神戸市 ウォーターフロントで複合再開発 新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業 事業者の公募!
-新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業-
「日本政府観光局(JNTO)」は昨日、訪日外客数(2017年4月推計値)を発表しました。2017年4月の訪日外客数は、前年同月比23.9%増の257万9千人でした。単月として過去最高となりました(これまでの過去最高は2016年7月の229万6千人)。
前年同月比が、2月が7.6%増、3月が9.8%増と2ヶ月連続10%を切っていたので心配していましたが、再び20%を超えたのでホッとしました。
神戸港は2017年1月1日に開港150年を迎えました。この節目を記念して、神戸市では、新港突堤西地区(第1突堤基部)の再開発に着手することになりました。
新たな魅力と活力ある都心・ウォーターフロントの創出に向け、民間事業者の企画力・ノウハウ・実行力等を最大限に発揮し、文化・集客・業務・商業・住機能等の複合再開発を自ら実施する事業者を広く公募します。
引用資料 神戸市公式ホームページ(2017/05/17)
新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業 事業者の公募
事業用地の概要
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区新港町71番地他14筆
◆ 面積-約34,000㎡(うち土地譲渡面積は約24,500㎡)
◆ 譲渡価格-1㎡あたり280,000円以上
◆ 提案申込受付-2017年08月10日~08月17日
◆ 優先交渉権者の決定-2017年09月上旬予定
◆ 土地譲渡契約の締結-2018年03月予定
「位置図」です。
「新港突堤西地区(第1突堤基部)再開発事業」の予定地を南西側から見た様子です。非常に素晴らしいロケーションですが、神戸市独自の高さ制限が大きなネックになりそうです・・・
南側の区画を南西側から見た様子です。
駐車場として使用されています。
東側の「住友倉庫」が加わると理想的な敷地形状になるのですが・・・
南側の区画を北西側から見た様子です。
南側の区画と北側の区画の間の道路です。
北側の区画を南西側から見た様子です。
北側の区画を北西側から見た様子です。
すぐ北側は「浜手バイパス」の高架橋です。
すぐ南側には、「神戸新港第一突堤プロジェクト」で整備された宿泊棟「神戸みなと温泉 蓮」とコンベンション棟「ラ・スイート神戸オーシャンズガーデン」が立地しています。
ワクワク感が行方不明の今の神戸市
神戸開港150年を記念して「メリケンパーク」ではリニューアルが実施されています。2017年4月21日に「スターバックスコーヒー 神戸メリケンパーク店」がオープンしました。
久しぶりに訪れた「メリケンパーク」は、今まで見た事も無いくらい賑わっていました。神戸市にはまだまだ物凄いポテンシャルがあると感じました。
神戸市の都心の開発姿勢を見ていると、他の政令指定都市と真逆の事をやっています。西日本では名古屋市・広島市・福岡市が、大幅な規制緩和により拠点駅前を猛烈な速度で再開発を行っています。それに比べて神戸市は国会の「牛歩戦術」並みに歩みが遅いです。
「Perfume(パフューム)」に「Handy Man」という曲があります。 ♪
ぜんぜん やる気がおきないないあら おもしろくないもうすぐ あの時期とか来るのにわくわくが行方不明さ ♪
私は、今の神戸市に対して「やる気が起きない 面白く無い ワクワク感が行方不明」の状態です。日本初を連発していた1970年代~1980年代のあの神戸市の開発精神はどこに行ったのでしょうか?
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