御堂筋 株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル建替工事 本館 2017/02/26 一気に鉄骨建方が進み御堂筋の50mラインを突破!
-株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル-
「三菱東京UFJ銀行」は、大阪のメーンストリート「御堂筋」に面する「三菱東京UFJ銀行大阪ビル(旧三和銀行本店ビル)」を建て替えます。
都市再生特別地区の変更により、容積率は本館部分が1400%、別館部分が1150%に引き上げられました。
引用資料 大阪市・都市再生特別地区の事例(PDF)
伏見町三丁目地区(三菱東京UFJ銀行建替え)
● 御堂筋沿いの高さ規制緩和
「御堂筋」は、淀屋橋~本町間の約1.1kmは、歩道に面した部分は高さ50mに規制、上層部分を歩道から10m以上後退させた場合は、高さ60mまで認められていました。
更に、2013末の規制緩和で、(低層部の50m+上層部の軒先後退幅)×2倍の高さが新たな上限となり、高さ100m超のビルの建設が可能になりました。
● 本館
「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の高さの最高限度は107mとなっていましたが、最終的には最高部104.50m、建築物101.30mになりました。
本館の壁面は御堂筋の道路境界線から約4m後退させます。1階にはカフェやギャラリーを設ける予定です。大阪市営地下鉄「淀屋橋駅」と直結する地下通路はバリアフリー化します。
「株式会社三菱東京UFJ銀行大阪ビル 本館」の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区伏見町三丁目10番1、大阪府大阪市中央区高麗橋三丁目30番
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部104.50m、建築物101.30m
◆ 敷地面積-3,178.14㎡
◆ 建築面積-2,361.55㎡
◆ 延床面積-49,515.79㎡(容積対象面積43,704.08㎡)
◆ 構造-(地上)鉄骨造、(地下)鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス(銀行)
◆ 建築主-三菱東京UFJ銀行
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計・東畑建築事務所 設計監理共同企業体(三菱地所設計、東畑建築事務所)
◆ 施工者-大林組・錢高・大末共同企業体(大林組、錢高組、大末建設)
◆ 解体工事-2014年10月15日
◆ 着工-2015年07月初
◆ 竣工-2018年03月末日予定
(備考) 「建築計画のお知らせ」の建築面積、延床面積(容積対象面積)、竣工予定時期が修正されていました。
前回の撮影が2016年12月2日だったので約3ヶ月ぶりでしたが、一気に鉄骨建方が進んでいて驚きました。
御堂筋の高さ50mラインをすでに突破しています。
2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。
「本館」を北西側から見た様子です。
御堂筋からセットバックした部分の鉄骨建方がすでに始まっています。3層ずつ伸びていくようなのですぐに上棟しそうです。
「本館」を南西側から見た様子です。南西側からは全景が収まらなくなりました。
「本館」の下層階を南西側から見た様子です。「PCaカーテンウォール」の取り付けが始まっています。
「柱・梁カバー形式」のPCaカーテンウォールとなっています。「花崗岩打込」のようです。
「本館」を南側から見た様子です。
「本館」を南東側から見た様子です。
「本館」を北東側から見た様子です。
「本館」の下層階を北東側から見た様子です。
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