広島駅改良工事 2017年5月28日に南北自由通路の一部を供用開始 & 2017年10月頃にショッピングセンター「ekie」が誕生!
-広島橋上駅新築他工事-
「JR広島駅」は、1日800本近い列車が発着し、14万人を超える乗降客が利用する巨大ターミナルです。広島駅周辺では多くの工事が同時進行しています。
「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。2018年6月の完成を目指しています。
工事の進行に伴い、新跨線橋を2014年11月2日(日)始発列車より供用開始しました。新跨線橋の供用開始後に、現在の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。
更に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。乗り換え通路、店舗などからなるコンコースと自由通路を合わせると、南北100m×東西150mに及び、JR西日本管内ではフロア面積が最大の橋上化工事となります。
● 2017年5月28日に南北自由通路の一部を供用開始!
広島駅の南北通り抜けが可能となる「南北自由通路」が2017年5月28日から使えるようになります。それに先立ち2階改札内のトイレが4月26日から使用開始します。
周辺の整備が続くため実際の通路の半分程度の幅で、広島駅が利用できる午前5時20分~深夜0時20分までに限られます。
2017年10月頃に「南北自由通路」を全面開通させ、あわせて通路に面したエキナカ商業施設を開業させる予定です。
● 広島駅にショッピングセンター「ekie」が誕生!
「中国SC開発」は、JR西日本と進めている広島駅橋上・高架下開発について、施設概要と施設名称を決定しました。施設名称は「ekie」です。
JR西日本 ニュースリリース(2017/04/07)
広島駅にショッピングセンター「ekie」が誕生
店舗面積約9,000㎡(線路上空エリア約1,700㎡、高架下エリア約7,300㎡)、店舗数約100店舗(線路上空エリア約20店舗 、高架下エリア約80店舗)で、開業時期は、線路上空エリアが2017年10月頃予定、高架下エリアが2018年春以降順次予定しています。
「広島駅 5月28日からの構内図」です。
引用資料 JR西日本・広島支社(PDF:2017/03/07)
JR広島駅みどりの窓口、改札(中央)、自由通路の一部使用開始について
跨線橋
2014年11月2日より供用開始したJR広島駅の「跨線橋」です。
「跨線橋」の北東側に2階改札内のトイレが4月26日から使用開始します。現在の改札内のトイレは、「1番のりば」のかなり東側にありメチャメチャ不便です。
新改札口
2017年5月28日から「新跨線橋」側のこの部分に「新改札口」が設けられ「南北自由通路」側に出る事が出来るようになります。
「新改札口」付近の天井の装飾です。
「跨線橋」から見た「南北自由通路」と「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」との接続部分です。
「南北自由通路」から「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階に下りる階段とエスカレーターの裏側です。
「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階のこの部分に下ります。
南改札(出口)は廃止
広島駅のメインの改札口である「南改札(出口)」は、「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階にあります。2017年5月28日から「南改札」の「入口」と「出口」共に廃止されます。
JR広島駅は、いつも外国人観光客でいっぱいです。特に欧米系の外国人観光客が多いです。その数にはいつも驚かされます。
南改札(入口)は廃止
広島駅のメインの改札口である「南改札(入口)」は、「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階にあります。2017年5月28日から「南改札」の「入口」と「出口」共に廃止されます。
JR広島駅の「自動改札機」は、今年もカープカラーの赤になっています。「広島東洋カープ」は今年も強いですね!
在来線改札は廃止
「跨線橋」の北側にある新幹線改札の隣の「在来線改札」も2017年5月28日から廃止されます。
橋上駅舎の下です。
JR広島駅の在来線ホームは、美装化されて京阪神地区の中の最新の駅と何ら変わりがありません。
ホームの美装化がどんどん行われています。
橋上駅舎はたくさんの柱で支えられています。一部で25mの「長大スパン」を採用しているそうです。
巨大な橋上駅舎を支える柱です。この柱の基礎は「場所打ちコンクリート拡底杭」ですが、工法に秘密があります。
e-コラム工法で杭防護壁を構築
鉄道軌道への影響を最小限に抑えるため線路近接箇所では、地盤改良のエリアを最小限に抑え、薬液注入が不要な地盤改良工法「e-コラム工法」を使用しました。
小型の重機で作業でき、柱状の地盤改良体を連続して並べ、リング状の杭防護壁を構築する大林組独自技術となります。
引用資料 大林組・プロジェクト最前線(2016/11/22)
JR広島橋上駅新築他工事、広島二葉の里地区新幹線口中央ペデストリアンデッキ設備その他工事等
高架下エリアの商業施設は、2018年春以降順次開業を予定しています。
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