姫路市 「兵庫県立姫路循環器病センター & 製鉄記念広畑病院」を統合して移転 「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」は、736床・総延床面積約68,400㎡規模!
-県立はりま姫路総合医療センター(仮称)-
「兵庫県立姫路循環器病センター(350床)」と「製鉄記念広畑病院(392床)」の統合再編に伴う新病院の整備概要が判明しました。
病床数は兵庫県立病院で最大の736床を計画し、病院の総延床面積は約68,400㎡です。関連施設を含めた整備費は約340億円となっています。
日刊建設工業新聞(2017/01/25)
兵庫県/はりま姫路総合医療センター整備(姫路市)/17年度から設計着手
建設通信新聞(2017/01/25)
新病院は総延べ6.8万㎡/姫路循環器病Cと製鉄広畑病院統合/兵庫県
整備場所はJR姫路駅東側の再開発地区「キャスティ21」のイベントゾーン高等教育・研究エリアの敷地面積約30,000㎡です。
建物は3棟で構成します。「病院棟」が免震構造の地上15階、「別棟」が耐震構造の地上5階、および自走式の「立体駐車場」です。
総延床面積は約68,400㎡(病院約64,900㎡+獨協学園などの関連施設約3,500㎡)です。「病院棟」の屋上にはヘリポートを設置します。
診療科は34科を予定し、病床数は736床(高度急性期・急性期病床593床、救命救急センター44床、集中治療病床32床、地域周産期母子医療センター51床、精神科病床16床)となっています。
地上5階の「別棟」の約3,500㎡には、「獨協学園」の医療系高等教育・研究機関と兵庫県立大学の医産学連携拠点を収容します。
県立はりま姫路総合医療センター(仮称)の概要
◆ 所在地-JR姫路駅東側の再開発地区「キャスティ21」のイベントゾーン高等教育・研究エリア
◆ 階数-地上15階(病院棟)、地上5階(別棟)
◆ 敷地面積-約30,000㎡
◆ 延床面積-約68,400㎡(病院約64,900㎡+獨協学園などの関連施設約3,500㎡)
◆ 地震対策-免震構造(病院棟)、耐震構造(別棟)
◆ 用途-病院、獨協学園の医療系高等教育・研究機関、兵庫県立大学の医産学連携拠点
◆ 診療科-34科
◆ 病棟数-736床(高度急性期・急性期病床593床、救命救急センター44床、集中治療病床32床、地域周産期母子医療センター51床、精神科病床16床)
◆ 建築主-兵庫県
◆ 基本・実施設計-2017年度、2018年度予定
◆ 着工-2019年度予定
◆ 竣工-2021年度予定
◆ 開院-2022年度予定
◆ 概算整備費-約340億円(関連施設を含む)
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」のフロア配置イメージです。
引用資料 兵庫県・公式ホームページ(リンク切れ)
県立はりま姫路総合医療センター(仮称)基本計画(案)
キャスティ21イベントゾーン
「キャスティ21イベントゾーン」は、「鉄道高架事業」や「姫路駅周辺土地区画整理事業」によりJR姫路駅の東部に新たに生み出された、JR姫路駅とJR東姫路駅の中間にある約6.6haの広大な街区です。
引用資料 姫路市・公式HP
キャスティ21イベントゾーンについて
エリアの設定
「キャスティ21イベントゾーン」のエリアの設定です。姫路駅に近い西側が「文化・コンベンションエリア」、東側が「高等教育・研究エリア」となっています。
東側の「高等教育・研究エリア」に、「兵庫県立姫路循環器病センター」と「製鉄記念広畑病院」の統合病院「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」が移転する予定です。敷地面積は約30,000㎡です。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地を北東側から見た様子です。
「県立はりま姫路総合医療センター(仮称)」の建設予定地を南東側から見た様子です。
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