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2017年6月

2017年6月30日 (金)

(仮称)備後町計画 敷地面積約6,000㎡を集約化した「住友不動産」の超高層タワーマンション建設予定地 「りそな銀行備後町別館」の解体工事が本格化!


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-(仮称)備後町計画-

 「住友不動産」が取得した3棟のオフィスビルは堺筋本町駅の近く、「大阪国際ビル」の北側、「りそな銀行大阪本店ビル」の西側というバリバリのビジネス街にあります。

 「備後町」は、地域によって「ビンゴチョウ」と読んだり「ビンゴマチ」と読んだりしますが、大阪府大阪市中央区の「備後町」は、「ビンゴマチ」と読みます。

 同一区画に3棟のビルがありました。北西側が「瀧定大阪旧本社ビル」、南西側が「SPP大阪ビル(旧:大阪三幸ビル)」、南東側が名称不明のビルです。敷地面積は合計で約4000㎡です。
 3棟のビルは解体されて、着工まで暫定的に「住友不動産」の駐車場「syscon(シスコン)」として運用されています。

 「住友不動産」は更に街区北東側の「りそな銀行備後町別館」を2016年9月末に取得しました。敷地面積は約2,000㎡です。すでに取得済みの約4000㎡と合わせると約6,000㎡になります。超高層タワーマンションが建設される予定です。 

● 時間をかけて土地を集約化するのは住友不動産のDNA
 時間をかけてたくさんの地権者を説得して土地を集約化するのは「森ビル」の大得意分野ですが、「住友不動産」も大得意です。

 関西が基盤だった「住友不動産」は、「三菱地所」や「三井不動産」のように東京都心に拠点を持っていなかったため、「小さな土地を一つひとつ集め、大きな土地にして、そこにビルを建てる」ビジネスモデルによって企業規模を拡大してきました。

 この手法は「住友不動産」の企業DNAそのものです。東京中心で関西ではあまり見る事がありませんでしたが、この現場では手法をじっくりと見る事が出来ます。


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計画名は「(仮称)備後町計画」

 計画名は「(仮称)備後町計画」です。以前は「(仮称)中央区備後町2丁目計画」となっていましたが変更になったようです。「清水建設」の設計施工で行われるようです。

 「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年5月15日~2022年3月31日(予定)となっています。超高層タワーマンション本体の工期が約3年と考えると本格着工は2年くらい先になりそうです。


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「(仮称)備後町計画」の予定地を南西側から見た様子です。敷地南側は、暫定的に「住友不動産」の駐車場「syscon(シスコン)」として運用されています。


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「(仮称)備後町計画」の予定地を北西側から見た様子です。北西側の「瀧定大阪旧本社ビル」跡地は仮囲いで囲われています。


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北西側の「瀧定大阪旧本社ビル」跡地は重機で工事が行われています。


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「りそな銀行備後町別館」を南側から見た様子です。本格的に解体工事が始まっています。


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「りそな銀行備後町別館」を南西側から見た様子です。


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「りそな銀行備後町別館」を北東側から見た様子です。


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敷地南東側の雑居ビル群です。この雑居ビル群があるので、敷地は完全には四角形にはなりません。


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雑居ビル群を南東側から見た様子です。本格着工まであと2年くらいありそうなので、「住友不動産」が買収交渉を行っている可能性もあります。



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大阪城公園 MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城) 旧第四師団司令部庁舎改修整備工事 2017年6月27日の状況

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-MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)-
 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりを目指し、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」、本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」の2つの施設を整備しています。

 「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」は、先行して2017年6月22日にオープンしました。「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」は、愛称が「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」に決定し、2017年秋にオープン予定です。

 引用資料
 大阪城パークマネジメント共同事業体(PDF:2017年03/20)
 新・大阪城公園、まもなく。本丸広場の歴史的建造物「旧第四師団司令部庁舎」(もと大阪市立博物館)が生まれ変わり 「MIRAIZA OSAKA-JO」に愛称が決定! <開業は2017年秋を予定>

 PMO事業者の「大阪城公園パークマネジメント株式会社」は、「電通」を代表者とし、「讀賣テレビ放送、大和ハウス工業、大和リース、NTTファシリティーズ」の計5社で構成しています。

MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)の概要
◆ 計画名-旧第四師団司令部庁舎改修整備工事
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城1-1
◆ 交通-大阪市営地下鉄谷町線「谷町四丁目」駅から徒歩15分
◆ 階数-地上3階、地下1階
◆ 建築面積-約1,706㎡
◆ 延床面積-約7,000㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 店舗数-4店舗(他に歴史体験施設オープン予定)
◆ 営業時間-9:00~22:30(予定)
◆ 運営・管理-大阪城パークマネジメント共同事業体
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年12月09日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年09月29日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2017年秋予定


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「大阪城公園全体図」です。


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「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」です。


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「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」です。


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大阪城天守閣8階の展望台から見た「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」です。


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アップです。


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建物全体が「養生シート」で覆われています。


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「ラフテレーンクレーン」が稼働しています。


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仮囲いに「豊臣期大坂城(1583年~1615年)」と「徳川期大坂城(1620年~1868年)」の大きなイラストが描かれていて見比べると面白いです。あくまでも想像図ですが・・・


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「MIRAIZA OSAKA-JO(ミライザ大阪城)」を南西側から見た様子です。



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2017年6月29日 (木)

大阪ビジネスパーク(OBP) 読売テレビ新社屋建設計画 大阪城天守閣から見た2017年6月27日の建設状況

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-読売テレビ新社屋建設計画-

 「読売テレビ」は、現在の社屋と同じ「大阪ビジネスパーク(OBP)」内に新社屋を建設して移転します。移転予定地は、「シアターBRAVA(ブラバ)!」跡地+西側の駐車場跡地=12,495.90㎡のかなり広い敷地です。

● 民間都市再生事業計画を認定
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「讀賣テレビ放送株式会社」から申請のあった民間都市再生事業計画(読売テレビ新社屋建設計画)について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/10/21)
 讀賣テレビ放送株式会社の民間都市再生事業計画を認定 

 「読売テレビ新社屋建設計画」」は、有事であっても正確な情報を迅速に発信できるよう、災害に強い構造の社屋や放送継続のための非常用電源などを整備するとともに、放送局の持つ情報発信力を活かしながら「にぎわい」を創出し、京橋から大阪ビジネスパーク、さらには大阪城公園につながるエリアの活性化を図るものです。

読売テレビ新社屋建設計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見一丁目3番2、3番3、3番18、3番19、3番20、3番21、3番22、3番23、3番24、3番25
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-85.06m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。 
◆ 敷地面積-12,495.90㎡
◆ 建築面積-6,995.39㎡
◆ 延床面積-51,194.58㎡(容積対象床面積45,393.30㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
◆ 用途-テレビスタジオ、物販店、飲食店
◆ 建築主-讀賣テレビ放送
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 土地整備工事-2016年03月07日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年10月27日
◆ 竣工-2019年01月31日予定
◆ 放送開始-2019年08月28日予定(開局記念日)


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「周辺状況」」です。


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「概要図」です。


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大阪城天守閣8階の展望台から見た「大阪ビジネスパーク(OBP)」です。大阪城天守閣に入場したのは何年ぶりでしょうか? 多分10年近く行っていなかったと思います。

● 大阪城天守閣は外国人がいっぱい!
 
大阪城天守閣内は、「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増で前回と状況が一変していました。「エレベーター」は長蛇の列だったので諦めて階段で上がりました。パッと見では、7割~8割が外国人のように感じました。

 聞こえてくるのは「韓国語、中国語、英語」ばかりです。特に「韓国人」が多いように感じました。ここでは日本人は完全に「マイノリティ(社会的少数者)」です(笑)。


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一部が大阪城ホールに隠れていますが、「読売テレビ新社屋建設計画」の建設現場です。「タワークレーン」が2基見えます。


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アップです。


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躯体が一部地上に姿を現しています。


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「大阪城新橋」から見た様子です。


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「鉄筋」が地上に姿を現しています。


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「新MID大阪京橋ビル」です。2基あったタワークレーンが、解体用の小型のタワークレーン1基になっています。今回はオープンした「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」の撮影がメインの目的だったので、「新MID大阪京橋ビル」は撮影していません。



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総通本社ビル跡地 地上40階、高さ約131mの「(仮称)グランドメゾン内久宝寺町タワープロジェクト」 2017年6月27日の建設状況

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-(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画-

 大阪城の南に難波宮がありますが、その西側に「国立病院機構 大阪医療センター」があります。その南側に ”♪ 日本直販テレビショップ~ ♪” でお馴染みだった「日本直販」などを運営していた「総通」の本社ビルがありました。

 しかし、「総通」は2012年に175億円の負債を抱え、民事再生法を申請しました。敷地を2014年3月30日付けで「積水ハウス」が取得しました。
 跡地には、地上38階、塔屋2階、高さ131.18mの分譲マンション「(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画」が建設されます。

 すでに着工され、「(仮称)グランドメゾン内久宝寺町タワープロジェクト」として公式ホームページもオープンしています。
 公式ホームページの物件概要が、地上40階となっていますが、地上38階、塔屋2階を地上40階と表記している可能性が高いです。

 公式ホームページ
 (仮称)グランドメゾン内久宝寺町タワープロジェクト

 理由は分かりませんが、設計者が「前田建設工業」から「IAO竹田設計、鴻池組(構造)」、 施工者が「前田建設工業」から「鴻池組」に変更になっています。

(仮称)グランドメゾン内久宝寺町タワープロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区内久宝寺町二丁目5-1(地番) 
◆ 交通-大阪市谷町線「谷町六丁目」駅徒歩5分、大阪市谷町線「谷町四丁目」駅徒歩5分
◆ 階数-地上40階(地上38階、塔屋2階)、地下0階
◆ 高さ-131.18m
◆ 敷地面積-31,29.91㎡(建築確認対象面積)
◆ 建築面積-1,517.69㎡
◆ 延床面積-30,277.96㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-244戸
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-IAO竹田設計、鴻池組(構造)
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年03月10日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年12月予定
◆ 入居開始工-2020年01月下旬予定


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北東側から見た様子です。前回の撮影は1年半以上前の2015年12月7日でした。


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「アースドリル掘削機」です。「駐車場棟」の杭工事を行っているようです。


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北東角の「仮囲い」の一部が透明のアクリル板になっていたので覗いてみました。先行して敷地南側の「駐車場棟」の工事を行っているようです。

 クローラークレーンの左側に「H形鋼」が建込まれていますが、ここに「タワークレーン」の架台を設置するのでしょうか?


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北西側から見た様子です。敷地北側の「住宅棟」はまだ本格的な工事が始まっていません。


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「クローラークレーン」です。


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週間の「作業工程」です。6月29日から早くも「タワークレーン架台据付」が行われます。


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「(仮称)グランドメゾン内久宝寺町2丁目タワー計画」の建築計画のお知らせです。設計者が「前田建設工業」から「IAO竹田設計」、 施工者が「前田建設工業」から「鴻池組」に変更になっています。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。設計者が変更になっていますが、「立面図」はそのままでした。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。設計者が変更になっていますが、「配置図」はそのままでした。敷地北側に「住宅棟」が建設されます。

 東隣のタワーマンション「D’グランセ上町台ハイレジデンス」とお見合いの配置になっています。ライバルの「ダイワハウス工業 VS 積水ハウス」の火花バチバチです(笑)。



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2017年6月28日 (水)

地上17階の「(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事」 2016/06/27 タワークレーン登場 & 地上部分の鉄骨建方が始まる

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(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事-
 「大阪駅前第3ビル」の道路を挟んだ南側の大阪市北区曽根崎新地一丁目に駐車場「タイムズ曽根崎新地第2」がありました。

 この場所にはかつて「ホテルモントレグラスミアハウス」がありましたが、解体されました。跡地には「(仮称)ホテルモントレ梅田新築工事」が建設されます。「ホテルモントレグラスミアハウス」跡地に「ホテルモントレ」が戻って来ます。客室数は約340室の予定です。

(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区曽根崎新地一丁目13-9他(地名地番)
◆ 階数-地上17階、地下0階
◆ 高さ-64.5m
◆ 敷地面積-1,326.92㎡
◆ 建築面積-1,019.24㎡
◆ 延床面積-13,746.88㎡(容積対象面積12,699.13㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-約340室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年12月12日
◆ 竣工-2018年08月31日予定


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地上部分の鉄骨建方が始まりました。


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2階まで進んでいるようです。


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タワークレーンも登場しています。


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南東側から見た様子です。


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南東側から引いて見た様子です。


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「(仮称)ホテルモントレ梅田 新築工事」の建築計画のお知らせです。



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2017年6月27日 (火)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part4:西改札口・東改札口共に完成した改札内コンコース

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-甲子園駅・リニューアル-
 
阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わりました。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置しました。自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れました。

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(当初計画)

(備考) 工事は少し遅れており、まだ一部完成していません。


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西改札口
 「西改札口」の改札内コンコースです。


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自生していた「クスノキ」の大木を、「西改札口」内部に取り込むかたちで残しています。


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改札機を「改札内コンコース」から見た様子です。


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改札機が西側に増設されました。


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「西改札口」の改札内コンコース西側の通路です。


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この通路が一番利用者数が多いのでバー仕切っています。


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「上り(尼崎・大阪(梅田)・難波・奈良方面)」、「下り(神戸(三宮)・明石・姫路方面)」共に階段とエスカレーターがあります。


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「上り(尼崎・大阪(梅田)・難波・奈良方面)」、「下り(神戸(三宮)・明石・姫路方面)」共にエレベーターがあります。


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「西改札口」の改札内コンコース東側の通路です。


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こちらは階段のみです。


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東改札口
 「東改札口」の改札内コンコースです。「改札内コンコース」は2層吹き抜けになっているので天井は高いです。


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改札機を「改札内コンコース」から見た様子です。


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「東改札口」の改札内コンコース西側の通路です。この通路は「上り(尼崎・大阪(梅田)・難波・奈良方面)」専用となっています。


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この通路も利用者数が多いのでバー仕切っています。


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壁の向こう側は道路です。


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階段とエレベーターが設置されています。


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「東改札口」の改札内コンコース東側の通路です。この通路は「下り(神戸(三宮)・明石・姫路方面)」専用となっています。


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階段とエレベーターが設置されています。



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大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part3:「クスノキ」の大木を取り込んだ「西改札口」

