもたくさん降ってきました。

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2016年5月18日 (水)

京都・烏丸御池の複合商業施設「新風館」が閉館 新たに客室数約190室のホテル「(仮称)新風館再開発計画」を建設 外資系高級ホテル進出のウワサも?

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-新風館-

 京都市登録有形文化財第1号に登録されている。烏丸御池の複合商業施設「新風館」は、2016年3月27日をもって閉館しました。

 「新風館」は、1926年に竣工し、1931年に増築された「京都中央電話局」が原形です。2001年1月26日に商業施設として開業しました。

● (仮称)新風館再開発計画
 
「NTT都市開発」は、京都市登録有形文化財に登録されている旧京都中央電話局の洋館を残しながら、新たに約190室のホテルを開発します。真偽の程は不明ですが、外資系高級ホテルが進出するウワサも聞きます。

 計画名は「(仮称)新風館再開発計画」で、洋館の東側に地上7階、塔屋1階、地下2階の建物を新設します。増築部だけでなく、洋館の下も地下2階に変更します。地下部と地上1階に店舗や駐車場を集約し、2階より上はホテル機能として使用します。

 延床面積は約30,200㎡(増築部分27,900㎡+既存部が約2,3000㎡)で、ホテルが約22,800㎡、飲食店・物品販売業の店舗が約4,200㎡、駐車場が約3,200㎡を予定しています。

(仮称)新風館再開発計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
◆ 交通-京都市営地下鉄烏丸線・東西線「烏丸御池」駅徒歩1分
◆ 階数-地上7階、塔屋1階、地下2階
◆ 敷地面積-6,385.41㎡
◆ 延床面積-約30,200㎡(増築部分27,900㎡+既存部約2,3000㎡)
◆ 用途-ホテル(2階より上、客室は4階より上、フロントは1階)、商業施設(1階、地下1階)、駐車場(地下2階)
◆ 建築主-NTT都市開発
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-未定
◆ 解体工事-2016年03月28日~2016年06月30日予定
◆ 竣工-2019年中予定


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東側の建物が解体されています。


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新風館解体撤去工事

 現在は、「新風館解体撤去工事」が「清水建設」により行われています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2016年3月28日~2016年6月30日(予定)となっています。解体工事の完了後に新築工事に着手して、2019年中の完成を目指しています。


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京都市登録有形文化財に登録されている「旧京都中央電話局」の洋館は残されます。


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南西側から全景です。


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(営業中だった頃の新風館)北西側から見た様子です。


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(営業中だった頃の新風館)北側の入口です。


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(営業中だった頃の新風館)現在は中庭を囲む建物の解体を行っています。


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(営業中だった頃の新風館)ステージです。


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(営業中だった頃の新風館)別方向を見た様子です。


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(営業中だった頃の新風館)南西側の入口です。


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(営業中だった頃の新風館)南西側から見た様子です。

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2016年5月17日 (火)

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 祝!下り線が高架に移行 Part2・下りホームが高架に移行した「高石駅」の改札外・改札内コンコース編

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-南海本線・高石駅(たかいしえき)-
 
「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」は、南海本線の羽衣駅から高石駅までの約3.1kmと高師浜線の約1.0kmにおいて鉄道を高架化することにより13ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る事業です。

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 延長-4.1km(南海本線3.1km、高師浜線1.0km)
◆ 踏切除却数-13ヶ所
◆ 対象駅-高石駅、羽衣駅
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1997年度~2019年度(予定)
◆ 総事業費-約550億円

● 下り線が2016年5月14日(土)に高架移行!
 工事の進展に伴い、南海本線の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)が、2016年5月14日(土)の始発列車から高架運行に切り替わりました。

 南海電気鉄道(PDF:2016/03/29)
 南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)を高架に切り替えます。 
  
高石駅の施工手順
① 高石駅西側の用地を買収
② 上り仮線切替(買収した部分に上り線を仮移設)
③ 下り仮線切替(上り線を撤去して、下り線を仮移設)
④ 下り線を撤去して、下り線の高架建設
⑤ 下り線を高架に移設 ←(現在はここ)
⑥ 仮設の下り線を撤去して、上り線の高架建設
⑦ 上り線を高架に移設
⑧ 仮設の上り線を撤去して、側道を建設
 

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「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業概要図」です。
 
 
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「高石駅」は、地上の島式2面4線から高架の島式2面4線に生まれ変わります。


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1階の改札外コンコースです。非常にコンパクトな造りになっています。


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「きっぷうりば」です。券売機が1台しかありません。故障した時はどうするのでしょうか? 下り線だけの暫定と言ってもやはり2台は必要です。

 ICカードが主流になった現在でも、まだまだ切符を買う人はたくさんいます。前の人が切符購入に戸惑って、イライラしながら後ろで待っている光景を何度か見かけました。


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改札外コンコースの反対側に上りホームへの階段があります。現在は改札内で「下りホーム」と「上りホーム」の行き来が出来ません。


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改札外コンコースから見た「改札口」です。下り腺の改札口はこの1ヶ所のみです。


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改札内コンコースから見た「改札口」です。


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改札口から見た改札内コンコースです。島式ホームの下にあるため改札内コンコースは結構広いです。


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一番手前(なんば方面)に上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


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エスカレーターの前から見た改札内コンコースです。


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中央に「階段」があります。


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角度を変えて見た様子です。


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改札内コンコースの一番奥(和歌山市方面、関西空港方面)に「エレベーター」と「トイレ」があります。


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「エレベーター」です。


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トイレの前から見た改札内コンコースの全景です。


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2016年5月14日(土)の始発列車から高架に移行した「高石駅」の下りホームです。


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2016年5月13日(金)の終電で役目を終えて閉鎖された「高石駅」の仮設の下りホームです。仮設の下りホームは解体されて、本設の高架の上りホームが建設されます。


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現在の「高石駅」の仮設の上りホームです。写真右側は閉鎖された仮設の下りホームです。

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南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2016年5月15日の建設状況

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-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル

 南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
 新南海会館ビル(仮称)の着工について

南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円


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「御堂筋のランドマークとなる新南海会館ビル(仮称)完成イメージ」です。


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「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。

 7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。


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「概要図」です。場所的には離れていますが、地上7階、地下1階の「なんばCITY東ビル」跡地には、地上4階、地下1階、建築面積185.26㎡、延床面積663.73㎡の建物が建設されます。

 引用資料 国土交通省(2015/10/02)
 都市再生特別措置法に基づく民間都市再生事業計画の認定について((仮称)新南海会館ビル建設工事)


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「周辺状況」です。今回のプロジェクトの範囲です。「なんばCITY東ビル」跡地も含まれています。


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「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。


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アップです。


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現在は1階床の構築が行われています。この現場は「逆打ち工法」を採用しているので最初に1階床を構築します。そのため地上部分の鉄骨建方が始まるのはもう少し先になります。

 1階床が完成すると、1階床を作業床として重機等が乗入れます。それから地上部分は上に向かって、地下部分は下に向かって構築します。


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南側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。

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2016年5月16日 (月)

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業 祝!下り線が高架に移行 Part1・下りホームが高架に移行した「高石駅」のホーム編

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-南海本線・高石駅(たかいしえき)-
 
「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業」は、南海本線の羽衣駅から高石駅までの約3.1kmと高師浜線の約1.0kmにおいて鉄道を高架化することにより13ヶ所の踏切を除却し、都市内交通の円滑化を図るとともに、分断された市街地の一体化により都市の活性化を図る事業です。

