USJ 任天堂の人気キャラクターを使用した新アトラクションは500億円超の投資規模! & 全米で「Pokemon GO(ポケモンGO)」が空前の大ヒット!
-ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)-
「産経新聞」が「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社が、任天堂との提携で事業展開を進める新アトラクションについて、500億円超の投資規模になると報道しました。
産経新聞(2016/07/12)
USJ「マリオ」はハリポタ超え!500億円超の投資規模に…東京五輪までのオープン目指す
「USJ」の投資戦略を担当する運営会社の執行役員が、産経新聞などの取材に対し明らかにしました。ハリー・ポッターのエリアは投資額が400億円規模、任天堂エリアについては「それ以上のものになる」と断言しそうです。
今年の3月初めに「産経新聞」が、 ”事業展開を進める新アトラクションについて、400億円規模を投資” と報道した時に、私は「いくらなんでも400億円規模は盛り過ぎやろう!」と内心思っていましたが、それ以上とはビックリ仰天です。
● 正面ゲートを入って左側すぐの場所に設置
正面ゲートを入って左側すぐの場所に設置する予定で、現在イベントスペースなどに使われているエリアを想定しています。
イベントスペースに隣接する事務所や従業員の控え室などに使用しているエリアの移転も検討することでスペースを確保します。
任天堂の人気キャラクターを使用した新アトラクションの予定地とされている部分を北側から見た様子です。この部分には関係者の出入口があります。
任天堂の人気キャラクターを使用した新アトラクションの予定地とされている部分を東側から見た様子です。
Pokemon GO(ポケモンGO)
アメリカで、「Pokemon GO(ポケモンGO)」が空前の大ヒットとなり大きなニュースとなっています。「Pokemon GO(ポケモンGO)」は、スマートフォンの位置情報を活用し、現実世界でポケモンを捕まえるなどして遊べるゲームです。
ちなみ開発は写真の「任天堂本社開発棟」ではありません。任天堂が32%の株式を保有する「株式会社ポケモン」とGoogleからスピンアウトした「Niantic(ナイアンティック)」が共同開発したゲームでです。
「任天堂」は本業のゲーム機への影響を考えて、今まではスマホ向けゲームを作ることに後ろ向きでしたが、大きく方向転換しました。
「Pokemon GO(ポケモンGO)」の滑り出しが好調なことで、「任天堂」がスマホゲームで躍進する可能性が出てきました。最後の最後に真打登場という感じでしょうか?
● 任天堂本社開発棟
「任天堂」の研究開発の総本山は、京都市南区にある「任天堂本社開発棟」です。地上7階、地下1階、延床面積約50,229㎡、総工費約190億円で、2014年6月18日から業務を開始しています。
「任天堂本社開発棟」は、「Pokemon GO(ポケモンGO)」の開発にはほとんど関与していないと思われますが、スマホゲームに本格進出した時には、研究開発の総本山になると思われます。
任天堂の本社
「任天堂の本社は、「任天堂本社開発棟」のすぐ南東側にあります。「任天堂」は、スマホの急速な普及により非常に苦しんでします。
2016年3月期の連結決算は、売上高5044億円、営業利益328億円となっています。2009年3月期に記録した、売上高1兆8386億円、営業利益5552億円と比べると売上高は3分の1以下と悲しいくらいの落ち込みです。
● 任天堂の株価急騰
「Pokemon GO(ポケモンGO)」のインパクトは非常に大きく、「任天堂」の株価は高騰しています。配信前の7月6日の終値14,380円から7月12日の終値22,840円と、6割近くも上昇しています。
7月12日の終値で時価総額は久しぶりに3兆円を超えて3,235,720百万円となりました。7月6日の終値から、時価総額が約1.2兆円も膨らみました。「Pokemon GO(ポケモンGO)」恐るべし!
過去には、ソニーの「プレイステーション2」に完膚なきまでに敗北して、その後、驚異の復活をして、2009年3月期には驚異的な決算を記録しました。
過去に何度も逆境を乗り越えてきた「任天堂」は、「Pokemon GO(ポケモンGO)」をきっかけとして復活すると私は信じています。
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