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-甲子園駅・リニューアル-
 
阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わりました。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置しました。自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れました。

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(当初計画)

(備考) 工事は少し遅れており、まだ一部完成していません。


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クスノキの大木

 「西改札口」内部に、自生していた「クスノキ」の大木を取り込むかたちで残しています。同じように「クスノキ」の大木を残した駅は他にも京阪「萱島(かやしま)駅」や阪急宝塚線「服部天神駅」などがあります。

 「萱島駅」と「服部天神駅」のクスノキは「御神木」ですが、「甲子園駅」のクスノキは「御神木」ではありません。特に由緒がある木ではありませんが、甲子園の歴史を見守ってきた木と言う事で残しました。

● 自然万物に神様が宿ると考える日本人
 日本人は古代から自然万物に神様が宿ると考える独特の宗教観を持っています。そのため、このような例は日本各地にあります。


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この部分には屋根がありません。


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「クスノキ」の大木と「発車標」の不思議な組み合わせです。


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「クスノキ」は駅の外に自生していましたが、新しい「西改札口」の拡張部分にモニュメントとして取り入れました。かなりの面積がデッドスペースになっていますが、それでも残したのは非常に好感が持てます。


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「降車専用ホーム(5番ホーム)」の南側に「クスノキ」が自生しています。


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この「クスノキ」は樹齢100年以上だそうです。



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2017年6月26日 (月)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2017/06/21 東西地下道の天井の構築が始まる!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。


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「メトロデッキ(覆工板)」が撤去されています。


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オレンジ色の「コンクリート型枠」です。工事の進行が最も速い東側部分は、「東西地下道」の天井の構築が始まりました。


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素朴な疑問ですが、「コンクリート型枠」はどうして圧倒的にオレンジ色が多いのでしょうか? 調べてみると諸説あるようですが、決定的な理由は分かりませんでした。


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白い円形の部分は、「東西地下道」の天井を支える柱部分だと思われます。


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西側から見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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ほとんどが「メトロデッキ(覆工板)」で覆われましたが、一部内部を見る事が出来ます。


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場所を変えて見た様子です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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掘削が行われています。


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地中障害物の撤去を行っています。



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大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part2:臨時改札口の自動改札機が、タイガースのタテジマ模様に!

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-甲子園駅・リニューアル-
 
阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わりました。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置しました。自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れました。

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(当初計画)

(備考) 工事は少し遅れており、まだ一部完成していません。


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「臨時改札口」です。プロ野球や高校野球などのイベントのある日のみの供用となっています(2015年撮影)。


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「阪神タイガース」の試合がある日の「臨時改札口」はこんな感じです(2015年撮影)。


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今年の「臨時改札口」はこんな感じです。


Koushien170632
タテジマ模様の自動改札機

 今年は、4月中旬から「臨時改札口」の自動改札機が、タイガースのホーム用ユニホームと同じ白と黒のタテジマ模様になっています。


Koushien170633
流石に黄色と黒のタテジマ模様は使わなかったようです(笑)。ちなみに「臨時改札口」以外の自動改札機は今まで通りで変更がありません。


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自動改札機の「フラップドア(扉)」もタイガース仕様になっています。


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カープカラーの自動改札機
 
「阪神タイガース」と同じく熱烈なファンが多い「広島東洋カープ」も広島駅の自動改札機がカープカラーになっています。

 写真は「南改札(入口)」ですが、2017年5月28日から「中央口」の新設により、「南改札」の「入口」と「出口」共に廃止されました。現在は、「中央口」の自動改札機がカープカラーになっています。



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2017年6月25日 (日)

大規模にリニューアル工事中の阪神電気鉄道「甲子園駅」 Part1:ホーム編 ホームがあと少しで完成! 

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-甲子園駅・リニューアル-
 
阪神電気鉄道「甲子園駅」では、大規模なリニューアル計画が行われています。リニューアルは「阪神本線連続立体交差事業(鳴尾工区)」と一体的に行われています。

 島式・相対式4面4線の狭いホームは、プロ野球や高校野球の開催時に大混雑していましたが、島式・相対式3面4線の広いホームに生まれ変わりました。

 ホーム中央部に白球や高校球児のユニホームの「白」をイメージした縦45m×横45mの大屋根を設置しました。自然光を通す膜素材を使用し、屋根の南北には壁を設けず、甲子園特有の「浜風」が吹き抜けるデザインを取り入れました。

甲子園駅改良工事の概要
◆ ホームの拡幅-上り線(梅田・大阪難波方面行き)ホーム、下り線(三宮方面行き)ホーム、下り線降車専用ホームを拡幅する。現在の最大幅5.6mの上下線ホームは、9m程度に拡幅される。これに伴い、上り線の降車専用ホームは廃止する。
◆ バリアフリー化-各ホームにエレベーターを設置(西改札口3基、東改札口2基)する。また東西改札口に多機能トイレを設置する。
◆ 西改札口の拡張-ホームに通じる新たな通路を、現在の通路の西側に設けるとともに、駅舎を改築しコンコー スを拡張する。
◆ 東改札口の改築- 駅舎を改築し、東口を新たに設け、駅東方面へのお客様の利便性を高める。また、上り線 (梅田・大阪方面行き)ホームへの通路と下り線(三宮方面行き)ホームへの通路を分離する。
◆ 大屋根の設置(縦45m×横45m)-ホームの中央付近、県道浜甲子園線の上部に、膜素材を用いた大屋根を設ける。
◆ 総工事費-54億円(総工事費のうち、国が1/5、地方公共団体(兵庫県・西宮市)が1/5を補助)
◆ 工期-2011年11月~2016年度末頃(当初計画)

(備考) 工事は少し遅れており、まだ一部完成していません。


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2011年11月から始まった「甲子園駅改良工事」ですが、当初計画では2016年度末頃完成予定でしたが、工事は少し遅れており、まだ一部完成していません。


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先行して「下り(三宮方面行き)ホーム」は完成しています。


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三宮方面にホームの延伸工事が行われましたが、上下線共に完成しています。


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延伸部分は「立入禁止」となっています。日本は猛烈な少子高齢化に突入しています。延伸部分が役に立つ日が来るのでしょうか?


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ホームの工事は、「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の東側を残すのみです。


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この部分で工事が行われています。


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ここから先が仮設ホームです。


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まだ既存のホーム屋根の構造物が一部残っています。


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ホーム床は仮設です。


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本設のホーム床と既存のホーム床の境目です。


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仮設のホーム床の下では、本設の工事が行われています。このような工事は少しずつ行われるので、知らない間に本設になっていていつも驚かされます。


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更に東側は「立入禁止」となっています。


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本設のホーム床の土台となる「PC板」が敷かれています。


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「立入禁止」のフェンス部分です。


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「桁式ホーム」となっています。「PC板」の取り付け方がよく分かります。


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「上り(梅田・大阪難波方面行き)ホーム」の東端です。


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北西側の「作業構台」はまだ残っていますが、近いうちに撤去されると思われます。


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「作業構台」がある部分には、北面のフェンスが西側に伸びます。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North」 2017年6月21日の建設状況

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.70㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月予定
◆ 入居開始-2020年02月予定


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北西側から見た様子です。重機が全く見えなくなりました。2台の「アースドリル掘削機」で、「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築していましたが、完了して次の工程に移行しています。外からは見えませんが掘削作業を行っていると思われます。


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北西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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2017年6月24日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/06/21 11階・12階部分の鉄骨建方が進行中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年6月21日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年6月21日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年6月21日 縦アングルです。2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月21日 地上11階・12階(13FL)の骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月21日
 少し方向を変えた様子です。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年6月21日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月21日 地上11階・12階(13FL)の骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月21日
 場所によって柱と梁の色が違うのは、12階がオフィスの部分と塔屋の部分に分かれるためです。外気に触れやすい部分は、グレーの塗装が施されています。


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撮影日2017年6月21日 柱の形状が面白いです。


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撮影日2017年6月21日 北西側部分です。場所によって柱と梁の色が違います。 


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撮影日2017年6月21日 柱の形状が面白いです。


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撮影日2017年6月21日 南東側部分です。


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撮影日2017年6月21日 「カーテンウォール」の取り付けが行われています。


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撮影日2017年6月21日
 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続工事が行われています。以前より1階の階高が高いので、2階床が高くなっているのでスロープになるようです。


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撮影日2017年6月21日 既存部分を高さで大幅に上回っています。既存部分と階高が全く違う事が分かります。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/06/21

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年6月21日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年6月21日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月21日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年6月21日 塔屋の構築が行われています。


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撮影日2017年6月21日 道路上空部分です。


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撮影日2017年6月21日
 縦アングルです。「養生シート」が取り付けられました。万一「カーテンウォール」の取り付け時に、カーテンウォールが「テルハクレーン」から外れても道路上に落下しないようにする対策だと思われます。


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撮影日2017年6月21日 8階・9階部分(10FL)の鉄骨建方が完了しました。


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撮影日2017年6月21日 10階床の「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。



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2017年6月23日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017年6月21日の状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設予定地です。


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「グランフロント大阪」の2階から見た様子です。


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敷地西側です。


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敷地東側です。


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「三点式パイルドライバ」です。


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北東側から見た様子です。


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「三点式パイルドライバ」です。アタッチメントの形状から地中障害物の撤去を行っていると思われます。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2017年6月21日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た様子です。タワークレーン1基で建設しているのでゆっくりと上に伸びています。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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2017年6月22日 (木)

山陽電気鉄道  直通特急(阪神梅田駅-山陽姫路駅)に新型車両「6000系」を投入 試運転を行う6両編成を激写!

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-山陽電気鉄道6000系電車-

 「山陽電気鉄道」は、新型車両「6000系」の営業運転を2016年4月27日(水)から開始しました。製造は「川崎重工兵庫工場」となっています。既存車両「3000系」の老朽化にともなう代替として導入されました。

 主に本線の普通列車で運用されます。3両編成ですが、2編成を連結したうえで直通特急運用にも対応しています。

● 直通特急
 「阪神電気鉄道」と「山陽電気鉄道」は、阪神梅田駅 - 山陽姫路駅間を阪神本線・阪神神戸高速線・山陽電気鉄道本線を経由する「直通特急」を運行しています。

 使用車両は、山陽電気鉄道が「5000系、5030系」、阪神電気鉄道が「9300系、8000系、9000系、1000系」となっています。転換クロスシート車が多くて非常に快適です。


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阪神梅田駅に向かっている途中の「甲子園駅」で見慣れない電車を見かけたので、下車する予定は無かったのですが、急遽下車しました。

 試運転中の新型車両「6000系」でした。撮影しているとすぐに発車したのでめちゃめちゃタイミング的にラッキーでした。


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6両編成の「6000系」を始めて見ました。


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3両編成+3両編成=6両編成となっています。


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側面です。


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LEDの列車種別・行先表示が「試運転」となっています。


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「LCD式車内表示装置」の停車駅の表示が特急電車の停車駅になっているので、「直通特急」の試運転に間違いありません。

 ドアの上部には、15インチの「LCD式車内表示装置」が、各車両の3ヶ所に千鳥配置で設置されています。行先・次駅・駅名マップ・乗換案内・開扉方向など様々な情報表示を、かな文字を含む日本語・英語・中国語(簡体字・ 繁体字)・韓国語の4ヶ国語5言語で表示します。


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「直通特急」は、転換クロスシートになる事を期待していましたが、残念ながら普通電車と同じ兵庫県花である「のじぎく」を柄模様に取り入れたロングシートのようです。


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山陽電気鉄道5000系電車
 
直通特急の現在の山陽電気鉄道側の主力である「5000系」です。


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「5000系」は、多くの車両が「転換クロスシート」になっています。私は急いでいる時以外は、「転換クロスシート」の電車が来るまで梅田駅のホームで待ちます。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/06/21 「回遊デッキ」が更に西側に伸びる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「阪急百貨店うめだ本店」13階の「屋上広場」から見た様子です。


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。


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2017年6月30日に供用開始

 「ヨドバシカメラ」は、先行して整備を進めている「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」の完成時期を発表しました。

 引用資料 ヨドバシカメラ(2017/06/14)
 ヨドバシ梅田 「ペデストリアンデッキ先行工事」 2017年6月30日に完成いたします

 「Aデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年6月30日に完成、「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。


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Aデッキ

 「Aデッキ」および一部の回遊デッキは、2017年6月30日に供用開始されます。


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店舗入口

 この部分の壁をぶち抜いて2階南東側の「店舗入口」を設けます。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」に沿った回遊デッキに、アーチ型の部分が姿を現しています。


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大阪ステーションシティの「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキの工事が佳境を迎えています。


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カリヨン広場側の「仮囲い」です。非常に注目度の高いプロジェクトなので、「仮囲い」越しにスマホなどで内部を撮影する人をみかけます。そのためか? 完全に目隠しされました(笑)。


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「接続デッキ6月30日完成」と掲示されました。非常に注目度の高いプロジェクトなので、通行人の会話を聞いていると多くの人がこの件を会話しています。会話の内容に大阪ならではのボケとツッコミがあって面白いです(笑)。


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「養生シート」で完全に目隠しされています。


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回遊デッキ

 「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定ですが、早くも一部が地上に姿を現しました。


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「回遊デッキ」です。工事のペーズが随分早いですね!


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「回遊デッキ」の西端です。


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南西側から見た様子です。


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「仮囲い」の西端です。


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グランフロント大阪」と結ぶペデストリアンデッキの工事です。「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。



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2017年6月21日 (水)

JR西日本 紀勢線(和歌山駅~和歌山市駅) ICOCA等のICカード乗車券が2017年7月15日(土)から利用可能!

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-和歌山市駅(JR西日本)-

 JR西日本の「和歌山市駅」は、1面1線と非常にコンパクトです。ややこしいですが、JRの和歌山市内の拠点駅は「和歌山駅」です。

 紀勢線の「和歌山市駅」と「和歌山駅」間を連絡する電車は、朝夕は1時間に2本ありますが、昼間は1時間に1本しかありません。「和歌山駅~和歌山市駅」間は、ICOCA等のICカード乗車券が使えません。

● ICOCAが2017年7月15日(土)から利用可能!
 ICOCA等のICカード乗車券が、2017年7月15日(土)から利用可能になります。南海電鉄が推進している「和歌山市駅活性化計画(第1期)」の「駅施設」の工事が終了し、南海電鉄とJR西日本の改札が分離する事により利用可能になります。

 引用資料 JR西日本(2017/06/08)
 利用開始日が決定! 紀勢線(和歌山~和歌山市駅)でICカード乗車券が7月15日(土曜日)から利用できるようになります!


