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2016年7月 5日 (火)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/07/04 次の工程に移行、「構真柱」の建込みが始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年7月4日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年7月4日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年7月4日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年7月4日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年7月4日 
 次の工程に移行しました。 遂に「逆打ち工法」の最初のメインイベントである「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが始まりました。私はビルの建設でこの工程が一番好きです。

 写真は、すでに「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが終わっている段階で、見えている鉄骨は、「構真柱」そのものではなく、「構真柱の上部に連結されている「ヤットコ」です。「ヤットコ」は、コンクリートが固まると撤去され、何度も再利用されます。


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撮影日2016年7月4日 「ヤットコ」です。「構真柱」の建込み時に、「構真柱の上部に連結されます。


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撮影日2016年7月4日
 「構真柱」の組立てを行っています。道路上は長い鉄骨は運べないので、「構真柱」は現地で所定の長さに延長(溶接)します。

 この現場のように敷地に余裕がある場合は、「構真柱」を寝かして組みますが、敷地に余裕が無い場合は、「掘削孔」に立てて組みます。


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撮影日2016年7月4日
 「構真柱」は、片方にイガイガの突起があるので他の鉄骨と見分けがつきます。上の「構真柱」も反対側にイガイガの突起があります。


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撮影日2016年7月4日 南側でも「構真柱」の組立てを行っています。


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撮影日2016年7月4日
 「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た「構真柱」の組立ての様子です。屋根がある部分で、「構真柱」の溶接を行っています。作業員の方と比べると「構真柱」の太さが分かります。


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撮影日2016年7月4日 「構真柱」の建込み時に使用する「建込み架台」です。


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撮影日2016年7月4日 「構真柱」の建込み時に使用する「ガイド管」です。


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撮影日2016年7月4日 スライム処理を行う「スライムクリーナー」です。


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撮影日2016年7月4日
 「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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撮影日2016年7月4日
 「拡底バケット」です。杭の底で開いて三角フラスコのような拡底の「掘削孔」を構築します。作業員の方と比べると「拡底バケット」の大きさ分かります。


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撮影日2016年7月4日 「安定液タンク」です。


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撮影日2016年7月4日 「オールケーシング掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っています。


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撮影日2016年7月4日 
 「オールケーシング掘削機」の本体です。大口径の「ケーシングチューブ」を「オールケーシング掘削機」により回転圧入し、障害部外周を掘削・破砕します。


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撮影日2016年7月4日 円筒形に打ち抜かれた地中障害物です。

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