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2017年4月

2017年4月30日 (日)

地上25階、高さ約116mの「オービック御堂筋ビル新築工事」 2017/04/28 「実物大の外装モックアップ」が登場!

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-オービック御堂筋ビル新築工事-
 大阪のメインストリート御堂筋に面した場所に、独立系システムインテグレーターの「オービック」が、大阪本社ビルを建てるためなどとして、2002年12月に土地を取得していました。

 敷地には、「オービック」が、地上25階、塔屋2階、地下2階、高さ116.35mの超高層複合ビル「オービック御堂筋ビル新築工事」を建設します。計画名が(仮称)御堂筋平野町計画」から「オービック御堂筋ビル新築工事」に変更になっています。
 
● ロイヤルパークホテルズを新規出店
 
三菱地所グループのホテル統括会社である「ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」は、オービックが新たに建設するビルの一部を賃借し、2020年春に新規ホテルを出店します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/02/07)
 大阪御堂筋に関西地区のフラッグシップホテル新規出店

 ホテルは15階~25階で、賃借面積は15,523.61㎡です。宿泊主体型における関西地区の「フラッグシップホテル」とすることを予定しています。

 客室数はツインルームを中心に352室です。上層階の24階・25階はエグゼクティブフロアと位置づけ、上質な滞在空間を提供します。最上階の25階には宿泊者専用のエグゼクティブラウンジを設けます。

オービック御堂筋ビル新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区平野町四丁目13-1 他27筆(地名地番)
◆ 階数-地上25階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-116.35m
◆ 敷地面積-3,924.19㎡
◆ 建築面積-3,108.97㎡
◆ 延床面積-55,526.73㎡(容積対象面積48,914.63㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-オフィス、ホテル、店舗、ホール、貸会議室、駐車場
◆ 客室数-352室(ロイヤルパークホテルズ)
◆ 建築主-オービック
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 解体工事-2016年05月30日~2017年04月30日
◆ 着工-2017年05月01日予定
◆ 竣工-2020年01月31日予定
◆ 開業日-2020年春予定(ホテル)

(備考) 「建築計画のお知らせ」が一部修正されていました。計画名が「(仮称)御堂筋平野町計画」 → 「オービック御堂筋ビル新築工事」、建築面積3,109.37㎡ → 3,108.97㎡、延床面積55,533.82㎡(容積対象面積48,907.62㎡) → 55,526.73㎡(容積対象面積48,914.63㎡)となっています。


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「周辺地図」です。


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南東側から見た様子です。現在は「御堂筋平野町解体工事」が行われています。「労災保険関係成立票」によると解体工事の工期は、2016年5月30日~2017年4月30日(予定)で、「鹿島建設」の施工で行われています。


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南東側の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。「実物大の外装モックアップ」が組まれていました。

 「実物大の外装モックアップ」は、一般の人に見せるために設置される訳ではないので、見えない場所に組む事はよくあります。


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北東側の「仮囲い」が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。


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「三点式パイルドライバ」と「セメントミルクプラント」です。


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以前は「三点式パイルドライバ」に「ロックオーガ」が装着されて、「山留め壁」を構築する部分の「地中障害物」の撤去を行っていましたが、三連型の「アースオーガ」に入れ替えられています。

 三連型の「アースオーガ」は「山留め壁」の構築時に使用します。「山留め壁」の構築を着工と見なす現場が多いので、計画通り2017年5月1日に着工するようです。


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南西側から見た様子です。



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大阪ミナミの中心 もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地 「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」 2017/04/28 家電量販店の「エディオン」が1棟借り!

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-(仮称)中央区難波3丁目新築工事-

 大阪ミナミの「もと精華小学校・もと精華幼稚園跡地開発」が動き出しています。物販店舗、飲食店が入る地上9階、地下1階、高さ59.40mの商業ビルを建設します。

 当初は、2016年12月初旬の着工予定でしたが、敷地境界の「塀」の問題で着工が遅れていました。「塀」の問題が解決して工事が始まっています。「労災保険関係成立票」によると2017年3月13日に着工したようです。

● 家電量販店のエディオンが出店!
 「エディオン」は2019年春にも大阪ミナミの「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」に大型店を開業します。すぐ近くには「ビックカメラなんば店」がありますが、増加が続く「インバウンド(訪日外国人)」向けの品ぞろえを充実させて対抗します。

 「エディオン」は、1階~7階を店舗にする方針です。全体の3割をインバウンド向けの店作りにする予定で、「エディオン」の関西の店舗では最大級の旗艦店となります。飲食店フロアの展開も考えているようです。

(仮称)中央区難波3丁目新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波三丁目25番2の一部、27番22(地名地番)
◆ 階数-地上9階、塔屋あり、地下1階
◆ 高さ-59.40m
◆ 敷地面積-4,202.26㎡
◆ 建築面積-2,931.38㎡
◆ 延床面積-22,874.80㎡(容積対象床面積21,006.58㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-物販店舗、飲食店
◆ 建築主-成信(せいしん)
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2017年03月13日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年04月中旬予定


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「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」の建設現場を北東側から見た様子です。仮囲いに掲示されている「今週の作業予定」によると「掘削・木杭撤去、表層地盤改良、墨出し」となっていました。


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「(仮称)中央区難波3丁目新築工事」は、「三井住友建設」の施工により行われています。


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南東側から見た様子です。


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敷地の南西角が一部だけですが繁華街に接しています。集客とっては大きなプラスになります。


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西側の「戎橋筋」にも一部だけ接しています。これも集客にとっては大きなプラスになります。


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南側の「なんば南海通」には接しません。


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建築計画のお知らせの「東側立面図」です。下層階の一部に「旧:精華小学校」のファサードのデザインを継承しています。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2017年4月29日 (土)

南海会館ビル建替計画 南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル 2017/04/28 &  高島屋前に新広場を整備!

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-南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル

 南海電鉄は、本社機能を置いていた「南海会館ビル」の建替計画を進めていますが、旧南海会館ビルの解体工事を終えて、2015年9月1日に、「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の新築工事に着工しました。

 引用資料 南海電気鉄道(PDF:2015/08/27)
 新南海会館ビル(仮称)の着工について

南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区難波五丁目1-60
◆ 階数-地上31階(31階は機械室)、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-最高部150.000m
◆ 敷地面積-34,252.02㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,820.90㎡
◆ 延床面積-84,125.30㎡(容積対象床面積78,741.74㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄(骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造「TMD(チューンドマスダンパー)他」
◆ 用途-オフィス、店舗、ホール、医療施設、他
◆ 建築主-南海電気鉄道
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組(代表者)、竹中工務店、南海辰村建設共同企業体
◆ 解体工事-2013年05月07日~2015年12月31日予定
◆ 着工-2015年09月01日
◆ 竣工-2018年09月末日予定
◆ 事業費-約440億円


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「断面図」です。地下1階・1階~3階・6階には「商業・金融サービス」、13階~30階には多様な機能展開に対応するオフィスを設けます。

 7階・8階には、なんばエリアのMICE(会議・展示)機能を強化する「コンベンションセンター」、9階・地下2階には、先進医療の中継機能と健診機能を組み合わせた「メディカルセンター」、5階には、関西国際空港利用者を中心とした国内外観光客向けに多様なサービスを提供する「ツーリストサロン」の導入を図る予定です。


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「パークスガーデン」は、商業施設としては国内最大規模の地上9階まで続く段丘状の屋上庭園です。天気が良かったので数年ぶりに最上階まで行ってみました。


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「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。前回の撮影が2016年11月29日だったので、約5ヶ月ぶりです。


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約5ヶ月も撮影をさぼっていたらこんなに上に伸びていました。最終的には「スイスホテル南海大阪(旧:南海サウスタワーホテル大阪)」とほぼ同じ高さになります。


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最高部です。


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「スパンドレル方式」のカーテンウォールです。


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少し下層階に下がった様子です。


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縦アングルです。


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更に下層階に下がった様子です。


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「南海ターミナルビル (仮称)新南海会館ビル」の建設現場です。


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アップです。


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南側から見た様子です。


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南側から見た下層階の様子です。


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北側の御堂筋から見た様子です。


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高島屋前に新広場を整備

 大阪市などが2019年春にも、南海難波駅近くの高島屋大阪店北側を、車が通行しない広場(約2,000㎡)にするそうです。広場には、観光案内所やカフェを設ける予定で、2018年度にも工事を始める予定です。

 朝日新聞(2017/04/28)
 大阪難波、高島屋前にゆったり新広場 19年春にも

 この構想は以前から伝えられていましたが、いよいよ動き出すようです。完成予想図が載っていないのでどのようになるのが分かりませんが楽しみですね!



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大阪ミナミ中心街 USJのアソシエイトホテル 客室数496室の「カンデオホテルズ大阪なんば」 2017年7月15日グランドオープン!

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-カンデオホテルズ大阪なんば-

 「サンケイビル、JR西日本不動産開発、安田不動産」の3社は、大阪・東心斎橋の駐車場に「(仮称)東心斎橋ホテル計画」を建設しています。

 全国でも有数の訪日外国人・観光客で賑わう大阪ミナミの中心エリアに位置し、観光・ビジネス共に非常にポテンシャルの高い立地です。

 ホテルの正式名称は「カンデオホテルズ大阪なんば(CANDEO HOTELS OSAKA NAMBA)」に決定しており、2017年7月15日にグランドオープン予定です。

 引用資料 公式ホームページ
 カンデオホテルズ大阪なんば 

● USJのアソシエイトホテル
 
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」と「カンデオホテルズ」は、新規オープンする2ホテルに関してパートナーホテル契約を締結しています。

 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(PDF:2016/12/14)
 ユニバーサルシティ駅直結、カンデオホテルズが運営する「THE SINGULARI HOTEL & SKYSPA at UNIVERSAL STUDIOS JAPAN」が、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルとして、2017年8月オープン! 

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのオフィシャルホテルとして「ザ シンギュラリ ホテル & スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が、アソシエイトホテルとして「カンデオホテルズ大阪なんば」が新たに加わります。

カンデオホテルズ大阪なんばの概要
◆ 計画名-(仮称)東心斎橋ホテル計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区東心斎橋二丁目12番23、12番27(地名地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅より徒歩10分、地下鉄御堂筋線「なんば」駅より徒歩10分、地下鉄堺筋線・長堀鶴見緑地線「長堀橋」駅より徒歩4分、地下鉄堺筋線・千日前線・近鉄線「日本橋」駅より徒歩5分
◆ 階数-地上17階、塔屋1階
◆ 高さ-最高部62,000m、軒高59.995m
◆ 敷地面積-1,675.46㎡
◆ 建築面積-1,004.74㎡
◆ 延床面積-14,659.51㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途- ビジネスホテル(朝食会場・最上階スカイスパ完備)
◆ 客室数-496室(15㎡台~38㎡台/ダブル及びツイン)
◆ 建築主-サンケイビル、JR西日本不動産開発、安田不動産(3社の持ち分比率は3分の1ずつ)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年05月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ グランドオープン-2017年07月15日予定


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南東側から見た様子です。南北をビルで囲まれているので完成予想図のような外観を見る事は出来ません。


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東側から見た様子です。東西の幅は広いですが、南北の幅は非常に狭いです。


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東側から見た下層階の様子です。


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堺筋沿いのエントランス部分です。


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北東側から見た様子です。


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西側の道路にも面しています。



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2017年4月28日 (金)

「レクサス」の超高級クーペ「LC500/LC500h」がメチャメチャカッコイイ! 月販目標の36倍を受注!

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-レクサスLC500/LC500h-
 
私は貧乏人なので到底買えませんが、高級車に非常に興味があります。車全体のデザインよりも「フロントグリル」の形状に興味があります。私は「フロントグリル」の形状で高級車のデザインの8割が決まると思っています。

 世界の高級車市場は、ドイツの御三家(ジャーマン3)が圧倒的に強いです。2016年の世界新車販売台数は、1位の「メルセデス・ベンツ」が208万3888台(前年比11.3%増)、2位の「BMW」が200万3359台(前年比5.2%増)、3位の「アウディ」が187万1350台(前年比3.8%増)となっています。

 4位が「レクサス」の67万7615台(前年比4%増)で、ドイツの御三家には3倍前後の差をつけられています。67万7615台の内訳は、35万4813台が北米、11万0239台が中国(香港含む)、7万4316台が欧州、5万2149台が日本となっています。

 高級車は、高級ブランド品と同じで長い歴史と伝統が息づくブランドの重みが重要です。20世紀初頭に誕生した「メルセデス・ベンツ、BMW、アウディ」には、1989年生まれの「レクサス」は歴史ではどうあがいても太刀打ち出来ません。

 歴史では到底かなわないので、ドイツの御三家と戦いには商品力を高める以外に方法がありません。「スピンドルグリル」を採用する前のレクサスは、性能は良かったのですが、デザイン的に個性がありませんでした。

● レクサスLC500/LC500hが大人気
 
レクサスは、新型の超高級クーペ「LC500/LC500h」について、発売から約1ヶ月あたる4月16日時点で、日本国内での月販目標の36倍となる約1800台を受注したと発表しました。

 受注の内訳は、5リットルV8モデルの「LC500」が約1000台、ハイブリッドモデルの「LC500h」が約800台です。価格が「LC500」が1300万円、「LC500h」が1350万円もするので凄い事です。

 「レクサスLC500(LC500h)」の写真を最初に見た時に、私は「これは売れる!」と直感しました。それくらいカッコ良かったです。
 「スピンドルグリル」が非常に馴染んでいます。これぞ究極の「レクサス」という感じです。日本車でこんなにカッコイイ車は久しぶりに見ました。


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名古屋駅前のミッドランスクエアの「レクサスギャラリー」に展示されている「LC500h」です。私はボディカラーは赤が一番カッコイイ!と思っているので赤を期待していましたが、黒が展示されていました。


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正面から見た様子です。


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スピンドルグリル
 レクサスの象徴である「スピンドルグリル」です。一目でレクサスと認識されるように全種共通のアイコンを導入することを決め、2012年から採用されました。

 私は、最初に見た時「なんじゃこれは! この形状では全種共通のデザインは無理!」と思いました。トヨタも最初は自信が無かったのか? 「同じデザインは制約ができ、自由度が狭まる」との理由から、スピンドルグリルには捕らわれないようにするという公式発表を行った事もありました。

 しかし、トヨタは見事に「スピンドルグリル」を克服しました。「スピンドルグリル」に目が慣れた事もあると思いますが、何よりもトヨタが造り慣れた事が一番大きいと思います。
 最初の頃は無理矢理「スピンドルグリル」にしているようなデザインでしたが、最近の車は「スピンドルグリル」を前提として最初からデザインしているので非常に馴染んでいます。

 今やレクサスと言えば「スピンドルグリル」です。個性が非常に強いので、好き嫌いがはっきり分かれると思いますが、万人に好かれるデザインなんて不可能です。ドイツの御三家と戦うには強烈な個性が必要です。


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目から涙が流れているように見えるので「泣き顔レクサス」とも呼ばれています。


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横から見た様子です。


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後ろから見た様子です。


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日本国内で展開開始した2005年頃の「レクサス」です。良く言えば無難、悪く言えば何の特徴も無いフロントグリルでした。


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メルセデス・ベンツのフロントグリル
 
「メルセデス・ベンツ」のフロントグリルは、特に名称は無いようです。非常に落ち着いたデザインになっています。メルセデス・ベンツには世界最強のエンブレム「スリーポインテッド・スター」があります。

 メルセデス・ベンツの「スリーポインテッド・スター」がこれぞベンツという強烈な個性です。1909年に商標申請され、以来変わることなく使用されています。
 「スリーポインテッド・スター」は、写真のようにフロントグリルの中央に配置したタイプとボンネット上に立てたタイプがあります。


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キドニーグリル(BMW)
 BMWは、1933年から「キドニーグリル」を採用しています。2つに並んだフロントグリルが「キドニー(腎臓)」のように見えることに由来しています。遠くから見ても一目で「BMW」だと分かる素晴らしいアイコンです。


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シングルフレームグリル(アウディ)

 「アウディ」は、2000年代から逆台形の上部左右両端を切り落とした六角形の「シングルフレームグリル」を採用しています。
 私は、最初に見た時「なんじゃこれは! アウディやっちまったな・・・」と思いましたが、どんどんデザインが洗練されてきて今はめちゃめちゃチャカッコイイ!です。

 「アウディ」は「フォルクスワーゲングループ」です。フォルクスワーゲングループの最大の強みは、グループに高級車メーカーの「ポルシェ」と「アウディ」がある事です。


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ダブルアーチグリル(インフィニティ)

 「インフィニティ (INFINITI)」 は、「日産自動車」が1989年から日本国外で展開している高級車ブランドです。日本国内でも一部の高級車のフロントグリルに「インフィニティエンブレム」を採用しています。

 「ダブルアーチグリル」は、落ち着いたいいデザインだと思いますが、ドイツの御三家と戦うにはインパクトが弱すぎると思います。


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ダイヤモンドペンタゴングリル(アキュラ)

 「アキュラ(Acura)」は、「本田技研工業」が1986年から日本国外で展開している高級車ブランドです。日本国内では「アキュラブランド」を導入していません。

 「アキュラ」は2016年1月に「デトロイトモーターショー」で、次世代アキュラのデザインコンセプトとなる「プレシジョン コンセプト」を世界初公開しました。「ダイヤモンドペンタゴングリル」を採用しています。

