X-Knowledge(エクスナレッジ) 「日本のビルベスト100」を出版しました!
-日本のビルベスト100-
2016年10月初旬に「X-Knowledge(エクスナレッジ)」から「日本のビルベスト100」を出版しました! B5、157ページ、1,944円(税込)です。
X-Knowledge(エクスナレッジ) → 日本のビルベスト100
Amazon → 日本のビルベスト100
過去に、産経新聞出版「東京工事中!ナビ」とエイ出版社「未来の地図 東京・首都圏版」の原稿の執筆した事がありましたが、すべての記事を自分で書いたのは今回が初めてでした。
出版元の「エクスナレッジ」は、月刊誌「建築知識」をはじめとして建築分野では日本最大規模の出版社です。私は「鉄筋コンクリート造」とか「鉄骨造」の構造をこの出版社の本で勉強しました。
よく知っていた出版社だったので、出版の話が来た時にすぐにOKしました。軽い気持ちで受けたのですが、こんなに記事を書くのが大変だとは思いませんでした・・・
● 100棟の選択に四苦八苦
日本の高さ100m以上の超高層ビルの中から「Landmark(ランドマーク編)」、「Form(見た目編)」、「History(歴史編)」、「Technology(技術編)」をそれぞれ25棟ずつ、合計100棟選びました。
地域のバランスや新旧のバランスを考慮して、25棟ずつ、合計100棟を選ぶのは、難解なパズルを解くようで、非常に難しかったです。100棟に絞るために泣く泣く削ったビルがたくさんあります。
地域のバランスには細心の注意を払いましたが、日本の高さ100m以上の超高層ビルは圧倒的に東京に集中しています。そのため東京中心になったのはお許し頂きたいと思います。
● 記事の執筆とチェックに四苦八苦
ブログなら間違いは「ゴメンナサイ・・・」で済みますが、本となるとそうはいきません。一から徹底的に調べ直しました。
調べ直すと自分のホームページ「超高層ビルとパソコンの歴史」のデータベースのデータの間違いが何ヶ所も見つかりました。
また、延床面積を例に挙げると専門書や公式ホームページを見ても2つ3つ違う数値が出てくるのはザラで、いったいどれが正しいのか? と悩みました。
3段階の原稿チェックがありましたが、限られた時間内での記事の間違い探しは、チェックのたびに気が狂いそうになりました(笑)。
● なかやん氏とショーケン氏の素晴らしい写真
出版にあたって、「BLUE STYLE COM 」の「なかやん氏」と「OSAKAビル景」の「ショーケン氏」に沢山の素晴しい写真を提供して頂きました。心から感謝を申し上げます。
中身はこんな感じです。基本的には超高層ビルの入門書ですが、マニアックな事もかなり書いています。
| 固定リンク