「奈良公園」南側 高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業 「ヒューリック」が旅館風超高級ホテル「(仮称)奈良ふふ」を整備!
-高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業-
奈良県は、「奈良公園基本戦略」に基づき、”世界に誇る奈良公園”の一画として、公園内に立地する高畑町裁判所跡地において、奈良の文化に触れる品格の高い空間づくりを行い、維持利活用することで、奈良公園の魅力をさらに向上させたいと考えています。
民間事業者のノウハウや創意工夫を活用した官民連携事業を採用し、「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を優先交渉権者に決定ました。
引用資料 奈良県・公式ホームページ(2017/03/30)
ヒューリック ニュースリリース(PDF:2017/03/30)
奈良県「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」の優先交渉権者に決定
建物やランドスケープは、「隈研吾建築都市設計事務所」と「宮城俊作(プレイスメディア)」が設計し、「淺沼組」が設計・施工を担当、ヒューリックの関連会社である「KH リゾートマネジメント」が上質な宿泊施設「(仮称)奈良ふふ」として運営します。
宿泊施設は、平均客室面積約80㎡の広さを確保します。全室温泉露天風呂付きの客室30室程度を用意します。飲食施設は全30卓、計130席程度を用意し、懐石や薬膳、お弁当などを提供します。
● 奈良市は超高級ホテルラッシュ
「森トラスト」は、城宮跡近くの県営プール跡地に「JWマリオットホテル奈良」を誘致し、2020年春の開業を目指すことを発表しています。
「森トラスト」は、奈良公園近くの「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」でも最高級クラスのインターナショナルホテルブランドを誘致します。
「高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業」の宿泊施設「(仮称)奈良ふふ」も平均客室面積約80㎡の旅館風超高級ホテルとなります。奈良市の持つ抜群の観光ポテンシャルがやっと本領発揮してきました。
高畑町裁判所跡地保存管理・活用事業の概要
◆ 所在地-奈良県奈良市高畑町1194地内
◆ 階数-地上2階
◆ 敷地面積-約13,000㎡(奈良県が整備する庭園ゾーン等を含む)
◆ 延床面積-約4,500㎡
◆ 建築主-ヒューリック(運営 KH リゾートマネジメント:ヒューリックの関連会社)
◆ 設計者-淺沼組
◆ 施工者-淺沼組
◆ 着工-2018年01月予定
◆ 供用開始-2019年04月予定
「敷地配置図」です。場所は「奈良公園」の南側で、北側に「浮見堂」、北東側に「飛火野」がある文句のつけようが無い好立地です。
「内観透視図(宿泊施設)」です。
「内観透視図(飲食施設)」です。
北側には、鷺池に浮かぶ「浮見堂」があります。
北東側には、「飛火野(とびひの)」があります。
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