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2016年9月

2016年9月30日 (金)

御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2016/09/29 1基目のタワークレーン登場!

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。

● 本館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-48,771.88㎡(容積対象面積42,695.45㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「本館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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大林組カラーの「オレンジ」のマストのタワークレーンが1基登場しました。近いうちに北側にもう1基登場すると思われます。


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タワークレーンの「ベース架台」です。


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「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を北東側から見た様子です。


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北東側から見たタワークレーンです。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016年9月29日の建設状況

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

別館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,473.10㎡(容積対象面積25,025.43㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「別館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。敷地の西側部分です。


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敷地の中心部分です。この現場は「逆打ち工法」が採用されていますが、1階床がほぼ完成しているように見えます。タワークレーンが近いうちに登場すると思われます。


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敷地の東側部分です。


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「別館」の建設現場を南東側から見た様子です。

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2016年9月29日 (木)

「扇町公園」の近く 地上30階、高さ約107mの「シティタワー東梅田パークフロント」 2016年9月27日の建設状況

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-シティタワー東梅田パークフロント-

 「扇町公園」の近くに、地上30階、塔屋2階、地下1階、高さ107.68mの超高層タワーマンション「(仮称)大阪扇町計画新築工事」が建設されています。

 「(仮称)大阪扇町計画新築工事」は、地下鉄堺筋線扇町駅近くの「堀川ビル」の跡地に建設されています。地上4階の「堀川ビル」には、「大日本住友製薬」の子会社の「ニチエイ産業」や「エイコーサービス」が入っていましたが、ビルの北側にあった地上2階の立体駐車場「ニチエイパーキング」と共に「住友不動産」に63億4500万円で売却されました。

 「(仮称)東梅田超高層タワープロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称は「シティタワー東梅田パークフロント」に決定しています。

シティタワー東梅田パークフロントの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪扇町計画新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区野崎町26番1の一部(地名地番)
◆ 交通-大阪地下鉄谷町線「東梅田」駅から徒歩10分、大阪地下鉄堺筋線「扇町」駅から徒歩4分、 大阪地下鉄谷町線「南森町」駅から徒歩7分、JR東西線「大阪天満宮」駅から徒歩10分、 大阪地下鉄御堂筋線「梅田」駅から徒歩13分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-107.68m  *建築物もしくは軒高の可能性あり
◆ 敷地面積-4,944.12㎡
◆ 建築面積-2,650.41㎡
◆ 延床面積-49,818.03㎡(容積率対象面積34,581.31㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-490戸
◆ 建築主-住友不動産
◆ 設計者・監理者-前田建設工業
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2016年06月中旬頃
◆ 竣工-2019年01月上旬予定 
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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「アースドリル掘削機」が2台見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。


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南側の「「アースドリル掘削機」です。


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北側の「「アースドリル掘削機」です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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北西側の「野崎公園」から見た様子です。


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正式名称は「シティタワー東梅田パークフロント」に決定しています。


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「(仮称)大阪扇町計画新築工事」の建築計画のお知らせです(現在は撤去されています)。

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「土佐堀橋」の南側「NTTファシリティーズ 堂島別館」跡地 ミライト・テクノロジーズのデータセンター「(仮称)MDプロジェクト」

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-NTTファシリティーズ 堂島別館-

 「NTTファシリティーズ」は、大阪市西区土佐堀三丁目の「土佐堀橋」の南側にある「NTTファシリティーズ 堂島別館」を解体しています。

 解体工事の工事名は、「堂島別館建物等撤去工事」で、「錢高組」により解体工事が行われています。工期は「労災保険関係成立票」によると、2016年5月10日~2016年11月30日(予定)となっています。

(仮称)MDプロジェクト
 
私は跡地に超高層タワーマンションが建設されると予想していましたが、「ミライト・テクノロジーズ」のデータセンターが建設されるようです。

 「ミライト・テクノロジーズ」は、大阪市西区に本社を置く、情報通信機器・設備の建設、保守点検を行う西日本最大の通信工事会社です。住友グループの企業で、NTTグループへの売上げが主力となってます。

(仮称)MDプロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市西区土佐堀三丁目21番2(地名地番)
◆ 階数-地上8階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部55.02m
◆ 敷地面積-2,962.11㎡
◆ 建築面積-2,066.85㎡
◆ 延床面積-16,597.30㎡(容積率対象面積15,236.43㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、コンピュータ室
◆ 建築主-ミライト・テクノロジーズ
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2016年12月上旬予定
◆ 竣工-2018年03月下旬予定


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堂島別館建物等撤去工事

 解体工事の工事名は、「堂島別館建物等撤去工事」で、「錢高組」により解体工事が行われています。工期は「労災保険関係成立票」によると、2016年5月10日~2016年11月30日(予定)となっています。


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「あみだ池筋」側の東側から見た様子です。奥に建設中の「ザ・パークハウス 中之島タワー」が見えます。


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「あみだ池筋」側の北東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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西側から見た様子です。奥に見える超高層タワーマンションは「パークタワー大阪中之島フロント」です。


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「(仮称)MDプロジェクト」の建築計画のお知らせです。用途が「オフィス、コンピュータ室」となっているので、データセンターが建設されるようです。


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北側立面図」です。


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「配置図」です。

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2016年9月28日 (水)

地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2016年9月27日の建設状況

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ザ・パークハウス 中之島タワー-
 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」を建設中です。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸です。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」となっています。

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他2筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部192.930m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)、6,397.83㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-3,576.76㎡
◆ 延床面積-99,957.38㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー」を設置)
基礎免震構造)
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定、2018年03月上旬予定 (2016年02月以降の契約分)


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北側から見た様子です。


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最高部です。タワークレーン3基で建設しています。最高部は46階の躯体工事に入っています。46階の「プレキャストコンクリート」の柱が見えます。


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地上43階、塔屋2階、地下1階、高さ142.0mの「キングマンション堂島川」と高さがほぼ同じです。


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「堂島大橋」寄りから見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。


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西側から見た下層階の様子です。


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「堂島大橋」の上から見た様子です。このマンションは、火災時に一定の条件を満たす場合に限り、エレベーターによる垂直避難が認められています。

 これまでは火災時に非常用エレベーターを利用することは出来ませんでした。「ザ・パークハウス 中之島タワー」が分譲マンションとして日本初の導入となります。


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北側から見上げた様子です。


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北側から見た下層階の様子です。基礎は、杭頭部を鋼管巻きにした「場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)」となっています。地震対策として、建物の基礎部に「免震装置(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を設置しています。


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タワークレーンのイラストが秋っぽくなりました(笑)。


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南東側から見た様子です。

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中之島六丁目 「ザ・パークハウス 中之島タワー」の建設現場の南側の駐車場でボーリング調査!

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-中之島六丁目-

 大阪市北区中之島六丁目に地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸の超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」が建設中です。

 「ザ・パークハウス 中之島タワー」の南側に「キヤノンビジネスサポート中之島ビル」がありますが、更に南側は駐車場となっています。
 その駐車場で「ボーリング調査」が始まりました。何か建設されるのかも知れません。「建設ニュース」によると敷地面積は約2,000㎡だそうです。


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南東側から見た様子です。


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「ザ・パークハウス 中之島タワー」との位置関係です。間に「キヤノンビジネスサポート中之島ビル」が建っています。


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更に東側寄りから見た様子です。


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敷地の南西側で「ボーリング調査」が行われています。


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「ボーリング調査」を北西側から見た様子です。


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西側の道路沿いには建物が建っています。どこまでが範囲か分かりませんが、この建物がそのままだと敷地は「逆L字型」になります。


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東側は「旧:三井倉庫玉江町倉庫」です。敷地面積2,223.93㎡、延床面積6,451.81㎡、譲渡価格22億6000万円で売却されました。現在の所有者を調べてみましたが、分かりませんでした。

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2016年9月27日 (火)

JR西日本・大阪外環状鉄道 おおさか東線の新駅 4駅「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の概要を公表!

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-おおさか東線-

 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までの20.3kmを結ぶプロジェクトです。

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年春に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の4駅が計画されています。

● JR西日本が新駅4駅の概要を公表
 「JR西日本(西日本旅客鉄道)」と「大阪外環状鉄道」は2016年9月26日に、おおさか東線北区間の新大阪駅から放出駅までの新駅4駅の概要を公表しました。

 引用資料 JR西日本/大阪外環状鉄道(2016/09/26)
 おおさか東線北区間(新大阪~放出駅間)新駅の概要について 

 駅舎の基本コンセプトは、全体コンセプトが「既成市街地の活性化を促すと同時に、地域の財産となる駅、国土軸である新大阪へ連絡する、新たなネットワークの玄関口となる駅」となっています。

 北区間デザインコンセプトは、「地域が刻んできた歴史と、暮らす人々のつながりを感じる駅」、キーワードは「水都・水運の歴史、水辺の自然の豊かさ、人のつながり」となっています。


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西吹田駅(仮称)


◆ 設置位置-大阪府吹田市南吹田(新大阪←約2.0km→西吹田←約1.3km→淡路)

◆ 駅設備の概要-高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)

◆ デザインコンセプト-「神崎川と水路の風景」
 新駅周辺は、神崎川の水資源を生かした水田、くわいの栽培地であった地域の歴史・風土のあるまちであることから、神崎川・水路の風景を表現


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路駅(仮称)

◆ 設置位置-大阪府大阪市東淀川区菅原(西吹田←約1.3km→淡路←約2.1km→都島)

◆ 駅設備の概要-高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)

◆ デザインコンセプト-「菅原道真と淡路」
 淡路の地名は、平安時代、菅原道真が中州(中島)であったこの地を、淡路島と間違えて上陸したことに由来すると伝えられていることから、当時の川の流れと地形などを表現


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都島駅(仮称)

◆ 設置位置-大阪府大阪市旭区赤川(淡路←約2.1km→都島←約2.2km→野江)

◆ 駅設備の概要-高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)

◆ デザインコンセプト-「淀川の渡し舟」
 新駅の位置する城北地域を含む旧淀川には多くの渡し場があり、水運とともに歩んできたことから、渡し舟が水面に浮いている様を表現


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野江駅(仮称)

◆ 設置位置-大阪府大阪市城東区野江(都島←約2.2km→野江←約1.8km→鴫野)

◆ 駅設備の概要-高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)

◆ デザインコンセプト-「榎並猿楽」
 鎌倉時代に能のルーツのひとつとなる榎並猿楽がこの地より発祥したことにちなみ、猿楽の衣装と能の舞台を引用し表現

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2016年9月26日 (月)

名古屋市 地上40階、高さ約195mの「JPタワー名古屋」 オープンした商業施設「KITTE名古屋」

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-JPタワー名古屋-

 日本郵政グループは、JR名古屋駅前の「名古屋中央局名古屋駅前分室」跡地の再開発計画「名駅一丁目計画(仮称)新築工事」の建設を行いました。

 地上40階、塔屋1階、地下3階、高さ195.74mm、延床面積180,173.14㎡の巨大な超高層オフィスビルで、正式名称は「JPタワー名古屋」となっています。

 2015年11月11日に竣工しました。2015年12月からオフィステナントの入居開始され、2016年6月17日に「KITTE名古屋」が開業しました。2017年4月に全面開業を予定しています。

● KITTE名古屋
 
「JPタワー名古屋」の商業施設「KITTE名古屋」が2016年6月17日(金)にオープンしました。「KITTE名古屋」は、「JPタワー名古屋」の地下1階~地上3階に配置され、店舗面積約4,650㎡(約1,410坪)です。

