« 御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016/06/15 掘削工事が始まる! | トップページ | 関西大学・梅田の新拠点 関西大学梅田キャンパス 2016年6月20日の建設状況 »

2016年6月20日 (月)

御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2016/06/15 ゲートが開いて内部がよく見えました!

Osakaufj14101
-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。

● 本館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,771.88㎡(容積対象面積42,695.45㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


Osakaufj160621
「本館」の建設現場を北西側から見た様子です。


Osakaufj160622
「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。


Osakaufj160623
南西側のゲートが開きました。ゲートはすぐに閉じられます。短時間ですが、シャッターチャンスがあります。


Osakaufj160624_2
1台目の「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


Osakaufj160625
構真柱(こうしんちゅう)の組立て
 「構真柱(こうしんちゅう)」の組立てを行っています。道路上は長い鉄骨は運べないので、「構真柱」は現地で所定の長さに延長(溶接)します。

 敷地に余裕がある場合は、「構真柱」を寝かして組みますが、敷地に余裕が無い場合は、このように「掘削孔」に立てて組みます。


Osakaufj160626
「安定液タンク」です。


Osakaufj160627
「本館」の建設現場を南東側から見た様子です。


Osakaufj160628
南東側のゲートが開きました。正面に1台目の「アースドリル掘削機」が見えます。


Osakaufj160629
アースドリル掘削機に装着する「ドリリングバケット」と「拡底バケット」です。「ドリリングバケット」で通常の円筒状の「掘削孔」を構築し、「拡底バケット」で三角フラスコのような拡底の「掘削孔」を構築します。


Osakaufj160630
「本館」の建設現場を北東側から見た様子です。


Osakaufj160631
2台目の「アースドリル掘削機」です。


Osakaufj160632
「構真柱(こうしんちゅう)」の組立てを行っています。

|

« 御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016/06/15 掘削工事が始まる! | トップページ | 関西大学・梅田の新拠点 関西大学梅田キャンパス 2016年6月20日の建設状況 »

32 大阪市・中部②」カテゴリの記事