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2017年7月15日(土)から「ICカード乗車券の利用が拡大される駅」です。


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JRの「和歌山市駅」は、1面1線と非常にコンパクトです。


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フェンスの向こう側は、南海電鉄の「和歌山市駅」です。


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「和歌山市駅」の現在の2階の改札口です。JRの部分も南海電鉄が管理しています。そのため、南海電鉄とJRの改札は分かれていません。

 2017年7月15日(土)から、現在2階に設置している改札口が1階へ移設します。同時に南海電鉄とJR西日本の改札口が分離します。


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和歌山駅
 「和歌山駅」は、5面8線(単式ホーム×2面、島式ホーム×3面)のホームを持つ地上駅です。JRの「紀勢本線、阪和線、和歌山線」と和歌山電鐵の「貴志川線」の合計4路線が乗り入れています。


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8番線が「紀勢線(紀和・和歌山市方面)」のホームです。


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紀勢線の「旅万葉」のラッピング電車です。



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「奈良公園」近く 「森トラスト」が最高級インターナショナルホテルブランドを誘致する「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地

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-吉城園周辺地区保存管理・活用事業-

 「奈良県」は、官民連携プロジェクトとなる「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の公募型プロポーザルを行い、「森トラスト」を代表企業とするグループを優先交渉権者に特定しています。

 「森トラスト」は、「畏敬の夜・神秘の朝、奈良らしさを世界へ」を事業コンセプトに掲げ、最高級インターナショナルホテルブランドを誘致するとともに、設計には「隈研吾氏」を採用することを提案しています。

 引用資料 奈良県(2017/03/14)
 吉城園周辺地区保存管理・活用事業について

● 奈良県+森トラスト+最高級ホテルブランドは2例目
 「森トラスト」は、奈良県が奈良市の平城宮跡近くの県営プール跡地で進める高級ホテル誘致計画で、マリオット・インターナショナルの日本初進出となる最高級ホテルブランド「JWマリオットホテル奈良」を誘致し、2020年春の開業を目指すことを発表しています。

施設整備運営の7つの要素
(1) 最高級クラスのインターナショナルホテルブランドの誘致
(2) 隈研吾氏による奈良の歴史ある風景を現代に昇華した建築デザイン
(3) 奈良公園全体を生かした多用途の宿泊施設機能
(4) 生物多様性に配慮した植栽エリアの造成
(5) 地域と連携体制の構築
(6) 奈良の食と産物の世界的な認知度の向上
(7) 地域の記憶の保存と発信


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「位置図」です。西側が「奈良県庁」、東側が「奈良公園」、南側が「奈良国立博物館」という文句のつけようのない好立地です。

 引用資料 奈良県(PDF:2016/10)
 吉城園周辺地区の整備について 


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奈良県庁屋上からの眺めです。低層の建物のため整備後も緑豊かで大らかな奈良公園を望む眺めは変わりません。


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奈良県庁屋上から見た「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地です。


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「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地を北西側から見た様子です。古都奈良の最高のロケーションです。


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西側の道路沿いの緑も計画地に含みます。


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計画地に含みますが、この部分は「都市公園奈良公園区域」なのでそのまま残されます。


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北西側から見た様子です。「築地塀(ついじべい)」風の壁で囲まれています。この壁が泥土をつき固めて作った「築地塀」かは分かりませんでした。


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敷地西側は壁で囲まれています。


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敷地南側も壁で囲まれています。


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「吉城園周辺地区保存管理・活用事業」の予定地を南東側から見た様子です。



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2017年6月20日 (火)

おおさか東線 Part5・神崎川の堤防の南側~淡路駅(仮称)の手前 2017年6月9日の建設状況

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-おおさか東線-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までの20.3kmを結ぶプロジェクトです。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年春に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の4駅が計画されています。


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神崎川の堤防の南側を北西側から見た様子です。すでに複線の幅に拡幅されています。


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神崎川の堤防の南側を北東側から見た様子です。こちらは法面になっています。


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「おおさか東線」の東側を南下します。「防音壁」が見えます。前回ここを歩いたのが2014年7月26日だったので、約2年10ヶ月ぶりです。


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更に南下します。この部分の盛土は拡幅されています。拡幅された部分の「法面(のりめん)」を保護するために「法面緑化」が行われています。先に「東海道新幹線」の高架橋が見えます。


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「おおさか東線」の西側に移動して、幹線道路をオーバーパスする部分を見た様子です。橋脚を補強しているようです。


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「東海道新幹線」の高架橋を南側にくぐります。


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「城東貨物線」の既存の構造物を出来るだけ利用しています。


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更に南下して「おおさか東線」の西側を北側に振り返った様子です。既存の「法面」を利用しています。


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この先が「淡路駅(仮称)」です。手前が「阪急千里線」で、奥が「阪急京都線」です。現在は、「おおさか東線」の建設現場をアンダーパスしていますが、「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」が完了すると「おおさか東線」をオーバーパスします。

 

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奈良県庁の東側 奈良公園の玄関口として、観光バスなどの来訪拠点となる「(仮称)登大路バスターミナル」

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-(仮称)登大路バスターミナル-
 
「奈良県」は、交通渋滞の緩和や奈良公園の魅力向上を目的に奈良県庁東隣の敷地に「(仮称)登大路バスターミナル」を整備します。2016年9月10日には、「(仮称)登大路バスターミナル」の起工式が行われました。

 引用資料 奈良県・報道資料(PDF:2016/09/07)
 『(仮称)登大路バスターミナル』起工式を開催 ~ 奈良公園の新しい玄関口の整備がはじまります ~

 敷地面積は8,640.29㎡で、複合施設は地上2階、地下1階です。観光バスの乗降場のほか、奈良公園の歴史が分かるような展示スペース、土産物などを販売する物販や飲食店が入ります。「屋上庭園」も整備されます。

 県奈良公園室は「バスターミナルの整備により、奈良公園の玄関口が様変わりする。これまでの奈良公園の観光から転換し、より多くの人を呼び込みたい」としています。

● 落札者がやっと決まる
 2016年9月10日に「起工式」が行われましたが、本格的な工事が行われていませんでした。2016年10月の公告では、入札者が無く中止となっていました。再度入札が行われ、2017年5月10日に開札し、「奥村組・山上組JV」に決定しました。

(仮称)登大路バスターミナル新築工事の概要
◆ 整備場所-「奈良県庁」の東隣の「県庁東側有料駐車場(旧:登大路観光自動車駐車場(南))」跡地
◆ 階数-地上2階、地下1階
◆ 敷地面積-8,640.29㎡
◆ 建築面積-約3,452㎡
◆ 延床面積-約6,419㎡(地下1階約515 ㎡、地上1階約2,312㎡、地上2階約3,301㎡、屋上約291㎡)
◆ 着工-2016年09月10日(起工式)
◆ 竣工-2019年03月予定


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「(仮称)登大路バスターミナル」の建設予定地を南東側から見た様子です。「奈良県庁」の東隣です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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内部を南側から見た様子です。落札者が「奥村組・山上組JV」に決定する前の撮影だったので、まだ本格的な工事が行われていませんでした。


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内部を北側から見た様子です。



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2017年6月19日 (月)

鉄道交通の要衝 新大阪駅周辺は空前のホテル建設ラッシュ!

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-新大阪駅周辺-

 「新大阪駅」は鉄道交通の要衝です。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増により、新大阪駅周辺は空前のホテル建設ラッシュとなっています。

 「新御堂筋」の西側を少し歩いただけで、6ヶ所のホテル建設現場やホテル建設予定地に遭遇しました。もっと歩くとまだまだあると思います。

 今回は、「新御堂筋」の西側だけでしたが、「新御堂筋」の東側も同じような状況になっていると思われます。大阪市ではミナミが空前のホテル建設ラッシュになっていますが、新大阪駅周辺も凄い事になっています。


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(仮称)ユニゾイン新大阪新築工事

 新大阪駅の南西側の「新御堂筋」沿いに「(仮称)ユニゾイン新大阪新築工事」が建設中です。 地上14階、地下0階、高さ44.970m、延床面積4,659.61㎡、2017年11月初旬竣工予定です。


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WBF新大阪ホテル

 「(仮称)ユニゾイン新大阪新築工事」のすぐ南西側に「WBF新大阪ホテル」が建設予定です。地上32階、塔屋1階、高さ105.35m、延床面積8,053.79㎡です。

WBF新大阪ホテルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区西中島七丁目4番2他(地名地番)
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.35m、軒高99.40m
◆ 敷地面積-911.82㎡
◆ 建築面積-525.70㎡
◆ 延床面積-8,053.79㎡(容積率対象面積7,293.65㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-ホワイト・ベアーファミリー
◆ 設計者-日企設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年09月中旬予定
◆ 竣工-2019年06月下旬予定


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(仮称)サラサホテル新大阪
 
「WBF新大阪ホテル」の建設予定地のすぐ南西側に「(仮称)サラサホテル新大阪」が建設予定です。 地上14階、地下0階、高さ43.40m、延床面積3,703.67㎡、2018年4月末竣工予定です。


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(仮称)アパホテル<新大阪駅南>新築工事
 
「(仮称)サラサホテル新大阪」の建設予定地のすぐ北西側に「(仮称)アパホテル<新大阪駅南>新築工事」が建設中です。地上10階、地下0階、高さ約31m、延床面積1,873.10㎡、2018年4月オープン予定です。


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仮囲いに掲示されていた「(仮称)アパホテル<新大阪駅南>新築工事」の完成予想図です。


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(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画

 新大阪駅の西側に、地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ97.000m、延床面積約18,500㎡の「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」が建設中です。

(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区宮原三丁目3番9、3番10、3番11、3番12
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-建築物97.000m
◆ 敷地面積-2,080.24㎡
◆ 建築面積-約1,200㎡
◆ 延床面積-約18,500㎡(容積対象面積約16,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-(不明)
◆ 建築主-SGリアルティ
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2019年05月末日予定


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(仮称)プレサンス西宮原1丁目ホテル

 「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」の建設現場のすぐ南西側に「(仮称)プレサンス西宮原1丁目ホテル」が建設予定です。地上9階、地下0階、高さ30.98m、延床面積3,353.68㎡、2018年8月31日竣工予定です。



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阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業 Part2:「淡路駅」の駅舎 & 上新庄駅・下新庄駅方面 2017年6月9日の建設状況

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-淡路駅(あわじえき)-

 「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、東淀川区の「淡路駅」を中心とした阪急電鉄京都線3.3kmと千里線3.8kmの合計7.1kmを高架化し、17ヶ所の踏切を無くし、都市計画道路などの交差道路を整備するプロジェクトです。

 駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。1997年1月に用地買収に着手し、2008年9月に工事に着工しました。

● 工期が大幅に遅れ事業期間を7年延長
 計画では2017年度末に高架切替、2020年度末に事業完了の予定でしたが、工期が大幅に遅れており事業期間を7年延長しています。現時点では2024年度末に高架切替、2027年度末に事業完了に向け工事を進めています。


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駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。


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新しい「淡路駅」は、4層構造の島式2面4線の高架駅になる予定です。駅の高さは約30mになります。


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現在の「淡路駅」の手書きの配線図です。京都線と千里線の上りと下りが3ヶ所で平面交差する非常に複雑な配線となっています。そのため「淡路駅」に到着する前の電車は信号待ちが頻発します。


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改良後の「淡路駅」の手書きの配線図です。下りと(4階)と上り(3階)が立体交差になり「淡路駅」のネックだった頻発する信号待ちは解消されます。


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新しい「淡路駅」の工事現場です。駅全体が現在の「淡路駅」の南東側に移動します。「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、「直上施工」、「別線施工」、「仮線施工」の3工法で工事が行われますが、淡路駅部分は「別線施工」が採用されています。


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ゲートから「淡路駅」の橋脚が見えました。前回の取材が2015年8月1日だったのでほぼ1年10ヶ月ぶりです。前回とほとんど変わっていませんでした。

● 上下線を同時に高架切替
 事業期間を7年延長して、現時点では2024年度末に高架切替予定です。工事のペースの遅さを見ていると2024年度末の高架切替予定もかなり厳しいような気がします。

 多くの高架工事は、上下線を別々に行いますが、この現場は上下線が立体構造のため、上下線を同時に完成させないと高架切替が出来ません。それが工事をより難しくしています。


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駅舎部分なので橋脚がめちゃめちゃ太いです。「淡路駅」の本体は、「ラーメン高架橋」のようです。


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更に北東側の駅舎部分です。このあたりは工事が始まったばかりのようです。


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「淡路駅」北東側の「阪急電鉄京都線(上新庄駅方面)」と「阪急電鉄千里線(下新庄駅方面)」が分岐するあたりです。


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掘削工事が行われています。


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「おおさか東線」の東側の「阪急電鉄京都線」の高架橋です。


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踏切から南西側(淡路駅方面)」を見た様子です。


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踏切から東側(上新庄駅方面)」を見た様子です。高架橋の建設工事が行われています。


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更に東側でも高架橋の建設工事が始まっています。


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「おおさか東線」の北東側の「阪急電鉄千里線」の工事現場です。


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「阪急電鉄千里線」の北側(下新庄駅方面)に橋脚の列が姿を現しつつあります。



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2017年6月18日 (日)

阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業 Part1:「淡路駅」の崇禅寺駅・柴島駅方面 2017年6月9日の建設状況

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-淡路駅(あわじえき)-

 「阪急電鉄京都線・千里線(淡路駅付近)連続立体交差事業」は、東淀川区の「淡路駅」を中心とした阪急電鉄京都線3.3kmと千里線3.8kmの合計7.1kmを高架化し、17ヶ所の踏切を無くし、都市計画道路などの交差道路を整備するプロジェクトです。

 駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。1997年1月に用地買収に着手し、2008年9月に工事に着工しました。

● 工期が大幅に遅れ事業期間を7年延長
 計画では2017年度末に高架切替、2020年度末に事業完了の予定でしたが、工期が大幅に遅れており事業期間を7年延長しています。現時点では2024年度末に高架切替、2027年度末に事業完了に向け工事を進めています。


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駅としては、「淡路駅」、「崇禅寺駅」、「下新庄駅」、「柴島駅」の4駅が高架駅になる予定です。