 「KITTE名古屋」には、名古屋初出店を含む36店舗舗(物販8店舗、食物販6店舗、飲食19店舗、サービス3店舗)が出店しています。
 1階バスターミナル側通路沿いの6店舗((物販2店舗、食物販4店舗の予定)は、2017年4月に開業予定です。

JPタワー名古屋の概要
◆ 計画名-名駅一丁目計画(仮称)新築工事
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番1号
◆ 交通-JR「名古屋」駅徒歩1分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩1分
◆ 階数-(高層棟)地上40階、塔屋1階、地下3階、(低層棟)地上11階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部195.74m
◆ 敷地面積-12,177.50㎡
◆ 建築面積-9,737.02㎡
◆ 延床面積-180,173.14㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、柱CFT造、(地下部)鉄骨鉄筋コンクリート造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造(粘性体制振壁や鋼材ダンパー等)、1階~4階の合計16ヶ所にFe-Mn-Si系制振ダンパーを設置
◆ 用途-(高層棟)オフィス、郵便局、店舗、カンファレンス、(低層棟)駐車場、バスターミナル
◆ 建築主-日本郵便、名工建設
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2012年10月01日(解体工事)、2013年07月01日(本体工事)
◆ 竣工-2015年11月11日
◆ オープン-2015年12月(オフィステナント入居開始)、2016年06月17日(KITTE名古屋)、2017年04月予定(全面開業)


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「JPタワー名古屋」を北東側から見た様子です。


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「JPタワー名古屋」の下層階を北東側から見た様子です。


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「JPタワー名古屋」の下層階を南東側から見た様子です。


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「KITTE名古屋」の1階の入口です。


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「KITTE名古屋」の地下1階の入口です。名古屋駅周辺は地下街や地下通路が発達しているので、メインの入口は地下1階になります。

 JR「名古屋」駅徒歩1分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩1分となっており、アクセスは非常に良好です。


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「KITTE名古屋」の地下1階です。


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地下1階から地上1階に上るエスカレーターです。


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1階から見た位置関係はこんな感じです。


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1階アトリウム
 「KITTE名古屋」の1階エントランスです。「アトリウム」と呼ばれる空間は自然光がふんだんに取り入れられ、憩いの場となるほか、各種イベント等も実施されます。


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GOLD FISH(ゴールドフィッシュ)
 「アトリウム」の中で目を引くのが、黄金に輝く「金のシャチホコ」をイメージしたような2つのオブジェです。現代アーティスト「祐成政徳氏」によるアート作品で、「GOLD FISH(ゴールドフィッシュ)」と名付けられています。

 KITTE名古屋 公式ホームページ
 「GOLD FISH」の解説 


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「アトリウム」は、1階~3階までが3層吹き抜けとなっています。


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「アトリウム」は、天井からは自然光が取り入れられる構造になっています。


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2階から見た「アトリウム」です。


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2階は、JR名古屋駅と歩行者通路で直結しています。


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2階は、北側の「名古屋ルーセントタワー」側からも「ステップガーデン」を経由してビルに入る事が出来ます。

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の跡地 & 「仮設郵便局(プレハブ)」の解体工事 2016年9月19日の状況

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

● 「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バス駐車場
 
「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バスの駐車場となります。開設時期は2016年10月上旬ごろを予定し、駐車台数は約10台(敷地面積約2,180㎡)となります。

 JR西日本 ニュースリリース(2016/08/19)
 
西梅田「大弘ビル」跡地に観光バス駐車場を暫定的に開設いたします  

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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解体工事は終わっています。


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駐車場として使用するために敷地を整地しています。


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駐車場の「側溝」などを整備しています。


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南西側から見た様子です。


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南側の歩道はかなり拡幅されるようです。


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「仮設郵便局(プレハブ)」はの解体工事が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年11月11日(予定)までとなっています。


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地上躯体の解体は終わっています。


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重機でバリバリ解体しています。


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「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」はしばらくこのままだと思われます。

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2016年9月25日 (日)

大阪駅改良プロジェクト 大阪駅南広場の新歩道橋・新バスターミナル 2016年9月19日の建設状況

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-大阪駅南広場の新歩道橋・新バスターミナル-

 JR西日本は、2014年より大阪駅改良および開発プロジェクトを進めていましたが、整備工事が進み、2016年10月1日(土)から使用開始します。

 JR西日本 ニュースリリース(2016/09/12)
 ~大阪駅改良プロジェクト~ 大阪駅南広場の新歩道橋・新バスターミナル使用開始について 
 
● 新歩道橋(スカイウォーク)の整備
 これまで南北をつないでいた「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」の中央付近に、大阪ステーションシティ サウスゲートビル2階へつながる新たな「新歩道橋(スカイウォーク)」を整備することで、南エリアの回遊性が豊かになるとともに、歩車分離が促進されるため、安全性の向上にもつながります。

 「スカイウォーク」は、全長約70m、幅5mで、事業主体は「西日本旅客鉄道(JR西日本)」、2016年10月1日(土)から使用開始します。

● 新バスターミナルの整備
 当初、大阪駅南広場の東側に混在していたバスターミナルとタクシーのりばを駅の東側と西側にすみ分け、さらに道路上にあった一部バス乗場を、バスターミナル内に集約することにより、乗降時の安全性・利便性が向上するとともに、道路渋滞の改善につながります。また、歩行者動線を美装化し、わかりやすい案内設備に改修します。

 「新バスターミナル」の事業主体は「西日本旅客鉄道(JR西日本)、大阪市交通局」で、2016年10月1日(土)から全面的に使用開始します。


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「新歩道橋(スカイウォーク)」です。


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「新バスターミナル」の整備の様子です。


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アスファルトの舗装が終わっています。


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「サウスゲートビルディング」側から見た整備の様子です。


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「新歩道橋(スカイウォーク)」と「新バスターミナル」の整備の様子です。


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最終の仕上げ段階に入っています。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分の「新歩道橋(スカイウォーク)」と「新バスターミナル」の整備の様子です。


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「新バスターミナル」の整備の様子です。


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「路面タイル」や「ピンコロ石」がきれいに敷かれています。

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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年9月19日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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掘削しています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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2台のドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」で、地中障害物の撤去を行っています。


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1台目の「BG掘削機(BG20)」です。


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2台目の「BG掘削機(BG20)」です。

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2016年9月24日 (土)

(仮称)ヨドバシ梅田タワー 「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場 2016年9月19日の状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場を西側から見た様子です。着工に備えて「ボーリング調査」が行われています。まだ「建築計画のお知らせ」は掲示されていませんでした。


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駐車場の南西側です。「ボーリング調査」が完了していました。


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駐車場の北西側です。「ボーリング調査」が完了していました。


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駐車場の中央北側です。「ボーリングマシン」が設置されています。


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駐車場の中央南側です。2ヶ所で「ボーリング調査」が完了していました。


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駐車場の北東側です。「ボーリング調査」が完了していました。

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「うめきた広場」のいちょう並木 葉が茂らず残念ながら1本伐採・・・

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-うめきた広場のいちょう並木-

 「グランフロント大阪」は、2013年4月26日のまちびらき以降4回目の秋を迎えました。「グランフロント大阪」には緑がたくさんあります。街の中で緑を見るとホッとします。


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「グランフロント大阪」の植栽は、青々と葉が茂っていますが、根付きに苦労している場所もあります。「うめきた広場」のいちょう並木はちょっと苦戦しています。


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1本だけついに伐採されてしまいました。私は、前から「うめきた広場」に行くたびにこの木の事が気になって見ていました。一生懸命に生きようとする姿を見て「がんばれ!」と応援してしていましたが叶いませんでした。


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2015年7月中旬の様子です。少しだけ葉が出ているので枯れている訳ではありません。2016年夏も同じ状態でした。


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葉が出ているので根元に近い部分は生きています。


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根元から完全に伐採していないので、この状態から再生させるのかも知れません。いちょうは非常に強い木なので、この状態からでも再生します。ただし幹がまっすぐにならないので、樹形はカッコ悪くなります。
 
 いちょうは、約2億年以前から栄え、現在まで種を絶やさずに続く歴史の古い植物です。病害虫、強風、乾燥にも強く非常に丈夫です。

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2016年9月23日 (金)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/09/19 「アースドリル掘削機」が1台撤退!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年9月19日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年9月19日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年9月19日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年9月19日
 少し方向を変えた様子です。「アースドリル掘削機」が1台撤退して1台だけとなりました。いよいよ次の工程が近づいてきました。

 次の工程は、掘削作業を行って「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出して、鉄骨建方を行い1階床を構築する作業となります。


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撮影日2016年9月19日  
 1台目だけとなった「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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撮影日2016年9月19日 「ドリリングバケット」から掘削土を排出しています。


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撮影日2016年9月19日 「拡底バケット」です。「TMB掘削バケット」はすでに撤退していました。


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撮影日2016年9月19日 「構真柱」の建込み時に使用する「ガイド管」も1本だけになっていました。


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撮影日2016年9月19日 「構真柱」の組立ても終わったようです。


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撮影日2016年9月19日 「安定液タンク」を含む「安定液プラント」も近いうちに解体されます。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/09/19

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年9月19日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2016年9月19日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年9月19日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年9月19日 7階・8階(9FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年9月19日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年9月19日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年9月19日 7階・8階(9FL)部分の鉄骨建方の様子です。

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2016年9月22日 (木)

大阪工業大学 梅田キャンパス OIT梅田タワー 2016/09/19 外構工事が本格化!

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-OIT梅田タワー-
 昨日(9月21日)、「日本政府観光局(JNTO)」から、2016年8月の訪日外客数の発表がありました。前年同月比12.8%増の204万9千人と、前月に続き200万人を超え、8月として過去最高となりました。

 前年同月比12.8%増はここ3年間で一番低いです。やはり恐れていた通り、1$=100円台の円高が定着した影響は大きく、対前年比の伸び率が急速に低下してきました。
 分母が大きくなった事もありますが、2015年(1月~12月)の前年比47.1%増のような高い伸び率は、円高基調に変化が無い限り望めなくなりました。

 本題に戻って、大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設中です。

 計画名は「学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)」で、概要は、地上22階、地下2階、高さ125.15m、延床面積33,853.94㎡となっています。
 正式名称は「OIT梅田タワー」に決定しています。「OIT」とは「Osaka Institute of Technology」の略称です。

 大阪工業大学 公式ホームページ
 梅田キャンパス OIT梅田タワー

OIT梅田タワーの概要
◆ 計画名-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 交通-JR「大阪」駅から徒歩5分、阪急「梅田」駅から徒歩3分、阪神「梅田」駅から徒歩7分
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積- 延床面積33,853.94㎡(容積率対象面積29,315.83㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年10月31日予定
◆ 開校-2017年04月予定


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北西側から見た高層階の様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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敷地北西側です。外構工事が行われています。


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北側から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。


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植栽が行われています。


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東側から見た様子です。


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敷地東側の外構工事の様子です。


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敷地南側の外構工事の様子です。植栽も行われています。


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南側から見た様子です。


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「大阪工業大学(OIT)」のロゴの取り付けられました。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。

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大阪駅改良プロジェクト 大阪駅南側広場整備 2016/09/19 西側(桜橋口側)の工事を再開!

