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2017年8月

2017年8月31日 (木)

JR京都線 大規模に行われている「茨木駅 リニューアル工事」 「エスカレーター」が、2017年9月11日より全面供用開始!

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-JR京都線 茨木駅 リニューアル工事-

 JR茨木駅では、「立命館大学 大阪いばらきキャンパス」の開校に合わせて、JR茨木駅東口駅前広場の改良工事が行われました。「駅東口デッキ」は、2015年3月29日から供用開始されました。

 JR茨木駅東口駅前広場の改良工事に続いてJR西日本は、2015年3月16日から「東海道本線(JR京都線)茨木駅改良計画」を行っています。


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リニューアル後の「配置図」です。 一番の大きな工事は、北側(京都方面)に橋上駅舎を大幅に拡張する事です。拡張された部分は主に店舗となります。店舗面積は約1,100㎡を予定しています。

 引用資料 JR西日本(2014/02/24)
 東海道本線(JR京都線)茨木駅改良計画について 


 また、改札内へのエスカレーター新設、コンコース改修、旅客トイレ改修などを行います。2017年9月11日にエスカレーター使用開始予定、2018年春に店舗開業予定となっています。


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現在の「配置図」です。暫定的に「仮改札、仮階段、仮旅客トイレ」が設置されています。2016年10月9日から供用開始されましたが、2017年9月24日より「仮改札、仮階段、仮旅客トイレ」は閉鎖れます。

 引用資料 茨木市・公式ホームページ
 JR茨木駅構内改良等工事


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北側(京都方面)に橋上駅舎が拡張される部分です。


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外壁が姿を現しました。こちら側の階段は、2017年9月24日より閉鎖されます。


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2016年10月9日から暫定的に供用開始されている拡張部分の仮の改札内コンコースです。この部分は店舗となるので、仮の改札内コンコースは、2017年9月24日より閉鎖されます。


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改札外コンコース内から見た「仮改札」です。「仮改札」なので、2017年9月24日より閉鎖されます。


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「東西自由通路」となっている改札外コンコースを西側から見た様子です。改札外コンコースも改修されます。


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改札外コンコース内から見た「改札口」です。


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「改札内コンコース」も大規模に改修工事が行われています。屋根を一部撤去して、吹き抜けが2ヶ所設けられました。


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改札口側に新設された膜素材の吹き抜けです。


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南側(大阪方面)に新設された膜素材の吹き抜けです。


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南側(大阪方面)の階段は閉鎖されています。「エスカレーター」の新設工事が行われています。


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「エスカレーター」は、2017年9月11日より全面供用開始されます。


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下り線(大阪方面)の「エスカレーター」の新設工事の様子です。


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「エスカレーター」は2基設置されています。すでに下りエスカレーターは暫定的に供用開始されています。


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上から見た様子です。


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上り線(京都方面)の「エスカレーター」の新設工事の様子です。


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パッと見て驚きました。この狭い空間に「エスカレーター」が3基も設置されていたからです。よく見ると上のリニューアル後の「配置図」も3基になっていました。

 すでに上りエスカレーターは暫定的に供用開始されています。どうして3基なのでしょうか? 狭いエスカレーター3基よりも広いエスカレーター2基の方が使いやすいように感じます。謎です?


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上から見た様子です。



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) 大規模に行われている「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」 2017年8月29日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-
 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転建て替えを控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

● (仮称)吹田市新市民病院移転建替工事
 
「吹田市民病院」は、施設の老朽化などから、片山町二丁目から旧国鉄吹田操車場跡地に移転する工事を行い、2018年度の開院をめざしています。

 新病院は、JR岸辺駅とつながり、バリアフリーの観点からも患者に優しい病院となります。「国立循環器病研究センター」と近接することで密に連携をとることができ、さらなる地域医療の向上が期待できます。

 引用資料 地方独立行政法人市立吹田市民病院
 (仮称)吹田市新市民病院移転建替工事基本設計について

 2016年9月28日に「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の起工式が行われ、8月29日に着工されて、本格的に工事が行われています。

(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事の概要
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町 北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階
◆ 高さ-約41m
◆ 敷地面積-約17,800㎡
◆ 建築面積-約8,060㎡(病院本体のみ)
◆ 延床面積-約36,650㎡(病院本体のみ)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-病院
◆ 病床数-病床数431床 内訳は一般病床386床(うちICU4床、救急専用病床8床)、回復期リハビリテーション病床45床
◆ 診療科-22診療科(内科、循環器科、神経内科、消化器内科、小児科、外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻咽喉科、眼科、皮膚科、腎泌尿器科、放射線診断科、リハビリテーション科、麻酔科、精神科、心療内科、病理診断科、歯科(障がい者)、救急診療科、放射線治療科)
◆ 建築主-地方独立行政法人市立吹田市民病院
◆ 設計者-大成建設
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-大成・堀田特定建設工事共同企業体(大成建設、堀田工務店JV)
◆ 着工-2016年08月28日(起工式)、2016年08月29日(着工)
◆ 竣工-2018年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開院-2018年度予定
◆ 落札金額-125億円(税抜き)


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の予定地です。


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の配置図です。


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の断面図です。


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「(仮称)吹田市新市民病院移転建替工事」の建設現場は、JR岸辺駅の北西にある吹田操車場跡地土地区画整理事業区域(4街区)の一部の敷地面積約17,800㎡です。手前はJR西日本の「(仮称)JR岸辺駅ビル開発」の建設現場です。


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躯体が地上に姿を現しています。地下階はありませんが、地下には「免震層」が設けられています。


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北側から見た様子です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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西側から見た様子です。



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2017年8月30日 (水)

千里中央の中核施設 複合商業施設「千里セルシー」 建て替えの方針!

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-千里セルシー-
 「豊中市」の千里中央の中核施設である複合商業施設「千里セルシー」は、45年近く前の万博後の1972年11月15日にオープンしました。

 概要は、地上6階、地下1階、敷地面積約14,028㎡、延床面積約65,238㎡(商業施設面積約20,596㎡)、店舗数約120店となっています。 

 ローマの「コロッセオ」を模したデザインとなっており、セルシー広場では週末や休日を中心に、アイドルや歌手によるコンサートなどのイベントがたびたび行われています。

● 建て替えの方針
 「朝日新聞」や「MBS」が、「千里セルシー」は建て替える方向で検討されていると伝えました。建て替えのウワサはかなり前から出ていましたが、大手報道機関が具体的に報じたのは今回が初めてだと思われます。

 朝日新聞(2017/08/29)
 光GENJIやAKBも歌った…セルシー、建て替え方針

 MBS(2017/08/29)
 千里「セルシー」建て替えへ 具体案は示されず

 入居するテナントに対し契約更新をしないとしていた「千里セルシー」は、8月29日に初めての説明会が開かれ、所有者側は建て替える方針を示しました。

 昨年ごろから所有者側が賃借契約を更新しなくなり、すでに4分の3が立ち退いており、現在は25店前後が残っているようです。


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「千里セルシー」は、ローマの「コロッセオ」を模した立体的なデザインとなっています。オープン当時は斬新なデザインでしたが、45年前の規準で建設しているので、「階段」が多く「エスカレーター」が少なかったりして、バリアフリー等もイマイチです。


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「セルシー広場」では、数々のイベントが行われています。


(お詫び)
 ”ここから下の写真は、「せんちゅうパル」の部分です。” と読者の方からメールを頂きました。調べてみると確かに「せんちゅうパル」でした。お詫びして訂正いたします。



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裏側に回ると老朽化がかなり進んでいる事が分かります。「豊中市」が公表した耐震診断で、震度6強以上の地震で倒壊または崩壊する危険性が高いと診断されています。(この部分は「せんちゅうパル」でした。お詫びして訂正いたします。)


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1972年11月15日のオープンから45年近く経過しているので、商業施設としては建物的には限界に近付いています。(この部分は「せんちゅうパル」でした。お詫びして訂正いたします。)



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北大阪健康医療都市(愛称:健都) (仮称)JR岸辺駅ビル開発「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」 2017年8月29日の建設状況

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-北大阪健康医療都市 愛称:健都(けんと)-

 旧国鉄吹田操車場跡地は、新たな都市拠点へ土地利用の転換を図るため、都市計画道路や公園・緑地、ライフラインの整備を土地区画整理事業により進めています。

 「国立循環器病研究センター」や「市立吹田市民病院」の移転を控え、「国立循環器病研究センター」を中心とする医療クラスターの形成に向け、基盤整備などに取り組んでいます。

 こうした経緯等を踏まえ、この地区の名称を日本語表記「北大阪健康医療都市」、英語表記「Northern Osaka Health and Biomedical Innovation Town(NohBIT)」、愛称「健都(けんと)」に決定しています。

 都市再生機構西日本支社は、「北部大阪都市計画事業吹田操車場跡地土地区画整理事業区域内4街区7-13画地」の敷地面積8,235.71㎡を売却する入札を実施し、24億7071万3000円でJR西日本が落札しました。

 JR西日本は、地上9階、地下0階の「(仮称)JR岸辺駅ビル開発」を2017年3月27日に着工しました。建物は、JR岸辺駅の南北自由通路とペデストリアンデッキで直結します。

● (仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)
 「カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント」が核テナントの1つとして出店することが決定しています。私は、JR西日本グループの「ヴィアイン」が出店すると予想していたので意外でした。

 引用資料 JR西日本(2017/07/19)
 (仮称)JR岸辺駅ビルに「カンデオホテルズ」の出店決定

 カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(PDF:2017/07/19)
 JR京都線「岸辺駅」直結 ジャパンクールデザイン(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都) 露天風呂を備え、最先端の医療都市「健都」に2018 年・秋 誕生

 2018年秋に、露天風呂を備え、最先端の医療都市「健都」に総客室数111室のONEランク上のジャパンクールデザインホテル「(仮称)カンデオホテルズ大阪吹田(健都)」が誕生します。

(仮称)JR岸辺駅ビル開発の概要
◆ 計画名-吹田操車場跡地開発
◆ 所在地-大阪府吹田市岸部新町17他
◆ 交通-JR「岸辺」駅自由通路(約100m)で直結
◆ 階数-地上9階、地下0階
◆ 高さ-約45m
◆ 敷地面積-8,235.71㎡
◆ 延床面積-約27,019㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-物販店、飲食店、クリニック、宿泊施設、フィットネスクラブほか
◆ 客室数-111室(ホテル6階~9階)
◆ 建築主-JR西日本(施設運営者 JR西日本不動産開発)
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年03月27日
◆ 竣工-2018年09月30日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年秋予定


