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2016年10月15日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/10/14 1階床の鉄骨建方が本格化!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年10月14日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年10月14日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年10月14日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年10月14日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年10月14日 1階床の鉄骨建方が本格的に行われています。


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撮影日2016年10月14日  
 1階床の鉄骨建方の様子です。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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撮影日2016年10月14日 掘り出した「構真柱(こうしんちゅう)」の上に「CFT柱」を載せて鉄骨建方を行っている様子がよく分かります。


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撮影日2016年10月14日 コンクリートが打設されています。コンクリートは「捨てコンクリート」です。「捨てコンクリート」は、地下1階の構築が始まると解体されます。


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撮影日2016年10月14日 「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分です。この上に「CFT柱」を載せて鉄骨建方を行います。


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撮影日2016年10月14日 工事が進むと「新阪急ビル跡地側のⅠ期部分」と地下および道路上空で接続されます。


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撮影日2016年10月14日 地下階はこの部分で接続されます。


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撮影日2016年10月14日
 すでに「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」の「ソイルセメント」が一部撤去されています。接続部分の「山留め壁」は最終的にすべて撤去されます。

 最終的に撤去する部分の「山留め壁」を構築するのはもったいない気もしますが、地下水や土圧対策の観点から「山留め壁」を構築してから、工事の進行に合わせて徐々に撤去するのが一般的です。


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撮影日2016年10月14日 北西側では掘削作業が行われています。「構真柱(こうしんちゅう)」の頭部分を掘り出しています。


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撮影日2016年10月14日 
 掘り出した「構真柱」の頭部分のアップです。「構真柱」には建込み時の「スペーサー」が付けられたままになっていますが、取り外されます。


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撮影日2016年10月14日
 「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」です。小型の「油圧ショベル」で、「ソイルセメント」を削ぎ落としています。

 「山留め壁」は最初からこのように滑らかではなく、「ソイルセメント」を「H形鋼」に沿って、重機や人力で削ぎ落として滑らかにします。


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撮影日2016年10月14日 掘削作業が行われています。

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