南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 事業名称-南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業
◆ 延長-4.1km(南海本線3.1km、高師浜線1.0km)
◆ 踏切除却数-13ヶ所
◆ 対象駅-高石駅、羽衣駅
◆ 事業主体-大阪府
◆ 事業期間-1997年度~2019年度(予定)
◆ 総事業費-約550億円

● 下り線が2016年5月14日(土)に高架移行!
 工事の進展に伴い、南海本線の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)が、2016年5月14日(土)の始発列車から高架運行に切り替わりました。

 南海電気鉄道(PDF:2016/03/29)
 南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業の下り線(関西空港・和歌山市方面行き)を高架に切り替えます。 
  
高石駅の施工手順
① 高石駅西側の用地を買収
② 上り仮線切替(買収した部分に上り線を仮移設)
③ 下り仮線切替(上り線を撤去して、下り線を仮移設)
④ 下り線を撤去して、下り線の高架建設
⑤ 下り線を高架に移設 ←(現在はここ)
⑥ 仮設の下り線を撤去して、上り線の高架建設
⑦ 上り線を高架に移設
⑧ 仮設の上り線を撤去して、側道を建設
 

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「南海本線・高師浜線(高石市)連続立体交差事業概要図」です。
 
 
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「高石駅」は、地上の島式2面4線から高架の島式2面4線に生まれ変わります。


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高架に移行した「高石駅」の下りホーム北東端から北東側( なんば方面)を見た様子です。「高石駅」の取材は2年ぶりでした。

 前回の取材は2014年5月9日でした。”機動戦士ガンダムUC×特急ラピート「赤い彗星の再来 特急ラピート ネオ・ジオンバージョン」”が話題になっていた頃でした。


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アップです。「分岐器」が見えます。


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ホーム北東端です( なんば方面)。


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高架に移行した「高石駅」の下りホーム北東端から南西側を見た様子です。


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外側の1番ホームが「本線下り、待避腺」、内側の2番ホームが「本線下り、通過線」となります。


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「1番線」外側の外壁です。


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1番線は、「バラスト軌道」が採用されています。


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2番線は、「L形台座式フローティング・ラダー軌道」が採用されています。


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L形台座式フローティング・ラダー軌道

 「L形台座式フローティング・ラダー軌道」は、「ラダーマクラキ」を「L形コンクリート台座」で包み込むよう設置しています。

 「ラダーマクラキ」と「L形コンクリート台座」の間には、「ラダーマクラキ」の下に「防振材」、横に「緩衝材」を取り付けています。


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一番北側に上り・下り×各1基の「エスカレーター」があります。


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次に「待合室」があります。


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「待合室」の内部です。


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次に「階段」があります。


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ホーム幅が一番広い部分です。ホーム屋根はごく普通の屋根です。高石駅には「発車標」がありません。「普通」しか停車しないので必要性が高くないのでしょうね。


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一番南側に「エレベーター」があります。


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「ベンチ」は、座った人の向きが線路と平行になるように配置されています。


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ホーム床はこんな感じです。


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高架に移行した「高石駅」の下りホーム南西端から北東側を見た様子です。


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ホーム南西端です(和歌山市方面、関西空港方面)。


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高架に移行した「高石駅」の下りホーム南西端から南西側(和歌山市方面、関西空港方面)を見た様子です。


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アップです。「分岐器」が見えます。次の駅は「北助松駅」ですが、手前で1度地上に下り、高架が途切れます。

 「北助松駅」の北側には「泉北北有料道路」の高架、南側には「大阪府道38号富田林泉大津線」のオーバーパスがあるので、この間の高架工事はほぼ不可能です。

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「新ダイビル」の北東側 新たなホテルの建設計画「(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事」

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-(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事-

 「新ダイビル」の北東側に新たなホテル「(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事」が建設されます。現在は既存建物の解体工事が行われています。

 大阪市内は、規模は大きくありませんがホテルの建設ラッシュとなっています。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増による建設ラッシュです。

 ある有名な経済誌に、ここ最近の円高でホテルの建設ラッシュに警鐘をする記事が載っていました。要約すると円高で、「インバウンド(訪日外国人旅行)」が減ると過剰投資のツケが回ってるという内容でした。

 同じ経済誌ですが、「インバウンド(訪日外国人旅行)」が急増している時は、ホテル不足が最大のネックであると正反対の記事を書いていました。とっちやねん? そりゃ両論書いたらどちらか当たりますよね・・・(笑)

(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区堂島一丁目5-9、5-11(地名地番)
◆ 階数-地上15階、地下2階
◆ 高さ-43.58m
◆ 敷地面積-1,000.47㎡
◆ 建築面積-429.62㎡
◆ 延床面積-5,455.06㎡(容積対象床面積4,350.97㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-信和不動産
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 施工者-信和建設
◆ 着工-2016年07月中旬予定
◆ 竣工-2018年04月末日予定


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「(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事」の予定地を南西側から見た様子です。「新ダイビル」の北東側の区画に建設予定です。現在は既存建物の解体工事が行われています。


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北西側から見た様子です。


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「(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「西立面図」です。


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「配置図」です。

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2016年5月15日 (日)

梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2014/05/11 

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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梅田3丁目計画(仮称)の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成

● 工程を変更
 当初は、現在の「仮設郵便局(プレハブ)」を移転建設する予定でしたが、「仮設郵便局(プレハブ)」の建設は行われません。

 「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」は、2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1 ビル」に移転します。「大阪中央郵便局」に併設している大阪北郵便局大阪駅前分室(ゆうゆう窓口)は廃止します。

 日本郵政グループ プレスリリース(2016/04/26)
 大阪中央郵便局・ゆうちょ銀行大阪支店の移転


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「梅田阪急ビル」の15階にあるスカイロビーから見た様子です。


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重機でバリバリ解体しています。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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「大阪駅前第3ビル」の南側 「ホテルモントレグラスミアハウス」跡地 ボーリング調査が始まる!

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-タイムズ曽根崎新地第2-

 「大阪駅前第3ビル」の道路を挟んだ南側の大阪市北区曽根崎新地1-12に駐車場「タイムズ曽根崎新地第2」があります。

 この場所にはかつて「ホテルモントレグラスミアハウス」がありましたが、解体されて更地になっています。敷地の一部でボーリング調査が行われています。更地になって5年以上経ちましたが、何かが建設されるのでしょうか?


