最強の高級ブランド「ルイ・ヴィトン」 御堂筋沿いの心斎橋筋二丁目に何を建設?
-ルイ・ヴィトン-
永らく閉鎖されていた心斎橋の「ルイ・ヴィトン」の仮店舗跡が解体さました。この土地は、リーマンショック前のプチバブル期にみずほ銀行心斎橋支店跡を「ルイ・ヴィトン」が100億円で購入したとして、大変話題になった場所です。
「ルイ・ヴィトン ジャパン」による解体工事が終わって、新築工事の着工を期待していましたが、着工しませんでした。「ルイ・ヴィトン」の新店舗が建設されるのか? 土地が売却されるのか? どうなるのでしょうか?
更に、「LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン)グループ」は、売上高4兆円を超える巨大グループです。傘下には「セリーヌ、フェンディ、ロエベ、ジバンシィ、ディオール、ブルガリ、その他多数」のブランドがあります。そのため、他のブランドもしくは複数のブランドの複合店の可能性もあります。
● ルイ・ヴィトンの出店戦略
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。ここ数年は日本の店舗数はほとんど増えていません。
都市別(2017年5月17日現在)では、東京都23区が一番多く14店舗、東京都内には更に立川市にあります。続いて大阪市が6店舗、名古屋市が4店舗、福岡市が3店舗(福岡県は4店舗)となっています。3店舗以上あるのは4都市のみです。
ちなみに大阪市の6店舗は、「(1)ルイ・ヴィトン 阪急梅田店、(2)ルイ・ヴィトン 阪急メンズ店、(3)ルイ・ヴィトン 大阪ヒルトンプラザ店、(4)ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店、(5)ルイ・ヴィトン 大阪髙島屋店、(6)ルイ・ヴィトン 近鉄阿倍野店」です。
基本的に百貨店への出店が多いです。最強ブランドである「ルイ・ヴィトン」は、百貨店にとっては最高のテナントです。
当然のごとく「ルイ・ヴィトン」側の要求は厳しく、百貨店の格が高く、例外はありますが地域一番店で、なおかつ1階の一等地にかなりの売場面積を確保出来ないと出店しません。「ルイ・ヴィトン」が百貨店の一番いい場所にあるのはそのためです。
南西側から見た様子です。
仮囲いの南西角が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。更地になっています。
仮囲いの北西角が一部透明のアクリル板になっているので覗いてみました。
北西側から見た様子です。
ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店
「ルイ・ヴィトン」は、ブランド価値を維持するために都市ごとの店舗数は基本的には増やしません。そのため心斎橋プラザビルの「ルイ・ヴィトン 大阪心斎橋店」が単に移転するだけなの可能性もあります。
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