東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画 Part1:新設された1番のりば専用の新西口改札「きた西口」
-東海道本線(JR京都線)高槻駅改良計画-
JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を行いました。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に「新快速電車」が停車するプラットホームを整備しました。
「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。
また、既存の駅舎とは「乗換通路」で接続して、昇降設備としてエレベーター・エスカレーター・階段が設置されました。概算事業費は約48億円で、2016年3月26(土)にダイヤ改正に合わせて供用開始されました。
新西口改札
ホームの新設に合わせて、大阪方の端に「きた西口」と「みなみ西口」が新設されました。既存の「地下西口(西口から改称)」との連絡は無く、3つの改札口は別々になっています。
きた西口
新設された「きた西口」です。2016年3月26(土)のダイヤ改正から供用開始されました。「1番のりば」専用で、京都・草津方面の主に「新快速、特急はるか」となっています。
改札外に設置されている「発車標」等の案内です。
正式名称は「きた西口」です。券売機は1台しかありませんが、バックアップ(他の改札口)もあり利生者数を考えると1台で充分です。
改札口です。無人改札で、非常に簡易な改札口です。
今は「青春18きっぷ」等でも、画像の伝送と音声により遠隔操作で改札機が開けられるので無人でも問題はありません。JR西日本はこの機械を大量に導入して改札口の省力化を進めています。
改札口を入ると階段とスロープに分かれます。
スロープです。
振り返った様子です。
1番のりば
「1番のりば」です。京都・草津方面の主に「新快速、特急はるか」のホームです。2016年3月26(土)のダイヤ改正に合わせて供用開始されました。「昇降式ホーム柵」が設置されています。
「きた西口」を2番のりばから見た様子です。
角度を変えて見た様子です。
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