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北東側から見た様子です。


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敷地の北東側でボーリング調査が行われています。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。

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2016年5月14日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/05/11

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年5月11日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年5月11日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年5月11日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年5月11日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年5月11日 「オールケーシング掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年5月11日 「オールケーシング掘削機」の本体です。かなり汚れています。写真左上に「ハンマークラブ」が見えます。


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撮影日2016年5月11日 
 通常は、「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた地中障害物は、「ハンマークラブ」で撤去しますが、金属の杭など「ハンマークラブ」では撤去出来ない地中障害物があります。

 そのような時に、この「カニばさみ」のようなマシンが活躍します。「カニばさみ」で地中障害物を挟んで、強引に引き抜きます。


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撮影日2016年5月11日 「オールケーシング掘削機」の「ケーシングチューブ」です。


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撮影日2016年5月11日 「安定液」を循環させる「スラッシュタンク」です。


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撮影日2016年5月11日 「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築しています。


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撮影日2016年5月11日 建込まれた「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」の頭部分が見えます。


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撮影日2016年5月11日 「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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撮影日2016年5月11日 「クラムシェル」です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/05/11

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年5月11日 
 Ⅰ期部分は、「新阪急ビル」と「大阪神ビルディング東側部分」ですが、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手したのは「新阪急ビル」の部分です。


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撮影日2016年5月11日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年5月11日 全景です。


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撮影日2016年5月11日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年5月11日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年5月11日 全景です。


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撮影日2016年5月11日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年5月11日
 「三点式パイルドライバ」で地中障害物の撤去を行っています。地上部分の鉄骨建方が行われているこの段階で地中障害物の撤去を行うのは不思議な感じがします。

 この現場は、最初に1階床を構築して、地上部分は上に向かって、地下部分は、既存建物の地下躯体を解体しながら、地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築していきます。

 地下に「油圧ショベル」等の重機を入れて解体を行っていますが、それらでは撤去出来ない「地中障害物」が残っているのかも知れません。


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撮影日2016年5月11日
 「セメントミルクプラント」が見えます。地中障害物の撤去に関連するプラントだと思われます。

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2016年5月13日 (金)

御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2016/05/11 「構真柱(こうしんちゅう)」の組立て!

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。

● 本館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,771.88㎡(容積対象面積42,695.45㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「本館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。「TRD工法機」による「山留め壁」を構築が終わり、次の工程に移行しています。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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「本館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を北東側から見た様子です。


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北東側にある「安定液タンク」です。


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鉄骨が4本見えます。パッと見は地上部分の鉄骨建方が始まったように見えますが、地上部分の鉄骨建方ではありません。


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構真柱(こうしんちゅう)の組立て

 「構真柱(こうしんちゅう)」の組立てを行っています。道路上は長い鉄骨は運べないので、「構真柱」は現地で所定の長さに延長(溶接)します。

 敷地に余裕がある場合は、「構真柱」を寝かして組みますが、敷地に余裕が無い場合は、このように「掘削孔」に立てて組みます。


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「構真柱」の頭部分です。組んでいる最中に倒れないようワイヤーロープで支えています。


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「オールケーシング掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っています。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016/05/11 「構真柱(こうしんちゅう)」の建込み!

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

別館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,382.58㎡(容積対象面積24,971.33㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「別館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「逆打ち工法」のメインイベントである「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行っています。


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「構真柱」です。地下3階分に相当する長さがあるのでかなり長いです。これを地下に建込みます。


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「構真柱」の頭部分です。


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「別館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「別館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北西側にある「安定液タンク」です。

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2016年5月12日 (木)

JR西日本 「東淀川駅」を橋上駅舎化 東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止へ!

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-東淀川駅を橋上駅舎化-

 「JR西日本」は5月11日、東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止し、同時に「東淀川駅」を橋上駅舎化する事を発表しました。駅の東西を結ぶ自由通路も整備します。

 引用資料 JR西日本(2016/05/11)
 JR京都線(東海道線) 東淀川駅付近の「開かずの踏切」を廃止し、橋上化します 

 「東淀川駅」付近は、旅客列車用の線路が上下計4線、貨物列車用の線路が上下計4線敷かれています。このため東淀川駅を通る列車が多く、「東淀川駅」の京都方に設けられている「北宮原第1踏切・北宮原第2踏切」と大阪方にある「南宮原踏切」は、遮断時間が非常にに長い「開かずの踏切」と化しています。この状況は「おおさか東線」が開業すると更に悪化します。

 「東淀川駅」は、経年75年のため老朽化、通路幅員が狭く、バリアフリーに対応していません。こうしたことからJR西日本は、大阪市と共同で自由通路の整備や橋上駅舎化などを行うことにしました。2018年末ごろの踏切廃止、施設の使用開始をめざします。

踏切廃止、自由通路新設(大阪市とJR西日本の共同事業)
 踏切の代替となる自由通路(階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーター)を整備、自由通路の使用開始に合わせて踏切、駅構内地下通路の廃止

駅橋上化(JR西日本の事業)
 既存の駅構内こ線橋を活用し、自由通路に接続する橋上駅舎を整備


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東淀川駅
 「東淀川駅」は、島式2面4線の地上駅です。橋上駅舎化の正式発表に備えて事前に撮影しておきました。


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「東淀川駅」付近は、旅客列車用の線路が上下計4線、貨物列車用の線路が上下計4線敷かれています。


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跨線橋
 「跨線橋」です。「東淀川駅」は、全くバリアフリー化されていない訳ではありません。「跨線橋」にはエレベーターが設置され、東口とつながっています。


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「跨線橋」の通路です。移動手段はエレベーターのみで、エスカレーターや階段が設置されていないため、非常に使いにくくほとんど利用されていません。

 「跨線橋」は、橋上駅舎化を見越して先に建設したのだと思われます。橋上駅舎化されるとエスカレーターや階段が設置されるので、一気に使いやすくなります。


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現在の移動手段は、「エレベーター」のみです。


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ホーム上の「エレベーター」です。


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「跨線橋」は、現在は東口としかつながっていません。


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ほとんどの乗降客は、京都方の階段を使用します。


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地下通路(改札内・改札外)
 階段を降りると「地下通路」があります。地下通路で「東口駅舎、西口駅舎」と結ばれています。フェンスにより、改札内と改札外に分けられています。地下通路は橋上駅舎化されると閉鎖されます。


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東口駅舎
 「東口駅舎」です。橋上駅舎化されると撤去されます。


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自由通路の東口側に「階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーター」等を設置する用地です。


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西口駅舎
 「西口駅舎」です。橋上駅舎化されると撤去されます。


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自由通路の西口側に「階段、スロープ、エレベーター、上りエスカレーター」等を設置する用地です。


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北宮原第1踏切・北宮原第2踏切
 京都方に設けられている手前の「北宮原第2踏切」、奥の「北宮原第1踏切」です。1つの踏切ですが、幅が広いので2つに分けられています。橋上駅舎化されると廃止されます。



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南宮原踏切
 大阪方にある「南宮原踏切」です。橋上駅舎化されると廃止されます。


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「南宮原踏切」の大阪方には「歩道橋」が設けられていますが、かなりの遠回りになるので利用者は少ないです。

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京都大学のiPS細胞研究拠点 第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」 2016年5月8日の建設状況

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京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

京都大学(南部)医薬系総合研究棟
 「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積11,888.10㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

京都大学(南部)医薬総合研究棟施設整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区吉田下阿達町46番地の29
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 建物高さ-19.95m
◆ 敷地面積-19,339.17㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,897.81㎡
◆ 延床面積-11,888.10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者-国立大学法人京都大学
◆ 監理者-梓設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 入札金額-61億9081万6636円(税抜き金額)


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京都大学のキャンパスマップです。「④」が、「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設されている場所です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「仮囲い」の東側が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。撮影日はゴールデンウィークだったため工事は休みでした。


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北側寄りです。作業工程では、地下躯体に「コンクリート打設」となっていました。


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南側寄りです。

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2016年5月11日 (水)

JR奈良線の高速化・複線化の第二期事業 京都駅奈良線ホーム改良工事 2016年5月8日の建設状況

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-JR西日本の奈良線の複線化事業-

 JR西日本の奈良線は、第1期高速化・複線化事業として、「京都駅~JR藤森駅」間および「宇治駅~新田駅」間の複線化が2001年3月に完成しました。

 続く第2期事業として、「JR藤森駅~宇治駅」間の約9.9km、「新田駅~城陽駅」間の約2.1km、「山城多賀駅~玉水駅」間の約2.0kmの合計3ヶ所(約14.0km)が複線化される予定です。全体事業費369億円(予定)です。

