御堂筋沿い新たな高さ100mを超える超高層ビルの可能性? 「大阪ガスビルディング」の南側の街区が閉鎖されて「仮囲い」で囲まれる!
-タイムズ御堂筋中央があった敷地-
大阪を代表するビジネス街「淀屋橋」のシンボルで、登録有形文化財にも指定された近代名建築である「大阪ガスビルディング」の道路を挟んだ南側に「日鐵御堂筋ビル」がありました。
「日鐵御堂筋ビル」は建て替えのために解体工事が行われていますが、「日鐵御堂筋ビル解体工事」の現場と「パソナグループビル」の間に、大阪のメインストリート御堂筋に面した駐車場「タイムズ御堂筋中央」がありました。
「タイムズ御堂筋中央」が閉鎖されて「仮囲い」で囲まれました。新築工事のための動きだと思われます。敷地面積が結構広いので期待大!です。
● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。
更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。
「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル」がその恩恵を受ける第一号となりましたが、「タイムズ御堂筋中央」がある敷地は、更に東西の奥行きが広いので、上層部の軒先後退幅が広く確保出来ます。そのためもっと高いビルが建設可能です。
私は、御堂筋の高層化には反対でしたが、すでに1棟建設中なので考えが変わりました。動き出した以上反対しても意味がありません。今は高層化すべきだと思っています。
「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。奥で「日鐵御堂筋ビル解体工事」が行われています。
敷地を南西側から見た様子です。
敷地を北西側から見た様子です。南側のビルは「パソナグループビル」です。
敷地を北東側から見た様子です。
敷地と「日鐵御堂筋ビル解体工事」の間には歩道があります。歩道を西側に抜けると「御霊神社」があります。
北側では、「日鐵御堂筋ビル解体工事」が行われています。かなり低くなりました。一体的に再開発して欲しいのですが、そうはならないようです・・・
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