 写真引用 Car Watch(2016/01/12)
 NSXと並び立つハイエンドセダン、次世代デザインを示すアキュラ「プレシジョン コンセプト」世界初公開 

 今後のモデルには、「ダイヤモンドペンタゴングリル」が採用されると思われます。好き嫌いが分かれると思いますが、強烈なインパクトがあります。今までの「アキュラ」のフロントグリルはデザイン的にイマイチでした。



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「シティタワー西梅田」の南側 地上26階、高さ約83mの「ザ・梅田ウエストタワープロジェクト」 2017年4月20日の建設状況

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-ザ・梅田ウエストタワープロジェクト-

 大阪市福島区の「シティタワー西梅田」の南側に「近鉄不動産」が、地上26階、高さ83.0mの高層マンション「(仮称)福島区福島7丁目マンション」を建設中です。

 建設場所は、「萬世電機」の本社跡地の敷地面積1,492.84㎡です。「ザ・梅田ウエストタワープロジェクト」として、公式ホームページがオープンしています。

ザ・梅田ウエストタワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)福島区福島7丁目マンション
◆ 所在地-大阪府大阪市福島区福島七丁目15番1(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩3分、JR東海道本線・大阪環状線「大阪」駅徒歩11分、 大阪市営地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分
◆ 階数-地上26階、地下0階
◆ 高さ-83.0m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-1,492.84㎡
◆ 建築面積-685.39㎡
◆ 延床面積-13,545.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-134戸
◆ 建築主-近鉄不動産
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年03月01日~2016年10月31日
◆ 着工-2017年01月05日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ 入居開始-2019年03月予定


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南東角が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築が終わり、地下躯体の構築に入る段階です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「(仮称)福島区福島7丁目マンション」の建築計画のお知らせの「立面図」です。



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2017年4月27日 (木)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2017年4月20日の建設状況

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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底に見えるのは、拡幅された地下道の新しい床だと思われます。


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場所を変えて見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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ほとんどが「メトロデッキ(覆工板)」で覆われましたが、一部内部を見る事が出来ます。


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場所を変えて見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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掘削が行われています。


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場所を変えて見た様子です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「なにわ筋線」とのジャンクション「南1工区」 2017年4月20日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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南1工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「南1工区」です。「南1工区」は、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。


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道路から先(道路を含む)が「南1工区」です。更に先が「南2工区」となります。

● うめきた新駅南側のジャンクション
 「なにわ筋線」を建設する場合、「うめきた新駅」の南側に「大阪環状線」と接続するルートと「なにわ筋線」と接続するルートを分岐・合流する「ジャンクション」を設ける必要があります。

 「南1工区、南2工区」では、「なにわ筋線」を想定して工事を行っていると思われますが、私にはどのようなルートで「なにわ筋」の地下に入っていくのか皆目見当がつきません・・・


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「日本通運大阪支店」の横にあった日本通運の倉庫が解体されて更地になっています。



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2017年4月26日 (水)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 駅部工区 2017年4月20日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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駅部工区
 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。

 グランフロント大阪・南館の屋上テラスが2017年2月からずっと閉鎖されているので、梅田スカイビルの「空中庭園展望台」に行きました。料金が1000円なので頻繁には行けませんが、1ヶ月~2ヶ月に1度は訪れようと思っています。


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北側部分です。「土留め壁」で駅の範囲が分かります。


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「三点式パイルドライバ」です。「SMW工法(ソイルセメント柱列壁工法)」により「土留め壁」の構築を行っています。

 最盛期には、「TRD工法機」×2台、「三点式パイルドライバ」×2台の合計4台で「土留め壁」の構築を行っていましたが、この1台だけになりました。


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中央部分です。「土留め壁」で駅の範囲が分かります。


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掘削が行われています。


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「乗れ構台」が見えます。


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更に南側部分です。道路から先は「南1工区」で、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。


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掘削が行われています。


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よく見ると「土留め壁」の北側が掘削されています。


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南西端です。


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「掘削土」が山積みされています。


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謎の構造物が約90度曲がって線路沿いに伸びてきました。


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それにしてもこの構造物は何でしょうね? 暫定的な「共同溝」でしょうか?



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地上39階、高さ約133mの「グランドメゾン新梅田タワー」 2017年4月20日の建設状況

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グランドメゾン新梅田タワー
 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区を「積水ハウス」が複数の建物を集約化して、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)大淀南2丁目計画」を建設しています。

 「(仮称)大淀南2丁目計画」には、「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」というもう1つの計画名がありましたが、正式名称は「グランドメゾン新梅田タワー」になりました。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 グランドメゾン新梅田タワー

グランドメゾン新梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大淀南2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩6分、阪神本線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩9分、JR「大阪」駅徒歩12分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩15分、阪急「梅田」駅徒歩16分
◆ 階数-地上39階、塔屋2階  *店舗部分は地上3階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-2,699.65㎡
◆ 建築面積-1,535.23㎡
◆ 延床面積-36,561.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造  *店舗部分は鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-297戸(非分譲住戸29戸含む)、他非分譲店舗・非分譲事務所9区画
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年01月中旬予定
◆ 入居開始-2019年02月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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タワークレーン1基なので、ゆっくりと上に伸びています。


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地上躯体です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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2017年4月25日 (火)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2017年4月20日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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3工区
 
ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」の南側です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」の構築を行っています。


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掘削が始まっていました。


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「北3工区」の南側を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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「地中障害物」を撤去しながら掘削している様子が分かります。


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「北3工区」の北側です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」の構築を行っています。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North」 2017年4月20日の建設状況

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.70㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月予定
◆ 入居開始-2020年02月予定


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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南西側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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1台目の「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。ずっと「オールケーシング掘削機」で、「地中障害物」の撤去を行っていましたが、次の工程に移行しました。


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2台目の「アースドリル掘削機」です。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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2017年4月24日 (月)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北2工区 2017年4月20日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北2工区
 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北2工区」です。「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。

 グランフロント大阪・南館の屋上テラスが2017年2月からずっと閉鎖されているので、梅田スカイビルの「空中庭園展望台」に行きました。以前のように毎週は取材できませんが、1ヶ月~2ヶ月に1度は訪れようと思っています。


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「北2工区」の北側です。「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から南側が「北2工区」です。高架橋の直下は「北1工区」になります。


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「北2工区」の中央です。着工が一番早かったので全工区の中で一番工事が進んでいます。


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北側部分です。「コンクリートポンプ車」でコンクリートを打設しています。


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南側部分です。屋根に「JR東海道線支線地下化工事 錢高組・西松建設JV」の文字が見えます。


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「北2工区」の南側です。「北2工区」の南側は掘削後に埋め戻されましたが、再び工事が行われています。


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「ラフテレーンクレーン」が稼働しています。


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何の作業をしているのかイマイチよく分かりません。


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ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北2工区」の南側です。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2017年4月20日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の建設現場です。


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南西側から見た様子です。タワークレーン1基で建設しています。


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前回の撮影が2017年1月26日だったので約3ヶ月ぶりです。タワークレーン1基なので、ゆっくりと上に伸びています。


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毎年恒例の竹中工務店の建設現場の「こいのぼり」です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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2017年4月23日 (日)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 阪急が乗り入れする場合は「北1工区」 2017年4月20日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


Kita1511052
「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


Kita1511053_3
区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北1工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北1工区」です。「北1工区」は、「奥村組・鉄建建設JV」の施工により行われています。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から北側が「北1工区」です。高架橋の直下も「北1工区」に含まれます。


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うめきた新駅北側のジャンクション

 2017年3月16日に「読売新聞」か、 ”大阪府と大阪市、JR西日本、南海電気鉄道、阪急電鉄の5者は、大阪都心を南北に貫く鉄道新線「なにわ筋線」に阪急電車が乗り入れる新たな事業計画で大筋合意した。” と報道しました。

 「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。そこで、阪急電鉄は「十三」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れます。

● 阪急電鉄が乗り入れする場合は「北1工区」
 その後続報がありませんがそれが事実なら、「うめきた新駅」の北側に「JR西日本」のルートと「阪急電鉄」のルートが合流・分岐する「ジャンクション」を設ける必要があります。

 JR西日本側はすでに工事が始まっています。「阪急電鉄」と合流・分岐する事を考慮して工事を行っているのでしょうか? もし考慮していなかったら大幅な設計変更が必要になります。


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本格的に工事が行われています。


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」の構築を行っています。



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博多駅筑紫口駅前 壁面に滝のあるホテル「(仮称)近鉄博多ビル」 2017年4月21日の状況

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-(仮称)近鉄博多ビル-

 「近鉄不動産」および「近鉄・都ホテルズ」は福岡市博多区において、「博多都ホテル」の建替えを進めています。福岡市の掲げる「アジアの交流拠点都市」形成に貢献すべく、博多駅筑紫口駅前の新たなランドマークとなるビルを建設します。

 引用資料 近鉄不動産(PDF:2017/04/19)
 博多駅筑紫口駅前に、上質な都市型ホテルを中心とした新たなランドマークとなるビルを建設します ~「(仮称)近鉄博多ビル」計画概要~ 

 ビルの外観コンセプトは「緑と水と光のビル」とし、壁面や最上階に水が流れ落ちる滝や緑を設置し、「見える滝」「見える緑」を演出します。夜間も建物全体のライトアップを行い、にぎわいを演出するなど、海外からも注目されるビルを目指します。

 ホテルは、客室数約200室、客室面積は30㎡超とします。最上階には、レストランや日帰り入浴も可能な温泉を利用した屋外温泉スパ・屋内浴場などを設け、上質でゆったりとくつろげる福岡のリーディングホテルを目指します。開業は2019年度(ラグビーワールドカップ前)予定です。


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「滝・緑化イメージ」です。


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「ビルの構成(概略)」です。


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「位置図」です。


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2017年4月21日の状況を「タイム氏」に送って頂きました。ありがとうございました。「博多都ホテル」の地上躯体の解体工事はほぼ終わっているようです(写真提供タイム氏)。


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「仮囲い」に「大林組」のロゴが見えます(写真提供タイム氏)。



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2017年4月22日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/04/20 構造切替え階の複雑な形状の「仕口」 

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年4月20日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年4月20日 「大阪神ビルディング」の全景です。道路上空部分の鉄骨建方も行われています。


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撮影日2017年4月20日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2017年4月20日 縦アングルです。タワークレーンが写真に収まらなくなりました。


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撮影日2017年4月20日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年4月20日
 9階(10FL)部分の鉄骨建方がほぼ終わりました。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年4月20日 赤線から西側の上層階がオフィスフロアとなる範囲です。


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撮影日2017年4月20日
 10階床の柱の形状を見ると分かりますが、「機械室」となる10階は「構造切替え階」となります。「構造切替え階」は鉄骨建方が難しいので単独で行う場合が多いです。

● 構造切替え階
 商業フロアとオフィスフロアでは柱の位置が大きく異なります。商業フロアは基本的に均等に柱を配置しますが、オフィスフロアは柱の無い「整形無柱空間」を確保する必要があるので、柱を建物外周とコア部分に集中させます。

 柱の位置が大きく異なるので、下層階が商業フロア、上層階がオフィスフロアの超高層ビルは、構造を切替える「構造切替え階」を設けます。「構造切替え階」はフロアとしては使いにくいので多くの場合「機械室」になります。

 ただし、「構造切替え階」を設けるのは商業フロアが百貨店や大規模商業施設など階数が多い大規模な場合で、商業フロアが1階や2階程度では設けません。関西では、「梅田阪急ビル」や「ノースゲートビルディング」などに設けています。


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撮影日2017年4月20日 構造切替え階の複雑な形状の「仕口」 その(1)


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撮影日2017年4月20日 構造切替え階の複雑な形状の「仕口」 その(2)


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撮影日2017年4月20日 構造切替え階の複雑な形状の「仕口」 その(3)


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撮影日2017年4月20日 上層階がオフィスフロアでない東側です。


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撮影日2017年4月20日
 上層階がオフィスフロアでない部分は、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。地上10階は「機械室」ですが、構造を切り替える必要が無いので通常の「仕口」です。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/04/20

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年4月20日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年4月20日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年4月20日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2017年4月20日
 塔屋の構築が行われています。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年4月20日 道路上空部分です。


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撮影日2017年4月20日 アップです。


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撮影日2017年4月20日 5階床にコンクリートが打設されました。



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2017年4月21日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 遂に北側の「平面駐車場」が閉鎖!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

 商業部分は、地下1階~地上8階で、床面積約48,500㎡です。大規模商業施設の場合は、約半分が売場面積になるので、梅田に新たに売場面積24,000㎡~25,000㎡クラスの大規模商業施設が誕生する事になります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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平面駐車場閉鎖

 2017年4月17日(月)に遂に北側の「平面駐車場」が閉鎖されました。4月24日(月)には、東側の「駐輪場」も移設されます。

 2001年11月22日のオープン以来、もはや都市伝説化していた「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」が2017年夏頃の着工に向けて遂に動き出しました。今度こそ間違いないと思います。


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「グランフロント大阪 南館」の2階から見た閉鎖された「平面駐車場」です。 グランフロント大阪の南館・北館の屋上テラスが2017年2月からずっと閉鎖されています。

 以前は強風の時には閉鎖されていましたが、平常時も閉鎖されているのは開業以来初めてです。暖かくなった春に閉鎖されているという事は、もう今年は再開しないのでしょうか? 絶好の定点観測ポイントだったので残念です・・・


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4月24日(月)には、東側の「駐輪場」も移設されます。


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「阪急百貨店うめだ本店」13階の「屋上広場」から見た様子です。


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。


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東端の「仮囲い」です。重機が稼働しています。


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西隣の「仮囲い」です。


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重機が稼働しています。


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南西側から見た様子です。「仮囲い」の範囲がほぼ南面一帯に広がっています。


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「仮囲い」に「計画イメージ」が掲示されています。


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JR大阪駅側です。「仮囲い」で囲まれました。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) 総戸数824戸の大規模プロジェクト「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」 2017年4月10日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● ローレルスクエア健都ザ・レジデンス
 都市型居住ゾーンの敷地については、「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産」の共同事業体が、2015年5月29日に実施された摂津市、URおよびJR貨物を譲渡者とする「吹田操車場跡地地区(7・8街区)土地譲受事業者募集」に応募し、落札しました。

 「近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産」は、「(仮称)吹田操車場跡地『健都』マンションプロジェクト」について7月12日に建築工事の着手に伴い、地鎮祭を行いました。正式名称はト「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」となっています。

 「健都」では、「国立循環器病研究センター」など他の施設に先駆けて着工しました。総戸数824戸の大規模レジデンスで、2018年2月以降順次、竣工する予定です。

ローレルスクエア健都ザ・レジデンスの概要
◆ 計画名-(仮称)摂津市千里丘新町A敷地計画建設工事(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ工区)
◆ 所在地-大阪府摂津市千里丘新町701番、703番、705番1
◆ 交通-JR東海道本線(JR京都線)「岸辺」駅徒歩7分 ※南北自由通路北口より徒歩5分
◆ 階数-地上15階(Ⅰ工区のファーストステージ棟・セカンドステージ棟)、地上20階(Ⅱ工区のサードステージ棟・フォースステージ棟、Ⅲ工区のフィフスステージ棟)
◆ 高さ-59.895m
◆ 敷地面積-19,807.49㎡(建築確認対象面積)、19,807.48㎡(登記記録面積)
◆ 建築面積-6,681.79㎡
◆ 延床面積-73,420.87㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭(各棟それぞれ25~28本)
◆ 地震対策-耐震構造
◆ 総戸数-824戸〈Ⅰ工区(ファーストステージ棟・セカンドステージ棟)292戸、Ⅱ工区(サードステージ棟・フォースステージ棟)380戸、Ⅲ工区(フィフスステージ棟)152戸〉
◆ 建築主-近鉄不動産、大和ハウス工業、名鉄不動産
◆ 設計者・監理者-長谷工コーポレーション
◆ 施工者-長谷工コーポレーション
◆ 着工-2016年07月12日(地鎮祭)
◆ 竣工-2018年02月〈Ⅰ工区(ファーストステージ棟・セカンドステージ棟)〉、2019年01月〈Ⅱ工区(サードステージ棟・フォースステージ棟)〉、2019年07月〈Ⅲ工区(フィフスステージ棟)〉
◆ 入居開始-2018年03月〈Ⅰ工区(ファーストステージ棟・セカンドステージ棟)〉、2019年03月〈Ⅱ工区(サードステージ棟・フォースステージ棟)〉、2019年08月〈Ⅲ工区(フィフスステージ棟)〉


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「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」の位置図です。

 引用資料 公式ホームページ
 ローレルスクエア健都ザ・レジデンス 


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仮囲いに掲示されている「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」の配置図です。合計5棟建設されます。


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「ローレルスクエア健都ザ・レジデンス」の建設現場を西側から見た様子です。


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南西側のゲートが開いていました。


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躯体が地上に姿を現しています。


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北西側から見た様子です。


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アップです。


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北側から見た様子です。


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南側から見た様子です。



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2017年4月20日 (木)

