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2016年12月11日 (日)

(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業 地上52階、高さ約185mの「シエリアタワー千里中央」 2016年12月9日の建設状況

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-(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業-

 「読売新聞、讀賣テレビ放送、関西電力、関電不動産開発」の4社は、大阪府豊中市の千里中央にある「よみうり文化センター」の再整備事業を進めています。

 「Ⅰ期工事」として事業計画地南側の「タイムズよみうり文化センター駐車場」を解体し、商業施設を整備した後、Ⅰ期部分を供用しながら北側の「よみうり文化センター」を解体し、「Ⅱ期工事」として住宅施設・商業施設を整備します。

 このうち、読売新聞大阪本社と読売テレビが共同で建設・運営する商業施設「SENRITO よみうり」が、2015年7月1日(水)に一部開業しました。
 それに伴い、「Ⅱ期工事」として「よみうり文化センター」の解体工事が行われ、現在は新築工事が行われています。

シエリアタワー千里中央
 「住宅棟」は、「(仮称)千里中央超高層タワーマンションプロジェクト」として公式ホームページがオープンしていましたが、正式名称が「シエリアタワー千里中央」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 シエリアタワー千里中央

シエリアタワー千里中央の概要

◆ 計画名-(仮称)よみうり文化センター(千里中央)再整備事業
◆ 所在地-大阪府豊中市新千里東町一丁目1番17(地番)
◆ 交通-北大阪急行線「千里中央」駅徒歩1分、大阪モノレール線「千里中央」駅徒歩3分
◆ 階数-地上52階、地下1階(住宅棟)、地上7階、地下1階(商業棟)
◆ 高さ-最高部184.92m(住宅棟)、37.14m(商業棟)
◆ 敷地面積-12,239.48㎡(施設全体)、3,843.60㎡(住宅棟)
◆ 建築面積-10,353.63㎡(住宅棟2,027.42㎡、商業棟8,326.2㎡)
◆ 延床面積-110,859.24㎡(住宅棟73,965.21㎡、商業棟36,894.03㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造(施設全体)
◆ 基礎工法-直接基礎
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅、商業施設
◆ 総戸数-552戸(他ホール1戸)
◆ 建築主-(商業棟)読売新聞、讀賣テレビ放送、(住宅棟)関電不動産開発、関西電力
◆ 設計者・監理者-(商業棟)日建設計、(住宅棟)大林組
◆ 施工者-(商業棟)清水建設、(住宅棟)大林組
◆ 工事期間
 ◇ 商業施設Ⅰ期新築-2014年04月中旬~2015年06月下旬
 ◇ 既設建物解体-2015年07月上旬~2016年01月下旬
 ◇ 商業施設Ⅱ期新築-2016年02月上旬~2017年03月下旬予定
 ◇ 住宅施設新築-2016年02月上旬~2019年02月下旬予定
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年04月予定

(備考)
 住宅棟の建築主は、「MID都市開発、関電不動産、関西電力」の3社でしたが、「関電不動産」と「MID都市開発」は、2016年4月1日に合併し、「関電不動産開発」として新たに発足しました。

 そのため住宅棟の建築主は、「関電不動産開発、関西電力」の2社になっています。「シエリアタワー千里中央」は、関電グループが開発する過去最大のマンションになります。


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「土地及び建築物の配置図」です。住宅棟の「シエリアタワー千里中央」は、定期借地権付きの分譲の超高層タワーマンションとなります。


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西側から見た様子です。前回の撮影が2015年12月20日だったのでほぼ1年ぶりです。東京でも年に2回行くのに、思いっきり撮影をさぼっていました。

 私くらいの年齢になると1年が猛烈に早くなります。小学校時代の1年に比べて5倍くらい早く感じます。この1年いったい何をしたのかな?
 1才歳をとって、貯金が減っただけの1年だったような気がします。年末になると「こんな事ではダメだ!」と毎年反省するのですが・・・(涙)


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敷地の北西側が住宅棟「シエリアタワー千里中央」の建設現場です。


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歩道橋からバンサイして「バリアングル」で撮影しました。先行して建設された東側の「 商業施設Ⅱ期」は外観が完成しています。


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歩道橋からも住宅棟「シエリアタワー千里中央」の建設現場が一部見えます。基礎工法は大阪の超高層タワーマンションでは珍しい「直接基礎」を採用しています。

 地上52階、地下1階の超高層タワーマンションの重量を分厚い「鉄筋コンクリート造」の板である「耐圧板」で支えます。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 中央の窪んでいる部分が「立体駐車場」となります。騒音源となる立体駐車場を、中央部の心棒の内部に配置することで、住宅への騒音を軽減できます。


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先行して建設された東側の「 商業施設Ⅱ期」は外観が完成しています。2017年春のオープンを予定しています。


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「歩道橋」が一部解体されて、「せんちゅうパル」から1度地上に降りる必要があります。


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新しい「歩道橋」が建設中です。2017年3月末に完成予定ですが、2017年1月中旬から暫定利用出来るようになります。


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新しい「歩道橋」の完成イメージ図です。

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