南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2017/04/28 & 高島屋前に新広場を整備!
-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル-
南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。
引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
新南海会館ビル(仮称)の着工について
南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円
「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。
7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。
「パークスガーデン」は、商業施設としては国内最大規模の地上9階まで続く段丘状の屋上庭園です。天気が良かったので数年ぶりに最上階まで行ってみました。
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。前回の撮影が2016年11月29日だったので、約5ヶ月ぶりです。
約5ヶ月も撮影をさぼっていたらこんなに上に伸びていました。最終的には「スイスホテル南海大阪(旧:南海サウスタワーホテル大阪)」とほぼ同じ高さになります。
最高部です。
「スパンドレル方式」のカーテンウォールです。
少し下層階に下がった様子です。
縦アングルです。
更に下層階に下がった様子です。
「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。
アップです。
南側から見た様子です。
南側から見た下層階の様子です。
北側の御堂筋から見た様子です。
高島屋前に新広場を整備
大阪市などが2019年春にも、南海難波駅近くの高島屋大阪店北側を、車が通行しない広場(約2,000㎡)にするそうです。広場には、観光案内所やカフェを設ける予定で、2018年度にも工事を始める予定です。
朝日新聞(2017/04/28)
大阪難波、高島屋前にゆったり新広場 19年春にも
この構想は以前から伝えられていましたが、いよいよ動き出すようです。完成予想図が載っていないのでどのようになるのが分かりませんが楽しみですね!
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