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新しい「淡路駅」は、4層構造の島式2面4線の高架駅になる予定です。駅の高さは約30mになります。


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現在の「淡路駅」の手書きの配線図です。京都線と千里線の上りと下りが3ヶ所で平面交差する非常に複雑な配線となっています。そのため「淡路駅」に到着する前の電車は信号待ちが頻発します。


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改良後の「淡路駅」の手書きの配線図です。下りと(4階)と上り(3階)が立体交差になり「淡路駅」のネックだった頻発する信号待ちは解消されます。


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「淡路駅」のホーム南西端から見た様子です。前回の取材が2015年8月1日だったのでほぼ1年10ヶ月ぶりです。事業期間を7年延長して、現時点では2024年度末に高架切替予定です。

 現場を見ていると2017年度末に高架切替が出来るなんて誰も思っていなかったので、事業期間を7年延長は何の驚きもありません。進行状況もを見ていると2024年度末の高架切替予定もかなり厳しいと思います。

 「連続立体交差事業」はそんなもんです。5年~10年遅れるなんてごく普通です。むしろ計画通りに工事が進行するのが奇跡です。


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「淡路駅」の南西側で一番近い高架橋を北東側から見た様子です。


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「淡路駅」の南西側で一番近い高架橋を南西側から見た様子です。この現場では珍しい「鉄骨造」の高架橋となっています。


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「淡路駅」すぐ南側の「阪急電鉄千里線(写真左側)」と「阪急電鉄京都線(写真右側)」が分岐する部分を北側から見た様子です。


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「淡路駅」南西側(崇禅寺駅方)の京都線の高架工事の様子です。


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都市計画道路 歌島豊里線(整備中)

 「都市計画道路 歌島豊里線」は、淀川以北の地域を東西に連絡し、大阪北の玄関口であるJR新大阪駅にアクセスする幹線道路です。

 当該区間の整備により北大阪から都心部を経由せず、東大阪方面へのネットワークが形成されるため、交通の円滑化等が図られます。


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「都市計画道路 歌島豊里線」をオーバーパスする「トラス橋」です。「都市計画道路 歌島豊里線」は、計画幅員30mと幅が広いので、「トラス橋」を架設して、オーバーパスします。


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「淡路駅」南西側(淡路駅方)の京都線の高架工事の様子です。


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「淡路駅」すぐ南側の「阪急電鉄千里線(写真右側)」と「阪急電鉄京都線(写真左側)」が分岐する部分を南側から見た様子です。


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「淡路駅」南側(柴島駅方)の千里線の踏切から「淡路駅」方向を見た様子です。


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現在の線路の上に高架構造物を構築する「直上施工」で行われています。


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「淡路駅」南側(柴島駅方)の千里線の踏切から「柴島駅」方向を見た様子です。


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この部分は「仮線施工」で行われています。仮線の上下線の上に高架橋を建設しています。


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仮線を頻繁に電車が通過して行きます。



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JR西日本 使用開始された大阪駅の6番線ホーム・7番線ホームの「可動式ホーム柵(ホームドア)」

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大阪駅の6・7番線ホームに可動式ホーム柵を設置-
 
JR西日本は、大阪駅の6番線ホーム・7番線ホームに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置しました。先行して6番線ホームで、2017年4月22日(土)の始発列車から使用開始、続いて7番線ホームで、 2017年5月27日(土)の始発列車から使用開始しました。

可動式ホーム柵(ホームドア)を設置の概要
◆ 設置箇所-JR京都線・JR神戸線 大阪駅 6番線ホーム・7番線ホーム(京都方面や西明石方面への普通列車が発着)
◆ 諸元-高さ約1.3m、開口幅約2.9m、柵延長約140m(1ホームあたり)
◆ 使用開始時期-2017年04月22日(6番線ホーム)、2017年05月27日(7番線ホーム)


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先行して使用開始された大阪駅の6番線ホームの「可動式ホーム柵(ホームドア)」の裏側です。2017年4月22日(土)の始発列車から使用開始しました。


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2017年5月27日(土)の始発列車から使用開始された大阪駅の7番線ホームの「可動式ホーム柵(ホームドア)」です。


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電車が停車していない状態です。


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電車が停車した状態です。


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ドアが開いた状態です。開口幅は約2.9mです。


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大阪駅の7番線ホームは、京都方面の普通列車が発着します。


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「可動式ホーム柵(ホームドア)」を真横から見た様子です。



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2017年6月17日 (土)

プロロジス 延床面積約258,000㎡の「プロロジス猪名川プロジェクト」 & 延床面積約161,000㎡の「プロロジスパーク京田辺」 巨大物流施設を着工!

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-プロロジス猪名川プロジェクト-

 この記事がこのブログの6000記事目になります。変更前のブログタイトル「大阪駅北地区 成長記録」を始めたのが2007年6月20日だったので10年になります。今後も頑張って更新していきますのでよろしくお願い致します。

 日本全国で巨大物流施設の建設ラッシュになっています。特に首都圏と関西圏が顕著で、牽引するのが「プロロジス」や「ESR(旧レッドウッドグループ・ジャパン)」や「グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)」などの外資系です。

 「プロロジス」は6月16日に、兵庫県川辺郡猪名川町で、先進的物流施設の集積拠点となる産業団地「プロロジス猪名川プロジェクト」の造成工事の起工式を行いました。

 引用資料 プロロジス(2017/06/16)
 プロロジス、兵庫県において産業拠点地区開発事業 「プロロジス猪名川プロジェクト」をスタート~事業面積約45万㎡、官民一体となり整備する国内最大級の物流施設集積拠点~

 「プロロジス」は、物流施設の集積拠点を開発、運営する提案を行い、優先交渉事業者に選ばれ、この2017年2月に「猪名川町産業拠点地区まちづくり基本協定書」を猪名川町と締結、2017年3月に開発許可を取得しました。

 プロジェクトは、官民が一体となって整備する物流施設集積拠点としては国内最大規模であり、「プロロジス」の開発実績としても国内最大です。

プロロジス猪名川プロジェクトの概要
◆ 開発地-兵庫県川辺郡猪名川町肝川・差組地内
◆ 開発区域面積-約452,000㎡
◆ 計画総延床面積-約258,000㎡
◆ 計画施設-マルチテナント型施設×1棟、BTS(特定企業専用物流)型施設×4棟
◆ 事業期間-2015年度~2025年度予定
 ◇ 2017年06月16日-造成工事開始(起工式)
 ◇ 2019年11月末-造成工事完了、第1棟開発着手予定
 ◇ 2021年春~夏-第1棟竣工予定


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「プロロジス猪名川プロジェクト」は、2017年秋には、開発地から約2kmの地点に新名神高速道路 「川西IC」が開通する予定であり、大阪市内への配送に加えて、京都方面から広島方面まで西日本各地へ効率的にアクセスが可能な立地です。


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プロロジスパーク京田辺

 「プロロジス」は2017年5月26日に、京都府京田辺市にマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク京田辺」の起工式を行いました。

 引用資料 プロロジス(2017/05/26)
 プロロジス、京都府京田辺市にて「プロロジスパーク京田辺」の起工式を挙行 

 「プロロジス」にとって京都府における初の開発案件です。新名神高速道路の整備により将来ポテンシャルが期待できるため、新たな物流ハブとして開発し、2018年10月竣工予定です。

プロロジスパーク京田辺の概要
◆ 所在地-京都府京田辺市松井宮田
◆ 階数-地上6階
◆ 敷地面積-69,701.56㎡
◆ 延床面積-161,356.73㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造+鉄骨造
◆ 着工-2017年05月26日(起工式)
◆ 竣工-2018年10月予定


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「プロロジスパーク京田辺」の開発地は、新名神高速道路「八幡京田辺JCT・IC」および第二京阪道路「京田辺松井IC」より約300mと至近で、東西および南北の物流の結節点に位置しています。



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近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「ザ・パークハウス 神戸タワー」 2017年6月13日の建設状況

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ザ・パークハウス 神戸タワー
 
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が行われました。

 「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
 老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積3,051.00㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。

 跡地には、地上33階、塔屋2階、地下1階、高さ116.95m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。

 計画名は「(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画」でしたが、正式名称は「ザ・パークハウス 神戸タワー」に決まりました。公式ホームページもオープンしています。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・パークハウス 神戸タワー

ザ・パークハウス 神戸タワーの概要 
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅より徒歩5分、神戸高速線東西線「西元町」駅より徒歩2分、神戸高速線東西線「高速神戸」駅より徒歩6分、市営海岸線「みなと元町」駅より徒歩6分、市営海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩6分、神戸高速線東西線「花隈」駅より徒歩7分、市営西神・山手線「大倉山」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-116.95m
◆ 敷地面積-3,051.00㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-約1,500㎡
◆ 延床面積-39.520.55㎡(容積対象面積27,426.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定


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低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。


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北側から見た様子です。


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東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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西側から見た様子です。敷地の南西側も道路に接しているので、敷地の3方向で道路に接している事になります。


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「三点式パイルドライバ」です。三連型の「アースオーガ」で「山留め壁」を構築しています。



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2017年6月16日 (金)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/06/13 カーテンウォールの取り付け現場を撮影!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年6月13日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年6月13日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年6月13日 縦アングルです。2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月13日 地上10階(11FL)の鉄骨建方が完了しています。


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撮影日2017年6月13日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2017年6月13日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月13日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年6月13日
 地上10階(11FL)の鉄骨建方が完了しています。「機械室」となる10階は「構造切替え階」となります。階高が他の階よりかなり高い事が分かります。


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撮影日2017年6月13日 北側のタワークレーンが「フロアクライミング」の作業中でした。


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撮影日2017年6月13日
 フロアクライミング時は、クレーン本体をビル本体に固定して行います。仮設の梁をビル本体の鉄骨に「アンカーボルト」でガッチリ固定している様子が分かります。


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撮影日2017年6月13日
 「カーテンウォール」の取り付けが行われています。外壁ではなく飾りの役目しか果たしていないので、厳密な意味で「カーテンウォール」と呼んでいいのか分かりませんが、とりあえず「カーテンウォール」とします。


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撮影日2017年6月13日 運良く「カーテンウォール」の取り付けシーンに遭遇しました。


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撮影日2017年6月13日
 カーテンウォールは、「タワークレーン」で取り付ける場合と「テルハクレーン」で取り付ける場合がありますが、この現場は「テルハクレーン」で取り付けを行っています。テルハクレーンが水平移動する「走行レール」も見えます。


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撮影日2017年6月13日
 「カーテンウォール」の裏側を初めて見ました。厚みがあるわけではなく、軽量化のために内部がスカスカであることが分かります。

 無数の穴の部分にライトアップの演出が行われる「LED照明」が入っていると想像していましたが、それはありませんでした。


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撮影日2017年6月13日 「カーテンウォール」を「玉掛け」します。


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撮影日2017年6月13日 「カーテンウォール」を台車で外に押し出しながら「テルハクレーン」で吊り上げます。


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撮影日2017年6月13日 「カーテンウォール」を所定の場所まで移動します。


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撮影日2017年6月13日 「カーテンウォール」を取り付けます。


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撮影日2017年6月13日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続工事も始まったようです。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/06/13

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年6月13日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年6月13日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月13日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります


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撮影日2017年6月13日 塔屋の構築が行われています。


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撮影日2017年6月13日 道路上空部分です。


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撮影日2017年6月13日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月13日 8階・9階部分(10FL)の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月13日 9階床と10階床に「デッキプレート」が敷かれています。


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撮影日2017年6月13日 10階床の「仕口」の形状を見ると10階(機械室)がトラス構造になる事が分かります。



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2017年6月15日 (木)

阪急電鉄を新大阪駅まで延伸する「阪急新大阪連絡線」 実現する事を願って「阪急新大阪駅」の設置場所を予想して見ました!

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-阪急新大阪連絡線-

 「阪急新大阪連絡線」は、阪急電鉄の各線と東海道新幹線の新大阪駅を結ぶ路線として計画された鉄道路線です。1961年12月に「淡路駅~新大阪駅~十三駅」間と「新大阪駅~神崎川駅」間の事業免許を取得しました。

 用地の確保も進められ、新幹線と交差する部分は立体交差のためのスペースも確保されました。しかし、用地の確保が難航した事もあり計画は進みませんでした。
 2003年3月には、用地の確保が進まなかった「淡路駅~新大阪駅」間と「新大阪駅~神崎川駅」間の事業許可を廃止しました。

 正に幻の新線計画ですが、動き出す可能性が出てきました。2017年5月23日に、5者(大阪府、大阪市、JR西日本、南海電鉄、阪急電鉄)が、「なにわ筋線」の早期事業化を協力して進めていくことで一致したと発表しました。その中には「なにわ筋連絡線」の構想もありました。

 まだまだ夢物語ですが、「なにわ筋連絡線」を更に延伸して、新大阪駅まで到達する可能性が出てきました。都市伝説化していた「なにわ筋線」も動き出したので、新大阪駅までの延伸も全くの夢物語という訳では無いと思います。


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なにわ筋連絡線(阪急電鉄)
 「なにわ筋線」の整備効果や事業性をより一層高めるため、(仮称)北梅田駅北側で阪急十三方面に分岐する路線(なにわ筋連絡線)について、国と連携しながら整備に向けた調査・検討を進めます。

 引用資料 JR西日本(2017/05/23)
 
なにわ筋線の整備に向けて 

 「なにわ筋線」への乗り入れには「軌間(レールの間隔)」の問題があります。「なにわ筋線」はJR西日本・南海電気鉄道に合わせて狭軌(1,067mm)です。
 「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。阪急電鉄は「十三駅」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れる可能性が高いです。


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阪急新大阪駅の設置が想定される場所
 
「阪急新大阪駅」の設置が想定される場所は、「新大阪阪急ビル」の西側です。当初は在来線新大阪駅の上空から新幹線新大阪駅北側あたりを想定していましたが、在来線の新大阪駅構内に残っていた橋脚が撤去されたのと「新大阪阪急ビル」が建設されたため大幅に西側にスライドします。


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大阪市営地下鉄新大阪駅の遺構

 大阪市営地下鉄新大阪駅の屋根には「阪急新大阪駅」の遺構があります。将来上に伸びる事を想定して鉄骨の橋脚が建てられています。


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少し角度を変えて見た様子です。


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新御堂筋の遺構

 新御堂筋にも「阪急新大阪駅」の遺構があります。


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将来上に伸びる事を想定して鉄骨の橋脚が建てられています。


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かなり太い橋脚です。


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山陽新幹線北側の用地

 山陽新幹線の北側には、「阪急新大阪連絡線」を建設する用地を確保済みです。


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山陽新幹線の北側には、「阪急宝塚線」まで続く細長い用地が確保されています。


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十三駅

 十三駅の地下から阪急宝塚線の地下を通って、山陽新幹線の北側に曲がって、山陽新幹線の北側で地上に出て、新大阪駅に高架で到達するルートが予想されます。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー Aデッキ(カリヨン広場と結ぶペデストリアンデッキ)が2017年6月30日に供用開始!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

 商業部分は、地下1階~地上8階で、床面積約48,500㎡です。大規模商業施設の場合は、約半分が売場面積になるので、梅田に新たに売場面積24,000㎡~25,000㎡クラスの大規模商業施設が誕生する事になります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「阪急百貨店うめだ本店」13階の「屋上広場」から見た様子です。


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。

 工期は、2016年12月5日~2017年7月31日(予定)です。注文者は「ヨドバシカメラ」、施工者は「五洋建設」となっています。


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2017年6月30日に供用開始!

