御堂筋 地上25階、高さ約116mの超高層複合ビル「(仮称)御堂筋平野町計画」 建築計画のお知らせ & 「御堂筋平野町解体工事」の2016年12月2日の状況
-(仮称)御堂筋平野町計画-
大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。
長らく駐車場として使用されていましたが、「御堂筋平野町解体工事」が「鹿島建設」の施工で行われています。
跡地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「(仮称)御堂筋平野町計画」を建設します。投資額は250億円程度を見込みます。
オービック 新着情報(PDF:2016/11/02)
当社所有地(大阪市)におけるビル建設に関するお知らせ
ホテルのほか店舗やオフィスが入る予定で、駐車場や店舗部分を除くと、ホテルとオフィスが全体のフロアの半分ずつを占める予定です。ホテルの運営会社は未定ですが、外国人観光客の利用も期待できるとしています。
東証一部上場の「オービック」は、2016年3月期の連結決算で、売上高58,738百万円、営業利益26,108百万円で、営業利益率約44%という超高収益企業です。キャッシュは非常に潤沢です。
御堂筋沿いの高さ規制緩和が行われ、「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル」が恩恵を受ける第一弾となりました。「(仮称)御堂筋平野町計画」は第二弾となります。
(仮称)御堂筋平野町計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,109.37㎡
◆ 延床面積-55,533.82㎡(容積対象面積48,907.62㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル、駐車場
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日予定
◆ 着工-2017年05月01日予定
◆ 竣工-2020年01月31日予定
南東側から見た様子です。現在は「御堂筋平野町解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年5月30日~2017年4月30日(予定)で、「鹿島建設」の施工で行われています。
「オールケーシング掘削機」で「地中障害物」を撤去を行っています。
「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。オールケーシング掘削機の「ケーシングチューブ」と「ハンマークラブ」が見えます。
南西側から見た様子です。
北西側から見た様子です。
北東側から見た様子です。
歩道を挟んで北隣では、「日鐵御堂筋ビル解体工事」が行われています。ビルヲタ的には一体的な再開発を期待していましたが、別々の開発になりました。
「(仮称)御堂筋平野町計画」の建築計画のお知らせです。
「東立面図」です。
「配置図」です。
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