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2016年8月

2016年8月25日 (木)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト」が着工!

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-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画-

 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

● (仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト着工!
 「東急不動産、住友商事、住友不動産」は、超高層タワーマンション「(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト」を着工しました。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 

(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1他
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.70㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月中旬
◆ 竣工-2020年02月下旬予定


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。


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「DFS」は構造上どうしても正方形に近い形状が多いです。川崎市のトリプルタワーマンション「リヴァリエ」のような長方形もありますが、「(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト」は更に横長の長方形です。

 数ある「DFS」の中でも初の試みとなる、南面比率の高い日照重視型となっています。また、南面重視型の形状を生かし、初の試みとして中央の立体駐車場上部を屋内共用施設に利用し、北側眺望がダイナミックに開かれたパノラマビューを実現しています。


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南西側から見た様子です(撮影日2016年7月21日)。


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北東側から見た様子です(撮影日2016年7月21日)。


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内部の様子です(撮影日2016年7月21日)。


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「(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画」の建築計画のお知らせです。


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「南立面図」です。

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姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロック (仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路) 2016年8月24日の建設状況

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-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテルが「(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)」建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
 その後、2度の規模縮小により最終的には、地上14階、地下1階、高さ64.110m、延床面積32,182.07㎡となり、2016年8月16日に着工しました

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日(労災保険関係成立票より)


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「北立面図」です。

 引用資料 兵庫県庁(PDF)
 (仮称)マルイト姫路ビル 


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「西立面図」です。2階の南端を東西に「ペデストリアンデッキ」が貫通します。


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1台目の「三点式パイルドライバ」です。


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2台目の「三点式パイルドライバ」が登場しました。


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敷地北側部分です。


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敷地南側部分です。


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週間の「作業工程」です。

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2016年8月24日 (水)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/08/19

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年8月19日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年8月19日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年8月19日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年8月19日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年8月19日 
 1台目の「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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撮影日2016年8月19日 「ドリリングバケット」が上がってきました。


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撮影日2016年8月19日 底が開いて「掘削土」を排出しています。


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撮影日2016年8月19日 2台目の「アースドリル掘削機」です。


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撮影日2016年8月19日 
 2基の「TMB掘削バケット」が並べられています。「場所打ちコンクリート杭」の一部に「TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)」が採用されると思われます。片方は汚れていますが、もう片方はまだ未使用のようです。


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撮影日2016年8月19日 「掘削孔」です。「スライムクリーナー」がスタンバイしています。計測機器が見えるので、「掘削孔」の精度を計測しているようです。


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撮影日2016年8月19日 建込み前の「構真柱」です。


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撮影日2016年8月19日 「構真柱」の建込み時に使用する「ガイド管」がダンプトラックに載せられて敷地外に運び出されようとしていました。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/08/19

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年8月19日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2016年8月19日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年8月19日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月19日 5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年8月19日
 鉄骨が並べられています。この現場はほぼ敷地いっぱいで建設しているのでタワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」の確保が難しいです。そのため、5階床に鉄骨を1度揚重してから鉄骨建方を行っているようです。


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撮影日2016年8月19日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年8月19日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月19日 5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方の様子です。

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2016年8月23日 (火)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016/08/19 + 「大弘ビル」の跡地は暫定的に観光バスの駐車場

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。


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大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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梅田3丁目計画(仮称)

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

● 「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バス駐車場
 
「大弘ビル」の解体が終わると本格的な工事も近いかと思っていましたが、 「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バスの駐車場となるようです。ガッカリ・・・

 開設時期は2016年10月上旬ごろを予定し、駐車台数は約10台(敷地面積約2,180㎡)となります。「梅田3丁目計画(仮称)」はどうなるのでしょか?

 JR西日本 ニュースリリース(2016/08/19)
 
西梅田「大弘ビル」跡地に観光バス駐車場を暫定的に開設いたします 


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もう地上躯体はありません。

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京都大学のiPS細胞研究拠点 第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」 2016年8月19日の建設状況

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京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから6年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所ですが、どんどん規模が拡大しています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

京都大学(南部)医薬系総合研究棟
 「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積11,888.10㎡です。「総合研究棟」は、病院西構内、薬学部本館の南側に建設されます。主にiPS細胞に関する総合研究に利用されます。

京都大学(南部)医薬総合研究棟施設整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市左京区吉田下阿達町46番地の29
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 建物高さ-19.95m
◆ 敷地面積-19,339.17㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,897.81㎡
◆ 延床面積-11,888.10㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者-国立大学法人京都大学
◆ 監理者-梓設計
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年08月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 入札金額-61億9081万6636円(税抜き金額)


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京都大学のキャンパスマップです。「④」が、「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設されている場所です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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ゲートが開いていました。


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アップです。


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「京都大学(南部)医薬系総合研究棟」の建設現場を北東側から見た様子です。


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週間の「作業工程」です。

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2016年8月22日 (月)

フォーシーズンズホテル京都 2016年秋開業 宿泊は2016年10月15日から!

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-フォーシーズンズホテル京都-
 「フォーシーズンズ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」は、カナダに本拠を置く高級ホテルチェーンです。日本国内には現在、「フォーシーズンズ・ホテル丸の内 東京」の1ヶ所のみです。

 「フォーシーズンズホテル京都」は、武田病院グループが運営していた「東山武田病院」の跡地に建設されています。
 祇園、清水寺、京都国立博物館、三十三間堂などの観光名所にも近接した大変利便性の高い場所です。

 客室数は全123室、3つの料飲施設、スパ&フィットネス施設、宴会場・ウェディングチャペルのほか、57部屋のプライベートレジデンスを備えたホテルです。

 公式HP → フォーシーズンズホテル京都 

 「フォーシーズンズホテル京都」は、2016年秋に開業予定としか発表されていませんが、宿泊予約については、2016年10月15日の宿泊分から受け付けています。

フォーシーズンズホテル京都の概要
◆ 計画名-(仮称)京都東山ホテル開発計画
◆ 所在地-京都府京都市東山区馬町通妙法院北門前妙法院前側町447-1
◆ 交通-京都市バス「馬町」駅より徒歩1分、京阪「七条」駅より徒歩15分、JR「京都」駅よりタクシー10分
◆ 階数-地上4階、地下3階
◆ 高さ-塔屋等の高さ14,80m
◆ 敷地面積-20,478.06㎡
◆ 建築面積-8,093.47㎡
◆ 延床面積-34,725.42㎡(容積対象外面積2,644.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、木造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-全123室(他にプライベート・レジデンス57室)
◆ 建築主-京都東山ホスピタリティアセット特定目的会社
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2013年09月17日(開発行為の許可標識より)
◆ 開業-2016年秋予定(宿泊は2016年10月15日から)


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西側の「東大路通」沿いの北側の出入口から見た様子です。


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外から見た限りですが、外構工事も含め工事は完了しているようです。


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「東大路通」沿いの北側の出入口となる部分です。


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スロープです。


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「築地塀(ついじべい)」を上手く生かしています。


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「築地塀(ついじべい)」の「FOUR SEASONS」のロゴです。 高級感があってカッコイイ!です。


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西側の「東大路通」沿いの南側の出入口から見た様子です。


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「東大路通」沿いの南側の出入口となる部分です。「妙法院」との境目にあります。


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南西角です。


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少し角度を変えた様子です。


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「ザ・リッツ・カールトン京都」と同じような大きなガラス窓です。


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「築地塀(ついじべい)」の内側です。


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南側は「妙法院」です。


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敷地が「L字型」のため南側は「妙法院」と「智積院」の間の坂道に接しています。この急な坂道は近くに「京都女子大学」および系列の学校があるので通称「女坂」と呼ばれています。


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「女坂」沿いの南側の出入口となる部分です。


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「FOUR SEASONS」のロゴです。


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両側が京都らしく竹林になっています。


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「女坂」の歩道の整備が行われています。


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「女坂」の再舗装が行われて奇麗になりました。「フォーシーズンズホテル京都」を越えて更に上まで歩道の整備が行われています。

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京都大学のiPS細胞研究拠点「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」 2016年8月19日の建設状況

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-京都大学・iPS細胞研究所-

 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから6年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所ですが、どんどん規模が拡大しています。

 「① 京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「② 京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「③ 「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「④ 京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

第3研究棟
 「第3研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積7,673.15㎡です。「第1研究棟」の東側で、病院地区給水センターが位置していた場所に建設されています。

 「第3研究棟」は、再生医療用のiPS細胞を作製し備蓄する「iPS細胞ストック」事業の拠点施設となる見通しです。

京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟の概要 
◆ 計画名-京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-最高部22.11m、建築物19.81m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,219.61㎡
◆ 延床面積-7,673.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-学校
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-松村組
◆ 着工-2015年02月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月24日(労災保険関係成立票より)


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京都大学のキャンパスマップです。「③」が、「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」が建設されている場所です。

 引用資料 京都大学・キャンパスマップ(PDF)
 医学部・病院・薬学部構内


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タワークレーンで建設しています。「労災保険関係成立票」の工期が2016年5月31日(予定)までと2ヶ月伸びましたが、更に2017年3月24日(予定)まで伸びました。工程がかなり遅れているようです。


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南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。

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2016年8月21日 (日)

「室町の聖地」継ぐ 「京都産業会館」の建て替え 延床面積約29,200㎡の「京都経済センター(仮称)整備事業」 2016年8月19日の状況

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-京都経済センター(仮称)整備事業-

 京都・室町の繊維産業を50年にわたって支えてきた「京都産業会館」が建て替えられ、「京都経済センター」が機能を引き継ぎます。
 京都の主要経済団体が入る「京都経済センター(仮称)整備事業」に生まれ変わる「京都産業会館」は、解体工事のため2016年3月末に閉館しました。

 「京都産業会館」は、室町の繊維商社が資金を出し合い、京都市と協力して1965年11月に開設しました。「きらっ都プラザ」の愛称で多くの商社が着物などの繊維製品の展示会や商談会、就職セミナーなどの会場に使ってきました。正に「室町の聖地」と言える存在です。

