最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 新たに御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目に出店?
-ルイ・ヴィトン-
永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体されて工事が行われています。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。
「労災保険関係成立票」によると注文者の氏名は「ルイ・ヴィトン ジャパン」となっています。「ルイ・ヴィトン」の新店舗が建設される可能性が高いです。
純粋な新店舗なのか? 心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が移転してくるのか? 分かりません。
更に、「LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループ」は、売上高4兆円を超える巨大グループです。傘下には「セリーヌ、フェンディ、ロエベ、ジバンシィ、ディオール、ブルガリ、その他多数」のブランドがあります。そのため、他のブランドもしくは複数のブランドの複合店の可能性もあります。
● ルイ・ヴィトンの出店戦略
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。
都市別(2016年11月30日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。
ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。
基本的に百貨店への出店が多いです。最強ブランドである「ルイ・ヴィトン」は、百貨店にとっては最高のテナントです。
当然のごとく「ルイ・ヴィトン」側の要求は厳しく、百貨店の格が高く、例外はありますが地域一番店で、なおかつ1階の一等地にかなりの売場面積を確保出来ないと出店しません。「ルイ・ヴィトン」が百貨店の一番いい場所にあるのはそのためです。
南西側から見た様子です。「ルイ・ヴィトン」の仮設店舗が解体され、工事が行われています。
ルイ・ヴィトンの仮設店舗(解体前)
解体前の「ルイ・ヴィトン」の仮設店舗です。2011年12月3日に心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」がリニューアルオープンしました。
改装のため2011年8月8日より仮店舗で営業していましたが、リニューアルオープンしたため仮店舗は閉店されました。
ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転してくるだけなの可能性もあります。
西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
「アボロン工法」により「地中障害物」を撤去していると思われます。
南東側から見た様子です。
「労災保険関係成立票」によると注文者の氏名は「ルイ・ヴィトン ジャパン」となっています。工期が短いので地中障害物撤去などの準備工事だと思われます。
プラダ 大阪心斎橋店
工事現場のすぐ北側は、プラダの大型旗艦店「プラダ 大阪心斎橋店」となっています。
心斎橋スクエア
「プラダ 大阪心斎橋店」の北側は、「心斎橋スクエア」となっています。北棟・南棟の2棟で構成され、北棟には「バーバリー」の関西旗艦店、南棟には「HUGO BOSS」の国内最大級の路面店が出店しています。
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