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2017年1月 3日 (火)

電線類地中化(無電柱化)の効果 世界遺産「清水寺」近く 「産寧坂(三年坂)」~「八坂の塔(法観寺)」にかけての変化はちょっと感動的!

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-電線類地中化(無電柱化)-

 新年あけましておめでとうございます。今年も頑張ってホームページやブログを更新する予定ですのでよろしくお願い致します。

 「電線類地中化(無電柱化)」とは、道路の地下空間を活用して、電力線や通信線などをまとめて収容する「共同溝」などの整備により、道路から電柱と電線をなくすことです。最大のネックとなるのがコストです。日本の自治体はどこも軒並み財政難です。

 「電線類地中化(無電柱化)」が遅れている京都市ですが、少しずつ進んでいます。人気観光地での「電線類地中化」は効果絶大です。
 世界遺産「清水寺」近くの「産寧坂(三年坂)」~「八坂の塔(法観寺)」にかけての変化は劇的でちょっと感動します。

 このあたりは京都屈指の観光地です。日中は狭い道に観光客があふれています。重機の入れない階段も多いので工事が大変であった事が容易に想像できます。


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Before-産寧坂(三年坂)

 電線類地中化前の「産寧坂(三年坂)」です。京都らしい抜群の景観ですが、空を覆う電線が残念でした・・・


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After-産寧坂(三年坂)

 電線類地中化後の「産寧坂(三年坂)」です。電線が無くなると山並みも美しく見えます。


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Before-石畳

 電線類地中化前の「石畳」です。


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After-石畳

 電線類地中化後の「石畳」です。「電線類地中化」に合わせて「石畳」も敷き替えられました。

● 清水寺周辺はまるで和風のテーマパーク?
 清水寺周辺を歩いていると和装の観光客とよくすれ違います。多くが外国語をしゃべっています。この近くには和服のレンタルも多く簡単に借りられます。

 前は、「舞妓さん」そっくりに変装する本格的な和服が多かったですが、今は軽めの和服が多いです。みなさんな楽しそうに写真撮影しています。私には、「テーマパーク」に行って楽しんでいるのと同じように見えました。


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「石畳」のアップです。前よりも歩きやすくなりました。


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Before-八坂の塔(法観寺)の手前

 電線類地中化前の「八坂の塔(法観寺)」の手前です。


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After-八坂の塔(法観寺)の手前

 電線類地中化後の「八坂の塔(法観寺)」の手前です。こんなに空が広かったのか? と思うくらい空が広く見えます。


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Before-八坂の塔(法観寺)

 電線類地中化前の「八坂の塔(法観寺)」です。空を覆うクモの巣の様な電線が残念でした・・・


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After-八坂の塔(法観寺)

 電線類地中化後の「八坂の塔(法観寺)」です。塔の美しさが際立ちます。狭い道ほど効果がわかりやすいですね。


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After-二寧坂(二年坂)

 電線類地中化後の「二寧坂(二年坂)」です。産寧坂(三年坂)に続く「二寧坂(二年坂)」も電線類地中化が終わっています。


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清水寺の参道

 清水坂の参道の「松原通」です。正面に清水寺が見えるので「清水坂」とも呼ばれています。まっすぐ歩けに程に観光客がいっぱいです。

 前は、京都の外国人観光客は欧米系が多かったですが、外国人観光客の急増により、総数ではアジア系が圧倒的に多くなっています。



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