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2016年11月

2016年11月30日 (水)

最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 新たに御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目に出店?

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-ルイ・ヴィトン-

 永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体されて工事が行われています。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。

 「労災保険関係成立票」によると注文者の氏名は「ルイ・ヴィトン ジャパン」となっています。「ルイ・ヴィトン」の新店舗が建設される可能性が高いです。
 純粋な新店舗なのか? 心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が移転してくるのか? 分かりません。

 更に、「LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループ」は、売上高4兆円を超える巨大グループです。傘下には「セリーヌ、フェンディ、ロエベ、ジバンシィ、ディオール、ブルガリ、その他多数」のブランドがあります。そのため、他のブランドもしくは複数のブランドの複合店の可能性もあります。

● ルイ・ヴィトンの出店戦略
 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。

 都市別(2016年11月30日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。

 ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。

 基本的に百貨店への出店が多いです。最強ブランドである「ルイ・ヴィトン」は、百貨店にとっては最高のテナントです。
 当然のごとく「ルイ・ヴィトン」側の要求は厳しく、百貨店の格が高く、例外はありますが地域一番店で、なおかつ1階の一等地にかなりの売場面積を確保出来ないと出店しません。「ルイ・ヴィトン」が百貨店の一番いい場所にあるのはそのためです。


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南西側から見た様子です。「ルイ・ヴィトン」の仮設店舗が解体され、工事が行われています。

 
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ルイ・ヴィトンの仮設店舗(解体前)
 解体前の「ルイ・ヴィトン」の仮設店舗です。2011年12月3日に心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」がリニューアルオープンしました。

 改装のため2011年8月8日より仮店舗で営業していましたが、リニューアルオープンしたため仮店舗は閉店されました。


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ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店

 「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転してくるだけなの可能性もあります。


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西側から見た様子です。



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北西側から見た様子です。


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「アボロン工法」により「地中障害物」を撤去していると思われます。


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南東側から見た様子です。


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「労災保険関係成立票」によると注文者の氏名は「ルイ・ヴィトン ジャパン」となっています。工期が短いので地中障害物撤去などの準備工事だと思われます。


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プラダ 大阪心斎橋店

 工事現場のすぐ北側は、プラダの大型旗艦店「プラダ 大阪心斎橋店」となっています。


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心斎橋スクエア

 「プラダ 大阪心斎橋店」の北側は、「心斎橋スクエア」となっています。北棟・南棟の2棟で構成され、北棟には「バーバリー」の関西旗艦店、南棟には「HUGO BOSS」の国内最大級の路面店が出店しています。

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地上38階、高さ約131mの「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」 2016年11月29日の建設状況

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-プレミストタワー大阪新町ローレルコート-
 「大和ハウス工業」と「近鉄不動産」は、出版取次販売会社の「大阪屋」の本社ビルを取得し、跡地に超高層タワーマンションを建設中です。

 概要は、地上38階、地下1階、 高さ130.98m、総戸数298戸(別途、管理事務室(防災センター)1戸、ゲストルーム2戸、スカイビューラウンジ(集会室)1戸、パーティールーム(集会室)1戸、オーナーズラウンジ(集会室)1戸、スタジオジム1戸)となっています。

 正式名称は、大和ハウス工業の「プレミストタワー」+近鉄不動産の「ローレルコート」で、「プレミストタワー大阪新町ローレルコート」となっています。

プレミストタワー大阪新町ローレルコートの概要
◆ 計画名-(仮称)西区新町タワープロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市西区新町二丁目1番2(地番)
◆ 交通-地下鉄長堀鶴見緑地線「西大橋」駅徒歩2分、地下鉄御堂筋線・長堀鶴見緑地線「心斎橋」駅徒歩10分、地下鉄四つ橋線「四ツ橋」駅徒歩6分、地下鉄千日前線・長堀鶴見緑地線「西長堀」駅徒歩8分、地下鉄御堂筋線・四つ橋線・中央線「本町」駅徒歩10分
◆ 階数-地上38階、地下1階
◆ 高さ-130.98m
◆ 敷地面積-2,181.69㎡
◆ 建築面積-1,294.05㎡
◆ 延床面積-34,851.05㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 総戸数-298戸(別途、管理事務室(防災センター)1戸、ゲストルーム2戸、スカイビューラウンジ(集会室)1戸、パーティールーム(集会室)1戸、オーナーズラウンジ(集会室)1戸、スタジオジム1戸)
◆ 建築主-大和ハウス工業(60%)、近鉄不動産(40%)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2015年07月21日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年01月下旬予定
◆ 入居開始-2018年03月下旬予定


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「新町南公園」越しに見た様子です。すぐ南側が「新町南公園」なので、南側の眺望は将来的にも安泰です。


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アップです。週間の作業工程では「18階躯体工事」となっていました。前回の撮影が2016年5月24日だったので、約6ヶ月ぶりです。


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南東側から見た様子です。地震対策として「大林組」の独自技術である「デュアル・フレーム・システム(DFS)」を採用します。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階様子です。基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2016年11月29日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 駅部工区 2016/11/25 重機が更に増加!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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駅部工区

 「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。


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新たに2台の大型「クローラークレーン」が追加されました。大規模な工事現場らしくなってきました。


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追加された1台目の「クローラークレーン」です。


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追加された2台目の「クローラークレーン」です。


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「三点式パイルドライバ」です。「土留め壁」の構築を行っています。


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「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。


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南東角です。


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「建設現場事務所」です。完成しているように見えます。


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(おまけ)
 うめきた広場に屋外リンク「ウメダ・アイスリンク 氷deつるんつるん」が出来上がっていました。今年で3度目の開催ですが、樹脂を使った過去2回と違い、今回は本物の氷を使用しています。期間は、2016年11月26日(土)~2017年2月18日(土)となっています。


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(おまけ)
 帰りにもう一度寄るとリンク開きのイベントが行われていました。凄い人混みだったので上から望遠レンズで撮影しましたが、自宅に帰ってネットで調べてみると、ゲストはフィギュアスケート選手で女優の「本田望結(ほんだみゆ)」だったようです。下でちゃんと見ればよかった・・・(涙)

 「本田望結(12)」は、5人兄弟の4番目(三女)で、兄はフィギュアスケート選手の「本田太一」、姉はフィギュアスケート選手の「本田真凜」という凄い兄弟です。

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地上17階の「(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事」 2016/11/25 次の工程に移行!

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-(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事-

 「大阪駅前第3ビル」の道路を挟んだ南側の大阪市北区曽根崎新地一丁目に駐車場「タイムズ曽根崎新地第2」がありました。

 この場所にはかつて「ホテルモントレグラスミアハウス」がありましたが、解体されました。跡地には「(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事」が建設されます。「ホテルモントレグラスミアハウス」跡地に「ホテルモントレ」が戻って来ます。

 着工予定は2016年12月12日です。現在行われている工事は準備工事のようです。各工程のどの段階を着工とするのかは現場の判断になります。

(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎新地一丁目13-9他(地名地番)
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-64.5m
◆ 敷地面積-1,326.92㎡
◆ 建築面積-1,019.24㎡
◆ 延床面積-13,746.88㎡(容積対象面積12,699.13㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年12月12日予定
◆ 竣工-2018年08月31日予定


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北側から見た様子です。2台の「三点式パイルドライバ」が撤退していました。「山留め壁」を構築する部分の「地中障害物」を撤去が完了したようです。


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北東側から見た様子です。


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「アンギラス杭打機」です。山留め壁の「H形鋼」を建込んでいると思われます。このビルは地下階が無いので、山留め壁は「親杭横矢板工法」で構築されると思われます。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「北立面図」です。


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「配置図」です。

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2016年11月28日 (月)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/11/25

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月25日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。午前中は太陽光でガラスへ写り込みが酷くかったので、雲が出てきた4時間後に再度撮影しました。


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撮影日2016年11月25日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年11月25日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年10月22日 流石にすべて再撮影する気力は無かったので、ここからは午前中の撮影です。


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撮影日2016年11月25日 1基目のタワークレーンです。


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撮影日2016年11月25日
 1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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撮影日2016年11月25日 「作業床」として使用開始され、南西側の「ゲート」が復活しています。


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撮影日2016年11月25日 南東側です。


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撮影日2016年11月25日 南側中央の「ゲート」も復活しています。


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撮影日2016年11月25日
 「作業床」として使用開始され、「クラムシェル」が登場しました。地下1階の掘削がいよいよ本格的に始まるようです。「油圧ショベル」などで地下1階を掘削し、「クラムシェル」で掘削土の揚土作業を行います。


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撮影日2016年11月25日 この部分の「捨てコンクリート」が解体されています。ここから「油圧ショベル」などを地下に入れて掘削を開始すると思われます。


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撮影日2016年11月25日 北西側です。コンクリートの打設が終わっています。


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撮影日2016年11月25日 最後まで残っている部分の「1次根切り(掘削)」が本格的に行われています。


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撮影日2016年11月25日
 「ボーリングマシン」が撤去されました。写真左上の細いパイプが立っている部分が「ボーリングマシン」があった部分です。写真右側の太い筒状のものは「ディープウェル」です。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/11/25

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月25日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2016年11月25日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月25日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年11月25日 11階・12階(13FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月25日 11階・12階(13FL)部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年11月25日 「粘性体制震壁」を取り付ける台座が見えます。


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撮影日2016年11月25日
 4時間後に再度訪れると「粘性体制震壁」が取り付けられていました。上に鉄骨が無い状態で自立している「粘性体制震壁」はめったに見る事が出来ません。

● 粘性体制震壁
 「粘性体制震壁」は、高粘性流体の粘性抵抗力を利用した減衰装置です。薄い箱状の容器に高粘度の粘性体を充填し、上部の開口部から鋼板を挿入しています。

 地震時に発生する上下左右の「位置のずれ」を壁形状の受け箱に挿入した鋼板に導き、箱内に充填した高粘性流体との間で発生する粘性抵抗でエネルギーを吸収します。


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撮影日2016年11月25日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年11月25日 11階・12階(13FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月25日 11階・12階(13FL)部分の鉄骨建方の様子です。

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2016年11月27日 (日)

地上29階、高さ約120mの超高層複合ビル「神戸阪急ビル増築工事」 2016年11月23日の状況

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-神戸阪急ビル増築工事-
 「神戸阪急ビル東館」の建て替え計画は、地上29階、地下3階、高さ約120mとなります。2017年5月に着工し、2021年12月の竣工を予定しています。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2016/04/25)
 神戸阪急ビル東館 建替計画について 

神戸阪急ビル増築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区加納町四丁目2番1号
◆ 階数-地上29階、地下3階
◆ 高さ-約120m
◆ 敷地面積-約7,100㎡(駅高架下範囲等を含む)
◆ 建築面積-約5,650㎡
◆ 延床面積-約33,900㎡
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、オフィス、商業施設、駅施設等
◆ 建築主-阪急電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年05月01日予定
◆ 竣工-2021年12月31日予定


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「計画地周辺図」です。ビルの容積を確保するために、敷地面積に駅高架下範囲等を含めています。この手法は駅ビルを建設する場合、多くの鉄道会社が採用しています。


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「フロア構成図」です。上から29階が「展望フロア、レストラン」、17階~28階が「ホテル(宿泊主体型ホテルremm)」、16階が「機械室」、4階~15階が「オフィス」、地下2階~3階が「商業施設」、地下2階~2階が「駅コンコース、地下鉄への連絡通路、他」、地下3階が「機械室」となっています。


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「神戸阪急ビル増築工事」の予定地を北東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。「建設現場事務所」は、敷地北側の高い場所に設けられています。敷地に余裕が無い上に、この下でも工事が行われるので、邪魔にならないように嵩上げされています。


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西側から見た様子です。西側にはまだ足場が設置されていません。


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南西側から見た様子です。

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「IKEA神戸」の西隣 クレヴィア神戸ポートアイランド 西側には駅前広場に直結する「歩行者デッキ」を整備!

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-クレヴィア神戸ポートアイランド-

 ポートアイランドの「IKEA神戸」の西隣に、「伊藤忠都市開発、長谷工コーポレーション」により、総戸数166戸の分譲マンション「クレヴィア神戸ポートアイランド」が建設されます。

 建設予定地は、「(仮称)弘貴第3ビル新築工事」の「2工区」が予定されていた敷地とドッグランとして使われていた敷地を合わせた敷地面積6,295.10㎡です。

 建物の西側には駅前広場に直結する「歩行者デッキ」を整備します。「クレヴィア神戸ポートアイランド」が完成すると、ポートライナー「南公園駅」→クレヴィア神戸ポートアイランド→弘貴第3ビル→兵庫県立こども病院が歩行者デッキで直結します。

 引用資料 公式ホームページ
 クレヴィア神戸ポートアイランド

クレヴィア神戸ポートアイランドの概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島中町八丁目6番5・6番8(地番)
◆ 交通-神戸新交通ポートアイランド線「南公園」駅徒歩1分
◆ 階数-地上15階、地下0階
◆ 高さ-44.44m
◆ 敷地面積-6,295.10㎡
◆ 建築面積-1,501.75㎡
◆ 延床面積-14,328.88㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-166戸
◆ 建築主-伊藤忠都市開発、長谷工コーポレーション
◆ 設計者・監理者-都市建
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2016年11月01日
◆ 竣工-2018年08月下旬予定
◆ 入居開始-2018年09月下旬予定


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「クレヴィア神戸ポートアイランド」は、「IKEA神戸」の西隣に建設予定です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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本格着工前から正式名が決定しているマンションは珍しいですね。


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「クレヴィア神戸ポートアイランド」の建築計画のお知らせです。

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2016年11月26日 (土)

JR西日本 大阪弥生会館跡地開発 「(仮称)大阪北NKビル新築工事」に建築計画のお知らせ掲示!

