近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」 2017年5月18日の建設状況
-(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画-
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が行われました。
「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積約3,051㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。
跡地には、地上33階、地下1階、高さ116.95m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。
(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1
◆ 階数-地上33階、地下1階
◆ 高さ-116.95m
◆ 敷地面積-3,051.00㎡
◆ 建築面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-39.520.55㎡(容積対象面積27,426.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2020年03月31日予定
(備考) 「建築計画のお知らせ」の数値が変更されています。高さ120.15m → 116.95m、延床面積約41,000㎡ → 39.520.55㎡に変更されていました。
低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。
北側から見た様子です。
東側から見た様子です。解体工事が終わり、本格的に工事が始まっています。
「三点式パイルドライバ」です。
「ロックオーガ」が装着されているように見えます。「山留め壁」を構築する部分の地中障害物を撤去していると思われます。
南側から見た様子です。
西側から見た様子です。敷地の南西側も道路に接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。
「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」の建築計画のお知らせです。高さ120.15m → 116.95m、延床面積約41,000㎡ → 39.520.55㎡に変更されていました。
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