 「京都経済センター(仮称)整備事業」は、「京都産業会館」跡地と南側に隣接する「京都市駐車場」敷地に建設します。
 地上7階、地下2階、延床面積約29,200㎡で、建設費は約100億円を予定しています。「大成建設」が施工し、2019年1月の完成予定です。

 完成予想図引用 京都新聞(2016/07/13)
 京都経済センター、9者が事業契約締結

 京都新聞の記事(2016/07/13)
 京都経済センター、9者が事業契約締結 

京都経済センター(仮称)整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 敷地面積-約4,410㎡(京都産業会館敷地+京都市駐車場敷地)
◆ 延床面積-約29,200㎡ .  
◆ 用途-オフィス、会議室、展示場、商業施設
◆ 土地-60年間定期借地(京都市所有)
◆ 建物-京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有
◆ 建築主-京都経済センター(仮称)整備共同企業体
◆ 設計者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年04月15日(解体工事含む/労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日(労災保険関係成立票より)


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当初計画の完成予想図です。京都に合わない派手な外観だったので落ち着いた外観に変更になって良かったです。

 引用資料 公式ホームページ(PDF)
 京都経済センター(仮称)整備計画 報告書(案) 


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計画名は「京都経済センター(仮称)整備事業」です。労災保険関係成立票によると工期は、解体工事を含め、2016年4月15日~2019年1月31日(予定)となっています。


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解体工事が行われている「京都産業会館」を北西側から見た様子です。「京都産業会館」は、地上9階、塔屋3階、地下2階、延床面積21,835.42㎡でした。

 
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解体工事が行われている「京都産業会館」を北東側から見た様子です。「京都産業会館」は、阪急電鉄京都本線「烏丸駅」と京都市営地下鉄烏丸線「四条駅」に地下道を経由して直結しています。


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解体工事が行われている「京都市駐車場」を南西側から見た様子です。「京都市駐車場」は、地上5階、塔屋2階、地下2階、延床面積約13,480㎡でした。


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解体工事が行われている「京都市駐車場」を南東側から見た様子です。

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名古屋市 新たなランドマークとなるオフィスビル「(仮称)錦二丁目計画」 2016年8月18日の建設状況 & 西野カナの「Just LOVE Tour」

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-(仮称)錦二丁目計画-

 この夏は名古屋市に8月8日と8月18日の2回に分けて行ってきました。2回目は「日本ガイシホール」で行われた西野カナの全国アリーナツアー2016「Just LOVE Tour」に合わせて行って来ました。

 本題に戻って、三菱地所などで構成する「名古屋デベロップメント特定目的会社」と「積水ハウス」は、名古屋市中区の旧大和生命ビル跡地に複合ビル「(仮称)錦二丁目計画」を建設しています。

 2016年3月1日に新棟の新築工事に着工しました。同一区画の西側にある1926年竣工の「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため、商業店舗として保存・活用します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/03/03)
 「(仮称)錦二丁目計画」着手 -新たなランドマークとなるオフィスビルの開発と歴史的建築物の保存・活用による、栄・伏見エリア活性化プロジェクト始動-

(仮称)錦二丁目計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目2011番他
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階(新棟)、地上6階、塔屋1階、地下1階(保存棟)
◆ 高さ-97.100m(新棟)、28.521m(保存棟)
◆ 敷地面積-4,581.79㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,373.80㎡(新棟)、989.99㎡(保存棟)
◆ 延床面積-45,410.13㎡(新棟)、4,956.82㎡(保存棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-名古屋デベロップメント特定目的会社、積水ハウス
◆ 設計者・監理者-(新棟)三菱地所設計、竹中工務店、(保存棟)三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2015年08月01日~2016年02月29日
◆ 着工-2016年03月01日(新棟)、2016年06月(保存棟改修工事)
◆ 竣工-2018年02月末予定


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「位置図」です。


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「(仮称)錦二丁目計画」を南東側から見た様子です。


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「(仮称)錦二丁目計画」を南側から見た様子です。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっているので覗いてみました。


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地下躯体を構築中です。工事は下から上に向かって行う「順打ち工法」を採用しています。


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「乗入れ構台」が見えます。


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お盆休みのため「クローラークレーン」のブームを寝かしています。8月18日(木)なのにまだお盆休みでした。


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「(仮称)錦二丁目計画」を北東側から見た様子です。


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「(仮称)錦二丁目計画」を南西側から見た様子です。敷地西側の「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため、商業店舗として保存・活用します。


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西野カナの全国アリーナツアー2016「Just LOVE Tour」
 8月18日に「日本ガイシホール」で行われた西野カナの全国アリーナツアー2016「Just LOVE Tour」に行って来ました。「日本ガイシホール」に行ったのは、2015年3月の「E-girls(イー・ガールズ)」以来でした。

 「カナやん(西野カナ)」は、最も勢いがある女性アーティストの1人だと思います。4度目となる全国アリーナツアーですが、年を追うごとに規模を拡大しています。
 今回の「Just LOVE Tour」は、8月6日(土)の北海道「北海きたえーる」を皮切りに、全国12都市23公演、20万人規模の全国アリーナツアーとなります。


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グッズ売り場です。「カナやん(西野カナ)」のファン層は相変わらず10代・20代の女性が圧倒的に多かったです。


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グッズです。「アイスクリームフリフライト(¥2,800)」と「オリジナルフェイスタオル ピンク/ブルー(各¥1,300)」を買いました。

 「アイスクリームフリフライト」はライブの演出に使います。価格が税込2,800円とちょっと高いですが、ほとんどの人が持っていました。


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ここ最近は協賛が「ビタミン炭酸MATCH」となっています。巨大MATCHの前で記念撮影していました。公演後、会場を出る時に「ビタミン炭酸MATCH」が1本プレゼントされます。


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チケットです。アリーナ席でした。結構近くで見る事が出来ました。メチャメチャ楽しかったです。セットリストは7月13日(水)にリリースした6thアルバム「Just LOVE」の曲が中心の全21曲でした。

 前日までは全20曲だったようですが、8月18日(木)の公演からディズニーのカバー曲「Under the Sea」が追加になってラッキーでした。


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名古屋に撮影に行く時はいつも「青春18きっぷ」で1人まったりと行って帰ってきますが、今回は1人じゃなかったのと帰りの時間に間に合わないので、珍しく往復共に新幹線を使いました。

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2016年8月20日 (土)

京都・木屋町通 プレミアムタイプの宿泊主体型ホテル「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」 2016年8月19日の建設状況

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-(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画-

 「西日本鉄道」は、福岡市に本社を置く、鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄です。

 「西日本鉄道」は、2016年夏に京都市中京区の木屋町御池南東角にプレミアムタイプの宿泊主体型ホテルを開業する予定です。
 京都への出店は初めてで、国際観光都市・京都への進出でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにします。

 引用資料 西日本鉄道・ニュースリリース(PDF:2014/08/01)
 京都にプレミアムタイプのホテルを出店します

 進出予定地は、市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩1分で、鴨川に面した好立地で、四条河原町にも近く、五山の送り火や東山などの眺望も楽しめます。

 地上5階、地下1階、ツインを中心に200室を設けます。外観や内装は和の風情を取り入れ、投資額は約100億円を予定しています。

 関西では、「ソラリア」の名称を聞くことはほとんどありませんが、「西日本鉄道」の「金城湯池(非常に守りの堅いたとえ)」である福岡市の天神地区には、「ソラリア」の名称が付く施設が集積しています。 

● 開業は2017年春
 当初計画では、2016年夏の開業を予定していましたが、「ソラリア西鉄ホテル」の公式ホームページでは、2017年春オープン予定となっています。

(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番2他
◆ 交通-地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-18.00m
◆ 敷地面積-2,171.76㎡
◆ 建築面積-1,988.96㎡
◆ 延床面積-9,421.82㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-200室(ツインルームがメイン)
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年10月31日(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2017年春予定
◆ 総投資額-約100億円


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「位置図」です。京都最大の繁華街である「四条河原町」に近接した三条エリアで、京都を代表する景勝地である「鴨川」に面し、東山への眺望も望める絶好のロケーションです。

 地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分と、抜群の交通アクセスです。


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東側から見た様子です。


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タワークレーン2基で建設しています。


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最高部に到達していると思われます。


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「御池
大橋」から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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大丸京都店の隣接地 「パルコ」の商業施設「京都ゼロゲート(仮称)」 (仮称)京都四条通開発計画 2016年8月19日の建設状況

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-京都ゼロゲート(仮称)-

 「J.フロント リテイリング」グループの「パルコ」が、京都四条通に「京都ゼロゲート(仮称)」を出店します。建設地は、京都市における商業の中心である四条通に面し、「大丸京都店」の隣接地(東側)に位置します。

 引用資料 パルコ(PDF:2015/07/29)
 「京都ゼロゲート(仮称)」出店決定について

 「平成ビルディング」および「ヒューリック」が建設する建物を一棟賃借し、「京都ゼロゲート(仮称)」として出店します。

● 大丸の周辺店舗出店戦略 
 大丸は「大丸神戸店」で、周辺店舗にテナント誘致して大成功しています。その手法を「大丸京都店」でも採用しています。

 すでに「東急ハンズ」や「ルイ・ヴィトン」を 大丸京都店の周辺に出店しています。周辺店舗を増やす事により、「大丸京都店」との相乗効果が得られると期待しています。

京都ゼロゲート(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)京都四条通開発計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通高倉東入立売中之町84 (住居表示)
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 敷地面積-749.83㎡
◆ 延床面積-約5,430㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 建築主-ヒューリック
◆ 設計者・監理者-京都四条通開発計画設計監理共同企業体(日建設計、竹中工務店)
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2016年07月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月31日(労災保険関係成立票より)


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「京都ゼロゲート(仮称)所在地図」です。


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南西側から見た様子です。


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計画名は「(仮称)京都四条通開発計画」となっています。工期は「労災保険関係成立票」によると、2016年7月1日~2017年10月31日(予定)となっています。


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西側の「高倉通」から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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東隣のこのビルが含まれるかどうかはよく分かりません。イメージパースを見ると含まれないように見えますが、「仮囲い」で一体的に閉鎖されています。


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南東側から見た様子です。

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2016年8月19日 (金)

姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロック 着工した「(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)」 2016年8月17日の建設状況

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-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテルが「(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)」建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
 その後、2度の規模縮小により最終的には、地上14階、地下1階、高さ64.110m、延床面積32,182.07㎡となりました。

 引用資料 兵庫県庁(PDF)
 (仮称)マルイト姫路ビル 

● 2016年8月16日(火)着工!
 現場に掲示されていた「中高層建築物建築計画概要標識」と「ホテル等建築等計画概要標識」の着工予定日が、2016年7月1日から2016年8月16日に修正されていました。

 2016年7月末から「仮囲い」の設置などの準備工事が始まり、計画通りの8月16日に本格着工しました。姫路では最大規模のプロジェクトなので楽しみです。

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日(労災保険関係成立票より)


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「北立面図」です。


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「西立面図」です。2階の南端を東西に「ペデストリアンデッキ」が貫通します。


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「三点式パイルドライバ」が登場していました。


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これから「山留め壁」を構築します。


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「油圧ショベル」で掘削しています。


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敷地北側部分です。


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敷地の東側寄りです。


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「セメントミルクプラント」です。


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敷地南側部分です。


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「コアゾーンA-Bブロック連絡デッキ」です。絶好の定点観測ポイントです。


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西端は目隠しされていますが、両脇から見る事が出来ます。

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ささしまライブ24地区 「ささしまライブ駅-グローバルゲート-愛知大学」を直結する歩行者デッキ 2016年8月8日の建設状況

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-ささしまライブ24地区-
 「ささしまライブ24地区」では、地区の内外を結ぶ幹線道路を整備し、快適で利便性の高い移動を実現するとともに、景観面や安全面に配慮した道路空間づくりを進めています。

 鉄道を高架で横断するオーバーパスする歩行者道(開通済)や鉄道を地下で横断するアンダーパス(自動車道)を整備ししています。

 名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の「ささしまライブ駅」から、建設中の「グローバルゲート」を経由して、「愛知大学名古屋キャンパス」を結ぶ歩行者デッキの建設も行われています。

 引用資料 名古屋市・公式HP(最終更新日:2016/04/12)
 ささしまライブ24地区の公共空間の整備イメージ


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「歩行者デッキ(東西デッキ)の完成予想パース」です。


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「歩行者デッキ(南北デッキ)の完成予想パース」です。


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名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の「ささしまライブ駅」のデッキから見た様子です。橋脚の基礎が姿を現しています。「歩行者デッキ」は、2017年3月15日に完成予定です。


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「ささしまライブ駅」に一番近い橋脚の基礎です。


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橋脚の基礎が先に伸びています。


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鉄筋の先端を研磨して整えています。


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「グローバルゲート ウエストタワー」との接続部分です。


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「橋脚」と「橋桁」が姿を現しています。


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歩行者デッキは「グローバルゲート」を経由します。


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90度曲がって、建設中の幅員40mの「笹島腺」をオーバーパスします。「愛知大学名古屋キャンパス」や整備中の「1号公園」と接続します。

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2016年8月18日 (木)

グランフロント大阪の東隣 大阪弥生会館解体 2016年8月11日の状況

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-大阪弥生会館解体-
 
昨日(8月17日)、「日本政府観光局(JNTO)」から、2016年7月の訪日外客数の発表がありました。前年同月比19.7%増の229万7千人で、7月として過去最高となるとともに、単月としても過去最高となりました。1$=100円台の円高が定着したので心配しましたが、20%近い伸びでホッとしました。

 本題に戻って、2015年9月30日に閉館したホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んで東側にあります。1972年10月に開業し、地上7階、地下1階、客室数78室です。JR西日本グループの「ジェイアール西日本ウェルネット」が運営していました。

 敷地面積は2,893.43㎡で、土地は「JR西日本グループ」が所有しています。JR西日本からは、跡地の利用方法などの具体的な発表はまだありませんが、解体工事が始まりました。


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「グランフロント大阪」の「南館」から見た様子です。


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「足場」の設置範囲が広がりました。


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解体工事の工事名は「大阪弥生会館解体」で、「竹中工務店」により行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年6月1日~2017年3月15日(予定)となっています。


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「大阪弥生会館」を北西側から見た様子です。


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北側の建物が足場で囲われました。


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「大阪弥生会館」を南西側から見た様子です。


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「大阪弥生会館」を北東側から見た様子です。


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「大阪弥生会館」を南東側から見た様子です。

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ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 (仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト 2016年8月11日の建設状況

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-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にありました。

 「新梅田ビルディング」は解体工事が行われました。跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設されています。

(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日
◆ 着工-2016年03月15日
◆ 竣工-2017年02月28日予定


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建設現場です。


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全景です。全体が足場で囲われて見えなくなりました。


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屋上のクレーンです。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。

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2016年8月17日 (水)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区 2016年8月11日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-

 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が一部で始まっています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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工事の全景です。


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この日はお盆休みで工事は行われていませんでした。


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お盆休みのため「クラムシェル」がブームを寝かしています。えび茶色の鉄骨は、「土留め壁」を支える「切梁」です。


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南側部分も「土留め壁」の構築が終わっています。新たに支柱が立てられました。お盆休み明けから掘削工事が始まるかも知れません。


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「掘削土」が山積みされています。


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お盆休みのため重機が縦列して並んでいました。手前から「タイヤローラ、油圧ショベル、コンバインドローラ(鉄輪とタイヤ)、モータグレーダ」です。まるで道路を舗装するような重機が並んでいます。何に使用するのでしょうか?

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名古屋市 地上29階、高さ約99mの「プラウドタワー名古屋栄」 2016年8月8日の建設状況

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-プラウドタワー名古屋栄-

 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は、リーマンショック前には「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」として超高層ツインタワー計画されていました。
 オフィス棟は、地上42階、地下2階、高さ約170m、住宅棟は、地上39階、地下2階、高さ約140mの大規模な計画でした。

 その後、「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」の計画は頓挫し、最終的には、地上29階、高さ99,25mとなり、起工式が2015年2月12日に行われ、「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は着工しました。

 構成企業の「野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス」が住宅保留床、「ユニー」が商業保留床を取得します。タワーマンション部分の正式名称は「プラウドタワー名古屋栄」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 プラウドタワー名古屋栄

プラウドタワー名古屋栄の概要
◆ 計画名-納屋橋東地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目212番(地番)
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩6分 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩13分 
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、地下0階、(商業業務棟)地上5階、(店舗棟)地上3階、(業務棟)地上4階
◆ 高さ-99.25m
◆ 敷地面積-10,590.79㎡(建築確認申請対象面積)、5,999.07㎡(分譲対象敷地面積)
◆ 建築面積-9,398.71㎡(建築確認申請対象面積)、2,958.66㎡(分譲対象建築面積)
◆ 延床面積-62,010.65㎡(建築確認申請対象面積)、41,961.90㎡(分譲対象延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(プラウドタワー名古屋栄) *建物内部に設置された制震装置によって揺れの影響が緩和
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス
◆ 総戸数-347戸(うち非分譲住戸1戸)
◆ 建築主-納屋橋東地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水・大日本土木建設共同企業体(清水建設、大日本土木JV)
◆ 着工-2015年02月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年06月下旬予定
◆ 入居開始-2017年07月下旬予定


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「プラウドタワー名古屋栄」を中心に敷地内には、スーパーマーケット、専門店、カフェ、レストラン、医療、オフィス、銀行、テラスを配置した複合施設となります。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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「プラウドタワー名古屋栄」の建設現場です。


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最高部です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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敷地全体で工事が始まりました。


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「店舗棟」の建設現場です。


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「商業業務棟」の建設現場です。


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敷地南側の劇団四季の「新名古屋ミュージカル劇場」は、今回の再開発の対象外です。

● 新名古屋ミュージカル劇場跡地
 劇団四季は、名古屋駅南地区に専用劇場「名古屋四季劇場」を建設して2016年10月に移転します。土地を所有している「東陽倉庫」は跡地を再開発します。

 敷地面積約5,290㎡のうち約1,800㎡に「 ビジネスホテル」を建設して賃貸します。残り約3,490㎡には駐車場を建設(自営)します。

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2016年8月16日 (火)

名古屋市 竣工した地上25階、高さ約115mの「シンフォニー豊田ビル」 「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」は、2016年9月16日(金)にオープン!

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-シンフォニー豊田ビル-

 「(仮称)新・第二豊田ビル新築工事」は、「第二豊田ビル」の「西館、東館」を一体的に建て替える再開発プロジェクトです。

 概要は、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ114.597mで、商業施設(地下1階・地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)で構成されます。正式名称は「シンフォニー豊田ビル」です。

 「シンフォニー豊田ビル」は、2016年6月30日(木)に竣工しました。2016年7月12日(火)に竣工式・披露会が行われ、2016年7月15日(金)に「ミッドランドスクエアシネマ2」が開業しました。

 今後は、2016年9月16日(金)に「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」が開業し、ビル全体の全面開業となります。2016年9月以降にオフィステナントが順次入居開始します。

シンフォニー豊田ビルの概要
◆ 計画名-(仮称)新・第二豊田ビル新築工事もしくは名駅四丁目10番地区開発計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅四丁目11番27号
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩5分
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部114.597m
◆ 敷地面積-4,234.26㎡
◆ 建築面積-2,198.93㎡
◆ 延床面積-47,583.21㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-商業施設(地下1階~地上1階)、シネマコンプレックス(2階~5階)、オフィス(6階~17階)、ホテル(18階~25階)
◆ 客室数-295室(三井ガーデンホテル名古屋プレミア)
◆ 建築主-東和不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月04日(起工式)
◆ 竣工-2016年06月30日(竣工)、2016年07月12日(竣工式・披露会)
◆ オープン-2016年07月15日(ミッドランドスクエアシネマ2開業)、2016年09月16日(全面開業)


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「シンフォニー豊田ビル」です。


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「フロア構成」です。地下1階・地上1階が「カフェ&レストラン」、2階~5階が「ミッドランドスクエアシネマ2」、6階~17階が「豊田通商および豊田通商グループ」、18階~25階が「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」となっています。

