関西文化学術研究都市 日本電産株式会社 生産技術研究所 2017年3月28日の建設状況
-日本電産株式会社 生産技術研究所-
モーター大手の「日本電産」が、次世代のものづくり技術を開発する新施設「生産技術研究所」を、京都府精華町の関西文化学術研究都市に建設します。投資予定額は約300億円です。
当初計画から大幅に変更になっています。建屋を4階から6階と規模拡大する一方で、建物は二期に分散して計画のフレキシビリティー向上を図っています。
完成予想図の向かって左側の棟が「一期」、右側の棟が「二期」です。2016年12月に一期建設工事に着手しました。
引用資料 日本電産・ニュースリリース(2016/12/19)
生産技術研究所 一期建設着工について
「生産技術研究所」は、世界一のモータ総合研究所を目指し創設された「中央モーター基礎技術研究所(川崎市)」とともに、日本電産グループの製品に関し、ものづくりの基礎研究から応用研究まで一貫して取り組みます。
日本電産・ 生産技術研究所の概要
◆ 所在地-京都府相楽郡精華町光台三丁目9番1、9番2、9番3
◆ 階数-地上6階、地下0階
◆ 高さ-最高部30.90m
◆ 敷地面積-27,117.09㎡(施設全体)
◆ 建築面積-6,787.80㎡(一期)
◆ 延床面積-約37,000㎡(二期含む)、23,642.21㎡(一期)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、研究所
◆ 建築主-日本電産
◆ 設計者-(有)キュービック・ステーション、都市居住文化研究所、三井住友建設
◆ 施工者-三井住友建設
◆ 着工-2016年12月(一期)、2020年頃予定(二期)
◆ 竣工-2018年01月予定(一期)、2025年頃予定(二期)
◆ 投資予定額-約300億円(土地・建物、設備等総額)
日本電産・本社
「日本電産」の本社は、京都府京都市南区久世殿城町338番地にあります。2016年3月期の連結売上高1,178,290百万円、連結営業利益124,538百万円という超優良企業です。
時価総額は、4月3日(月)の終値時点で3,184,159百万円と3兆円を超えています。時価総額は日本の上場企業中で34位です。
「日本電産」の創業者であり社長である「永守重信氏」は超ワンマンですが、卓越した経営手腕により一代で巨大企業グループを築き上げました。「荒唐無稽」とも思えるような高い目標を掲げますが、それを有言実行してきました。
「永守重信氏」は、半導体企業の「ルネサスエレクトロニクス」をいつか買収したいと日頃から言っています。私の妄想は、「東芝」の分社化された半導体メモリー事業を「日本政策投資銀行+日本電産」で買収する事です。日本の宝である東芝の半導体メモリー事業が海外に流出するのはあまりにも悔しいです・・・
南東側から見た様子です。「完成予想図」とほぼ同じアングルです。
少し角度を変えた様子です。
東側のゲートです。
いろいろな「標識」がゲート付近に掲示されていました。撮影したかったのですが、警備さんがいたので諦めました・・・
北東側から見た様子です。
「日本電産株式会社 生産技術研究所」のお知らせ標識です。
道路を挟んだ東側に「京セラ株式会社 中央研究所」があります。
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