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-大阪駅南側広場整備「南広場(西側)」-
 JR西日本は、大阪駅改良および開発プロジェクトの一環として「フロートコート、トラベルコート」跡地の整備を行っています。

 2014年9月から大阪駅南側の広場整備を進めていましたが、「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に2015年2月28日(土)の早朝から移転しました。

 「タクシー乗り場」の移転後に整備が行われていた東側(御堂筋南口側)の「新歩道橋」および「新バスターミナル」が、2016年10月1日(土)から使用開始されます。

● 西側(桜橋口側)の工事を再開!
 「タクシー乗り場」が御堂筋南口側から桜橋口側に移転した2015年2月28日の後も西側(桜橋口側)ではしばらく工事が続いていましたが、昨年の夏くらいから工事が中断されていました。

 今回見に行くと工事を再開していました。東側(御堂筋南口側)が2016年10月1日の使用開始と目途が立ったからだと思われます。


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約1年間工事が中断していましたが、工事が再開されました。この部分は「タクシー・一般車降場」となります。当初計画通りなら「平成28年冬 完成予定」となっています。

 「平成28年冬」は、2016年1月・2月頃と2016年12月頃の2回ありますが、2016年1月・2月頃は終わったので、2016年12月頃だと思われます。


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南側部分です。


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「コンクリート型枠」が設置されています。


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東側部分です。


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重機が稼働しています。

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2016年9月21日 (水)

うめきた2期区域の暫定利用 「A区域(北側)」と「B区域(南側)」 2016年9月19日の建設状況

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-うめきた2期区域の暫定利用-

 うめきた2期区域について、民間開発が本格化するまでの当面の間、まちづくりのプロモーション、周辺エリアの賑わいの創出及び防災性の向上等が図られるよう、区域用地の暫定的な利活用を図ることを目的に、暫定利用を行う事業者の募集を行いました。

 エントリーした各事業予定者策定の事業計画について、「うめきた2期区域暫定利用検討委員会」で審査を行い、2016年度の暫定利用を行う事業者が決定しています。

 引用資料 大阪市(2016/06/02)
 うめきた2期区域の暫定利用を行う事業者を決定しました 

 「みどり」や防災、環境等に関する市民参加型・体験型のイベントや、食や音楽のイベント、エネルギー利用技術の実証フィールドとしての活用など、多彩な事業が展開される予定です。


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「うめきた2期区域 暫定利用対象地 位置図」です。暫定利用は、北側の「A区域」と南側の「B区域」に分けて行われます。

A区域(北側)
① うめきたガーデン
② 「植育」イベント みどりのサンタとクリスマスツリー作り
③ うめきた楽市楽座 ~うめきたにかけるはし~
④ UMEKITA PARK MARKET ウメるのはあなた

B区域(南側)
⑤ うめきたグリーンマーケット
⑥ 環境影響に配慮した地下水の熱源利用に関する実証検証
⑦ うめきた菜の花・ミツバチプロジェクト
⑧ うめきたスポーツパラダイス事業(仮)
⑨ Osaka love festival


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A区域(北側)

 「A区域(北側)」です。当たり前ですが、東側の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の用地では暫定利用は行われません。

A区域(北側)
① うめきたガーデン
② 「植育」イベント みどりのサンタとクリスマスツリー作り
③ うめきた楽市楽座 ~うめきたにかけるはし~
④ UMEKITA PARK MARKET ウメるのはあなた


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「うめきたガーデン」の「メインガーデン」です。

 公式HP → うめきたガーデン 


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「うめきたガーデン」の「ガレージガーデン」です。


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「うめきたガーデン」の「花咲く丸太小屋」です。


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「うめきたガーデン」の「みどりの小径」です。


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「うめきたガーデン」の「みんなの花畑」です。


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「みんなの花畑」の西側の花壇です。


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「みんなの花畑」の東側の花壇です。


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「A区域(北側)」と「B区域(南側)」の間です。


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B区域(南側)
 「B区域(南側)」です。当たり前ですが、東側の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の用地では暫定利用は行われません。

B区域(南側)
⑤ うめきたグリーンマーケット
⑥ 環境影響に配慮した地下水の熱源利用に関する実証検証
⑦ うめきた菜の花・ミツバチプロジェクト
⑧ うめきたスポーツパラダイス事業(仮)
⑨ Osaka love festival


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街区の西側に仮設の道路が整備されています。

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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区 2016年9月19日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が一部で始まっています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
工事の全景です。


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「開削工法」により掘削工事が行われています。


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北側部分です。「屋根」が設置されます。えび茶色の鉄骨は、「土留め壁」を支える「切梁」です。


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南側部分です。


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南側半分で掘削工事が行われています。周囲に「土留め壁」を支える「切梁」が準備されています。


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「掘削土」が山積みされています。

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2016年9月20日 (火)

ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 (仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト 「コメ兵」が名古屋本店、新宿店に次ぐ規模の「KOMEHYO梅田店」を2017年2月にオープン!

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-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にありました。

 「新梅田ビルディング」は解体工事が行われました。跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設されています。

● KOMEHYO梅田店
 テナントの概要が少しずつ明らかになってきました。下層階にはブランド品を主柱とする日本最大級のリサイクルショップ「コメ兵(コメひょう)」が出店します。

 「コメ兵」は、名古屋本店、新宿店に次ぐ規模の「KOMEHYO梅田店」を2017年2月にオープンする予定です。梅田地区では「ホワイティうめだ店」に次ぐ出店となります。

 店舗面積は1,318.58㎡を予定しており、主な買取及び販売品目は「宝石・貴金属、時計、バッグ、衣料」などを予定しています。オープンは2017年2月の予定です。

(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクトの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日
◆ 着工-2016年03月15日
◆ 竣工-2017年02月28日予定


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「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」の建設現場です(撮影日2016年9月19日)。


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全景です(撮影日2016年9月19日)。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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KOMEHYO梅田店
 
現地に掲示してある「コメ兵(コメひょう)」の告知板です。完成予想図を見る限り1階から3階に出店するように見えます。

● コメ兵(コメひょう)
 「コメ兵」は、関西ではあまりなじみが無いかもしれませんが、名古屋市中区大須三丁目に本社を置く、日本最大級のリサイクルショップです。

 中古品が8割で、新品販売も手掛けています。東京証券取引所第2部と名古屋証券取引所第2部に上場しており、 2016年3月期の売上高45,903百万円、営業利益2,789百万円となっています。


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ブランリール 大阪(BLANC RIRE 大阪)

 上層階には、完全貸切ゲストハウスウェディングの「ブランリール 大阪(BLANC RIRE 大阪)」が出店します。2017年3月オープン予定です。

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「南海和歌山ビル」の建て替え 和歌山市駅活性化計画(第2期工事) 「(仮称)カンデオホテルズ和歌山」の出店決定!

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-和歌山市駅活性化計画-

 「和歌山市駅」は、かつては和歌山市の中心駅で、「南海和歌山ビル」は1973年5月に竣工しました。ピーク時には1日に約5万人の乗降人員がいました。
 しかし、和歌山市の中心市街地はJR和歌山駅方面に徐々に移り、南海の2014年度の乗降人員は17,732人にまで落ち込んでいます。

 1973年に「南海和歌山ビル」のキーテナントとして開店した「高島屋和歌山店」は、2014年8月31日に営業を終了しました。

● 第2期工事では南海和歌山ビルの建て替え
 衰退イメージが大きい南海和歌山市駅周辺におけるイメージ刷新するために、「南海和歌山ビル」の建て替えを市街地再開発事業で実施します。

 「第1期工事」では、駐車場跡に「オフィス棟」を建設し、業務機能等を集積します。また「駅施設」については、改札を2階から1階に移設してバリアフリー化し、利便性の向上と交通結節の強化を図ります。

 「第2期工事」では「南海和歌山ビル」などを解体し、4棟総延床面積約31,000㎡規模の再開発ビルを建設します。
 ホテル棟(地上12階、延床面積約6,160㎡)、商業棟(地上3階、延床面積約7,720㎡)、公益施設棟(和歌山市民図書館等/地上4階、延床面積約9,100㎡)、駐車場棟(地上5階、延床面積約7,980㎡)を予定しています。

 2017年4月に「南海和歌山ビル」の解体工事に着工、2017年12月に施設建築物工事に着工(駐車場棟から)、2018年度から各棟が順次竣工、2020年3月に「ホテル棟・商業棟」が竣工する予定です。


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(仮称)カンデオホテルズ和歌山
 「南海電鉄」は、第2期工事で建設を予定しているホテル棟について、カンデオホテルズを全国展開している「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」とホテル出店に関する基本合意書を締結しました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2016/09/15)
 和歌山市駅活性化計画(第2期)のホテル棟に客室数122室「(仮称)カンデオホテルズ和歌山」の出店決定  

 「(仮称)カンデオホテルズ和歌山」は、カンデオホテルチェーンでは和歌山初出店です。 ホテル棟(地上12階)のうち4階~12階に入居します。客室数は122室を予定し、2020年春の開業予定です。


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南海和歌山ビル

 3代目駅舎となる地上7階、地下1階の「南海和歌山ビル」は1973年5月に竣工しました。「第2期工事」により2017年4月に解体工事に着手する予定です。


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「南海和歌山ビル」のキーテナントだった「高島屋和歌山店」は、2014年8月31日に営業を終了しました。


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2階の改札口です。「南海電鉄」で一番最初に自動改札機が導入されました。JRの部分も南海電鉄が管理しています。

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2016年9月19日 (月)

山陽電鉄およびJRの明石駅前 明石駅前広場整備工事の「ペデストリアンデッキ架設工事」 2016年9月16日の建設状況

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-明石駅前広場整備工事-
 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が行われています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 引用資料 公式HP(全戸完売したので詳細は見られません)
 プラウドタワー明石 

  「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の一環として「明石駅前広場整備工事」が行われています。2014年10月1日に着手し、2016年11月末に竣工予定です。

● 明石駅前広場整備工事の目的
(1) 明石駅周辺地域への回遊性の確保
 山陽明石駅-再開発ビル-ラポール明石(明石駅東側)及び、再開発ビルから魚の棚方面へ 歩行者デッキをつなぐことにより、明石駅周辺地域への回遊性を向上させます。

(2) 交通拠点の機能強化・公共交通の利便性の向上
 バスとタクシーの乗降所を整備・拡充することにより、明石駅や中心市街地にアクセスしやすい公共交 通網を整備するとともに、歩行者にとって安全な駅前広場空間を創造します。


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山陽電鉄本線「山陽明石駅」のホームから見た「ペデストリアンデッキ」の架設工事の様子です。再開発ビル「PAPIOS AKASH(パピオス明石)」と接続されます。


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「ペデストリアンデッキ」の架設工事を北西側から見た様子です。ペデストリアンデッキは「Y字型」です。


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「Y字型」の交点部分です。


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山陽電鉄本線「山陽明石駅」との接続部分です。


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前回アップした時に ”写真を見ると駅そのものとは接続されないようです。” と書きましたが間違いでした。シャッターがある部分と接続されるようです。


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山陽電鉄本線「山陽明石駅」側から見た様子です。


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「東改札」と直結します。山陽電鉄本線「山陽明石駅」のメインは「西改札」です。


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山陽電鉄本線「山陽明石駅」との接続部分を南東側から見た様子です。


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再開発ビル「PAPIOS AKASH(パピオス明石)」との接続部分です。


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「ペデストリアンデッキ」の架設工事を北東側から見た様子です。


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「ペデストリアンデッキ」の架設工事を南東側から見た様子です。


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南北に走る道路を横断する部分です。


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東端は東側の再開発ビル「ラポール明石」の2階と接続されます。


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再開発ビル「ラポール明石」との接続部分を北西側から見た様子です。

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山陽電鉄およびJRの明石駅前 明石駅前広場整備工事 2016年9月16日の建設状況

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-明石駅前広場整備工事-
 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が行われています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 引用資料 公式HP(全戸完売したので詳細は見られません)
 プラウドタワー明石 