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-大阪弥生会館跡地開発-

 2015年9月30日に閉館したホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んで東側にありました。現在は解体工事が行われています。

 解体工事の工事名は「大阪弥生会館解体」で、「竹中工務店」により行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年6月1日~2017年3月15日(予定)となっています。

 「JR西日本」は、大阪弥生会館跡地の利用について検討を進めていましたが、「ハイクラス宿泊特化型ホテル」として開発することになりました。

 引用資料 JR西日本(2016/11/16)
 大阪弥生会館跡地開発と新たなホテル業態開発について

 今回のホテルは、JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとして開発します。JR西日本グループが展開するホテルは、シティホテルである「グランヴィア」、宿泊特化型ホテルである「ヴィアイン」に、新ブランドを加え、大別して3ブランドの構成となります。

● 計画名は「(仮称)大阪北NKビル新築工事」
 「建築計画のお知らせ」が掲示されたのかも? と思って現地に行ってみると掲示されていました。計画名は「(仮称)大阪北NKビル新築工事」です。工期は、2017年3月1日(予定)~2018年4月15日(予定)となっていました。 

大阪弥生会館跡地の開発概要
◆ 計画名-(仮称)大阪北NKビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目11番2、11番1の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-32.44m
◆ 用地面積-3,200.58㎡
◆ 建築面積-2,240.65㎡
◆ 延床面積-13,989.06㎡(容積対象面積12,780.29㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(ハイクラス宿泊特化型ホテル)
◆ 施設構成-ホテル客室約400室、レストラン施設1店舗ほか
◆ 建築主-JR西日本不動産開発、西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 事業主体-ジェイアール西日本ホテル開発
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年06月01日~2017年03月15日予定
◆ 着工-2017年03月01日予定
◆ 竣工-2018年04月15日予定
◆ 開業-2018年春予定


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「グランフロント大阪」の「南館」から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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「(仮称)大阪北NKビル新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「立面図」です。


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「配置図」です

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外装の大規模リニューアルが行われている「大阪駅前第3ビル」 2016/11/25 外壁が真っ白に!

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-大阪駅前第3ビル-

 「ダイヤモンド地区」の「大阪駅前第3ビル」は、大阪駅前再開発事業により完成しました。1979年9月12日の竣工から早いもので37年以上が経過しました。

 「大阪駅前第3ビル」の北側の外装の大規模なリニューアル工事が行われています。北側の外装の大規模なリニューアル工事は、竣工後初めてだと思われます。


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「大阪駅前第3ビル」の北側の外装の大規模なリニューアル工事が行われています。


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壁面が「養生ネット」で覆われています。


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「養生ネット」の内部では、ゴンドラで、「カーテンウォール」の塗装を落としているようです。


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リニューアル工事が終わった上層階です。


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再塗装が行われ、「カーテンウォール」が真っ白になっています。


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まだ、リニューアル工事が終わっていない下層階です。


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長期間風雨にさらされて「カーテンウォール」がかなりくたびれています。


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南面は一足先にリニューアル工事が行われ真っ白になっています。

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2016年11月25日 (金)

神戸市の近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約120mの「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」 2016年11月23日の状況

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(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
 
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が始まっています。

 「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
 老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積約3,051㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。

 跡地には、地上33階、地下1階、高さ120.15m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。

(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-120.15m
◆ 敷地面積-約3,051㎡
◆ 建築面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-約41,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日予定
◆ 竣工-2020年03月31日予定


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低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。


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「ファミリアホール」を東から見た様子です。本格的に解体工事が行われています。


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「ファミリアホール」を北側から見た様子です。


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「クローラークレーン」で解体しています。


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敷地北西側のこの部分も含みます。


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「ファミリアホール」を南側から見た様子です。


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西側から「ファミリアホール」の解体現場が少しだけ見えます。


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「ファミリア旧本社屋」を東側から見た様子です。


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「ファミリア旧本社屋」を南側から見た様子です。敷地の南西側も道路に接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。


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「ファミリア旧本社屋」を西側から見た様子です。


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1枚目の「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」の建築計画のお知らせです。


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2枚目の「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」の建築計画のお知らせです。

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パークホームズ神戸 ザ レジデンス 2016年11月23日の建設状況

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-パークホームズ神戸 ザ レジデンス-

 神戸中央郵便局の道路を挟んで南西側に位置する日本郵政グループの「旧神戸貯金事務センター」跡地が、公開入札により「三井不動産レジデンシャル」に売却されました。

 跡地には、地上20階、地下0階、高さ59.99m、総戸数357戸の「(仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画新築工事」が建設中です。正式名称は「パークホームズ神戸 ザ レジデンス」となっています。

 「三井不動産レジデンシャル」の大規模な分譲マンションは、ランク別に大きく分けて上から「パークコート、パークシティ(パークタワーを含む)、パークホームズ」の3タイプがあります。
 
 「パークホームズ」シリーズは、三井不動産レジデンシャルが最も多く提供しているスタンダードタイプのマンションブランドです。

パークホームズ神戸 ザ レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区栄町通7丁目計画新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区栄町通七丁目1番5(地番)
◆ 交通-JR神戸線「神戸」駅徒歩5分、神戸市市営地下鉄海岸線「ハーバーランド」駅徒歩6分、阪神・神戸高速線「西元町」駅徒歩3分、阪急・阪神・神戸高速線「高速神戸」駅より徒歩7分
◆ 階数-地上20階、地下0階
◆ 高さ-59.99m
◆ 敷地面積-3,845.30㎡
◆ 建築面積-2,386.40㎡
◆ 延床面積-31,925.95㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-357戸
◆ 建築主-三井不動産レジデンシャル
◆ 設計者・監理者-熊谷組
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2015年03月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年02月下旬予定
◆ 入居開始-2017年03月下旬予定


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北側から見た下層階の様子です。ほぼ敷地いっぱいに建設しています。


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北東面の凹でいる部分です。


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東側から見た様子です。


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東側から見た下層階の様子です。


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南側から見た様子です。敷地の南西側も道路に一部接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。


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外壁の質感はこんな感じです。


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西側から見た様子です。


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西側から見た下層階の様子です。

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2016年11月24日 (木)

地上34階、高さ約124mの「プラウドタワー明石」 PAPIOS AKASHI(パピオスあかし) 2016年12月1日(木)から順次オープン!

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-プラウドタワー明石-

 山陽電鉄およびJRの明石駅前で大規模な再開発が行われています。「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」です。

 概要は、地上34階、塔屋2階、地下2階、高さ124.050mです。「住宅棟」の正式名称は、「プラウドタワー明石」に決まっています。

 用途は共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)となっています。 総戸数は216戸(地権者住戸17戸を含む)です。マンションの分譲は「野村不動産、アートプランニング、関電不動産」の3社により行われましたが、全戸完売しています。

● PAPIOS AKASHI(パピオスあかし)
 再開発ビル施設棟の名称は、公募により「PAPIOS AKASHI(パピオスあかし)」に決定しています。「パピオス」は、「パレス(殿堂など)」と「ピアッツァ(広場)」に「オアシス」などを加えた造語です。

 地上6階の「施設棟」は一足早く、2016年11月下旬に竣工予定です。商業施設や公共施設が2016年12月1日(木)から順次オープンします。

 公式ホームページ → パピオスあかし 

プラウドタワー明石の概要
◆ 計画名-明石駅前南地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-兵庫県明石市大明石町一丁目2001番(地番)
◆ 交通-JR神戸線「明石」駅より徒歩2分、山陽電鉄本線「山陽明石」駅より徒歩2分
◆ 階数-地上34階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部124.050m、建築物117.300m、軒高116.700m
◆ 敷地面積-8,097.42㎡(住宅棟・施設棟を含む総再開発面積)
◆ 建築面積-7,040.37㎡
◆ 延床面積-66,057.83㎡(住宅棟・施設棟を含む総面積)、28,000.06㎡(住宅棟)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(4階~34階)、公益施設(4階~6階)、店舗(1階~3階)
◆ 総戸数-216戸(地権者住戸17戸を含む)
◆ 建築主-明石駅前南地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、アートプランニング、関電不動産)
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所・大林組設計共同企業体
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2014年06月06日(起工式)
◆ 竣工-2016年11月下旬予定(施設棟)、2017年01月下旬予定(住宅棟)
◆ オープン・入居開始-2016年12月01日(施設棟が順次開業)、2017年03月下旬予定(住宅棟)


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「PAPIOS AKASHI(パピオスあかし)」の商業施設や公共施設が2016年12月1日(木)から順次オープンしますが、「プラウドタワー明石」はまだ工事中です。竣工予定は2017年1月下旬です。

 写真はすべて2016年11月23日(水)の撮影です。「PAPIOS AKASHI(パピオスあかし)」のオープン後に再度撮影して「祝!オープン記念」の大特集を組みたいと思っています。


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「プラウドタワー明石」の下層階の商業施設や公共施設は、2016年12月1日(木)から順次オープンします。


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「プラウドタワー明石」と「施設棟」の接続部分です。


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外観上の大きな特徴である階段とエスカレーターです。


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「施設棟」です。


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テナントのロゴです。


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「施設棟」を北西側から見た様子です。


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「国道2号線」沿いの南側の歩道です。


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南側の入口です。


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「国道2号線」をオーバーパスする歩行者デッキです。既存の歩道橋が解体されて屋根付きの歩行者デッキに架け替えられました。2016年12月1日(木)に供用開始されます。


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「東ロータリー」側のY字型の「ペデストリアンデッキ」です。2016年12月1日(木)に供用開始されます。


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「ペデストリアンデッキ」を西側から見た様子です。


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「東ロータリー」です。2016年12月1日(木)から全面的に供用開始されます。


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「東ロータリー」と「西ロータリー」の間です。2016年12月1日(木)から全面的に通行出来ます。


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「東ロータリー」と「西ロータリー」の間を南側から見た様子です。あとは2016年12月1日(木)を待つのみです。


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「西ロータリー」です。2016年12月1日(木)から全面的に供用開始されます。


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「西ロータリー」南側のバス停も完成しています。まだ「立入禁止」です。


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「西ロータリー」南側のバス停を西側から見た様子です。「点字ブロック」を手直ししていました。まだ「立入禁止」です。

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神戸市中央区磯上通五丁目に大規模オフィスビル 日本イーライリリーの新本社となる「(仮称)磯上オフィス新築工事」

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-(仮称)磯上オフィス新築工事-

 「イーライリリー・アンド・カンパニー」は、アメリカのインディアナポリス市に本社を置く国際的な製薬会社です。日本法人である「日本イーライリリー」の本社は、神戸市中央区磯上通七丁目の「三宮プラザビル」にあります。

 「磯上公園」の北側に「IPSXパーキング」がありますが、この土地に「有限会社 建隆マネジメント」が、大型オフィスビル「(仮称)磯上オフィス新築工事」を建設し、「日本イーライリリー」が本社を移転します。

 引用資料 神戸市・景観デザイン協議(PDF)
 (仮称)磯上オフィス新築工事

 支持地盤が浅いこと、転石が多いことから地下階は設けません。そのため2階が駐車場となります。地震対策として「免震構造」を採用します。

(仮称)磯上オフィス新築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区磯上通五丁目2番1号他
◆ 階数-地上10階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-49.82m
◆ 敷地面積-3,490.16㎡
◆ 建築面積-2,876.61㎡
◆ 延床面積-23,560.37㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート、鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス(日本イーライリリーの本社)、店舗、駐車場
◆ 建築主-有限会社 建隆マネジメント
◆ 設計者-竹中工務店・昭和設計 設計共同企業体(代表:昭和設計)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年02月01日予定
◆ 竣工-2018年03月31日予定


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2階には窓がありません。2階が駐車場となります。


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「(仮称)磯上オフィス新築工事」の予定地を南東側から見た様子です。


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「(仮称)磯上オフィス新築工事」の予定地を北東側から見た様子です。


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「(仮称)磯上オフィス新築工事」の予定地を南西側から見た様子です。

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2016年11月23日 (水)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北2工区 2016年11月18日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北2工区
 「北2工区」です。先行着手工区(約310m)の「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。


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北側部分です。「ラフテレーンクレーン」が登場していました。


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外から見ると工事がストップしているように見えますが、内部では工事が順調に行われています。


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南側部分です。


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ここのところ全く変化が無いように見えますが、少し変化がありました。


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「土留め壁」を支えているように見えた直角方向の壁らしきものが解体されました。


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「油圧ショベル」に稼働した跡が見えます。


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ここに待機している重機は稼働していないようです。

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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2016年11月18日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北3工区

 「北3工区」の南側です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われます。


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「北3工区」でも工事が始まりました。


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「ボーリング調査」を行っています。


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この部分が囲われています。


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「北3工区」の北側です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われます。


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「ボーリング調査」を行っています。


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西側です。


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4棟の「建設現場事務所」です。複数の工区の建設現場事務所を1ヶ所にまとめているようです。

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2016年11月22日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 駅部工区 2016年11月18日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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駅部工区

 「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。


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「BG掘削機(BG20)」が撤退していました。


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「三点式パイルドライバ」です。「土留め壁」の構築を行っています。


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「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。


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南側の道路に沿って「土留め壁」の構築を行っています。


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「土留め壁」の構築時に「セメントミルク」を注入するので泥土があふれ出ます。泥土は固化して適切に処分されます。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。奥には「セメントミルクプラント」が見えます。


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南側から見た様子です。


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引き続き、「ボーリング調査」が行われています。


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こちらは「自走式ボーリングマシン」です。


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この「盛土」は何でしょうか?