 引用資料 東和不動産(PDF:2016/06/14)
 「シンフォニー豊田ビル」 開業時期および出店ラインナップのお知らせ 

● 愛知県におけるトヨタグループの圧倒的な存在感
 オフィスフロアは「豊田通商グループ」で埋まるようです。「豊田通商グループ」は、名古屋本社(本店)が「センチュリー豊田ビル」にあります。ささしまライブ24地区では「グローバルゲート」を開発中です。

 「トヨタ自動車」の日本における圧倒的な存在感はもちろん、トヨタグループの会社も凄くて、2016年3月期の連結売上高で、「デンソー」が4,524,522百万円、「アイシン精機」が3,243,178百万円と共に3兆円を超えています。大企業の本社がある事がいかに大切か分かります。  


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最高部です。


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「ヘリポート」です。「H」表示の離着陸出来るヘリポートです。


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下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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北側の歩道です。


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三井ガーデンホテル名古屋プレミア

 開業前は、「(仮称)三井ガーデンホテル名古屋」と呼ばれていましたが、正式名称が「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」に決定しました。

 18階にロビーとレストラン、19階~25階に客室を配置し、客室数は計295室となる予定です。2016年9月16日(金)に開業する予定です。


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「三井ガーデンホテル名古屋プレミア」のエントランスは、ビルの北東側にあります。


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オフィスのエントランスは、ビルの北西側にあります。


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「グリーンモール」を北側から見た様子です。


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サンクンガーデン

 「サンクンガーデン」です。「東和不動産」の所有ビルである「ミッドランドスクエア、名古屋クロスコートタワー、センチュリー豊田ビル、シンフォニー豊田ビル」の4棟が地下で結ばれ、天候に左右されず回遊出来るようになります。

 地下通路に関しては、「クロスコートタワー」と「シンフォニー豊田ビル」の間が7月12日(火)から供用開始、「センチュリー豊田ビル」と「シンフォニー豊田ビル」の間が9月16日(金)からの供用開始を予定しています。


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西側の歩道です。


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ビルの西側です。


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ミッドランドスクエアシネマ2

 2階~5階には「ミッドランドスクエア シネマ2(7スクリーン、座席数1,042席)」が2016年7月15日(金)に開業済みです。

 これにより、既存の「ミッドランドスクエアシネマ(ミッドランドスクエア商業棟5階)と合わせて名古屋市内最多の全14スクリーン体制となりました。


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南西側から見た下層階の様子です。「ミッドランドスクエア シネマ2」のエントランスは、ビルの南西側にあります。


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「グリーンモール」を南側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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ずっと工事が行われていましたが、南側に公園が完成しました。


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公園の名称は「西柳公園」です。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「西柳公園」です。

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大阪駅南側広場整備「南広場(東側)」 大阪駅南口スカイウォーク新築他工事 2016/08/11 「スカイウォーク」の全体が姿を現す!

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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全景です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」との接続部分です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。「養生シート」が外されて「スカイウォーク」の全体が姿を現しました。


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内部が透けて見えます。


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「OSAKA STATION CITY」のロゴが見えます。「スカイウォーク(歩道橋)」は、「OSAKA STATION CITY」の施設の一部になります。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た「スカイウォーク(歩道橋)」の北側です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た「スカイウォーク(歩道橋)」の南側です。


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北側から見た様子です。


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アップです。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分です。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分です。「エレベーター」が設置されています。


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エレベーターを含めて「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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「エレベーター」です。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分を南側から見た様子です。

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2016年8月15日 (月)

大阪工業大学 梅田キャンパス OIT梅田タワー 2016/08/11 外観がほぼ完成 & 「OIT」のロゴも取り付け完了!

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OIT梅田タワー-
 大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,853.94㎡となっています。
 正式名称は「OIT梅田タワー」に決定しています。「OIT」とは「Osaka Institute of Technology」の略称です。

 大阪工業大学 公式ホームページ
 梅田キャンパス OIT梅田タワー

OIT梅田タワーの概要
◆ 計画名-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 交通-JR「大阪」駅から徒歩5分、阪急「梅田」駅から徒歩3分、阪神「梅田」駅から徒歩7分
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積- 延床面積33,853.94㎡(容積率対象面積29,315.83㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年10月31日予定
◆ 開校-2017年04月予定


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北西側から見た高層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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上の部分はガラスを多用した「アルミカーテンウォール」を採用しています。


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1階の「エントランス・ギャラリー」は、「PFG構法」の「ガラスカーテンウォール」を採用しています。


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円形の柱が高級感を醸し出しています。


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北東側から見た様子です。


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大阪工業大学(OIT)のロゴ
 「大阪工業大学(OIT)」のロゴも取り付けが完了しています。「OIT」は「大阪工業大学(Osaka Institute of Technology)」の略称です。

 2012年10月に学園創立90周年を迎えました。その時に、コミュニケーションマーク・タグライン・ロゴタイプを制定しました。


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北東側から見た下層階の様子です。


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東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。こちら側も「大阪工業大学(OIT)」のロゴの取り付けが完了しています。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南西角です。


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この部分にはテラスが設けられるようです。


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建築計画のお知らせの数値を修正

 「建築計画のお知らせ」の数値が初めて修正されました。竣工直前の修正のためこの数値が確定した数値だと思われます。

 延床面積33,329.89㎡(容積率対象面積30,172.47㎡) → 延床面積33,853.94㎡(容積率対象面積29,315.83㎡)に修正されています。

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大阪駅南側広場整備「南広場(東側)」 2016/08/11 バスターミナル全体の屋根がほぼ完成!

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-
 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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全景です。


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「バスターミナル」の整備が行われています。


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「サウスゲートビルディング」側から見た広場整備の様子です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」の下で「バスターミナル」の整備が行われています。


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バス停の屋根が姿を現しています。「スカイウォーク(歩道橋)」下のバス停の屋根はこれが完成形のようです。


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写真中央の柱あたりまでがバス停だと思われます。西側は一段高くなっています。完成予想図にある植栽が行われるようです。


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上から見た様子です。路面ブロックが敷かれている部分までがバス停のようです。


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「サウスゲートビルディング」側のバス停の屋根はこれが完成形のようです。バスターミナル全体の屋根がほぼ完成したようです。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」側から見た広場整備の様子です。

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2016年8月14日 (日)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/08/11

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年8月11日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年8月11日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年8月11日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年8月11日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年8月11日 2基の巨大な「安定液タンク」を中心とする「安定液プラント」が、敷地の南東側に移動していました。


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撮影日2016年8月11日
 1台目の「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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撮影日2016年8月11日 2台目の「アースドリル掘削機」です。


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撮影日2016年8月11日 計測機器が見えます。「掘削孔」の精度を計測しているようです。


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撮影日2016年8月11日
 前回UPした時は1基でしたが、2基目の「TMB掘削バケット」が登場しました。「場所打ちコンクリート杭」の一部に「TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)」が採用されると思われます。


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撮影日2016年8月11日
 「場所打ちコンクリート杭」へのコンクリートの打設が行われています。「構真柱」の建込み時に使用する「建込み架台」に「ガイド管」がセットされています。「構真柱」を建込む前の段階のようです。コンクリートの打設が終わると「構真柱」を建込みます。


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撮影日2016年8月11日 建込み前の「構真柱」です。

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ささしまライブ24地区 愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事 2016年8月8日の建設状況

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-愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事-
 「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事」の起工式が2014年12月13日(土)に行われました。本格的な工事は、2015年2月頃から始まっています。

愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番6他
◆階数-地上20階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-93.80m
◆ 敷地面積-4,957.00㎡
◆ 建築面積-2,299.70㎡
◆ 延床面積-15,152.98㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(座屈拘束ブレース、耐震間柱、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-大学
◆ 建築主-学校法人 愛知大学
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2014年12月13日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月31日予定
◆ 開校-2017年04月予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た建設現場です。


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最高部です。「愛知大学」のロゴが見えます。2基あったタワークレーンが1基になりました。屋上にはホバーリングスペースを設置します。


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「本館(研究棟)」を北西側から見た様子です。


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地震対策として、地震エネルギーを吸収する「座屈拘束ブレース」や「耐震間柱」、さらに「粘弾性ダンパー」を採用し地震の後揺れ対策を施しています。


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「B-1敷地」と「B-2敷地」を接続する歩行者デッキの工事が行われています。


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歩行者デッキの工事を南側から見た様子です。


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前回UPした時にどこで工事を行うのか分からなかった「愛知大学 名古屋校舎(ささしま) 第2期工事(B-1敷地増築工事)」は、この部分の工事のようです。


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「本館(研究棟)」を南西側から見た様子です。


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南側には「グローバルコンベンションホール」が建設されています。


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「グローバルコンベンションホール」を南西側から見た様子です。


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名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の「ささしまライブ駅」から、「グローバルゲート」を経由して、「愛知大学名古屋キャンパス」を結ぶ歩行者デッキの建設も行わます。

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2016年8月13日 (土)

JR西日本 嵯峨野線「京都駅~丹波口駅」間の新駅 デザインなど概要決定 & 2016年9月19日(月)に安全祈願祭・起工式典を開催!