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「(仮称)JR岸辺駅ビル開発」の建設現場を北側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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JR岸辺駅の自由通路から見た様子です。


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「鉄筋」と「鉄骨」が一部地上に姿を現しています。


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ゲートが少しだけ開いていました。「鉄筋」と「鉄骨」が見えます。



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2017年8月29日 (火)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 & 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2017/08/26

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年8月26日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年8月26日 タワークレーン3基で建設しています。


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撮影日2017年8月26日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年8月26日 最高部です。オフィス部分は、12階(13FL)まで到達しています。


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撮影日2017年8月26日
 少し方向を変えた様子です。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年8月26日 最高部です。


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撮影日2017年8月26日 あと少しで「カーテンウォール」の取り付けが完了します。


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撮影日2017年8月26日 「PC板」がダンプトラックで運ばれてきました。


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撮影日2017年8月26日 タワークレーンでこの部分に吊り上げていました。


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撮影日2017年8月26日 道路上空部分です。


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撮影日2017年8月26日 11階部分(12FL)の鉄骨建方が終わっています。


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撮影日2017年8月26日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年8月26日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。

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撮影日2017年8月26日 最高部です。塔屋の外壁がかなり姿を現しました。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 2017/08/26 周辺工事が本格化!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年8月26日 「大阪神ビルディング」側の下層階部分です。


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撮影日2017年8月26日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」と接続する部分です。


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撮影日2017年8月26日
 「橋桁」を支える支柱かと思っていましたが、こんなに高くなりました。「エレベーター」でしょうか? 「エレベーター」にしては高過ぎるような気もします。それとも換気塔?  


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撮影日2017年8月26日 新阪急ビル跡地側の下層階部分です。


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撮影日2017年8月26日 既存の「階段」です。この階段は撤去するのでしょうか? それとも造り直すのでしょうか?


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撮影日2017年8月26日 少し角度を変えた様子です。


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撮影日2017年8月26日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」に合わせて、「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」横の歩道の拡幅工事が行われています。


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撮影日2017年8月26日 発注者は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」で、工期は2018年5月31日までの予定です。


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撮影日2017年8月26日 南側部分です。「路面ブロック」が敷かれています。


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撮影日2017年8月26日 北側部分です。「アスファルト」を剥がしています。



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2017年8月28日 (月)

梅田新歩道橋改修工事 基本構造以外はすべて造り替え 2017/08/26 JR大阪駅直結の階段の改修工事が始まる!

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梅田新歩道橋改修工事-
 「阪急電鉄」は、「阪神電気鉄道、エイチ・ツー・オー リテイリング、阪急電鉄」を代表して、昨年、大阪市が公募した梅田新歩道橋(大阪市北区)のネーミングライツ(命名権)に応募し、優先交渉権パートナー企業に選定されていましたが、その名称が「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」に決定しています。

 「梅田新歩道橋」の大規模な改修工事が行われています。工事名は「梅田新歩道橋改修工事」で、工期は2018年3月31日(予定)までとなっています。


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工事の範囲です。施主は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」となっています。工期が2017年3月31日から2018年3月31日(予定)となっています。


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大規模な改修工事が行われています。単なる美装化では無く、基本構造以外はすべて造り替えています。完成すると見た目は新設されたデッキのように見えると思います。


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東側の路面と欄干がほぼ完成したようです。東側はもうすぐ供用開始されると思われます。


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新しい路面タイルと欄干です。


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東西地下道の天井部分のコンクリート打設がかなり進んでいます。


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JR大阪駅直結の「階段」の改修工事が始まりました。「エスカレーター」が供用開始された時に、「階段」の改修工事を行わなかった事をこのブログでボロクソに書きましたが、こういう事だったんですね。長期的な工程を知らずに偉そうに書いて申し訳ございませんでした・・・


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「階段」は閉鎖されています。


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上から見た様子です。


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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/03/26 「山留め壁」の構築が本格化!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪」の2階から見た様子です。


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着工したという正式なリリースはありませんが、工事内容を見ると本体工事に着工しています。


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「三点式パイルドライバ」です。


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「三連型アースオーガ」です。「山留め壁」の構築が本格的に行われています。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。「安定液プラント」も見えます。


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「ケーシングチューブ」が並べられています。奥には「オールケーシング掘削機」の本体も見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築する部分の地中障害物の撤去が始まるようです。


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北東側から見た様子です。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2017年8月27日 (日)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/08/26 グランフロント大阪側の「Bデッキ」の工事が本格化!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事
 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。

 引用資料 ヨドバシカメラ(2017/06/14)
 ヨドバシ梅田 「ペデストリアンデッキ先行工事」 2017年6月30日に完成いたします

 「Aデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年6月30日に完成、「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。


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デッキ全面開通は2017年9月30日予定

 ”「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定” となっていましたが、2017年9月30日(予定)に決定しています。


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Bデッキ

 現地に掲示されている「Bデッキ」の完成イメージです。


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南西側から見た様子です。昨日(8月26日)、「京セラドーム大阪」で行われた「西野カナ」のライブの前に撮影しました。


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「回遊デッキ」を南東側から見た様子です。


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アーチ部分が姿を現しています。


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「回遊デッキ」を南西側から見た様子です。


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「回遊デッキ」の南西端です。


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架設された「Bデッキ」です。「Aデッキ」と同じく、「Bデッキ」も階高がかなり違うので傾斜していますが、「養生シート」で囲われて傾斜が分からなくなりました。


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「Bデッキ」を北側から見た様子です。


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「Bデッキ」の真下です。


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「グランフロント大阪」側から見た様子です。


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この部分の2階の壁をぶち抜いて南西側の店舗入口を新設します。


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「Bデッキ」の「グランフロント大阪」側の管轄部分の工事も本格的に行われています。


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北側から見た様子です。「橋脚」は新たに構築しないと思われます。


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「橋桁」を支えると思われる仮設の鉄骨が組まれています。


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まだ真下の階段は閉鎖されていません。


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「Bデッキ」は、歩行者デッキのこの部分に接続されます。


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グランフロント大阪側の「仮囲い」です。


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「Bデッキ」の「グランフロント大阪」側の管轄部分の「労災保険関係成立票」です。注文者が「エヌ・ティ・ティ都市開発、積水ハウス、阪急電鉄、三井住友信託銀行、三菱地所」となっています。施工者はヨドバシカメラ側と同じ「五洋建設」です。

● 工期は2017年8月15日~2017年10月31日(予定)
 気になるのが工期です。「Bデッキ」の完成予定は、2017年9月30日(予定)となっていますが、工期は2017年8月15日~2017年10月31日(予定)です。

 2017年9月30日に全面開通させて、関連工事が2017年10月31日まで続くのでしょうか? それとも全面開通が1ヶ月遅れるのでしょうか?



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京セラドーム大阪 西野カナのドームツアー2017「Kana Nishino Dome Tour 2017 "Many Thanks"」に行って来ました!

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-西野カナ-

 昨日(8月26日)、「京セラドーム大阪」で行われた「西野カナ」のドームツアー2017「Kana Nishino Dome Tour 2017 "Many Thanks"」に行って来ました。私的には、今回のライブが「カナやん(西野カナ)」のライブ8回目でした。

 スポニチ(2017/08/27) 
 西野カナ、平成生まれ女性ソロ歌手初のドーム公演 衣装でも魅了 

 平成生まれの女性ソロ歌手によるドーム公演は初めてです。「カナやん」は、1989年3月18日生まれなので、ギリギリ平成生まれです。デビュー10年目に突入し、遂にドーム公演まで上り詰めました。

 私は、2014年の4月に「大阪城ホール」にライブに行くまでは、「カナやん」がどちらかというと嫌いでした。でも今は大ファンです。だからドーム公演は自分の事のようにうれしかったです。

 8月26日・27日が「京セラドーム大阪」、9月23日・24日が「東京ドーム」で行い、計16万人を動員する予定です。「東京ドーム」も行く予定です。

 スポニチの記事では、「3万5000人の大観衆」と書いてありますが、「カナやん」本人はMCで3万4000人と言っていました。
 いずれにしてもアリーナもスタンドもビッシリと観客で埋まっていました。「カナやん」も満員の客席に感極まったのか? 途中のMCで涙があふれていました。

● レーザー光線の演出
 
「京セラドーム大阪」は、野球ファンには非常に評判が悪い球場ですが、ライブとなると180度変わります。天井が宇宙船の中みたいで非常に幻想的でカッコ良くライブ会場としては最高です!

 「京セラドーム大阪」でのライブは、2016年10月22日の「Perfume(パフューム)」のライブ以来でしたが、やはり「京セラドーム大阪」は最高でした。

 今回は「カナやん」のライブでは、初めて「レーザー光線」を本格導入していました。私はレーザー光線大好き人間ですが、色とりどりのレーザー光線が、激しく飛び交う光景は本当に綺麗でした。


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「イオン大阪ドームシティ店」も気合が入っていました。たくさん
の方が記念撮影していました。


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ドーム公演はお祭りのような雰囲気なので好きです。


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現地で知り合った方々がいっしょに記念撮影していました。「カナやん」のファンは10代・20代の女性が多いですが、ここ最近は男性比率が急上昇しています。パッと見は3分の1以上男性のように感じました。

 私くらいの年齢のオッサンも多いです。2014年の4月に行った時は、アウェー感が半端無かったですが、今は全くアウェー感を感じません。


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ここでもたくさんの方が記念撮影していました。


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グッズ売場です。


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グッズは、「ローズフリフライト(¥3,000)、オリジナルフェイスタオル PIZZA/ROSE(各¥1,300)、オリジナルデコレーションセット(¥1,500)」を事前にネットで買いました。

 多分3万人近くが新旧の「フリフライト」を持っていたと思います。コンピューター制御で一斉やランダムに色が変わるので本当に綺麗です。 


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チケットです。スタンド1塁下段でした。
私は、全体が見渡せるスタンド席が結構好きです。6時12分~8時50分くらいまで、2時間30分超でした。曲数はメドレー4曲を1曲と計算すると全23曲でした。

 大阪公演は、カナやんが「指鉄砲」で、「バーン」とやると客席が「うぅぅ~・・・」と胸を押さえて撃たれたフリをするのが毎年恒例になっていますが、今年もありりました(笑)。

 あんまり書くとネタバレになるので書きませんが、アンコールの「GO FOR IT!!」で、「気球」に乗って会場を1周した演出には驚きました。

 メチャメチャ楽しかったですが、唯一の不満はメチャメチャ暑かった事です。立っているだけで汗が溢れるくらい暑かったです。私の周りの人も汗だくでした。節電は大切ですが、もう少し空調を効かせて欲しかったです・・・