  「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」の一環として「明石駅前広場整備工事」が行われています。2014年10月1日に着手し、2016年11月末に竣工予定です。

● 明石駅前広場整備工事の目的
(1) 明石駅周辺地域への回遊性の確保
 山陽明石駅-再開発ビル-ラポール明石(明石駅東側)及び、再開発ビルから魚の棚方面へ 歩行者デッキをつなぐことにより、明石駅周辺地域への回遊性を向上させます。

(2) 交通拠点の機能強化・公共交通の利便性の向上
 バスとタクシーの乗降所を整備・拡充することにより、明石駅や中心市街地にアクセスしやすい公共交 通網を整備するとともに、歩行者にとって安全な駅前広場空間を創造します。


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「明石駅前広場」の配置図です。

 引用資料 明石駅前南地区市街地再開発組合
 明石駅前広場整備工事に着手します

● 明石駅前広場整備工事の工程
(ステップ1) 明石駅前広場のうち東側を工事します。工事内容は、既存構造物の撤去、地下埋設物の整備等です。このステップでは地上構造物の仕上げまでは行わず、主に地下の基礎工事となります。

(ステップ2) 明石駅前広場のうち西側を工事します。このステップでは西側の既存構造物の撤去から、新設の地上構造物(シェルター等)の仕上げまで行います。

(ステップ3) 明石駅前広場の東側に戻り、新設の地上構造物(シェルター、デッキ等)の仕上げを行います。

第1ステップが完了
 2015年10月31日に「第1ステップ」が完了しました。それに伴い、西ロータリーのバスのりばを、2015年11月1日から東ロータリーへ移設しました。

第2ステップが完了
 2015年11月1日から「第2ステップ」の工事に着手しました。「東ロータリー」と「西ロータリー」の間の整備および屋根を設置する工事が行われました。

第3ステップ
 「東ロータリー」のバスのりばを、2016年5月16日から「西ロータリー」へ移設しました。以前と同じのりばへ戻りました。現在は、「東ロータリー」の地上構造物(シェルター、デッキ等)の工事を行っています。


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ロータリー
 「東ロータリー」です。「東ロータリー」のバスのりばを、2016年5月16日から「西ロータリー」へ移設しました。現在は「第3ステップ」の「東ロータリー」の地上構造物(シェルター、デッキ等)の工事を行っています。


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地上構造物(シェルター、デッキ等)の工事を行っています。


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「東ロータリー」を北西側から見た様子です。


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「東ロータリー」と「西ロータリー」の間です。この部分もかなり整備が進みました。


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西ロータリー

 「東ロータリー」のバスのりばを、2016年5月16日から「西ロータリー」へ移設しました。以前と同じのりばへ戻りました。「第2ステップ」が完了しています。

 再開発ビル「PAPIOS AKASH(パピオス明石)」に沿って東ロータリーの南側でもバスのりばの整備が行われています。


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「西ロータリー」を西側から引いて見た様子です。

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2016年9月18日 (日)

PAPIOS AKASHI(パピオス明石) 地上34階、高さ約124mの「プラウドタワー明石」 2016/09/18 外観がほぼ完成!

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-プラウドタワー明石-
 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が行われています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 概要は、地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ124.050mです。「住宅棟」の正式名称は、「プラウドタワー明石」に決まっています。

 引用資料 公式HP(全戸完売したので詳細は見られません)
 プラウドタワー明石 

 用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。 総戸数は216戸(地権者住戸17戸を含む)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われましたが、全戸完売しています。

● PAPIOS AKASHI(パピオス明石)
 再開発ビル施設棟の名称は、公募により「PAPIOS AKASHI(パピオス明石)」に決定しています。「パピオス」は、「パレス(殿堂など)」と「ピアッツァ(広場)」に「オアシス」などを加えた造語です。

 地上6階の「施設棟」は一足早く、2016年11月下旬に竣工予定です。商業施設や公共施設が2016年12月から順次開業します。

プラウドタワー明石の概要
◆ 計画名-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部124.050m、建築物117.300m、軒高116.700m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡(住宅棟・施設棟を含む総再開発面積)
◆ 建築面積-7,040.37㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡(住宅棟・施設棟を含む総面積)、28,000.06㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(地権者住戸17戸を含む)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2016年11月下旬予定(施設棟)、2017年01月下旬予定(住宅棟)
◆ オープン・入居開始-2016年12月(施設棟が順次開業)、2017年03月下旬予定(住宅棟)


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「プラウドタワー明石」を北東側から見た様子です。タワークレーンが2基共に姿を消しています。すでに全戸完売しています。

 「プラウドタワー明石」は、地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用しています。


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「プラウドタワー明石」の下層階を北東側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」を北側から見た様子です


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「プラウドタワー明石」の下層階を北側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」を北西側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」の下層階を北西側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」を南東側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」の下層階を南東側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」を南西側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」の下層階を南西側から見た様子です。


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「施設棟」を北東側から見た様子です。


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「プラウドタワー明石」と「施設棟」の接続部分を北側から見た様子です。


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外観上の大きな特徴である階段とエスカレーターです。


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「施設棟」を北西側から見た様子です。


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「施設棟」を南東側から見た様子です。


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「施設棟」を南西側から見た様子です。


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「国道2号線」をオーバーパスする歩行者デッキです。この部分には歩道橋がありましたが、解体されて屋根付きの歩行者デッキに架け替えられています。


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「施設棟」との接続部分を南東側から見た様子です。


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歩行者デッキの南端です。「エレベーター」も設置されてバリアフリー化されています。

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2016年9月17日 (土)

姫路市 キャスティ21コアゾーンAブロック (仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路) 2016年9月16日の建設状況

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-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテルが「(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)」建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
 その後、2度の規模縮小により最終的には、地上14階、地下1階、高さ64.110m、延床面積32,182.07㎡となり、2016年8月16日に着工しました

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日(労災保険関係成立票より)


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「北立面図」です。

 引用資料 兵庫県庁(PDF)
 (仮称)マルイト姫路ビル 


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「西立面図」です。2階の南端を東西に「ペデストリアンデッキ」が貫通します。


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1台目の「三点式パイルドライバ」です。


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何の作業をしているのでしょうか?


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溝に沿って「アースオーガ」で土壌を攪拌(かくはん)している事は分かりましたが、「セメントミルク」も注入されていないし、具体的に何の作業をしているのか分かりませんでした。


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2台目の「三点式パイルドライバ」です。


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こちらは明らかに「山留め壁」を構築しています。


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溝に沿って「ソイルセメント柱列壁工法」で、「山留め壁」を構築しています。


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芯材の「H形鋼」が並べらていています。


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「セメントミルクプラント」が2基に増えていました。


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敷地南側部分です。


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敷地北側部分です。


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角度を変えて見た様子です。

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名古屋市 「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」を一体的に再開発? 解体工事がすべて完了!

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-菱信ビル解体工事-

 名古屋駅前の「ミッドランド スクエア」と「モード学園スパイラルタワーズ」の間の一等地に、西側から「三井ビル北館、菱信ビル、白川第三ビル」の3棟が重なるように建っていました。

 最初に一番西側の「三井ビル北館」の解体工事が行われました。次に一番東側の「白川第三ビル」の解体工事が行われました。
 中央の「菱信ビル」だけ残っていましたが、解体工事が行われました。解体工事の工事名は、「菱信ビル解体工事」で、工期は2015年8月24日~2016年10月31日(予定)となっていましたが、すでに解体工事は終わっています。

 跡地に何が建設されるのかは具体的にまだ何も発表されていませんが、普通に考えて一体的に再開発されるのは誰の目にも明らかです。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「菱信ビル」跡地です。北側(ミッドランド正面側)は、地権者である「むさし企業」の土地保有分248坪です。北側の杭で囲まれた部分が範囲だと思われます。

● 暫定施設を建設
 「中日新聞」によると「むさし企業」が地上2階のビルを建設するそうです。テナントにはブランド品などのリサイクルショップ「コメ兵」が入居します。規模から明らかに暫定施設です。

 「三井ビル北館」の跡地には、2014年4月17日に数年間の暫定的な商業施設となる「M4テラス」が開業しています。将来の再開発を見込んでいずれも期限付きでの入居です。


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3棟とも解体されて「モード学園スパイラルタワーズ」の全景がきれいに収められるようになりました。


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「菱信ビル」跡地を北側から見た様子です。


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期間限定の「モード学園スパイラルタワーズ」のアングルです。


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「菱信ビル」跡地を南側から見た様子です。


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期間限定の「ミッドランドスクエア」のアングルです。

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2016年9月16日 (金)

目から鱗が落ちる 東海道腺沿線の旧中央郵便局(東京、名古屋、大阪など)が各駅の神戸方面側に統一されていた理由!

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-KITTE名古屋-

 「JPタワー名古屋」の商業施設「KITTE名古屋」が2016年6月17日にオープンしました。「KITTE名古屋」は別の機会に特集するとして、この夏に撮影に行った時に、「KITTE名古屋」の1階アトリウムで面白いイベントが行われていました。

 1階アトリウムの広場に、「名駅物語」として、多数のパネルが展示されていました。過去の歴史的に非常に貴重な写真が展示されていて、その解説文を読むと知らない事がたくさんありました。


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名駅物語14

 その中で「名駅物語14」に私は一番興味を持ちました。題して「旧名古屋中央郵便局が名古屋駅の北側にあった理由」です。


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旧中央郵便局は各駅の神戸方面側に統一

 東海道腺沿線の旧中央郵便局(東京、名古屋、大阪など)が各駅の神戸方面側に統一されていた理由が解説されていました。

 言われてみれば確かに、「旧東京中央郵便局、旧名古屋中央郵便局、旧大阪中央郵便局」などは駅の神戸方面側にありました。

 こんな事を考えた事もありませんでした。「目から鱗が落ちる」とは正にこの事です。私はNHKの「プラタモリ」が大好きですが、いつも「そうだったのか!」と感心します。街の歴史を知るとその街がますます好きになります。 


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旧東京中央郵便局

 「旧東京郵便局」は、JR東京駅の神戸方面側にあります。他の都市もこの例に倣いました。跡地には「JPタワー」が建設されました。


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旧名古屋中央郵便局

 「旧名古屋郵便局」も、JR名古屋駅の神戸方面側にあります。跡地には「JPタワー名古屋」が建設されました。


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旧大阪中央郵便局

 「旧大阪中央郵便局」も、JR大阪駅の神戸方面側にあります。「JPタワー大阪」はいつになったら建設されるのでしょうか?