北大阪健康医療都市(愛称:健都) 大規模に行われている「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」 2017年4月10日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● 国立循環器病研究センター移転建替整備事業
 「国立循環器病研究センター」は、名称のとおり循環器を専門とする日本最先端の医療機関です。
 医療技術は非常に高く、循環器に関しては「大阪大学医学部附属病院」と共に日本の双璧を成しています。そのため日本国内のみならず、海外からも患者が訪れます。

 「国立循環器病研究センター」は、建物の老朽化のほか、施設増設で敷地が手狭になったため移転します。

 引用資料 国立循環器病研究センター(PDF:2015/03/19)
 国立循環器病研究センター移転建替整備事業基本設計書(概要版) 

 「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の落札者は「竹中工務店グループ」に決定しています。落札価格は、571億3200万円(税込み)です。
 デザインビルド方式(実施設計・施工一括発注方式)であるため、実施設計業務、建設工事及び医療機器等の調達及びその関連業務が含まれています。

 2016年8月9日に、「安全祈願祭」が行われました。その後、8月20日に本体工事に着工しました。現在は本格的に工事が行われています。

国立循環器病研究センター移転建替整備事業の概要
◆ 所在地-北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域5街区1画地
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上10階、塔屋2階、地下2階
◆ 高さ-54.150m
◆ 敷地面積-30,585.17㎡
◆ 建築面積-19,019.21㎡
◆ 延床面積-128,891.34㎡
◆ 構造-鉄骨コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-直接基礎(管理人の推測)
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院、研究所、駐車場
◆ 病床数-550床
◆ 建築主-独立行政法人国立循環器病研究センター
◆ 設計者-(実施設計)竹中工務店、日本設計
◆ 監理者-佐藤総合計画
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年08月09日(安全祈願祭)、2016年08月20日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定
◆ 供用開始-2019年度予定
◆ 落札価格-571億3200万円(税込み)


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「外観イメージ(エントランス側)」です。


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「国立循環器病研究センター移転建替整備事業」の位置図です。JR岸辺駅の橋上駅舎と南北自由通路から直結する交通至便な場所に建設されます。


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南西側に飛び出た部分です。


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スロープです。


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大規模に工事が行われています。


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「乗入れ構台」の規模も大きいです。


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「クラムシェル」で揚土しています。


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更に北東側です。


Ncvc170417
西側から見た様子です。


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「国立循環器病研究センター」の建築計画のお知らせです。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都)  Y字型のペデストリアンデッキ「岸辺駅北公共通路等整備工事」 2017年4月10日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● 岸辺駅北公共通路等整備工事
 JR岸辺駅の北口交通広場に「ペデストリアンデッキ」が整備されます。ペデストリアンデッキは「Y字型」で、「JR岸辺駅の南北自由通路、国立循環器病研究センター、JR西日本の駅前複合商業施設」の3点が結ばれます。

 JR西日本の駅前複合商業施設を経由して「市立吹田市民病院」とも結ばれます。これらの3拠点は、JR岸辺駅から地上に降りること無く行き来できるようになります。工期は、2016年11月21日~2018年3月16日(予定)です。


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「北口交通広場」が一部閉鎖されて工事が行われています。


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北西側に飛び出た部分です。


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西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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東端部分です。


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JR岸辺駅の「南北自由通路」の北西端から見た様子です。


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橋脚の基礎が見えます。


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「アンカーボルト」が見えます。



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2017年4月19日 (水)

JR京都線 大規模に行われている「茨木駅 リニューアル工事」 2017年4月10日の建設状況

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-JR京都線 茨木駅 リニューアル工事-

 JR茨木駅では、「立命館大学 大阪いばらきキャンパス」の開校に合わせて、JR茨木駅東口駅前広場の改良工事が行われました。「駅東口デッキ」は、2015年3月29日から供用開始されました。

 JR茨木駅東口駅前広場の改良工事に続いてJR西日本は、2015年3月16日から「東海道本線(JR京都線)茨木駅改良計画」を行っています。


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リニューアル後の「配置図」です。 一番の大きな工事は、北側(京都方面)に橋上駅舎を大幅に拡張する事です。拡張された部分は主に店舗となります。店舗面積は約1,100㎡を予定しています。

 引用資料 JR西日本(2014/02/24)
 東海道本線(JR京都線)茨木駅改良計画について 


 また、改札内へのエスカレーター新設、コンコース改修、旅客トイレ改修などを行います。2017年秋にエスカレーター使用開始予定、2018年春に店舗開業予定となっています。


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現在の「配置図」です。暫定的に「仮改札、仮階段、仮旅客トイレ」が設置されています。2016年10月9日から供用開始されましたが、最終的には「仮改札、仮階段、仮旅客トイレ」は撤去されます。

 引用資料 茨木市・公式ホームページ
 JR茨木駅構内改良等工事


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この奥行きが、北側(京都方面)に橋上駅舎が拡張される部分です。


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「東西自由通路」となっている改札外コンコースを西側から見た様子です。改札外コンコースも改修されます。


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改札外コンコース内から見た「仮改札」です。「仮改札」なので最終的には撤去されます。


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2016年10月9日から暫定的に供用開始されている拡張部分の仮の改札内コンコースです。この部分は店舗となるので、仮の改札内コンコースは最終的には閉鎖されます。


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北側(京都方面)に階段が設置されていますが、これは「仮階段」なので最終的には撤去されます。


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南側(大阪方面)の階段は閉鎖されています。「エスカレーター」の新設工事が行われており、2017年秋に供用開始予定です。


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「上りホーム」の南側の階段は閉鎖されています。「エスカレーター」の新設工事が行われています。


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「上りホーム」から見た様子です。


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「改札内コンコース」から見た様子です。


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「下りホーム」の南側の階段は閉鎖されています。「エスカレーター」の新設工事が行われています。


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「下りホーム」から見た様子です。


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「改札内コンコース」から見た様子です。


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「改札内コンコース」の天井がむき出しになっています。



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健都イノベーションパーク 「ニプロ」が研究開発管理本部などを建設 & 「国立健康・栄養研究所」が東京都新宿区から全面移転

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転を控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● ニプロが研究開発管理本部などを建設
 
「ニプロ」は、国立研究開発法人国立循環器病研究センターを中心とした国際級の複合医療産業拠点(クラスター)の形成を図るべく、吹田市が進出事業者を公募していた「北大阪健康医療都市(通称「健都」)イノベーションパーク利用事業」の優先交渉権者に指定されました。

 引用資料 吹田市・公式HP(2017/03/22)
 吹田市健都イノベーションパーク利用事業の選定結果

 「ニプロ」は敷地面積約15,836㎡に、延床面積約27,000㎡の「研究開発管理本部」と延床面積約7,000㎡の「オープンイノベーション推進施設」を建設します。


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健都イノベーションパーク
 「健都イノベーションパーク」は、「国立循環器病研究センター」が移転する吹田操車場跡地に隣接する摂津市域の「正雀下水処理場跡地」に整備されます。全体面積約40,000㎡(うち吹田市所有地約34,000㎡)となっています。

 「国立循環器病研究センター」を中心として、医療及び健康関連の研究機関や企業等が集積する国際級の複合医療産業拠点(医療クラスター)の形成を図るため、企業や大学の研究機関、サテライトオフィス等の進出用地として位置付けています。


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「鳥瞰パース イメージ図」から判断すると「ニプロ」の進出予定地は、敷地の南西側のこの部分だと思われます。


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敷地の西端には、「鳥瞰パース イメージ図」にもある南北の道路が整備中です。


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国立健康・栄養研究所が東京都新宿区から移転
 「国立健康・栄養研究所」は、東京都新宿区戸山から大阪府摂津市に位置する北大阪健康医療都市(愛称:健都)の健都イノベーションパーク内に全部移転します。

 医薬基盤・健康・栄養研究所(PDF:2017/03/31)
 国立健康・栄養研究所の大阪府への移転に関する方針

 移転先の施設は、「健都イノベーションパークに建設される民間賃貸施設とする。」となっています。これがニプロの「オープンイノベーション推進施設」を指すのか、別の施設かは不明ですが、「健都イノベーションパーク」は出だし好調です。



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2017年4月18日 (火)

広島駅改良工事 2017年5月28日に南北自由通路の一部を供用開始 & 2017年10月頃にショッピングセンター「ekie」が誕生!

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-広島橋上駅新築他工事-

 「JR広島駅」は、1日800本近い列車が発着し、14万人を超える乗降客が利用する巨大ターミナルです。広島駅周辺では多くの工事が同時進行しています。

 「広島橋上駅新築他工事」は、「自由通路新設工事(延長180m、幅15m)、橋上駅舎新設工事、既存跨線橋撤去工事、新幹線高架下改修工事」等が含まれます。2018年6月の完成を目指しています。

 工事の進行に伴い、新跨線橋を2014年11月2日(日)始発列車より供用開始しました。新跨線橋の供用開始後に、現在の「跨線橋」を撤去して広島駅を橋上駅舎化します。橋上駅舎には延長180m、幅15mの南北自由通路が併設されます。

 更に、南北自由通路の東側のホーム上も橋上化して大規模なエキナカ商業施設を設置する予定です。乗り換え通路、店舗などからなるコンコースと自由通路を合わせると、南北100m×東西150mに及び、JR西日本管内ではフロア面積が最大の橋上化工事となります。

● 2017年5月28日に南北自由通路の一部を供用開始!
 
広島駅の南北通り抜けが可能となる「南北自由通路」が2017年5月28日から使えるようになります。それに先立ち2階改札内のトイレが4月26日から使用開始します。

 周辺の整備が続くため実際の通路の半分程度の幅で、広島駅が利用できる午前5時20分~深夜0時20分までに限られます。
 2017年10月頃に「南北自由通路」を全面開通させ、あわせて通路に面したエキナカ商業施設を開業させる予定です。

● 広島駅にショッピングセンター「ekie」が誕生!
 「中国SC開発」は、JR西日本と進めている広島駅橋上・高架下開発について、施設概要と施設名称を決定しました。施設名称は「ekie」です。

 JR西日本 ニュースリリース(2017/04/07)
 広島駅にショッピングセンター「ekie」が誕生

 店舗面積約9,000㎡(線路上空エリア約1,700㎡、高架下エリア約7,300㎡)、店舗数約100店舗(線路上空エリア約20店舗 、高架下エリア約80店舗)で、開業時期は、線路上空エリアが2017年10月頃予定、高架下エリアが2018年春以降順次予定しています。


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「広島駅 5月28日からの構内図」です。

 引用資料 JR西日本・広島支社(PDF:2017/03/07)
 JR広島駅みどりの窓口、改札(中央)、自由通路の一部使用開始について 


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跨線橋

 2014年11月2日より供用開始したJR広島駅の「跨線橋」です。


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「跨線橋」の北東側に2階改札内のトイレが4月26日から使用開始します。現在の改札内のトイレは、「1番のりば」のかなり東側にありメチャメチャ不便です。


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新改札口

 2017年5月28日から「新跨線橋」側のこの部分に「新改札口」が設けられ「南北自由通路」側に出る事が出来るようになります。


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「新改札口」付近の天井の装飾です。


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「跨線橋」から見た「南北自由通路」と「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」との接続部分です。


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「南北自由通路」から「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階に下りる階段とエスカレーターの裏側です。


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「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階のこの部分に下ります。


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南改札(出口)は廃止
 
広島駅のメインの改札口である「南改札(出口)」は、「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階にあります。2017年5月28日から「南改札」の「入口」と「出口」共に廃止されます。

 JR広島駅は、いつも外国人観光客でいっぱいです。特に欧米系の外国人観光客が多いです。その数にはいつも驚かされます。


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南改札(入口)は廃止
 
広島駅のメインの改札口である「南改札(入口)」は、「ひろしま駅ビルASSE(アッセ)」の1階にあります。2017年5月28日から「南改札」の「入口」と「出口」共に廃止されます。

 JR広島駅の「自動改札機」は、今年もカープカラーの赤になっています。「広島東洋カープ」は今年も強いですね!


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在来線改札は廃止

 「跨線橋」の北側にある新幹線改札の隣の「在来線改札」も2017年5月28日から廃止されます。


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橋上駅舎の下です。


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JR広島駅の在来線ホームは、美装化されて京阪神地区の中の最新の駅と何ら変わりがありません。


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ホームの美装化がどんどん行われています。


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橋上駅舎はたくさんの柱で支えられています。一部で25mの「長大スパン」を採用しているそうです。


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巨大な橋上駅舎を支える柱です。この柱の基礎は「場所打ちコンクリート拡底杭」ですが、工法に秘密があります。


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e-コラム工法で杭防護壁を構築

 鉄道軌道への影響を最小限に抑えるため線路近接箇所では、地盤改良のエリアを最小限に抑え、薬液注入が不要な地盤改良工法「e-コラム工法」を使用しました。

 小型の重機で作業でき、柱状の地盤改良体を連続して並べ、リング状の杭防護壁を構築する大林組独自技術となります。

 引用資料 大林組・プロジェクト最前線(2016/11/22)
 JR広島橋上駅新築他工事、広島二葉の里地区新幹線口中央ペデストリアンデッキ設備その他工事等 


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高架下エリアの商業施設は、2018年春以降順次開業を予定しています。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) 大規模に行われている「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」 2017年4月10日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● (仮称)吹田市新市民病院移転建替工事
 
「吹田市民病院」は、施設の老朽化などから、片山町二丁目から旧国鉄吹田操車場跡地に移転する工事を行い、2018年度の開院をめざしています。

 新病院は、JR岸辺駅とつながり、バリアフリーの観点からも患者に優しい病院となります。「国立循環器病研究センター」と近接することで密に連携をとることができ、さらなる地域医療の向上が期待できます。

 引用資料 地方独立行政法人市立吹田市民病院
 (仮称)吹田市新市民病院移転建替工事基本設計について

 2016年9月28日に「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の起工式が行われ、8月29日に着工されて、本格的に工事が行われています。

(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町 北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階
◆ 高さ-約41m
◆ 敷地面積-約17,800㎡
◆ 建築面積-約8,060㎡(病院本体のみ)
◆ 延床面積-約36,650㎡(病院本体のみ)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-病床数431床 内訳は一般病床386床(うちICU4床、救急専用病床8床)、回復期リハビリテーション病床45床
◆ 診療科-22診療科(内科、循環器科、神経内科、消化器内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、腎泌尿器科、放射線診断科、リハビリテーション科、麻酔科、精神科、心療内科、病理診断科、歯科(障がい者)、救急診療科、放射線治療科)
◆ 建築主-地方独立行政法人市立吹田市民病院
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・堀田特定建設工事共同企業体(大成建設、堀田工務店JV)
◆ 着工-2016年08月28日(起工式)、2016年08月29日(着工)
◆ 竣工-2018年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開院-2018年度予定
◆ 落札金額-125億円(税抜き)


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の予定地です。


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の配置図です。


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の断面図です。


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の建設現場は、JR岸辺駅の北西にある吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部の敷地面積約17,800㎡です。手前はJR西日本の「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」の建設現場です。


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地下の工事を行っています。地下階はありませんが、地下には「免震層」が設けられます。


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鉄筋が一部地上に姿を現しています。「免震層」の工事は終わっているようです。


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掘削土が積まれています。


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北側から見た様子です。


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「クローラークレーン」が2台稼働しています。


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西側から見た様子です。



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2017年4月17日 (月)

JR西日本 嵯峨野線「京都駅~丹波口駅」間の新駅「京都・丹波口間新駅新設工事」 2017年4月10日の建設状況

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-京都・丹波口間新駅新設工事-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日(月・祝日)には、安全祈願祭と起工式典を開催します。開業は2019年春の予定です。

 引用資料 京都市・建設局(PDF:2016/08)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅設置事業について 

 高架下の約1000㎡に「高架下駅舎」を設置します。ホームは相対式2面、延長165m、ホーム幅は3.0m~6.7mとなります。
 自動改札機は4通路、券売機は3台、エレベーターは2基(各ホームに1基)、エスカレーターは4基(各ホーム上下1基ずつ)設けます。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

京都・丹波口間新駅新設工事の概要
◆ 高架下駅舎(約1,000㎡)
◆ ホーム(相対式2面、延長165m、幅員3.0mから6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札4通路、券売機(3台)
◆ 着工-2016年09月19日(安全祈願祭と起工式典)
◆ 開業-2019年春予定
◆ 事業費-約49億円(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)


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「新駅のイメージ(新駅の南西から北東の眺め)」です。


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「JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 位置図」です。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2016/08/12)
 嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅デザインなど概要決定 


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南東側の「梅小路公園」側から見た様子です。私が想像していた以上に駅の位置が南側の「梅小路公園」寄りでした。その方が「京都鉄道博物館」や「京都水族館」により近くなるので便利です。


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2車線道路の南側部分です。


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側面にホームが設置されます。


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更に北側から見た様子です。


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写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続していた連絡線(短絡線)です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。

 新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線(短絡線)は廃止されました。


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南西側から見た様子です。仮囲いのあたりに「改札口」が設けられるようです。


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2車線道路の南側部分です。この先(南側)に「改札口」が設けられるようです。