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南東角です。


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「建設現場事務所」です。内装工事を行っているようです。

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「ザ・シンフォニーホール」の東側 地上39階、高さ約133mの「グランドメゾン新梅田タワー」 2016年11月18日の建設状況

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グランドメゾン新梅田タワー
 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区を「積水ハウス」が複数の建物を集約化して、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)大淀南2丁目計画」を建設しています。

 「(仮称)大淀南2丁目計画」には、「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」というもう1つの計画名がありましたが、正式名称は「グランドメゾン新梅田タワー」になりました。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 グランドメゾン新梅田タワー

グランドメゾン新梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大淀南2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩6分、阪神本線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩9分、JR「大阪」駅徒歩12分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩15分、阪急「梅田」駅徒歩16分
◆ 階数-地上39階、塔屋2階  *店舗部分は地上3階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-2,699.65㎡
◆ 建築面積-1,530.14㎡
◆ 延床面積-36,505.63㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造  *店舗部分は鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-298戸(非分譲住戸51戸含む)、他店舗5区画(非分譲)、事務所3区画(非分譲)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2018年12月下旬予定
◆ 入居開始-2019年01月下旬予定


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「グランドメゾン新梅田タワー」の建設現場を北東側から見た様子です。週間の作業工程は、「捨てコン打設」となっていました。掘削工事が終わって、「捨てコンクリート」の打設が行われているようです。


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南東側から見た様子です。


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敷地南側に新築された「店舗棟」です。敷地内にあった既存店舗が移転ししてオープンしています。


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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2016年11月21日 (月)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/11/18

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月18日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。太陽の角度が低くなってきたので、晴れた日の広角の撮影は、ガラスへ写り込みが酷くて無理です。


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撮影日2016年11月18日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年11月18日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年11月18日 1基目のタワークレーンです。


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撮影日2016年11月18日 前回はまだ稼働していませんでしたが、今回は本格的に稼働していました。


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撮影日2016年11月18日 鉄骨を吊り上げています。


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撮影日2016年11月18日 1基目のタワークレーンの「ベース架台」です。


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撮影日2016年11月18日
 1階床への「コンクリート」の打設が終わった範囲が広がっています。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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撮影日2016年11月18日 南東側です。


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撮影日2016年11月18日 北西側です。


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撮影日2016年11月18日 「鉄筋」の配筋が行われています。


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撮影日2016年11月18日 タワークレーンが本格的に稼働したので、「クローラークレーン」が撤退しました。


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撮影日2016年11月18日 最後まで残っている部分の「1次根切り(掘削)」が行われています。


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撮影日2016年11月18日 まだ「ボーリングマシン」が残っています。この作業が終わらないとこの部分は掘削出来ません。


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撮影日2016年11月18日
 「山留め壁」に沿って「1次根切り(掘削)」が行われています。筒状のものは「ディープウェル」です。「ディープウェル工法」は、堀削現場に「ディープウェル(深井戸)」を設置して、ディープウェル内に流入する地下水をポンプで排水させる重力排水工法です。


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撮影日2016年11月18日
 「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」です。「H形鋼」だけ残して「ソイルセメント」を撤去しています。

 この部分は、「阪神百貨店梅田本店」の営業中の「大阪駅前地下道」に面する部分と「大阪駅前地下道」に直接面する部分です。接続部分の「山留め壁」は最終的にすべて撤去されます。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/11/18 11階・12階部分の鉄骨建方が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月18日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。快晴だったので、ガラスへの写り込みが酷いです・・・


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撮影日2016年11月18日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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(おまけ)
 「大阪駅前第3ビル」の北側の外装の大規模なリニューアル工事が行われています。前回の撮影時は、「カーテンウォール」の塗装を落としていましたが、その上に塗装が行われたようです。


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(おまけ)
 「カーテンウォール」が、南面と同じように白く塗られています。北面は白いビルになるようです。


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撮影日2016年11月18日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年11月18日 11階・12階(13FL)部分の鉄骨建方が始まっています。


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撮影日2016年11月18日 11階・12階部分の鉄骨は、下層階と比べるとかなり細いです。


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撮影日2016年11月18日
 鉄骨建方前の自立している「粘性体制震壁」です。上に鉄骨が無い状態で自立している「粘性体制震壁」はめったに見る事が出来ません。

● 粘性体制震壁
 「粘性体制震壁」は、高粘性流体の粘性抵抗力を利用した減衰装置です。薄い箱状の容器に高粘度の粘性体を充填し、上部の開口部から鋼板を挿入しています。

 地震時に発生する上下左右の「位置のずれ」を壁形状の受け箱に挿入した鋼板に導き、箱内に充填した高粘性流体との間で発生する粘性抵抗でエネルギーを吸収します。


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撮影日2016年11月18日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年11月18日 11階・12階(13FL)部分の鉄骨建方が始まっています。


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撮影日2016年11月18日 11階・12階部分の鉄骨建方の様子です。

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2016年11月20日 (日)

地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2016/11/18 地上53階の躯体を構築中!

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ザ・パークハウス 中之島タワー-
 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」を建設中です。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸です。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」となっています。

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他2筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部192.930m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)、6,397.83㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-3,576.76㎡
◆ 延床面積-99,957.38㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー」を設置)
基礎免震構造)
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定、2018年03月上旬予定 (2016年02月以降の契約分)


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北側から見た様子です。


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最高部です。週間の「作業工程」を見ると、撮影日(11月18日)は「53階躯体工事」となっていました。11月19日(土)から「54階躯体工事」となっていました。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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西側から見た様子です。


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西側から見た下層階の様子です。


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「堂島大橋」の上から見た様子です。このマンションは、火災時に一定の条件を満たす場合に限り、エレベーターによる垂直避難が認められています。

 これまでは火災時に非常用エレベーターを利用することは出来ませんでした。「ザ・パークハウス 中之島タワー」が分譲マンションとして日本初の導入となります。


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北側から見上げた様子です。


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北側から見た下層階の様子です。基礎は、杭頭部を鋼管巻きにした「場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)」となっています。地震対策として、建物の基礎部に「免震装置(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を設置しています。


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南東側から見た様子です。

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広島初 最新鋭の都市型データセンター「EneWings広島データセンター」 2016年12月よりサービス開始!

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-EneWings広島データセンター-

 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」に、エネルギア・コミュニケーションズのデータ通信棟「エネコム広島ビル」が建設されました。

 中国電力100%出資で、情報通信事業を展開する「エネルギア・コミュニケーションズ(略称:エネコム)」は、2016年12月より中国地方に3拠点目となる「EneWings 広島データセンター」のサービスを開始します。

 公式HP → EneWings広島データセンター

 「EneWings 広島データセンター」は、データセンターとして広島初の「基礎免震構造」による堅牢な建物で、想定される最大震度6弱を上回る震度7クラスの地震にも対応しています。

EneWings広島データセンターの概要
◆ 計画名-エネコム広島ビル
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番6
◆ 階数-地上10階、地下0階
◆ 高さ-57.00m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、3,386.06㎡(エネコム広島ビル)
◆ 建築面積-1,474.11㎡
◆ 延床面積-13,033.69㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭基礎
◆ 地震対策-基礎免震構造(オイルダンパー、積層ゴム)
◆ 用途-電気通信施設、オフィス
◆ 建築主-エネルギア・コミュニケーションズ(中国電力100%出資)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月21日
◆ 竣工-2016年07月15日
◆ サービス開始-2016年12月


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二葉の里地区
 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」は、広島市都心部に残された最後の一等地と言われています。土地区画整理事業区域は約138,000㎡あります。

 引用資料 財務省中国財務局(2014/05/20) リンク切れ
 国有財産二葉の里地区国有地の二段階一般競争入札の結果について 


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二葉の里5街区
 「二葉の里5街区」の配置図です。敷地面積は14,823.25㎡です。国有地の一般競争入札が行われ、「大和ハウス工業、広島テレビ放送、エネルギア・コミュニケーションズ」の3社が、62億3000万円で共同落札しました。

 敷地を3社で分割し、「広島テレビ放送」が南東側の5,098.48㎡、「エネルギア・コミュニケーションズ」が北東側の3,386.06㎡、「大和ハウス工業」が西側の6,339.23㎡を所有します。

 街区の中央には、公開空地として長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を設け、賑わいと憩いの空間を創り出します。


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東側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北東側から見た様子です。


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下層階の様子です。「データセンター」のため敷地内には一切入る事が出来ません。


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北側の歩道です。


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北側から見た様子です。


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北側から引いて見た様子です。


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「エネコム」のロゴです。

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2016年11月19日 (土)

中之島フェスティバルタワー・ウエスト 2016/11/18 北面の「ガラスカーテンウォール」が豪華!

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-中之島フェスティバルタワー・ウエスト-

 「朝日新聞社」は、中之島で「大阪・中之島プロジェクト西地区」である「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」の建設を行っています。

 「中之島フェスティバルタワー」と「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」は、高さ約200mのツインタワーとなり街区全体の名称は「フェスティバルシティ」と名付けられます。

● コンラッド大阪
 米ホテルチェーン大手の「ヒルトン・ワールドワイド」は、「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」に、最高級ブランドのホテル「コンラッド大阪」を開くと発表しています。

 「コンラッド大阪」は、高層部の33階~40階に入ります。延床面積約23,000㎡で、33階~37階、39階に計164の客室を設け、全室50㎡以上と国内最大級となります。開業は2017年夏の予定です。

 「コンラッド・ホテルズ&リゾーツ」は、13あるヒルトンブランドの中で「ウォルドーフ・アストリア・ホテルズ&リゾーツ」と並ぶ最高級ブランドに位置づけられ、日本国内では、東京汐留ビルディングに「コンラッド東京」として初進出しています。

中之島フェスティバルタワー・ウエストの概要
◆ 計画名-中之島フェスティバルタワー・ウエスト新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島三丁目3番1、5番3(地番)
◆ 交通-地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅と京阪中之島線「渡辺橋」駅直結、JR「大阪」駅徒歩11分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩5分、JR東西線「北新地」駅徒歩8分
◆ 階数-地上41階、地下4階
◆ 建物高さ-最高部199.27m
◆ 敷地面積-8,377.84㎡
◆ 建築面積-6,102.84㎡
◆ 延床面積-150,987.71㎡(容積率対象面積133,570.38㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造(ブレース+高減衰力ダンパー)
◆ 用途-ホテル、オフィス、飲食店舗、物販店舗、集会所、美術館
◆ 建築主-朝日新聞社、竹中工務店
◆ 設計者・監理者-日建設計(構造・設備設計協力 竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年06月25日(起工式)
◆ 竣工-2017年04月30日予定
◆ オープン-2017年夏予定(コンラッド大阪)


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撮影日2016年11月18日 土佐堀川の「越中橋(歩行者専用橋)」から見た様子です。


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撮影日2016年11月18日 「フェスティバルシティ」です。


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撮影日2016年11月18日 土佐堀川の「常安橋」から見た様子です。


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撮影日2016年11月18日 「フェスティバルシティ」です。


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撮影日2016年11月18日 「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」のアップです。


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撮影日2016年11月18日 
 「コンラッド大阪」は、高層部の33階~40階に入ります。延床面積約23,000㎡で、33階~37階、39階に計164の客室を設け、全室50㎡以上と国内最大級となります。


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撮影日2016年11月18日 土佐堀川の「筑前橋」から見た様子です。


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撮影日2016年11月18日 「フェスティバルシティ」です。


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撮影日2016年11月18日 「中之島フェスティバルタワー・ウエスト」のアップです。


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撮影日2016年11月18日
 南東側から見た下層階の様子です。先に竣工した「中之島フェスティバルタワー」と同じく、下層階はレンガの外壁が採用されています。「中之島フェスティバルタワー」と同じく、職人さんがレンガを1つの1つ手積みしています。

 コンクリートの壁面から少し離して積み上げる「レンガ中空積み工法」を採用しています。「レンガ中空積み工法」では、コンクリートの壁面とレンガ壁の間に隙間(空気層)を設けています。


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撮影日2016年11月18日 
 「CONRAD」と「香雪美術館」のロゴが東面と南面の2ヶ所に取り付けられました。「香雪美術館」は、「こうせつびじゅつかん」と読みます。神戸市東灘区にある「東洋古美術」を中心とした美術館です。


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撮影日2016年11月18日 南西側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年11月18日 北東側から見た下層階の様子です。


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撮影日2016年11月18日 北東角です。


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撮影日2016年11月18日 「エスカレーター」が見えます。


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撮影日2016年11月18日
 北西側から見た下層階の様子です。「養生ネット」が外されて外観が見えるようになりました。北面は「ガラスカーテンウォール」の豪華な外壁となっています。


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撮影日2016年11月18日 「PFG構法」の「ガラスカーテンウォール」を採用しています。


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撮影日2016年11月18日 「阪神高速道路」との間部分です。


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撮影日2016年11月18日 南側に抜けられるようになるようです。

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竣工した地上35階、高さ約128mの「クラッシィタワー淀屋橋」

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-クラッシィタワー淀屋橋-

 超高層タワーマンション「リーガルタワー大阪・淡路町」のすぐ南側に、超高層タワーマンション「(仮称)大阪市中央区淡路町3丁目PRJ」が建設されました。

概要は、地上35階、塔屋2階、地下1階、高さ127.64m、総戸数216戸(ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)で、正式名称は「クラッシィタワー淀屋橋」となっています。

  2015年12月に竣工して、2016年3月から入居開始しています。竣工してかなりの日数が経過していますが、バックが快晴の青空でやっと撮影する事が出来ました。これでこのビルから卒業です!

クラッシィタワー淀屋橋の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市中央区淡路町3丁目PRJ
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区淡路町三丁目53番1
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅より徒歩4分、「本町」駅より徒歩4分、京阪本線「淀屋橋」駅より徒歩9分、大阪市営地下鉄堺筋線「北浜」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-127.64m
◆ 敷地面積-1,992.97㎡
◆ 建築面積-1,026.24㎡
◆ 延床面積-24,237.33㎡(容積率対象面積16,329.01㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、免震U型ダンパー、直動転がり支承、減衰こま)、制振構造(高減衰型粘弾性ダンパーを4階~21階の建物短辺方向に設置)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-216戸(ゲストルーム1戸、スカイラウンジ1戸を除く)
◆ 建築主-住友商事、三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-(意匠)浅井謙建築研究所、(設備・構造)大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2013年11月初旬
◆ 竣工-2015年12月
◆ 入居開始-2016年03月


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北西側から見た最高部です。やっとバックが快晴の青空で卒業する事が出来ました!