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2017年8月26日 (土)

JR西日本 嵯峨野線「京都駅~丹波口駅」間の新駅「京都・丹波口間新駅新設工事」 2017年8月23日の建設状況

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-京都・丹波口間新駅新設工事-

 梅小路公園には、「京都水族館」があり、2016年4月29日には「京都鉄道博物館」もオープンしました。京都駅から離れていてアクセスが悪いため、新駅の設置が検討され、2015年2月にJR西日本と京都市が基本合意書を締結していました。

 工事着工に先立ち、2016年9月19日には、安全祈願祭と起工式典を開催しました。本格的に工事が行われており、2019年春の開業予定です。

 引用資料 京都市・建設局(PDF:2016/08)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅設置事業について 

 高架下の約1000㎡に「高架下駅舎」を設置します。ホームは相対式2面、延長165m、ホーム幅は3.0m~6.7mとなります。
 自動改札機は4通路、券売機は3台、エレベーターは2基(各ホームに1基)、エスカレーターは4基(各ホーム上下1基ずつ)設けます。

 駅舎の基本コンセプトは、「梅小路公園および京都市西部地区の玄関口として、鉄道を意識しつつ、地域との連携を育むデザイン」とします。
 京都の町並みの「縦格子・縦縞」や、京友禅の反物の「縦長矩形」などを引用するともとに、ホームの外壁や入口部を曲面にして「京都らしい色彩計画」とします。

京都・丹波口間新駅新設工事の概要
◆ 高架下駅舎(約1,000㎡)
◆ ホーム(相対式2面、延長165m、幅員3.0mから6.7m)
◆ 旅客上家(屋根)
◆ エレベーター(2基 各ホーム1基)
◆ エスカレーター(4基 各ホーム上下1基ずつ)
◆ 自動改札4通路、券売機(3台)
◆ 着工-2016年09月19日(安全祈願祭と起工式典)
◆ 開業-2019年春予定
◆ 事業費-約49億円(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)


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「新駅のイメージ(新駅の南西から北東の眺め)」です。


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「JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅 位置図」です。

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2016/08/12)
 嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅デザインなど概要決定 


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上り線ホームの建設現場を南東側から見た様子です。


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同じ部分を北東側から見た様子です。


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2車線道路の部分です。


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北東側から見た様子です。


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下り線ホームの建設現場を南西側から見た様子です。


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南側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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同じ部分を北側から見た様子です。


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2車線道路の北側部分です。中央の合流部分にホームを構築しています。


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「七条通」から南側に見た様子です。


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東側の「橋桁」は再利用するのかと思っていましたが、新しい「橋桁」に架け替えるような雰囲気です。


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中央の合流部分にホームを構築しています。


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西側の連絡線(短絡線)は廃止されたので「橋桁」を撤去するようです。


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「七条通」の橋桁を東側から見た様子です。


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「七条通」の橋桁を西側から見た様子です。


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「七条通」から北側に見た様子です。


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「七条通」の北側では橋脚の「耐震補強工事」が行われています。


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「鋼板巻立て工法」で耐震補強工事が行われています。


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西側の連絡線(短絡線)は廃止されたので「橋桁」を撤去するようです。


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東側の「梅小路公園」に「仮囲い」が設置されています。


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「橋桁」を「地組(じぐみ)」しています。


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デルタ線
 写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続していた連絡線(短絡線)です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。

 新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線(短絡線)は廃止されました。



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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」 京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設 2017年8月23日の状況

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-京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」-
 
2017年8月23日(水)にブログにUPしたばかりですが、当日の8月23日に建設予定地を撮影してきたので、再度UPしたいと思います。

 京都市では、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、京都市中央卸売市場第一市場の施設整備に伴い生み出される七条通に面した土地を「賑わいゾーン」と位置付け、新たな賑わいを創出するために活用することとしています。

 「京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、民間の事業者から「賑わいゾーン」を活用する事業の提案を広く募集のうえ、京都市と優先的に交渉する契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。

 京都市は、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に向けて契約候補事業者を選ぶ公募型プロポーザルを実施し、「スターツコーポレーション」を契約候補事業者に選定しました。

 引用資料 京都市情報館(2017/08/21)
 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に係る契約候補事業者の選定について

 「スターツコーポレーション」は、4,000㎡(実測面積)に地上8階の ”京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設” を建設します。
 ホテルは3階~8階に入り、客室数は約200室、1階・2階は商業施設となります。60年間の一般定期借地権設定契約、貸付希望価格は30,000,000円(年額)です。


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南東側上空から見た「イメージ図」です。


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南西側から見た「イメージ図」です。


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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の位置図です。「JR山陰線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近の北西側です。

 「七条通」の南側には、JR西日本(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)が新駅を建設中です。新駅が完成するとアクセスが抜群になります。


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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の予定地を南東側から見た様子です。「水産事務所棟」が建っている場所に建設される予定です。


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南西側から見た様子です。


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南側が東西の幹線道路である「七条通」に面しています。



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2017年8月25日 (金)

JR高槻駅 2番・5番のりばに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置 2017年8月23日の状況

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東海道本線(JR京都線)高槻駅-
 JR西日本は、東海道本線(JR京都線)で高槻駅の改良計画を行いました。上り線・下り線とも一番外側の「待避線」を廃止し、この空間に「新快速電車」が停車するプラットホームを整備しました。

 「新快速電車」が停車するプラットホームには、JR西日本が開発を進めてきた「昇降式ホーム柵」が設置されました。
 ホームドアの代わりにワイヤーロープを設置し、列車のドアが開く際にワイヤーロープを上昇させる方式のホーム柵です。これまでのホームドアとは異なり、車両のドアの位置や数が変わっても対応出来ます。2016年3月26日にダイヤ改正に合わせて供用開始されました。

● 新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置!
 JR西日本は、駅のホームにおける安全性向上のために、その核となるハード対策として「ホーム柵」の設置を進めてています。

 高槻駅の「2番のりば」と「5番のりば」に新たに、新たに「可動式ホーム柵(ホームドア)」を設置することになりました。2018年春頃の使用開始予定です。

 引用資料 JR西日本(2016/12/21)
 「可動式ホーム柵」を高槻駅2、5番のりばに設置(平成30年春使用開始予定)

可動式ホーム柵(ホームドア)の概要
◆ 設置箇所-JR京都線・高槻駅の2、5番のりば(2番のりば:京都方面への快速・普通列車が発着、5番のりば:大阪方面への快速列車が発着)
◆ 高さ-約1.3m
◆ 開口幅-約3.3m
◆ 柵延長-約240m(1のりばあたり)
◆ 着工-2017年05月09日
◆ 使用開始時期-2018年春頃予定


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「可動式ホーム柵」の設置イメージです。「昇降式ホーム柵」ではなく、本格的な「ホームドア」です。


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「2番のりば・3番のりば」に「可動式ホーム柵」が設置されます。工期は、2017年5月9日~2018年春頃(予定)です。


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2番のりば・3番のりば
 
上り線(京都方面)の「2番のりば・3番のりば」です。新たに「可動式ホーム柵」が設置されるのは、「2番のりば」のみです。


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2番のりば

 新たに「可動式ホーム柵」が設置される「2番のりば」です。「2番のりば」は、京都方面への快速・普通列車が発着します。


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「可動式ホーム柵」を設置する工事が行われています。


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ホーム上の「仮囲い」です。


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ホーム上の「仮囲い」です。


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4番のりば・5番のりば
 
下り線(大阪方面)の「4番のりば・5番のりば」です。新たに「可動式ホーム柵」が設置されるのは、「5番のりば」のみです。


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5番のりば
 新たに「可動式ホーム柵」が設置される「5番のりば」です。「5番のりば」は、大阪方面への快速列車が発着します。


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「可動式ホーム柵」を設置する工事が行われています。


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「戸袋」を設置する部分のホームの床が一部撤去されています。


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幅の広い「戸袋」部分です。


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通常幅の「戸袋」部分です。


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1番のりば・6番のりば
 外側の「1番のりば」と「6番のりば」には、2016年3月26日のダイヤ改正に合わせて「昇降式ホーム柵」が設置されました。



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JR西日本グループ 2ブランド約900室のホテルを出店「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画」 2017年8月23日の状況

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-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画-
 JR西日本グループは、JR京都駅八条口から徒歩2分という抜群のロケーションに、「ジェイアール西日本ホテル開発」の運営するハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と、「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が運営する宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の2ホテルを出店します。2棟合計約900室を予定しています。

 引用資料 JR西日本グループ(2017/02/02)
 JR京都駅前に2ブランド計900室の新規ホテルを開業(2019年春ごろ)

 土地所有者の「松原興産」からホテル建築物を賃借します。設計者は「東急設計コンサルタント」、施工者は「未定」です。2019年春頃の開業を目指します。2棟の総投資額は100億円超となります。

● 東棟(ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA)
 敷地東側の敷地面積約3,150㎡に、地上9階、地下0階、延床面積約17,750㎡、客室数423室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本ホテル開発」がハイクラス宿泊特化型ホテルを運営します。

 ホテルの名称は「ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA」です。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。

 JR西日本 ニュースリリース(2017/05/10)
 
JR西日本ホテルグループ新ホテルブランド名とシンボルマークが決定 ~「HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)」誕生~

● 西棟(ヴィアイン)
 敷地西側の敷地面積約2,800㎡に、地上10階、地下0階、延床面積約14,100㎡、客室数468室のホテルを建設します。「ジェイアール西日本デイリーサービスネット」の100%出資子会社である「JR西日本ヴィアイン」が、宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」を運営します。

JR京都駅前のJRのホテルの概要
◆ 計画名-(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)、(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)
◆ 所在地-京都府京都市南区東九条殿田町42番ほか
◆ 階数-(東棟)地上9階、地下0階、(西棟)地上10階、地下0階
◆ 高さ-最高部34.4m(東棟、西棟)
◆ 敷地面積-約3,150㎡(東棟)、約2,800㎡(西棟)
◆ 建築面積-約2,510㎡(東棟)、約1,700㎡(西棟)
◆ 延床面積-約17,750㎡(東棟)、約14,100㎡(西棟)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗、駐車場
◆ 客室数-423室(東棟)、468室(西棟)
◆ 建築主-松原興産
◆ 設計者-東急設計コンサルタント
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年12月07日予定(東棟、西棟)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(東棟、西棟)
◆ 開業-2019年春頃予定(東棟、西棟)