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本格的に工事が行われています。


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「基礎梁」が見えます。


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2車線道路の北側部分です。


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「七条通」から南側に見た様子です。


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七条通

 「JR山陰線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近です。私はこのあたりが新駅の中心部かと思っていましたが、新駅の多くの部分が南側の「梅小路公園」寄りになるようです。

 奥に見えるのは「京都市中央卸売市場第一市場」ですが、七条通沿いに「賑わいゾーン」が設けられます。新駅は「賑わいゾーン」の玄関口にもなります。


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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」
 
「賑わいゾーン」位置図です。実測面積4,000㎡、指定容積率400%(容積率の最高限度600%)となっています。公募により「京都市中央市場及び商店街と連携した賑わいを創出する施設」を建設します。

 引用資料 京都市情報館(2017/01/13)
 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に係る公募の実施について


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「七条通」から北側に見た様子です。


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「七条通」の北側では橋脚の「耐震補強工事」が行われています。


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「鋼板巻立て工法」で耐震補強工事が行われています。


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新駅と賑わいゾーンを結ぶ歩行者空間の整備
 廃止された東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続する「連絡線(短絡線)」です。「連絡線(短絡線)」を利用した横断歩道橋を整備します。

 雨にぬれることがなく新駅から「賑わいゾーン」にアクセスできるようにするため、屋根を設置する予定です。完成予想図が無いので、どの部分を利用して、どのようなルートになるのか? よく分かりません。


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京都鉄道博物館

 2016年4月29日にオープンした「京都鉄道博物館」です。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅が開業すると劇的に便利になります。

 「京都鉄道博物館、京都水族館、京都市中央卸売市場第一市場・賑わいゾーン」は、嵐山周辺、清水寺周辺、四条通周辺に匹敵する京都の人気スポットになる可能性を秘めたエリアだと思います。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) JR西日本が開発する駅前複合商業施設「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」 2017年4月10日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転を控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事
 都市再生機構西日本支社は、「北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域内4街区7-13画地」の敷地面積8,235.71㎡を売却する入札を実施し、24億7071万3000円でJR西日本が落札しました。

 JR西日本は、地上9階、地下0階の「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」を2017年3月27日に着工しました。建物は、JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。

 引用資料 JR西日本(2017/03/27)
 「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」着工


 健都に来訪する人々や周辺住人の「利便性の向上」、「健康増進」をコンセプトに、クリニックモール、フィットネスクラブ、スーパーマーケットを含む物販飲食店、ビジネスホテルなど併設の複合商業施設となります。

(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事の概要
◆ 計画名-吹田操車場跡地開発
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町 北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-8,235.71㎡
◆ 延床面積-約27,019㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店、飲食店、クリニック、宿泊施設、フィットネスクラブほか
◆ 建築主-JR西日本(施設運営者 JR西日本不動産開発)
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年03月27日
◆ 竣工-2018年10月20日予定
◆ オープン-2018年秋予定


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「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」の建設現場を東側から見た様子です。


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ラッキーな事に北西側のゲートが全開していました。


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東側寄りです。奥にJR岸辺駅の自由通路が見えます。


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中央です。


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西側寄りです。


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「アンギラス杭打機」がスタンバイしていました。「山留め壁」もしくは「乗入れ構台」を支える「H形鋼」を建込むと思われます。


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位置図です。


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「吹田操車場跡地開発」の建築計画のお知らせです。計画名は「(仮称)JR岸辺駅ビル新築工事」になるようです。 延床面積26,972.86㎡となっていますが、約27,019㎡になるようです。



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2017年4月16日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事 2017年4月14日の建設状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

 商業部分は、地下1階~地上8階で、床面積約48,500㎡です。大規模商業施設の場合は、約半分が売場面積になるので、梅田に新たに売場面積24,000㎡~25,000㎡クラスの大規模商業施設が誕生する事になります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「阪急百貨店うめだ本店」13階の「屋上広場」から見た様子です。


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。


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東端の「仮囲い」です。重機が稼働しています。


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西隣の「仮囲い」です。


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南西側から見た様子です。「仮囲い」の範囲がほぼ南面一帯に広がっています。


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「仮囲い」の西端は南西側のエントランス付近まで到達しています。


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地上から見た様子です。


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「仮囲い」に「計画イメージ」が掲示されています。「グランフロント大阪」と結ぶ「Bデッキ」の計画イメージも掲示されています。


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「グランフロント大阪」と結ぶ「Bデッキ」の予定地です。まだ工事は始まっていませんが、計画イメージが掲示されているので着工が近いと思われます。


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南西側から引いて見た様子です。私は電気製品が大好きなので「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」にはほぼ毎週行っています。

 テレビ売り場では「安室ちゃん、カナやん(西野カナ)、E-girls(含むFlower)」の映像が頻繁に流れています。音楽の趣味が私と全く同じなので、1度担当の方とじっくりお話してみたいです(笑)。

 友人がため息のまじった声で一言「この列のテレビは全部外資になるんやね・・・」 そこにはすでに外資になったシャープの「AQUOS」、テレビ事業部が外資に売却される予定の東芝の「REGZA」が並んでいました。

 なんで日本の電機メーカーはこんな悲惨な末路になったのでしょうか? 日本の電機メーカーが世界最強だった1980年代~1990年代の黄金期には想像もしませんでした・・・



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京阪ホールディングス 京都第2タワーホテルの建て替え「(仮称)京都駅前新ホテル計画」 2017年4月10日の建設状況

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-(仮称)京都駅前新ホテル
計画
 「京阪電気鉄道、京都センチュリーホテル、京都タワー」では、京都駅前にある「京都センチュリーホテル」および「京都第2タワーホテル」の一体的再開発により、グローバルマーケットに対応する京阪グループのフラッグシップホテルの開業をめざす「京都駅前新ホテルプロジェクト」を推進しています。第1弾として「京都センチュリーホテル」の客室全面リニューアルを実施しました。

 隣接する「京都第2タワーホテル」は、2016年1月に閉館しました。第2弾として跡地には、ハイグレードの「(仮称)京都駅前新ホテル計画」を建設し、京都センチュリーホテルと低層部で接続した一体的施設として運営する予定です。

(仮称)京都駅前新ホテル計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町680番地他
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.90m、軒高30.90m
◆ 敷地面積-6,798.09㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,301.72㎡
◆ 延床面積-18,977.70㎡(容積対象外面積3,034.10㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-222室
◆ 建築主-京阪ホールディングス
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年12月17日予定(労災保険関係成立票より)


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北西側のゲートが開いていました。2台の「三点式パイルドライバ」が稼働しています。


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三点式パイルドライバで「山留め壁」を構築しています。


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「(仮称)京都駅前新ホテル計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「(仮称)京都駅前新ホテル計画」の建設現場を北東側から見た様子です。


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京都センチュリーホテル

 「京都センチュリーホテル」は、1981年4月に開業、客室数218室です。主要株主である「林原グループ」の中核会社が会社更生手続に入ったことを受け、2011年7月に「京阪電気鉄道」の子会社となりました。2015年6月~2016年3月にかけて客室全面リニューアルを実施しました。


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「(仮称)京都駅前新ホテル」の建築計画の概要です。「京都センチュリーホテル」の増築扱いとなります(現在は撤去されています)。


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「(仮称)京都駅前新ホテル」の旅館業施設計画の概要です(現在は撤去されています)。



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2017年4月15日 (土)

中之島6丁目倉庫および中之島A建物の除去工事 「関電不動産開発」が敷地面積約7,000㎡を集約化 大規模再開発か?

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-中之島6丁目倉庫および中之島A建物の除去工事-
 4月3日に「福島区民氏」から大阪市北区中之島六丁目に建設中の超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」の南側で大きな変化があるとメールで教えて頂きました。

 早く見に行きたかったのですが、「青春18きっぷ」を使い切らないといけなかったので、「名古屋、広島、京都」を優先させました。やっと見に行く事が出来ました。

 約3年前の2014年6月17日にこのブログで、 ” 「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」に建築計画のお知らせが掲示されたというでしたので早速見てきました。 (中略) 駐車場・倉庫・駐車場を一体的に再開発なんて妄想が膨らみます(笑)。 ”と書きましたが、現実化しそうです。


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街区を南側から見た様子です。「中之島6丁目倉庫および中之島A建物の除去工事」が動き出しました。4月11日の建設ニュースによると敷地面積は合計で約7,000㎡だそうです。「ザ・パークハウス 中之島タワー」の敷地面積6,587.03㎡(売買対象面積)よりちょっと広いです。


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建設中の超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」の南側になります。


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2016年9月頃にはこの駐車場で「ボーリング調査」が行われていました。


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角度を変えて見た様子です。


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北西端の建物も解体されています。この建物が解体されると敷地の形状が整います。


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北西側から見た様子です。


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「ザ・パークハウス 中之島タワー」の南側の「キヤノンビジネスサポート中之島ビル」と更に南側び駐車場は含まないようです。


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旧三井倉庫玉江町倉庫

 街区中央にある売却された「旧三井倉庫玉江町倉庫」です。敷地面積2,223.93㎡、延床面積6,451.81㎡、譲渡価格22億6000万円です。物件引渡日が2013年9月30日となっていました。

 売却先は不明でしたが、その時点で「関電不動産開発」の前身に売却されていたのか? 別の会社を経由したのかは不明です。

 売却後も日本電気グループの「NECフィールディング」の倉庫として使用されていましたが、現在は閉鎖されています。


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「旧三井倉庫玉江町倉庫」の東側の駐車場です。この駐車場も閉鎖されています。


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街区を東側から見た様子です。東側角の小規模なビルも含まれるのかは不明です。


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東側の「あみだ筋」越しに見た様子です。


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北側から見た様子です。


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解体工事の工事名は「中之島6丁目倉庫および中之島A建物の除去工事」です。


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「労災保険関係成立票」です。注文者はで「関電不動産開発」、工期は2017年3月3日~2017年10月31日(予定)となっています。

 何が建設されるのかは不明ですが、「関電不動産開発」の超高層タワーマンション「シエリアタワー」が建設されるのかも知れません。



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地上55階、高さ約193mの超高層タワーマンション「ザ・パークハウス 中之島タワー」 2017/04/14 最後のタワークレーンが自力で降下中!

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ザ・パークハウス 中之島タワー-
 大阪市北区中之島六丁目に超高層タワーマンション「(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画」を建設中です。

 概要は、地上55階、塔屋2階、地下0階、高さ192.930m、総戸数894戸です。正式名称は「ザ・パークハウス 中之島タワー」となっています。

ザ・パークハウス 中之島タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区中之島6丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区中之島六丁目8番3他2筆(地番)
◆ 交通-京阪中之島線「中之島」駅より徒歩2分、JR東西線「新福島」駅より徒歩9分、阪神本線「福島」駅より徒歩11分、JR大阪環状線「福島」駅より徒歩14分、JR大阪環状線「野田」駅より徒歩15分、地下鉄千日前線「阿波座」駅より徒歩12分、地下鉄千日前線「玉川」駅より徒歩13分、地下鉄四つ橋線「肥後橋」駅より徒歩15分
◆ 階数-地上55階、塔屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部192.930m
◆ 敷地面積-6,587.03㎡(売買対象面積)、6,397.83㎡(建築確認対象面積) ※ほかに中之島中央緑道予定地189.20㎡
◆ 建築面積-3,576.76㎡
◆ 延床面積-99,957.38㎡
◆ 構造- 鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)
◆ 地震対策-免震構造(建物の基礎部に免震装置「天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー」を設置)
基礎免震構造)
◆ 用途- 共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-894戸
◆ 事業主-三菱地所レジデンス(60%)、住友商事(30%)、京阪電鉄不動産(7%)、アサヒプロパティズ(3%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2014年10月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月下旬予定
◆ 入居開始-2018年02月下旬予定、2018年03月上旬予定 (2016年02月以降の契約分)


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北側から見た様子です。


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少し方向を変えた様子です。


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「堂島大橋」の上から見た下層階の様子です。


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北側から見上げた様子です。


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北側から見た下層階の様子です。基礎は、杭頭部を鋼管巻きにした「場所打ち鋼管コンクリート杭(48本)」となっています。地震対策として、建物の基礎部に「免震装置(天然ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)」を設置しています。


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北東側から見た下層階の様子です。植栽も行われています。


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毎年恒例の竹中工務店の建設現場の「こいのぼり」です。


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南東側から見た様子です。


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3基あったタワークレーンが最後の1基になり、最後のタワークレーンも自力で降下中です。「マストクライミング方式」のタワークレーンは、タコが自分の足を食べるように自らを解体しながら自力で降下して行きます。


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南東側から引いて見た様子です。



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2017年4月14日 (金)

JR西日本グループ JR京都駅前に2ブランド計900室の新規ホテルを出店 2017年4月10日の状況

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-JR京都駅前に2ブランド計900室の新規ホテル-

 JR西日本グループは、JR京都駅八条口から徒歩2分という抜群のロケーションに、「ジェイアール西日本ホテル開発」の運営するハイクラス宿泊特化型ホテル(新規ブランド)と、「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が運営する宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の2ホテルを出店します。2棟計900室を予定しています。

 引用資料 JR西日本グループ(2017/02/02)
 JR京都駅前に2ブランド計900室の新規ホテルを開業(2019年春ごろ)

 土地所有者の「松原興産」からホテル建築物を賃借します。設計者は「東急設計コンサルタント」、施工者は「未定」です。2018年当初に着工し、2019年春頃の開業を目指します。2棟の総投資額は100億円超となります。

● 東棟(ハイクラス宿泊特化型ホテル)
 敷地東側の敷地面積約3,150㎡に、地上9階、地下0階、延床面積約17,500㎡、客室数約430室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本ホテル開発」がハイクラス宿泊特化型ホテルを運営します。新規ブランド名は未定です。

● 西棟(ヴィアイン)
 敷地西側の敷地面積約2,800㎡に、地上10階、地下0階、延床面積約14,000㎡、客室数約470室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が、宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」を運営します。

JR京都駅前のJRのホテルの概要
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条殿田町42番ほか
◆ 階数-地上9階、地下0階(東棟)、地上10階、地下0階(西棟)
◆ 高さ-約35m
◆ 敷地面積-約5,950㎡(施設全体)、約3,150㎡(東棟)、約2,800㎡(西棟)
◆ 建築面積-約4,100㎡(施設全体)、約2,400㎡(東棟)、約1,700㎡(西棟)
◆ 延床面積-約31,500㎡(施設全体)、約17,500㎡(東棟)、約14,000㎡(西棟)
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-約900室(施設全体)、約430室(東棟)、約470室(西棟)
◆ 建築主-松原興産
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2018年当初予定
◆ 開業-2019年春頃予定


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「計画地」です。京都駅ビル内にある「ホテルグランヴィア京都」に加え、八条口側にハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランドと宿泊特化型ホテルのヴィアインの3つのブランドの異なるホテルを揃える事になります。


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東棟(ハイクラス宿泊特化型ホテル)
 街区を南東側から見た様子です。「駿台予備学校京都駅前校」の南側になります。街区東側の敷地面積約3,150㎡に、地上9階、地下0階、延床面積約17,500㎡、客室数は約430室のホテルを建設します。


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パチンコ屋さんはまだ営業しています。手前の道路は「烏丸通」です。


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立体駐車場の解体が行われています。


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街区南側の道路を西側から見た様子です。


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西棟(ヴィアイン)
 街区を南西側から見た様子です。ホテル「イビススタイルズ京都ステーション」の南側になります。街区西側の敷地面積約2,800㎡に、地上10階、地下0階、延床面積約14,000㎡、客室数約470室のホテルを建設します。


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街区西側の道路を南側から見た様子です。


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街区を北西側から見た様子です。


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ホテル「イビススタイルズ京都ステーション」との間の街区北側の道路を西側から見た様子です。


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行き止まりを90度北側に曲がると狭い歩道があります。正面はJR京都駅です。


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狭い歩道を南側に振り返った様子です。


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更に90度東側に曲がると「烏丸通」に抜ける歩道があります。このように一応4方向共に道路または歩道に接しています。


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「開発構想に関する説明会の概要」です。



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JR広島駅新幹線口前 地上20階、高さ約91mの「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」 2017年4月7日の建設状況

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-(仮称)広島二葉の里プロジェクト-

 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の概要は、地上20階、地下2階、高さ90.750m、延床面積49,709.62㎡です。ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、オフィス、商業機能などを収容する複合施設となります。

 2016年8月31日に起工式が行われました。実質的には着工していましたが、着工は2016年12月1日です。施工者は大和ハウスグループの「フジタ」となっています。

(仮称)広島二葉の里プロジェクトの概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番7
◆ 階数-地上20階、地下2階
◆ 高さ-90.750m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、6,339.23㎡(広島二葉の里プロジェクト)
◆ 建築面積-3,209.13㎡
◆ 延床面積-49,709.62㎡
◆ 構造-(地上部)鉄骨造、(地下部)鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-店舗、オフィス、ホテル(客室数201室、宿泊定員402名)、駐車場
◆ 建築主-大和ハウス工業
◆ 設計者-(基本設計)安井建築設計事務所、 (実施設計)フジタ
◆ プロジェクト・マネジメント-安井建築設計事務所
◆ 監理者-フジタ
◆ 施工者-フジタ
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年12月01日(着工)
◆ 竣工-2019年03月31日予定