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北西側から見た下層階の様子です。


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北西角です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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敷地東側です。


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建物北側の植栽です。


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敷地北側の歩道です。


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南西側から見た様子です。せっかくの快晴だったので、空を覆う電線をフォトショップで消しました。


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南西側から見た下層階の様子です。


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敷地南側です。


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建物西側の植栽です。


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敷地西側の歩道です。

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2016年11月18日 (金)

梅田3丁目計画(仮称) 「大弘ビル」の跡地 & 「仮設郵便局(プレハブ)」の跡地

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梅田3丁目計画(仮称)-
 「仮設郵便局(プレハブ)」の解体工事が行われました。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年11月11日(予定)までとなっていました。

梅田3丁目計画(仮称)の概要(2011/12/26時点)

◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-約187m(航空法での高さ制限と同じ)
◆ 敷地面積-約12,900㎡(JP約8,900㎡+JR約4,000㎡)
◆ 建築面積-約8,900㎡
◆ 延床面積-約217,000㎡(オフィス約135,500㎡、商業施設48,000㎡、劇場約10,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-オフィス、郵便局窓口、劇場、店舗
◆ 建築主-日本郵政グループ、JR西日本
◆ 設計-日建設計


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「仮設郵便局(プレハブ)」の跡地です。


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アスファルトで舗装されました。


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照明があるので、当分の間は「駐車場」になると思われます。


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2012年12月15日にオープンしたイベント広場「西梅田スクエア」です。


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「大弘ビル」の解体が行われました。「大弘ビル」跡地は暫定的に観光バスの駐車場「西梅田バス暫定駐車場」となりました。


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「西梅田バス暫定駐車場」は、2016年10月7日から営業開始しています。駐車台数は、13台(大型バス12台、小型バス1台)です。


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「大阪ステーションシティ西梅田駐車場」はしばらくこのままだと思われます。

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ダイヤモンド地区 外装の大規模リニューアルが行われている「大阪駅前第3ビル」

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-大阪駅前第3ビル-

 「ダイヤモンド地区」の「大阪駅前第3ビル」は、大阪駅前再開発事業により完成しました。1979年9月12日の竣工から早いもので37年以上が経過しました。

 「大阪駅前第3ビル」の北側の外装の大規模なリニューアル工事が行われています。北側の外装の大規模なリニューアル工事は、竣工後初めてだと思われます。


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「大阪駅前第3ビル」の北側の外装の大規模なリニューアル工事が行われています。


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上層階の壁面が「養生ネット」で覆われています。


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「梅田阪急ビル」から見た様子です。


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「カーテンウォール」の塗装を落としているようです。最初に見た時は「何事が起ったのか?」と思ってビックリしました。


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「足場」を設置して塗装を落としているようです。まだら模様になっています。落としてから再塗装するのでしょうか? 南面のように白っぽく塗装するのかも知れません。


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長期間風雨にさらされて「カーテンウォール」もかなりくたびれています。

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2016年11月17日 (木)

JR西日本 大阪弥生会館跡地開発と新たなホテル業態開発!

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-大阪弥生会館解体-
 昨日(11月16日)、「日本政府観光局(JNTO)」から、2016年10月の訪日外客数の発表がありました。前年同月比16.8%増の213万6千人と、過去最高となりました。

 2016年1月~10月の累計が2,011万3千人(前年比23.3%増)と、初めて2,000万人を突破しました。伸び率が年初と比べて大幅に低下しているので、2016年の2400万人突破はかなり厳しいですね・・・

 本題に戻って、2015年9月30日に閉館したホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んで東側にありました。現在は解体工事が行われています。

 解体工事の工事名は「大阪弥生会館解体」で、「竹中工務店」により行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年6月1日~2017年3月15日(予定)となっています。

大阪弥生会館跡地開発と新たなホテル業態開発
 「JR西日本」は、大阪弥生会館跡地の利用について検討を進めていましたが、「ハイクラス宿泊特化型ホテル」として開発することになりました。私は「超高層ホテルかも?」と少し期待していましたが、残念ながら超高層ではありませんでした・・・

 引用資料 JR西日本(2016/11/16)
 大阪弥生会館跡地開発と新たなホテル業態開発について

 今回のホテルは、JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとして開発します。JR西日本グループが展開するホテルは、シティホテルである「グランヴィア」、宿泊特化型ホテルである「ヴィアイン」に、新ブランドを加え、大別して3ブランドの構成となります。

大阪弥生会館跡地の開発概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目4−53
◆ 階数-地上8階、地下0階
◆ 高さ-約32m
◆ 用地面積-約3,200㎡
◆ 延床面積-約14,000㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(ハイクラス宿泊特化型ホテル)
◆ 施設構成-ホテル客室約400室、レストラン施設1店舗ほか
◆ 開発主体-JR西日本不動産開発
◆ 事業主体-ジェイアール西日本ホテル開発
◆ 開業-2018年春予定


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「グランフロント大阪」の「南館」から見た様子です(撮影日2016年11月2日)。


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アップです(撮影日2016年11月2日)。


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「グランフロント大阪」の「北館」から見た様子です(撮影日2016年11月2日)。


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「大阪弥生会館」を北西側から見た様子です(撮影日2016年11月2日)。

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姫路市 (仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路) 2016/11/15 「piole(ピオレ)姫路」と直結 & イメージパース公開!

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-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテルが「(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)」建設されます。

 当初の計画では、地上21階、塔屋1階、地下1階、高さ99.90m、延床面積約55,060㎡、客室数223室の上質でアメニティーあふれる都市型ホテルを建設する予定でした。
 その後、2度の規模縮小により最終的には、地上14階、地下1階、高さ64.110m、延床面積32,182.07㎡となり、2016年8月16日に着工しました

(仮称)マルイト姫路ビル
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日(労災保険関係成立票より)


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「北立面図」です。

 引用資料 兵庫県庁(PDF) リンク切れ
 (仮称)マルイト姫路ビル


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「西立面図」です。2階の南端を東西に「ペデストリアンデッキ」が貫通します。


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敷地北側部分です。


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大型の「クローラークレーン」が稼働しています。


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敷地北東側部分です。この部分は地下階はありません。


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1階床を構築しています。


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「基礎梁」です。


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敷地南側部分です。


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掘削工事が行われています。


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南側に高層棟が建設されます。高層棟には、地下1階があります。


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「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」です。「山留め壁」は最初からこのように滑らかではありません。


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「ソイルセメント」を「H形鋼」に沿って、重機や人力で削ぎ落として滑らかにします。「バケット」を上下に振って上手に削ぎ落としていました。


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筒状のものは「ディープウェル」です。「ディープウェル」がある部分は、まだ「ソイルセメント」が削ぎ落されていません。この部分は人力で削ぎ落すと思われます。

 「ディープウェル工法」は、堀削現場に「ディープウェル(深井戸)」を設置して、ディープウェル内に流入する地下水をポンプで排水させる重力排水工法です。
 私のような素人は地下水の怖さを知りませんが、福岡市の大規模な陥没事故などを見ると地下水の破壊力は凄まじい事が分かります。


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「山留め壁」は、2段構造になっています。もう一段深い部分の「山留め壁」は、「親杭横矢板工法」で構築されています。


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歩行者デッキの「仮囲い」に説明がありました。


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JR姫路駅側がどのようになるのか不明でしたが、この図で判明しました。「piole(ピオレ)姫路」の2階と直結する事が分かります。姫路市により、「階段、エレベーター、エスカレーター(上り)」も整備されるようです。


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「piole(ピオレ)姫路」の東面2階と直結します。


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東面の壁をぶち抜くようです。外壁や内部構造は最初からそのような設計になっていると思われます。


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この部分を歩行者デッキがオーバーパスします。


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北東角に屋根付きのコーナーが出来ていました。


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透明のアクリル板が邪魔できれいに撮影出来ませんが、「イメージパース」が公開されていました。鮮明な「イメージパース」を始めて見ました。

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2016年11月16日 (水)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2016年11月10日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。
 大阪市が占用許可を出して飲食店などの営業を認めていましたが、「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い閉店しています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。毎週撮影していますが、UPするのはほぼ1ヶ月ぶりです。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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掘削しています。


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このあたりに「新歩道橋(スカイウォーク)」の「エレベーター」を設置する予定です。


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「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」から見た様子です。鉄筋の背筋が行われています。


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この部分は、「階段」か「エスカレーター」になると思われます。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。


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「土留め壁」の芯材の「H形鋼」が並べられています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。


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「三連型アースオーガ」が交換されてピカピカになっています。


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西側部分です。

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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北2工区 2016年11月10日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北2工区
 「北2工区」をいつもと違う北側から見た様子です。先行着手工区(約310m)の「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。


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「北2工区」には、ガス管やNTTの通信線が埋設してあり、移設などの処理があるため先行して工事を進めているようです。この部分がガス管やNTTの通信線の移設工事でしょうか?


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掘削が行われている部分です。ここからも「ザ・パークハウス 中之島タワー」がはっきり見えるようになりました。


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「北2工区」を南側から見た様子です。


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北側部分です。外から見ると工事がストップしているように見えますが、内部では工事が順調に行われています。


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南側部分です。


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ここのところ全く変化がありません。


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重機も相変わらず稼働していません。

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2016年11月15日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区&駅部工区 2016年11月10日の建設状況

Kita16111011
JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


Kita1511053_3
区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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駅部工区

 「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。


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本格的に工事が行われています。


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「三点式パイルドライバ」です。「土留め壁」の構築を行っています。


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建込まれた「H形鋼」の列が見えます。「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「土留め壁」の構築を行っています。

 「土留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。奥には「セメントミルクプラント」が見えます。


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ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」です。地中障害物の撤去を行っていると思われます。

 道路より南側は、「南1工区(大林組・淺沼組JV)」となります。そのため「BG掘削機(BG20)」は、「南1工区」の重機の可能性もあります。


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「駅部工区」では、弧を描いている線形に沿って、複数ヶ所で「ボーリング調査」が行われていました。


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「駅部工区」の弧を描いている線形がなんとなく分かります。


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「ボーリング調査」の様子です。


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南東角です。


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「建設現場事務所」がほぼ完成していました。場所的に「駅部工区(大鉄工業・清水建設JV)」もしくは「南1工区(大林組・淺沼組JV)」の建設現場事務所の可能性が高いです。


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北3工区

 「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われます。まだ本格的な工事は始まっていませんでした。


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「油圧ショベル」が見えますが、「北3工区」の重機かは不明です。


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「建設現場事務所」です。複数の工区の建設現場事務所を1ヶ所にまとめているようです。


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4棟目の「建設現場事務所」がほぼ完成していました。先行して完成している3棟の「建設現場事務所」とはデザインが異なります。工区が違うのかも知れません。

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神戸医療産業都市 神戸医療イノベーションセンター KCMI 2016年11月4日の建設状況

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-神戸医療イノベーションセンター KCMI-

 神戸市は、「神戸医療産業都市」を推進しているポートアイランド(第2期)において、神戸医療産業都市のさらなる発展と、周辺企業等の利便性向上、周辺用地の企業誘致促進を目的に、京コンピュータ前駅北側におけるパイロットビルの建設を進めています。

 規模は、地上5階、塔屋1階、延床面積9,467.30㎡です。計画名は「(仮称)「京コンピュータ前」駅前パイロットビル新築工事」ですが、正式名称は「神戸医療イノベーションセンター KCMI」となっています。

 「神戸医療イノベーションセンター KCMI」は、製薬関連企業・創薬ベンチャーなどの入居に対応したウェットラボや、再生医療等の製品開発にも対応可能なCPC対応ラボスペースを設置し、ポスト「京」の開発・研究のためのスペースを備えたレンタルラボ施設です。

神戸医療イノベーションセンター KCMIの概要
◆ 計画名-(仮称)「京コンピュータ前」駅前パイロットビル新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目3番5号
◆ 交通-ポートライナー「京コンピュータ前」駅直結(改札が2階部分に連絡)
◆ 階数-地上5階、塔屋1階
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 建築面積-2,397.31㎡
◆ 延床面積-9,467.30㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既製コンクリート杭
◆ 用途-レンタルラボ、ポスト「京」開発・研究スペース
◆ 建築主-(株)OMこうべ
◆ 設計者・監理者-(株)OMこうべ
◆ 施工者-東洋・寄神特定建設工事共同企業体(東洋建設、寄神建設JV)
◆ 着工-2015年11月27日
◆ 竣工-2017年04月30日予定(労災保険関係成立票より)


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「各階配置図」です。

 引用資料 (株)OMこうべ
 神戸医療イノベーションセンター KCMI 


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「(仮称)「京コンピュータ前」駅前パイロットビル(創薬イノベーション拠点)」の位置図です。建設現場は、ポートライナー「京コンピュータ前駅」の道路を挟んだ北側の敷地面積約5,000㎡です。

 引用資料 神戸市・記者資料(2015/04/16)
 (仮称)「京コンピュータ前」駅前パイロットビル(創薬イノベーション拠点)の整備


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南東側から見た様子です。


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ポートライナー「京コンピュータ前駅」から見た様子です。


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建物外装は、目隠しの「アルミパネル」となっています。


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「KCMI」のロゴです。


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「京コンピュータ前駅」より歩行者デッキで2階レベルで接続される予定です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。


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敷地の西側には、「芝生広場」が整備されています。誰もいないので芝生はフカフカ状態です。


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芝生広場越しに見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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ハシビロコウ

 今回、ポートアイランド(第2期)に行った本来の目的は、「神戸どうぶつ王国」の「ハシビロコウ」を撮影するためでした。

 「ハシビロコウ」は、南スーダンからザンビアにかけての湿地に分布する非常に貴重な鳥です。「動かない鳥」として有名ですが、結構動いていたので、「動くやん!」と思わずツッコミを入れてしまいました(笑)。

 「ハシビロコウ」は、世界の動物園で50羽以下しか飼育されていないようです。日本にはその約3分の1がいます。「神戸どうぶつ王国」には、この超貴重な鳥が4羽もいます。
 「ジャイアントパンダ」や「レッサーパンダ」もそうですが、世界の貴重な動物をたくさん見る事の出来る日本は非常に恵まれています。

● 神戸どうぶつ王国
 「神戸どうぶつ王国」は、 ”花と人と動物のふれあい” を基本とした全天候型テーマパークです。2006年3月15日に「神戸花鳥園」として開園しました。2014年7月19日に、「神戸どうぶつ王国」に名称変更の上リニューアルオープンしました。

 公式HP → 神戸どうぶつ王国

 私は、「鳥大好き人間」なので、「神戸花鳥園」の頃はよく行っていましたが、「神戸どうぶつ王国」になってからは1度も行った事がありませんでした。
 メチャメチャ楽しかったです。園内での食事を挟んで11時~4時前まで、5時間近くいました。もっと早く来るべきだったと後悔しています。

 お客さんの数も、「神戸花鳥園」の頃と比べてかなり増えていました。平日でしたが、昼食のバイキングのテーブルは完全に埋まっていました。
 「ハシビロコウ」、「レッサーパンダ」、「ワオキツネザル」を見るだけでも行く価値があります。「神戸どうぶつ王国」については、後日特集したいと思っています。

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2016年11月14日 (月)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North」 2016年11月10日の建設状況

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-ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 

 「(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト」と呼ばれていましたが、正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。 ”梅田 North” 確かに梅田の北には違いないですね(笑)。

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.70㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月予定
◆ 入居開始-2020年02月予定


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。


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「DFS」は構造上どうしても正方形に近い形状が多いです。川崎市のトリプルタワーマンション「リヴァリエ」のような長方形もありますが、「(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト」は更に横長の長方形です。

 数ある「DFS」の中でも初の試みとなる、南面比率の高い日照重視型となっています。また、南面重視型の形状を生かし、初の試みとして中央の立体駐車場上部を屋内共用施設に利用し、北側眺望がダイナミックに開かれたパノラマビューを実現しています。


