阪急電鉄の「なにわ筋連絡線」 「(仮称)北梅田駅~十三駅」までの地下ルートを予想してみました!
なにわ筋線
2017年5月23日に、5者(大阪府、大阪市、JR西日本、南海電鉄、阪急電鉄)が、「なにわ筋線」の早期事業化を協力して進めていくことで一致したと発表しました。
引用資料 JR西日本(2017/05/23)
なにわ筋線の整備に向けて
● なにわ筋連絡線(阪急電鉄)
「なにわ筋線」の整備効果や事業性をより一層高めるため、(仮称)北梅田駅北側で阪急十三方面に分岐する路線(なにわ筋連絡線)について、国と連携しながら整備に向けた調査・検討を進めます。
「なにわ筋線」への乗り入れには「軌間(レールの間隔)」の問題があります。「なにわ筋線」はJR西日本・南海電気鉄道に合わせて狭軌(1,067mm)です。
「阪急電鉄」は標準軌(1,435mm)です。阪急電鉄は「十三駅」に地下新駅を建設し、うめきた新駅との間に狭軌(1,067mm)の新路線を敷いて「なにわ筋線」に乗り入れる可能性が高いです。
「なにわ筋連絡線(阪急電鉄)」の想定ルートです。
なにわ筋線の整備に向けて
ジャンクションの予定地(北2工区)
「(仮称)北梅田駅」の北側に「JR西日本」のルートと「阪急電鉄」のルートが合流・分岐する「ジャンクション」を設ける必要があります。配線図を見ると「北2工区」にジャンクションを設けるようです。
「北2工区」は、「錢高組・西松建設JV」の施工により行われています。工事はかなり進んでいますが、「阪急電鉄」と合流・分岐する事を考慮して工事を行っていません。いったいどうするのでしょうか?
分岐すると阪急線の南側の地下を通って十三駅に向かいます。
「(仮称)北梅田駅」は地下浅くに設けられるので、合流・分岐する部分も当然浅くなります。このあたりは利用出来る道路の地下が無いので、かなりの建物の撤去が必要になる事が予想されます。
しばらく進んで、「国道176号」の地下に入ると思われます。
淀川は、「国道176号」の地下あたりを北上すると思われます。
阪急十三駅の地下に入ります。新大阪駅まで延伸する構想もあります。
| 固定リンク
« 神戸医療産業都市 供用開始された「神戸医療イノベーションセンター( KCMI)」 | トップページ | 「大阪 at Night」のToshi氏の超絶に美しい夜景写真集 「大阪夜景」が大幅にリニューアルされて再登場! »
「92 鉄道編・私鉄」カテゴリの記事
- 福岡市地下鉄 全駅への「クレジットカード」のタッチ決済の導入は地下鉄としては全国初 全3路線・全36駅に拡大し決済ブランドを追加!(2023.01.11)
- 「阪急阪神ホールディングス」の次期社長 「なにわ筋連絡線・新大阪連絡線」を2031年に開業予定の「なにわ筋線」との同時開業を目指!(2022.12.31)
- 大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「森之宮新駅構想」 新駅のデザインパースを公開 2028年春に開業予定!(2022.12.22)
- 大阪メトロ 大阪公立大学のキャンパス前に新駅「大阪公立大学前駅(仮称)」を設置予定 開業は2025年を目指す!(2022.11.17)
- 広島駅ビルの建替え計画+広島電鉄の延伸 「広島電鉄」の路面電車が、駅前大橋から新駅ビルの2階に乗り入れ 2022年10月中旬の建設状況(2022.10.17)
「31 大阪市・北部②」カテゴリの記事
- 「関西テレビ放送」と「サンケイビル」が東梅田エリアで都市型データセンターを開発 オプテージ曽根崎データセンター 2026年1月に運用開始予定!(2023.01.26)
- かつては「大阪の迎賓館」と呼ばれた「リーガーロイヤルホテル(大阪)」 土地と建物を「ベントール・グリーンオーク・グループ」に売却!(2023.01.21)
- 大阪の超高収益企業「キーエンス」 2023年3月期の連結決算は、売上高9,000億円超、営業利益5,000億円超の驚異的な好決算の見込み!(2023.02.04)
- 施行地区面積約7.7haの「中之島五丁目地区土地区画整理事業」 関電不動産が中之島五丁目の敷地面積約7,000㎡を再開発!(2023.01.19)
- 阪神電気鉄道 大阪梅田駅改良工事 「旧1番線」を閉鎖して「新2番線」を整備中 2023年1月28日(土)始発から供用開始!(2023.01.17)