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二葉の里地区
 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」は、広島市都心部に残された最後の一等地と言われています。土地区画整理事業区域は約138,000㎡あります。

 引用資料 財務省中国財務局(2014/05/20) リンク切れ
 国有財産二葉の里地区国有地の二段階一般競争入札の結果について 


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二葉の里5街区
 「二葉の里5街区」の配置図です。敷地面積は14,823.25㎡です。国有地の一般競争入札が行われ、「大和ハウス工業、広島テレビ放送、エネルギア・コミュニケーションズ」の3社が、62億3000万円で共同落札しました。

 敷地を3社で分割し、「広島テレビ放送」が南東側の5,098.48㎡、「エネルギア・コミュニケーションズ」が北東側の3,386.06㎡、「大和ハウス工業」が西側の6,339.23㎡を所有します。

 街区の中央には、公開空地として長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を設け、賑わいと憩いの空間を創り出します。


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「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の建設現場を西側から見た様子です。奥のタワークレーンと鉄骨は「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の建設現場です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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ゲートが開いていましたが、ほとんど見えませんでした。この現場は「逆打ち工法」が採用されています。外から見える重機を見ると「構真柱(こうしんちゅう)」の建込みは終わっています。


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「広島駅新幹線口ペデストリアンデッキ」からは、「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の鉄骨建方が始まったのでほどんど見えなくなりましたが、南側が少しだけ見えます。


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写真を拡大すると1階床の鉄骨建方が始まっている事が分かりました。



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2017年4月13日 (木)

吹田市 延床面積約164,000㎡の巨大な先進的物流施設「GLP吹田」 車窓から見た2017年4月10日の建設状況

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-GLP吹田-

 阪急京都本線の「相川駅~正雀駅」間、JR京都線の「吹田駅~岸辺駅」間を電車に乗って車窓から眺めていると巨大な建設現場が見えてきます。

 シンガポール系の物流施設大手「グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)」が、吹田市に建設中の先進的物流施設「GLP吹田」の建設現場です。

 引用資料 GLP・プレスリリース(2016/06/07)
 グローバル・ロジスティック・プロパティーズ 大阪府吹田市で「GLP吹田」着工 アスクルが全棟専用施設として利用を決定

 建設場所は、吹田市岸部南三丁目の「大日本インキ(現DIC)」の「吹田工場」の跡地です。JR西日本「吹田総合車両所」の東側になります。

 「GLP吹田」は、施設としては地上4階、延床面積約163,956㎡のGLP最大規模の施設となります。施設はオフィス用品・現場用品の通信販売大手の「アスクル」が全棟を利用することになります。 

GLP吹田の概要
◆ 計画名-GLP吹田プロジェクト
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部南三丁目166番12
◆ 階数-地上4階
◆ 敷地面積-約75,065㎡
◆ 延床面積-約163,956㎡
◆ 構造-プレキャストコンクリート造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-物流倉庫
◆ 建築主-吹田ロジスティック特定目的会社(グローバル・ロジスティック・プロパティーズ)
◆ 設計者-竹中工務店、デロイトトーマツPRS
◆ 施工者-竹中工務店、黒沢建設
◆ 着工-2016年05月
◆ 竣工-2017年10月末予定
◆ 総工費-約360億円


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「GLP吹田」の位置図です。


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JR京都線の車窓から見た「GLP吹田」の建設現場 その(1)


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JR京都線の車窓から見た「GLP吹田」の建設現場 その(2)


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JR京都線の車窓から見た「GLP吹田」の建設現場 その(3)



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JR広島駅新幹線口前 (仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事 2017年4月7日の建設状況

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-(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事-
 JR広島駅新幹線口前で開発が進む「二葉の里地区」の5街区で、広島テレビ放送の「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」と、大和ハウス工業の複合施設「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の起工式が、2016年8月31日に行われました。

 「広島テレビ放送新社屋」の概要は、地上11階、地下0階、高さ58.98m、延床面積19,769.15㎡です。地震対策として「免震構造」を採用します。2018年3月に竣工し、2018年10月の移転完了を予定しています。

 1階にエントランスホールと多目的ホール、2~3階に最大収容人数2,000人規模のコンベンションフロアを配置、4階以上がオフィスやスタジオとなります。
 4階は関連会社や協力会社、5階は報道制作フロア・ニューススタジオ、5階は制作スタジオなどが入る予定です。

(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事の概要
◆ 所在地-広島県広島市東区二葉の里三丁目8番4
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-58.98m
◆ 敷地面積-14,823.25㎡(敷地全体)、5,098.48㎡(広島テレビ放送新社屋)
◆ 建築面積-2,925.80㎡
◆ 延床面積-19,769.15㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-テレビスタジオ、オフィス、集会所
◆ 建築主-広島テレビ放送
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ コンストラクション・マネジャー-日建設計コンストラクション・マネジメント
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年08月31日(起工式)、2016年09月01日(着工)
◆ 竣工-2018年03月15日予定


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二葉の里地区
 広島駅新幹線口の北側に隣接する「二葉の里地区」は、広島市都心部に残された最後の一等地と言われています。土地区画整理事業区域は約138,000㎡あります。

 引用資料 財務省中国財務局(2014/05/20) リンク切れ
 国有財産二葉の里地区国有地の二段階一般競争入札の結果について 


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二葉の里5街区
 「二葉の里5街区」の配置図です。敷地面積は14,823.25㎡です。国有地の一般競争入札が行われ、「大和ハウス工業、広島テレビ放送、エネルギア・コミュニケーションズ」の3社が、62億3000万円で共同落札しました。

 敷地を3社で分割し、「広島テレビ放送」が南東側の5,098.48㎡、「エネルギア・コミュニケーションズ」が北東側の3,386.06㎡、「大和ハウス工業」が西側の6,339.23㎡を所有します。

 街区の中央には、公開空地として長さ約100mの「二葉の里通り(仮称)」を設け、賑わいと憩いの空間を創り出します。


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「(仮称)広島テレビ放送新社屋新築工事」の建設現場です。


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一足先に竣工したエネルギア・コミュニケーションズの「EneWings広島データセンター」の南側になります。奥は大和ハウス工業の「(仮称)広島二葉の里プロジェクト」の建設現場です。


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タワークレーンが登場しています。


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地上部分の鉄骨建方が本格的に行われています。


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少し方向を変えた様子です。


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地震対策として「免震構造」を採用しています。柱の下に「免震装置」が設置されています。



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2017年4月12日 (水)

JR京都線「茨木駅-摂津富田駅」間の新駅 (仮称)JR総持寺駅 車窓から見た2017年4月10日の建設状況

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-JR京都線・(仮称)JR総持寺駅-

 かつて阪急京都線の「総持寺駅」近くにエレベーターやエスカレーターで有名な「フジテック」の本社および大阪製作所(工場)がありました。
 敷地内にあった紅白のエレベータ研究塔は、このエリアのランドマーク的存在でしたが解体されました。大阪製作所(工場)跡地は、「ライオンズ茨木ニューシティ」として開発されています。
 
 JR京都線の「茨木駅」と「摂津富田駅(高槻市)」の間は、約3.7kmと結構距離が離れているので、新駅設置の要望は前からありましたが、「ライオンズ茨木ニューシティ」の建設に合わせて新駅「(仮称)JR総持寺駅」が建設されています。
 
 「(仮称)JR総持寺駅」の設置場所は、「摂津富田駅」から約1.7km、茨木駅から約2.0kmの盛土区間になります。
 
 盛土区間は、北側にも南側にも拡張余地がほとんどないために、ホームはJR西日本の幹線では珍しい島式1面2線となります。
 駅舎の建設余地もないため、駅設備は盛土の下に設置中です。2012年11月29日着工し、2018年春開業予定です。建設費は約60億円(JR西日本が30億円負担)を見込んでいます。

 引用資料 JR西日本(2016/12/20)
 JR京都線 摂津富田~茨木駅間の新駅の概要決定 可動式ホーム柵を設置など(平成30年春開業予定)

 新駅舎のデザインコンセプトは、「街と街、人と人、時(歴史)と時(未来)をつなぐ新たな駅」です。茨木市は、新駅駅名案の募集結果を公表しました。

 最も多かったのは「安威川駅」で、2位が「JR総持寺駅」、3位が「東茨木駅」、4位が「摂津三島駅」、5位が「摂津総持寺駅」でした。JR西日本は、2017年度内に駅名を決定します。

 茨木市 公式ホームページ(2017/03/31)
 JR京都線 摂津富田駅・茨木駅間新駅の駅名案募集の結果について 


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「新駅周辺略図」です。駅舎開業に伴い、茨木市が「自由通路」や「歩行者専用道路」の整備を、開発事業者が「駅前広場」などの整備を進めています。


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「横断面図」です。島式1面2線+通過線2線となります。
ホーム上の安全設備として、「可動式ホーム柵(二重引戸式)、非常ボタン、ホーム監視カメラ」を設置します。


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可動式ホーム柵(二重引戸式)

 「可動式ホーム柵(二重引戸式)」を導入します。二重引き戸構造のホームドアは、在来線では日本で最初の本格導入となる可能性が高いです。



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東京メトロ東西線・九段下駅
 
「可動式ホーム柵(二重引戸式)」と言ってもイメージが湧かないと思いますが、東京メトロ東西線の「九段下駅」で2016年3月より実証試験が行われました。

 JR西日本は「可動式ホーム柵(二重引戸式)」、東京メトロは「大開口ホームドア」と呼んでいますが、構造的には同じものです。
 通常の横開きタイプのドア部を二重引き戸構造とし、開口幅を大きくとることが可能です。ドアの位置や幅が異なる車両が混在している路線で効果を発揮します。

 「南海電気鉄道」も難波駅に二重引き戸構造の「大開口ホーム柵」を1番線乗車ホーム(高野線)に2両分だけ試験的に導入すると発表しています。


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下り線(大阪方面)の車窓 その(1)

● 撮影場所が無い
 「(仮称)JR総持寺駅」の工事は、地上から見ても何をしているのかよく分かりません。踏切も近くに無いので、電車の車窓からしか工事の様子が分かりません。普通電車の車窓から工事の様子を撮影してみました。 


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下り線(大阪方面)の車窓 その(2)

● ホーム設置位置付近の軌道を拡幅
 「(仮称)JR総持寺駅」予定地の東海道線は、「普通」などが走る内側線(緩行線)と、特急列車や「新快速」などが走る外側線(急行線)の4本の線路が敷かれている複々線区間です。

 4本ある線路の中央にホームをつくるため、ホーム設置位置付近の軌道を拡幅し、ホームを設置するスペースを確保しました。新しい擁壁を設置して外側の線路を移設、次に内側の線路を移設しました。


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下り線(大阪方面)の車窓 その(3)


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下り線(大阪方面)の車窓 その(4)


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下り線(大阪方面)の車窓 その(5)


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下り線(大阪方面)の車窓 その(6)


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上り線(京都方面)の車窓 その(1)


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上り線(京都方面)の車窓 その(2)


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上り線(京都方面)の車窓 その(3)


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上り線(京都方面)の車窓 その(4)


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上り線(京都方面)の車窓 その(5)


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上り線(京都方面)の車窓 その(6)


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上り線(京都方面)の車窓 その(7)


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上り線(京都方面)の車窓 その(8)



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広島市 「広島銀行」が本店ビルを建て替え 「広島銀行新本店ビル」は、地上19階、高さ約94m!

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-広島銀行新本店ビル-
 
「広島銀行」は、広島市中区紙屋町一丁目に本店を置く地方銀行で、通称は「ひろぎん」です。現在の本店ビルは、地上9階、地下2階、延床面積約29,,000㎡で、1965年に竣工しました。

 現在の本店ビルは、高度経済成長期に、地域の発展に貢献するための拠点として新築しましたが、耐震化されているものの築52年が経過して老朽化が進んだことから、建替えを決定しました。

 引用資料 広島銀行(2017/03/23)
 新本店ビルの建設について 

 新本店ビルの本店棟は、地上19階、地下1階、高さ約94m、延床面積約43,500㎡の高層ビルとなります。地震対策として「免震構造」が採用されます。建物の四隅に自然換気効果を高めた「エコボイド」が設置されます。

 2018年4月から現在の本店ビルの解体を開始し、新本店ビルは2021年1月に竣工する予定です。工事期間中は、2016年に取得した広島市南区西蟹屋一丁目の「旧ひろしまMALL」に仮移転する予定です。

広島銀行新本店ビルの概要
◆ 所在地-広島県広島市中区紙屋町一丁目3番8号
◆ 階数-地上19階、塔屋1階、地下1階(本店棟)、地上5階(6層)屋上利用(駐車場棟)
◆ 高さ-約94m(本店棟)、約20m(駐車場棟)
◆ 延床面積-約43,500㎡(本店棟)、約3,500㎡(駐車場棟)
◆ 地震対策-免震構造(本店棟)
◆ 本店棟の構成-地下1階(地下駐車場)、地上1階~3階(本店営業部等)、4階・5階(応接室、会議室、大会議室等)、6階~18階(執務スペース等)
◆ 建築主-広島銀行
◆ 解体工事-2018年04月予定
◆ 竣工-2021年01月竣工予定


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「広島市内中心部店舗ネットワーク」です。工事中の仮店舗は、かつてはベスト電器の核店舗「ベスト電器広島本店」があった「旧ひろしまMALL」に仮移転する予定です。


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「広島銀行新本店ビル」の建設予定地を南西側から見た様子です。広島市の中心部「紙屋町交差点」のすぐ近くで、南北の幹線道路「鯉城通り(りじょうどおり)」に面しています。

 現在の本店ビルの建て替えプロジェクトになります。敷地の形状は「鯉城通り」側が狭い「逆L字型」となっています。「駐車場棟」は敷地の南東側に建設されると思われます。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2017年4月11日 (火)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/04/10 9階部分の鉄骨建方が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年4月10日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年4月10日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年4月10日 道路上空部分の鉄骨建方も行われています。


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撮影日2017年4月10日 少し方向を変えた様子です。塔屋を除くと既存部分の高さを超えました。


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撮影日2017年4月10日 縦アングルです。2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年4月10日
 9階(10FL)部分の鉄骨建方が始まりました。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年4月10日 8階(9FL)部分を一部を残して、9階(10FL)部分に進みました。


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撮影日2017年4月10日
 9階(10FL)部分の鉄骨建方の様子です。8階までは2層ずつ上に伸びていましたが、今回は9階の1層のみです。それには理由があります。


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撮影日2017年4月10日
 10階床の柱の形状を見ると分かりますが、「機械室」となる10階は「構造切替え階」となります。「構造切替え階」は鉄骨建方が難しいので単独で行う場合が多いです。

● 構造切替え階
 商業フロアとオフィスフロアでは柱の位置が大きく異なります。商業フロアは基本的に均等に柱を配置しますが、オフィスフロアは柱の無い「整形無柱空間」を確保する必要があるので、柱を建物外周とコア部分に集中させます。

 柱の位置が大きく異なるので、下層階が商業フロア、上層階がオフィスフロアの超高層ビルは、構造を切替える「構造切替え階」を設けます。「構造切替え階」はフロアとしては使いにくいので多くの場合「機械室」になります。

 ただし、「構造切替え階」を設けるのは商業フロアが百貨店や大規模商業施設など階数が多い大規模な場合で、商業フロアが1階や2階程度では設けません。関西では、「梅田阪急ビル」や「ノースゲートビルディング」などに設けています。

 オフィスフロアと住宅フロアがある超高層ビルも、柱の位置が大きく異なるので、構造を切替える「構造切替え階」を設ける場合が多いです。


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撮影日2017年4月10日 柱が斜めになっています。構造切替え階は多くの場合「トラス構造」になります。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/04/10 道路上空は3階・4階部分の鉄骨建方が進行中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年4月10日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年4月10日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年4月10日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2017年4月10日
 塔屋の構築が行われています。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年4月10日 道路上空部分です。


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撮影日2017年4月10日 大きな変化がありました。3階・4階(5FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年4月10日
 安全が確保されたため日中も道路上空部分の鉄骨建方が行われるようになりました。道路上空部分の鉄骨建方が行われているのを始めて見ました。


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撮影日2017年4月10日 タワークレーンで鉄骨を吊り上げて所定の場所に移動させています。


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撮影日2017年4月10日 鉄骨を取り付けています。



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2017年4月10日 (月)

名古屋市 地上29階、高さ約99mの「プラウドタワー名古屋栄」 2017年4月3日の建設状況

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-プラウドタワー名古屋栄-

 「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は、リーマンショック前には「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」として超高層ツインタワー計画されていました。
 オフィス棟は、地上42階、地下2階、高さ約170m、住宅棟は、地上39階、地下2階、高さ約140mの大規模な計画でした。

 その後、「納屋橋ルネサンスタワーズ(仮称)」の計画は頓挫し、最終的には、地上29階、高さ99,25mとなり、起工式が2015年2月12日に行われ、「納屋橋東地区第一種市街地再開発事業」は着工しました。

 構成企業の「野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス」が住宅保留床、「ユニー」が商業保留床を取得します。タワーマンション部分の正式名称は「プラウドタワー名古屋栄」となっています。竣工前ですが、すでに全戸完売しています。

