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2017年4月 1日 (土)

関西文化学術研究都市 国立国会図書館関西館新館(仮称) 2017年3月28日の建設状況

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-国立国会図書館-

 「国立国会図書館」は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館です。
 納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館です。

 国会議事堂近くの「本館」と「新館」、関西文化学術研究都市内の「関西館」、上野恩賜公園内にある「国際子ども図書館」の4館で構成されています。

● 国立国会図書館関西館
 「国立国会図書館関西館」は、京都府・精華町の「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」にある施設です。

 国会議事堂近くの「本館」と「新館」の収蔵能力が限界に近づいたため建設されました。2002年3月に完成、2002年10月に開館しました。
 第一期分の建物は、地上4階、地下4階、敷地面積82,659.41㎡、建築面積10,357.40㎡、延床面積59,270.45㎡となっています。

 地下部分が80%を占め、地下1階が大空間の閲覧室、地下2階~地下4階までが約600万冊の収蔵能力を持つ書庫となっています。

● 国立国会図書館関西館新館(仮称)
 建物の最終目標規模は延床面積約165,000㎡ですが、資料の増加に応じて段階的に整備を行う計画です。

 「新館」は第一期分の南側に建設されます。地上7階、地下1階、延床面積25,001.94㎡で、書庫機能だけを持ちます。約500万冊が収蔵可能で、総事業費は約158億円です。

 「関西館」は、3段階に分けて新たな書庫を設ける計画で、「新館」はその第1段階となります。その後はさらに「新館」の南隣に書庫2棟を段階的に整備する予定です。
 今後の資料増加45年分に対応させる方針で、書庫の収蔵能力は最終的には約2000万冊規模に増加します。

国立国会図書館関西館新館(仮称)の概要
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町精華台八丁目1-3
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-26.35m
◆ 敷地面積-82,659.41㎡(施設全体)
◆ 建築面積-4,680.86㎡
◆ 延床面積-25,001.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-倉庫(書庫)
◆ 建築主-国土交通省
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-礎建築事務所
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2016年10月03日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年02月20日予定(労災保険関係成立票より)


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北側から見た第一期分の建物です。地上4階、地下4階、建築面積10,357.40㎡、延床面積59,270.45㎡となっています。地下部分が80%を占めています。


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「国立国会図書館関西館新館(仮称)」の建設現場は、第一期分の南側です。


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「国立国会図書館関西館新館(仮称)」の建設現場はを西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。


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本格的に工事が行われています。


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将来的には、更に南側に2棟建設して、建物の最終目標規模は延床面積約165,000㎡です。今後の資料増加45年分に対応させる方針で、書庫の収蔵能力は最終的には約2000万冊規模に増加します。


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「国立国会図書館関西館新館(仮称)」のお知らせ標識です。


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「国立国会図書館関西館」の東隣には、サントリーグループの研究開発拠点「サントリー ワールド リサーチセンター」があります。



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