 これにより、奈良線全線34.7kmは、64%にあたる計22.2kmが複線化され、「京都駅~城陽駅」間はすべて複線となります。
 大和路線(関西本線)の「奈良駅~木津駅」間は複線化されているので、第2期事業が完成すると京都駅~奈良駅間で、複線化されていないのは、残り12.5kmだけとなります。
 
◆ 京都駅奈良線ホーム改良工事
 関連工事として京都駅では、奈良線のホームから橋上駅舎へ直線的に移動できるよう、橋上駅舎につながるエスカレーターと階段を新たに設けます。エレベーターの新設も予定しています。また8番腺・9番線ホームの幅を拡幅します。


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「JR奈良線の高速化・複線化 第二期事業」の概要です。

 引用資料 宇治市・公式ホームページ
 JR奈良線の高速化・複線化 第二期事業の概要


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8番腺ホームを北側に拡幅して、8番腺・9番線ホームは、ホーム幅が5.5mから9.4mに拡幅されました。2015年12月21日から8番腺ホームが広くなりました。


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8番腺ホームの北端です。撮影場所の橋上駅舎へダイレクトに移動できるようエスカレーターと階段を新たに設けます。


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現地に掲示されている新しい「京都駅奈良線ホーム改良工事のご案内」です。工期は2015年11月25日~2017年3月末(予定)となっています。


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現場に掲示されていた新しい「完成イメージ」です。他のホームと同じように奈良線のホームから橋上駅舎へダイレクトに移動できるようエスカレーターと階段を新たに設けます。

 現在は、8番腺・9番腺ホームから橋上駅舎には、階段とエスカレーターを経由する必要があり、他のホームと比べて不便です。


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こちらも現場に掲示されていた新しい「完成イメージ」です。北側に上下のエスカレーター南側に階段を設置するようです。


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8番腺ホームの北端です。


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橋上駅舎へダイレクトに移動できるようエスカレーターと階段を新たに設けます。


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隣りのホームと同じようになります。


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8番腺ホームを北側に拡幅して、8番腺・9番線ホームは、ホーム幅が5.5mから9.4mに拡幅されました。2015年12月21日から8番腺ホームが広くなりました。

 ホーム西側の拡幅されたホーム床はまだ仮設です。徐々に本設に造り替えて行きます。ホーム屋根はすでに本設に造り替えられています。


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ホーム東側に行くとホーム床も本設に造り替えられています。


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ホーム床の仮設と本設の境目です。


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ホーム東側は、ホーム床が本設に造り替えられています。ホーム東側は拡幅部分にホーム屋根がありませんでしたが、本設の屋根が設置されています。


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本設のホーム床はアスファルトとなっています。このような工事は終電から始発の間に行われますが、気が付かない間に少しずつ変わるので、いつも感心してしまいます。


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京都駅の奈良線ホームは、8番腺~10番腺まであります。9番腺・10番腺は頭端式ホームとなっています。

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2016年5月10日 (火)

1200年にわたって四季を重ねてきたこの古き都「京都」 2016年秋に「フォーシーズンズホテル京都」が誕生! 2016年5月8日の建設状況

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-フォーシーズンズホテル京都-
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」は、カナダに本拠を置く高級ホテルチェーンです。日本国内には現在、「フォーシーズンズ・ホテル丸の内 東京」の1ヶ所のみです。

 「フォーシーズンズホテル京都」は、武田病院グループが運営していた「東山武田病院」の跡地に建設されています。
 祇園、清水寺、京都国立博物館、三十三間堂などの観光名所にも近接した大変利便性の高い場所です。

 客室数は全124室、プールが併設されたスパ&フィットネス施設、趣きの異なる4つの飲食施設、57室の「フォーシーズンズ プライベートレジデンス」を予定しています。オープンは2016年秋の予定で、公式ホームページもオープンしています。

 公式HP → フォーシーズンズホテル京都

フォーシーズンズホテル京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都東山ホテル開発計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区馬町通妙法院北門前妙法院前側町447-1
◆ 階数-地上4階、地下3階
◆ 高さ-塔屋等の高さ14,80m
◆ 敷地面積-20,478.06㎡
◆ 建築面積-8,093.47㎡
◆ 延床面積-34,725.42㎡(容積対象外面積2,644.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全124室(他にプライベート・レジデンス57室)
◆ 建築主-京都東山ホスピタリティアセット特定目的会社
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月17日(開発行為の許可標識より)
◆ 開業-2016年秋予定


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西側の通り「東大路通」沿いの北西側から見たイメージ図だと思われます。


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南側の通称「女坂」から見たイメージ図だと思われます。


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敷地は「L字型」の20,478.06㎡です。敷地の形状に合わせて7棟の低層の建物を配置します。敷地内には800年の歴史を持つといわれる「積翠園(しゃくすいえん)」がありますが、ホテルの庭園として保存します。


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西側の「東大路通」沿いの北側のゲート側から見た様子です。


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「東大路通」の北側の出入口となる部分です。


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建物の外観は完成しています。


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改修工事が終わった既存の「築地塀(ついじべい)」です。


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西側の「東大路通」沿いの南側のゲート側から見た様子です。

● 電線類地中化は行われなかった・・・
 「フォーシーズンズホテル京都」の開業に合わせて、このあたりの「東大路通」の「電線類地中化」が行われるのかな? と微かな期待をしていたのですが、行われませんでした。超高級ホテルの部屋の窓から、これらの電柱と電線が見えるのは残念でたまりません。

 京都市は「電線類地中化」が物凄く遅れており、人気の観光地でも空が電線で蜘蛛の巣のようになっている場所を沢山見かけます。

 「京都市」は、「東大路通」で検討してきた歩道拡幅を見送ることにしました。誰が見ても「東大路通」の歩道拡幅に伴う車線減少は無謀でした。
 「東大路通」の歩道拡幅時に「電線類地中化」を行う計画だったのかも知れませんが、「電線類地中化」だけでも先に行って欲しいです。


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「築地塀(ついじべい)」との間に建物が建てられています。


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「東大路通」の南側の出入口となる部分です。


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建物の外観は完成しています。


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「ザ・リッツ・カールトン京都」と同じような大きなガラス窓です。


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「妙法院」との境目です。


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敷地が「L字型」のため南側は「妙法院」と「智積院」の間の坂道に接しています。この急な坂道は近くに「京都女子大学」および系列の学校があるので通称「女坂」と呼ばれています。


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「女坂」の南側の出入口となる部分です。


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「女坂通りにおける土塀改修の工事」が行われています。

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京都大学のiPS細胞研究拠点「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」 2016年5月8日の建設状況

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-京都大学・iPS細胞研究所-

 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから5年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所も、現在では300人を優に超える大所帯となっています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

第3研究棟
 「第3研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積7,673.15㎡です。「第1研究棟」の東側で、病院地区給水センターが位置していた場所に建設されています。

 「第3研究棟」は、再生医療用のiPS細胞を作製し備蓄する「iPS細胞ストック」事業の拠点施設となる見通しです。

京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟の概要 
◆ 計画名-京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-最高部22.11m、建築物19.81m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,219.61㎡
◆ 延床面積-7,673.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-学校
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-松村組
◆ 着工-2015年02月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年05月31日(労災保険関係成立票より)