 引用資料 公式ホームページ(全戸完売)
 プラウドタワー名古屋栄

プラウドタワー名古屋栄の概要
◆ 計画名-納屋橋東地区第一種市街地再開発事業
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目212番(地番)
◆ 交通-地下鉄東山線・鶴舞線「伏見」駅徒歩6分 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅徒歩13分 
◆ 階数-(住宅棟)地上29階、地下0階、(商業業務棟)地上5階、(店舗棟)地上3階、(業務棟)地上4階
◆ 高さ-99.25m
◆ 敷地面積-10,590.79㎡(建築確認申請対象面積)、5,999.07㎡(分譲対象敷地面積)
◆ 建築面積-9,398.71㎡(建築確認申請対象面積)、2,958.66㎡(分譲対象建築面積)
◆ 延床面積-62,010.65㎡(建築確認申請対象面積)、41,961.90㎡(分譲対象延床面積)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(プラウドタワー名古屋栄) *建物内部に設置された制震装置によって揺れの影響が緩和
◆ 用途-共同住宅、商業施設、オフィス
◆ 総戸数-347戸(うち非分譲住戸1戸)
◆ 建築主-納屋橋東地区市街地再開発組合(売主 野村不動産、NIPPO、三菱地所レジデンス)
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水・大日本土木建設共同企業体(清水建設、大日本土木JV)
◆ 着工-2015年02月12日(起工式)
◆ 竣工-2017年06月下旬予定
◆ 入居開始-2017年07月下旬予定


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「プラウドタワー名古屋栄」を中心に敷地内には、スーパーマーケット、専門店、カフェ、レストラン、医療、オフィス、銀行、テラスを配置した複合施設となります。


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た様子です。


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敷地南側の劇団四季の「新名古屋ミュージカル劇場」跡地は、今回の再開発の対象外です。「新名古屋ミュージカル劇場」は、解体工事が行わました。


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「プラウドタワー名古屋栄」です。


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「プラウドタワー名古屋栄」の最高部です。


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地上5階の「商業業務棟」です。


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地上3階の「店舗棟」です。


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「堀川」越しに南西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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「店舗棟」を南東側から見た様子です。


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「新名古屋ミュージカル劇場」は、解体工事が終わっています。


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「新名古屋ミュージカル劇場」跡地を南東側から見た様子です。土地を所有している「東陽倉庫」は、敷地面積約5,290㎡のうち約1,800㎡に ビジネスホテル「(仮称)HOTEL DAIWA 名古屋」を建設して賃貸します。残り約3,490㎡には駐車場を建設(自営)します。



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広島市 地上16階、高さ約80mの大型複合オフィスビル「スタートラム広島」 2017年4月7日の建設状況

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-スタートラム広島

 「広島電鉄」は、「日本生命保険相互会社」と共同で「(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト」として新たな大型複合オフィスビルの建設を進めています。

 新ビルの名称は「スタートラム広島」に決定しています。日本生命の「日生」を一文字で表現すると「星」という文字になり、これを表す「スター」と広島電鉄の路面電車の英訳である「トラム」の2つを合わせて名づけたものです。

 引用資料 広島電鉄(PDF:2015/12/25)
 (仮称)広島八丁堀共同プロジェクト新築工事着工 新ビル名称は「スタートラム広島」に決定  

 「スタートラム広島」は、日本生命所有の「日本生命広島第二ビル(1970年竣工)」と広島電鉄所有の「第二広電ビル(1962年竣工)」を共同で新たな大型複合オフィスビルとして建替えるプロジェクトです。

スタートラム広島の概要
◆ 計画名-(仮称)広島八丁堀共同プロジェクト
◆ 所在地-広島県広島市中区八丁堀16番11号
◆ 交通-広島電鉄「立町」電停徒歩約1分
◆ 階数-地上16階、搭屋2階、地下0階
◆ 高さ-最高部80.443m
◆ 敷地面積-2,581.12㎡
◆ 延床面積-約26,134㎡
◆ 構造-鉄骨造(柱CFT)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制震構造(間柱型鋼製ダンパーと間柱型粘弾性ダンパーの性質の異なる2つのダンパーを併用)
◆ 用途-オフィス
◆ 建築主-日本生命保険相互会社、広島電鉄
◆ 設計者・監理者-久米設計
◆ 施工者-鹿島建設・大林組・広電建設・鴻治組 共同企業体
◆ 着工-2015年12月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年11月30日予定(労災保険関係成立票より)


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位置図です。


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「スタートラム広島」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。すぐ南側に、広島電鉄の「立町電停」があります。東隣は「東急ハンズ広島店」です。


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「スタートラム広島」の建設現場を西側から見た様子です。


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最高部です。タワークレーン1基で建設しています。


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西面のカーテンウォールは、「柱・梁カバー形式」のPCaカーテンウォールとなっています。


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「スタートラム広島」の建設現場を南東側から見た様子です。



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2017年4月 9日 (日)

広島市 広島高速5号線 二葉の里地区の「広島駅北口インターチェンジ(仮称)」付近 2017/04/07 「シールドマシン」投入の準備工事が本格化!

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-広島高速5号線-

 「広島高速5号線」は、「広島高速1号線」を介して「山陽自動車道」と直結します。広島市の都心部と広島県東部地区間の高速性・定時性向上や広島空港へのアクセス改善に大きく貢献するもので、一般道路の交通混雑解消や広島都市圏の更なる発展をけん引する広島駅周辺地区の開発促進などの役割を担います

 引用資料  広島高速道路公社
 広島高速5号線及び関連道路路線図 

● 主にシールド工法で建設
 
山岳部におけるトンネルの建設と言えば、「ナトム工法(NATM工法)」のイメージがありますが、広島高速5号線のトンネル区間は主に「シールド工法」で建設します。

 周辺には住宅もあり、地盤沈下が懸念されたため、地下水への影響が極めて少く、地表面沈下抑制効果に最も優れている「シールド工法」に変更されました。一部の区間は「ナトム工法(NATM工法)」も採用します。


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広島高速道路

 「都市高速道路」と言えば、「首都高速道路」と「阪神高速道路」が有名ですが、「名古屋高速道路、福岡高速道路、北九州高速道路」もあります。あまり知られていませんが、「広島高速道路」もあります。日本には6つの「都市高速道路」が存在します。

 「広島高速道路」は、「広島高速道路公社」が建設と管理を行っています。「広島高速道路公社」は、広島県ならびに広島市を設立団体としています。

 引用資料 広島県・公式HP → 広島高速道路


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「広島高速5号線」の建設現場です。


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「広島駅北口インターチェンジ(仮称)」あたりから、広島駅北側の幹線道路「常盤橋若草線」との合流部分の手前までは、「盛土」となります。


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この先にトンネルを建設します。こちら側(二葉の里側)から「シールドマシン」で掘削していきます。「シールドマシン」投入の準備工事が本的に行われています。


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ここから「シールドマシン」を稼働させます。


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少し角度を変えた様子です。


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地上から見た「広島高速5号線」の建設現場です。


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ツタが覆った廃墟の様なマンションを解体しないと「シールドマシン」を投入出来ないように思えますが、写真を拡大するとまだ一部住民が住んでいるように見えます。



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名古屋市 地上28階、高さ約101mのホテル型高級賃貸マンション「栄タワーヒルズ」 2017年4月3日の建設状況

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-栄タワーヒルズー

 リーマンショック前に、「白川公園」の東側の映画館「ヘラルドシネプラザ」跡地に超高層タワーマンション「(仮称)栄タワーヒルズ」が計画されていました。

 その後、一向に着工される気配はなく、地上21階、地下1階、高さ80.395mと規模を縮小して、「建築計画の概要」まで掲示されましたが、2015年2月1日の着工予定日を過ぎても着工される事はありませんでした。

 その後「建築計画の概要」が変更されて、地上28階、地下1階、高さ100.80m、延床面積26,866.69㎡と規模が大幅に拡大されました。
 2016年10月5日に「地鎮祭」が行われ着工しました。 計画名は「(仮称)新・栄タワーヒルズ」ですが、正式名は「栄タワーヒルズ」に決定いるようです。

 引用資料 公式ホームページ → 栄タワーヒルズ

 高さですが、公式ホームページの物件概要で、高さ100.80mとなっています。「東建ビル管理」の公式ホームページには、 ”2019年、名古屋市中区栄に28階(地上28階、地下1階)建て、高さ107メートルの「栄タワーヒルズ」が完成予定となっております。” と書いてあるので、最高部は約107mの可能性があります。

 東建ビル管理 → 公式ホームページ 

栄タワーヒルズの概要
◆ 計画名-(仮称)新・栄タワーヒルズ
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄三丁目3517番地1
◆ 交通-名古屋市営地下鉄名城線「矢場町」駅徒歩8分、名古屋市営地下鉄鶴舞線「大須観音」駅徒歩9分、名古屋市営地下鉄東山線「伏見」駅徒歩12分
◆ 階数-地上28階、地下1階  
◆ 高さ-100.80m  *最高部は約107mの可能性あり
◆ 敷地面積-3,102.41㎡
◆ 建築面積-1,970.80㎡
◆ 延床面積-26,866.69㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-共同住宅、ショールーム、オフィス、店舗
◆ 総戸数-156戸
◆ 建築主-(有限会社)東建大津通B
◆ 設計者-日本設計
◆ 施工者-東建コーポレーション、清水建設
◆ 着工-2016年10月05日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年02月末予定
◆ 総工費-約200億円(土地代含む)


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「階層概要」です。


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「栄タワーヒルズ」の建設現場を南西側から見た様子です。


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南側の歩道橋から見た様子です。


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敷地西側です。


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敷地東側です。この現場は新たに「山留め壁」を構築せずに、既存建物の地下躯体の外壁を「山留め壁」の代わりに使用しています。


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「クローラークレーン」です。基礎杭を建込んでいます。


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なんと基礎杭は「既成杭」でした。私は「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築すると思っていました。


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「PHC杭(プレテンション方式遠心力高強度プレストレスコンクリート杭)」を建込んでいます。 このあたりで17m建込みが終わった段階のようです。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「PHC杭」を建込む「掘削孔」を掘っていると思われます。


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このドリルで「掘削孔」を掘っているようです。



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2017年4月 8日 (土)

hitoto広島 地上53階、高さ約178mの「(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事」 本格着工!

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-hitoto広島-
 
広島市中区東千田町の広島大学本部跡地にて、「三菱地所レジデンス(代表会社)、三井不動産レジデンシャル、菱重ファシリティー&プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄、社会福祉法人広島常光福祉会、三井住友ファイナンス&リース、医療法人翠清会、広島トヨペット」の9者により進められてきた「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト」は、2016年8月より、随時施設が開業し、2016年10月8日(土)に新しい街「hitoto広島」として街開きしました。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/09/27)
 広島大学本部跡地「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト 街のネーミングが「hitoto 広島」に決定  本年10月8日(土)にいよいよ街開き  

 「街のネーミング」の「hitoto広島」は、「人の都/人都」であり、そして「人と、何かを始める街」。そんな2つの想いが込められています。

● 超高層マンションに建築計画が本格着工!
 超高層分譲マンションの計画名は「(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事」と非常に長いです。計画通り2014年4月に本格着工していました。

 「建築計画のお知らせ」の数値が変更になっています。高さ最高部178.96m、軒高178.36m →  最高部178.08m、軒高177.48m、建築面積5,970.73㎡ → 5,870.72㎡、延床面積79,840.17㎡ → 79,305.39㎡ に修正されていました。

 完成すると地上52階、塔屋2階、地下2階、高さ197.50mの「シティタワー広島(BIG FRONT ひろしま)」に次いで広島市で2番目に高い超高層ビルになります。階数では広島一です。

分譲マンション新築工事の概要
◆ 計画名-(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事
◆ 所在地-広島県広島市中区東千田町一丁目1番66
◆ 交通-広島電鉄宇品線「日赤病院前」電停すぐ
◆ 階数-地上53階、地下0階
◆ 高さ-最高部178.08m、軒高177.48m
◆ 敷地面積-19,869.35㎡
◆ 建築面積-5,870.72㎡
◆ 延床面積-79,305.39㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-665戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、菱重プロパティーズ、トータテ都市開発、広島電鉄
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2020年08月31日予定


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「hitoto広島」の配置図です。


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超高層分譲マンションとナレッジシェアプラザ(仮称)の建設現場を「東千田公園」側から見た様子です。


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重機が入って本格着工しています。着工は2017年4月1日予定だったので計画通りです。


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角度を変えてみた様子です。


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南西側から見た様子です。


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「アースドリル掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築します。


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アースドリル掘削機の「ケリーバ」がまだ斜めになっていたので、アースドリル掘削機を「クローラークレーン」として使用しいる段階のようです。


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「安定液プラント」の「スラッシュタンク」です


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南東側から見た様子です。広島大学のシンボルだった「モミジバフウ(アメリカフウ)」の並木は、一部を保存・再利用します。


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「(仮称)広島大学跡地「知の拠点」再生プロジェクト 分譲マンション新築工事」の建築計画のお知らせです。数値が修正されていました。


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hitoto広島ナレッジスクエア

 2017年3月に竣工した「hitoto広島ナレッジスクエア」です。 4月1日に「デジタルハリウッドSTUDIO広島」、4月7日に「ローソン hitoto広島店」オープン しました。


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「hitoto広島ナレッジスクエア」を北側から見た様子です。


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ローソン hitoto広島店
 撮影日の4月7日にオープンしたコンビニエンスストア「ローソン hitoto広島店」です。この現場は毎回広島撮影の最終地点になるので、コンビニがあると助かります。帰りの電車の中で食べる食料を買い込みました。


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「hitoto広島ナレッジスクエア」の東側に通路が出来て、南側にショートカットで抜けられるようになりました。撮影時間が大幅短縮になるので助かります。


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南東側から見た様子です。



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岐阜市 地上24階、高さ約95mの「岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事」 2017年4月3日の建設状況

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-岐阜駅東地区市街地再開発事業-

 「岐阜駅東地区市街地再開発組合」は岐阜駅東地区に、地上24階、地下0階、 高さ95.16mの再開発ビルを建設中です。

 JR岐阜前には、地上43階、地下1階、高さ162.82mの「岐阜シティ・タワー43」と地上37階、塔屋2階、地下1階、高さ135.89mの「岐阜スカイウイング37(ザ・ライオンズ一条タワー岐阜)」が建っています。

岐阜駅東地区市街地再開発事業の概要
◆ 計画名-岐阜駅東地区市街地再開発事業 施設建築物新築工事
◆ 所在地-岐阜県岐阜市高砂町一丁目4番、7番~16番
◆ 階数-地上24階、地下0階
◆ 高さ-最高部95.16m、軒高89.71m
◆ 地区面積-約5,000㎡
◆ 敷地面積-2,759.60㎡
◆ 建築面積-2,273.06㎡
◆ 延床面積-23,855.66㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-商業施設、業務(福祉)施設、共同住宅、駐車場
◆ 総戸数-分譲住宅12戸、賃貸住宅約60戸、サービス付き高齢者向け住宅約30戸、介護付有料老人ホーム100床、特別養護老人ホーム100床、 ショートステイ約20床
◆ 建築主-岐阜駅東地区市街地再開発組合
◆ 設計者-青島設計・スぺーシア共同企業体
◆ 監理者-青島設計
◆ 施工者-岐建
◆ 着工-2016年03月29日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年09月30日予定


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「位置図」です。

 引用資料 公式ホームページ
 岐阜駅東地区市街地再開発事業


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「フロア構成」です。<共同住宅>22階~24階が分譲住宅12戸、18階~21階が賃貸住宅約60戸、16階~17階がサービス付き高齢者向け住宅 約30戸、<福祉施設>10階~15階が介護付有料老人ホーム100床、5階~9階が特別養護老人ホーム100床、3階~4階がショートステイ 約20床、地域交流センター等、<商業施設>1階~2階が商業施設等となる予定です。


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「岐阜駅東地区市街地再開発事業」の建設現場を電車の車窓から見た様子です。


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手前に「歩行者デッキ」が建設中で、JR岐阜駅とは「歩行者デッキ」で直結します。


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南側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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「タワークレーン」は、2基とも建物外の北側に建てられています。


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北西側から見た様子です。



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2017年4月 7日 (金)

おおさか東線 大規模な改良工事が進む「鴫野駅」 Part3・改良工事のため使用停止となった1番のりば編

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-鴫野駅(しぎのえき)-
 
「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2018年度末に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「(仮称)西吹田駅、(仮称)淡路駅、(仮称)都島駅、(仮称)野江駅」の4駅が計画されています。

 更に、学研都市線の「鴫野駅~放出駅」間が複々線化されます。そのため「鴫野駅(しぎのえき)」では、大規模な改良工事が行われています。


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「鴫野駅」は、「おおさか東線」と「学研都市線」が分岐・合流するジャンクション的な役割を果たす駅となります。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 2017年2月4日に学研都市線(四条畷・松井山手方面)は、仮設ホームが設置されて暫定的に2番のりばへ移行され、1番のりばは改良工事のために使用停止となりました。現在は変則的な2面2線ですが、最終的には相対式2面2線+島式1面2線=3面4線となる予定です。