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-JR嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 「JR西日本」は8月12日に、山陰本線(嵯峨野線)京都~丹波口間に設ける予定の新駅について、駅舎のデザインなどを決定したと発表しました。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2016/08/12)
 嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅デザインなど概要決定 

 高架下の約1000㎡に「高架下駅舎」を設置します。ホームは相対式2面で、ホーム幅は3m~6.7mとなります。自動改札機は4通路、券売機は3台、エレベーターは2基(各ホームに1基)、エスカレーターは4基(各ホーム上下1基ずつ)設けます。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日(月・祝日)には、安全祈願祭・と工式典を開催します。開業は2019年春の予定です。

新駅計画の概要
◆ 高架下駅舎(約1,000㎡)
◆ ホーム(相対式2面 幅員3mから6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札(4通路)
◆ 券売機(3台)


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「JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 位置図」です。


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新駅の設置場所は、「JR山陰線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近です。


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新駅の設置予定地を東側から見た様子でです。


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新駅の設置予定地を南東側から見た様子でです。


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写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続する連絡線です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。

 新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線は廃止されます。


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西側の連絡線側から見た様子です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/08/11 3種類の「制振装置」 

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年8月11日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2016年8月11日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年8月11日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月11日 5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年8月11日 東側の5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月11日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」は、地震対策として「制振構造」を採用しています。外から確認しただけですが、3種類の「制振装置」を採用しているようです。

 これらの「制振装置」をにより、阪神・淡路大震災や東日本大震災クラスの大地震が発生しても構造に大きな損傷を与えず、高い事業継続を実現します。


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撮影日2016年8月11日 こちらは「粘性体制震壁」です。

● 粘性体制震壁
 「粘性体制震壁」は、高粘性流体の粘性抵抗力を利用した減衰装置です。薄い箱状の容器に高粘度の粘性体を充填し、上部の開口部から鋼板を挿入しています。

 地震時に発生する上下左右の「位置のずれ」を壁形状の受け箱に挿入した鋼板に導き、箱内に充填した高粘性流体との間で発生する粘性抵抗でエネルギーを吸収します。


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撮影日2016年8月11日
 取り付ける前の「粘性体制震壁」のユニットが並べられています。梁にはあらかじめ「粘性体制震壁」を取り付けるための突起があります。このような現場が見られるのも、私のビル建設現場ウォッチングの大きな楽しみ1つです。


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撮影日2016年8月11日
 こちらは鉄骨造の超高層ビルの建設現場でよく見かける「ブレース」と「オイルダンパー」を組み合わせたタイプの「制振装置」です。 


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撮影日2016年8月11日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年8月11日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月11日 5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月11日 ブレースです。制振装置の「アンボンドブレース」だと思われます。

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2016年8月12日 (金)

梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2016/08/11  「仮設郵便局(プレハブ)」が仮囲いで囲われる!

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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「梅田3丁目計画(仮称)」の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

● 工程を変更
 当初は、現在の「仮設郵便局(プレハブ)」を移転建設する予定でしたが、「仮設郵便局(プレハブ)」の建設は行われません。

 「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」は、2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1 ビル」に移転しました。「大阪中央郵便局」に併設していた大阪北郵便局大阪駅前分室(ゆうゆう窓口)は廃止しました。


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もう地上躯体はありません。


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写り込みが酷いですが別角度から見た様子です。


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重機は稼働していませんでした。週間の作業工程を見ると、この現場は8月11日の「山の日」からお盆休みに入っているようです。


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西側部分です。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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「仮設郵便局(プレハブ)」は閉鎖されています。


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「仮囲い」の設置が終わっています。


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地上から見た様子です。


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「労災保険関係成立票」です。2016年11月11日(予定)まで解体工事が行われるようです。


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(おまけ)
 すぐ近くの「ニコンプラザ大阪」にカメラのローパスフィルターのクリーニングに行ってきました。「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」からすべてのタワークレーンが姿を消していました。

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名古屋市 地上40階、高さ約150mの「グランドメゾン御園座タワー」 2016年8月8日の建設状況

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-グランドメゾン御園座タワー-

 「御園座会館」は、名古屋市の南北のメインストリートの一つである「伏見通」の地下鉄鶴舞線「伏見駅」のすぐ近くにありました。

 「御園座会館」には、歌舞伎などを公演する劇場「御園座」などが入っていました。「御園座会館」は、「積水ハウス」が事業主となり建て替えが行われています。2015年4月1日に着工しました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2015/03/27)
 「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」着工 

 施設完成後に「御園座」が、地上2階~4階部分に整備する劇場所有権を取得する見通しです。5階~40階の共同住宅部分は、積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン」シリーズとなります。
 積水ハウスからはまだ正式名は発表されていませんが、「グランドメゾン御園座タワー」になるようです。

グランドメゾン御園座タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目602番3他8筆、608番、609番
◆ 交通-地下鉄東山線・地下鉄鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-建物約150m   (注意)最高部は約160mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,831.90㎡
◆ 建築面積-3,641.04㎡
◆ 延床面積-56,128.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、劇場(1,298席)、店舗(1区画)
◆ 総戸数-304戸(5階~40階)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年04月01日
◆ 竣工-2017.年12月予定
◆ 入居開始-2018年01月予定 


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「御園座」の外観です。伝統的な「なまこ壁」の意匠を継承しています。


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南北断面図です。地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ約150mですが、最高部は約160mとなっています。

 引用資料 名古屋市
 (仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」建設事業 


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た建設現場です。


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アップです。


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南東側から見た様子です。


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下層階の「御園座」部分はほぼ姿を現したようです。


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少し角度を変えた様子です。


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完成予想図にもある南東側の吹き抜けのエントランス部分です。


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南西側から見た様子です。


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日本初の台詞付きからくり時計

 南西側にある日本初の台詞付きからくり時計「からくり人形 白浪五人男」です。1日に10時、12時、13時、15時、17時の5回動きますが、最後の17時でしたが、動いているのを初めて見ました。

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2016年8月11日 (木)

名古屋市 地上36階、高さ約170mの「グローバルゲート ウエストタワー」 2016年8月8日の建設状況

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-ささしまライブ24地区 グローバルゲート-
 「豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産」の関係5社は、2014年10月2日に「グローバルゲート」の起工式を行いました。

 「イーストタワー棟」は、「大和ハウス工業」の名古屋支社を始めとした、大和ハウスグループの名古屋地区の新しい拠点となります。グループ会社を集約することで、連携を強化し、グループシナジーを創出していきます。

 ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」は、2017年3月竣工、2017年10月の開業を見込んでいます。「(仮称)グローバルゲート」の正式名称は「グローバルゲート」になるようです。

● 名古屋初のプリンスホテルが誕生
 「プリンスホテル」が、「グローバルゲート」ウエストタワーの上層31階~36階にホテル・レストランを開業し、2階~4階にコンファレンスセンターを設置します。「プリンスホテル」としては名古屋初進出となります。

ローバルゲートの概要
◆ 計画名-ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番7、60番9、60番11、60番12、60番13、60番14の各一部
◆ 交通-あおなみ線「ささしまライブ」駅徒歩1分、名鉄・近鉄「名古屋」駅徒歩10分、JR「名古屋」駅徒歩12分
◆ 階数-(ウエストタワー棟)地上36階、塔屋2階、地下2階、(イーストタワー棟)地上17階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上4階、地下2階
◆ 建物高さ-(ウエストタワー棟)最高部約170m、軒高159.96m、(イーストタワー棟)最高部約90m、(低層棟)最高部約30m
◆ 敷地面積-17,267.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,272.08㎡(施設全体)
◆ 延床面積-156,857.39㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震システム(波形鋼板耐震壁、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、ホテル、コンファレンスセンター、商業施設
◆ 客室数-約170室(プリンスホテル)
◆ 建築主-ささしまライブ24特定目的会社(豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 開業-2017年10月予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「グローバルゲート」の全景です。


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地上36階、塔屋2階、地下2階、高さ約170mの「ウエストタワー」の建設現場です。


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「ウエストタワー」の最高部です。タワークレーンも近いうちに解体されると思います。


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「ウエストタワー」を南西側から見た様子です。


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「ウエストタワー」の下層階を南西側から見た様子です。名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(あおなみ線)の「ささしまライブ駅」から、「グローバルゲート」を経由して、「愛知大学名古屋キャンパス」を結ぶ歩行者デッキの建設も行われています。


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「ウエストタワー」を西側から見た様子です。


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「ウエストタワー」の下層階を西側から見た様子です。歩行者デッキの建設も行われています。

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名古屋市 地上17階、高さ約90mの「グローバルゲート イーストタワー」 2016年8月8日の建設状況

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-ささしまライブ24地区 グローバルゲート-

 「豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産」の関係5社は、2014年10月2日に「グローバルゲート」の起工式を行いました。

 「イーストタワー棟」は、「大和ハウス工業」の名古屋支社を始めとした、大和ハウスグループの名古屋地区の新しい拠点となります。グループ会社を集約することで、連携を強化し、グループシナジーを創出していきます。

 ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」は、2017年3月竣工、2017年10月の開業を見込んでいます。「(仮称)グローバルゲート」の正式名称は「グローバルゲート」になるようです。

ローバルゲートの概要
◆ 計画名-ささしまライブ24地区「(仮称)グローバルゲート」
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区平池町四丁目60番7、60番9、60番11、60番12、60番13、60番14の各一部
◆ 交通-あおなみ線「ささしまライブ」駅徒歩1分、名鉄・近鉄「名古屋」駅徒歩10分、JR「名古屋」駅徒歩12分
◆ 階数-(ウエストタワー棟)地上36階、塔屋2階、地下2階、(イーストタワー棟)地上17階、塔屋2階、地下2階、(低層棟)地上4階、地下2階
◆ 建物高さ-(ウエストタワー棟)最高部約170m、軒高159.96m、(イーストタワー棟)最高部約90m、(低層棟)最高部約30m
◆ 敷地面積-17,267.00㎡(施設全体)
◆ 建築面積-11,272.08㎡(施設全体)
◆ 延床面積-156,857.39㎡(施設全体)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震システム(波形鋼板耐震壁、粘弾性ダンパー)
◆ 用途-オフィス、ホテル、コンファレンスセンター、商業施設
◆ 客室数-約170室(プリンスホテル)
◆ 建築主-ささしまライブ24特定目的会社(豊田通商、大和ハウス工業、日本土地建物、オリックス、名鉄不動産)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月02日(起工式)
◆ 竣工-2017年03月予定
◆ 開業-2017年10月予定


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「グローバルゲート」の全景です。


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地上17階、塔屋2階、地下2階、高さ約90mの「イーストタワー」の建設現場です。


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「イーストタワー」の最高部です。「大和ハウス工業」のロゴが取り付けられています。


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「イーストタワー」を南東側から見た様子です。


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「イーストタワー」を南西側から見た様子です。


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地上4階、地下2階の「低層棟」の建設現場です。

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2016年8月10日 (水)

名古屋市 地上46階、高さ約211mの「JRゲートタワー」 2016/08/08 外観がほぼ完成!