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京都大学 第5のiPS細胞研究開発拠点 「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事」

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-京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから6年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所ですが、どんどん規模が拡大しています。

 第1弾の「京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、第2弾の「京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に第3弾の「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する総合研究に利用される第4弾の「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設中です。

● iPS等臨床試験センター棟の機能を追加
 「京都大学医学部附属病院」は、旧病棟の老朽化に伴う施設整備の一環として、玉突きのように病棟の建て替えを行っています。

 当初は、「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)」のみでしたが、「iPS等臨床試験センター棟」の機能が追加になり、計画名は「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事」と非常に長くなっています。

 建設予定地は、「旧南病棟」と「RI診療棟」の跡地です。概要は、地上8階、地下1階、延床面積31,661.47㎡です。「iPS等臨床試験センター棟」もあるので、京都大学の「iPS細胞」の第5の研究開発拠点とも言えます。

 山中伸弥教授が2012年に「ノーベル生理学・医学賞」を受賞してから「京都大学医学部」の整備は加速しています。
 旧帝大の医学部と言えどもこんなに次々と建物が建設される事はめったにありません。いかにインパクトが凄いスーパーノーベル賞であったかが分かります。

施設の概要 
◆ 計画名-「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町54番
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.97m、軒高30.97m
◆ 敷地面積-79,850.68㎡(施設全体)
◆ 建築面積-4,991.26㎡
◆ 延床面積-31,661.47㎡(容積率対象外768.55㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-病院
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2016年03月28日(解体工事含む、労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年09月30日予定(労災保険関係成立票より)


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「配置図」です。(75)の「旧南病棟」と(82)の「RI診療棟」がある場所に建設されます。(74)は「積貞棟」、(73)は「南病棟」です。


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南側の「RI診療棟」です。解体される予定です。


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北側の「旧南病棟」です。解体される予定です。


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すでに準備工事が始まっています。「労災保険関係成立票より」によると工期は、解体工事も含めて、2016年3月28日~2019年9月30日(予定)となっています。


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施工者は「清水建設」です。


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「南病棟(写真手前)」と「積貞棟(写真奥)です。「京都大学(医病)総合高度先端医療病棟(Ⅱ期)・iPS等臨床試験センター棟新営その他工事」も同じような外観になります。

 「京都大学医学部附属病院」は、旧病棟の老朽化に伴う施設整備の一環として、玉突きのように病棟の建て替えを行っています。

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2016年9月15日 (木)

JR東海 リニア中央新幹線の「名古屋市ターミナル駅」 在来線の名古屋駅の北端で行われている謎の工事

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リニア中央新幹線-
 2027年に開業を目指す「リニア中央新幹線(品川~名古屋間)」は、路線距離は約286kmで、全体の86%に当たる約246kmが地下やトンネルとなります。最高時速500キロで走行し、東京と名古屋を最短40分で結ぶ予定です。
 
 駅は、(1)東海道新幹線品川駅地下、(2)相模原市緑区のJR橋本駅付近、(3)甲府市大津町付近、(4)長野県飯田市上郷飯沼付近、(5)岐阜県中津川市千旦林付近、(6)東海道新幹線名古屋駅地下の6駅が設けられます。

中央新幹線(東京都・名古屋市間)の概要
◆ 路線延長-約286km(地上部約40km、トンネル部約246km)
◆ 駅(6駅)
 (1) 東京都-東京都港区東海道新幹線品川駅(地下駅)
 (2) 神奈川県-神奈川県相模原市緑区JR橋本駅付近(地下駅)
 (3) 山梨県-山梨県甲府市大津町付近(地上駅)
 (4) 長野県-長野県飯田市上郷飯沼付近(地上駅)
 (5) 岐阜県-岐阜県中津川市千旦林付近(地上駅)
 (6) 愛知県-名古屋市中村区東海道新幹線名古屋駅(地下駅)
◆ 車両基地(2ヶ所)
 (1) 関東車両基地-神奈川県相模原市緑区鳥屋付近(約50ha)
 (2) 中部車両基地-岐阜県中津川市千旦林付近(工場機能含む:約65ha)
◆ 変電施設-10ヶ所
◆ 保守基地-8ヶ所(保守用車留置施設含)
◆ 走行方式-超電導磁気浮上方式
◆ 最高設計速度-時速505km
◆ 開業-2027年予定(品川~名古屋間)


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名古屋市ターミナル駅の概要

 「名古屋市ターミナル駅の概要」です。「名古屋市ターミナル駅」は、新幹線や在来線の名古屋駅の北側寄りで、新幹線や在来線とは東西方向にほぼ十字に交差します。

 引用資料 名古屋市・公式ホームページ(PDF)
 リニア中央新幹線と名古屋駅周辺まちづくり構想 


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名古屋市ターミナル駅の断面イメージ

 「名古屋市ターミナル駅の概要(断面イメージ)」です。地下約30m(新幹線ホームからは約40m)の地下空間に建設します。品川駅と同様に各ホームには2編成ずつ計4編成のリニアが停車出来ます。
 
 
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名古屋駅ターミナル駅の施工概要

 工事は「開削工法」で行われます。私のような素人が工程見ると、超難工事の品川駅よりは簡単そうに見えましたが、品川駅以上に複雑で大規模な工事となるそうです。


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「名古屋市ターミナル駅」は、在来線の名古屋駅の北端の地下に建設される予定です。新幹線や在来線とは東西方向にほぼ十字に交差します。


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ホームの北端を解体しているようです。何のために解体しているのか現地に書いてなかったので分かりませんが、「リニア中央新幹線」の関連工事だと思われます。


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3番・4番ホームの北端も解体されています。


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一番東側の1番・2番ホームの北端は閉鎖されています。

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名古屋市 日本銀行名古屋支店の東南側 高さ約150mの「錦二丁目7番地区計画」

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-錦二丁目7番地区計画-

 名古屋市中区錦二丁目に「日本銀行名古屋支店」がありますが、日本銀行名古屋支店の東南側の街区で再開発が計画されています。名古屋市は、都市計画提案制度に基づく「錦二丁目7番地区計画」の素案を受理しています。

 街区約11,000㎡を「錦二丁目7番地区計画」に定め、「東地区(A)約5,000㎡、東地区(B)約2,000㎡、西地区約4,000㎡」に分けて再開発を行う計画です。

 最も広い街区北東側の東地区(A)約5,000㎡には、約300戸の都心型住宅、商業施設、駐車場などが入る延床面積約48,100㎡の再開発ビルを建設する計画です。高さは最高で150mとなる予定です。

 事業主体となる「錦二丁目7番街区市街地再開発準備組合」には、事業協力者として「野村不動産、旭化成不動産レジデンス」、コンサルタントで「タウンコム、日本設計」が参加しています。

 「錦二丁目地区」はかつては、日本有数の繊維問屋街として発展しましたが、繊維業の衰退に伴い、人口減少により、駐車場などの更地が目立っています。


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「計画図(錦二丁目7番地区計画)」です。

 引用資料 名古屋市
 計画提案に係る都市計画の素案の閲覧(地区計画(錦二丁目7番地区))


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街区を北東側から見た様子です。街区の北東側が東地区(A)約5,000㎡で、高さ約150mの再開発ビルが建設される予定です。


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最大規模の「東地区(A)」は、かなりの部分が更地になっており、駐車場として使用されています。


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街区を南東側から見た様子です。街区の南東側は東地区(B)約2,000㎡となります。


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街区を南西側から見た様子です。街区の西側は西地区約4,000㎡となります。


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街区を北西側から見た様子です。街区の西側は西地区約4,000㎡となります。

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2016年9月14日 (水)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/09/08 「TMB掘削バケット」の開閉シーンを激写!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年9月8日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年9月8日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年9月8日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年9月8日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年9月8日 
 1台目の「アースドリル掘削機」です。この現場は、「逆打ち工法」が採用されているので、アースドリル掘削機で掘削した「掘削孔」に「場所打ちコンクリート杭」の構築と「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みを行います。


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撮影日2016年9月8日
 アースドリル掘削機の「ケリーバ」に「TMB掘削バケット」が装着されるというめったに見る事の出来ない非常に貴重なシーンに遭遇しました。


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撮影日2016年9月8日
 「TMB掘削バケット」が装着された状態です。「場所打ちコンクリート杭」の一部に「TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)」が採用されると思われます。


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撮影日2016年9月8日 なんと「TMB掘削バケット」が開き始めました。開閉のテストを行っていたのでしょうか?


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撮影日2016年9月8日
 「TMB掘削バケット」が開いた状態です。「掘削孔」の中ではこの状態で、「TMB杭(多段拡径杭/多段拡底杭)」を構築します。

 私が「TMB掘削バケット」の存在を知って6年経ちますが、「TMB掘削バケット」が開いた状態を見たのは「あべのハルカス」の建設現場と今回の2度だけです。

 「TMB掘削バケット」が開いた状態を見るのも難しいのに、開閉するという超貴重なシーンを見る事が出来ました。ギュィーンと速く開閉すると思っていましたが、非常にゆっくり開閉していました。


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撮影日2016年9月8日 再び閉じて「掘削孔」の中に入っていきました。


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撮影日2016年9月8日 「TMB掘削バケット」はもう1基あります。


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撮影日2016年9月8日 2台目の「アースドリル掘削機」です。


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撮影日2016年9月8日 「掘削孔」です。計測機器が見えるので、「掘削孔」の精度を計測しているようです。


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撮影日2016年9月8日 組立中の「構真柱」です。


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撮影日2016年9月8日  
 「構真柱」の建込みが終わった直後の状態です。地上から「構真柱」の建込みの様子が見えていましたが、撮影場所に着くと完了していました・・・

 見えている鉄骨は、「構真柱」そのものではなく、「構真柱の上部に連結されている「ヤットコ」です。「ヤットコ」は、コンクリートが固まると撤去され、何度も再利用されます。


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撮影日2016年9月8日
 「構真柱」の建込みが終わって埋め戻しを行っています。打設されたコンクリートが固まると「ヤットコ」が撤去されて、「構真柱」は埋め戻されます。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/09/08 7階・8階部分の鉄骨建方が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年9月8日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年9月8日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年9月8日 7階・8階(9FL)部分の鉄骨建方が始まりました。


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撮影日2016年9月8日
 鉄骨の柱が3本並べられています。この現場はほぼ敷地いっぱいで建設しているのでタワークレーンで建築資材を吊り上げる「揚重ヤード」の確保が難しいです。そのため、7階床に鉄骨を1度揚重してから鉄骨建方を行っているようです。


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撮影日2016年9月8日 取り付ける前の制振装置の「粘性体制震壁」が、6基並べられています。


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撮影日2016年9月8日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年9月8日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年9月8日 7階・8階(9FL)部分の鉄骨建方の様子です。

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2016年9月13日 (火)

大阪駅改良プロジェクト 大阪駅南広場の新歩道橋・新バスターミナル 2016年10月1日(土)から使用開始! 

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-大阪駅南広場の新歩道橋・新バスターミナル-

 JR西日本は、2014年より大阪駅改良および開発プロジェクトを進めていましたが、整備工事が進み、2016年10月1日(土)から使用開始します。

 JR西日本 ニュースリリース(2016/09/12)
 ~大阪駅改良プロジェクト~ 大阪駅南広場の新歩道橋・新バスターミナル使用開始について 
 
 当初から2016年秋の使用開始予定でしたが、工事の進行具合を見ていると前倒しされるのかな? とも思いましたが、計画通りの2016年秋となりました。

● 新歩道橋(スカイウォーク)の整備
 これまで南北をつないでいた「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」の中央付近に、大阪ステーションシティ サウスゲートビル2階へつながる新たな「新歩道橋(スカイウォーク)」を整備することで、南エリアの回遊性が豊かになるとともに、歩車分離が促進されるため、安全性の向上にもつながります。

 「スカイウォーク」は、全長約70m、幅5mで、事業主体は「西日本旅客鉄道(JR西日本)」、2016年10月1日(土)から使用開始します。

● 新バスターミナルの整備
 当初、大阪駅南広場の東側に混在していたバスターミナルとタクシーのりばを駅の東側と西側にすみ分け、さらに道路上にあった一部バス乗場を、バスターミナル内に集約することにより、乗降時の安全性・利便性が向上するとともに、道路渋滞の改善につながります。また、歩行者動線を美装化し、わかりやすい案内設備に改修します。

 「新バスターミナル」の事業主体は「西日本旅客鉄道(JR西日本)、大阪市交通局」で、2016年10月1日(土)から全面的に使用開始します。


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「新歩道橋(スカイウォーク)」です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」との接続部分です。


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最後まで残っていた「養生ネット」も外されました。


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「OSAKA STATION CITY」のロゴが見えます。「新歩道橋(スカイウォーク)」の事業主体は「西日本旅客鉄道(JR西日本)」で、「OSAKA STATION CITY」の施設の一部になります。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た「新歩道橋(スカイウォーク)」の北側です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た様子です。


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「サウスゲートビルディング」側から見た「新歩道橋(スカイウォーク)」と「新バスターミナル」の整備の様子です。


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「新バスターミナル」の整備の様子です。


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舗装を行うための重機です。


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「新バスターミナル」の屋根です。


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植栽が行われる部分です。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分の「新歩道橋(スカイウォーク)」と「新バスターミナル」の整備の様子です。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分です。「エレベーター」が設置されています。


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「エレベーター」です。


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「サウスゲートビルディング」との接続部分です。

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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年9月8日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「クラムシェル」で掘削しています。


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アップです。


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ここでも掘削しています。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」を建込んでいます。


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ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」で、地中障害物の撤去を行っています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」です。地中障害物の撤去を行っています。


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西側部分です。

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2016年9月12日 (月)

大阪大学中之島アゴラ構想 中之島に「文化・芸術・学術・医学」の発信拠点 医学は「iPS細胞」などの再生医療の中心拠点!