現状(2017年2月4日以降)
1番のりば-使用停止
2番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)

おおさか東線供用開始後
1番のりば-おおさか東線(久宝寺方面)
2番のりば-おおさか東線(新大阪方面)
3番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)


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2017年2月4日に学研都市線(四条畷・松井山手方面)は、仮設ホームが設置されて暫定的に2番のりばへ移行されたため、「1番のりば」は改良工事のため使用停止になりました。


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「1番のりば」の南東端です。南東端に「エレベーター」があります。


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「1番のりば」のホーム南東端です。


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「1番のりば」は、ここに階段がありましたが改良工事により場所が変更される可能性があります。


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北西側に見た様子です。改良工事により「ホーム屋根」も架け替えられると思われます。


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ホーム屋根の北西端です。


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北西側のホーム屋根の無い部分です。「2番のりば」と「4番のりば」は、ホームの全長に屋根が架けられたので、「1番のりば」もホームの全長に屋根が架けられるかも知れません。


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「2番のりば」の北西端から「1番のりば」を南東側に見た様子です。


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「1番のりば」の北西端です。



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名古屋市 新たなランドマークとなるオフィスビル「(仮称)錦二丁目計画」 2017年4月3日の建設状況

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-(仮称)錦二丁目計画-

 三菱地所などで構成する「名古屋デベロップメント特定目的会社」と「積水ハウス」は、名古屋市中区の旧大和生命ビル跡地に複合ビル「(仮称)錦二丁目計画」を建設しています。

 2016年3月1日に新棟の新築工事に着工しました。同一区画の西側にある1926年竣工の「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため、商業店舗として保存・活用します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2016/03/03)
 「(仮称)錦二丁目計画」着手 -新たなランドマークとなるオフィスビルの開発と歴史的建築物の保存・活用による、栄・伏見エリア活性化プロジェクト始動-

(仮称)錦二丁目計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区錦二丁目2011番他
◆ 階数-地上21階、塔屋2階、地下1階(新棟)、地上6階、塔屋1階、地下1階(保存棟)
◆ 高さ-97.100m(新棟)、28.521m(保存棟)
◆ 敷地面積-4,581.79㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,373.80㎡(新棟)、989.99㎡(保存棟)
◆ 延床面積-45,410.13㎡(新棟)、4,956.82㎡(保存棟)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-名古屋デベロップメント特定目的会社、積水ハウス
◆ 設計者・監理者-(新棟)三菱地所設計、竹中工務店、(保存棟)三菱地所設計
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2015年08月01日~2016年02月29日
◆ 着工-2016年03月01日(新棟)、2016年06月(保存棟改修工事)
◆ 竣工-2018年02月末予定


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「位置図」です。


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「(仮称)錦二丁目計画 新棟」を南東側から見た様子です。かなり高くなりました。


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最高部です。


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「カーテンウォール」がどんどん取り付けられています。


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南東側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)錦二丁目計画 新棟」を北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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「(仮称)錦二丁目計画 新棟」を南西側から見た様子です。


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「(仮称)錦二丁目計画」を南西側から見た様子です。


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敷地西側の「旧名古屋銀行本店ビル」は、近代的な銀行建築として価値が高いため、商業店舗として保存・活用します。



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2017年4月 6日 (木)

名古屋市 地上46階、高さ約211mの「JRゲートタワー」 祝!2017年4月7日に遂に第一期開業!

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-JRゲートタワー-

 JR東海は、「名古屋ターミナルビル」の建て替えを行いました。地上46階、地下6階、高さ211.10m、延床面積265,337.92㎡の超高層ビル「名古屋駅新ビル(仮称)他計画」が建設されました。ビルの正式名称は「JRゲートタワー」です。

 「JRゲートタワー」の竣工により、「JRセントラルタワーズ」と一体になって機能し、総延床面積約680,000㎡の巨大な超高層立体複合都市が誕生しました。

● 2017年3月30日に竣工式
 「JRゲートタワー」は、2016年11月7日にオフィスフロアが先行開業し、2017年3月30日には「竣工式」が行われました。現在、2017年4月17日の全面開業に向けて、開業準備に取り組んでいます。

(1) 2016年11月07日-オフィス入居開始
(2) 2017年03月30日-竣工式
(3) 2017年04月01日-バスターミナル開業、キッズスクウェア JRゲートタワー名古屋開業
(4) 2017年04月07日-第一期開業(ゲートタワープラザ レストラン街、 ビックカメラ、ユニクロ、ジーユー、 フィットネスクラブ)
(5) 2017年04月17日-第二期開業(タカシマヤ ゲートタワーモール、 名古屋JRゲートタワーホテル)

 「タカシマヤ ゲートタワーモール」には、「ユナイテッドアローズ」「ビームス ハウス」「メゾン ド リーファー」など話題性のある核テナントや、東海地区初出店となるテナント57店舗を含む150店舗が出店します。

JRゲートタワーの概要
◆ 計画名-名古屋駅新ビル(仮称)他計画の概要
◆ 所在地-愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1015番15他
◆ 階数-地上46階、地下6階
◆ 高さ-最高部211.10m  (注)最高部約220mの可能性があり
◆ 敷地面積-97,191.00㎡(駅施設全体)
◆ 建築面積-10,492.78㎡
◆ 延床面積-265,337.92㎡(うち名古屋駅新ビル264,903.23㎡)
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-心棒的な役割を担うコアブレースや低層棟外周部及び高層棟コア部への制振部材(オイルダンパー、同調粘性マスダンパー)を配置、屋上に制振装置を配置
◆ 用途-オフィス(15階および26~44階)、商業施設(2~13階)、ホテル(約350室:15階および18~24階)、バスターミナル(1階)、駐車場、駅施設
◆ 建築主-東海旅客鉄道(JR東海)、ジェイアールセントラルビル(株)
◆ 設計者(実施設計)-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体(大成建設、日建設計、ジェイアール東海コンサルタンツ)
◆ デザイン・アーキテクト-Kohn Pedersen Fox Associates PC
◆ 監理者-名古屋駅新ビル(仮称)実施設計共同企業体、ジェイアール東海コンサツタンツ
◆ 施工者-名古屋駅新ビル計画(仮称)新設他工事共同企業体(大成建設、鹿島建設)
◆ 着工-2012年09月28日頃
◆ 竣工-2017年03月30日(竣工式)
◆ オープン-2016年11月07日(オフィス入居開始)、2017年04月01日(バスターミナル、キッズスクウェア JRゲートタワー名古屋開業)、2017年04月07日(第一期開業 ゲートタワープラザ レストラン街、 ビックカメラ、ユニクロ、ジーユー、 フィットネスクラブ)、 2017年04月17日(第二期開業  タカシマヤ ゲートタワーモール、 名古屋JRゲートタワーホテル)


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た「JRゲートタワー」です。


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「高層棟」の最高部です。


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「低層棟」です。


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「低層棟」の最高部です。


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「JRゲートタワー」の竣工により、「JRセントラルタワーズ」と一体になって機能し、総延床面積約680,000㎡の巨大な超高層立体複合都市が誕生しました。


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「低層棟」を南東側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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南東側に設けられた1階・2階のビルエントランス部分です。


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ビルエントランス部分です。


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地下1階への「階段」と「エスカレーター」です。


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「JRゲートタワー」は、地下で地下鉄の名古屋駅と直結しています。


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地下通路です。更に北側に進むと「JPタワー名古屋(KITTE名古屋)」の入口があります。


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1階のビルエントランス部分は、JR名古屋駅の改札外コンコースと直結しています。


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1階と2階を結ぶ「エスカレーター」です。「エスカレーター」は3基です。


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「JRセントラルタワーズ」の2階に位置する屋外デッキ「タワーズテラス」から見た様子です。


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屋外デッキ「タワーズテラス」と接続されています。


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2階の出入口です。「JPタワー名古屋(KITTE名古屋)」に抜けられる通路が設けられています。


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東側の「駐車場」の出入口です。


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2017年4月1日から「バスターミナル」が本格的に稼働しました。


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バスターミナル(1階)
 2017年4月1日に開業した1階の「バスターミナル」です。「バスターミナル」は、完全に建物内にあるために、天候に影響されず非常に快適です。


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「バス乗降場」の歩行者と車との境界を「ガラススクリーン」で分離することで、極めて安全・快適となっています。乗降場は「発着18バース」で、乗入事業者は「名古屋市交通局、JR東海バス」です。


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「バスプール」も完全に建物内にあります。


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「低層棟」を北東側から見た様子です。


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「JPタワー名古屋(KITTE名古屋)」との境目です。


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北側から見た様子です。北側には「タワーズ駐車場入口」が設けられています。


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東側から見た様子です。


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「太閤通口」から見た「JR東海3兄弟」です。



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おおさか東線 大規模な改良工事が進む「鴫野駅」 Part2・拡張された改札内コンコース編

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-鴫野駅(しぎのえき)-
 
「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2018年度末に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「(仮称)西吹田駅、(仮称)淡路駅、(仮称)都島駅、(仮称)野江駅」の4駅が計画されています。

 更に、学研都市線の「鴫野駅~放出駅」間が複々線化されます。そのため「鴫野駅(しぎのえき)」では、大規模な改良工事が行われています。


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「鴫野駅」は、「おおさか東線」と「学研都市線」が分岐・合流するジャンクション的な役割を果たす駅となります。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 2017年2月4日に学研都市線(四条畷・松井山手方面)は、仮設ホームが設置されて暫定的に2番のりばへ移行され、1番のりばは改良工事のために使用停止となりました。現在は変則的な2面2線ですが、最終的には相対式2面2線+島式1面2線=3面4線となる予定です。

現状(2017年2月4日以降)
1番のりば-使用停止
2番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)

おおさか東線供用開始後
1番のりば-おおさか東線(久宝寺方面)
2番のりば-おおさか東線(新大阪方面)
3番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)


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2017年2月4日に学研都市線(四条畷・松井山手方面)は、仮設ホームが設置されて暫定的に2番のりばへ移行されたため、1階の改札内コンコースが広くなりました。最終的にはもっと広くなります。


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改札口です。改札口は「今里筋」側の1ヶ所だけです。


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「改札機」が増設できるスペースがあります。


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現在は、2番のりば「学研都市線(四条畷・松井山手方面)」、4番のりば「学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)」のみ使用されています。


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2017年2月4日から供用開始された2番のりば側です。


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2番のりば側を北西側から見た様子です。


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一番南東側に「エレベーター」があります(現在は2番のりば専用)。


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次にエスカレーターが2基設置(下り専用エスカレーター、上り専用エスカレーター)されています(現在は2番のりば専用)。


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次に「階段」があります(現在は2番のりば専用)。


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壁の奥では、使用停止された「1番のりば」の改良工事が行われています。最終的にはこの壁は撤去されて、1階の改札内コンコースは更に広くなります。


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一番北西側に「トイレ」があります。



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2017年4月 5日 (水)

おおさか東線 大規模な改良工事が進む「鴫野駅」 Part1・暫定的に供用開始された2番のりば編

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-鴫野駅(しぎのえき)-
 
「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2018年度末に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「(仮称)西吹田駅、(仮称)淡路駅、(仮称)都島駅、(仮称)野江駅」の4駅が計画されています。

 更に、学研都市線の「鴫野駅~放出駅」間が複々線化されます。そのため「鴫野駅(しぎのえき)」では、大規模な改良工事が行われています。


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「鴫野駅」は、「おおさか東線」と「学研都市線」が分岐・合流するジャンクション的な役割を果たす駅となります。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 2017年2月4日に学研都市線(四条畷・松井山手方面)は、仮設ホームが設置されて暫定的に2番のりばへ移行され、1番のりばは改良工事のために使用停止となりました。現在は変則的な2面2線ですが、最終的には相対式2面2線+島式1面2線=3面4線となる予定です。

現状(2017年2月4日以降)
1番のりば-使用停止
2番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)

おおさか東線供用開始後
1番のりば-おおさか東線(久宝寺方面)
2番のりば-おおさか東線(新大阪方面)
3番のりば-学研都市線(四条畷・松井山手方面)
4番のりば-学研都市線(京橋・北新地・尼崎方面)


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2017年2月4日の始発から暫定的に供用開始された「2番のりば」のホームです。「学研都市線(四条畷・松井山手方面)」となります。


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2番のりばの「発車標」です。コンパクトな2段表示の3色LEDとなっています。


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「2番のりば」の南東端から南東側を見た様子です。


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「2番のりば」の南東端から北西側を見た様子です。


Osakashigino170416
「2番のりば」は、軌道の上に暫定的に拡幅しています。配線を変更する必要が無いのでこの方法を採用したのだと思われます。


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反対側から見た様子です。


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そのため「2番のりば」はやたら広いです。アスファルトの色が違う部分は将来的に撤去されます。


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多くの場合は、暫定的に拡幅したホームは木製の簡易な場合が多いですが、コンクリート製でその上にアスファルトで舗装しています。


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暫定的に拡幅したホームの上には平らな屋根が設置されています。将来的にはこの部分は軌道上になるので屋根は撤去されると思われます。


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一番南東側に「エレベーター」があります。


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次にエスカレーターが2基設置(下り専用エスカレーター、上り専用エスカレーター)されています。


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次に「階段」があります。


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次に「ベンチ」があります。


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一番北西側にエアコン付きの「待合室」があります。


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「待合室」の内部です。


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「2番のりば」の北西端から南東側を見た様子です。軌道を挟んだ「1番のりば」は改良工事のため使用停止になっています。


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「4番のりば」の南東端から南東側を見た様子です。


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軌道は「鴫野駅」の直前で立体交差します。「鴫野駅」が「おおさか東線」と「学研都市線」が分岐・合流するジャンクション的な役割を果たす駅のためです。


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このスペースに3番線「学研都市線(四条畷・松井山手方面)」の軌道が設置される予定です。ホームには3番のりば「学研都市線(四条畷・松井山手方面)」が新設されます。


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将来的に3番線「学研都市線(四条畷・松井山手方面)」となる部分を北西側から見た様子です。



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名古屋市 地上40階、高さ約150mの「グランドメゾン御園座タワー」 2017年4月3日の建設状況

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-グランドメゾン御園座タワー-

 「御園座会館」は、名古屋市の南北のメインストリートの一つである「伏見通」の地下鉄鶴舞線「伏見駅」のすぐ近くにありました。

 「御園座会館」には、歌舞伎などを公演する劇場「御園座」などが入っていました。「御園座会館」は、「積水ハウス」が事業主となり建て替えが行われています。2015年4月1日に着工しました。

 引用資料 積水ハウス(PDF:2015/03/27)
 「(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」着工 

 施設完成後に「御園座」が、地上2階~4階部分に整備する劇場所有権を取得する見通しです。5階~40階の共同住宅部分は、積水ハウスの分譲マンション「グランドメゾン」シリーズとなります。
 積水ハウスからはまだ正式名は発表されていませんが、「グランドメゾン御園座タワー」になるようです。

グランドメゾン御園座タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画
◆ 所在地-愛知県名古屋市中区栄一丁目602番3他8筆、608番、609番
◆ 交通-地下鉄東山線・地下鉄鶴舞線「伏見」駅より徒歩1分
◆ 階数-地上40階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-建物約150m   (注意)最高部は約160mの可能性あり
◆ 敷地面積-4,831.90㎡
◆ 建築面積-3,641.04㎡
◆ 延床面積-56,128.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-制振構造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、劇場(1,298席)、店舗(1区画)
◆ 総戸数-304戸(5階~40階)
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2015年04月01日
◆ 竣工-2017.年12月予定
◆ 入居開始-2018年01月予定 


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「御園座」の外観です。伝統的な「なまこ壁」の意匠を継承しています。


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南北断面図です。地上40階、塔屋2階、地下1階、高さ約150mですが、最高部は約160mとなっています。

 引用資料 名古屋市
 (仮称)栄一丁目御園座共同ビル計画」建設事業 


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ミッドランドスクエアの「スカイプロムナード」から見た建設現場です。


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縦アングルです。


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最高部です。39階部分の躯体の構築が終わり、これから最高階40階の躯体の構築に入る段階です。


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南東側から見た様子です。


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最高部です。「○」の部分に30階の表示があります。数えると39階部分の躯体の構築が終わった段階だと分かります。


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30階の表示です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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完成予想図にもある南東側の吹き抜けのエントランス部分です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。



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2017年4月 4日 (火)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/03/30

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年3月30日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年3月30日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年3月30日 道路上空部分の鉄骨建方も行われています。


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撮影日2017年3月30日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2017年3月30日 縦アングルです。2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年3月30日 地上躯体の形状がきれいな扇形です。7階・8階(9FL)部分の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年3月30日 あと少しです。


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撮影日2017年3月30日 既存部分とほぼ同じ高さになりました。


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撮影日2017年3月30日 一番外の柱が内側に曲がっています。



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関西文化学術研究都市 日本電産株式会社 生産技術研究所 2017年3月28日の建設状況

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-日本電産株式会社 生産技術研究所-

 モーター大手の「日本電産」が、次世代のものづくり技術を開発する新施設「生産技術研究所」を、京都府精華町の関西文化学術研究都市に建設します。投資予定額は約300億円です。