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南西側から見た様子です。


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南側のゲートが開いていました。


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「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」の撤去を行っています。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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早くも大型の「安定液タンク」が登場していました。大型の「安定液タンク」は、多くの場合は「場所打ちコンクリート杭」を構築する時に設置します。

 今後、「地中障害物」の撤去→「山留め壁」の構築→「場所打ちコンクリート杭」の構築と作業が移行する事が予想されますが、ずいぶん登場が早いので驚きました。


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北西側から見た様子です。

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「IKEA神戸」の南側 (仮称)東京インテリア家具工事 神戸ポートアイランド店新築工事 2016年11月4日の建設状況

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-(仮称)東京インテリア家具神戸店-

 「IKEA神戸」の南側のポートアイランド2期地区に「東京インテリア家具」が進出します。この場所には、かつてスーパーセンター「イズミヤ神戸ポートアイランド店」が進出していましたが、撤退しました。

 スーパーセンター「イズミヤ神戸ポートアイランド店」の跡地の敷地面積約47,282㎡のうち北側の26,446.00㎡に進出します。「東京インテリア家具」と神戸市が、30年の賃貸契約を結んでします。

 当初は、2015年5月の着工、2016年1月の開業予定となっていました。1年以上着工が遅れましたが、現地を見る限り着工したようです。 

● IKEA神戸の集客力を利用
 ポートアイランド2期地区には、ホームセンタームサシとイズミヤの巨大店舗が出店しましたが、短期間に2店舗共に撤退しました。
 このことからも分かるように、店舗運営には向いていない場所です。ただし「IKEA神戸」は、抜群の知名度で広域から集客して賑わっています。

 「東京インテリア家具」も単独では無理でも、「IKEA神戸」の集客力を利用した家具店なら相乗効果でやっていけると判断したのだと思われます。

(仮称)東京インテリア家具神戸店の概要
◆ 計画名-(仮称)東京インテリア家具工事 神戸ポートアイランド店新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町一丁目1番9、2番2、港島八丁目11番9
◆ 開発区域面積-26,446.00㎡
◆ 店舗面積-約12,683㎡
◆ 用途-店舗
◆ 建築主-東京インテリア家具
◆ 設計者-新土木開発コンサルタント
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年09月12日
◆ 竣工-2017年05月15日予定


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「周辺見取り図」です。

 引用資料 神戸市
 大規模小売店舗立地法 第5条第1項に係る届出:(仮称)東京インテリア家具神戸 


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「建物位置図」です。店舗面積12,683㎡となっています。延床面積はどれくらいになるのでしょうか? 数値が書かれていないので分かりません。


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本格的な「仮囲い」は設置されていませんが、内部で重機が稼働しているので着工しているようです。掲示されていた「開発行為に関する工事の許可標識」は撤去されていました。

 標識類が一切掲示されていないので、概要がさっぱり分かりません。全国で多くの建設現場を撮影しましたが、「神戸市」は建設現場の情報公開はワーストの上位に入ります。


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南西側から見た様子です。


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IKEA神戸

 ポートアイランドは、店舗運営には向いていない場所ですが、「IKEA神戸」は、抜群の知名度で広域から集客して賑わっています。

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2016年11月13日 (日)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2016/11/10 タワークレーン登場!

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た様子です。


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「タワークレーン」が登場しました。マストの色が「竹中工務店カラー」のシルバーです。


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南西側から見た様子です。


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南西角が透明のアクリル板になっているので覗いてみました。地下躯体を構築中です。


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「竹中工務店」の建設現場でおなじみのイラストがありました。どの現場もイラストと文字のタッチが同じなので、同じ方が描いていると思われます。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。

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神戸医療産業都市 小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設建設工事 2016年11月4日の建設状況

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小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設-
 兵庫県は、神戸医療産業都市の「兵庫県立こども病院」の南側に、「小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設建設工事」を整備します。2015年10月15日に起工式が行われ、本格的に建設工事が行われています。

 引用資料 兵庫県・公式ホームページ(2015/08/17)
 小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設整備基本設計の概要

 粒子線治療は、加速した原子核をがんに当てて治療する方法です。がんだけを狙い撃ちすることができ、体への負担が小さいとされています。
 兵庫県内では、たつの市の「大型放射光施設(SPring-8)」にある「兵庫県立粒子線医療センター」で、成人患者の治療が行われています。

 「兵庫県立粒子線医療センター」で培ったノウハウを生かし、成人のがん患者も受け入れますが、抗がん剤治療で免疫力の低下した子どもに配慮して動線は分離します。「兵庫県立こども病院」とは、渡り廊下で直結します。

新粒子線治療施設の概要
◆ 計画名-小児がんに重点を置いた新粒子線治療施設建設工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町(新こども病院南側隣接地)
◆ 階数-地上4階、地下0階
◆ 敷地面積-約3,050㎡
◆ 延床面積-約5,700㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-診療所(陽子線治療施設)、 治療室(2室2ガントリー)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 設計者-(粒子線治療装置)三菱電機、(建物)戸田建設
◆ 監理者-兵庫県、戸田建設
◆ 施工者-(粒子線治療装置)三菱電機、(建物)戸田建設
◆ 着工-2015年10月15日(起工式)
◆ 竣工-2017年08月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開院-2017年度下期予定
◆ 予算額-約95億円(建設費等約34億円、粒子線治療装置製作費約44億円、医療機器・情報システム整備費・用地費等約17億円)


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「イメージパース」です。


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「各階構成図」です。


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「兵庫県立こども病院」の南側に建設中です。


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建設現場を南西側から見た様子です。


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建設現場を南側から見た様子です。


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建設現場を南東側から見た様子です。


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建設現場を東側から見た様子です。

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2016年11月12日 (土)

「大阪駅前第3ビル」の南側 地上17階の「(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事」に建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事-

 「大阪駅前第3ビル」の道路を挟んだ南側の大阪市北区曽根崎新地一丁目に駐車場「タイムズ曽根崎新地第2」がありました。

 この場所にはかつて「ホテルモントレグラスミアハウス」がありましたが、解体されました。跡地には「(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事」が建設されます。「ホテルモントレグラスミアハウス」跡地に「ホテルモントレ」が戻って来ます。

 工事が始まっても「仮囲い」に「建築計画のお知らせ」が掲示されていませんでした。そのため概要は全く分かりませんでした。
 今回行ってみると「建築計画のお知らせ」が掲示されていました。「このまま概要が分からないかも?」と思っていたので、ホッとしました。

 着工予定は2016年12月12日です。現在行われている工事は準備工事のようです。「地中障害物」の撤去、「山留め壁」の構築、基礎工事の開始、各工程のどの段階を着工とするのかは現場の判断になります。この現場は「山留め壁」を構築を着工とするようです。

(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎新地一丁目13-9他(地名地番)
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-64.5m
◆ 敷地面積-1,326.92㎡
◆ 建築面積-1,019.24㎡
◆ 延床面積-13,746.88㎡(容積対象面積12,699.13㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年12月12日予定
◆ 竣工-2018年08月31日予定


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南西側から見上げた様子です。2台の「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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1台目の「三点式パイルドライバ」には、「ロックオーガ」が装着されています。「山留め壁」を構築する部分の「地中障害物」を撤去していると思われます。


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2台目の「三点式パイルドライバ」にも、「ロックオーガ」が装着されています。「山留め壁」を構築する部分の「地中障害物」を撤去していると思われます。


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「(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「北立面図」です。


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「配置図」です。

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神戸医療産業都市 「iPS細胞」を活用した網膜再生治療などを行う「(仮称)神戸アイセンター新築工事」 2016年11月4日の建設状況 

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-(仮称)神戸アイセンター新築工事-

 2014年9月12日に、「理化学研究所」の高橋政代プロジェクトリーダーらと「先端医療振興財団」による「iPS細胞」を使った世界初の臨床研究として目の難病患者に手術を実施して成功しました。

 神戸市では、国家戦略特区プロジェクトとして、「iPS細胞」を用いた網膜再生をはじめとする再生医療等の迅速な実用化を図るため、基礎研究から臨床応用、リハビリまでをトータルで対応する「(仮称)神戸アイセンター」の建設を進めています。

 引用資料 先端医療センター病院(PDF)
 再生医療とロービジョンケア:神戸アイセンター計画 

 建設場所は、「先端医療センター病院」と「神戸市立医療センター中央市民病院」の間で、2つの病院と通路で接続し、ポートライナー「医療センター駅」から2階まで通路で直結します。

 2階は「眼科病院受付、視覚障害者の生活訓練施設」、3階は「病院外来」、4階は「病棟、手術室」、5階・6階は「研究所、細胞培養施設など」を想定しています。

 研究所は「理化学研究所」、眼科病院(30床)は「先端医療振興財団」が運営します。「先端医療センター病院」と「中央市民病院」の眼科診療機能を新眼科病院に集約すします。

(仮称)神戸アイセンター新築工事の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町二丁目1番
◆ 階数-地上7階
◆ 敷地面積-約2,000㎡
◆ 建築面積-1,576.66㎡
◆ 延床面積-8,787.66㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート杭
◆ 地震対策-制震構造、部分床免震
◆ 用途-2階(眼科病院受付、視覚障害者の生活訓練施設)、3階(病院外来)、4階(病棟、手術室)、5階・6階(研究所、細胞培養施設など)
◆ 建築主-神戸都市振興サービス(株)
◆ 設計者・監理者-日本設計
◆ 施工者-明和・関建特定建設工事共同企業体(明和工務店、関西建設工業JV)
◆ 着工-2016年09月07日
◆ 竣工-2017年10月17日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 事業費-35億7000万円(税抜)


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「(仮称)神戸アイセンター新築工事」の建設現場を東側から見た様子です。


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「オールケーシング掘削機」です。「地中障害物」を撤去していると思われます。でも「ポートアイランド(第2期)」は埋立地なので、「地中障害物」があるんですかね? 


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「(仮称)神戸アイセンター新築工事」の建設現場を北東側から見た様子です。正面に「アースドリル掘削機」が見えます。

 「ポートアイランド(第2期)」の建物は、基礎に「PHC杭」などの「既製コンクリート杭」を使用したビルが多いですが、このビルの基礎は「場所打ちコンクリート杭」となります。


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「トレミー管」を吊り上げています。このタイプの「アースドリル掘削機」は、クローラークレーンとしても使用出来ます。


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「場所打ちコンクリート杭」を構築しています。


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敷地の奥で「鉄筋かご」を組んでいます。


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地上から見た様子です。写真左奥がポートライナーの「医療センター駅」ですが、通路で2階に直結します。

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2016年11月11日 (金)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/11/10 早くも1基目のタワークレーンが登場!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月10日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2016年11月10日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年11月10日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年11月10日
 早くも1基目のタワークレーンが登場しました。地上部分の鉄骨建方が始まってから登場すると思っていたので、この段階での登場に驚きました。


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撮影日2016年11月10日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年11月10日 1基目のタワークレーンです。マストの色が「竹中工務店カラー」のシルバーです。


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撮影日2016年11月10日 まだ一部で、本格稼働前の作業を行っていました。


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撮影日2016年11月10日
 1基目のタワークレーンの「ベース架台」です。当たり前ですが、「フロアクライミング方式」のタワークレーンです。


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撮影日2016年11月10日
 南西側は、1階床への「コンクリート」の打設が終わっています。1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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撮影日2016年11月10日 1階床に「デッキプレート」の上で「鉄筋」の配筋が行われています。


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撮影日2016年11月10日 アップです。「×」の部分には何を設置するのでしょうか?

(追記)
 すぐにメールを頂きました。ありがとうございました。 ”×はダクトなどの床開口部の仮閉鎖です。昔は開いたままで、作業員に注意するよう言っていたのですが、よく落ちるのでここまでしないといけない・・・”  とのことです。


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撮影日2016年11月10日 たくさんの「鉄筋」が準備されています。


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撮影日2016年11月10日 北西側でも「鉄筋」の配筋が行われています。


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撮影日2016年11月10日 タワークレーンが本格的に稼働すると、この「クローラークレーン」は撤退すると思われます。


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撮影日2016年11月10日 「クローラークレーン」の撤退後に、最後まで残っているこの部分の「1次根切り(掘削)」が行われると思われます。


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撮影日2016年11月10日 ほぼ敷地いっぱいに建設されているので、「建設現場事務所」はこの狭いスペースに設けられています。

(訂正)
 すぐにメールを頂きました。ありがとうございました。 ”阪神ビルのユニットハウスは職人の休憩所、便所、溶接材料の倉庫などのはずです。現場事務所は近くのビルに入っているはずです。” だそうです。訂正させて頂きます。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/11/10

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月10日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2016年11月10日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月10日 タワークレーンが2基共に「フロアクライミング」が完了していました。


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撮影日2016年11月10日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年11月10日 9階・10階(11FL)部分の鉄骨建方がほぼ完了しています。


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撮影日2016年11月10日 盛んに「ダンプトラック」が出入りしています。


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撮影日2016年11月10日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2016年11月10日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年11月10日 9階・10階(11FL)部分の鉄骨建方がほぼ完了しています。

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2016年11月10日 (木)

祝! 大阪工業大学・梅田キャンパス 地上22階、高さ約125m「OIT梅田タワー」が竣工!