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-JRゲートタワー(名古屋JRゲートタワーホテル)-

 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替え計画を進めています。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設中です。

 ビルの名称が「JRゲートタワー」、商業施設の名称が「タカシマヤ ゲートタワーモール」、ホテルの名称が「名古屋JRゲートタワーホテル」に決定しています。

JRゲートタワーの概要
◆ 計画名-名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番15他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部211.10m  (注)最高部約220mの可能性があり
◆ 敷地面積-97,191.00㎡(駅施設全体)
◆ 建築面積-10,492.78㎡
◆ 延床面積-265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-心棒的な役割を担うコアブレースや低層棟外周部及び高層棟コア部への制振部材(オイルダンパー、同調粘性マスダンパー)を配置、屋上に制振装置を配置
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、バスターミナル(1階)、駐車場、駅施設
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビル(株)
◆ 設計者(実施設計)-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(大成建設、日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ)
◆ デザイン・アーキテクト-Kohn Pedersen Fox Associates PC
◆ 監理者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体、ジェイアール東海コンサツタンツ
◆ 施工者-名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体(大成建設、鹿島建設)
◆ 着工-2012年09月28日頃
◆ 竣工-2017年02月予定
◆ オープン-オフィス入居開始(2016年11月07日予定)、名古屋JRゲートタワーホテル開業(2017年04月17日予定)


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「JRゲートタワー」の建設現場です。


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「高層棟」です。2016年11月7日に オフィスの開業を予定しています。


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「高層棟」の最高部です。


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「低層棟」です。


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「低層棟」の最高部です。「低層棟」もクレーン類がすべて撤去されています。


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植栽が行われています。この部分は吹き抜けになるようです。


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南東側に設けられる1階・2階のビルエントランス部分です。


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「JRセントラルタワーズ」の2階に位置する屋外デッキ「タワーズテラス」から見上げた様子です。


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屋外デッキ「タワーズテラス」と接続されます。


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すでにビル内に「JPタワー名古屋」やJPタワー名古屋の「KITTE名古屋」に抜けられる仮設通路が設けられています。


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仮設通路の内部です。このような仮設通路が設けられると完成が近づいたと実感します。


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しばらく仮設通路を北側に歩くとJPタワー名古屋の「KITTE名古屋」2階に到着します。


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「JRゲートタワー」の建設現場を南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「低層棟」を南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「低層棟」を東側から見た様子です。もはや巨大な壁ですね(笑)。


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北側から見た様子です。北側には「タワーズ駐車場入口」が設けられています。


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北西側から見た様子です。


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「高層棟」です。


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「太閤通口」から見た「JR東海3兄弟」です(笑)。夏は晴れた日が多いですが、雲があったり、大気がモヤっとした日が多いですが、この日は抜群の快晴でした。


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いろいろなタイプの「カーテンウォール」が取り付けられています。

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名古屋市 白川公園の東側 「(仮称)栄タワーヒルズ」が、地上27階、高さ100.80mの「(仮称)新・栄タワーヒルズ」として復活 「建築計画の概要」を掲示!

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-(仮称)新・栄タワーヒルズー

 リーマンショック前に、「白川公園」の東側の映画館「ヘラルドシネプラザ」跡地に超高層タワーマンション「(仮称)栄タワーヒルズ」が計画されていました。

 その後、一向に着工される気配はなく、地上21階、地下1階、高さ80.395mと規模を縮小して、「建築計画の概要」まで掲示されましたが、2015年2月1日の着工予定日を過ぎても着工される事はありませんでした。

 名古屋に撮影に行く前日に、読者の方からメールで「(仮称)新・栄タワーヒルズ」の建築計画の概要の写真を送って頂きました。
 「建築計画の概要」は、2016年8月4日に掲示されたばかりのようです。メールを頂かなかったら現地に行く予定はありませんでした。本当に有難うございました。

● 計画名が「(仮称)新・栄タワーヒルズ」に変更!
 計画名が「(仮称)栄タワーヒルズ」から「(仮称)新・栄タワーヒルズ」に変更されています。それに伴い、地上27階、地下1階、高さ100.80m、延床面積26,866.69㎡と規模が大幅に拡大されています。

 建築主の「東建大津通B」は、「東建コーポレーション」が設立した有限会社です。以前の計画では、低層階はオフィスフロア、上層階は高級賃貸・分譲マンションとなっていました。

(仮称)新・栄タワーヒルズの概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄三丁目3517番1、他
◆ 階数-地上27階、地下1階
◆ 高さ-100.80m  (注意)建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-3,102.41㎡
◆ 建築面積-1,970.80㎡
◆ 延床面積-26,866.69㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、展示場、事務所等
◆ 総戸数-(不明)
◆ 建築主-(有限会社)東建大津通B
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2016年10月01日頃予定


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看板の変色が長年の放置を物語っています。


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南側の歩道橋から見た様子です。映画館「ヘラルドシネプラザ」が解体された後は、ずっと放置されたままでした。


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敷地東側です。


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「(仮称)新・栄タワーヒルズ」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)新・栄タワーヒルズ」の建築計画の概要です。2016年8月4日に掲示されたばかりのホヤホヤです。


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(おまけ)
 西隣の「白川公園」は「ポケモン」が出現するようで、大量に「ポケモンGO」をしている人が集まっていました。画面をチラッと覗くとほぼ全員が「ポケモンGO」をしていました(笑)。

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2016年8月 9日 (火)

姫路市 キャスティ21イベントゾーンの「文化・コンベンション施設」 2000席の大ホールなど総延床面積約46,700㎡の大規模施設を整備!

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-文化・コンベンション施設-

 姫路市は、「文化・コンベンション施設基本設計業務 基本設計報告書」をまとめました。2,000席の大ホール、800席の中ホール、150席の小ホール、約5,000㎡の展示場などを整備し、駐車場棟を含めた総延床面積46,722.97㎡の大規模な施設になります。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ(2016/08/08)
 文化コンベンション施設運営等に係るアドバイザリー業務公募型プロポーザルについて

 「キャスティ21イベントゾーン」西側の「文化・コンベンションエリア」の約3.6haに整備します。2016年度後半から実施設計に着手、2018年度の着工、2020年度前半には完成させる予定です。


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「配置図」です。


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「大ホール」の断面イメージと内観イメージです。姫路市に「神戸国際会館」の「こくさいホール(収容人数2112名)」に匹敵する素晴らしいコンサートホールが誕生する事になります!


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キャスティ21イベントゾーン

 「キャスティ21イベントゾーン」は、「鉄道高架事業」や「姫路駅周辺土地区画整理事業」によりJR姫路駅の東部に新たに生み出された、JR姫路駅とJR東姫路駅の中間にある約6.6haの広大な街区です。

 引用資料 姫路市・公式HP
 キャスティ21イベントゾーンについて


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エリアの設定

 「キャスティ21イベントゾーン」のエリアの設定です。姫路駅に近い西側が「文化・コンベンションエリア(約3.6ha)」、東側が「高等教育・研究エリア(約3.0ha)」です。

 東側の「高等教育・研究エリア」に、「兵庫県立姫路循環器病センター」と「製鉄記念広畑病院」の統合病院(病床数742床)が移転する予定です。


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西側の「文化・コンベンションエリア(約3.6ha)」です。


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東側の「高等教育・研究エリア(約3.0ha)」です。

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名古屋市 名鉄イン名古屋駅新幹線口(ベルヴュオフィス名古屋) 2016年8月8日の建設状況

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名鉄イン名古屋駅新幹線口(ベルヴュオフィス名古屋)
 大手予備校の「代々木ゼミナール」は、少子化に伴う受験人口の減少のため北海道から九州まで全国展開している25校舎を整理し、東京、大阪、名古屋など大都市圏の7拠点に集約します。

 代々木ゼミナールを経営する「学校法人高宮学園」は、太閤通口側のJR名古屋駅北西側にあった「名古屋校本館」跡地に地上23階、高さ93.520mの高層複合ビル「(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト」を建設中です。

名鉄イン名古屋駅新幹線口
 「名鉄不動産」は、代々木ゼミナールを経営する「学校法人の高宮学園」が建設する高層複合ビルにビジネスホテル「(仮称)名鉄イン名古屋駅西」を出店します。「名鉄不動産」が賃借、「名鉄イン」が運営を行います。

 高層複合ビルの1階にフロントを置き、6階~23階に客室を配置します。客室数は313室です。ホテルの正式名称は「名鉄イン名古屋駅新幹線口」に決定、2016年11月1日にオープンする予定で、公式ホームページ等で予約受付を開始しています。

 1階~4階は「ベルヴュオフィス名古屋」となります。オフィス部分は「名鉄イン名古屋駅新幹線口」より一足早い2016年9月から入居可能となっています。

名鉄イン名古屋駅新幹線口(ベルヴュオフィス名古屋)の概要
◆ 計画名-(仮称)代々木ゼミナール名古屋プロジェクト
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区則武一丁目6番3号
◆ JR名古屋駅太閤通口より徒歩4分、地下鉄名古屋駅より徒歩5分、名鉄名古屋駅より徒歩8分
◆ 階数-地上23階、地下0階
◆ 高さ-93.520m
◆ 敷地面積-2,140.85㎡
◆  建築面積-1,159.96㎡
◆ 延床面積-13,220.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、ホテル(客室数313室)、店舗(1階に1店舗)
◆ 建築主-学校法人高宮学園(ホテルの運営者は名鉄イン)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年12月15日頃
◆ 竣工-2016年09月15日(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2016年09月(ベルヴュオフィス名古屋)、2016年11月01日(名鉄イン名古屋駅新幹線口)


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南東側から見た様子です。「名鉄イン名古屋駅新幹線口」は、1階にフロントを置き、6階~23階に客室を配置します。


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南東側から見た下層階の様子です。1階~4階は「ベルヴュオフィス名古屋」となります。


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「仮囲い」が撤去されて、「外構工事」が行われています。


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ホテルの正式名称は「名鉄イン名古屋駅新幹線口」に決定しています。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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西側から見上げた様子です。高層の部分は、南北の幅が非常に狭いです。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。

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2016年8月 8日 (月)

JR姫路駅 「姫路駅南駅前広場の再整備」により、北駅前広場に続き、南駅前広場も大きく変わる!

