梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/11/10 早くも1基目のタワークレーンが登場!
-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。
「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。
引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~
梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)
工事施行計画の概要
スケジュール
① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定
撮影日2016年11月10日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。
撮影日2016年11月10日 「大阪神ビルディング」の全景です。
撮影日2016年11月10日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。
撮影日2016年11月10日
早くも1基目のタワークレーンが登場しました。地上部分の鉄骨建方が始まってから登場すると思っていたので、この段階での登場に驚きました。
撮影日2016年11月10日 少し方向を変えた様子です。
撮影日2016年11月10日 1基目のタワークレーンです。マストの色が「竹中工務店カラー」のシルバーです。
撮影日2016年11月10日 まだ一部で、本格稼働前の作業を行っていました。
撮影日2016年11月10日
1基目のタワークレーンの「ベース架台」です。当たり前ですが、「フロアクライミング方式」のタワークレーンです。
撮影日2016年11月10日
南西側は、1階床への「コンクリート」の打設が終わっています。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。
地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。
撮影日2016年11月10日 1階床に「デッキプレート」の上で「鉄筋」の配筋が行われています。
撮影日2016年11月10日 アップです。「×」の部分には何を設置するのでしょうか?
(追記)
すぐにメールを頂きました。ありがとうございました。 ”×はダクトなどの床開口部の仮閉鎖です。昔は開いたままで、作業員に注意するよう言っていたのですが、よく落ちるのでここまでしないといけない・・・” とのことです。
撮影日2016年11月10日 たくさんの「鉄筋」が準備されています。
撮影日2016年11月10日 北西側でも「鉄筋」の配筋が行われています。
撮影日2016年11月10日 タワークレーンが本格的に稼働すると、この「クローラークレーン」は撤退すると思われます。
撮影日2016年11月10日 「クローラークレーン」の撤退後に、最後まで残っているこの部分の「1次根切り(掘削)」が行われると思われます。
撮影日2016年11月10日 ほぼ敷地いっぱいに建設されているので、「建設現場事務所」はこの狭いスペースに設けられています。
(訂正)
すぐにメールを頂きました。ありがとうございました。 ”阪神ビルのユニットハウスは職人の休憩所、便所、溶接材料の倉庫などのはずです。現場事務所は近くのビルに入っているはずです。” だそうです。訂正させて頂きます。
| 固定リンク
« 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/11/10 | トップページ | 神戸医療産業都市 「iPS細胞」を活用した網膜再生治療などを行う「(仮称)神戸アイセンター新築工事」 2016年11月4日の建設状況 »
「01 大阪梅田ツインタワーズ・サウス」カテゴリの記事
- 地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 美しい「壁面緑化」、どのようにメンテナンスしているのか?(2023.06.09)
- 地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 「阪神園芸」が壁面緑化、屋上緑化などの植栽施設を施工・保有!(2022.03.29)
- 地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2022年2月25日に全体竣工、2022年3月24日にオフィスゾーンが開業!(2022.02.26)
- 地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 2021年10月8日(金)に阪神梅田本店建て替え先行オープン!(2021.09.23)
- 地上38階、高さ約189mの「大阪梅田ツインタワーズ・サウス」 Ⅱ期工事 2020/10/01 オフィスフロアの「鉄骨建方」が本格化!(2020.10.03)