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-大阪大学中之島アゴラ構想-
 「大阪大学」は、大阪市北区中之島の大阪市有地約12,000㎡に、「文化・芸術・学術・医学」の発信拠点を設ける「大阪大学中之島アゴラ構想」を提案しました。2021年の設置を目指します。

 引用資料 大阪大学(2016/08/25)
 中之島4丁目大阪市有地に関する「大阪大学中之島アゴラ構想」の提案について 

 「中之島」は大阪大学発祥の地ですが、大阪大学は1993年までに大阪府吹田市や豊中市へ移転しました。中之島には2004年4月に「大阪大学中之島センター」を開設しましたが、学生らの本格的な教育拠点はありませんでした。

 「大阪大学中之島アゴラ構想」は、中之島四丁目の市有地に医療や健康の産学連携拠点、市新美術館と連動したアート拠点、社会人大学院など社会連携の拠点を設けます。
 学部や博士・修士課程で医療統計や医療通訳の教育をする医学系研究科や、芸術や博物館学などアート・サイエンスの研究科も創設します。

 医学では再生医療の一般化を目指します。京都大学iPS細胞研究所など関西の研究機関や企業と連携し、臨床研究から治験、産業化、海外展開までを担う拠点の開設を想定しています。
 最先端医療の実用化に向け、国家戦略特区を活用して医療機器の早期承認や人材育成に取り組みます。訪日外国人に高度な医療と観光を提供する「医療ツーリズム」の展開も目指します。

 大阪市では、2015年度に大学等の設置等を条件として、売却のため開発事業者プロポーザルによる開発事業予定者を募集しましたが、応募はありませんでした。

 12,000㎡では本格的な大学を建設するには狭すぎます。私は「大阪大学」の大阪市内の拠点しかないと思っていました。「棚から牡丹餅」のような結果になりましたが、すごく良かったと思います。


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「大阪大学中之島アゴラ構想」の「施設区分・⽤途」です。


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北西側から見た様子です。


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大林組・京阪所有地
 街区の北西側は「大林組・京阪所有地」です。私は、大学等の設置等を条件としてする前は、「大林組」と「京阪電鉄」が一体的に大規模に再開発すると期待していました。しかし、2社は進出する気配を見せませんでした。

 「大林組・京阪所有地」はいずれ単独で開発する事になると思います。「大阪大学中之島アゴラ構想」に連動するような施設を建設して欲しいです。


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東側寄りから見た様子です。


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街区の東側隣接地には、大阪市の「⼤阪新美術館」が2021年度に開館予定です。

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梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の跡地 & 「仮設郵便局(プレハブ)」の解体工事 2016年9月8日の状況

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-梅田3丁目計画(仮称)-

 「大弘ビル」の解体が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2015年6月5日~2016年10月3日(予定)となっています。

● 「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バス駐車場
 
「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バスの駐車場となります。開設時期は2016年10月上旬ごろを予定し、駐車台数は約10台(敷地面積約2,180㎡)となります。

 JR西日本 ニュースリリース(2016/08/19)
 
西梅田「大弘ビル」跡地に観光バス駐車場を暫定的に開設いたします  

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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解体工事は終わっているようです。


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解体工事用の重機が撤退して、駐車場を整備するための重機と入れ替わっています。


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駐車場の「側溝」を整備しています。


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駐車場を整備するための部材が積まれています。


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南西側から見た様子です。「大弘ビル」が姿を消して新鮮な景色です。


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「仮設郵便局(プレハブ)」はの解体工事が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年11月11日(予定)までとなっています。


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重機でバリバリ解体しています。

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2016年9月11日 (日)

うめきた2期区域の暫定利用 「A区域(北側)」と「B区域(南側)」 2016年9月8日の建設状況

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-うめきた2期区域の暫定利用-

 うめきた2期区域について、民間開発が本格化するまでの当面の間、まちづくりのプロモーション、周辺エリアの賑わいの創出及び防災性の向上等が図られるよう、区域用地の暫定的な利活用を図ることを目的に、暫定利用を行う事業者の募集を行いました。

 エントリーした各事業予定者策定の事業計画について、「うめきた2期区域暫定利用検討委員会」で審査を行い、2016年度の暫定利用を行う事業者が決定しています。

 引用資料 大阪市(2016/06/02)
 うめきた2期区域の暫定利用を行う事業者を決定しました 

 「みどり」や防災、環境等に関する市民参加型・体験型のイベントや、食や音楽のイベント、エネルギー利用技術の実証フィールドとしての活用など、多彩な事業が展開される予定です。


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「うめきた2期区域 暫定利用対象地 位置図」です。暫定利用は、北側の「A区域」と南側の「B区域」に分けて行われます。

A区域(北側)
① うめきたガーデン
② 「植育」イベント みどりのサンタとクリスマスツリー作り
③ うめきた楽市楽座 ~うめきたにかけるはし~
④ UMEKITA PARK MARKET ウメるのはあなた

B区域(南側)
⑤ うめきたグリーンマーケット
⑥ 環境影響に配慮した地下水の熱源利用に関する実証検証
⑦ うめきた菜の花・ミツバチプロジェクト
⑧ うめきたスポーツパラダイス事業(仮)
⑨ Osaka love festival


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A区域(北側)

 「A区域(北側)」です。当たり前ですが、東側の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の用地では暫定利用は行われません。

A区域(北側)
① うめきたガーデン
② 「植育」イベント みどりのサンタとクリスマスツリー作り
③ うめきた楽市楽座 ~うめきたにかけるはし~
④ UMEKITA PARK MARKET ウメるのはあなた


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「うめきたガーデン」の「メインガーデン」の建設現場だと思われます。

 公式HP → うめきたガーデン 


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「うめきたガーデン」の「ガレージガーデン」の建設現場だと思われます。


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「うめきたガーデン」の「みどりの小径」の建設現場だと思われます。


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「うめきたガーデン」の「みんなの花畑」の建設現場だと思われます。一部で植栽も始まっています。


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植栽用の植物が準備されています。


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南側のこの部分に「うめきたガーデン」以外を配置するのでしょうか?


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「A区域(北側)」と「B区域(南側)」の間です。


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B区域(南側)
 「B区域(南側)」です。アスファルトで舗装が終わった段階です。当たり前ですが、東側の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」の用地では暫定利用は行われません。

B区域(南側)
⑤ うめきたグリーンマーケット
⑥ 環境影響に配慮した地下水の熱源利用に関する実証検証
⑦ うめきた菜の花・ミツバチプロジェクト
⑧ うめきたスポーツパラダイス事業(仮)
⑨ Osaka love festival


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更に南側です。南東側の地下に新駅が建設されます。

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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北側の先行着手工区 2016年9月8日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-

 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事」が一部で始まっています。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 地区西端を南北に走る東海道線支線(約2,400m)を中央部に移設・地下化する事業で、工事を担当するJR西日本は、北側の先行着手工区(約310m)の施工者を「錢高組・西松建設JV」に決定しています。


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
工事の全景です。


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「開削工法」により掘削工事が行われています。


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北側部分です。「屋根」が設置されました。えび茶色の鉄骨は、「土留め壁」を支える「切梁」です。


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南側部分です。南側部分でも掘削工事が始まりました。


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「掘削土」が山積みされています。

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2016年9月10日 (土)

(仮称)ヨドバシ梅田タワー Part2:重層的な歩行者ネットワークの整備!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」を計画しています。しかし、一向に動きがありませんでした。

 ヨドバシカメラは、仙台市のJR仙台駅東口では、延床面積約93,500㎡(約81,000㎡+約12,500㎡)の「ヨドバシ仙台第1ビル計画」、またオリンピックが開催される東京では、「新宿西口本店」周辺を再開発して、ツインタワーを建設して、売場面積が約40,000㎡の国内最大級の家電量販店を建設します。

 ヨドバシカメラとしては、「マルチメディア梅田」の経営は順調なのであえて2期棟を急ぐ必要がないので、正直言うと私は、仙台と東京・新宿を優先して2期棟の着工は当分無いと諦めていました。

● 2016年8月31日に正式発表
 私が、東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいる間に正式に発表されました。このニュースを東京のホテルの部屋のWi-Fiでつないだノートパソコンで見て、思わず狂喜乱舞してしまいました。「梅田2期棟」は都市伝説じゃなかったんですね(笑)。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「重層的な歩行者ネットワークの整備」が行われます。これらが整備される事によって、JR大阪駅の北側の歩行者ネットワークは劇的に改善されます。


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Bデッキ

 「Bデッキ」は、「グランフロント大阪南館の南側からアクセスできる回遊デッキ」となります。これが完成するとJR大阪駅から「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」へのアクセスが劇的に改善されます。

 「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」のメインの入口は1階の南西側および南東側ですが、メインの入口が2階の南西側に変わると思われます。


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「Bデッキ」の建設予定地です。


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この2本のゲートの間を回遊デッキが通ります。


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Aデッキ

 「Aデッキ」は、「JR(大阪ステーションシティ)側からアクセスできる回遊デッキ」となります。


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「Aデッキ」の建設予定地です。植栽が途切れている部分に建設されると思われます。


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芝1デッキ

 「芝1デッキ」は、「新阪急ホテル側、計画北側エリアからアクセスできる回遊デッキ」となります。


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「芝1デッキ」の建設予定地です。


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芝田2交差点のデッキ 

 「芝田2交差点」にもデッキが整備されます。「グランフロント大阪南館の北側からアクセスできる回遊デッキ」となります。


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ここから東側に回遊デッキが伸びます。「グランフロント大阪南館」側では、回遊デッキを設置ための工事は事前に終わっています。

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(仮称)ヨドバシ梅田タワー Part1:「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場で本格的にボーリング調査が始まる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」を計画しています。しかし、一向に動きがありませんでした。

 ヨドバシカメラは、仙台市のJR仙台駅東口では、延床面積約93,500㎡(約81,000㎡+約12,500㎡)の「ヨドバシ仙台第1ビル計画」、またオリンピックが開催される東京では、「新宿西口本店」周辺を再開発して、ツインタワーを建設して、売場面積が約40,000㎡の国内最大級の家電量販店を建設します。

 ヨドバシカメラとしては、「マルチメディア梅田」の経営は順調なのであえて2期棟を急ぐ必要がないので、正直言うと私は、仙台と東京・新宿を優先して2期棟の着工は当分無いと諦めていました。

● 2016年8月31日に正式発表
 私が、東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいる間に正式に発表されました。このニュースを東京のホテルの部屋のWi-Fiでつないだノートパソコンで見て、思わず狂喜乱舞してしまいました。「梅田2期棟」は都市伝説じゃなかったんですね(笑)。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

 商業部分は、地下1階~地上8階で、床面積約48,500㎡です。大規模商業施設の場合は、約半分が売場面積になるので、梅田に新たに売場面積24,000㎡~25,000㎡クラスの大規模商業施設が誕生する事になります。

 ホテル部分は、地上9階~34階で、床面積約41,500㎡です。客室数1000室の大規模ホテルとなります。ホテル等の「容積率緩和」の制度は適用していないように見えます。申請するのに時間がかかるのでしょうか?