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-OIT梅田タワー-
 JR博多駅前の道路陥没事故は、穴の埋め戻し作業の第一段階が11月9日夜に終了しました。福岡市は10月14日には現場の道路の通行を再開させたいとしています。

 私は陥没範囲の大きさから1ヶ月くらいかかると思っていました。事故発生後の迅速な対応と復旧の速さに感動しました。市長を筆頭に行政の迅速な動きを見ていると福岡市が発展している理由の一端を見たような気がしました。

 本題に戻って、大阪工業大学などを運営する学校法人「常翔学園」は、阪急梅田駅に隣接する大阪市北区茶屋町の旧梅田東小学校跡地に「梅田キャンパス」を建設しました。

 2017年春に開校する梅田キャンパス「OIT梅田タワー」が完成し2016年10月27日、学園関係者や工事関係者、地元の関係者約100人を集めて竣工式典を行いました。

OIT梅田タワーの概要
◆ 計画名-学校法人常翔学園 梅田キャンパス(仮称)
◆ 所在地-大阪府大阪市北区茶屋町50番の一部、他
◆ 交通-JR「大阪」駅から徒歩5分、阪急「梅田」駅から徒歩3分、阪神「梅田」駅から徒歩7分
◆ 階数-地上22階、地下2階
◆ 高さ-最高部125.15m(平均地盤面よりの高さ)
◆ 敷地面積-4,650.41㎡
◆ 建築面積-2,416.21㎡
◆ 延床面積- 延床面積33,853.94㎡(容積率対象面積29,315.83㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(管理人の推測)
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-学校(大学)
◆ 建築主-(学校法人)常翔学園
◆ 設計者・監理者-服部・石本・安井設計監理共同企業体(服部設計、石本建築事務所、安井建築設計事務所)
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2014年03月28日(安全祈願祭)
◆ 竣工-2016年10月27日(竣工式)
◆ 開校-2017年04月予定


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北西側から見た下層階の様子です。


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敷地西側の「公開空地」を北側から見た様子です。


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「創立百周年記念之碑」と「梅田東小学校跡地」の碑が設置されています。


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南西側から見上げた様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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南西角には、「ワーフ」が2016年11月14日(月)にオープン予定です。シンガポール、新宿(NEWoMan)で大人気のオイスターバー「Wharf」が関西に進出します。


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敷地西側の「公開空地」を南側から見た様子です。


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敷地南側の「公開空地」を西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。


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敷地北側部分です。


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「OIT梅田タワー」は2016年10月27日に竣工しましたが、歩道の整備はまだ行われています。2016年12月28日完了予定となっていました。


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北側の「メインエントランス」です。


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敷地東側部分です。


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「駐輪場」の入口です。


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地下駐車場の入口は東側にあります。


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南東側から見た下層階の様子です。残念ながら敷地東側には電柱が残っています。出来れば北側と同時に「電線類地中化」を行って欲しかったです。


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敷地南側の「公開空地」を東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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「ヤンマー本社ビル(愛称:YANMAR FLYING-Y BUILDING)」との間です。

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ポートアイランド(第2期) 「トーカロ」が本社を移転 2016年11月4日の建設状況

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-トーカロの本社-

 「トーカロ」は、神戸市東灘区深江北町四丁目から、利便性向上や研究開発機能の強化を目指し、国内外へのアクセスが良好で、立地環境の優れたポートアイランド(第2期)へ本社を移転することになりました。現在、本社の建設工事が行われています。

 建設場所は、ポートライナーの「京コンピュータ前駅」近くで、「神戸医療イノベーションセンター」が建設されている街区の西側の用地面積約6,000㎡です。
 
 「トーカロ」は、金属や非金属などの加工対象物の表面に、セラミックスなどの異材質による新しい高機能皮膜を形成する溶射技術による表面改質を提案する業界トップ企業であり、その表面改質技術は、製造設備や装置などの耐久性、信頼性、品質等の機能向上を目的として、電力や鉄鋼、自動車から半導体や航空宇宙、先端医療分野に至るまで、幅広い分野で不可欠な表面技術となっています。


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位置図です。

 引用資料 神戸市(2015/12/18)
 トーカロ株式会社が本社を移転 


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南東側から見た様子です。標識類が一切掲示されていないので、計画名、概要、工期等のすべてが不明です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「PHC杭」が並べられています。基礎は「既製コンクリート杭」である事が分かります。


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南西側から見た様子です。奥に見えるのは「神戸医療イノベーションセンター」の建設現場です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。

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2016年11月 9日 (水)

京阪ホールディングス 京都・四条河原町 複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクト デザインを大幅に変更して2017年3月着工!

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-「BIOSTYLE」プロジェクト-

 ブログを運営していると1年に数回アクセス数が異常に増える日があります。昨日、このブログのアクセス数が、訪問者数1万、ページビュー2万を突破していました。かなり前にUPした「福岡市営地下鉄七隈線延伸工事」の記事に検索エンジンから大量に入って来ていました。

 もう1つのブログでは、今年の9月12月に1日の訪問者数1.5万、ページビュー2.5万を突破しました。この時は、「豊洲市場の盛土」が大問題になった時でした。
 このようなブログを運営している者として、明るいうれしいニュースでアクセス数が増える事を祈るばかりです。

 本題に戻って、京阪ホールディングスは、「京都タカシマヤ」と「ザ・京都レジデンス四条河原町」に挟まれた敷地に複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクトを建設する予定です。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2016/11/07)
 「BIOSTYLE(ビオスタイル)」プロジェクト 京都・四条河原町における複合型商業施設の開発計画について

 2014年11月5日に概要が発表されました。それから約2年過ぎましたが着工されませんでした。今回、「京阪ホールディングス」から2017年3月に着工する事が発表されました。

 延床面積約24,500㎡から約27,337㎡に拡大されると共に、デザインが大幅に変更になっています。1階・2階が「EAT」、3階が「CARE」、4階~9階は「STAY」と位置付けます。「STAY」は、約170室の宿泊特化型ホテルとなります。

「BIOSTYLE」プロジェクトの概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区河原町通四条下る稲荷町
◆ 階数-地上9階
◆ 敷地面積-約3,800㎡
◆ 延床面積-約27,337㎡
◆ 用途-店舗、ホテル
◆ 客室数-約170室
◆ 建築主-京阪ホールディングス
◆ 着工-2017年03月予定
◆ 開業-2019年春予定


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変更前の「BIO-Style京都・四条河原町プロジェクト」のデザインです。大幅にデザインが変更になりました。

 引用資料 京阪電気鉄道・最新情報(2014/11/05)
 「BIO-Style」と京都・四条河原町での展開について 


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変更後の「複合型商業施設 建物外観(イメージ)」です。


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「計画地周辺図」です。建設予定地は、「京都タカシマヤ(高島屋京都店)」の南側の一等地です。


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東側から見た建設予定地です。北側の建物は「京都タカシマヤ(高島屋京都店)」です。

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地上38階、高さ約134mの「ブランズタワー御堂筋本町」 2016年11月2日の建設状況

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-ブランズタワー御堂筋本町-

 大阪府は、「旧大阪府商工会館」の一般競争入札を行いました。最低落札価格は19億1790万円でしたが、2013年7月29日に「東急不動産」が28億313万4000円で落札しました。

 「旧大阪府商工会館」は解体され、地上38階、塔屋2階、地下1階、高さ134.140mの超高層タワーマンション「(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事」を建設中です。正式名称は「ブランズタワー御堂筋本町」となっています。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 ブランズタワー御堂筋本町 

ブランズタワー御堂筋本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区南本町4丁目集合住宅 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南本町四丁目1番3(地名地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「本町」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄中央線「本町」駅から徒歩1分、大阪市営地下鉄四つ橋線「本町」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部134.140m、建築物128.200m、軒高(不明)
◆ 敷地面積-1,845.49㎡
◆ 建築面積-1,103.09㎡
◆ 延床面積-30,024.46㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(計20本)
◆ 地震対策-免震構造(高減衰ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、免震オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-276戸 
◆ 建築主-東急不動産、近鉄不動産、神鋼不動産
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月上旬予定
◆ 入居開始-2017年11月下旬予定


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南側から見た様子です。


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最高部です。撮影時は30階(31FL)の躯体を構築中でした。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。基礎は、「場所打ちコンクリート拡底杭」を地下約57m以深の支持層まで計20本打ち込んでいます。

 地震対策として、建物と基礎部分との間に「免震装置(高減衰ゴム系積層ゴム、弾性すべり支承、免震オイルダンパー)」を設置しています。


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南東側から見た様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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北側から見た様子です。

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2016年11月 8日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区&駅部工区 2016年11月2日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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駅部工区

 「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。


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本格的に工事が始まっています。


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「三点式パイルドライバ」です。「土留め壁」の構築を行っています。


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「三点式パイルドライバ」には、「三連型アースオーガ」が装着されています。三連型アースオーガで「土留め壁」の構築を行っています。

 「土留め壁」は、溝に沿って「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により構築されます。「SMW」とは、土(Soil)とセメントスラリーを原位置で混合・攪拌(Mixing)し、地中に造成する壁体(Wall)の略称です。


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「土留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。奥には「セメントミルクプラント」が見えます。


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ドイツ「バウアー社(BAUER Maschinen GmbH)」の「BG掘削機(BG20)」です。地中障害物の撤去を行っていると思われます。

 道路より南側は、「南1工区(大林組・淺沼組JV)」となります。そのため「BG掘削機(BG20)」は、「南1工区」の重機の可能性もあります。


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南側から見た様子です。


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「掘削土」が山積みされています。どこから運ばれてきたのでしょうか?


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南東角でも作業が行われています。


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「建設現場事務所」が建設されています。場所的に「駅部工区(大鉄工業・清水建設JV)」もしくは「南1工区(大林組・淺沼組JV)」の建設現場事務所の可能性が高いです。


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北3工区

 「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われます。まだ本格的な工事は始まっていませんでした。


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「建設現場事務所」です。


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先に完成した3棟の「建設現場事務所」です。複数の工区の建設現場事務所を1ヶ所にまとめているようです。


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4棟目の「建設現場事務所」が建設されるのでしょうか?


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色々な施設が稼働して電力の供給が必要になったので、電柱が立てられて、電線が張られました。

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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北2工区 2016年11月2日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北2工区

 北側の先行着手工区(約310m)の「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。


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北側部分です。「屋根」が南側に移動しました。えび茶色の鉄骨は、「土留め壁」を支える「切梁」です。

● JR西日本が北2工区を報道公開
 外から見ると重機が稼働していないので、工事がストップしているように見えましたが、「JR西日本(西日本旅客鉄道)」が、2016年10月27日に、「北2工区」を報道公開しました。外からは見えないだけで、工事は順調に行われています。

 インプレス トラベル ウォッチ(2016/10/27)
 JR西日本、うめきた地区の東海道線支線地下化・新駅設置工事を公開 

 「北2工区」には、ガス管やNTTの通信線が埋設してあり、移設などの処理があるため先行して工事を進めているようです。現在の進捗率は15%だそうです。


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南側部分です。


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ここのところ全く変化がありません。西側(写真左側)の「土留め壁」を支えているように見える直角方向の壁は、「バットレス(直角方向に突き出した補助的な壁)」でしょうか?


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重機は相変わらず稼働していません。


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「掘削土」が山積みされています。

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2016年11月 7日 (月)

ヨドバシカメラマルチメディア梅田の北側 新商業ビル「OSAKA UK・GATE」 2016年11月2日の建設状況

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-OSAKA UK・GATE-

 「新梅田ビルディング」は、「ヨドバシカメラマルチメディア梅田」から道路を挟んだ北側の大阪市北区芝田二丁目にありました。

 「新梅田ビルディング」は解体されて跡地には、地上6階、地下0階、高さ30.800mの「(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト」が建設中です。
 正式名称は「OSAKA UK・GATE」に決定しています。OSAKA UK・GATEの「UK」は、建築主の「梅田興業」の社名からきていると思われます。

 フロア構成は、1階~3階が「KOMEHYO梅田店」、4階が建築主の「梅田興業」の本社とクリニックなど、5階・6階が「ブランリール 大阪(BLANC RIRE 大阪)」となります。

● KOMEHYO梅田店
 1階~3階には名古屋に本社があるブランド品を主柱とする日本最大級のリサイクルショップ「コメ兵(コメひょう)」が出店します。

 「コメ兵」は、名古屋本店、新宿店に次ぐ規模の「KOMEHYO梅田店」を2017年2月16日にオープンする予定です。梅田地区では「ホワイティうめだ店」に次ぐ出店となります。

 店舗面積は1,318.58㎡を予定しており、フロア構成は、1階・2階が販売(宝石、時計、ブランドバッグ、ファッション)、3階が買取(宝石、時計、ブランドバッグ、ファッション)となる予定です。

ブランリール 大阪(BLANC RIRE 大阪)
 5階・6階には、結婚式場の「ブランリール 大阪(BLANC RIRE 大阪)」が出店します。完全貸切ゲストハウスウェディングで、1日最大2組まで利用可能です。

 1チャペル、1バンケット、1キッチン構成で、最大110人を収容出来ます。チャペルは大理石や木、鏡などでデザインし、高さ約8mの2層吹き抜けになります。2017年3月にオープンする予定です。

OSAKA UK・GATEの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区芝田二丁目プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目97-1、97-2(地名地番)
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-軒高30.800m
◆ 敷地面積-1,023.66㎡
◆ 建築面積-783.32㎡
◆ 延床面積-4,298.51㎡(容積対象面積3,993.18㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既成コンクリート杭
◆ 用途-物販店舗、飲食店舗、サービス店舗、オフィス
◆ 建築主-梅田興業
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 解体工事-2015年09月29日~2016年03月31日
◆ 着工-2016年03月15日
◆ 竣工-2017年02月28日予定


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「OSAKA UK・GATE」の建設現場です。


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全景です。足場が撤去されてほぼ全景が姿を現しました。


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最高部です。


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「OSAKA UK・GATE」のロゴです。


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南西側から見た様子です。


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「OSAKA UK・GATE」のロゴです。


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南東側から見た様子です。小規模ですが、ほぼ全面ガラスの「アルミカーテンウォール」を使ったいい感じの商業ビルになりました!


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5階・6階には、完全貸切ゲストハウスウェディングの「ブランリール 大阪(BLANC RIRE 大阪)」が出店します。

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グランフロント大阪の東隣 大阪弥生会館解体 2016年11月2日の状況

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-大阪弥生会館解体-
 2015年9月30日に閉館したホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んで東側にあります。1972年10月に開業し、地上7階、地下1階、客室数78室です。JR西日本グループの「ジェイアール西日本ウェルネット」が運営していました。

 敷地面積は2,893.43㎡で、土地は「JR西日本グループ」が所有しています。JR西日本からは、跡地の利用方法などの具体的な発表はまだありませんが、解体工事が行われています。

 解体工事の工事名は「大阪弥生会館解体」で、「竹中工務店」により行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年6月1日~2017年3月15日(予定)となっています。


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「グランフロント大阪」の「南館」から見た様子です。


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「グランフロント大阪」の「北館」から見た様子です。


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「大阪弥生会館」を西側から見た様子です。


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屋上部分です。


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解体用の重機が稼働しています。


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「大阪弥生会館」を北西側から見た様子です。


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敷地北側部分です。ほぼ解体工事が終わっています。北側(写真左側)の仮設の鉄骨は何でしょうね?


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まだ一部残っています。

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2016年11月 6日 (日)

御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2016/11/02 地上1階~4階(5FL)部分の鉄骨建方!

