JR広島駅新幹線口前 (仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事 2016年10月19日の建設状況
-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事-
JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。
「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用します。2018年3月に竣工し、2018年10月の移転完了を予定しています。
1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入る予定です。
(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事の概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番4
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日予定
二葉の里地区
広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」は、広島市都心部に残された最後の一等地と言われています。土地区画整理事業区域は約138,000㎡あります。
引用資料 財務省中国財務局(2014/05/20) リンク切れ
国有財産二葉の里地区国有地の二段階一般競争入札の結果について
二葉の里5街区
「二葉の里5街区」の配置図です。敷地面積は14,823.25㎡です。国有地の一般競争入札が行われ、「大和ハウス工業、広島テレビ放送、エネルギア・コミュニケーションズ」の3社が、62億3000万円で共同落札しました。
敷地を3社で分割し、「広島テレビ放送」が南東側の5,098.48㎡、「エネルギア・コミュニケーションズ」が北東側の3,386.06㎡、「大和ハウス工業」が西側の6,339.23㎡を所有します。
街区の中央には、公開空地として長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を設け、賑わいと憩いの空間を創り出します。
「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の建設現場です。起工式が2016年8月31日に行われ、現在は本格的に工事が行われています。
敷地の南東側が「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の建設現場です。一足先に竣工したエネルギア・コミュニケーションズの「EneWings広島データセンター」の南側になります。
少し角度を変えて見た様子です。
1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。
アースドリル掘削機に「拡底バケット」が装着されています。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」である事が分かります。
「拡底バケット」が「掘削孔」の中に入って行きました。
2台目の「アースドリル掘削機」です。
「鉄筋かご」を組んでいます。「山留め壁」が見えますが、「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の「山留め壁」は、地下階が無いので簡易な「シートパイル(鋼矢板)」となっています。
表面にスパイラル状のラインが入った鋼管が並べられています。場所打ちコンクリート杭の一部もしくは全部が、「場所打ち鋼管コンクリート杭」である可能性が高いです。
「スライムクリーナー」です。
「安定液プラント」です。
「(仮称)広島テレビ放送」の建築計画のお知らせです。
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