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京都大学のキャンパスマップです。「③」が、「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」が建設されている場所です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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南西側から見た様子です。


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「労災保険関係成立票」の工期が2016年5月31日(予定)までと2ヶ月伸びましたが、5月末の竣工は不可能です。工程がかなり遅れているようです。


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南東側から見た様子です。

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2016年5月 9日 (月)

JR京都駅八条口側に「ワコール」の新拠点 美しい外観が姿を現した「(仮称)ワコール新京都ビル新築工事」 2016年5月8日の建設状況

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-(仮称)ワコール新京都ビル新築工事-

 大手下着・肌着メーカーの「ワコールホールディングス」は、京都市南区のJR京都駅南側の所有地にオフィスビルを建設しています。

 老朽化している関西の自社ビルや賃貸ビルに入居している事業所を集約し、経費削減を図ります。

 建設現場は、「PHP研究所」の隣の駐車場だった場所で、「イオンモールKYOTO」のすぐ北側です。
 京都駅から近く、敷地北側が「八条通」、西側が「堀川通」に面している好立地を生かし、一部で物産品の展示スペースなどを設けることも検討しています。

(仮称)ワコール新京都ビル新築工事の概要
◆ 所在地-京都府京都市南区西九条北ノ内町6
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 建物高さ-最高部34.95m、建築物30.95m
◆ 敷地面積-2,908.81㎡
◆ 建築面積-2,037.51㎡
◆ 延床面積-15,738.03㎡(容積対象外面積1,622.97㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、展示場
◆ 建築主-ワコールホールディングス
◆ 設計者・監理者-飛島建設
◆ 施工者-飛島建設
◆ 着工-2014年11月07日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年07月10日予定(労災保険関係成立票より)


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JR京都駅側の北面です。建物を覆っていた覆いが外されて外観が見えるようになっていました。完成予想図等を一切見た事が無かったので新鮮でした。「ワコール」らしい美しい外観となっています。


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北面の「ワコール」のロゴです。乳がんの早期発見・早期診断・早期治療支援活動である「ピンクリボン活動」のロゴも取り付けられています。


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「油小路通」側の西面です。


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西面の「ワコール」のロゴです。


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南西側から見た様子です。北面・西面の人目に触れる部分は「アルミカーテンウォール」、南面・東面のあまり人目に触れない部分「PCカーテンウォール」となっています。


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「アルミカーテンウォール」は、枠の張り出し部分を波状にしてあります。「ワコール」らしい細かいこだわりですね。

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京都・木屋町通 プレミアムタイプの宿泊主体型ホテル「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」 2016年5月8日の建設状況

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-(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画-

 「西日本鉄道」は、福岡市に本社を置く、鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄です。

 「西日本鉄道」は、2016年夏に京都市中京区の木屋町御池南東角にプレミアムタイプの宿泊主体型ホテルを開業する予定です。
 京都への出店は初めてで、国際観光都市・京都への進出でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにします。

 引用資料 西日本鉄道・ニュースリリース(PDF:2014/08/01)
 京都にプレミアムタイプのホテルを出店します

 進出予定地は、市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩1分で、鴨川に面した好立地で、四条河原町にも近く、五山の送り火や東山などの眺望も楽しめます。

 地上5階、地下1階、ツインを中心に200室を設けます。外観や内装は和の風情を取り入れ、投資額は約100億円を予定しています。

 関西では、「ソラリア」の名称を聞くことはほとんどありませんが、「西日本鉄道」の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である福岡市の天神地区には、「ソラリア」の名称が付く施設が集積しています。 

● 開業は2017年春
 当初計画では、2016年夏の開業を予定していましたが、「ソラリア西鉄ホテル」の公式ホームページでは、2017年春オープン予定となっています。

(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番2他
◆ 交通-地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-18.00m
◆ 敷地面積-2,171.76㎡
◆ 建築面積-1,988.96㎡
◆ 延床面積-9,421.82㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-200室(ツインルームがメイン)
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年10月31日(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2017年春予定
◆ 総投資額-約100億円


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「位置図」です。京都最大の繁華街である「四条河原町」に近接した三条エリアで、京都を代表する景勝地である「鴨川」に面し、東山への眺望も望める絶好のロケーションです。

 地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分と、抜群の交通アクセスです。


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東側から見た様子です。


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アップです。


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「御池
大橋」から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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鴨川納涼床

 鴨川の右岸の二条大橋から五条大橋までの区間において、毎年5月1日~9月30日まで、「鴨川納涼床」が行われています。


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「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」も範囲に入っているので、「鴨川納涼床」をやったら楽しいかも? と思いましたが、間に歩道があるので無理っぽいですね。

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2016年5月 8日 (日)

旧ホテルプラザ跡地 竹中工務店により「地下解体・敷地整備工事」が始まる!

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-旧ホテルプラザ跡地-

 営業を終了した「ホテルプラザ」は、「旧ホテルプラザ解体工事」という工事名で、「竹中工務店」により地上躯体の解体工事が行われて更地になっています。
 
 跡地は「大淀南二丁目地区」として、ホロニクスグループの医療法人「医誠会」により560病床の急性期高度医療病院が建設される予定でした。 
 地上28階+搭屋、高さ125.5mの「事業棟」と地上14階+搭屋、高さ74.3mの「医療棟」で構成される大規模なプロジェクトでした。しかし、「大淀南二丁目地区」は着工される事はありませんでした。

● 地下解体・敷地整備工事
 永らく動きの無かった現場ですが、竹中工務店により「地下解体・敷地整備工事」が始まりました。急性期高度医療病院の計画がまだ水面下で継続しているのか? それとも計画がとん挫して、全く別の計画が動き出そうとしているのか? 現時点では分かりません。


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竹中工務店により「地下解体・敷地整備工事」が始まりました。


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敷地南側の「仮囲い」です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。敷地北側の駐車場が閉鎖されました。


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2016年1月22日時点では、敷地北側は駐車場でした。


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新たに設置された敷地北側の「仮囲い」です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/05/04 「オールケーシング掘削機」が復活!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年5月4日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年5月4日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年5月4日
 この現場は「オールケーシング掘削機」が早々に撤退しましが、また復活していました。工程を予想するのは楽しいですが、またまた私の予想が外れました・・・

 前回 ”ゴールデンウィーク明けから、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と「逆打ち工法」のメインイベントである「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが始まると思われます。” と書きましたが、大間違いだったようです。

 これから「オールケーシング掘削機」で、「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を本格的に行うようです。


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撮影日2016年5月4日 「オールケーシング掘削機」の本体と「ハンマークラブ」です。


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撮影日2016年5月4日 「オールケーシング掘削機」の「ケーシングチューブ」です。


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撮影日2016年5月4日 新たに「安定液」を循環させる「スラッシュタンク」が登場していました。


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撮影日2016年5月4日 残り1台となった「三点式パイルドライバ」です。「山留め壁」を構築しています。


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撮影日2016年5月4日 「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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撮影日2016年5月4日 新たに「クラムシェル」が登場していました。

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2016年5月 7日 (土)

大阪府庁舎本館南側 大阪府立成人病センター整備事業 2016年5月2日の建設状況

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-大阪府立成人病センター整備事業-

 大阪市東成区中道一丁目にある病棟数500床の「大阪府立成人病センター」は、非常に高度な病院で、「特定機能病院」に位置づけられています。

 「特定機能病院」はほとんどが大学付属病院です。大学付属病院以外で「特定機能病院」に指定されているのは「国立循環器病研究センター病院」や「国立がん研究センター中央病院」など数えるくらいしかありません。