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
 「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。

 更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。

● 本館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。

 本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,353.83㎡
◆ 延床面積-49,289.43㎡(容積対象面積43,213.78㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「本館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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地上部分の鉄骨建方が本格的に行われています。


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1基目のタワークレーンです。「マスト」の色が大林組カラーの「オレンジ」となっています。近いうちに北側にもう1基登場すると思われます。


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地上1階~4階(5FL)部分の鉄骨建方を行っていると思われます。


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南西側のゲートが開いていました。西側(御堂筋側)は、1階・2階が2層吹き抜けになるようです。


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「ダンプトラック」に「クラムシェル」で掘削土を積み込んでいます。この現場は「逆打ち工法」が採用されているので、地上階の鉄骨建方と地下階の構築が同時に行われています。


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「ブレース」が見えます。


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「本館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「本館」の建設現場を北東側から見た様子です。敷地北側部分はまだ地上部分の鉄骨建方が始まっていません。


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北側から見た鉄骨建方の様子です。


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タワークレーンの「ベース架台」です。1階床から5階床に「フロアクライミング」していました。


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「本館」の建設現場を北西側から見た様子です。

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御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 別館 2016/11/02 地上1階・2階(3FL)部分の鉄骨建方!

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-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-

 「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。

 都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。

 引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
 伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)

別館
 「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の高さの最高限度は98mとなっていましたが、最終的には最高部93.99m、建築物93.99mにになりました。「本館」と「別館」の2棟は、中層階で渡り廊下によって接続されます。

「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 別館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目1番、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目41番
◆ 階数-地上18階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部93.99m、建築物93.99m
◆ 敷地面積-2,306.64㎡
◆ 建築面積-1,593.18㎡
◆ 延床面積-29,473.10㎡(容積対象面積25,025.43㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年05月初
◆ 竣工-2017年11月末予定


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「別館」の建設現場を南西側から見た様子です。遂に地上部分の鉄骨建方が始まりました!


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「別館」の建設現場を西側から見た様子です。地上1階・2階(3FL)部分の鉄骨建方を行っていると思われます。


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西側のゲートが開きました。「ダンプトラック」に掘削土を積み込んでいました。この現場は「逆打ち工法」が採用されているので、地上階の鉄骨建方と地下階の構築が同時に行われています。


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「別館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「別館」の建設現場を南側から見た様子です。


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南東側から見た鉄骨建方の様子です。


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敷地東側部分はまだ地上部分の鉄骨建方が始まっていません。

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2016年11月 5日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2016/11/02

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月2日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。太陽の角度が低くなってきたので、晴れた日の広範囲の撮影は、ガラスへ写り込みが酷くて無理です。


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撮影日2016年11月2日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2016年11月2日 「大阪神ビルディング」の東側部分です。


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撮影日2016年11月2日 「クローラークレーン」1台で、1階床の鉄骨建方を行っています。


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撮影日2016年11月2日    
 1階床を最初に構築して重機等が乗入れる「作業床」として使用します。その後に地上階は上に向かって、地下階は下に向かって構築します。

 地下階は地下1階→地下2階→地下3階と下に向かって構築するので、このような工法を「逆打ち工法」と言います。


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撮影日2016年11月2日 南西側は、1階床への「コンクリート」の打設が終わっています。


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撮影日2016年11月2日 1階床に「デッキプレート」が敷かれています。「デッキプレート」の上に配筋する「鉄筋」も準備されています。


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撮影日2016年11月2日 「ダンプトラック」で、「鉄筋」が運ばれてきています。


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撮影日2016年11月2日 「構真柱(こうしんちゅう)」の上に「CFT柱」を載せて鉄骨建方を行っている様子がよく分かります。


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撮影日2016年11月2日 西側で1階床の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月2日 
 「ソイルセメント柱列壁工法」で構築された「山留め壁」です。「油圧ショベル」で「H形鋼」だけ残して「ソイルセメント」を撤去しています。

 この部分は、「阪神百貨店梅田本店」の営業中の「大阪駅前地下道」に面する部分と接続されます。接続部分の「山留め壁」は最終的にすべて撤去されます。

 最終的に撤去する部分の「山留め壁」を構築するのはもったいない気もしますが、地下水や土圧対策の観点から「山留め壁」を構築してから、工事の進行に合わせて徐々に撤去するのが一般的です。


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撮影日2016年11月2日 「1次根切り(掘削)」が行われていないのはこの部分だけとなりました。


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撮影日2016年11月2日
 「ボーリングマシン」らしきものが見えます。何に作業を行っているのでしょうか? ご存知の方はメールで教えてください。

 前回、質問した時には、「山留め壁」を支える「バットレス(直角方向に突き出した補助的な壁)」を構築しているとメールで教えて頂きました。ありがとうございました。今回は、「山留め壁」から距離が離れているので、「バットレス」では無いと思われます。

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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2016/11/02 面白いデザインのカーテンウォール!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-
 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日(火)にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2015/07/21)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)は、本日、Ⅰ期部分の新築工事に着手しました ~「DBJ Green Building 認証」の最高ランクを取得 ~

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年03月春頃予定


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撮影日2016年11月2日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。この日は快晴だったため、ガラスへ写り込みが酷かったです。


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撮影日2016年11月2日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月2日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2016年11月2日 9階・10階(11FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2016年11月2日 「養生ネット」の内側と外側の両方から「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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撮影日2016年11月2日 東側から見た様子です。


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撮影日2016年11月2日 面白いデザインの「カーテンウォール」です。


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撮影日2016年11月2日 「平行四辺形」です。


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撮影日2016年11月2日 表面に多数の穴が開いています。「LED」等で夜間に何かの演出を行うのかも知れません。


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撮影日2016年11月2日
 今まで「PCカーテンウォール」と書いてきましたが、「養生ネット」外側の「カーテンウォール」は、「コンクリート」では無く、表面もしくはすべてが「金属」のようです。

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2016年11月 4日 (金)

イメージキャラクターは「オードリー・ヘップバーン」 地上30階、高さ約103mの「クレヴィアタワー大阪本町」 2016年11月2日の建設状況

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-クレヴィアタワー大阪本町-
 
大阪市中央区瓦町三丁目にあった「トーア紡ビル」跡地に、地上30階、塔屋2階、地下0階、高さ103.21mの超高層タワーマンションが建設中です。

 正式名称は、「クレヴィアタワー大阪本町」となっており、すでに公式ホームページもオープンしています。イメージキャラクターは、なんとハリウッド黄金時代に活躍した大女優で、ファッション界のアイコンとしても有名な「オードリー・ヘップバーン」です。

 引用資料 公式ホームページ
 クレヴィアタワー大阪本町 

クレヴィアタワー大阪本町の概要
◆ 計画名-(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区瓦町三丁目8番(地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線・中央線・四つ橋線「本町」駅徒歩5分、地下鉄御堂筋線「淀屋橋」駅徒歩7分、 地下鉄堺筋線「北浜」駅徒歩7分 地下鉄堺筋線「堺筋本町」駅徒歩7分
◆ 階数-地上30階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部103.21m、軒高98.47m
◆ 敷地面積-1,412.18㎡
◆ 建築面積-720.57㎡
◆ 延床面積-18,346.75㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-181戸
◆ 建築主-伊藤忠都市開発、野村不動産
◆ 設計者-(意匠・設備)IAO竹田設計、(構造)鴻池組
◆ 監理者-IAO竹田設計、鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 解体工事-2015年11月09日~2016年09月30日
◆ 着工-2016年10月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月予定
◆ 入居開始-2019年03月予定


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オードリー・ヘップバーン

 オードリー・ヘップバーン? 若い方は知らない人もいるかも知れませんが、私より上の世代にとっては、「オードリー・ヘップバーン」は女神的な存在でした。「ローマの休日」や「ティファニーで朝食を」などを観て萌え死にした男性も多いと思います(笑)。


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位置図です。


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「クレヴィアタワー大阪本町」の建設現場を南東側から見た様子です。2016年10月1日に本体工事に着工したようです。


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「オールケーシング掘削機」です。「地中障害物」を撤去しています。


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「ケーシングチューブ」の中に「ハンマークラブ」が入って行きます。


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「クレヴィアタワー大阪本町」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「クレヴィアタワー大阪本町」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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「(仮称)中央区瓦町3丁目計画 新築工事」の南側立面図です。建築物98.47m+塔屋4.74m=最高部103.21mです。見方によっては、最高部98.47mのようにも見えます。


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「クレヴィアタワー大阪本町」の西側隣接地では、「(仮称)千寿製薬本社新築計画」が建設中です。


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「(仮称)千寿製薬本社新築計画」の建築計画のお知らせです。敷地面積は955.75㎡あります。地上9階、地下0階、高さ39.030mの本社ビルが建設されます。

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地上32階、客室数917室の「アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>」 本町永和ビル 2016年11月2日の解体状況

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-アパホテル&リゾート<御堂筋本町駅タワー>-
 「アパグループ」は、建設中の「ブランズタワー御堂筋本町」の東隣りのオフィスビル「本町永和ビル」をグループ会社のアパマンションを通じて2015年10月30日に取得しました。

 敷地面積は1,222.48㎡で、既存のビルを解体後に、地上32階、客室数は917室の超高層ホテルを建設する予定です。2019年春のオープンを目指します。

 完成イメージ図引用 船場経済新聞(2016/04/08)
 アパグループが大阪本町のビル解体に着手 駅直結タワーホテル建設へ 


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「御堂筋」から見た様子です。「本町永和ビル」の解体工事が行われています。「本町永和ビル」は、地上13階、地下2階、延床面積約11,737㎡でした。


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南東側から見た様子です。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年6月21日~2017年3月31日(予定)となっています。


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南西側から見た様子です。「今週の作業予定」によると撮影日は「6F解体」となっていました。


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北西側から見た様子です。


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北側から見た様子です。

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2016年11月 3日 (木)

御堂筋 独立系システムインテグレーターの「オービック」が、地上25階、高さ約116mの超高層複合ビルを建設 2016年11月2日の状況

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-御堂筋平野町解体工事-

 大阪を代表するビジネス街「淀屋橋」のシンボルで、登録有形文化財にも指定された近代名建築である「大阪ガスビルディング」の道路を挟んだ南側に「日鐵御堂筋ビル」がありました。

 「日鐵御堂筋ビル」は建て替えのために解体工事が行われていますが、「日鐵御堂筋ビル解体工事」の現場と「パソナグループビル」の間に、大阪のメインストリート御堂筋に面した駐車場「タイムズ御堂筋中央」がありました。

 「タイムズ御堂筋中央」が閉鎖されて「仮囲い」で囲まれ、「御堂筋平野町解体工事」が「鹿島建設」の施工で行われています。
 「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年5月30日~2017年4月30日(予定)となっています。

● 地上25階、高さ約116mの超高層複合ビル!
 
独立系システムインテグレーターの「オービック」が、地上25階、地下2階、高さ約116m、延床面積55,533.82㎡の超高層複合ビルを建設します。投資額は250億円程度を見込みます。

 オービック 新着情報(PDF:2016/11/02)
 当社所有地(大阪市)におけるビル建設に関するお知らせ 

 ホテルのほか店舗やオフィスが入る予定で、駐車場や店舗部分を除くと、ホテルとオフィスが全体のフロアの半分ずつを占める予定です。
 ホテルの運営会社は未定ですが、外国人観光客の利用も期待できるとしています。外資系の高級ホテルが進出する可能性が高いですね!

 東証一部上場の「オービック」は、2016年3月期の連結決算で、売上高58,738百万円、営業利益26,108百万円で、営業利益率約44%という超高収益企業です。キャッシュは非常に潤沢です。

 「オービック」は、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月にこの土地を取得したそうです。約14年間も御堂筋沿いの一等地を寝かしていた事になります。「オービック」は、財務体質が強固なので可能だったのでしょうね。

 御堂筋沿いの高さ規制緩和が行われ、「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル」がその恩恵を受ける第一号となりました。
 ちなみに規制緩和第一号となった「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」は、敷地面積3,178.14㎡で、高さ104.50mです。

御堂筋平野町のオービック新ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目
◆ 階数-地上25階、地下2階
◆ 高さ-約116m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日予定
◆ 着工-2017年05月予定
◆ 竣工-2020年01月予定


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南東側から見た様子です。撮影した当日(11月2日)に「オービック」から正式発表されました。めちゃめちゃグッドタイミングでした!