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「計画地」です。京都駅ビル内にある「ホテルグランヴィア京都」に加え、八条口側にハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」と宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」の3つのブランドの異なるホテルを揃える事になります。


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ホテルヴィスキオ京都 by GRANVIA

 「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)」の建設予定地を南東側から見た様子です。ハイクラス宿泊特化型ホテルの新規ブランド「ヴィスキオ」が建設されます。パチンコ屋さんがありましたが、解体されています。


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「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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街区の東側は、「烏丸通」に面しています。


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街区南側の道路を東側から見た様子です。


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「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(東敷地)」の建築計画の概要です。「旅館業施設計画の概要」も掲示されていました。客室数423室(東棟)です。


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ヴィアイン

 「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)」の建設予定地を南西側から見た様子です。宿泊特化型ホテル「ヴィアイン」が建設されます。


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街区南側の道路を西側から見た様子です。


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街区西側の「宝町通」を南側から見た様子です。


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「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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ホテル「イビススタイルズ京都ステーション」との間の街区北側の道路を西側から見た様子です。


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「(仮称)京都駅八条口前ホテル計画(西敷地)」の建築計画の概要です。「旅館業施設計画の概要」も掲示されていました。客室数468室(西棟)です。



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2017年8月24日 (木)

JR京都線「茨木駅-摂津富田駅」間の新駅 JR総持寺駅 車窓から見た2017年8月23日の建設状況

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-JR京都線・JR総持寺駅-

 かつて阪急京都線の「総持寺駅」近くにエレベーターやエスカレーターで有名な「フジテック」の本社および大阪製作所(工場)がありました。
 敷地内にあった紅白のエレベータ研究塔は、このエリアのランドマーク的存在でしたが解体されました。大阪製作所(工場)跡地は、「ライオンズ茨木ニューシティ」として開発されています。
 
 JR京都線の「茨木駅」と「摂津富田駅(高槻市)」の間は、約3.7kmと結構距離が離れているので、新駅設置の要望は前からありましたが、「ライオンズ茨木ニューシティ」の建設に合わせて新駅「(仮称)JR総持寺駅」が建設されています。
 
 「(仮称)JR総持寺駅」の設置場所は、「摂津富田駅」から約1.7km、茨木駅から約2.0kmの盛土区間になります。
 
 盛土区間は、北側にも南側にも拡張余地がほとんどないために、ホームはJR西日本の幹線では珍しい島式1面2線となります。
 駅舎の建設余地もないため、駅設備は盛土の下に設置中です。2012年11月29日着工し、2018年春開業予定です。建設費は約60億円(JR西日本が30億円負担)を見込んでいます。

● JR総持寺駅に決定!
 「(仮称)JR総持寺駅」の正式な駅名がJ「R総持寺駅」に決定しました。新駅周辺の地名である「総持寺」は、西国三十三所第22番札所としても知名度があり、場所がイメージしやすく、分かりやすい名称であるためです。近隣にある阪急総持寺駅と区別するために「JR」を付与しています。

 引用資料 JR西日本(2017/08/08
 JR京都線、摂津富田~茨木駅間新駅の駅名決定について

 ちなみに、茨木市が行った新駅駅名案の募集結果では、最も多かったのは「安威川駅」で、2位が「JR総持寺駅」、3位が「東茨木駅」、4位が「摂津三島駅」、5位が「摂津総持寺駅」でした。


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「新駅周辺略図」です。駅舎開業に伴い、茨木市が「自由通路」や「歩行者専用道路」の整備を、開発事業者が「駅前広場」などの整備を進めています。


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「横断面図」です。島式1面2線+通過線2線となります。
ホーム上の安全設備として、「可動式ホーム柵(二重引戸式)、非常ボタン、ホーム監視カメラ」を設置します。


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可動式ホーム柵(二重引戸式)

 「可動式ホーム柵(二重引戸式)」を導入します。二重引き戸構造のホームドアは、在来線では日本で最初の本格導入となる可能性が高いです。



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東京メトロ東西線・九段下駅
 
「可動式ホーム柵(二重引戸式)」と言ってもイメージが湧かないと思いますが、東京メトロ東西線の「九段下駅」で2016年3月より実証試験が行われました。

 JR西日本は「可動式ホーム柵(二重引戸式)」、東京メトロは「大開口ホームドア」と呼んでいますが、構造的には同じものです。
 通常の横開きタイプのドア部を二重引き戸構造とし、開口幅を大きくとることが可能です。ドアの位置や幅が異なる車両が混在している路線で効果を発揮します。


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(1)

● 撮影場所が無い
 「JR総持寺駅」の工事は、地上から見ても何をしているのかよく分かりません。踏切も近くに無いので、電車の車窓からしか工事の様子が分かりません。普通電車の車窓から工事の様子を撮影してみました。


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(2)

● ホーム設置位置付近の軌道を拡幅
 「JR総持寺駅」予定地の東海道線は、「普通」などが走る内側線(緩行線)と、特急列車や「新快速」などが走る外側線(急行線)の4本の線路が敷かれている複々線区間です。

 4本ある線路の中央にホームをつくるため、ホーム設置位置付近の軌道を拡幅し、ホームを設置するスペースを確保しました。新しい擁壁を設置して外側の線路を移設、次に内側の線路を移設しました。 


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(3)


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(4)


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(5)


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(6)


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上り線(京都方面)の先頭車両の車窓 その(7) 線路を外側に移設している様子がよく分かります。 


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(1) 上り線(京都方面)と比較しやすいように撮影時間と逆に並べています。撮影時間は「その(1)」が一番遅く、「その(8)」が一番早いです。


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(2)


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(3)


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(4)


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(5)


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(6)


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(7)


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下り線(大阪方面)の最後尾車両の車窓 その(8)



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京都大学のiPS細胞研究拠点「京都大学(南部) オープンした「iPS細胞研究所第3研究棟(CiRA第3研究棟)」

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-京都大学・iPS細胞研究所-
 山中伸弥教授が所長を務める「京都大学 iPS細胞研究所」では、iPS細胞作製技術を用いて創薬、新しい治療法の開発、病気の原因の解明や再生医療への応用を実現するための研究を行っています。

 「京都大学 iPS細胞研究所(CiRA:サイラ)」が2010年4月に設立されてから7年が過ぎました。約150人の研究者や研究支援者が集まってスタートした研究所ですが、どんどん規模が拡大しています。

 「京都大学iPS細胞研究所(第1研究棟)」に続き、「京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)」が竣工済みです。
 更に「京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟」」と主にiPS細胞に関する「京都大学(南部)医薬系総合研究棟施設整備事業」が建設されました。

第3研究棟(CiRA第3研究棟)
 「第3研究棟」は、地上5階、地下2階、延床面積7,673.15㎡です。「第1研究棟」の東側で、病院地区給水センターが位置していた場所に建設されました。

 「CiRA第3研究棟」の完成を祝して、2017年5月22日に竣工式、記念シンポジウムなどの記念行事を開催し、「CiRA第3研究棟」の開所を祝いました。

 京都大学 京大について(2017/05/23)
 iPS細胞研究所 第3研究棟竣工式および記念シンポジウムを開催しました。(2017年5月22日)

 「CiRA第3研究棟」は、最新設備を入れて規模も拡充し、CiRAが重点事業と位置づけ、iPS細胞を事前に作って備蓄する「iPS細胞ストック事業」を進めます。

 「CiRA第3研究棟」の特徴としては、医療に使用可能なiPS細胞を作製する細胞調製施設「FiT(Facility for iPS Cell Therapy)」が設置されていることです。

 「FiT」には、8つの細胞調製室、1つの細胞保存室、作った細胞の汚染検査や核型解析などの検査をシームレスに行える検査室があり、2010年に竣工した「本館」に作られた細胞調製施設よりも設備が充実しています。また、3階、4階、5階にはオープンラボや培養室も設置されており、本館と渡り廊下でつながっています。

京都大学(南部) iPS細胞研究所第3研究棟の概要 
◆ 計画名-京都大学(南部)iPS細胞研究所第3研究棟新営その他工事
◆ 所在地-京都府京都市左京区聖護院川原町53番
◆ 階数-地上5階、地下2階
◆ 高さ-最高部22.11m、建築物19.81m
◆ 敷地面積-63,774.72㎡(施設全体)
◆ 建築面積-1,219.61㎡
◆ 延床面積-7,673.15㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-学校
◆ 建築主-国立大学法人京都大学
◆ 設計者・監理者-国立大学法人京都大学
◆ 施工者-松村組
◆ 着工-2015年02月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年03月24日(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2017年05月22日(竣工式、開所)
◆ 総工費-約35億円


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「配置図です。「(57)京都大学iPS細胞研究所(本館)、(58)京都大学iPS細胞研究所(第2研究棟)、(59)京都大学iPS細胞研究所(第3研究棟)」です。


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「iPS細胞研究所第3研究棟(CiRA第3研究棟)」を南西側から見た様子です。


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敷地南側です。


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「エントランス」です。


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南東側から見た様子です。


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「本館」とは渡り廊下でつながっています。


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2010年に竣工した「本館」です。「第1研究棟」と呼ばれていましたが、「本館」に名称を変更したようです。



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2017年8月23日 (水)

JR嵯峨野線の新駅近く 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」 京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設!

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-京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」-
 
京都市では、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、京都市中央卸売市場第一市場の施設整備に伴い生み出される七条通に面した土地を「賑わいゾーン」と位置付け、新たな賑わいを創出するために活用することとしています。

 「京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に係る契約候補事業者選定委員会」を設置し、民間の事業者から「賑わいゾーン」を活用する事業の提案を広く募集のうえ、京都市と優先的に交渉する契約候補事業者の選定に向けた審議を行ってきました。

 京都市は、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に向けて契約候補事業者を選ぶ公募型プロポーザルを実施し、「スターツコーポレーション」を契約候補事業者に選定しました。

 引用資料 京都市情報館(2017/08/21)
 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に係る契約候補事業者の選定について

 「スターツコーポレーション」は、4,000㎡(実測面積)に地上8階の ”京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設” を建設します。
 ホテルは3階~8階に入り、客室数は約200室、1階・2階は商業施設となります。60年間の一般定期借地権設定契約、貸付希望価格は30,000,000円(年額)です。


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「イメージ図」です。それにしてもここ最近の京都市は本当に勢いがありますね。民間の活力を利用したプロジェクトが次々と決まっています。


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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の位置図です。


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京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」は、「JR山陰線(嵯峨野線)」と「七条通」と交わる交差部付近の北西側です。

 「七条通」の南側には、JR西日本(JR西日本約19億円、京都市約15億円、国約15億円)が新駅を建設中です。新駅が完成するとアクセスが抜群になります。


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JR山陰線(嵯峨野線)の「新駅」の予定地です。

 引用資料 京都市・建設局(PDF:2016/08)
 JR嵯峨野線 京都・丹波口間新駅設置事業について 

 引用資料 JR西日本・ ニュースリリース(2016/08/12)
 嵯峨野線 京都~丹波口駅間 新駅デザインなど概要決定 


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「新駅のイメージ」です。開業2019年春の予定です。



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朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地 地上51階、高さ約178mの「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」 建築計画のお知らせ掲示!

