南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2016年7月16日の建設状況
-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル-
南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。
引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
新南海会館ビル(仮称)の着工について
南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円
「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。
7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。
タワークレーン2基で建設しています。
タワークレーンのニックネームは、大林組側が「サザン」、竹中工務店側が「ラピート」となっています。
地上部分の鉄骨建方が行われています。
制振装置の「ブレース」と「オイルダンパー」が見えます。
南側から見た様子です。
少し角度を変えた様子です。
アップです。
北西側から見た様子です。
今回のプロジェクトは「なんばCITY東ビル」跡地も含まれていますが、建物が完成していました。1階が店舗と「なんばCITY」への出入口、2階より上が「駐輪場」となっています。
1階の「なんばCITY」への階段とエスカレーターです。
1階の駐輪場のスロープです。
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