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-JR姫路駅南駅前広場-

 JR姫路駅の北駅前広場は、大規模整備によって日本でも有数の素晴らしい駅前広場に生まれ変わりました。そうなると今度は、南駅前広場がみずぼらしく見えます。

 数年前まで、「南駅前広場はきれいなのに、北駅前広場はみずぼらしいなあ!」と逆の事を言っていたのがウソのようです。人間の欲求には際限がありません(笑)。

姫路駅南駅前広場の再整備
 JR姫路駅南駅前広場は、山陽新幹線の開通に合わせて、1972年に整備されました。広さは約12,300㎡です。1972年の供用開始以来後は大規模な再整備は行われていません。

 現在は、送迎などでの利用のほか、広場を通り抜けるだけの一般車が多く、朝夕の通勤通学時間帯を中心に混雑が常態化しています。

 これらの問題を解消するために大規模な再整備を行い、新幹線も発着する姫路駅の南の玄関口としてふさわしい空間を創出します。
 北駅前広場は全国最大規模の歩行者空間を整えましたが、南駅前広場は市民による一般車の利用も重視する方針です。

 引用資料 姫路市ホームページ
 姫路駅南駅前広場の再整備について


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姫路駅南駅前広場計画平面図

 「姫路駅南駅前広場計画平面図」です。駅正面に安全かつゆとりある歩行者空間を創出します。公共交通と一般車を完全分離することにより、交通混雑を解消します。更に、一般車スペースを増設します。


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「現在の姫路駅南駅前広場の配置図」です。広場を東西に抜けられるため広場を通り抜けるだけの一般車も多いです。


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「JR姫路駅中央コンコース」です。


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「JR姫路駅中央口」です。


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「JR姫路駅中央口」の前です。北駅前広場が大規模に整備される前は、姫路駅の駅前広場と言えば、新幹線側の南駅前広場でした。


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姫路駅南駅前広場は、山陽新幹線の高架橋の南側に整備されています。


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姫路駅南駅前広場の西端には、「西側自由通路」が設けられています。


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姫路駅南駅前広場を北西側から見た様子です。


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姫路駅南駅前広場を南西側から見た様子です。


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姫路駅南駅前広場を南東側から見た様子です。


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姫路駅南駅前広場を北東側から見た様子です。


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山陽新幹線の高架橋を東側から見た様子です。

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2016年8月 7日 (日)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年8月1日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「油圧ショベル」で掘削しています。


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「開口部」に「換気ファン」が見えます。地下は閉ざされた空間になります。そのため重機の排気ガス、自然発生のガス、作業員の呼吸にによる二酸化炭素、工事による粉塵等が非常に溜まりやすくなります。作業員の安全のために換気装置が必要になります。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」が登場しました。


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三点式パイルドライバで、「土留め壁」の構築を行っています。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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引き続き、ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」で、地中障害物の撤去を行っています。


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大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」です。地中障害物の撤去を行っています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事を、「サウスゲートビルディング」から見た様子です。


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「クラムシェル」で掘削しています。

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新御堂筋沿い鶴野町北交差点の北西角 アウディのショールーム「Audi梅田」がカッコイイ!

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-Audi梅田-

 新御堂筋沿いの鶴野町北交差点の北西角、分かりやすく言えば「毎日放送(MBS)本社」の北側には、すかいらーくグループの「ガスト梅田店」がありました。
 「ガスト梅田店」は2015年3月に閉店し、跡地にはドイツの高級自動車メーカー「アウディ」のショールーム「Audi梅田」が建設され、2016年4月16日にオープンしました。

 外装には、アウディの「RSモデル」でも象徴的に使われる「ハニカム(ハチの巣)状」のアルミパネルを採用しています。延床面積2,235㎡のうち、ショールームに639㎡を充てています。新車10台を常時展示しています。

 ここ最近のドイツ車人気で、大阪市内でもドイツ車のショールームをよく見かけるようになりました。ドイツ車は車のデザインももカッコイイですが、ショールームのデザインもカッコイイです。


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南東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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2階を中心に新車を展示しています。1階には2台、2階には8台、合計10台が展示できるゆったりとしたショールームとなっています。


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フォーシルバーリングス

 「アウディ」のエンブレム「フォーシルバーリングス」です。アウディは4社(アウディ、DKW、ホルヒ、ヴァンダラー)の統合により誕生しました。「フォーシルバーリングス」は、4社の団結を象徴するものです。
 
 私の周りにも知らない人が多いですが、アウディは「フォルクスワーゲン」が株式の99.55%を保有するフォルクスワーゲングループの会社です。1964年に傘下に入っており、すでに50年以上経過しています。


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外装に「ハニカム(ハチの巣)状」のアルミパネルを採用しています。


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シングルフレームグリル

 アウディは、フロントグリルに逆台形の「シングルフレームグリル」を採用しています。「RSモデル」は、フロントグリルが「ハニカム(ハチの巣)状」になっています(Audi梅田で撮影した写真ではありません)。


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横浜市の「Audiみなとみらい」も外装に「ハニカム(ハチの巣)状」のアルミパネルを採用しています。「Audiみなとみらい」は、アウディジャパン販売の日本国内最大級のショールーム(旗艦店)です。


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建設時に掲示されていた「(仮称)Audi Umeda 新築工事」の建築計画のお知らせです。

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2016年8月 6日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2014/08/01 「TMB掘削バケット」が登場!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年8月1日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年8月1日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年8月1日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年8月1日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年8月1日
 1台目の「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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撮影日2016年8月1日 2台目の「アースドリル掘削機」です。


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撮影日2016年8月1日 「ドリリングバケット」が装着されています。


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撮影日2016年8月1日
 「TMB掘削バケット」が登場しました。「場所打ちコンクリート杭」の一部に「TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)」が採用されるようです。
 
 
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TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)

 「多段拡径杭(TMB杭:Takenaka Multi-Belled Pile)」は、「竹中工務店」により2003年に実用化され、「(財)日本建築センター」の工法評定を2007年2月に取得しました。
 
 「TMB杭」は、円筒状の杭の軸部に中間拡径部と呼ぶ円錐状の節(ふし)を複数設けることによって、通常の場所打ちコンクリート杭に比べて大きな荷重を支持できるようにしています。また地震時や強風時の引抜き抵抗力も増大します。
 
 関西では、中之島の「フェスティバルシティ」の両棟、「グランフロント大阪」のBブロックとCブロック、「あべのハルカス」などで採用されました。


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撮影日2016年8月1日 「スライムクリーナー」がスタンバイしています。


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撮影日2016年8月1日 建込み前の「構真柱」です。

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撮影日2016年8月1日 「場所打ちコンクリート杭」へのコンクリートの打設が行われています。


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撮影日2016年8月1日
 「構真柱」の建込み時に使用する「建込み架台」に「ガイド管」がセットされています。「構真柱」を建込む前の段階のようです。コンクリートの打設が終わると「構真柱」を建込みます。


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撮影日2016年8月1日 2基の巨大な「安定液タンク」を中心とする「安定液プラント」です。

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大阪駅南側広場整備「南広場(東側) 大阪駅南口スカイウォーク新築他工事 2016/08/01 外観がほぼ姿を現す!

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-大阪駅南側広場整備「南広場(東側)-

 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に、少しずつ新しい「バスターミナル」の整備が行われています。「バスターミナル」の完成は、2016年秋の予定ですが、バスのりばの一部が、2015年7月18日から供用開始しました。


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全景です。


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「スカイウォーク(歩道橋)」を北側から見た様子です。


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「養生シート」が外されて外観がほぼ見えるようになりました。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分の「エレベーター」も見えるようになりました。


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別角度から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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橋桁の下の整備の様子です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た広場整備の様子です。

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2016年8月 5日 (金)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/08/01

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年8月1日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2016年8月1日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年8月1日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月1日 5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年8月1日 「ブレース」です。


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撮影日2016年8月1日 5階床の「デッキプレート」の上にコンクリートを打設しています。


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撮影日2016年8月1日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年8月1日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年8月1日 5階・6階(7FL)部分の鉄骨建方の様子です。

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北区最大級の街 大阪市交通局の「長柄公舎」跡地 ユメキタシティ「ブランズシティ天神橋筋六丁目」

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-ブランズシティ天神橋筋六丁目-

 「天神橋筋六丁目駅」近くの大阪市交通局の「長柄公舎」跡地は、2013年12月26日に実施された市有不動産一般競争入札で、「東急不動産、近鉄不動産、ジェイアール西日本不動産開発」の3社が予定価格28億5000万円を大幅に上回る41億2000万円で落札しました。

 跡地には「(仮称)大阪市北区長柄西一丁目計画」が建設中です。正式名称はユメキタシティ「ブランズシティ天神橋筋六丁目」となっています。
 超高層タワーマンションを期待していましたが、地上15階、地下0階、高さ43.985m、延床面積38,088.53㎡、総戸数420戸のマンションになりました。

 敷地は、南側に「関西大学天六キャンパス」跡地が隣接しており、「ジオ天六 ツインタワーズ」が建設中です。「ジオ天六 ツインタワーズ」も超高層タワーマンションになりませんでした。

 北側に「大阪市立北斎場」、東側に「大阪市設北霊園」がある特殊な立地のため超高層タワーマンションが難しかったのかも知れません。

ブランズシティ天神橋筋六丁目の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区長柄西一丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区長柄西一丁目13番(地番) 
◆ 交通-大阪市営地下鉄谷町線「天神橋筋六丁目」駅から徒歩5分、大阪市営地下鉄堺筋線「天神橋筋六丁目」駅から徒歩5分、 阪急電鉄千里線「天神橋筋六丁目」駅から徒歩5分
◆ 階数-地上15階、地下0階 
◆ 高さ-最高部43.985m、軒高43.49m
◆ 敷地面積-10,252.20㎡
◆ 建築面積-5,755.18㎡
◆ 延床面積-38,088.53㎡(容積率対象面積30,744.25㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(83本)
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-420戸
◆ 建築主-東急不動産、近鉄不動産、JR西日本不動産
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション 
◆ 施工者-長谷工コーポレーション 
◆ 着工-2015年04月30日
◆ 竣工-2017年01月下旬予定 
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定