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場を北西側から見た様子です。まだ「建築計画のお知らせ」は掲示されていませんでした。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」北側の駐車場を西側から見た様子です。着工に備えて本格的に「ボーリング調査」が始まっています。

 私が確認した限りですが、5ヵ所で「ボーリング調査」を行うようです。2014年の年末にも「ボーリング調査」が行われましたが、あれは何だったのでしょうか?


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1ヶ所目の駐車場の南西側です。「ボーリングマシン」が設置されています。


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2ヶ所目の駐車場の北西側です。撮影時点ではまだ「ボーリングマシン」は設置されていませんでした。


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3ヶ所目の駐車場の中央北側です。「ボーリングマシン」が設置されています。


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4ヶ所目の駐車場の中央南側です。「ボーリングマシン」が設置されています。


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5ヶ所目の駐車場の北東側です。「ボーリングマシン」が設置されています。手前にもフェンスが設置されていますが、ここでも「ボーリング調査」を行う可能性があります。

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2016年9月 9日 (金)

中之島フェスティバルタワー・ウエスト 2016/09/08 下層階も外観がほぼ姿を現す!

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト-

 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

● コンラッド大阪
 米ホテルチェーン大手の「ヒルトン・ワールドワイド」は、「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に、最高級ブランドのホテル「コンラッド大阪」を開くと発表しています。

 「コンラッド大阪」は、高層部の33階~40階に入ります。延床面積約23,000㎡で、33階~37階、39階に計164の客室を設け、全室50㎡以上と国内最大級となります。開業は2017年夏の予定です。

 「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は、13あるヒルトンブランドの中で「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」と並ぶ最高級ブランドに位置づけられ、日本国内では、東京汐留ビルディングに「コンラッド東京」として初進出しています。

中之島フェスティバルタワー・ウエストの概要
◆ 計画名-中之島フェスティバルタワー・ウエスト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.84㎡
◆ 延床面積-150,987.71㎡(容積率対象面積133,570.38㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定
◆ オープン-2017年夏予定(コンラッド大阪)


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撮影日2016年9月8日 土佐堀川の「常安橋」から見た様子です。


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撮影日2016年9月8日 ツインタワーのアップです。


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撮影日2016年9月8日 「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」のアップです。タワークレーンはすべて姿を消しています。


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撮影日2016年9月8日 
 「コンラッド大阪」は、高層部の33階~40階に入ります。延床面積約23,000㎡で、33階~37階、39階に計164の客室を設け、全室50㎡以上と国内最大級となります。


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撮影日2016年9月8日 土佐堀川の「筑前橋」から見た様子です。


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撮影日2016年9月8日 南東側の「錦橋(歩行者専用橋)」から見た様子です。


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撮影日2016年9月8日
 南東側から見た下層階の様子です。先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」と同じく、下層階はレンガの外壁が採用されています。「中之島フェスティバルタワー」と同じく、職人さんがレンガを1つの1つ手積みしています。

 コンクリートの壁面から少し離して積み上げる「レンガ中空積み工法」を採用しています。「レンガ中空積み工法」では、コンクリートの壁面とレンガ壁の間に隙間(空気層)を設けています。


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撮影日2016年9月8日 南東角です。東側は吹き抜けになっています。


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撮影日2016年9月8日 南西側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年9月8日 北東側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年9月8日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2016年9月8日 北東角です。ガラス張りとなっています。


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撮影日2016年9月8日 東面の中央です。ガラス張りとなっています。


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撮影日2016年9月8日 北西角です。

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憧れの「フェスティバルホール」 「安室ちゃん(安室奈美恵)」のライブで初めて入りました!

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-フェスティバルホール-

 2代目の「フェスティバルホール」は2013年4月3日開館しました。「フェスティバルホール」に入るのは私の憧れでしたが、まだ1度も入った事がありませんでした。
 昨日(9月8日)、「フェスティバルホール」で行われた「安室ちゃん(安室奈美恵)」のライブで初めて入る事が出来ました。やっと夢が叶いました。

 安室ちゃんは、2016年8月19日(よこすか芸術劇場)~2017年3月31日(東京国際フォーラム ホールA)まで、全国33都市88公演のホールツアー「namie amuro LIVE STYLE 2016-2017」を行っています。あのバキバキでキレキレのライブを7ヶ月ちょっとで88公演も行う殺人的スケジュールです。

 関西は20公演で、「フェスティバルホール」は12公演もあります。ただアリーナツアーでもなかなか抽選に当たらないのに、ホールツアーなのでもっと当たりません。
 そのためファンクラブ先行では、2016年分は5公演(1公演2枚まで)までの制限が付きました。それでも落選祭りになっていました。


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2代目の「フェスティバルホール」は、大阪三井物産ビル側が「舞台」、四つ橋筋側が「座席」となっています。図面を見て知ってはいましたが、実際に見ると「こんな構造になっているのか!」と内部をじっくり探索してました。


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四つ橋筋側は、ガラスの縦のスリットが入っていますが、中に入って初めてわかりましたが、この部分の5階~7階が3層吹き抜けになっており、ガラスから外の景色を見る事が出来ます。

 2代目の「フェスティバルホール」は、レンガの外壁が採用されています。職人さんがレンガを1つの1つ手積みしています。
 四つ橋筋側は、内部の壁も外壁と同じ大きさのレンガを手積みしています。また内部の壁以外にもいたるところで、外壁と同じ大きさのレンガを手積みしています。非常に贅沢な造りになっています。


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客席数は2,700席です。内訳は、1階が1,544席(BOX席81席含む)、2階が564席、3階が560席、バルコニーBOX32席となっています。今回のライブは3階で見ましたが、3階でもステージとの距離が近くてよく見えました。

 引用資料 公式ホームページ
 フェスティバルホール 

 初代の「フェスティバルホール」は、「神様が作ったホール」と称賛されるくらい音響が素晴らしかったのですが、2代目も素晴らしかったです。


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エントランスホール(1階)
 1階にあるエントランスホールの「大階段」です。ここで多くの方が記念撮影をしていました。見てのとおりファンの多くが女性です。

 女性比率はパッと見は8割くらいでしょうか? 安室ちゃんのライブは9回目でしたが、慣れとは恐ろしいもので何度も行っていると超アウェーの状態が全く気にならなくなります(笑)。


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大階段を上がった2階です。ここでも外壁と同じ大きさのレンガを手積みしています。


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エントランスホワイエ(2階)
 2階の「エントランスホワイ」にエグッズ売り場が設けられていました。早めに行ってグッズを買って、その後にビルの撮影をしました。入場時に持ち物チェックがあるので、一眼レフカメラは大阪駅のコインロッカーに預けました。


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グッズは、マフラータオル¥1,500とミニタオル ロゴブルー(マグネット缶入り)¥1,500を買いました。ほとんどが女性向けのグッズなので、男性はほとん買えるものがありません・・・

 全国33都市88公演もあるので体力の消耗を考えているのか? アリーナツアーより曲数が少なかったです。全25曲、約1時間52分でした。時間は短かったけれど、非常に充実していました。
 
 安室ちゃんは9月20日に39歳になります。しかし、どこまでも可愛くて、綺麗で、カッコ良くて、年齢を全く感じさせません。

 NHKリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック放送テーマソングの「Hero」も当然歌いました。個人的に一番楽しみにしていたのがライブで5年ぶりに歌った「Hide & Seek」です。聴けて大満足でした。

 思いっ切り体を動かして、応戦して、歌って、めっちゃめっちゃ楽しかったです。帰る時には声が少し枯れていました。次は12月の「神戸国際会館こくさいホール」です。

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2016年9月 8日 (木)

岐阜市 地上24階、高さ約95mの「岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事」

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-岐阜駅東地区市街地再開発事業-

 「岐阜駅東地区市街地再開発組合」は岐阜駅東地区に、地上24階、地下0階、 高さ95.16mの再開発ビルを建設中です。

 JR岐阜前には、地上43階、地下1階、高さ162.82mの「岐阜シティ・タワー43」と地上37階、塔屋2階、地下1階、高さ135.89mの「岐阜スカイウイング37(ザ・ライオンズ一条タワー岐阜)」が建っています。

岐阜駅東地区市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-岐阜県岐阜市高砂町一丁目4番、7番~16番
◆ 階数-地上24階、地下0階
◆ 高さ-最高部95.16m、軒高89.71m
◆ 地区面積-約5,000㎡
◆ 敷地面積-2,759.60㎡
◆ 建築面積-2,273.76㎡
◆ 延床面積-23,855.66㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-商業施設、業務(福祉)施設、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-分譲住宅12戸、賃貸住宅約60戸、サービス付き高齢者向け住宅約30戸、介護付有料老人ホーム100床、特別養護老人ホーム100床、 ショートステイ約20床
◆ 建築主-岐阜駅東地区市街地再開発組合
◆ 設計者-青島設計・スぺーシア共同企業体
◆ 監理者-青島設計
◆ 施工者-岐建
◆ 着工-2016年03月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年09月30日


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「位置図」です。

 引用資料 公式ホームページ
 岐阜駅東地区市街地再開発事業


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「フロア構成」です。<共同住宅>22階~24階が分譲住宅12戸、18階~21階が賃貸住宅約60戸、16階~17階がサービス付き高齢者向け住宅 約30戸、<福祉施設>10階~15階が介護付有料老人ホーム100床、5階~9階が特別養護老人ホーム100床、3階~4階がショートステイ 約20床、地域交流センター等、<商業施設>1階~2階が商業施設等となる予定です。


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「岐阜駅東地区市街地再開発事業」の建設現場を南東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。


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少し角度を変えた様子です。


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南西側から見た様子です。こんなに「仮囲い」の広い範囲が透明のアクリル板になってる現場は珍しいです。ビルヲタには非常に助かります。


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北西側から見た様子です。


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「建築計画のお知らせ」はちゃんと「仮囲い」に掲示して欲しいです。これでは一部が見えません・・・(涙)

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岐阜駅東地区市街地再開発事業で整備される再開発ビルとJR岐阜駅を接続する「岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画」

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-岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画-
 JR岐阜駅北口駅前広場では、街づくりと一体となった「安全な歩行空間の確保」、「歩行者の回遊性の向上」、「にぎわい創出」を目指して、大規模のペデストリアンデッキが整備されています。

 更に、JR岐阜駅(東自由通路2階)と岐阜駅東地区第一種市街地再開発事業で整備される再開発ビルを接続する「岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画」が行われており、ペデストリアンデッキは東側に拡大します。


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仮囲いに掲示されている「岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画」の説明です。


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「岐阜駅東地区歩行者用デッキ整備計画」と「岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事」の様子です。


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西側部分を南東側から見た様子です。


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西側部分を北東側から見た様子です。


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東側部分を南東側から見た様子です。


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東側部分を北東側から見た様子です。


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北東側から引いて見た様子です。

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2016年9月 7日 (水)

京都市新庁舎整備(本庁舎改修、北庁舎建替え、西庁舎建替え、分庁舎新築) 実施設計の概要を公表 素晴らしい新庁舎に生まれ変わります!