 しかし、「大阪府立成人病センター」は、施設の老朽化、狭隘化が著しく、安全かつ高度ながん医療の展開、先進的医療の専門化、情報化への対応、患者ニーズの多様化に応えることが困難な状況となっています。

 そこで建替えが検討されました。現地建替え案と大手前移転案の2案が検討されましたが、大手前移転案に決定しています。

 「竹中工務店グループ」の案が採用されました。整備事業費(入札価格)は、25,842,720千円(施設整備業務20,242,720千円+15年間の維持管理業務600,000千円)となっています。

 引用資料 大阪府
 大阪府立成人病センター整備事業 

大阪府立成人病センター整備事業の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大手前三丁目3番5(地番)
◆ 階数-地上13階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-最高部62.630m
◆ 敷地面積-12,833.42㎡
◆ 建築面積-6,897.19㎡
◆ 延床面積-68,344.01㎡(容積対象面積66,310.68㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院(病床数500床)
◆ 建築主-大阪メディカルサポートPFI
◆ 設計者-大阪府立成人病センター整備事業設計業務 日本設計・竹中工務店 共同企業体
◆ 監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月10日
◆ 竣工-2016年11月30日予定
◆ 開院-2017年03月上旬予定


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「大阪府立成人病センター整備事業」の断面図です。地上13階、塔屋1階、地下2階となっています。地震対策として基礎と地下2階の間に「免震装置」を設置する「免震構造」を採用します。


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「大阪府立成人病センター整備事業」の建設現場をを東側(大阪城側)から見た様子です。


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南東側から見た様子です。手前側では「(仮称)大阪重粒子線がん治療施設新築工事」が行われています。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。

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大阪府庁舎本館南側 (仮称)大阪重粒子線がん治療施設新築工事 2016年5月2日の建設状況

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-(仮称)大阪重粒子線がん治療施設新築工事-

 「重粒子線がん治療」は、放射線の一種である「重粒子線」で、がんの病巣をピンポイントで狙い撃ちする治療です。
 
 「重粒子線」は、エックス線よりも質量が重く、破壊力の強い「重粒子線(炭素イオンなど)」を光速の7割にまで加速させ、体の表面から照射し、体内のがん細胞を死滅させます。
 切除手術を必要としないため患者への負担が少なく、高齢者や長期休職が難しい人も通院治療が受けられます。

 「地方独立行政法人大阪府立病院機構」が整備する「重粒子線がん治療施設整備運営事業」は、公募型プロポーザルで「医療法人協和会」が代表事業者を務めるグループが事業者に選ばれています。

 構成事業者は「グリーンホスピタルサプライ」、協力事業者は「日建設計、鹿島建設、日立製作所(東芝から変更)」となっています。

 引用資料 地方独立行政法人大阪府立病院機構
 重粒子線がん治療施設整備運営事業
 
(仮称)大阪重粒子線がん治療施設の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大手前三丁目3番8(地名地番)
◆ 階数-地上3階、地下0階
◆ 高さ-21.6m
◆ 敷地面積-5,397.82㎡
◆ 建築面積-3,430.44㎡
◆ 延床面積-8,848.55㎡(容積対象面積8,786.31㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造 、一部鉄骨造 
◆ 用途-診療所
◆ 治療室-3室(水平1室、水平/垂直1室、水平/ 45°1室)
◆ ポート数-5ポート 
◆ 建築主-大阪重粒子線施設管理(株) 
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年08月07日
◆ 竣工-2017年08月11日予定


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「(仮称)大阪重粒子線がん治療施設新築工事」の建設現場を南東側から見た様子です。隣接地(写真奥)に移転してくる「大阪府立成人病センター整備事業」と連携したプロジェクトです。


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アップです。


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東側から見た様子です。地上3階の建物ですが、タワークレーンが建っています。


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アップです。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)大阪重粒子線がん治療施設」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。


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「配置図」です。

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2016年5月 6日 (金)

地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2016年5月2日の建設状況

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-ザ・パークハウス 中之島タワー-

 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」を建設中です。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸です。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」となっています。

 引用資料 三菱地所・ニュースリリース(PDF:2015/02/24)
 免震構造マンションとして日本最高階数55階建のタワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」始動~官民一体で開発が進む大阪中之島エリアの「プレミアムライフゾーン」に誕生~

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他2筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部192.930m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)、6,397.83㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-3,576.76㎡
◆ 延床面積-99,957.38㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー」を設置)
基礎免震構造)
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定、2018年03月上旬予定 (2016年02月以降の契約分)


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北側から見た様子です。


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アップです。タワークレーン3基で建設しています。


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最高部です。現場に掲示してある週間の作業工程によると「26階躯体工事」となっていました。


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北西側から見た様子です。


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アップです。


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西側から見た様子です。


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アップです。このマンションは、火災時に一定の条件を満たす場合に限り、エレベーターによる垂直避難が認められています。

 これまでは火災時に非常用エレベーターを利用することは出来ませんでした。「ザ・パークハウス 中之島タワー」が分譲マンションとして日本初の導入となります。


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下層階の様子です。


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「堂島大橋」から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。基礎は、杭頭部を鋼管巻きにした「場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)」となっています。地震対策として、建物の基礎部に「免震装置(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を設置しています。


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この季節になると「竹中工務店」のタワークレーンには、「こいのぼり」を飾るのが風物詩となっています。


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南東側から見た様子です。

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大阪工業大学 梅田キャンパス OIT梅田タワー 2016年5月4日の建設状況

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OIT梅田タワー
 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,329.89㎡となっています。
 正式名称は「OIT梅田タワー」に決定しています。「OIT」とは「Osaka Institute of Technology」の略称です。

 大阪工業大学 公式ホームページ
 梅田キャンパス OIT梅田タワー

OIT梅田タワーの概要
◆ 計画名-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 交通-JR「大阪」駅から徒歩5分、阪急「梅田」駅から徒歩3分、阪神「梅田」駅から徒歩7分
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積-33,329.89㎡(容積率対象面積約30,172.47㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年10月予定
◆ 開校-2017年04月予定


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北西側から見た高層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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6階は、緑のライブラリーエリアとなります。デジタル化を推し進めた「図書館」を備え、緑豊かな野外テラスから梅田の街を望むことができます。


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北側から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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最高部を南西側から見た様子です。21階には展望レストランなどが入ります。

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2016年5月 5日 (木)

梅田3丁目計画(仮称) 工程を変更 「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」を2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1ビル」に移転!

