名古屋市 「劇団四季」が名古屋駅南に新劇場を建設 オープンした「名古屋四季劇場」
-名古屋四季劇場-
「劇団四季」は、名古屋駅南地区に新しい専用劇場「名古屋四季劇場」を建設して、2016年10月16日にオープンしました。
「劇団四季」は、中部地区の拠点として、1999年5月15日から名古屋市中区の堀川運河沿いにある「新名古屋ミュージカル劇場」で上演活動を続けていましたが、2016年8月21日をもって閉館しました。
「劇団四季」の新しい作品は、舞台装置や機材などの規模が大きくなっており、既存の劇場ではスペックの問題から上演が難しくなっていたのが移転の理由です。
また、利便性の高い名駅エリアに最新の劇場を建設する事により、中部地区での観客動員の拡大につなげます。
新しい専用劇場「名古屋四季劇場」の計画名は「(仮称)名駅南劇場計画」です。「NTT都市開発」が所有する土地を借りて建設しました。投資額は約24億円です。
「舞台と客席に一体感がある、濃密な空間」をコンセプトに据え、客席数約1,200席(車いすスペースは7台分確保)で、旧劇場よりも約200席増えました。
客席は2階層で、2階席は極力舞台に近づくように1階席中央部近くまでせり出し、舞台前から2階席最前列までの距離は13.5mで、客席と舞台の距離が近く、どの席からも見やすいのが特徴です。
名古屋四季劇場の概要
◆ 計画名-(仮称)名駅南劇場計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅南二丁目11-11
◆ 交通-JR「名古屋」駅から徒歩13分、地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅から徒歩10分、名鉄「名鉄名古屋」駅から徒歩10分、近鉄「近鉄名古屋」駅から徒歩10分
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 高さ-28.3m
◆ 敷地面積-4,165.48㎡
◆ 建築面積-2,795.89㎡
◆ 延床面積-4,655.64㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-劇場、映画館又は演劇場
◆ 客席数-約1,200席(車いすスペースは7台分確保)
◆ 建築主-四季株式会社
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2015年10月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2016年09月30日(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2016年10月16日
(注意) 「建築計画の概要」の数値なので、竣工後の正確な数値と一致していない可能性があります。
「名古屋四季劇場」を南東側から見た様子です。奥の超高層ビルは「住友生命名古屋ビル」です。
南東側のエントランスです。こけら落としは2016年10月16日からの「リトルマーメイド」でした。
北東側のエントランスです。
「名古屋四季劇場」を北東側から見た様子です。
「名古屋四季劇場」を南西側から見た様子です。
「名古屋四季劇場」を西側から見た様子です。
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