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-京都市新庁舎整備-

 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 京都市は9月5日に、「新庁舎整備に係る実施設計について」公表しました。「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。設計は「日建設計」が担当し、2017年度に着工し、2022年度中に工事を終える予定です。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)

 本体工事費は320億円を見込んでいます。当初計画の247億円からは計73億円の増額となります。地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の整備には別途13億円を要します。


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。これは素晴らしいアイデアですね!


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「分庁舎鳥瞰 南西より」です。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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本庁舎(外観を保存して改修)

 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」の建設予定地です。すでに既存の西庁舎の解体工事が終わっています。地震対策として「地下1階柱頭免震」を採用します。


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北庁舎(建て替え)

 既存の「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です。


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分庁舎(新築)

 押小路通りを挟んで北側にある駐車場跡地(妙満寺跡地)に「分庁舎」を新築します。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。


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「分庁舎」の建設予定地では、「埋蔵文化財発掘調査」が行われています。


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「京都市新庁舎整備・分庁舎」の建築計画の概要です。

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京都市庁舎の再整備 京都市役所前広場に2基導入された耐震地下駐輪場「エコサイクル」

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京都市役所前広場に導入されたエコサイクル
 京都市は、京都市庁舎の再整備に伴い、機械式地下駐輪場を2基整備しました。工事名は「市庁舎前広場機械式地下駐輪場新設工事」でした。

 「技研製作所」の耐震地下駐輪場「エコサイクル」2基(計408台収容)が京都市役所前広場に完成し、京都市長をはじめ京都市会議長や京都市会関係者が参加したオープニング式典が、2015年12月19日(土)に開催されました。

 技研製作所 ニュースリリース(2015/12/25)
 京都市役所前広場に「エコサイクル」2基が完成


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エコサイクル(京都市役所前広場)
 京都市役所前広場に導入された耐震地下駐輪場「エコサイクル」です。京都駅南口駅前広場に導入されたタイプと地上部分のデザインがかなり異なります。

 地上の入出庫ブースはコンパクトですが、地下における自転車の収容台数が1基あたり204台と大きいのが特徴です。自転車が高速(平均13秒)で自動入出庫出来ます。


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耐震地下駐輪場「エコサイクル」

 機械式地下駐輪場は、耐震地下駐輪場「エコサイクル」となっています。自転車の入出庫操作は、全てコンピュータ制御により自動化されています。

 「エコサイクル」は、私の田舎の高知県が誇る「技研製作所」の製品です。「技研製作所」と言えばシートパイルを圧入する「サイレントパイラー」が有名ですが、「耐震地下駐輪場、耐震地下駐車場」なども開発しています。

 技研製作所・公式HP → エコサイクル 

 「エコサイクル」は、京都駅南口駅前広場の3基に続いての導入です。駐輪場に隣接し歴史的建造物として保存される壮麗な現本庁舎の外観や、古都京都の街並みに調和するデザイン性の高さが評価されたためです。


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「施工手順」です。


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エコサイクル(京都駅南口駅前広場)
 京都駅南口駅前広場に導入された耐震地下駐輪場「エコサイクル」です。八条西洞院付近に2基、アバンティ前に1基、合計3基(収容台数は合計612台)整備しました。2015年2月11日(水)から供用開始しています。


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京都駅南口駅前広場に導入された耐震地下駐輪場「エコサイクル」を別角度から見た様子です。

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2016年9月 6日 (火)

京都の五花街の一つ「先斗町(ぽんとちょう)」 数々の規制や難題をクリアして「無電柱化」を実施!

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-先斗町(ぽんとちょう)-

 「先斗町(ぽんとちょう)」は、阪急の「河原町駅」近く、鴨川と木屋町通の間にある狭い通りで、北端には「先斗町歌舞練場」があります。

 京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空は電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。

● 新工法採用により無電柱化!
 
先斗町通は道幅が狭く、両側に家屋が近接して建ち並んでいることから、これまで実施してきた無電柱化事業の整備手法では、技術的に整備することが困難でした。

 そこで、地域の方々の協力を得て、新たな実施方法を取り入れることにより、無電柱化の取組みを行う事となりました。東京オリンピックが開催される2020年夏の完成を目指しています。

 引用資料 京都市情報館(2015/12/11)
 先斗町通の電柱を無くす取組み(無電柱化)が始まります!!

(1) 地域の協力(必要となる土地の提供)
 
無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地上機器は、道路内に設置すると通行の妨げとなりますが、先斗町通では、地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。

(2) 新たな実施方法(先斗町方式による無電柱化の推進)
 
国で検証中の低コスト整備手法を先行的に取り入れることで、他のライフラインとの干渉が少なくなります。

(3) 先斗町通に特化した地上機器の設置
 
地上機器に加え、地中に設ける電力桝のサイズ(幅220㎝×深さ150cm×奥行120㎝)が大きく、設置工事の際の掘削に伴う影響や設置後の土地利活用に与える影響が大きいことから、公共用地の外へ設置する際の課題となっていました。

 そのことから、「関西電力」と調整し、地上機器及び電力桝の仕様変更(サイズの縮小)を行い、協力いただく方への負担を小さくしました。


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事業区間は、一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」です。延長490m、幅員1.8m~4.4mとなっています。


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無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。先斗町通の京町家の意匠(犬矢来等)にあわせた美装化を行います。


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「電力桝」のサイズを縮小し、設置に伴う負担(影響)を低減します。


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「先斗町」は、京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。


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しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。


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道幅が1.8m~4.4mと狭く工事用の重機で深い穴を掘ることは困難なため、人力で掘れる浅い位置に小型の共同溝を設け、電線を通すことにしました。この工法は国土交通省が検証中で、全国に先駆けて実施を決めました。工事は夜中から朝にかけて行う予定です。

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パークホームズ神戸 ザ レジデンス 2016年9月4日の建設状況

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-パークホームズ神戸 ザ レジデンス-

 神戸中央郵便局の道路を挟んで南西側に位置する日本郵政グループの「旧神戸貯金事務センター」跡地が、公開入札により「三井不動産レジデンシャル」に売却されました。

 跡地には、地上20階、地下0階、高さ59.99m、総戸数357戸の「(仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画新築工事」が建設中です。正式名称は「パークホームズ神戸 ザ レジデンス」となっています。

 「三井不動産レジデンシャル」の大規模な分譲マンションは、ランク別に大きく分けて上から「パークコート、パークシティ(パークタワーを含む)、パークホームズ」の3タイプがあります。
 
 「パークホームズ」シリーズは、三井不動産レジデンシャルが最も多く提供しているスタンダードタイプのマンションブランドです。

パークホームズ神戸 ザ レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区栄町通七丁目1番5(地番)
◆ 交通-JR神戸線「神戸」駅徒歩5分、神戸市市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅徒歩6分、阪神・神戸高速線「西元町」駅徒歩3分、阪急・阪神・神戸高速線「高速神戸」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 高さ-59.99m
◆ 敷地面積-3,845.30㎡
◆ 建築面積-2,386.40㎡
◆ 延床面積-31,925.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-357戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2015年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年02月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定


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北側から見た様子です。外観がほぼ見えるようになりました。


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下層階の様子です。ほぼ敷地いっぱいに建設しています。


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北東面の凹でいる部分です。


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東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。敷地の南西側も道路に一部接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。


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外壁の質感はこんな感じです。


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西側から見た様子です。


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すぐ北側の「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」の跡地には、地上33階、地下1階、高さ120.15m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。

 今から言っても遅いですが、これがもう少し早く判明していたら「三井不動産レジデンシャル」も超高層タワーマンションを建設していたのかも知れません。

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2016年9月 5日 (月)

神戸市の近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約120mの「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」 2016年9月4日の状況

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(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
 
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が始まっています。

 「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
 老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積約3,051㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。

 跡地には、地上33階、地下1階、高さ120.15m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。

(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-120.15m
◆ 敷地面積-約3,051㎡
◆ 建築面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-約41,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日予定
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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「ファミリアホール」を東から見た様子です。足場の設置が行われています。もう美しいルネサンス様式の建物を撮影する事は出来ません。

 敷地面積約3,051㎡です。すぐ南側で建設中の「パークホームズ神戸 ザ レジデンス」は敷地面積3,845.30㎡なので、それより少し狭いです。


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「ファミリアホール」を北側から見た様子です。


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敷地北西側のこの部分も含みます。


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「ファミリアホール」を南側から見た様子です。


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「ファミリア旧本社屋」を東側から見た様子です。


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「ファミリア旧本社屋」を南側から見た様子です。敷地の南西側も道路に接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。


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「ファミリア旧本社屋」を西側から見た様子です。


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1枚目の「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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1枚目の「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」の建築計画のお知らせです。

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2016年9月 4日 (日)

地上29階、高さ約120mの超高層複合ビル「神戸阪急ビル増築工事」 2016/09/04 「神戸市ホテル等建築指導要綱」による標識を掲示!

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-神戸阪急ビル増築工事-
 東京(首都圏)に撮影に行っていて更新を休んでいました。今日から本格的に更新を再開しますのでよろしくお願いします。

 まさか休んでいる期間に「ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について」が正式発表されるとは・・・

 なぜクソ暑い「太陽のSEASON」に撮影に行ったのかというと「いきものがかり」の10周年ライブ「超いきものまつり2016 地元でSHOW!! ~海老名でしょー!!!~ / ~厚木でしょー!!!~」の「海老名運動公園」でのライブに合わせて行ったためです。
 野外で、大雨だったのでズブ濡れになりましたが、サプライズで「明石家さんま」が登場して大盛り上がりでした!

 本題に戻って、「神戸阪急ビル東館」の建て替え計画は、地上29階、地下3階、高さ約120mとなります。2016年夏に着工し、2021年の竣工を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2016/04/25)
 神戸阪急ビル東館 建替計画について 

神戸阪急ビル増築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 延床面積-約33,900㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年夏
◆ 竣工-2021年01月31日予定(労災保険関係成立票より)


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「計画地周辺図」です。ビルの容積を確保するために、敷地面積に駅高架下範囲等を含めています。この手法は駅ビルを建設する場合、多くの鉄道会社が採用しています。


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「フロア構成図」です。上から29階が「展望フロア、レストラン」、17階~28階が「ホテル(宿泊主体型ホテルremm)」、16階が「機械室」、4階~15階が「オフィス」、地下2階~3階が「商業施設」、地下2階~2階が「駅コンコース、地下鉄への連絡通路、他」、地下3階が「機械室」となっています。

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「建築計画のお知らせ」はまだ掲示されていませんでしたが、「神戸市ホテル等建築指導要綱」による標識が掲示されていました。

 今までは「神戸阪急ビル東館 建替計画」と呼んでいましたが、正式な計画名は「神戸阪急ビル増築工事」となっています。

 「阪急阪神ホールディングス」の2016年4月25日のPDF資料では、延床面積約28,500㎡となっていましたが、この標識では延床面積約33,900㎡とかなり差異があります。
 「完成予想図」を見る限り変更は無いようなので、考えられるのが「延床面積」と「容積対象床面積」の差です。もしくは既存施設を含んだ面積の可能性もあります。


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「神戸阪急ビル東館」の東側壁面が足場で囲われました。


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2016年8月13日(土)から建物内の通路が閉鎖されました。


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赤い部分の通路が閉鎖されました。


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北東側から見た様子です。


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「建設現場事務所」は、敷地北側の高い場所に設けられています。敷地に余裕が無い上に、この下でも工事が行われるので、邪魔にならないように嵩上げされています。


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北西側から見た様子です。

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