うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 駅部工区・北3工区・北2工区 2016年12月27日の建設状況
-JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
いろいろあった2016年もあっという間に過ぎ、今日は大晦日です。今年1年、ホームページやブログを応援して頂いて本当にありがとうございました。
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。
各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV
「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。
引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました
区間別の構造概要と工事の進め方
「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。
● 島式2面4線の地下駅
新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります
大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。
駅部工区
「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。
1台の「三点式パイルドライバ」と2台の「TRD工法機」により「土留め壁」の構築を行っています。
建込まれた「H形鋼」の列です。
北3工区
「北3工区」の南側です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われます。
「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」の構築を行っています。
何工区か分かりませんが、「シートパイル(鋼矢板)」で「土留め壁」の構築を行っています。何の工事でしょうか? もしかして仮設の地下通路を構築して地下道を移設するのでしょうか?
工事用で一般車が通行出来ない道路ですが、綺麗に舗装されてセンターラインまで引かれています。別の場所には横断歩道までありました。「20」と書いてあるので、最高時速20kmの速度制限があるようです。
「北3工区」の北側です。この部分はまだ工事が始まっていません。
北2工区
「北2工区」です。先行着手工区(約310m)の「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。
北側部分です。内部では工事が順調に行われています。
南側部分です。完全に埋め戻されました。埋め戻しの理由がよく分かりません・・・
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