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朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地-
 営業を終了した「ホテルプラザ」は、「旧ホテルプラザ解体工事」という工事名で、「竹中工務店」により地上躯体の解体工事が行われて更地になっています。
 
 跡地は「大淀南二丁目地区」として、ホロニクスグループの医療法人「医誠会」により560病床の急性期高度医療病院が建設される予定でした。 
 地上28階+搭屋、高さ125.5mの「事業棟」と地上14階+搭屋、高さ74.3mの「医療棟」で構成される大規模なプロジェクトでした。しかし、「大淀南二丁目地区」は着工される事はありませんでした。

 敷地面積約10,000㎡を「積水ハウス、三菱地所レジデンス、東急不動産」など5社が、2016年12月20日に取得しました。跡地には超高層タワーマンションが建設されます。

(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画
 
地上51階、塔屋2階、地下1階、高さ約178m、延床面積約99,9990㎡、総戸数は900戸規模の巨大な超高層タワーマンションが建設されます。

 超高層タワーマンションは、「ザ・シンフォニーホール」と道路を挟んで向き合う敷地南西側に整備し、北西部の低層棟と一体的に接続します。「なにわ筋」に面した敷地の東側には、多目的広場を設けます。

 計画名は、「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」で、「積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)」のの5者が建築主となります。

(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目2番1(地名地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約178m
◆ 敷地面積-10,337.43㎡
◆ 建築面積-約4,050㎡
◆ 延床面積-約99,9990㎡(容積率対象面積約72,300㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-900戸規模
◆ 建築主-積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年05月中旬予定
◆ 竣工-2020年06月下旬予定


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建設予定地を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建設予定地を南西側から見た様子です。敷地の南西側に超高層棟を建設します。


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北西側から見た様子です。敷地の北西側に低層棟を建設します。


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北東側から見た様子です。「なにわ筋」に面した敷地の東側には、「多目的広場」を設けます。


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南東側から見た様子です。

敷地南東側を社会福祉法人恩賜財団済生会が取得
 病院・診療所や福祉施設などを運営する「社会福祉法人恩賜財団済生会」が、朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地の南東角の土地約3,900㎡を取得しています。

 「社会福祉法人恩賜財団済生会」は、日本最大の社会福祉法人として全職員約59,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。「なにわ筋」に面して、北側からローレルタワー サンクタス梅田、(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画、グランドメゾン新梅田タワー」の3棟の超高層タワーマンションが並ぶ事にになりますが、「千鳥配置」にして互いのお見合いを出来るだけ無くすようにしています。



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2017年8月22日 (火)

京橋駅周辺地区の拠点機能強化 約30年間動き無し 南北の幹線道路「玉造筋」の延伸構想

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京橋駅周辺地区のまちづくり-
 
京橋駅周辺地区が都市再生緊急整備地域に拡大指定されました。これを受け、「京阪ホールディングス」と「JR西日本」の2者は、地域整備方針に掲げられているターミナル駅としてふさわしい駅利用者の利便性向上に資する交通結節点としての機能整備に連携して取り組むことになりました。

 京橋は鉄道交通の要衝です。しかし、大規模ターミナルの最低条件である広い道路、広い駅前広場の整備が成されていません。そのため「大阪ビジネスパーク(OBP)」に隣接しているにも関わらず拠点機能が貧弱です。

 「京橋駅周辺地区のまちづくり」を進めるには、JR京橋駅の両側を南北に貫く幹線道路となる「玉造筋」の延伸と「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」の整備により、「国道1号」まで到達される事が絶対に必要です。

● 「玉造筋」の延伸 
 「玉造筋」の延伸事業は、京橋駅周辺地区の西側を南北に貫く幹線道路です。「玉造筋」は、現在は「大阪ビジネスパーク(OBP)」の東端を「寝屋川」まで到達しています。更に北進して、「国道1号」まで到達する予定となっています。

 引用資料 大阪市(PDF)
 豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業

 しかし、「大阪ビジネスパーク(OBP)」が街開きしてから30年以上になりますが、全く動きがありません。「JR学研都市線(片町線)」が地下化しないとそれ以上北には延伸出来ないためです。



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都市再生緊急整備地域の「京橋駅周辺地区・大阪ビジネスパーク駅周辺地区」です。

 引用資料 首相官邸(PDF:2017/08/02)
 大阪京橋駅・大阪ビジネスパーク駅周辺・天満橋駅周辺地域


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「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」を含む京橋駅周辺地区の道路整備です。


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玉造筋
 
 「玉造筋」は、片側2車線(歩道あり)の幹線道路です。現在は、「大阪ビジネスパーク(OBP)」の東端を「寝屋川」まで到達しています。この状況は約30年間変化がありません。


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JR学研都市線

 「寝屋川」より北に進めないのは、「JR学研都市線(片町線)」が地上部分を東西に走ってるためです。「玉造筋」の延伸は、「JR学研都市線(片町線)」の京橋駅付近の地下化が必須条件です。


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このあたりを「玉造筋」が通る予定です。「JR学研都市線(片町線)」の京橋駅付近の地下化構想が休止状態になっているので、JR西日本はしびれを切らしてホームドアを設置しました。


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JR線の北側は、JR西日本の「京橋変電所」となっています。


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変電所の北側です。


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変電所の敷地を北西側から見た様子です。


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変電所の北側を2車線の道路が東西に走っています。奥に見えるのはJR環状線の京橋駅です。JR環状線の京橋駅は、高架のように感じますが、「盛土構造」です。


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更に北側には、「京橋自転車駐車場」があります。「玉造筋」の工事が進まないので、暫定施設として設置されましたが、年期が経って恒久施設のようになっています・・・


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更に北側には、「京阪本線」の高架橋があります。高架橋の下は京阪京橋駅とJR京橋駅を結ぶ広場となっています。この部分は本来は「玉造筋」の用地です。


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「国道1号」側から「京阪本線」の高架橋を見た様子です。「国道1号〜京阪本線」の間は、買収も終わって暫定的に歩道として使用されています。私が高知から関西に来た時はすでにこの状態でした。


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JR環状線沿いは、「駐輪場」として使用されています。JR線は「盛土構造」である事がよく分かります。



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京橋駅周辺 NTT西日本グループの人材育成拠点 大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事 2017年8月20日の建設状況

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-大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事-

 京阪やJRの京橋駅から「国道1号」を挟んだ北西側に「NTT西日本研修センタ」があります。NTT西日本は、「NTT西日本研修センタ」の再開発を行っています。名称は「研修センタ」で、「研修センター」ではありません。

 NTT西日本グループは、「NTT西日本研修センタ」を新成長戦略を牽引する次世代の人材を育成する拠点として強化しています。2014年3月には「NTT西日本研修センタ本館」が竣工しています。 

 「NTT西日本研修センタ本館」の南側に、「大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事」を建設中です。ずっと「早く見に行かないといけない!」と思っていましたが、竣工直前にやっと見に行く事が出来ました。

大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市都島区東野田町四丁目499番(地名地番)
◆ 階数-地上11階、地下0階
◆ 高さ-50.47m
◆ 敷地面積-31,008.84㎡(施設全体)
◆ 建築面積-9,241.24㎡(施設全体)、4,045.41㎡
◆ 延床面積-62,525.94㎡(施設全体)、38,797.45㎡
◆ 容積対象面積-60,944.63㎡(施設全体)、37,563.35㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-オフィス、歩廊、自動車車庫
◆ 建築主-NTT西日本(西日本電信電話)
◆ 設計者-NTTファシリティーズ
◆ 施工者-竹中工務店・共立建設工事共同企業体
◆ 着工-2016年03月上旬
◆ 竣工-2017年08月下旬予定


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南側に、「大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事」を建設中です。2017年8月下旬の竣工予定です。


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北側に、「NTT西日本研修センタ本館」が2014年3月に竣工しています。地上7階、地下0階、延床面積16,667.41㎡です。


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「大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事」を南西側から見た様子です。


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敷地南側は道路に面しています。


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塀は「石垣」になっています。


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南東角です。


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「大阪研修センタ新社屋(仮称)新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの概要のアップです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2017年8月21日 (月)

京橋駅周辺地区の拠点機能強化 南北の幹線道路「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」 2017年8月20日の状況

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京橋駅周辺地区のまちづくり-
 
京橋駅周辺地区が都市再生緊急整備地域に拡大指定されました。これを受け、「京阪ホールディングス」と「JR西日本」の2者は、地域整備方針に掲げられているターミナル駅としてふさわしい駅利用者の利便性向上に資する交通結節点としての機能整備に連携して取り組むことになりました。

 京橋は鉄道交通の要衝です。しかし、大規模ターミナルの最低条件である広い道路、広い駅前広場の整備が成されていません。そのため「大阪ビジネスパーク(OBP)」に隣接しているにも関わらず拠点機能が貧弱です。

 「京橋駅周辺地区のまちづくり」を進めるには、JR京橋駅の両側を南北に貫く幹線道路となる「玉造筋」の延伸と「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」の整備により、「国道1号」まで到達される事が絶対に必要です。

● 豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業
 「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」は、京橋駅周辺地区の東側を南北に貫く幹線道路です。既存の道路を大幅に拡幅する事によって、交通の円滑化や歩道設置による歩車分離を行うとともに、電線類を地中化し無電柱化することで安全性や防災性の向上を図ります。

 引用資料 大阪市(PDF)
 豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業

 「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」は、延長755m、幅員25m(片側2車線 歩道あり)です。工事は大幅に遅れています。大阪市の財政状況悪化と用地買収が難航しているためです。

 私は、この現場を30年近く見続けていますが、あまりにもスピードが遅いので5年くらい見ていませんでした。久しぶりに見ましたが、前回とほとんど変わっていませんでした・・・


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都市再生緊急整備地域の「京橋駅周辺地区・大阪ビジネスパーク駅周辺地区」です。

 引用資料 首相官邸(PDF:2017/08/02)
 大阪京橋駅・大阪ビジネスパーク駅周辺・天満橋駅周辺地域


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「豊里矢田線(鴫野・蒲生)整備事業」を含む京橋駅周辺地区の道路整備です。