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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梅田3丁目計画(仮称)の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

(済) 大阪中央郵便局解体撤去、仮設郵便局(プレハブ)建設
(現) 3年間の暫定的活用(仮設郵便局仮設営業、イベント広場)
(1) 本格開発着手(大弘ビル解体、大阪ステーションシティ西梅田駐車場解体、仮設郵便局(プレハブ)移転建設)
(2) 新築工事(保存部分を北側に移設、仮設郵便局(プレハブ)仮設営業)
(3) 仕上工事・外構工事(北東側で仮使用部分の郵便局仮設営業)
(4) 全体完成

● 工程を変更
 当初は、現在の「仮設郵便局(プレハブ)」を移転建設する予定でしたが、「仮設郵便局(プレハブ)」の建設は行われません。

 「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」は、2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1 ビル」に移転します。「大阪中央郵便局」に併設している大阪北郵便局大阪駅前分室(ゆうゆう窓口)は廃止します。

 日本郵政グループ プレスリリース(2016/04/26)
 大阪中央郵便局・ゆうちょ銀行大阪支店の移転


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「梅田阪急ビル」の15階にあるスカイロビーから見た「大弘ビル」の解体工事の様子です。


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「梅田3丁目計画(仮称)」の予定地です。


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現在の仮設の「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」です。2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1ビル」に移転します。その後は解体されて更地化されると思われます。

 当初は、現在の「仮設郵便局(プレハブ)」を移転建設する予定でしたが、「大阪駅前第1 ビル」に移転した方が効率的と判断したのだと思われます。


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「大阪駅前第1 ビル」の東側の地下1階に移転します。「大阪中央郵便局」の解体撤去時には、「大阪駅前第1 ビル」の東側の1階に移転していたので2度目となります。


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「大阪駅前第1 ビル」の東側の地下1階です。移転予定地は「仮囲い」で囲まれて工事が行われています。


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北側の「大阪駅前第2ビル連絡通路」沿いです。

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大阪ビジネスパーク(OBP) (仮称)新MID大阪京橋ビル 2016/05/02 「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」のハイブリッド構造!

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-(仮称)新MID大阪京橋ビル-
 「大阪ビジネスパーク(OBP)」の「パナソニック大阪京橋ビル」は、地上8階、地下1階、敷地面積約3,698㎡、延床面積約17,143㎡で、1974年8月に竣工しました。

 「パナソニック大阪京橋ビル」は、建て替えのため解体されました。ビルを保有していたのは「MID都市開発」です。
 「MID都市開発」は、「松下興産」を前身とする不動産会社で、「関西電力」の連結子会社となっていました。

● 関電不動産開発が発足
 「関電不動産」と「MID都市開発」は、2016年4月1日に合併し、「関電不動産開発」として新たに発足しました。「(仮称)新MID大阪京橋ビル」の名称は、まだ変更になっていませんでした。

● 鉄筋コンクリート造主体の超高層オフィスビル
 「パナソニック大阪京橋ビル」の跡地には、地上22階、塔屋2階、 高さ116.27mの超高層オフィスビル「(仮称)新MID大阪京橋ビル」が建設されます。地震対策として「免震構造」を採用します。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2015/04/24)
 『(仮称)新MID大阪京橋ビル』新築工事着工について 

 「(仮称)新MID大阪京橋ビル」は、一部「鉄骨造(S造)」ですが、超高層オフィスビルとしては珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造となります。

 新ビルには、関西電力系の「ケイ・オプティコム」が入居し、大阪・西天満など7ヶ所に分散している顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図ります。

(仮称)新MID大阪京橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目1番1外3筆(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「京橋」駅徒歩7分、京阪本線「京橋」駅徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩1分
◆ 階数-地上22階、塔屋2階
◆ 高さ-116.27m
◆ 敷地面積-31,869.70㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,536.38㎡
◆ 延床面積-49,662.14㎡(容積対象面積44,344.85㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-関電不動産開発(旧 MID都市開発)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月30日予定
◆ 竣工-2017年度上期予定(2017年09月末)


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北側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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高層オフィスビルとしては珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造となっています。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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ゲートが開きました。


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西端の柱は、オーバーハング状に外側に広がっています。


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このビルの構造は、「鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造」ですが、私が予想していたよりも多くの鉄骨が使用されていました。


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「梁」も「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」の部分があり、「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」のハイブリッド構造となっています。

 以前何かの本で読んだ事がありますが、「鉄筋コンクリート造」と「鉄骨造」のハイブリッド構造にする事によって、「鉄骨造」主体のビルに比べて10%~20%のコストダウンが図れるそうです。


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巨大な「CFT柱」が運ばれてきました。「CFT柱」にはコンクリートを充填するため、「ダイアフラム」に円形の開口部が開けられています。


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南東側から見た様子です。


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この部分は「梁」が完全に「鉄骨造」になっています。床には「デッキプレート」が敷かれています。

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2016年5月 4日 (水)

中之島フェスティバルタワー・ウエスト 2016/05/02 タワークレーンが4基から2基に、落下防護柵も撤去!

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト-

 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

● コンラッド大阪
 米ホテルチェーン大手の「ヒルトン・ワールドワイド」は、「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に、最高級ブランドのホテル「コンラッド大阪」を開くと発表しています。

 「コンラッド大阪」は、高層部の33階~40階に入ります。延床面積約23,000㎡で、33階~37階、39階に計164の客室を設け、全室50㎡以上と国内最大級となります。開業は2017年夏の予定です。

 「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は、13あるヒルトンブランドの中で「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」と並ぶ最高級ブランドに位置づけられ、日本国内では、東京汐留ビルディングに「コンラッド東京」として初進出しています。

中之島フェスティバルタワー・ウエストの概要
◆ 計画名-中之島フェスティバルタワー・ウエスト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.84㎡
◆ 延床面積-150,987.71㎡(容積率対象面積133,570.38㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定
◆ オープン-2017年夏予定(コンラッド大阪)


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撮影日2016年5月2日 土佐堀川の「越中橋(歩行者専用橋)」から見た様子です。


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撮影日2016年5月2日 「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」のアップです。


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撮影日2016年5月2日 最高部です。4基あったタワークレーンが2基になりました。足場を兼ねる落下防護柵も撤去されています。


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撮影日2016年5月2日 土佐堀川の「常安橋」から見た様子です。


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撮影日2016年5月2日 ツインタワーのアップです。ツインタワーはカッコイイですね!


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撮影日2016年5月2日 「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」のアップです。


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撮影日2016年5月2日
 「コンラッド大阪」は、高層部の33階~40階に入ります。延床面積約23,000㎡で、33階~37階、39階に計164の客室を設け、全室50㎡以上と国内最大級となります。


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コンラッド東京

 「コンラッド東京」です。汐留シオサイトの「東京汐留ビルディング」に2005年7月1日に開業しました。客室数は290室です。「コンラッド」としては日本初進出です。


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撮影日2016年5月2日 土佐堀川の「筑前橋」から見た様子です。


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撮影日2016年5月2日 ツインタワーのアップです。


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撮影日2016年5月2日 南東側の「錦橋(歩行者専用橋)」から見た様子です。


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撮影日2016年5月2日 南東側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年5月2日
 先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」と同じく、下層階はレンガの外壁が採用されています。「中之島フェスティバルタワー」と同じく、職人さんがレンガを1つの1つ手積みしています。

 コンクリートの壁面から少し離して積み上げる「レンガ中空積み工法」を採用しています。「レンガ中空積み工法」では、コンクリートの壁面とレンガ壁の間に隙間(空気層)を設けています。


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撮影日2016年5月2日 北東側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年5月2日 阪神高速道路の高架下部分です。


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撮影日2016年5月2日
 阪神高速道路の高架下の壁面も職人さんがレンガを1つの1つ手積みしています。あまり目立たない場所ですが、細かい所まで手を抜いていないのでちょっと感動しました。

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2016年5月 3日 (火)

大阪ビジネスパーク(OBP) 読売テレビの新社屋 準備工事「竹中工務店OBP-T2土地整備工事」が始まる & 「シアターBRAVA(ブラバ)!」は2016年5月31日で閉館 