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「ブランズシティ天神橋筋六丁目」の建設現場を南東側から見た様子です。公式ホームページに「北区最大級の街」と書いてあるだけあって巨大です。

 南側のタワークレーン2基は、「ジオ天六 ツインタワーズ」の建設現場です。2つの敷地を一体化して工事が行われています。


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北東側から見た様子です。


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まるで巨大な壁です。


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北西側から見た様子です。


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北側の道路です。道路の北側は「大阪市立北斎場」です。


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「ブランズシティ天神橋筋六丁目」の建設現場を南西側から見た様子です。

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2016年8月 4日 (木)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区 2016年8月1日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-

 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が一部で始まっています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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工事の全景です。


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「土留め壁」の構築していた「三点式パイルドライバ」が完全に姿を消しました。


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「開削工法」により掘削工事が行われています。えび茶色の鉄骨は、「土留め壁」を支える「切梁」です。


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南側部分も「土留め壁」の構築が終わっています。次はこの部分で掘削工事が行われると思われます。


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「土留め壁」です。


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「掘削土」が山積みされています。

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ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 (仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト 2016年8月1日の建設状況

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-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にありました。

 「新梅田ビルディング」は解体工事が行われました。跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設されています。

(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日
◆ 着工-2016年03月15日
◆ 竣工-2017年02月28日予定


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建設現場です。


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全景です。


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屋上にクレーンが設置されました。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。足場でもうすぐ見えなくなりそうです。


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建築計画のお知らせです。

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2016年8月 3日 (水)

御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2016年8月1日の建設状況

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。

● 本館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,771.88㎡(容積対象面積42,695.45㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「本館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南西側の「仮囲い」の形状が変わっていました。「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みが完了して次の工程に移行しています。内部は見えませんが、「構真柱」の頭部分を掘り出していると思われます。


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「本館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を北東側から見た様子です。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016年8月1日の建設状況

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

別館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,473.10㎡(容積対象面積25,025.43㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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手前が「本館」、奥が「別館」の建設現場です。


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西側のゲートが開いていました。「乗入れ構台」が見えます。この現場は「逆打ち工法」が採用されていますが、隙間からのぞくと1階床を構築中でした。


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「別館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「別館」の建設現場を北西側から見た様子です。

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2016年8月 2日 (火)

大阪ミナミの中心 もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地 「(仮称)中央区難波3丁目 新築工事」に建築計画のお知らせ掲示 下層階の一部に「精華小学校」のファサードのデザインを継承!

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-(仮称)中央区難波3丁目 新築工事-

 大阪ミナミの「もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発」がいよいよ動き出します。物販店舗、飲食店が入る地上9階、地下1階、高さ53.60mの商業ビルを計画、2016年12月初旬に着工し、2018年12月初旬の竣工を予定しています。

 計画名は「(仮称)中央区難波3丁目 新築工事」で、現地に建築計画のお知らせが掲示されていました。大阪市の資料では、敷地面積は4,547.72㎡で、うち北側約330㎡を除いた約4,217.22㎡が対象となっていましたが、敷地面積は4,202.26㎡となっています。

(仮称)中央区難波3丁目 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波三丁目25番2の一部、27番22(地名地番)
◆ 階数-地上9階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-53.60m *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-4,202.26㎡
◆ 建築面積-3,034.66㎡
◆ 延床面積-22,874.80㎡(容積対象床面積21,006.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店
◆ 建築主-成信(せいしん)
◆ 設計者-IAO竹田設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2016年12月初旬予定
◆ 竣工-2018年12月初旬予定


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「(仮称)中央区難波3丁目 新築工事」の予定地を北東側から見た様子です。既存校舎は解体されて更地になっています。


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「(仮称)中央区難波3丁目 新築工事」の予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)中央区難波3丁目 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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概要部分の拡大です。


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「東側立面図」です。下層階の一部に「旧:精華小学校」のファサードのデザインを継承しています。


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配置図です。下記の大阪市の資料と南西角の部分の敷地形状が違います。南西角の買収に成功したようでです。


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2013年2月5日の配置図です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2013/02/05)
 もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発事業者募集プロポーザルの事業者選定結果について


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南西角の建物の買収に成功したようでです。すでに店舗は閉店しています。繁華街に接するこの部分にメインゲートを設けると集客とっては大きなプラスになります。


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西側の「戎橋筋」に一部だけ接します。これも集客にとっては大きなプラスになります。


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南側の「なんば南海通」には接しません。前に関係者が一部ビルを買収しているというニュースが流れていましたが、買収されなかったようです。

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の解体工事 2016/08/01 地下階躯体解体 & 「仮設郵便局(プレハブ)」の解体準備が始まる

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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「梅田3丁目計画(仮称)」の作業工程です。

 引用資料 大阪市・環境アセスメント
 梅田3丁目計画(仮称) 

● 工程を変更
 当初は、現在の「仮設郵便局(プレハブ)」を移転建設する予定でしたが、「仮設郵便局(プレハブ)」の建設は行われません。

 「大阪中央郵便局」及び「ゆうちょ銀行大阪支店」は、2016年7月19日(火)に「大阪駅前第1 ビル」に移転しました。「大阪中央郵便局」に併設していた大阪北郵便局大阪駅前分室(ゆうゆう窓口)は廃止しました。


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もう地上躯体はありません。


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写り込みが酷いですが別角度から見た様子です。週間の作業工程では「地下階躯体解体」となっていました。

 しかし、この現場は「逆打ち工法」が採用されるのはほぼ間違いないので、本格的な地下躯体の解体は行わないと思われます。「大阪中央郵便局」の地下躯体も解体されずに残っています。


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重機でバリバリ解体しています。


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見えている部分が地下躯体のようです。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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仮設郵便局(プレハブ)」は閉鎖されています。


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「仮設郵便局(プレハブ)」の解体準備が始まっています。


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「仮囲い」の鋼板が並べられています。


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「仮囲い」の単管パイプの支柱の設置が始まっています。

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2016年8月 1日 (月)

阪急うめだ本店 南北コンコース北端正面に横長の大型「デジタルサイネージ」が稼働 画面はLEDビジョン?

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-阪急うめだ本店・南北コンコースの北端-

 大阪に撮影に行った時は、阪急うめだ本店の南北コンコースをほぼ毎週通るのですが、今回行くと、南北コンコースの北端正面に大型の「デジタルサイネージ」が稼働していました。阪急梅田駅1階中央コンコースの「梅田ツインビジョン」と枠がお揃いのデザインになっています。


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通行者数が抜群に多い場所なので宣伝効果抜群です。


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南北コンコースの北端正面が「デジタルサイネージ」化されています。


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「デジタルサイネージ」なので、このように画像が変わります。


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LEDビジョン?
 よく見ると画面に継ぎ目がありません。阪急梅田駅1階中央コンコースの「梅田ツインビジョン」は液晶マルチビジョンですが、このデジタルサイネージは「LEDビジョン」の可能性が高いです。

 「LEDビジョン」は、輝度が高い、消費電力が少ない、長寿命、画面サイズがパネルの組み合わせにより自由自在などの特徴があります。そのためライブ会場にある大画面はほぼ「LEDビジョン」です。

 液晶と比べると解像度はかなり低いですが、人間の目は割といい加減なので、距離がある程度離れていて、なおかつ動画の場合はほとんど気になりません。


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将来的には、西側の広告も「デジタルサイネージ」化されると思われます。


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こちらは阪急梅田駅1階中央コンコースの「梅田ツインビジョン」です。液晶マルチビジョン(55V型横6面×縦3面=18面)×2基となっています。


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液晶の場合は、今の技術では複数の画面を組み合わせるので、このように画面に継ぎ目が生じます。

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関西大学の天六キャンパス跡地 ジオ天六 ツインタワーズ 2016年7月21日の建設状況

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ジオ天六 ツインタワーズ-
 「関西大学」は、大阪市北区長柄西一丁目にあった「天六キャンパス」を閉校し、阪急不動産に売却しました。跡地には阪急不動産が、「(仮称)大阪市北区長柄西集合住宅新築計画」が建設中です。

 正式名称は「ジオ天六 ツインタワーズ」です。超高層タワーマンションを期待していましたが、地上23階、高さ73.43mのツインタワーのマンションになりました。
 北側に「大阪市立北斎場」、東側に「大阪市設北霊園」がある特殊な立地のため超高層が難しかったのかも知れません。

ジオ天六 ツインタワーズの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区長柄西集合住宅新築計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区長柄西一丁目12番4(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄谷町線「天神橋筋六丁目」駅徒歩4分、大阪市営地下鉄堺筋線「天神橋筋六丁目」駅徒歩4分、阪急電鉄千里線「天神橋筋六丁目」駅徒歩4分
◆ 階数-地上23階、地下0階×2棟 
◆ 高さ-最高部73.43m、軒高68.3m
◆ 敷地面積-9,190.90㎡
◆ 建築面積-4,850.13㎡
◆ 延床面積-33,320.17㎡(容積率対象面積27,583.56㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(44本)
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、すべり支承)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-358戸
◆ 建築主-阪急不動産
◆ 設計者・監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2015年12月頃
◆ 竣工-2018年02月下旬予定
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定


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「ジオ天六 ツインタワーズ」の建設現場を南東側から見た様子です。タワークレーン2基で建設しています。


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北側では、大阪市交通局の「長柄公舎」跡地にユメキタシティ「ブランズシティ天神橋筋六丁目」が建設中です。これも、地上15階、高さ43.985m、延床面積38,088.53㎡、総戸数420戸と超高層にはなりませんでした。


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「仮囲い」の南東側が一部透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。「ジオ天六 ツインタワーズ」と「ブランズシティ天神橋筋六丁目」は、敷地を一体化して工事が行われています。


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鉄筋が地上に姿を現しています。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭(44本)」、地震対策として「免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、鉛プラグ挿入型積層ゴム支承、すべり支承)」を採用しています。


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「ジオ天六 ツインタワーズ」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「ジオ天六 ツインタワーズ」の建設現場を西側から見た様子です。

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