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「大阪ビジネスパーク(OBP)」を東西に貫く道路と交差している部分より南側は完成しています。


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北側のかつて「京橋南商店街」があった部分です。商店街は非常に狭い道路でしたが広くなっています。しかし、まだ「ガードレール」で閉鎖されて一部しか供用開始していません。


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「寝屋川」の手前から南側を見た様子です。


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「寝屋川」の橋はまだ拡幅および架け替え工事が行われていません。


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「寝屋川」の北側です。買収が終わった部分は暫定的に「駐輪場」となっています。


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「JR学研都市線(片町線)」との交差部分です。このあたりははまだ買収が終わっていません。


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北側から振り返った様子です。まだ買収が終わっていない事が分かります。


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更に北側です。


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「京阪本線」の手前から南側に振り返った様子です。


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「京阪本線」の高架橋の下です。高架橋は将来の拡幅を考えて建設してあります。拡幅される部分はフェンスで囲まれています。


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かつて「扶桑会館」があった部分です。建て替えられて「エディオン京橋店」や「ライフ京橋店」などが入っています。この先で「国道1号」と合流します。


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「エディオン京橋店」や「ライフ京橋店」の部分も拡幅される部分はフェンスで囲まれています。「エディオン京橋店」や「ライフ京橋店」の北側は「国道1号」です。


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大阪ビジネスパーク(OBP) (仮称)新MID大阪京橋ビル 2017年8月20日の建設状況

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-(仮称)新MID大阪京橋ビル-

 「大阪ビジネスパーク(OBP)」の「パナソニック大阪京橋ビル」は、地上8階、地下1階、敷地面積約3,698㎡、延床面積約17,143㎡で、1974年8月に竣工しました。

 「パナソニック大阪京橋ビル」は、建て替えのため解体されました。跡地には、地上22階、塔屋2階、 高さ116.27mの超高層オフィスビル「(仮称)新MID大阪京橋ビル」が建設されています。

 「(仮称)新MID大阪京橋ビル」は、一部「鉄骨造(S造)」ですが、超高層オフィスビルとしては珍しい「鉄筋コンクリート造(RC造)」が主体の構造です。地震対策として「免震構造」を採用しています。

 新ビルには、関西電力系の「ケイ・オプティコム」が入居し、大阪・西天満など7ヶ所に分散している顧客サービス、ケーブルテレビなどの拠点を新ビルに集約し、経営効率化を図ります。

(仮称)新MID大阪京橋ビルの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見二丁目1番1外3筆(地番)
◆ 交通-JR大阪環状線「京橋」駅徒歩7分、京阪本線「京橋」駅徒歩7分、地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク」駅徒歩1分
◆ 階数-地上22階、塔屋2階
◆ 高さ-116.27m
◆ 敷地面積-31,869.70㎡(施設全体)
◆ 建築面積-2,536.38㎡
◆ 延床面積-49,662.14㎡(容積対象面積44,344.85㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造
◆ 用途-オフィス、店舗、駐車場
◆ 建築主-関電不動産開発(旧 MID都市開発)
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2015年04月30日予定
◆ 竣工-2017年度上期予定(2017年09月末)


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西側の「大坂橋」から見た様子です。外観は完成しています。2017年9月末の竣工予定ですが、「関電不動産開発」のホームページを見てもまだ正式名称が決まっていないようです。


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最高部です。工事用のクレーン類はすべて姿を消しています。


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北西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。下層階も完成しています。


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南西側から引いて見た様子です。



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2017年8月20日 (日)

大阪府庁 「超高層府庁」の構想が再び? 1980年代の新聞で振り返る「大阪府庁舎」の超高層ビル計画

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-大阪府庁舎-
 まだ海の物とも山の物ともつかない話ですが 「MBS」から面白い報道がありました。南港にある「大阪府咲洲庁舎」にホテルが入ることが決まりましたが、大阪府庁の本館がある大手前地区に、もう一度、府庁建設計画が動き出すかも?? というニュースです。

 MBS 2017/08/17
 一等地!大阪府庁周辺「大手前」の活用策は…“超高層府庁”再び?   

 1980年代に計画された大阪府庁の建て替え計画は、黒川紀章氏の設計で、地上45階、地下2階、高さ約220mというビッグプロジェクトでした。
 しかし、バブル崩壊もあり、大阪府の深刻な財政悪化により、「大阪府警本部」の建設が始まった段階で、大阪府庁の建て替え計画を凍結しました。

 橋下知事時代には、大阪市の「負の遺産」となっていた旧WTCビルを購入し、大阪府庁を全面的に移転させようとしましたが、安全性にも懸念が出たことから全面移転は取りやめになりました。

 大手前地区の庁舎は災害時の司令塔となりますが、こんなボロボロでは不安です。それに「本館」は働く環境としては最悪らしいです。このままではダメで、なんとかしないといけないのは間違いないです。

 「大阪府咲洲庁舎」の活用にひとまずめどがに目処が立つと新しい大阪府庁をつくるべきなのか? という議論がこれから本格化しそうです。


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「大阪府庁本館」です。再び超高層庁舎の構想が持ち上がった場所は、「大阪府庁本館」の西側です。


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過去に「大阪府庁舎」の超高層ビルが計画されていた「大阪府庁本館」の南側には、「大阪国際がんセンター(旧大阪府立成人病センター)」が2017年3月25日にオープンしています。


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1986年4月29日の新聞

 バブルが始まった頃の1986年4月29日の「日経新聞」の切り抜きです。30年以上経過しているので、紙面がかなり変色しています。
 当時の新聞は文字が物凄く小さかったです。当時は若かったので平気でしたが、今読み返すと文字が小さすぎて辛いです(笑)。

 「大阪府庁舎」の建て替えが、大々的に報じられたのはこれが最初だったと記憶しています。この時点での構想は、「府庁舎」が、地上40階、高さ約170m、「府警本部」が、地上22階、高さ約100mでした。総事業費は約1,000億円、2000年の完成を目指していました。


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1989年4月29日の新聞

 バブル真っ盛りの1989年4月29日の「日経新聞」の切り抜きです。「大阪府新庁舎」の設計コンペで、「黒川紀章氏」の事務所が選ばれた時です。

 この時点での構想は、「府庁舎」が、地上45階、地下2階、高さ約220m、「府警本部」は、現在とほぼ同じデザインに変更されていました。総事業費は約1,100億円、2000年の完成を目指していました。

 イケイケのバブル期ということもあったのか? 1986年4月の時よりも更に規模が拡大していました。東京では「東京都庁」が建設の真っ最中でした。大阪府も続け!と当時ガッツポーズをした記憶がありますが、実現しませんでした・・・



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「室町の聖地」継ぐ 京都産業会館」の建て替え「京都経済センター(仮称)整備事業」 2017年8月8日の建設状況

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-京都経済センター(仮称)整備事業-

 京都・室町の繊維産業を50年にわたって支えてきた「京都産業会館」が建て替えられ、「京都経済センター」が機能を引き継ぎます。
 京都の主要経済団体が入る「京都経済センター(仮称)整備事業」に生まれ変わる「京都産業会館」は、解体工事のため2016年3月末に閉館しました。

 「京都産業会館」は、室町の繊維商社が資金を出し合い、京都市と協力して1965年11月に開設しました。「きらっ都プラザ」の愛称で多くの商社が着物などの繊維製品の展示会や商談会、就職セミナーなどの会場に使ってきました。正に「室町の聖地」と言える存在です。

 「京都経済センター(仮称)整備事業」は、「京都産業会館」跡地と南側に隣接する「京都市駐車場」敷地に建設します。
 地上7階、地下2階、延床面積29,387.19㎡で、建設費は約100億円を予定しています。「大成建設」が施工し、2019年1月の完成予定です。

 完成予想図引用 京都新聞(2016/07/13) リンク切れ
 京都経済センター、9者が事業契約締結 

京都経済センター(仮称)整備事業の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通室町東入ル函谷鉾町78番地 他
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 高さ-最高部34.723m、軒高30.723m
◆ 敷地面積-4,397.30㎡(京都産業会館敷地+京都市駐車場敷地)
◆ 建築面積-3,633.39㎡
◆ 延床面積-29,387.19㎡(容積対象外面積3,640.72㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造
◆ 用途-オフィス、展示場、劇場、物販店舗、飲食店舗、自動車車庫
◆ 土地-60年間定期借地(京都市所有)
◆ 建物-京都府、京都商工会議所、(公社)京都工業会、(一社)京都産業会館、京都信用保証協会、にぎわい施設運営SPC等による区分所有
◆ 建築主-京都経済センター(仮称)整備共同企業体
◆ 設計者・監理者-大成建設
◆ 施工者-大成建設
◆ 解体工事-2016年04月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 着工-2017年01月10日
◆ 竣工-2019年01月11日予定
◆ 施設建設費-約100億円(税込)


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「京都経済センター(仮称)整備事業」の建設現場を北西側から見た様子です。北側には、「京都産業会館」が建っていました。


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西側から見た様子です。「クローラークレーン」が2台稼働しています。週間の作業工程では、「地下躯体工事、生コン打設」となっていました。


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「京都経済センター(仮称)整備事業」の建設現場を南西側から見た様子です。南側には、「京都市駐車場」が建っていました。


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「京都経済センター(仮称)整備事業」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「京都経済センター(仮称)整備事業」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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2017年8月19日 (土)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 & 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2017/08/16

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年8月16日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。前回とあまり変化が無かったので、今週は記事を1つにまとめました。


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撮影日2017年8月16日 タワークレーン3基で建設しています。


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撮影日2017年8月16日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年8月16日 最高部です。オフィス部分は、12階(13FL)まで到達しています。


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撮影日2017年8月16日
 タワークレーンが13階床にフロアクライミングして、「マスト」が極端に短くなりました。タワークレーンの形状から、オフィス部分は「Ⅰ期工事」では、12階(13FL)より上には伸びない事が分かります。


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撮影日2017年8月16日 13階床にフロアクライミングしたタワークレーンの「ベース架台」です。


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撮影日2017年8月16日
 少し方向を変えた様子です。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年8月16日 最高部です。


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撮影日2017年8月16日 下層階の様子です。


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撮影日2017年8月16日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から分岐する部分の橋脚が姿を現しました。


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撮影日2017年8月16日 道路上空部分です。


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撮影日2017年8月16日 11階部分(12FL)の鉄骨建方が終わりました。


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撮影日2017年8月16日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年8月16日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年8月16日 最高部です。