 「ヨドバシカメラ」は6月14日に、先行して整備を進めている「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」の完成時期を発表しました。

 引用資料 ヨドバシカメラ(2017/06/14)
 ヨドバシ梅田 「ペデストリアンデッキ先行工事」 2017年6月30日に完成いたします

 「Aデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年6月30日に完成、「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。


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「Aデッキ」および一部の回遊デッキは、2017年6月30日に供用開始されます。


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店舗入口

 この部分の壁をぶち抜いて2階南東側の「店舗入口」を設けます。供用開始後は2階がメインの入口になると思われるので、店舗内の大幅な売り場変更が予想されます。


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大阪ステーションシティの「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキの工事が佳境を迎えています。2017年6月30日に供用開始されます。


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カリヨン広場側の「仮囲い」です。


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「養生シート」で目隠しされて内部が見えなくなりました。


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床の工事も行われています。


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南西側から見た様子です。


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「仮囲い」の西端です。


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「グランフロント大阪」と結ぶペデストリアンデッキの工事です。「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。


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グランフロント大阪側のゲート北側の柱の路面タイルが剥がされて何か書かれています。こちら側でも近いうちに工事が始まるかも知れません。


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グランフロント大阪側のゲート南側の柱の路面タイルも剥がされて何か書かれています。



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2017年6月14日 (水)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/06/13 「三点式パイルドライバ」が登場!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

● 建築計画のお知らせ掲示
 遂に「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に建築計画のお知らせが掲示されました。読者の方からメールで送って頂きました。本当にありがとうございました。正確な概要は、地上35階、塔屋2階、地下4階 高さ149.900m、延床面積111,527.16㎡です。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設予定地です。


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「グランフロント大阪」の2階から見た様子です。週間の作業工程では「準備工事、仮設工事、山留撤去工事」となっていました。


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敷地西側です。


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敷地東側です。


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「三点式パイルドライバ」が登場しました。2017年7月末日の着工予定ですが、どんどん工事現場らしくなっています。永遠に着工しない都市伝説のようなプロジェクトでしたが、いざ動き出すとあっけない程に一気に動きますね。


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「三点式パイルドライバ」は組立中で、まだアタッチメントが取り付けられていなかったため用途が分かりませんでしたが、「山留め壁」を構築する部分の地中障害物の撤去を行うと思われます。


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北東側で、本設の「仮囲い」の設置が行われています。


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北側に「建築計画のお知らせ」が掲示されています。6月9日の午後か6月10日に掲示されたようです。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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おおさか東線 Part4・淡路駅(仮称) 2017年6月9日の建設状況

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-おおさか東線-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までの20.3kmを結ぶプロジェクトです。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年春に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の4駅が計画されています。


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淡路駅(仮称)
 「淡路駅(仮称)」は、「おおさか東線」と「阪急京都線」が交差する南側に建設中です。

 引用資料 JR西日本/大阪外環状鉄道(2016/09/26)
 おおさか東線北区間(新大阪~放出駅間)新駅の概要について

淡路駅(仮称)の概要
◆ 設置位置-大阪府大阪市東淀川区菅原(西吹田←約1.3km→淡路←約2.1km→都島)

◆ 駅設備の概要-高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)

◆ デザインコンセプト-「菅原道真と淡路」
 淡路の地名は、平安時代、菅原道真が中州(中島)であったこの地を、淡路島と間違えて上陸したことに由来すると伝えられていることから、当時の川の流れと地形などを表現


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西側の「新大阪方面行き」の北側の様子です。「淡路駅(仮称)」の前回の取材が2016年12月9日だったので半年ぶりでした。ホームの北側は、盛土の上にホームを設置しています。


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「東淡路商店街」から続く道路をオーバーパスする部分です。ホームが続いています。


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「東淡路商店街」から続く道路の南側部分です。公開されている「淡路駅(仮称)」のイメージパースはこのアングルです。


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ゲートが一部開いていました。このあたりは上下線共に盛土を完全に撤去して本格的な鉄筋コンクリート造の「ラーメン高架橋」を構築しています。


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「エレベーター」が見えます。


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「新大阪方面行きホーム」の南側です。


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更に南側は民家に隠れて見えません。


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東側の「放出方面行きホーム」の北側です。ホームの北側は、盛土の上にホームを設置しています。


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「東淡路商店街」から続く道路の南側部分です。


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「仮囲い」が一部透明のアクリル板のなっていた覗いてみました。


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東側の「放出方面行きホーム」です。


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「放出方面行きホーム」の南側です。ホームの南側は、盛土の上にホームを設置しています。



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2017年6月13日 (火)

おおさか東線 Part3・神崎川に架かる「神崎川橋りょう」 2017年6月9日の建設状況

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-おおさか東線-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までの20.3kmを結ぶプロジェクトです。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年春に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の4駅が計画されています。


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「神崎川橋りょう」の位置です。「神崎川橋りょう」の中央部分が、「大阪市」と「吹田市」の境です。


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南西側の「新大吹橋」から見た「神崎川橋りょう」です。前回の撮影が2015年8月1日だったので、約1年10ヶ月ぶりでした。


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吹田市側から見た「神崎川橋りょう」です。


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吹田市と大阪市の境あたりから見た「神崎川橋りょう」です。


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吹田市側の堤防を高さ的にかなり余裕を持ってオーバーパスしています。


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「神崎川橋りょう」は、典型的な「トラス橋」です。


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大阪市側は、堤防の高さとほぼ同一です。


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大阪市側から見た「神崎川橋りょう」です。


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大阪市側の堤防の上から見た「神崎川橋りょう」です。


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「神崎川橋りょう」は、北東側を頂点としてかなり湾曲しています。


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先に「西吹田駅(仮称)」が見えます。


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大阪市側の「神崎川」の手前で、「おおさか東線」と「城東貨物線」が分岐しています。「おおさか東線」は西側の新大阪駅方向に向かい、「城東貨物線」は東側の「吹田貨物ターミナル駅」方向に向かいます。


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従来からある単線の「城東貨物線」です。「吹田貨物ターミナル駅」方向に向かいます。


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「おおさか東線」の大阪市側を北西側から見た様子です。すでに複線の幅に拡幅されています。


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「おおさか東線」の大阪市側を北東側から見た様子です。こちらは法面になっています。



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新大阪駅近く 地上24階、高さ約97mのホテル「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」 2017年6月9日の建設状況

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-(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画-
 
佐川急便を中核とする「SGホールディングスグループ」は、デリバリー事業(各種輸送サービス)・ロジスティクス事業(各種物流サービス)等の事業を行うために、多くの不動産施設を保有または賃借しています。

 それら不動産施設の大多数を保有し、管理・運営全般を集約すると共に、有効活用や新規開発を行う総合不動産会社として誕生したのが、「SGリアルティ」です。

 「SGリアルティ」が、新大阪駅近くに、地上24階、塔屋1階、地下2階、高さ97.000m、延床面積約18,500㎡のホテル「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」を建設中です。

(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区宮原三丁目3番9、3番10、3番11、3番12
◆ 階数-地上24階、塔屋1階、地下2階
◆ 高さ-建築物97.000m
◆ 敷地面積-2,080.24㎡
◆ 建築面積-約1,200㎡
◆ 延床面積-約18,500㎡(容積対象面積約16,000㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-(不明)
◆ 建築主-SGリアルティ
◆ 設計者・監理者-清水建設
◆ 施工者-清水建設
◆ 着工-2017年05月01日
◆ 竣工-2019年05月末日予定


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「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」の建設現場を南西側から見た様子です。週間の作業工程では「準備工事」となっていました。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)SGリアルティ新大阪ホテル計画」の建築計画のお知らせです。


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「北立面図」です。



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2017年6月12日 (月)

おおさか東線 Part2・西吹田駅(仮称) 2017年6月9日の建設状況

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-おおさか東線-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までの20.3kmを結ぶプロジェクトです。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年春に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の4駅が計画されています。


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西吹田駅(仮称)
 
「西吹田駅(仮称)」の完成イメージです。
 
 引用資料 JR西日本/大阪外環状鉄道(2016/09/26)
 おおさか東線北区間(新大阪~放出駅間)新駅の概要について 

◆ 設置位置-大阪府吹田市南吹田(新大阪←約2.0km→西吹田←約1.3km→淡路)

◆ 駅設備の概要-高架下駅舎、相対式ホーム2面(8両対応)、エレベーター2基(各ホーム1基)、エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)

◆ デザインコンセプト-「神崎川と水路の風景」
 新駅周辺は、神崎川の水資源を生かした水田、くわいの栽培地であった地域の歴史・風土のあるまちであることから、神崎川・水路の風景を表現


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現地にもう少し詳細な完成予想図が掲示されていました。


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「西吹田駅(仮称)」の西側部分を北東側から見た様子です。「西吹田駅(仮称)」は、相対式2面2線の高架駅になります。


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「西吹田駅(仮称)」の北側には駅前広場が整備されます。駅前広場の北側には、東海道本線を西側にアンダーパスで抜ける道路も整備中です。


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完成予想図を拡大すると駅前広場側に、きっぷ売り場やメインの出入口が設けられる事が分かります。


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「吹田市道川岸南吹田線」の橋桁を東側から見た様子です。


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「西吹田駅(仮称)」の西側部分を南東側から見た様子です。南側にも出入口が設けられると思われます。


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「西吹田駅(仮称)」を南西側から見た様子です。


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「吹田市道川岸南吹田線」の橋桁を北側から見た様子です。この上もホームになっています。


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「西吹田駅(仮称)」の東側部分を北西側から見た様子です。「吹田市道川岸南吹田線」を越えてホームが続きます。


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「吹田市道川岸南吹田線」の橋桁を南側から見た様子です。この上もホームになっています。


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「西吹田駅(仮称)」の東側部分を南西側から見た様子です。「吹田市道川岸南吹田線」を越えてホームが続きます。


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このすぐ先には「神崎川」が流れています。「神崎川橋りょう」のトラス橋が見えます。



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新大阪駅近く ホワイト・ベアーファミリー 地上32階、高さ約105mの超高層ホテル「WBF新大阪ホテル」を建設!

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-WBF新大阪ホテルー
 新大阪駅周辺は空前のホテル建設ラッシュになっています。旅行事業、ホテル事業、レンタカー事業など観光に関するあらゆる事業をワンストップで展開する「ホワイト・ベアーファミリー」が超高層ホテルを建設します。

 建設予定地は、新大阪駅の南西側です。地上32階、塔屋1階、高さ105.35mです。それだけなら驚きませんが、なんと敷地面積911.82㎡、延床面積8,053.79㎡です。

 恐らく日本で一番敷地面積と延床面積が狭い高さ100mを超える超高層ビルになると思います。このようなペンシル超高層ビルは香港などにはたくさんありますが、地震が多い日本では非常に珍しいです。

WBF新大阪ホテルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市淀川区西中島七丁目4番2他(地名地番)
◆ 階数-地上32階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-最高部105.35m、軒高99.40m
◆ 敷地面積-911.82㎡
◆ 建築面積-525.70㎡
◆ 延床面積-8,053.79㎡(容積率対象面積7,293.65㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 建築主-ホワイト・ベアーファミリー
◆ 設計者-日企設計
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年09月中旬予定
◆ 竣工-2019年06月下旬予定


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「WBF新大阪ホテル」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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敷地東側が一部新御堂筋側に面しています。


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新御堂筋側から見た様子です。新大阪駅に近いこちら側にエントランスが設けられると思われます。


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南東側から見た様子です。


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「WBF新大阪ホテル」の建築計画のお知らせです。


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「南立面図」です。非常にスリムなタワーホテルです。「ペンシル超高層ビル」という言葉がピッタリです。


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「配置図」です。敷地の形状がいびつなため配置が難しいです。



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2017年6月11日 (日)

おおさか東線 Part1・おおさか東線東海道こ線橋外新設他工事 2017年6月9日の建設状況

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-おおさか東線東海道こ線橋外新設他工事-
 「おおさか東線」は、貨物線の「城東貨物線」を改良し「新大阪駅」から「久宝寺駅」までを結ぶプロジェクトです。

 引用資料 おおさか東線,大阪外環状鉄道株式会社
 北区間工事の進捗 特設サイト

 そのうち南側の「放出駅」~「久宝寺駅」までの約9.2kmが2008年3月15日に部分開業しました。
 未開業区間の「新大阪駅」~「放出駅」の 11.1km(鴫野駅~放出駅間1.6kmを含む)は、2019年春に開業予定です。

 新駅として、新大阪駅に近い側から「西吹田駅(仮称)、淡路駅(仮称)、都島駅(仮称)、野江駅(仮称)」の4駅が計画されています。


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「おおさか東線東海道こ線橋外新設他工事」の位置です。「おおさか東線」は、一部既存の「梅田貨物線」を利用します。そのため東海道本線をオーバーパスして「梅田貨物線」に合流します。

 合流部分では、「梅田貨物線」と合流・分岐する「おおさか東線東海道こ線橋外新設他工事」が行われています。

 上り線は「梅田貨物線」の北側に分岐して6本の線路をオーバーパスして「おおさか東線」に入ります。下り線は「おおさか東線」から4本の線路をオーバーパスして南側から「梅田貨物線」に合流します。


