JR西日本 嵯峨野線「京都駅~丹波口駅」間の新駅 デザインなど概要決定 & 2016年9月19日(月)に安全祈願祭・起工式典を開催!
-JR嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅-
梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。
「JR西日本」は8月12日に、山陰本線(嵯峨野線)京都~丹波口間に設ける予定の新駅について、駅舎のデザインなどを決定したと発表しました。
引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2016/08/12)
嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅デザインなど概要決定
高架下の約1000㎡に「高架下駅舎」を設置します。ホームは相対式2面で、ホーム幅は3m~6.7mとなります。自動改札機は4通路、券売機は3台、エレベーターは2基(各ホームに1基)、エスカレーターは4基(各ホーム上下1基ずつ)設けます。
駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。
工事着工に先立ち、2016年9月19日(月・祝日)には、安全祈願祭・と工式典を開催します。開業は2019年春の予定です。
新駅計画の概要
◆ 高架下駅舎(約1,000㎡)
◆ ホーム(相対式2面 幅員3mから6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札(4通路)
◆ 券売機(3台)
「JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 位置図」です。
新駅の設置場所は、「JR山陰線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近です。
新駅の設置予定地を東側から見た様子でです。
新駅の設置予定地を南東側から見た様子でです。
写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続する連絡線です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。
新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線は廃止されます。
西側の連絡線側から見た様子です。
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