 当初計画から大幅に変更になっています。建屋を4階から6階と規模拡大する一方で、建物は二期に分散して計画のフレキシビリティー向上を図っています。
 完成予想図の向かって左側の棟が「一期」、右側の棟が「二期」です。2016年12月に一期建設工事に着手しました。

 引用資料 日本電産・ニュースリリース(2016/12/19)
 生産技術研究所     一期建設着工について 

 「生産技術研究所」は、世界一のモータ総合研究所を目指し創設された「中央モーター基礎技術研究所(川崎市)」とともに、日本電産グループの製品に関し、ものづくりの基礎研究から応用研究まで一貫して取り組みます。

日本電産・ 生産技術研究所の概要
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町光台三丁目9番1、9番2、9番3
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-最高部30.90m
◆ 敷地面積-27,117.09㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,787.80㎡(一期)
◆ 延床面積-約37,000㎡(二期含む)、23,642.21㎡(一期)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、研究所
◆ 建築主-日本電産
◆ 設計者-(有)キュービック・ステーション、都市居住文化研究所、三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2016年12月(一期)、2020年頃予定(二期)
◆ 竣工-2018年01月予定(一期)、2025年頃予定(二期)
◆ 投資予定額-約300億円(土地・建物、設備等総額)


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日本電産・本社
 
「日本電産」の本社は、京都府京都市南区久世殿城町338番地にあります。2016年3月期の連結売上高1,178,290百万円、連結営業利益124,538百万円という超優良企業です。

 時価総額は、4月3日(月)の終値時点で3,184,159百万円と3兆円を超えています。時価総額は日本の上場企業中で34位です。

 「日本電産」の創業者であり社長である「永守重信氏」は超ワンマンですが、卓越した経営手腕により一代で巨大企業グループを築き上げました。「荒唐無稽」とも思えるような高い目標を掲げますが、それを有言実行してきました。

 「永守重信氏」は、半導体企業の「ルネサスエレクトロニクス」をいつか買収したいと日頃から言っています。私の妄想は、「東芝」の分社化された半導体メモリー事業を「日本政策投資銀行+日本電産」で買収する事です。日本の宝である東芝の半導体メモリー事業が海外に流出するのはあまりにも悔しいです・・・


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南東側から見た様子です。「完成予想図」とほぼ同じアングルです。


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少し角度を変えた様子です。


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東側のゲートです。


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いろいろな「標識」がゲート付近に掲示されていました。撮影したかったのですが、警備さんがいたので諦めました・・・


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北東側から見た様子です。


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「日本電産株式会社 生産技術研究所」のお知らせ標識です。


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道路を挟んだ東側に「京セラ株式会社 中央研究所」があります。



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2017年4月 3日 (月)

南海電気鉄道 難波駅1番線乗車ホームの一部(2両分) 二重引き戸構造の「大開口ホーム柵」を試験的に設置!

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-南海電気鉄道・難波駅-

 「南海電気鉄道」は3月30日に、難波駅(大阪市中央区)にホームドアを試験的に導入すると発表しました。2018年度の設置を目指します。

 引用資料 南海電鉄(PDF:2017/03/30)
 難波駅にホームドアを試験設置します

 開口幅を大きくとる「大開口ホーム柵」を、1番線乗車ホーム(高野線)に2両分だけ設置します。「大開口ホーム柵」は、通常の横開きタイプのドア部を二重引き戸構造とし、開口幅を大きくとることが可能です。ドアの位置や幅が異なる車両が混在している路線で効果を発揮します。

 2017年度に設計し、2018年度に製作と設置を行います。「南海電気鉄道」は試験導入により実用上の課題を検証し、ホームドアの整備を図っていく方針です。

大開口ホーム柵の概要
◆ 設置箇所-難波駅1番線乗車ホーム(高野線)の一部(2両分設置)
◆ ホームドアの形式-大開口ホーム柵
◆ スケジュール-2017年度(設計)、2018年度(製作、設置)


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東京メトロ東西線・九段下駅
 
「大開口ホーム柵」と言ってもイメージが湧かないと思います。「大開口ホーム柵」は、東京メトロ東西線の「九段下駅」で2016年3月より実証試験が行われました。

 南海電気鉄道は「大開口ホーム柵」、東京メトロは「大開口ホームドア」と呼んでいますが、構造的には同じものです。
 東京メトロの「大開口ホームドア」は「ナブテスコ」製ですが、南海電気鉄道の「大開口ホーム柵」とデザインが非常に似ているので、同じ「ナブテスコ」製かも知れません。

 東京メトロ東西線には、「東京メトロ」の車両の他に、「JR東日本」と「東葉高速鉄道」の車両が乗り入れています。
 車両は各社共に20m級車両10両編成で統一されています。いずれの車両も4ヶ所のドアが設けられていますが、ドアの幅や位置は統一されていません。


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「大開口ホームドア」は、開口幅が3,585㎜または3,320㎜で、既存ホームドア(有楽町線)の開口幅2,480㎜と比べるとかなり広いです。車両のドアの幅や位置が統一されてなくても対応できます。


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ドア部が二重引き戸構造なので動きが複雑ですが、非常にスムーズに稼働していました。技術的には実用段階に達していると思われます。


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「大開口ホームドア」のドアが完全に開いた状態です。開口幅が非常に広いです。


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JR学研都市線(片町線)京橋駅の可動式ホーム柵
 
JR学研都市線(片町線)京橋駅に設置されている「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。通常の横開きタイプです。


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ドアが開いた状態です。開口幅2.9mとドア部分が余裕をもって広く取られています。開口幅をこれ以上広くするには二重引き戸構造にするしかないのだと思われます。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/03/30

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年3月30日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年3月30日 2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年3月30日 地上部分の鉄骨建方の様子です。


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撮影日2017年3月30日 塔屋の構築が行われています。


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撮影日2017年3月30日 道路上空部分です。


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撮影日2017年3月30日 アップです。


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撮影日2017年3月30日 コンクリートが打設されました。


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撮影日2017年3月30日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2017年3月30日 塔屋の構築が行われています。



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2017年4月 2日 (日)

「奈良公園」南側 高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業 「ヒューリック」が旅館風超高級ホテル「(仮称)奈良ふふ」を整備!

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-高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業-

 奈良県は、「奈良公園基本戦略」に基づき、”世界に誇る奈良公園”の一画として、公園内に立地する高畑町裁判所跡地において、奈良の文化に触れる品格の高い空間づくりを行い、維持利活用することで、奈良公園の魅力をさらに向上させたいと考えています。

 民間事業者のノウハウや創意工夫を活用した官民連携事業を採用し、「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を優先交渉権者に決定ました。

 引用資料 奈良県・公式ホームページ(2017/03/30)
 高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業について

 ヒューリック ニュースリリース(PDF:2017/03/30)
 奈良県「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」の優先交渉権者に決定 

 建物やランドスケープは、「隈研吾建築都市設計事務所」と「宮城俊作(プレイスメディア)」が設計し、「淺沼組」が設計・施工を担当、ヒューリックの関連会社である「KH リゾートマネジメント」が上質な宿泊施設「(仮称)奈良ふふ」として運営します。

 宿泊施設は、平均客室面積約80㎡の広さを確保します。全室温泉露天風呂付きの客室30室程度を用意します。飲食施設は全30卓、計130席程度を用意し、懐石や薬膳、お弁当などを提供します。

● 奈良市は超高級ホテルラッシュ

 「森トラスト」は、城宮跡近くの県営プール跡地に「JWマリオットホテル奈良」を誘致し、2020年春の開業を目指すことを発表しています。
 「森トラスト」は、奈良公園近くの「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」でも最高級クラスのインターナショナルホテルブランドを誘致します。

 「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」の宿泊施設「(仮称)奈良ふふ」も平均客室面積約80㎡の旅館風超高級ホテルとなります。奈良市の持つ抜群の観光ポテンシャルがやっと本領発揮してきました。

高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業の概要
◆ 所在地-奈良県奈良市高畑町1194地内
◆ 階数-地上2階
◆ 敷地面積-約13,000㎡(奈良県が整備する庭園ゾーン等を含む)
◆ 延床面積-約4,500㎡ 
◆ 建築主-ヒューリック(運営 KH リゾートマネジメント:ヒューリックの関連会社)
◆ 設計者-淺沼組
◆ 施工者-淺沼組
◆ 着工-2018年01月予定
◆ 供用開始-2019年04月予定


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「敷地配置図」です。場所は「奈良公園」の南側で、北側に「浮見堂」、北東側に「飛火野」がある文句のつけようが無い好立地です。


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「内観透視図(宿泊施設)」です。


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「内観透視図(飲食施設)」です。


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北側には、鷺池に浮かぶ「浮見堂」があります。


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北東側には、「飛火野(とびひの)」があります。



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JR奈良駅 西口のペデストリアンデッキと直結 「ピアッツァコート奈良駅前 & ピアッツァホテル奈良駅前」 2017年3月28日の状況

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-JR奈良駅西口-

 「奈良市」に行ったのは2015年5月以来だったので約2年ぶりです。外国人観光客が急増していたのでびっくりしました。約2年間のブランクがあったので急増ぶりを実感しました。

 奈良公園の「鹿」は外国人観光客に大人気でした。本来警戒心の強い「鹿」が、人を警戒しないで寄ってくるのは世界的にも珍しいです。奈良公園の鹿は「神の使い」ですから大切にされています。

 本題に戻って、「フクダ不動産」は、JR奈良駅徒歩1分の立地において、分譲マンション「ピアッツァコート奈良駅前」と、ホテル「ピアッツァホテル奈良駅前」を建設しました。

 分譲マンションの「ピアッツァコート奈良駅前」は、2017年3月中旬に竣工しており、2017年4月中旬から入居開始します。

 ホテルは「ピアッツァホテルJR奈良駅前」と言われていましたが、正式名称は「ピアッツァホテル奈良駅前」に決定して、公式ホームページもオープンしています。開業は2017年夏予定です。 

ピアッツァコート奈良駅前の概要
◆ 計画名-(仮称)ピアッツァコート奈良駅前新築工事
◆ 所在地-奈良県奈良市三条本町1097番地1
◆ 交通-JR関西本線・奈良線・桜井線「奈良」駅徒歩1分、近鉄奈良線「近鉄奈良」駅徒歩15分
◆ 階数-地上13階、地下0階
◆ 高さ-39.98m(高さ制限40m)
◆ 敷地面積-1,310.19㎡
◆ 建築面積-872.67㎡
◆ 延床面積-8,716.16㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-84戸
◆ 建築主-フクダ不動産
◆ 設計者・監理者-フクダ不動産
◆ 施工者-森本組
◆ 着工-2015年09月24日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月中旬
◆ 入居開始-2017年04月中旬

ピアッツァホテル奈良駅前の概要
◆ 計画名-(仮称)ピアッツァホテルJR奈良駅前新築工事
◆ 所在地-奈良県奈良市三条本町1097番地2
◆ 交通-JR関西本線・奈良線・桜井線「奈良」駅徒歩1分、近鉄奈良線「近鉄奈良」駅徒歩15分
◆ 階数-地上11階、地下1階
◆ 高さ-39.9m(高さ制限40m)
◆ 敷地面積-1,234.77㎡
◆ 延床面積-8,431.78㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-138室(シングル110室、ツイン25室、スイート2室、ハンディキャップルーム1室)
◆ 建築主-フクダ不動産
◆ 設計者・監理者-フクダ不動産
◆ 施工者-ナカノフドー建設
◆ 着工-2015年12月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年04月28日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2017年夏予定


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分譲マンション「ピアッツァコート奈良駅前」とホテル「ピアッツァホテル奈良駅前」です。奈良は高さ制限が非常に厳しいですが、奈良では珍しい40mの高さ制限となっています。


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「ピアッツァホテル」のロゴです。ホテル棟は「ピアッツァホテルJR奈良駅前」と言われていましたが、正式名称は「ピアッツァホテル奈良駅前」に決定して、公式ホームページもオープンしています。開業は2017年夏予定です。


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「ピアッツァホテル奈良駅前」はまだ外構工事を行っていました。


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北側から見た様子です。


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JR奈良駅西口のペデストリアンデッキと直結しています。


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南西側から見た様子です。


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南側の更地です。


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南側の更地の北側には、「大和ハウス工業」がホテルを建設するようです。「ダイワロイネットホテル」になるのでしょうか?


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南側の更地の南側には、「JAならけん」が農産物アンテナショップ・直売所を建設するようです。



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2017年4月 1日 (土)

関西文化学術研究都市 国立国会図書館関西館新館(仮称) 2017年3月28日の建設状況

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-国立国会図書館-

 「国立国会図書館」は、日本の国会議員の調査研究、行政、ならびに日本国民のために奉仕する図書館です。
 納本制度に基づいて、日本国内で出版されたすべての出版物を収集・保存する日本唯一の法定納本図書館です。

 国会議事堂近くの「本館」と「新館」、関西文化学術研究都市内の「関西館」、上野恩賜公園内にある「国際子ども図書館」の4館で構成されています。

● 国立国会図書館関西館
 「国立国会図書館関西館」は、京都府・精華町の「関西文化学術研究都市(けいはんな学研都市)」にある施設です。

 国会議事堂近くの「本館」と「新館」の収蔵能力が限界に近づいたため建設されました。2002年3月に完成、2002年10月に開館しました。
 第一期分の建物は、地上4階、地下4階、敷地面積82,659.41㎡、建築面積10,357.40㎡、延床面積59,270.45㎡となっています。

 地下部分が80%を占め、地下1階が大空間の閲覧室、地下2階~地下4階までが約600万冊の収蔵能力を持つ書庫となっています。

● 国立国会図書館関西館新館(仮称)
 建物の最終目標規模は延床面積約165,000㎡ですが、資料の増加に応じて段階的に整備を行う計画です。

 「新館」は第一期分の南側に建設されます。地上7階、地下1階、延床面積25,001.94㎡で、書庫機能だけを持ちます。約500万冊が収蔵可能で、総事業費は約158億円です。

 「関西館」は、3段階に分けて新たな書庫を設ける計画で、「新館」はその第1段階となります。その後はさらに「新館」の南隣に書庫2棟を段階的に整備する予定です。
 今後の資料増加45年分に対応させる方針で、書庫の収蔵能力は最終的には約2000万冊規模に増加します。

国立国会図書館関西館新館(仮称)の概要
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町精華台八丁目1-3
◆ 階数-地上7階、地下1階
◆ 高さ-26.35m
◆ 敷地面積-82,659.41㎡(施設全体)
◆ 建築面積-4,680.86㎡
◆ 延床面積-25,001.94㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 用途-倉庫(書庫)
◆ 建築主-国土交通省
◆ 設計者-日本設計
◆ 監理者-礎建築事務所
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2016年10月03日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2020年02月20日予定(労災保険関係成立票より)


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北側から見た第一期分の建物です。地上4階、地下4階、建築面積10,357.40㎡、延床面積59,270.45㎡となっています。地下部分が80%を占めています。


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「国立国会図書館関西館新館(仮称)」の建設現場は、第一期分の南側です。


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「国立国会図書館関西館新館(仮称)」の建設現場はを西側から見た様子です。


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ゲートが開いていました。


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本格的に工事が行われています。


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将来的には、更に南側に2棟建設して、建物の最終目標規模は延床面積約165,000㎡です。今後の資料増加45年分に対応させる方針で、書庫の収蔵能力は最終的には約2000万冊規模に増加します。


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「国立国会図書館関西館新館(仮称)」のお知らせ標識です。


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「国立国会図書館関西館」の東隣には、サントリーグループの研究開発拠点「サントリー ワールド リサーチセンター」があります。



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京都市 元立誠小学校跡地活用に係る契約候補事業者 「ヒューリック」を契約候補事業者として選定! 

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-元立誠小学校跡地活用-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 京都市は、「元立誠小学校跡地活用」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を契約候補事業者に特定しました。非常に人気があったようでたくさんの事業者から提案がありました。

 引用資料 京都市情報館(2017/03/31)
 元立誠小学校跡地活用に係る契約候補事業者の選定について

 引用資料 ヒューリック(PDF:2017/03/31)
 京都市「元立誠小学校跡地活用」の契約候補事業者に決定 

 「ヒューリック」の提案は、「高瀬川」からの景観に配慮し、貴重な近代建築である既存校舎と調和したデザインの新築棟を敷地西側に建設するとともに、周囲に回廊を巡らせたオープンスペースを確保した計画であり、地域のシンボルである既存校舎やグラウンドを上手く活用した施設配置となっています。

 文化事業スペース(立誠ホール)、図書館、屋外オープンスペース(立誠ガーデン)、宿泊施設(約200室)、商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)、自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)などを整備します。2020年の建物竣工を目指しています。

元立誠小学校跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 敷地面積-4,933.12㎡(実測面積)
◆ 延床面積-約15,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-自治会活動スペース、文化事業スペース、商業施設、ホテル等
◆ 客室数-約200室
◆ 開発事業者-ヒューリック
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店、古瀬組JV
◆ 竣工-2020年予定


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「位置図」です。阪急河原町駅から約250m、東側の木屋町通側沿いには「高瀬川」が流れる抜群の立地です。


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東側の木屋町通側から見た「計画段階のイメージ」です。


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「展望レストランイメージ」です。


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「ホテル客室(プレミアムルーム)イメージ」です。



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