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-読売テレビの新社屋-

 「読売テレビ」は2014年8月28日に、大阪市中央区の「大阪ビジネスパーク(OBP)」の中に新しい社屋を建て、2019年8月に移転すると発表しています。

 新しい社屋は、現在の社屋から南へ400m離れた同じ「大阪ビジネスパーク(OBP)」内に建設され、現在の社屋から移転します。

 建物高さは約80m、延床面積は最大で45,000㎡を想定しています。2016年秋に着工し、2019年8月28日の開局記念日に放送を始める予定です。

● 準備工事が始まる!
 「読売テレビ」の移転予定地は、「シアターBRAVA(ブラバ)!」の建つ敷地+西側の駐車場=12,487.43㎡です。両方の敷地を「竹中工務店」が所有しています。

 西側の駐車場は閉鎖されて「仮囲い」で囲まれ、「竹中工務店」により準備工事「竹中工務店OBP-T2土地整備工事」が行われています。「シアターBRAVA(ブラバ)!」も2016年5月31日で閉館します。


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駐車場が閉鎖されて「仮囲い」で囲まれています。


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工事名は「竹中工務店OBP-T2土地整備工事」となっています。工期は「労災保険関係成立票」によると、2016年3月7日~2016年11月30日(予定)となっていました。


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地下鉄「大阪ビジネスパーク駅」の入口です。


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南西側から見た様子です。


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「毎日放送(MBS)」が運営する劇場「シアターBRAVA(ブラバ)!」は、2016年5月31日に閉館します。


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(おまけ)
 「大阪城ホール」の前を歩いていると面白い光景に遭遇しました。ライブの機材搬入です。「大阪城ホール」のイベントスケジュールを見ると、「5月3日(火)、5月4日(水)、5月5日(木)」は、ジャニーズ事務所のアイドルグループ「Sexy Zone」のライブとなっていました。

 「Sexy Zone」は、全国アリーナツアー「Welcome to Sexy Zone」を行っており、「大阪城ホール」がファイナルのようです。5月4日(水)と5月5日(木)は、1日に2回もライブするみたいです。なんという体力!

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「ザ・シンフォニーホール」の東側 地上39階、高さ約133mの「(仮称)大淀南2丁目計画」 2016年5月2日の状況

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-(仮称)大淀南2丁目計画-

 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区に、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)(仮称)大淀南2丁目計画」が計画されています。

 「積水ハウス」が敷地内の複数の建物を集約化して、「グランドメゾン」シリーズの超高層マンションを建設するようです。

(仮称)大淀南2丁目計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 階数-地上39階、塔屋2階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-約2,700㎡
◆ 建築面積-約1,524㎡
◆ 延床面積-約36,295㎡(容積率対象面積25,547㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-不明
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日予定
◆ 竣工-2019年06月31日予定


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重機で解体しています。


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南西側から見た様子です。


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敷地南側に新築された「店舗棟」です。敷地内にあった既存店舗が移転します。各店舗の告知を見ると5月から順次オープンするようです。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。既存建物の解体が行われています。


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「(仮称)大淀南2丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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「南側立面図」です。高さ約133mは建物高さです。「南側立面図」を拡大して測ると、最高部は約138mです。


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「配置図」です。

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2016年5月 2日 (月)

ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 (仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト 2016年4月27日の建設状況


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-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にありました。

 「新梅田ビルディング」は解体工事が行われました。跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設されます。

(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日
◆ 着工-2016年02月15日予定(当初計画)
◆ 竣工-2016年10月31日予定


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建設現場です。


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本格的に工事が始まっています。


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手前に「SC杭」、奥に「節付PHC杭」が見えます。基礎工法は「既成コンクリート杭」である事が分かります。


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。軒高が30.800mです。

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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年4月27日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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東端部分も「メトロデッキ(覆工板)」が敷かれました。


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これは何の作業をしてるのでしょうか?


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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埋め戻しています。


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「コンクリートポンプ車」で、コンクリートを打設しています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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「油圧ショベル」で掘削しています。

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2016年5月 1日 (日)

ささしまライブ24地区 「ささしまライブ駅-グローバルゲート-愛知大学名古屋キャンパス」が歩行者デッキで直結!

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-ささしまライブ24地区-
 「ささしまライブ24地区」では、地区の内外を結ぶ幹線道路を整備し、快適で利便性の高い移動を実現するとともに、景観面や安全面に配慮した道路空間づくりを進めています。

 鉄道を高架で横断するオーバーパスする歩行者道(開通済)や鉄道を地下で横断するアンダーパス(自動車道)を整備ししています。

 名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の「ささしまライブ駅」から、建設中の「グローバルゲート」を経由して、「愛知大学名古屋キャンパス」を結ぶ歩行者デッキの建設も行われています。

 引用資料 名古屋市・公式HP(最終更新日:2016/04/12)
 ささしまライブ24地区の公共空間の整備イメージ


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「歩行者デッキ(東西デッキ)の完成予想パース」です。


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「歩行者デッキ(南北デッキ)の完成予想パース」です。


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「歩行者デッキ」は、2017年3月15日に完成予定です。施工は、新幹線「N700A」などの鉄道車両や「三点式パイルドライバ」などの杭打機を製造する「日本車輌製造」が自ら行っています。


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名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の「ささしまライブ駅」です。


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ここから「歩行者デッキ(東西デッキ)」が伸びます。


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工事はすでに始まっています。


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「三点式パイルドライバ」です。


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建設中の「グローバルゲート」の「ウエストタワー」と「低層棟」の南側を経由します。


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90度曲がって、建設中の幅員40mの「笹島腺」をオーバーパスします。


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「愛知大学名古屋キャンパス」や整備予定の「1号公園」と接続します。


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「愛知大学名古屋キャンパス」の接続部分です。


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「愛知大学名古屋キャンパス」の建設時に整備は終わっています。


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ここから「歩行者デッキ(南北デッキ)」が伸びます。


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「愛知大学名古屋キャンパス」と「ささしまライブ駅」が、歩行者デッキで直結します。


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鉄道を地下で横断する「アンダーパス(自動車道)」の建設工事が本格的に行われています。

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ささしまライブ24地区 愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事 2016年4月10日の建設状況

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-愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事-
 「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の起工式が2014年12月13日(土)に行われました。本格的な工事は、2015年2月頃から始まっています。

愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番6他
◆階数-地上20階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-93.80m
◆ 敷地面積-4,957.00㎡
◆ 建築面積-2,299.70㎡
◆ 延床面積-15,152.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(座屈拘束ブレース、耐震間柱、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-大学
◆ 建築主-学校法人 愛知大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2014年12月13日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月31日予定
◆ 開校-2017年04月予定


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完成予想図です。

 引用資料 愛知大学・公式HP
 愛知大学 名古屋キャンパス 


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「敷地配置図」です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た建設現場です。タワークレーン2基で建設しています。


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最高部です。3層ずつ鉄骨建方が行われています。


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「本館(研究棟)」を北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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地震対策として、地震エネルギーを吸収する「座屈拘束ブレース」や「耐震間柱」、さらに「粘弾性ダンパー」を採用し地震の後揺れ対策を施しています。屋上にはホバーリングスペースを設置します。


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最高部です。


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南側には「グローバルコンベンションホール」が建設されています。


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「グローバルコンベンションホール」を北西側から見た様子です。


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「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事(B-1敷地増築工事)」の建築計画の概要です。地上2階、延床面積107.98㎡の小規模な施設ですが、どの部分に建設するのでしょうか?


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建設場所として考えられるのは、キャンパスを貫く「キャンパスモール」の西端です。

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