「大阪駅前第3ビル」の南側 (仮称)ホテルモントレ梅田新築工事 2016年7月11日の建設状況
-(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事-
「大阪駅前第3ビル」の道路を挟んだ南側の大阪市北区曽根崎新地1-12に駐車場「タイムズ曽根崎新地第2」がありました。
この場所にはかつて「ホテルモントレグラスミアハウス」がありましたが、解体されました。前回見た時は、ボーリング調査が行われていましたが、いきなり本格的な工事が始まっていたので驚きました。
計画名は「(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事」です。「ホテルモントレグラスミアハウス」跡地に「ホテルモントレ」が戻って来ます。
● 大阪・京都でホテル建設ラッシュ
「インバウンド(訪日外国人客)」の増加により、大阪と京都ではホテルの建設ラッシュになっています。そのことは街を歩いていても実感しますが、「建設ニュース」の記事を見て驚きました。ここまで凄まじいとは・・・
建設ニュース(2016/07/11)
ホテル建設ラッシュのゆくえ(1)「ターニングポイントは15年度、大阪市は前年度の6倍に急増
大阪市は、着工前の届出件数が、2012年度が12件、2013年度が17件、2014年度が25件、2015年度が141件、2016年度は2015年度を上回るペースで増えているそうです。
京都市は、2013年度が23件、2014年度が30件、2015年度が134件だそうです。これに対して、神戸市はずっと10件以下で横ばいのようです。
ここ最近の円高や熊本地震により、「インバウンド(訪日外国人旅行)」の前年対比の伸びは急速に鈍っています。中国人による高級品の爆買いバブルもほぼ終了しました。
最近のホテル建設ラシュは明らかに異常ペースなので、立ち止まって考える時間が出来たと思います。何事も急ぎ過ぎるとロクな結果に結びつきません。
あの世界の「トヨタ」でさえ、2000年代に世界的規模で生産拡大を急ぎ過ぎたため、兵站(へいたん)が伸びきってしまい、2010年代に入って大量リコールという大逆風に襲われました。「トヨタ」を猛追した「フォルクスワーゲン」もご存知の通りです。
「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。いきなり本格的な工事が始まっていました。
計画名は「(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事」で、「鹿島建設」により行われています。「建築計画のお知らせ」が掲示されていなかったので概要は全く分かりません。
設計者・監理者も「鹿島建設」となっています。
「労災保険関係成立票」によると工期は、2016年6月1日~2018年8月31日(予定)となっています。
北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
南東側から見た様子です。
| 固定リンク
« 梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2014/07/11 | トップページ | 「新ダイビル」の北東側 ホテルの建設計画「(仮称)北区堂島一丁目計画 新築工事」 2016年7月11日の状況 »
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 「関西テレビ放送」と「サンケイビル」が東梅田エリアで都市型データセンターを開発 オプテージ曽根崎データセンター 2026年1月に運用開始予定!(2023.01.26)
- かつては「大阪の迎賓館」と呼ばれた「リーガーロイヤルホテル(大阪)」 土地と建物を「ベントール・グリーンオーク・グループ」に売却!(2023.01.21)
- 施行地区面積約7.7haの「中之島五丁目地区土地区画整理事業」 関電不動産が中之島五丁目の敷地面積約7,000㎡を再開発!(2023.01.19)
- 阪神電気鉄道 大阪梅田駅改良工事 「旧1番線」を閉鎖して「新2番線」を整備中 2023年1月28日(土)始発から供用開始!(2023.01.17)