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2016年11月17日 (木)

姫路市 (仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路) 2016/11/15 「piole(ピオレ)姫路」と直結 & イメージパース公開!

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-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテルが「(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)」建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
 その後、2度の規模縮小により最終的には、地上14階、地下1階、高さ64.110m、延床面積32,182.07㎡となり、2016年8月16日に着工しました

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日(労災保険関係成立票より)


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「北立面図」です。

 引用資料 兵庫県庁(PDF) リンク切れ
 (仮称)マルイト姫路ビル


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「西立面図」です。2階の南端を東西に「ペデストリアンデッキ」が貫通します。


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敷地北側部分です。


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大型の「クローラークレーン」が稼働しています。


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敷地北東側部分です。この部分は地下階はありません。


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1階床を構築しています。


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「基礎梁」です。


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敷地南側部分です。


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掘削工事が行われています。


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南側に高層棟が建設されます。高層棟には、地下1階があります。


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「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」です。「山留め壁」は最初からこのように滑らかではありません。


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「ソイルセメント」を「H形鋼」に沿って、重機や人力で削ぎ落として滑らかにします。「バケット」を上下に振って上手に削ぎ落としていました。


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筒状のものは「ディープウェル」です。「ディープウェル」がある部分は、まだ「ソイルセメント」が削ぎ落されていません。この部分は人力で削ぎ落すと思われます。

 「ディープウェル工法」は、堀削現場に「ディープウェル(深井戸)」を設置して、ディープウェル内に流入する地下水をポンプで排水させる重力排水工法です。
 私のような素人は地下水の怖さを知りませんが、福岡市の大規模な陥没事故などを見ると地下水の破壊力は凄まじい事が分かります。


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「山留め壁」は、2段構造になっています。もう一段深い部分の「山留め壁」は、「親杭横矢板工法」で構築されています。


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歩行者デッキの「仮囲い」に説明がありました。


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JR姫路駅側がどのようになるのか不明でしたが、この図で判明しました。「piole(ピオレ)姫路」の2階と直結する事が分かります。姫路市により、「階段、エレベーター、エスカレーター(上り)」も整備されるようです。


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「piole(ピオレ)姫路」の東面2階と直結します。


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東面の壁をぶち抜くようです。外壁や内部構造は最初からそのような設計になっていると思われます。


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この部分を歩行者デッキがオーバーパスします。


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北東角に屋根付きのコーナーが出来ていました。


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透明のアクリル板が邪魔できれいに撮影出来ませんが、「イメージパース」が公開されていました。鮮明な「イメージパース」を始めて見ました。

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