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各線を移動させて合流・分岐する線路の用地を確保する必要があるので、既存の線路を移設しています。


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下り線普通電車の先頭車両から見た様子です。


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4本の東海道本線をオーバーパスして「梅田貨物線」に合流している様子が分かります。


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「梅田貨物線」と合流・分岐する部分です。


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「西吹田駅(仮称)」方向にこ線橋が駆け上がっている様子が分かります。


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西側です。この部分は法面でしたが、各線を移動させて合流・分岐する線路の用地を確保するために垂直な壁になりました。


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東側です。各線を移動させて合流・分岐する線路の用地を確保するため、「盛土」が行われて東側に拡幅されました。


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「梅田貨物線」との合流部分です。前回の撮影が2015年8月1日だったので、実に約1年10ヶ月ぶりでした。


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少し「西吹田駅(仮称)」側に進んだ様子です。


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更に「西吹田駅(仮称)」側に進んだ様子です。


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スパンが長い部分は、強度を確保するために橋脚・梁共に「鉄骨造」となっています。


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しばらく進むと「西吹田駅(仮称)」が見えてきます。



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2017年6月10日 (土)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 建築計画のお知らせ掲示!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

● 建築計画のお知らせ掲示
 遂に「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に建築計画のお知らせが掲示されました。読者の方からメールで送って頂きました。本当にありがとうございました。正確な概要は、地上35階、塔屋2階、地下4階 高さ149.900m、延床面積111,527.16㎡です。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設予定地です(撮影日2017年6月9日)。


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掘削した部分を埋め戻しています(撮影日2017年6月9日)。


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敷地東側です(撮影日2017年6月9日)。


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北東側で、本設の「仮囲い」の設置が始まっていました(撮影日2017年6月9日)。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建築計画のお知らせです。昨日の昼頃は掲示されていなかったので、その後に掲示されたようです。

 ヨドバシカメラのホームページでは、地上34階となっていましたが、地上35階に変更になったようです。最高部の高さは149.900mです。


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建築計画のお知らせの「北側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/06/09 「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキの工事が佳境!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

 商業部分は、地下1階~地上8階で、床面積約48,500㎡です。大規模商業施設の場合は、約半分が売場面積になるので、梅田に新たに売場面積24,000㎡~25,000㎡クラスの大規模商業施設が誕生する事になります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「阪急百貨店うめだ本店」13階の「屋上広場」から見た様子です。


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事
 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。

 工期は、2016年12月5日~2017年7月31日(予定)です。注文者は「ヨドバシカメラ」、施工者は「五洋建設」となっています。


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地上に姿を現した部分です。


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大阪ステーションシティの「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキの工事が佳境を迎えています。


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カリヨン広場側の「仮囲い」です。


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階高が違うのでかなり傾斜しています。


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西側から見た様子です。


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カリヨン広場側です。


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南東側から見た様子です。


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まだ床がありません。


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ヨドバシカメラ側です。


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まだ接続されていません。


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南西側から見た様子です。


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「仮囲い」が更に西側に広がりました。


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南西側の出入口が非常に狭くなっています。


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「グランフロント大阪」と結ぶペデストリアンデッキの工事です。



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大阪城公園駅前 JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ) 2017年6月22日(木)オープン!

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-JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)-

 「大阪城パークマネジメント共同事業体」は、大阪城公園の魅力創出、新たな賑わいづくりを目指し、大阪城公園駅前に「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」、本丸広場に「旧第四師団司令部庁舎(もと大阪市立博物館)」の2つの施設を開業します。

 「JO-TERRACE OSAKA」は、大阪城公園の新しいエントランスとして、大阪城公園駅前に開業します。観光客だけでなく、近隣の企業の方や住民、大阪城ホールの利用者など幅広い公園来場者にとって利便性を高める飲食を中心とした施設です。

 2017年6月22日(木)にオープン予定です。レストラン棟の「キャッスルガーデン OSAKA」は、2017年12月オープン予定です。

 引用資料 大阪市・報道発表資料(2017/05/12)
 大阪城公園駅前に飲食、物販、インフォメーションなどの施設(愛称)「JO-TERRACE OSAKA」 が6月22日にオープンします

 PMO事業者の「大阪城公園パークマネジメント株式会社」は、「電通」を代表者とし、「讀賣テレビ放送、大和ハウス工業、大和リース、NTTファシリティーズ」の計5社で構成しています。

JO-TERRACE OSAKAの概要
◆ 計画名-大阪城公園整備計画
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区大阪城3-1
◆ 交通-JR環状線「大阪城公園」駅から徒歩1分
◆ 階数-地上2階(A棟、B棟、C棟は平屋建)
◆ 建築面積-3,295.21㎡
◆ 延床面積-約4,823㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 店舗数-全22テナント
◆ 建築主-大阪城公園パークマネジメント(株)
◆ 設計者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2016年10月18日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年04月28日(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2017年06月22日、2017年12月予定(レストラン棟)


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「建物配置図」です。レストラン棟の「キャッスルガーデン OSAKA」は、2017年12月オープン予定です。


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「噴水広場」側から見た様子です。私的には、「大阪城ホール」でライブがある日はここで昼食を食べて、建設現場を撮影して、カフェで開場まで時間つぶしをする事になりそうです。


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西側のエントランスです。想像以上に素晴らしい施設になりました。大阪がどんどん良くなっているのを実感するので嬉しいです!
 
 なんでもかんでも民間にまかせればいいという訳ではありませんが、やはり民間は素晴らしいアイデアやノウハウを持っています。


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D TERRACE

 「D TERRACE」です。既存の「パークローソン大阪城公園店」などが入っている建物を改装しています。


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松の植栽がそのまま残っていました。良かったです。


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B TERRACE

 「B TERRACE」です。カフェや飲食店が3店舗入ります。


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E TERRACE

 「E TERRACE」です。飲食店やスポーツ施設などが5店舗入ります。


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「E TERRACE」を太陽の広場側から見た様子です。


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A TERRACE

 歩道の北側に「A TERRACE」が建設されています。「スターバックス コーヒー 大阪城公園店」が入ります。


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「A TERRACE」を南東側から見た様子です。


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「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ)」の建設現場を東側から見た様子です。


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C TERRACE

 「C TERRACE」です。鉄板焼きダイニング「錦城亭」が入ります。


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F TERRACE

 「F TERRACE」です。「JO-TERRACE OSAKA」の最大規模の施設で9店舗入ります。


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歩行者デッキ

 JR環状線大阪城公園駅からJO-TERRACE OSAKAの「F TERRACE」の2階に直結します。2階通路により「E TERRACE」のエレベーターまで同一階で移動ができるようになります。


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この部分で接続されるようです。


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JR環状線大阪城公園駅の前から見た様子です。



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2017年6月 9日 (金)

ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ) スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD) 2017年6年8日に着工!

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SUPER NINTENDO WORLD-
 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は、2017年6月8日に人気キャラクター「マリオ」などが登場する新エリア「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設着工式を開きました。

 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(PDF:2017/06/08)
 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン® 『SUPER NINTENDO WORLD』 2017年6月8日(木)、建設着工式実施 

 着工式では、任天堂の人気ゲーム「スーパーマリオ」をテーマにしたステージで、土管からマリオが登場し、マリオの生みの親である任天堂の宮本茂代表取締役も登壇し「任天堂のゲームの世界に入ったような体験ができる」とアピールしました。

 「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」のジャン・ルイ・ボニエ最高経営責任者(CEO)は、「国内外から多くのゲストを迎えることができるだろう」と述べました。

● 投資額は600億円超!
 新エリアは、最新技術を使った乗り物型アトラクション「マリオカート」のほか、店舗やレストランを設け、2層構造の巨大複合エリアとなります。

 建設場所は、当初言われていた敷地東端では無く、「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」エリアの西側の駐車場です。

 USJはこれまで投資額について、USJ史上最大の500億円超としていましたが、よりよいものにするため上積みして600億円超(ハリーポッターは約450億)としました。東京オリンピックが開催される2020年夏までの開業を目指します。


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建設予定地
 「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設予定地は、「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」エリアの西側の駐車場です。


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2層構造にして面積を確保
 パーク内には拡張余地がほとんど無く、敷地面積が「The Wizarding World of Harry Potter(ウィザーディング・ワールド・オブ・ザ・ハリー・ポッター)」のエリアほど広く確保出来ません。苦肉の策としてテーマパークでは非常に珍しい2層構造にして面積を確保します。


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残り少ない開発可能用地
 パーク内で拡張余地がある部分は、「ウォーターワールド」の西側、「ジュラシック・パーク・ザ・ライド」の北側の駐車場だけとなりました。


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当初言われていた予定地
 
「スーパー・ニンテンドー・ワールド(SUPER NINTENDO WORLD)」の建設予定地は、当初言われていた敷地東端のこの部分では無い事が分かりました。将来的には再整備される可能性があります。



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「大阪 at Night」のToshi氏の超絶に美しい夜景写真集 「大阪夜景」が大幅にリニューアルされて再登場!

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-大阪夜景-

 超高層ビル仲間で、相互リンクしている「大阪 at Night」の「Toshi氏」が手がけた写真集「大阪夜景」が増補改訂版として大幅にリニューアルされて2017年5月末に発売されたので紹介したいと思います。一部の写真がネタバレになってしまうので紹介を発売から2週間ほど遅らせました。

 「Toshi氏(堀寿伸氏)は今更紹介する必要も無いですが、「大阪 at Night」のホームページ・ブログ・YouTubeを運営しています。写真や映像のクオリティの高さは驚異的です。

 誰でも生きてきた過程で、勉強やスポーツや仕事で「この人にはいくら努力をしても到底かなわない・・・」と最初から諦める事があります。
 趣味の世界でもそうです。私は「大阪 at Night」の写真を見た時に、「この人にはいくら努力をしても到底かなわない・・・」と思いました。

 昼間のビルの写真は、天気が良くて、そこそこの性能のカメラがあれば結構奇麗な写真が撮影出来ます。しかし夜景はそうはいきません。
 努力(撮影技術)、根性(何度も通う)、時間(トワイライトタイム)、寒さ(冬の夜間)、さみしさ・怖さ(夜間の山頂など)、恥ずかしさ(カップルの多い展望台)などをクリアしないといい写真は撮影出来ません。

 私はホームページを始めた頃は、夜景も撮影しようと思っていましたが、Toshi氏の「大阪 at Night」の写真を見てキッパリ諦めました(笑)。

● トワイライトタイム
 夜は長いので夜景の撮影は夜ならいつでも出来ると思われがちですが、本当に美しいのは、晴れた日の日没の約20分後に訪れるわずかな時間です。
 完全に暗くなっていないので、条件がよければ、空の色が赤・オレンジ・青のグラデーションを楽しめます。この時間帯を「トワイライトタイム」と言います。

 Toshi氏の写真集を見ると「トワイライトタイム」の撮影が非常に多いです。「トワイライトタイム」は非常に短いので1日に1ヶ所しか撮影出来ません。場所の数だけ通う必要があるし、美しいグラデーションにならない日もあります。


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ビルの展望台からの夜景です。写真が超絶に綺麗なのは勿論ですが、夜間のビルの展望台からの撮影は、黒い布などでガラスへの写り込みを防ぐ必要があります。それに慣れるまではカップルの視線がチクチク刺さって痛いです(笑)。


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超広角の写真です。継ぎ目のない超広角の写真がたくさんあります。カメラに詳しい友人が「どうやって撮影したんだろう?」としきりに感心していました。


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超高層ビル街の写真です。超高層ビルヲタも楽しめます。


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繁華街の写真です。道頓堀の中心で三脚を立てて撮影するのはかなり勇気がいります。


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山頂からの写真です。交通の便が悪いし、冬は寒いし、夏は虫が多いし、時々暴走族のお兄さんたちも出現するので大変です(笑)。


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「韓国語(ハングル)、簡体字中国語、繁体字中国語」の目次付録が付いています。



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2017年6月 8日 (木)

阪急電鉄の「なにわ筋連絡線」 「(仮称)北梅田駅~十三駅」までの地下ルートを予想してみました!

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なにわ筋線

 2017年5月23日に、5者(大阪府、大阪市、JR西日本、南海電鉄、阪急電鉄)が、「なにわ筋線」の早期事業化を協力して進めていくことで一致したと発表しました。

 引用資料 JR西日本(2017/05/23)
 
なにわ筋線の整備に向けて 

● なにわ筋連絡線(阪急電鉄)
 「なにわ筋線」の整備効果や事業性をより一層高めるため、(仮称)北梅田駅北側で阪急十三方面に分岐する路線(なにわ筋連絡線)について、国と連携しながら整備に向けた調査・検討を進めます。

 「なにわ筋線」への乗り入れには「軌間(レールの間隔)」の問題があります。「なにわ筋線」はJR西日本・南海電気鉄道に合わせて狭軌(1,067mm)です。
 「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。阪急電鉄は「十三駅」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れる可能性が高いです。


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「なにわ筋連絡線(阪急電鉄)」の想定ルートです。

 
なにわ筋線の整備に向けて 


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ジャンクションの予定地(北2工区)
 「(仮称)北梅田駅」の北側に「JR西日本」のルートと「阪急電鉄」のルートが合流・分岐する「ジャンクション」を設ける必要があります。配線図を見ると「北2工区」にジャンクションを設けるようです。

 「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。工事はかなり進んでいますが、「阪急電鉄」と合流・分岐する事を考慮して工事を行っていません。いったいどうするのでしょうか?


