ビックリ仰天! セブン&アイ・ホールディングスが「そごう神戸店、西武高槻店、そごう西神店」の3店をエイチ・ ツー・オー リテイリングに譲渡 三宮の再開発が加速する可能性大!
-そごう神戸店-
最近の企業に関する経済ニュースは何があっても驚きませんが、昨日(10月6日)は流石にビックリ仰天しました。
「セブン&アイ・ホールディングス」と阪急阪神百貨店を傘下に置く「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、資本業務提携することで合意したと発表しました。
「セブン&アイ・ホールディングス」は、「エイチ・ツー・オーリテイリング」に「そごう神戸店、西武高槻店、そごう西神店」の3店を譲渡する方針です。
「セブン&アイ・ホールディングス」は、絶好調の「セブン‐イレブン」がグループを支える一本足打法の状態になっています。不振が続く総合スーパーの「イトーヨーカ堂」や百貨店事業が足を引っ張っている状態です。
不振の百貨店を次々と閉店しています。今年から来年にかけて「そごう柏店、西武春日部店、西武八尾店、西武筑波店、西武旭川店」を閉店します。
私には「セブン&アイ・ホールディングスは百貨店事業にやる気なし・・・」に見えます。設備投資をしないで効率ばかり追求する「セブン&アイ・ホールディングス」には、百貨店の経営は無理だったのかも知れません。百貨店は夢を売る商売ですから・・・
「エイチ・ツー・オーリテイリング」は、「対価を支払い3店を承継するが、具体的な金額や営業形態、店舗名を変えるかどうかは未定だ」と述べています。
つい最近撮影した「そごう神戸店」です。ここ最近撮影した事は無かったのですが、「そごう神戸店が撮影してくれ!」と言っているように感じたので撮影しました。「虫の知らせ」に似たような感覚でしょうか?
信じられないかも知れませんが、いろいろな街をずっと撮影していると「撮影してくれ!」と訴えかけてくるように感じる事があります。撮影した場所が後に再開発される事が過去に何度もありました。
少し角度を変えて見た様子です。私は「そごう神戸店」は、「阪急百貨店」に店名を変えると予想しています。ハーバーランドの「神戸阪急」は、2012年3月11日に閉店しましたが、再び阪急が神戸に戻ってくるかも知れません。
今回の譲渡決定により、「そごう神戸店」の土地・建物のかなりの部分を「阪急阪神東宝グループ」が保有する事になります。段階的な建て替えも考えられます。
「神戸市」は、雲井通五丁目・六丁目を再開発して、高層複合ビル(商業施設、ホテル、オフィス、バスターミナルなど)の建設方針を固めたと報道されています。今回の「そごう神戸店の譲渡が起爆剤になればいいな!」と思います。
JR西日本は、三ノ宮駅の再開発を検討しています。老朽化した駅ビル「三宮ターミナルビル」の建て替えを核に、神戸市と協議を進めています。
今回決まった「そごう神戸店」の譲渡は、三ノ宮駅の再開発に大きな影響を及ぼすと思われます。危機感を抱いたJR西日本が再開発を加速するのは間違いないです!
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