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解体工事の工事名は「御堂筋平野町解体工事」です。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年5月30日~2017年4月30日(予定)で、「鹿島建設」の施工で行われています。


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南西側から見た様子です。


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南西側のゲートが開いていました。


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敷地東側部分です。「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」を撤去していました。


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「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。「オールケーシング掘削機」で打ち抜いた円筒形の「地中障害物」が見えます。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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歩道を挟んで北隣では、「日鐵御堂筋ビル解体工事」が行われています。ビルヲタ的には一体的な再開発を期待していましたが、別々の開発になりました。

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御堂筋 「御堂会館を」の建て替えホテル主体の高層複合施設を建設「(仮称)御堂会館建替計画」 御堂会館・教化センター解体工事 2016年11月2日の状況 

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-(仮称)御堂会館建替計画-
 
大阪のメインストリートである「御堂筋」の名前の由来ともなった「南御堂」の通称で知られる「真宗大谷派難波別院」は、施設が老朽化した「御堂会館」を、2016年1月をもって閉館しました。

 閉館した「御堂会館」は、ホテルを主用途とした複合施設に建て替えられます。建て替え後の用途は、「東急ホテルズ」が運営する、日本初の寺院山門と一体となったホテルに加え、浄土真宗の教えを発信していくための難波別院の総合案内所や多目的会議室等を含む、高層の複合施設となります。

 東急ホテルズ プレスリリース(2016/10/26)
 「御堂会館」建替着手および「エクセルホテル東急」関西初出店のお知らせ 

 ホテルは、御堂筋の新たなランドマークに相応しい、関西初の「エクセルホテル東急」として誕生します。境内地の一部(2,589.76㎡)に60年間の定期借地権を設定した上で、積水ハウスグループの「積和不動産関西」が複合施設を建設の上、事業を行います。東京オリンピック前の2019年冬の開業を目指します。

(仮称)御堂会館建替計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区久太郎町四丁目68番5(地番)
◆ 土地面積-2,589.76㎡
◆ 賃貸人-真宗大谷派難波別院
◆ 賃借人-積和不動産関西(積水ハウスグループ)
◆ 定期借地権設定期間-60年(2017年10月01日~2077年09月30日まで)
◆ 設計者(建築・設備)-IAO竹田設計
◆ 設計者(構造)-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店(予定)


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「御堂会館」を南東側から見た様子です。建て替えられるのは、「南御堂(真宗大谷派難波別院」の御堂筋側の「御堂会館」です。


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「御堂会館」を北東側から見た様子です。


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「御堂会館」の下です。


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「御堂会館」を西側から見た様子です。


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一部で解体工事が始まっています。


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御堂会館・教化センター解体工事&インフラ整備工事

 現在、「(仮称)御堂会館建替計画 御堂会館・教化センター解体工事」と「(仮称)御堂会館建替計画 インフラ整備工事」が、「竹中工務店により行われています。「労災保険関係成立票」によると工期は、2016年7月15日~2017年7月31日(予定)となっています。


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南御堂(真宗大谷派難波別院)の本堂

 「南御堂(真宗大谷派難波別院)」は、1945年3月のB-29による「大阪大空襲」で消失してしまいます。「本堂」は再建されたもので、鳳凰が羽を広げたような重層屋根の「鎌倉様式」となっています。


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南御堂(真宗大谷派難波別院)の石垣

 石垣は、1714年に徳川幕府から寄進された旧大坂城の外堀の石垣を使って、南御堂の敷地の周囲が構築されました。豊臣秀吉の造った旧大坂城の外堀の石垣がいかに巨大かつ精巧であった分かります。


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大阪大空襲
 石垣の表面が黒く焼け焦げていますが、1614年の「大坂冬の陣」や1615年の「大坂夏の陣」による火災のためでは無く、「大阪大空襲」のB-29による焼夷弾による火災のためです。


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ペルーの 世界遺産である「クスコ」の石垣は、「カミソリの刃1枚でさえ入らない石組み」と言われていますが、この石垣もかなりのものです。当時の技術力の高さがうかがえます。


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「南御堂(真宗大谷派難波別院)」を南西側から見た様子です。


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「南御堂(真宗大谷派難波別院)」を北西側から見た様子です。

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2016年11月 2日 (水)

広島市 竣工した中国・四国・九州地方で最も高い地上52階、高さ197.50mの「シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)」

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-シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)-

 「広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業施設建築物」は、JR広島駅南口の再開発プロジェクトです。地上52階、塔屋2階の超高層の「西棟」と、地上10階、地下1階の「東棟」が建設されました。

 広島市の公式HPにより正確な高さが判明しました。「西棟」は高さ約193mと言われていましたが、最高部は197.50mです。これは、中国・四国・九州地方で最も高いです。「東棟」は、約47mと言われていましたが、正確には46.79mです。

● BIG FRONT(ビッグ・フロント)ひろしま
 再開発ビル全体の愛称は「BIG FRONT(ビッグ・フロント)ひろしま」です。2016年8月17日に竣工しました。基本計画の策定が1981年3月なので、35年以上の歳月を経て完成した事になります。

 「西棟」の住宅部分(12階~52階)の正式名称は「シティタワー広島」です。2017年5月下旬から入居開始予定です。 
 「西棟」の地下2階~地上3階の店舗部分(売場面積約7,000㎡)には、家電量販店の「ビックカメラ広島駅前店」が、2016年9月14日にオープンしています。

シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)の概要
◆ 計画名-広島駅南口Bブロック第一種市街地再開発事業施設建築物
◆ 所在地-広島県広島市南区松原町100番(地番)
◆ 交通-JR山陽本線「広島」駅から徒歩3分、広島電鉄本線「広島駅」駅から徒歩3分
◆ 階数-(西棟)地上52階、塔屋2階、地下2階、(東棟)地上10階、地下1階
◆ 高さ-(西棟)最高部197.50m、軒高189.15m、(東棟)46.79m
◆ 敷地面積-8,362.47㎡(再開発事業全体)
◆ 建築面積-7,517.82㎡(再開発事業全体)
◆ 延床面積-125,472.92㎡(西棟89,727.15㎡、東棟35,745.77㎡)
◆ 構造-<西棟>鉄筋コンクリート造、一部(鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造)、<東棟>鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(84本)
◆ 地震対策-11階と12階との間に免震層を設けた中間免震構造(積層ゴム、ダンパー)
◆ 用途-共同住宅(12階~52階)、店舗、オフィス、公共施設、ホテル
◆ 総戸数-総戸数513戸(非分譲住戸42戸含む、住戸の他に、店舗16区画、業務・事務所5区画、ホテル1区画、遊技場1区画、駐車場1区画、自転車駐車場2区画、公益施設1区画)
◆ 建築主-広島駅南口Bブロック市街地再開発組合(参加組合員 住友不動産、ビックカメラ)
◆ 設計者・監理者-アール・アイ・エー
◆ 施工者-前田建設工業
◆ 着工-2013年04月12日(起工式)
◆ 竣工-2016年08月17日(竣工)、2016年08月31日(工事完了公告)
◆ 入居開始-2017年05月下旬予定
◆ 総事業費-約391億円(公共施設管理者負担金を含む)


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南西側から見た様子です。


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(After)南西側から見た下層階の様子です。


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(Before)再開発前の様子です。


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西側から見た様子です。


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(After)西側から見た下層階の様子です。


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(Before)再開発前の様子です。


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北側から見た様子です。


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北側から見た下層階の様子です。


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再開発ビル全体の愛称は「BIG FRONT(ビッグ・フロント)ひろしま」です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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大型の「LEDビジョン」です。


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「エールエールA館」の屋上からから見た下層階の様子です。


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中間免震構造

 地震対策として、11階と12階との間に免震層を設けた「中間免震構造(積層ゴム、ダンパー)」を採用しています。窓が無い部分が「免震層」です。

● ホテル川島
 「免震層」直下の10階・11階の2フロアは、「ホテル川島」です。2016年10月21日にプレオープンしています。

 地下2階が「ホテル専用エレベーターホール」、1階が「フロント」、10階が「客室、レストラン、会議室」、11階が「客室、フロアー」となっています。


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2階に上がる事が出来ます。


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南側がガラスになっており、「猿猴川(えんこうがわ)」などを見る事が出来ます。


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街区北西側の歩道です。


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街区北東側の歩道です。


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「広島駅南口地下広場」と直結するエレベーターです。


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「広島駅南口地下広場」と直結する階段です。


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「広島駅南口地下広場」です。地下2階で直結しています。


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地下2階の「ビックカメラ 広島駅前店」の入口です。「ビックカメラ 広島駅前店」は、地下2階~地上3階までの5フロアで、売場面積約7,000㎡です。


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「新幹線口」から引いて見た様子です。


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最高部です。最高部の高さは、中国・四国・九州地方で最も高い197.50mです。

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2016年11月 1日 (火)

広島大学本部跡地 地上54階、高さ約183mの超高層タワーマンションなどの「hitoto広島」 4施設が先行開業して街開き!

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-hitoto広島-
 
広島市中区東千田町の広島大学本部跡地にて、「三菱地所レジデンス(代表会社)、三井不動産レジデンシャル、菱重ファシリティー&プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、医療法人翠清会、広島トヨペット」の9者により進められてきた「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」は、2016年8月より、随時施設が開業し、2016年10月8日(土)に新しい街「hitoto広島」として街開きしました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/09/27)
 広島大学本部跡地「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト 街のネーミングが「hitoto 広島」に決定  本年10月8日(土)にいよいよ街開き  

 「街のネーミング」の「hitoto広島」は、「人の都/人都」であり、そして「人と、何かを始める街」。そんな2つの想いが込められています。

 「街のネーミング」が決まる前は、 ”広島大学本部跡地「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」「広島ナレッジシェアパーク」” と非常に長い名称で呼ばれていました。


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「hitoto広島」の配置図です。


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スポーツクラブ ルネサンス広島東千田

 2016年8月2日にオープンしたルネサンスの「スポーツクラブ ルネサンス広島東千田」です。

スポーツクラブ ルネサンス広島東千田の概要
◆ 施設運営者-ルネサンス
◆ オープン-2016年08月02日
◆ 施設概要-多世代対応型会員制スポーツクラブ(ジム、スタジオ、プール、テニスコート、ゴルフレンジ、エステルーム)
◆ 取り組み-広島大学へプール等施設の貸出、東千田公園を活用し、健康やスポーツをテーマとしたイベントを開催、休館日を活用し、周辺居住者の健康づくり支援プログラムや、リハビリ患者の支援プログラムの実施


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「スポーツクラブ ルネサンス広島東千田」を西側から見た様子です。


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翠清会梶川病院

 2016年10月1日に開院した医療法人翠清会の「翠清会梶川病院」です。

翠清会梶川病院の概要
◆ 施設運営者-医療法人翠清会
◆ 開院-2016年10月01日(外来・救急診療開始:2016年10月03日)
◆ 施設概要-脳神経疾患専門病院「(診療科目)脳神経外科、脳神経内科、リハビリテーション科、放射線科、(専門外来)脳ドッグ、セカンドオピニオン外来、認知症外来、(病床数)143床」
◆ 取り組み-健康指導、健康に関する公開講座の開催、地元大学や地域医療機関からの実習・研修を受入、病院・診療所など地域の関連機関との連携を強化


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「翠清会梶川病院」を南東側から見た様子です。


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ケアハウス ラポーレ東千田

 2016年10月1日にオープンした社会福祉法人広島常光福祉会の「ケアハウス ラポーレ東千田」です。

ケアハウス ラポーレ東千田の概要
◆ 施設運営者-社会福祉法人広島常光福祉会
◆ オープン-2016年10月01日
◆ 施設概要-ケアハウス(軽費老人ホーム) ※広島市中区では初のケアハウス 入居定員100名
◆ 取り組み-福祉士を目指す専門学校生の研修の受け入れ、介護に関する公開講座を順次実施
◆ その他-事業実施計画での記載は「ナレッジシェアコミュニティ」


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「ケアハウス ラポーレ東千田」を南西側から見た様子です。


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CLiP HIROSHIMA

 2016年9月29日にオープンした広島トヨペットの「CLiP HIROSHIMA」です。

CLiP HIROSHIMAの概要
◆ 施設運営者-広島トヨペット
◆ オープン-2016年09月29日
◆ 施設概要-自動車ショールーム(イベントスペース、カフェスペース、ラーニングスペース
◆ コンセプト-ハピネスに満ち溢れる、カーライフのための情報発信基地
◆ 取り組み -キッズメカニック体験教室などの実施、交通安全・環境保全のためのイベント実施、平日日中の店舗スペースを地域の知的活動へ提供
◆ その他 -事業実施計画での記載は「カーライフパーク」


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芝生の上にもトヨタ車が展示されています。


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「CLiP HIROSHIMA」を北西側から見た様子です。


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ナレッジシェアファーム(仮称)

 2017年4月にオープン予定の「ナレッジシェアファーム(仮称)」の建設現場です。

ナレッジシェアファーム(仮称)の概要
◆ 施設運営者-三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、菱重ファシリティー&プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄
◆ オープン-2017年04月予定
◆ 施設概要-賃貸マンション145室、コンビニエンスストア、交流スペース、就職支援施設他
◆ 取り組み-良質な居住スペースの提供、学生や近隣企業勤務者等、多彩・多様な人々が集まる交流イベントの開催、学生や住民が安心して活動・生活できるサービスの提供


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「ナレッジシェアファーム(仮称)」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「(仮称)広島大学本部跡地 ナレッジシェアファーム 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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分譲マンション・ナレッジシェアプラザ(仮称)

 2017年4月に着工予定、2020年7月に引渡予定の地上54階、高さ約183m、総戸数665戸の超高層分譲マンションと「ナレッジシェアプラザ(仮称)」の建設予定地です。

分譲マンション・ナレッジシェアプラザ(仮称)の概要
◆ 事業者-三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、菱重ファシリティー&プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄
◆ 着工-2017年04月予定
◆ 引渡-2020年07月予定
◆ 総戸数-665戸
◆ 建物規模等-分譲マンションでは中国・四国・九州地方最高階数となる地上54 階建て、(仮称)ナレッジシェアプラザ、みんなの森、ナレッジアベニューを設置


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超高層分譲マンションとナレッジシェアプラザ(仮称)の「建築計画のお知らせ」はまだ掲示されていませんでした。


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広島大学のシンボルだった「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木です。敷地南側の「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木は一部を保存・再利用します。


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広島大学・旧理学部1号館

 保存・活用の方針が示されている「広島大学・旧理学部1号館」です。著しく老朽化して危険なため立ち入り禁止となっており、内部も公開もされていません。

 耐震診断では「地震の震動や衝撃に対して倒壊、または崩壊する危険が高い」と判断されています。「被爆建物」であること、劣化のための改修が必要なことなどを踏まえ、協議が行われています。

 その間にもどんどん劣化しており、近くで見ると廃墟のようになっています。早く対策を打たないと保存・活用も不可能になると思われます。

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広島市 二葉の里地区の「広島県歯科医師会館」 2016年10月19日の建設状況

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-広島県歯科医師会館-

 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」は、広島市都心部に残された最後の一等地と言われています。

 「3街区」」の南側には、「広島県医師会館」および「広島がん高精度放射線治療センター HIPRAC(ハイプラック)」が竣工済みですが、北側に「広島県歯科医師会館」が建設中です。

 引用資料 あい設計
 広島県歯科医師会館(DB) 

広島県歯科医師会館の概要
◆ 計画名-広島県歯科医師会館新築工事
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目2-4、2-5
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-28.86m
◆ 敷地面積-2,906.14㎡
◆ 建築面積-1,245.10㎡
◆ 延床面積-5,216.58㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-杭地業
◆ 用途-オフィス、診療所、専修学校
◆ 建築主-一般財団法人広島県歯科医師会
◆ 設計者・監理者-あい設計
◆ 施工者-西松建設
◆ 着工-2016年01月20日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年02月10日予定(労災保険関係成立票より)


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「広島県歯科医師会館」の建設現場を北東側から見た様子です。


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「広島県歯科医師会館」の建設現場を東側から見た様子です。


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「広島県歯科医師会館」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「広島県歯科医師会館」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「広島県歯科医師会館」の建設現場を北西側から見た様子です。


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「3街区」」の南側には、「広島県医師会館」および「広島がん高精度放射線治療センター HIPRAC(ハイプラック)」が竣工済みです。

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