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撮影日2017年8月16日 塔屋の外壁が一部姿を現しました。



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大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2017/08/16 東西地下道の天井部分にコンクリート打設!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。東西地下道の天井部分のコンクリート打設が行われています。


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東側部分です。


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西側部分です。


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東側から見た様子です。


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梁の鉄筋の密度が凄いです。


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「開口部」です。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。全体が「メトロデッキ(覆工板)」で覆われて内部が見えなくなりました。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。全体が「メトロデッキ(覆工板)」で覆われて内部が見えなくなりました。



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2017年8月18日 (金)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/08/16 グランフロント大阪側でも「Bデッキ」の工事が始まる!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事
 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。

 引用資料 ヨドバシカメラ(2017/06/14)
 ヨドバシ梅田 「ペデストリアンデッキ先行工事」 2017年6月30日に完成いたします

 「Aデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年6月30日に完成、「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。


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デッキ全面開通は2017年9月30日予定

 ”「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定” となっていましたが、2017年9月30日(予定)に決定しています。


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Bデッキ

 現地に掲示されている「Bデッキ」の完成イメージです。


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南西側から見た様子です。


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南西側の「回遊デッキ」です。


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この道路の上を「Bデッキ」がオーバーパスします。


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早くも「Bデッキ」が架設されました。


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「Aデッキ」と同じく、「Bデッキ」も階高がかなり違うのかなり傾斜しています。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」側から見た様子です。


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下から見た様子です。


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橋脚2本で直接支えるのでは無く、梁を渡して橋桁を支えています。橋脚の基礎は「場所打ちコンクリート杭」です。


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「グランフロント大阪」側から見た様子です。


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2本のゲートの間を「Bデッキ」が抜けていきます。


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アップです。


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この部分の2階の壁をぶち抜いて南西側の店舗入口を新設します。


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「Bデッキ」の「グランフロント大阪」側の管轄部分の工事も遂に始まりました。「Bデッキ」の供用開始は、2017年9月30日(予定)です。新たな橋脚は必要無いと思うので、9月30日までには工事が完了すると思います。


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「Bデッキ」は、歩行者デッキのこの部分に接続されます。


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「Bデッキ」は、既存の歩行者デッキと「T字型」に交差する予定です。


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グランフロント大阪側にも「仮囲い」が設置されました。


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「仮囲い」を引いて見た様子です。


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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/03/16 遂に「山留め壁」の構築に着手!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪」の2階から見た様子です。撮影時はお盆休みのため工事は行っていませんでした。


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謎のマシンの用途がやっと分かりました。車体の「青島工業」をGoogle検索するとすぐに出てきました。もっと早く調べたら良かったです。


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PES工法

 別の日に撮影した写真ですが、地中障害等杭等引抜工法特許「PES工法」のマシンだと分かりました。 地中深打ち込まれた杭を引き抜く、「青島工業」のオリジナルマシンです。

 青島工業 → PES工法


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1台目の「三点式パイルドライバ」です。地中障害物の撤去を行っています。


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2台目の「三点式パイルドライバ」です。


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「三連型アースオーガ」です。遂に「山留め壁」の構築が始まりました。「山留め壁」の構築をもって着工とする現場が多いです。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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北東側から見た様子です。


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週間の「作業予定」です。まだ準備工事が行われていますが、遂に「山留め壁」の構築が始まっています。現場では起工式の式典は行わないのでしょうか?


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2017年8月17日 (木)

大阪ビジネスパーク(OBP) 読売テレビ新社屋建設計画 2017/08/16 「RCS工法」の躯体が完全に地上に姿を現す!

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-読売テレビ新社屋建設計画-

 「読売テレビ」は、現在の社屋と同じ「大阪ビジネスパーク(OBP)」内に新社屋を建設して移転します。移転予定地は、「シアターBRAVA(ブラバ)!」跡地+西側の駐車場跡地=12,495.90㎡のかなり広い敷地です。

● 民間都市再生事業計画を認定
 「国土交通省」は、都市再生特別措置法第20条第1項の規定に基づき、「讀賣テレビ放送株式会社」から申請のあった民間都市再生事業計画(読売テレビ新社屋建設計画)について、同法第21条第1項の規定により認定しています。

 引用資料 国土交通省(PDF:2016/10/21)
 讀賣テレビ放送株式会社の民間都市再生事業計画を認定 

 「読売テレビ新社屋建設計画」」は、有事であっても正確な情報を迅速に発信できるよう、災害に強い構造の社屋や放送継続のための非常用電源などを整備するとともに、放送局の持つ情報発信力を活かしながら「にぎわい」を創出し、京橋から大阪ビジネスパーク、さらには大阪城公園につながるエリアの活性化を図るものです。

読売テレビ新社屋建設計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区城見一丁目3番2、3番3、3番18、3番19、3番20、3番21、3番22、3番23、3番24、3番25
◆ 階数-地上17階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-85.06m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。 
◆ 敷地面積-12,495.90㎡
◆ 建築面積-6,995.39㎡
◆ 延床面積-51,194.58㎡(容積対象床面積45,393.30㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造、CFT造
◆ 用途-テレビスタジオ、物販店、飲食店
◆ 建築主-讀賣テレビ放送
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 土地整備工事-2016年03月07日~2016年11月30日
◆ 着工-2016年10月27日
◆ 竣工-2019年01月31日予定
◆ 放送開始-2019年08月28日予定(開局記念日)


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「周辺状況」」です。


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「概要図」です。


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「読売テレビ新社屋建設計画」の建設現場です。昨日(8月16日)、「大阪城ホール」で行われた「乃木坂46」のライブの前に撮影しました。


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少し角度を変えた様子です。


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躯体が地上に姿を現しています。


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南東側のゲートが開いていました。


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躯体が地上に完全に姿を現しています。


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柱に「コンクリート型枠」が取り付けられています。


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北東側から見た様子です。


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すべての地上躯体の構造がこうなるのかは分かりませんが、柱が「RC造(鉄筋コンクリート造)」、梁が「S造(鉄骨造)」のハイブリッド構造となっています。
 
● 柱がRC造、梁がS造の「RCS工法」
 
この工法は、各ゼネコンにより独自の名称がいろいろ付けられていますが、一般的には「RCS工法(RCS構法)」と呼ばれています。

 圧縮に強いコンクリートを柱に、曲げとせん断に強く軽量な鉄骨を梁に、適材適所の考え方から生まれた混合構造です。梁を「S造」とするため、ロングスパン構造物に適しています。
 柱が「RC造(鉄筋コンクリート造)」なので、価格が高い「鉄骨」の使用料が大幅に減ります。それによりコストダウンが図れます。

 近年、倉庫やショッピングセンターやオフィスビルなどでよく見かけるようになりました。特に建設ラッシュとなっている巨大物流倉庫は、「RCS工法」が非常によく採用されています。



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大阪城ホール 乃木坂46の全国ツアー「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017」に行ってきました!

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-乃木坂46-

 昨日(8月16日)、「大阪城ホール」で行われた「乃木坂46」の全国ツアー「乃木坂46 真夏の全国ツアー2017」に行ってきました。

 「乃木坂46」のライブに参加したのは、2月に友人に強制参加させられた(笑)「さいたまスーパーアリーナ」のライブ以来これで2回目です。
 2月の時は、メンバーの10名くらいしか顔と名前が一致せず、曲もほとんど知らなかったので正直言うとライブ中は苦痛でした。

 大人数のグループと言えば、私は「E-girls(イー・ガールズ)」の大ファンでしたが、今年の6月にグループ解体とも言える組織変更を行ったので、すっかり熱が冷めてしまいました。
 喪失感が半端無かったのですが、友人の猛烈なプッシュで「乃木坂46」のファンになろうかな? と考えるようになりました。

 とりあえず「乃木坂46」に関しては知識が全く無かったので、「乃木坂工事中」や「NOGIBINGO!」やブルーレイでライブ映像を見て、メンバー全員の顔と名前と簡単なプロフィールを覚えました。
 私はオッサンなので、脳がかなり老化しているので、なかなか覚えられませんでした(笑)。今はライブ映像を見ても、メンバー全員の顔と名前が分かるようになりました。


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現在の「乃木坂46」のメンバーはピッタリ46名です。こんなにたくさん美少女をよく揃えたものだ! と感心します。覚えていく過程でお気に入りのメンバーが出てきました。

 ちなみに私のお気に入りは現時点で、選抜メンバーでは「松村 沙友理、秋元 真夏」、アンダーでは「伊藤 かりん、川後 陽菜」です。


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ファン層は、女性アイドルグループとしては珍しく女性がかなり多いです。パッと見は25%くらい女性のように感じました。まあ女性から見ても憧れでなんでしょうね。私くらいのオッサンもかなり多いです。


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グッズはいつもと違う南側で販売していました。入場は通常通り北側でした。


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グッズ売場です。


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グッズのラインナップです。


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グッズは、「秋元 真夏」のマフラータオル、光るバングル、スティックライトを1本買いました。もう1本は「さいたまスーパーアリーナ」の使い回しです。

 「スティックライト」は最低2本必要です。メンバーが多いためメンバー別に色の組み合わせがあるためです。例えば「白石 麻衣 水色×水色」、「西野 七瀬 緑色×白色」、「齋藤 飛鳥 水色×白色」などです。


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チケットです。入場は私が今まで体験したライブの中で一番厳しかったです。カバンの中の入念なチェック、金属探知機でのボディチェック、免許証などの顔写真入りの身分証明書のチェックを全員行っていました。

 6時35分くらいに始まって、9時11分くらいに終わりました。座席はスタンドで、貴賓席から通路を挟んだ上でした。アンコールで、スタンドをゴンドラで「白石 麻衣、与田 祐希」と「西野 七瀬、大園 桃子」が、交互に1周しました。

 1mくらいの至近距離で見る事が出来ましたが、流石にツートップの「白石 麻衣、西野 七瀬」は本当にビックリするくらいの美人さんでした。

 2013年3月に「安室ちゃん」のファンになるまで洋楽しか聞かなかったのに、遂にはアイドルのライブまで行ってしまった自分の価値観の変化に驚いています。



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2017年8月16日 (水)

京阪ホールディングス 京都第2タワーホテルの建て替え「(仮称)京都駅前新ホテル計画」 2017年8月8日の建設状況

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-(仮称)京都駅前新ホテル
計画
 「京阪電気鉄道、京都センチュリーホテル、京都タワー」では、京都駅前にある「京都センチュリーホテル」および「京都第2タワーホテル」の一体的再開発により、グローバルマーケットに対応する京阪グループのフラッグシップホテルの開業をめざす「京都駅前新ホテルプロジェクト」を推進しています。第1弾として「京都センチュリーホテル」の客室全面リニューアルを実施しました。