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分岐すると阪急線の南側の地下を通って十三駅に向かいます。


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「(仮称)北梅田駅」は地下浅くに設けられるので、合流・分岐する部分も当然浅くなります。このあたりは利用出来る道路の地下が無いので、かなりの建物の撤去が必要になる事が予想されます。


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しばらく進んで、「国道176号」の地下に入ると思われます。


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淀川は、「国道176号」の地下あたりを北上すると思われます。


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阪急十三駅の地下に入ります。新大阪駅まで延伸する構想もあります。



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神戸医療産業都市 供用開始された「神戸医療イノベーションセンター( KCMI)」

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神戸医療イノベーションセンター(KCMI)-
 神戸市は、「神戸医療産業都市」を推進しているポートアイランド(第2期)において、神戸医療産業都市のさらなる発展と、周辺企業等の利便性向上、周辺用地の企業誘致促進を目的に、京コンピュータ前駅北側におけるパイロットビルの建設を進めました。

 規模は、地上5階、塔屋1階、延床面積9,467.30㎡です。計画名は「(仮称)「京コンピュータ前」駅前パイロットビル新築工事」ですが、正式名称は「神戸医療イノベーションセンター (KCMI)」となっています。

 「イノベーションセンター (KCMI)」が完成して、2017年3月30日に「竣工式」が行われました。2017年4月より供用開始しています。
 
 引用資料 神戸市・記者資料提供(2017/03/24)
 神戸医療イノベーションセンター竣工式の開催 ―神戸医療産業都市における新たな中核施設の供用開始―

神戸医療イノベーションセンター(KCMI)の概要

◆ 計画名-(仮称)「京コンピュータ前」駅前パイロットビル新築工事
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区港島南町六丁目3番5号
◆ 交通-ポートライナー「京コンピュータ前」駅直結(改札が2階部分に連絡)
◆ 階数-地上5階、塔屋1階
◆ 敷地面積-約5,000㎡
◆ 建築面積-2,397.31㎡
◆ 延床面積-9,467.30㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 基礎工法-既製コンクリート杭
◆ 用途-企業向けレンタルスペース機能(ウェットラボ、ポスト「京」にかかる研究開発スペース)、周辺企業・研究機関等を対象とした利便機能(店舗スペース、共用会議室)
◆ 建築主-(株)OMこうべ
◆ 設計者・監理者-安井建築設計事務所
◆ 施工者-東洋・寄神特定建設工事共同企業体(東洋建設、寄神建設JV)
◆ 着工-2015年11月27日
◆ 竣工-2017年03月30日(竣工式)
◆ 供用開始-2017年04月
◆ 事業費-約34億円


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「神戸医療イノベーションセンター フロア図」です。


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南東側から見た様子です。


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ポートライナー「京コンピュータ前駅」から見た様子です。建物外装は、目隠しの「アルミパネル」となっています。


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「KCMI」のロゴです。KCMIIは「Kobe Center for Medical Innovaiton」の頭文字です。


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東側は駐車場となっています。


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外壁がオーバーハングしています。


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「京コンピュータ前駅」より歩行者デッキで2階レベルで接続されています。


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歩行者デッキです。


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1階のエントランス部分です。


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敷地を南西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から引いて見た様子です。


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敷地の西側には、公園が整備されています。誰もいないので芝生はフカフカ状態です。



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2017年6月 7日 (水)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/06/03 カーテンウォールの取り付けが始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年6月3日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年6月3日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年6月3日 縦アングルです。2基のタワークレーンで鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月3日 最高部です。地上10階(11FL)の鉄骨建方が完了しました。


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撮影日2017年6月3日 少し方向を変えた様子です。


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撮影日2017年6月3日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月3日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年6月3日
 地上10階(11FL)の鉄骨建方が完了しました。「機械室」となる10階は「構造切替え階」となります。階高が他の階よりかなり高い事が分かります。

● 構造切替え階
 商業フロアとオフィスフロアでは柱の位置が大きく異なります。商業フロアは基本的に均等に柱を配置しますが、オフィスフロアは柱の無い「整形無柱空間」を確保する必要があるので、柱を建物外周とコア部分に集中させます。

 柱の位置が大きく異なるので、下層階が商業フロア、上層階がオフィスフロアの超高層ビルは、構造を切替える「構造切替え階」を設けます。「構造切替え階」はフロアとしては使いにくいので多くの場合「機械室」になります。

 ただし、「構造切替え階」を設けるのは商業フロアが百貨店や大規模商業施設など階数が多い大規模な場合で、商業フロアが1階や2階程度では設けません。関西では、「梅田阪急ビル」や「ノースゲートビルディング」などに設けています。


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撮影日2017年6月3日
 「構造切替え階」は複雑なトラス構造になっていますが、トラス構造が隠れて見えなくなりました。単に他の階より階高が高い階に見えます。10階床と11階床では柱の位置が大きく変わっています。 


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撮影日2017年6月3日 11階床の「デッキプレート」の上で鉄筋の配筋が行われています。


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撮影日2017年6月3日 大阪神ビルディング東側でも「カーテンウォール」の取り付けが始まりました。


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撮影日2017年6月3日 「カーテンウォール」のアップです。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/06/03 道路上空は8階・9階部分の鉄骨建方が進行中!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年6月3日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年6月3日 縦アングルです。


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撮影日2017年6月3日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年6月3日 塔屋の構築が行われています。


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撮影日2017年6月3日 道路上空部分です。


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撮影日2017年6月3日 高さが追い付いてきました。


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撮影日2017年6月3日 8階・9階部分(10FL)の鉄骨建方が行われています。


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撮影日2017年6月3日 アップです。


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撮影日2017年6月3日 10階床の「仕口」の形状を見ると10階(機械室)がトラス構造になる事が分かります。



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2017年6月 6日 (火)

大阪ビジネスパーク(OBP) 読売テレビ新社屋建設計画 2017年6月3日の建設状況

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-読売テレビ新社屋建設計画-

 今年は年初の「いきものがかり」の放牧宣言(活動休止)、昨日の「E-girls(イー・ガールズ)」の実質的な解体と私がライブに行っているアーティストの思いっ切りテンションの下がる出来事が続きます。

 ライブは今や私にとっては生きる活力 ♪ 心のスポーツ ♪ になっています。これ以上何かあたら寝込んでしまいそうです・・・

 本題に戻って、「読売テレビ」は、現在の社屋と同じ「大阪ビジネスパーク(OBP)」内に新社屋を建設して移転します。移転予定地は、「シアターBRAVA(ブラバ)!」跡地+西側の駐車場跡地=12,495.90㎡のかなり広い敷地です。

● 民間都市再生事業計画を認定
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「讀賣テレビ放送株式会社」から申請のあった民間都市再生事業計画(読売テレビ新社屋建設計画)について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/10/21)
 讀賣テレビ放送株式会社の民間都市再生事業計画を認定 

 「読売テレビ新社屋建設計画」」は、有事であっても正確な情報を迅速に発信できるよう、災害に強い構造の社屋や放送継続のための非常用電源などを整備するとともに、放送局の持つ情報発信力を活かしながら「にぎわい」を創出し、京橋から大阪ビジネスパーク、さらには大阪城公園につながるエリアの活性化を図るものです。

読売テレビ新社屋建設計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見一丁目3番2、3番3、3番18、3番19、3番20、3番21、3番22、3番23、3番24、3番25
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-85.06m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。 
◆ 敷地面積-12,495.90㎡
◆ 建築面積-6,995.39㎡
◆ 延床面積-51,194.58㎡(容積対象床面積45,393.30㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
◆ 用途-テレビスタジオ、物販店、飲食店
◆ 建築主-讀賣テレビ放送
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 土地整備工事-2016年03月07日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年10月27日
◆ 竣工-2019年01月31日予定
◆ 放送開始-2019年08月28日予定(開局記念日)


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「周辺状況」」です。


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「概要図」です。


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「読売テレビ新社屋建設計画」の建設現場です。


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竹中工務店カラーのシルバーマストのタワークレーンが2基登場しました!


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東側のタワークレーンは「森ちゃん号」です。


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東側のタワークレーンには「笑門来福(笑う門には福来たる)」のスローガンが書かれています。


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西側のタワークレーンは「はにわさん号」です。


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西側のタワークレーンには「安全第一」のスローガンが書かれています。


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1階床を構築中のようです。この部分は、柱が「鉄筋コンクリート造」、梁が「鉄骨造」のハイブリッド構造になるようです。


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「大阪城ホール」から見たです。


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西側から見た様子です。


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アップです。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北1工区 2017年5月29日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北1工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北1工区」です。「北1工区」は、「奥村組・鉄建建設JV」の施工により行われています。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から北側が「北1工区」です。高架橋の直下も「北1工区」に含まれます。


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「阪急電鉄」と「国道176号」の北側です。


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アップです。



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2017年6月 5日 (月)

大阪ビジネスパーク(OBP) (仮称)新MID大阪京橋ビル 2017/06/03 外観がほぼ完成!

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-(仮称)新MID大阪京橋ビル-

 「大阪ビジネスパーク(OBP)」の「パナソニック大阪京橋ビル」は、地上8階、地下1階、敷地面積約3,698㎡、延床面積約17,143㎡で、1974年8月に竣工しました。

 「パナソニック大阪京橋ビル」は、建て替えのため解体されました。跡地には、地上22階、塔屋2階、 高さ116.27mの超高層オフィスビル「(仮称)新MID大阪京橋ビル」が建設されています。

 引用資料 関電不動産開発(PDF:2015/04/24)
 『(仮称)新MID大阪京橋ビル』新築工事着工について 

 「(仮称)新MID大阪京橋ビル」は、一部「鉄骨造(S造)」ですが、超高層オフィスビルとしては珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造です。地震対策として「免震構造」を採用しています。

 新ビルには、関西電力系の「ケイ・オプティコム」が入居し、大阪・西天満など7ヶ所に分散している顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図ります。

(仮称)新MID大阪京橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目1番1外3筆(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「京橋」駅徒歩7分、京阪本線「京橋」駅徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩1分
◆ 階数-地上22階、塔屋2階
◆ 高さ-116.27m
◆ 敷地面積-31,869.70㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,536.38㎡
◆ 延床面積-49,662.14㎡(容積対象面積44,344.85㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-関電不動産開発(旧 MID都市開発)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月30日予定
◆ 竣工-2017年度上期予定(2017年09月末)


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西側の「大坂橋」から見た様子です。


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「(仮称)新MID大阪京橋ビル」の建設現場です。外観がほぼ完成しました。


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最高部です。塔屋の構築もほぼ終わっています。


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北西側から見た様子です。


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アップです。


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北側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 「なにわ筋連絡線(阪急電鉄)」とのジャンクション「北2工区」 2017年5月29日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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北2工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「北2工区」です。「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。


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なにわ筋線
 2017年5月23日に、5者(大阪府、大阪市、JR西日本、南海電鉄、阪急電鉄)が、「なにわ筋線」の早期事業化を協力して進めていくことで一致したと発表しました。

 引用資料 JR西日本(2017/05/23)
 
なにわ筋線の整備に向けて 

● なにわ筋連絡線(阪急電鉄)
 「なにわ筋線」の整備効果や事業性をより一層高めるため、(仮称)北梅田駅北側で阪急十三方面に分岐する路線(なにわ筋連絡線)について、国と連携しながら整備に向けた調査・検討を進めます。

 「なにわ筋線」への乗り入れには「軌間(レールの間隔)」の問題があります。「なにわ筋線」はJR西日本・南海電気鉄道に合わせて狭軌(1,067mm)です。
 「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。阪急電鉄は「十三駅」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れる可能性が高いです。

 「(仮称)北梅田駅」の北側に「JR西日本」のルートと「阪急電鉄」のルートが合流・分岐する「ジャンクション」を設ける必要があります。
 私は、「北1工区」にジャンクションを設けると予想していましたが、配線図を見ると「北2工区(錢高組・西松建設JV)」にジャンクションを設けるようです。


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ジャンクションの予定地
 
「北2工区」の北側です。「阪急電鉄」と「国道176号」の高架橋から南側が「北2工区」です。高架橋の直下は「北1工区」になります。

 配線図を見ると「北2工区」のこのあたりにジャンクションを設けるようです。しかし、「阪急電鉄」と合流・分岐する事を考慮して工事を行っていません。いったいどうするのでしょうか?


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「三点式パイルドライバ」で「土留め壁」を構築しています。


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「北2工区」の中央です。着工が一番早かったので全工区の中で一番工事が進んでいます。


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中央の北側部分です。


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中央の南側部分です。


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「北2工区」の南側です。


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「北2工区」の南側は掘削後に埋め戻されましたが、再び工事が行われています。何の工事をしているのかよく分かりません・・・


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「北2工区」の南側を引いて見た様子です。掘削土が山積みされています。



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2017年6月 4日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/06/03 「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキの工事が本格化!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」は、地上34階、地下4階、高さ約150m、延床面積約105,200㎡です。 施設構成は、商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡となります。

 商業部分は、地下1階~地上8階で、床面積約48,500㎡です。大規模商業施設の場合は、約半分が売場面積になるので、梅田に新たに売場面積24,000㎡~25,000㎡クラスの大規模商業施設が誕生する事になります。

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町1-1
◆ 階数-地上34階、地下4階
◆ 高さ-最高部約150m
◆ 敷地面積-約17,200㎡(施設全体)
◆ 延床面積-約214,000㎡(新築ビル約105,200㎡+既存ビル約108,800㎡)
◆ 施設構成(新築)-商業部分(地下1階~地上8階)約48,500㎡、ホテル部分(地上9階~34階)約41,500㎡、駐車場部分(地下4階~地下2階)約15,100㎡
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年夏頃予定
◆ 竣工-2019年秋頃予定


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「阪急百貨店うめだ本店」13階の「屋上広場」から見た様子です。


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事
 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。

 工期は、2016年12月5日~2017年7月31日(予定)です。注文者は「ヨドバシカメラ」、施工者は「五洋建設」となっています。


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地上に姿を現した部分です。


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大阪ステーションシティの「カリヨン広場」と結ぶ部分です。


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大阪ステーションシティの「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキの工事が本格化しています。工事のペースが速いですね。


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場所を変えて見た様子です。


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ヨドバシカメラ側です。


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JR大阪駅側です。


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ここから伸びていきます。


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カリヨン広場側の「仮囲い」です。


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南西側から見た様子です。


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「グランフロント大阪」と結ぶペデストリアンデッキの工事です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設予定地です。


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掘削した部分を埋め戻しているように見えます。


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敷地東側です。


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本格的に工事が行われています。


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大阪ステーションシティの「カリヨン広場」と結ぶペデストリアンデッキを「地組(じぐみ)」しているようです。深夜に道路を閉鎖して架設すると思われます。


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(おまけ)
 JR大阪駅の「アトリウム広場」で、2017年の「鈴鹿8時間耐久ロードレース」のイベントが行われていました。


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(おまけ)
 コカ・コーラを持った「レースクイーン」のお姉さんもいました。正式名は「2017 FIM世界耐久選手権シリーズ "コカ·コーラ" 鈴鹿8時間耐久ロードレース 」となっています。



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大阪城ホール miwaの全国アリーナツアー「miwa ARENA tour 2017 “SPLASH WORLD”」に行ってきました!

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-miwa-

 昨日(6月3日)、「大阪城ホール」で行われた「miwa」の全国アリーナツアー「miwa ARENA tour 2017 “SPLASH WORLD”」に行ってきました。
 今年はライブの回数が少なく、2月に友人に強制参加させられた(笑)さいたまスーパーアリーナの「乃木坂46」のライブ以来のこれでやっと2回目です。

 miwa初の全国アリーナツアーです。紅白に出場するような歌手でも全国アリーナツアーは難しく、アリーナの会場を埋めるのは大変な事です。1歩ずつ地道に確実にコツコツとステップアップしています。

 PM6時6分~8時49分までの約2時間43分(全21曲)でした。miwaはいつもは衣装チェンジがほとんど無いのですが、今回は3回の衣装チェンジがあり、合計4パターンの衣装で、衣装も可愛かったです。
 ステージのセットも今までで一番豪華でした。センターステージは水が流れており、「テラリウム」のようで凝っていました。

 miwaは淡々としゃべり、MCはあまり上手いイメージは無かったのですが、今回は非常に饒舌で驚きました。冗談を言ったり、笑わせたり、観客の問いかけにすぐ反応してり、非常にレスポンスが良かったです。

 ところで「アイオクリ」という曲があるのですが、私にはどうしてもオオアリクイ属の「オオアリクイ」に見えてしまします。Google検索すると同じように見える人がいて笑ってしまいました(笑)。


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ファン層は10代・20代がほとんどです。「miwa」は、テレビなどで、 ”10代に大人気のシンガーソングライター” と紹介されます。男女比は6:4くらいで男性が多いです。

 ファン層は確実に拡大しています。私くらいのオッサンは前は見かける事がまずありませんでしたが、今は普通に見かけます。
 私の近くに老夫婦がいましたが、一所懸命ノリノリで応援する姿が、メチャメチャ微笑ましかったです。あのような老夫婦は憧れですね!

 映画「君と100回目の恋」で、「坂口健太郎」と共演して、坂口健太郎ファンを敵に回して、Google検索で一時期「miwa あざとい」のキーワードで出るようになっていたので、女性ファン減ったのでは? と心配しましたが、若い女性も非常に多く影響は無かったようです。


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「大阪城ホール」から振り返った様子です。


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2017年6月22日(木)開業予定の「JO-TERRACE OSAKA(ジョー・テラス・オオサカ) 」の工事が急ピッチで進んでいます。「JO-TERRACE OSAKA」は後日特集します。


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グッズ売り場です。


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グッズは、「マフラータオル(1,500円)、ラバーキーホルダー・大阪限定(800円)、トレーディング缶バッジ2ヶセット(500円)」を買いました。


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チケットです。アリーナ5列目の良席でした。miwaのライブは最後に記念撮影するのですが、よく見ると自分が小さく写っていました(笑)。

 miwaオフィシャルブログ → #大阪1日目 

 miwaのライブは4回目でしたが、2014年が大阪城ホールのアリーナ4列目、2015年が大阪城ホールのスタンド前方の最前列、2016年が神戸ワールド記念ホールのアリーナ6列目と良席ばかり当たります。ちなみに安室ちゃんは10回行って、未だに良席に当たった事がありません・・・(涙)



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2017年6月 3日 (土)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 北3工区 2017年5月29日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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3工区
 
ノースゲートビルディング11階の「風の広場」から見た「北3工区」です。「北3工区」は、「鴻池組・前田建設工業JV」の施工により行われています。


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「北3工区」の南側です。


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北端です。


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掘削しています。


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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掘削しています。


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「北3工区」の北側です。


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アップです。


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梅田スカイビルから見た様子です。


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何の工事をしているのでしょうか?



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うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 用途不明の謎の工事 2017年5月29日の建設状況

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) 詳細はPDF
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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線路に沿って謎の工事が行われています。


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一部は、線路を西側にアンダーパスするようです。


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西側から見た様子です。


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「大鉄工業・清水建設JV」となっているので、「駅部工区」に含まれるようです。


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「シートパイル(鋼矢板)」で構築した「土留め壁」をえび茶色の「切梁」で支えています。


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東西方向に曲がります。


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以前掘削していた東西方向の謎の溝は、完全に埋め戻されました。



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2017年6月 2日 (金)

うめきた2期区域基盤整備 JR東海道線支線地下化・新駅設置工事 駅部工区 2017/05/29 「(仮称)北梅田駅」の形状が鮮明に!

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JR東海道線支線地下化・新駅設置工事-
 
大阪市とJR西日本がうめきた2期区域(北区)の基盤整備に合わせて行う東海道線支線の「JR東海道線支線地下化・新駅設置工事(約2,400m)」が、2016年10月28日に全工区で着工しました。総事業費は約690億円で、新駅の開業は2023年3月を予定しています。

各工区の施工者
◆ 北1工区-奥村組・鉄建建設JV
◆ 北2工区-錢高組・西松建設JV、
◆ 北3工区-鴻池組・前田建設工業JV
◆ 駅部工区-大鉄工業・清水建設JV
◆ 南1工区-大林組・淺沼組JV
◆ 南2工区-大成建設・大鉄工業JV


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました


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区間別の構造概要と工事の進め方

 「区間別の構造概要と工事の進め方」です。工事延長約2,400m(トンネル延長約1,680m)で、事業費は地下化事業が約540億円、新駅設置事業が約150億円となっています。

● 島式2面4線の地下駅
 新駅設置事業は、「JR西日本」が主体となり延長は約830mです。島式2面4線の地下駅となります。特急「はるか」や「くろしお」が停車するので、関西国際空港や和歌山方面が格段に便利になります

 大阪市が事業主体となって行う地下化(連続立体交差事業)の工事延長は、北区豊崎六丁目から福島区福島七丁目に至る約2,400mで、途中、ボトルネック踏切1ヶ所(西梅田1番踏切)の除却や既設交差道路の改良(2ヶカ所)などにより、踏切事故の解消や道路交通の円滑化、市街地の分断解消をが図られます。


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駅部工区

 梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「駅部工区」です。「駅部工区」は、「大鉄工業・清水建設JV」の施工により行われています。


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(仮称)北梅田駅
 
「(仮称)北梅田駅」の形状がはっきりと分かるようになりました。ところで、「JR大阪駅」と「(仮称)北梅田駅」は直結するのでしょうか?

 私は、大阪中央郵便局・大弘ビル跡地の「梅田3丁目計画(仮称)」や「めきた2期」の開発が本格化すると道路西側にJR大阪駅の改札口が新設されると妄想しています(笑)。

 新改札口と「(仮称)北梅田駅」が地下道で直結すると妄想しています。ただし、「南海電鉄」も乗り入れるので、途中に「乗り換え改札機」を設置すると思います。


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北側部分です。


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掘削が始まっています。


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埋まっているたくさんの柱は、「乗入れ構台」を支える「H形鋼」です。


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中央部分です。


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掘削工事が一気に進んでいました。


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林立する柱は、「乗入れ構台」を支える「H形鋼」です。


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「乗入れ構台」です。


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南側部分です。


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敷地のギリギリまで「土留め壁」が構築されています。道路から先は「南1工区」で、「大林組・淺沼組JV」の施工により行われています。



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JR西日本 大阪弥生会館跡地開発の「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」 2017年5月29日の建設状況

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-大阪弥生会館跡地開発-

 2015年9月30日に閉館したホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んだ東側にありました。跡地には「ハイクラス宿泊特化型ホテル」が建設されます。

 引用資料 JR西日本(2016/11/16)
 大阪弥生会館跡地開発と新たなホテル業態開発について

 JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとして開発します。JR西日本グループが展開するホテルは、シティホテルである「グランヴィア」、宿泊特化型ホテルである「ヴィアイン」に、新ブランドを加え、大別して3ブランドの構成となります。

● ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA
 
「ジェイアール西日本ホテル開発」は、JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとしてハイクラス宿泊主体型ホテルの開発を、大阪駅北側の大阪弥生会館跡地と京都駅八条口南側で進めています。

 ホテルのブランド名が「ホテルヴィスキオ」に決まりました。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。

 JR西日本 ニュースリリース(2017/05/10)
 
JR西日本ホテルグループ新ホテルブランド名とシンボルマークが決定 ~「HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)」誕生~

ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪北NKビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目11番2、11番1の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-32.438m
◆ 用地面積-3,200.58㎡
◆ 建築面積-2,246.86㎡
◆ 延床面積-13,762.31㎡(容積対象面積12,780.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(ハイクラス宿泊特化型ホテル)
◆ 施設構成-ホテル客室約400室、レストラン施設1店舗ほか
◆ 建築主-JR西日本不動産開発、西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 事業主体-ジェイアール西日本ホテル開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 監理者-安井建築設計事務所(基本計画、設計監修、工事監理)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年06月01日~2017年03月15日
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2018年04月15日予定
◆ 開業-2018年春予定


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「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」の建設現場を北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。



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2017年6月 1日 (木)

京都府初の大型アウトレットモール 「プレミアム・アウトレット」が城陽市東部の丘陵地に進出!

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-プレミアム・アウトレット-

 昨日、Yahoo!のトップページに載っていたのでご存知の方も多いと思いますが、京都府内初の大型アウトレットモールが京都府城陽市の東部一帯に広がる丘陵地に進出します。

 引用資料 三菱地所(PDF:2017/05/31)
 京都府城陽市東部丘陵地長池先行整備地区における開発計画について

 「三菱地所」並びに「三菱地所・サイモン」は、城陽市の「東部丘陵地長池先行整備地区」において、アウトレットモールの開発に向けて、地権者と基本合意に至り、優先交渉に係る合意書を締結しました。開発面積は約27haです。

 計画地は、2023年度に「大津JCT・IC(仮称)~城陽JCT・IC」間の開通が予定されている「新名神高速道路沿」いに位置しており、新名神高速道路開通時以降のプレミアム・アウトレット開業を目指します。

 三菱地所グループは国内で9ヶ所の「プレミアム・アウトレット」を運営しています。関西では「りんくうプレミアム・アウトレット(泉佐野市)」と「神戸三田プレミアム・アウトレット(神戸市)」の2施設を営業中です。

● アウトレットモール

 「アウトレットモール」は今さら説明の必要もないですが、メーカー品や高級ブランド品を低価格で販売する店舗を1ヶ所に集めたショッピングセンターです。都心の専門店や百貨店となるべく競合しないように都市の郊外に設けられます。
 
 旧:チェルシージャパンの「三菱地所・サイモン(株主構成:三菱地所 60%、Chelsea Property Group 40%)」が運営する「プレミアム・アウトレット」と「三井不動産」が運営する「三井アウトレットパーク」の2強による新設・増床が続いています。
 
プレミアム・アウトレットの施設
① 仙台泉プレミアム・アウトレット(宮城県仙台市)
② あみプレミアム・アウトレット(茨城県稲敷郡阿見町)
③ 佐野プレミアム・アウトレット(栃木県佐野市)
④ 酒々井プレミアム・アウトレット(千葉県印旛郡酒々井町)
⑤ 御殿場プレミアム・アウトレット(静岡県御殿場市)
⑥ 土岐プレミアム・アウトレット(岐阜県土岐市)
⑦ りんくうプレミアム・アウトレット(大阪府泉佐野市)
⑧ 神戸三田プレミアム・アウトレット(兵庫県神戸市)
⑨ 鳥栖プレミアム・アウトレット(佐賀県鳥栖市)

開業予定
⑩ (仮称)花園プレミアム・アウトレット(埼玉県深谷市)
 
三井アウトレットパークの施設
① 三井アウトレットパーク 札幌北広島(北海道北広島市)
② 三井アウトレットパーク 仙台港(宮城県仙台市)
③ 三井アウトレットパーク 幕張(千葉県千葉市)
④ 三井アウトレットパーク 木更津(千葉県木更津市)
⑤ 三井アウトレットパーク 入間(埼玉県入間市)
⑥ 三井アウトレットパーク 多摩南大沢(東京都八王子市)
⑦ 三井アウトレットパーク 横浜ベイサイド(神奈川県横浜市)
⑧ 三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島(三重県桑名市)
⑨ 三井アウトレットパーク北陸小矢部(富山県小矢部市)
⑩ 三井アウトレットパーク 滋賀竜王(滋賀県蒲生郡竜王町)
⑪ 三井アウトレットパーク 大阪鶴見(大阪府大阪市)
⑫ 三井アウトレットパーク マリンピア神戸(兵庫県神戸市)
⑬ 三井アウトレットパーク 倉敷(岡山県倉敷市)


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「広域図」です。


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「狭域図」です。


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関西第一号の「りんくうプレミアム・アウトレット」です。



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地上39階、高さ約133mの「グランドメゾン新梅田タワー」 2017年5月29日の建設状況

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グランドメゾン新梅田タワー
 「ザ・シンフォニーホール」から道路を挟んで東側の街区を「積水ハウス」が複数の建物を集約化して、地上39階、塔屋2階、高さ約133mの超高層タワーマンション「(仮称)大淀南2丁目計画」を建設しています。

 「(仮称)大淀南2丁目計画」には、「(仮称)グランドメゾン大淀南タワー」というもう1つの計画名がありましたが、正式名称は「グランドメゾン新梅田タワー」になりました。

 完成予想図引用 公式ホームページ
 グランドメゾン新梅田タワー

グランドメゾン新梅田タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)大淀南2丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目1番1(地名地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「福島」駅徒歩6分、阪神本線「福島」駅徒歩8分、JR東西線「新福島」駅徒歩9分、JR「大阪」駅徒歩12分、地下鉄四つ橋線「西梅田」駅徒歩14分、地下鉄御堂筋線「梅田」駅徒歩15分、阪急「梅田」駅徒歩16分
◆ 階数-地上39階、塔屋2階  *店舗部分は地上3階
◆ 高さ-最高部約138m(管理人の推測)、建物約133m
◆ 敷地面積-2,699.65㎡
◆ 建築面積-1,535.23㎡
◆ 延床面積-36,561.14㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造  *店舗部分は鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、飲食店舗、オフィス
◆ 総戸数-297戸(非分譲住戸29戸含む)、他非分譲店舗・非分譲事務所9区画
◆ 建築主-積水ハウス
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年06月01日
◆ 竣工-2019年01月中旬予定
◆ 入居開始-2019年02月下旬予定


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梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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タワークレーン1基なので、ゆっくりと上に伸びています。


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地上躯体です。


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北東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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