 隣接する「京都第2タワーホテル」は、2016年1月に閉館しました。第2弾として跡地には、ハイグレードの「(仮称)京都駅前新ホテル計画」を建設し、京都センチュリーホテルと低層部で接続した一体的施設として運営する予定です。

(仮称)京都駅前新ホテル計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町680番地他
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.90m、軒高30.90m
◆ 敷地面積-6,798.09㎡(施設全体)
◆ 建築面積-3,301.72㎡
◆ 延床面積-18,977.70㎡(容積対象外面積3,034.10㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-222室
◆ 建築主-京阪ホールディングス
◆ 設計者・監理者-東畑建築事務所、竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2017年01月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年12月17日予定(労災保険関係成立票より)


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北西側のゲートが開いていました。


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鉄骨の柱が見えます。


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南西側のゲートが開いていました。


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「建設現場事務所」です。嵩上げされて設置されています。


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「(仮称)京都駅前新ホテル計画」の建設現場を南西側から見た様子です。


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「(仮称)京都駅前新ホテル計画」の建設現場を北東側から見た様子です。


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京都センチュリーホテル

 「京都センチュリーホテル」は、1981年4月に開業、客室数218室です。主要株主である「林原グループ」の中核会社が会社更生手続に入ったことを受け、2011年7月に「京阪電気鉄道」の子会社となりました。2015年6月~2016年3月にかけて客室全面リニューアルを実施しました。


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「(仮称)京都駅前新ホテル」の建築計画の概要です。「京都センチュリーホテル」の増築扱いとなります(現在は撤去されています)。


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「(仮称)京都駅前新ホテル」の旅館業施設計画の概要です(現在は撤去されています)。



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JR京都駅前 三井不動産 「(仮称)東塩小路町ホテル計画」の建設予定地

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-(仮称)東塩小路町ホテル計画-

 「京阪電気鉄道、京都センチュリーホテル、京都タワー」は、JR京都駅前にある「京都センチュリーホテル」および「京都第2タワーホテル」の一体的再開発を進めています。

 道路を挟んですぐ北側では、三井不動産が「(仮称)東塩小路町ホテル計画」の建設を計画しています。客室数は130室です。

(仮称)東塩小路町ホテル計画の概要
◆ 所在地-京都府京都市下京区東洞院通七条下ル東塩小路町848番
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.4m、軒高31.0m
◆ 敷地面積-7,82.66㎡
◆ 建築面積-561.10㎡
◆ 延床面積-5,322.03㎡(容積対象外面積132.08㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル
◆ 客室数-130室
◆ 建築主-三井不動産
◆ 設計者-佐藤工業
◆ 施工者-(未定)
◆ 着工-2017年08月上旬予定
◆ 竣工-2019年03月中旬予定


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「(仮称)東塩小路町ホテル計画」の建設予定地を北西側から見た様子です。


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「(仮称)東塩小路町ホテル計画」の建設予定地を南東側から見た様子です。


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道路を挟んだすぐ南側では、京阪ホールディングスが「(仮称)京都駅前新ホテル計画」を建設中です。


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「(仮称)東塩小路町ホテル計画」の建築計画の概要です。



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2017年8月15日 (火)

京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 本庁舎改修・北庁舎建替え・西庁舎建替え 2017年8月8日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-

 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。

全体スケジュール
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年07月プレオープン予定、2020年09月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「河原町通上空より」の完成イメージです。


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「本庁舎屋上庭園のイメージ」です。本庁舎屋上に庭園が整備されます。


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京都市役所の市庁舎を南東側から見た様子です。


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本庁舎(外観を保存して改修)

 歴史的価値の高い「本庁舎」は、外観を保存し、耐震補強工事を施します。地下1階に「免震層」を設け、「基礎免震」のビルに生まれ変わります。2020年7月プレオープン予定、2020年09月竣工予定となっています。


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「本庁舎」は、仮囲いでかなりの部分が閉鎖されています。


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南側の「市庁舎前広場」も広範囲で閉鎖されています。


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地下街「ゼスト御池」と直結する地下通路の工事だと思われます。


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西庁舎(建て替え)

 「西庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。地震対策として「地下1階柱頭免震」を採用します。2018年7月竣工予定となっています。


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「西庁舎」の建設現場を北西側から見た様子です。


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先行して、「本庁舎」を改修と「西庁舎」を建て替えを行っています。計画名は「京都市本庁舎改修工事及び新西庁舎(仮称)新築工事」です。


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北庁舎(建て替え)

 既存の「北庁舎」は解体されて建て替えられます。本庁舎と階高を合わせ、一体的に利用可能とします。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。着工が一番遅くなるので、2022年9月竣工予定です。


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「京都市新庁舎整備・本庁舎・西庁舎・北庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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京都市役所が生まれ変わります! 京都市新庁舎整備 分庁舎新築 2017年8月8日の建設状況

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-京都市新庁舎整備-

 京都市役所の市庁舎は、近代建築物として歴史的・文化的価値を有しつつも、震度6強の地震で倒壊や崩壊の危険性が高いとされ、防災拠点としての機能に課題がありました。
 また、本庁所属職員の約3分の1にあたる約1,100人が、近隣の民間ビル(10ヶ所)に分散して入居していました。

 それらの課題の解消とともに、防災拠点としての市庁舎の整備が急務であることから、「市庁舎整備基本計画」を策定し、整備に向けた取組を進めてきました。

 「本庁舎」を改修し、「北庁舎」と「西庁舎」を建て替え、「分庁舎」を新築します。2017年4月に着工しました。本体工事費は320億円を見込んでいます。

 引用資料 京都市情報館(2016/09/05)
 新庁舎整備に係る実施設計について(PDFに詳細)


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「配置図」です。「本庁舎」の改修、「西庁舎」の建替え、「北庁舎」の建替え、「分庁舎」の新築が行われます。


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「各庁舎概要」です。


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仮囲いに掲示されていた「全体スケジュール」です。

全体スケジュール
◆ 本庁舎-2017年04月着工、2020年07月プレオープン予定、2020年09月竣工予定
◆ 西庁舎-2017年04月着工、2018年07月竣工予定
◆ 北庁舎-2022年09月竣工予定
◆ 分庁舎-2017年04月着工、2019年05月竣工予定


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「分庁舎鳥瞰 南西より」です。


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分庁舎(新築)

 「分庁舎」の建設現場を南西側から見た様子です。押小路通りを挟んで北側にある駐車場跡地(妙満寺跡地)に「分庁舎」を新築しています。


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南側のゲートが開いていました。


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敷地北西側です。地震対策として「地下2階柱頭免震」を採用します。


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計画名は「京都市分庁舎(仮称)新築工事 ただし、建築主体その他工事」です。「労災保険関係成立票」によると工期は、2017年4月5日~2019年5月31日(予定)となっています。


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「分庁舎」の建設現場を南東側から見た様子です。


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「京都市新庁舎整備・分庁舎」の建築計画の概要です(現在は撤去されています)。



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2017年8月14日 (月)

岡崎公園 「京都市美術館」の大規模改修工事 リニューアルオープン後は「京都市京セラ美術館」に!

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京都市美術館-
 「京都市」の岡崎公園にある「京都市美術館」は、大規模改修工事を行うために、2017年4月10日から3年休館しています。

 1933年11月の開館から80以上が経過し、老朽化や空調設備の不調もあり、「本館」の外観はそのままに内装を全面的に改修することで、耐震性能の向上や空調・照明設備の全面的更新などを行い、抜本的な展示機能の強化を図ります。また、新たな展示室と収蔵室を備えた「新館」を整備します。

 引用資料 京都市美術館
 京都市美術館再整備

● 京都市京セラ美術館
 概算工事費は約100億円で、その半分を賄うために命名権(ネーミングライツ)のパートナー企業の募集を行い、「京セラ」が契約先に決定しています。

 名称は「京都市京セラ美術館」となり、ネーミングライツの期間は、京都市美術館リニューアルオープンの日から50年間で、金額は50億円(税別)です。


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敷地の北東側に「新館」を整備します。


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「配置計画」です。


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「京都市美術館」を南西側から見た様子です。


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南西側で工事が行われています。屋上緑化された「レストラン」が建設されるようです。


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「本館」は、「仮囲い」で閉鎖されています。外観はそのままに内装を全面的に改修します。


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「仮囲い」に完成予想図が掲示されています。


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「京都市美術館」を北西側から見た様子です。


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ロームシアター京都

 ちなみに岡崎公園では、「京都会館」も大規模リニューアル後、ネーミングライツにより改称して「ロームシアター京都」となっています。こちらは50年間、金額52億5千万円です。



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四条通のシンボル 登録有形文化財「京都四條南座」 京都四條南座耐震補強計画準備工事 2017年8月8日の状況

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-京都四條南座-

 「松竹」が保有、経営する直営劇場、「京都四條南座」の現在の建物は、京都の歴史的景観に溶け込んだ劇場として、1996年には国の「登録有形文化財」に登録され、京都市の歴史的意匠建造物にも指定されています。

 1929年(昭和4年)の建築以来、複数回の設備改修や1991年の大規模改修を経ています。しかし、2015年から耐震診断が行われましたが、改正耐震改修促進法の耐震基準を満たしていないことが判明し、初春公演が終わった2016年1月19日から公演は行われず休館となっています。

 「京都四條南座」では、耐震補強に向けて「京都四條南座耐震補強計画準備工事」が行われています。松竹の公式ホームページに、「今夏を目途に本格的な耐震補強工事に着手する予定です。」と書いてあるので、近いうちに耐震補強工事が始まると思われます。


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本格的に工事が行われていますが、まだ耐震補強工事の準備工事です。


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北側から見た様子です。


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西側から見た様子です。


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西側から引いて見た様子です。


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クレーンが設置されています。


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耐震補強に向けて「京都四條南座耐震補強計画準備工事」が「大林組」の施工により行われています。



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2017年8月13日 (日)

京都市 元立誠小学校跡地活用 多様なにぎわいが地域に広がる複合施設「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の予定地

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-元立誠小学校跡地活用-

 京都市では、市民の貴重な財産である学校跡地の有効活用に向け、民間等の事業者から長期にわたり学校跡地を全面的に活用する事業の提案を広く募集しています。

 京都市は、「元立誠小学校跡地活用」の公募型プロポーザルを実施し、「ヒューリック」を契約候補事業者に特定しました。2017年5月15日には、跡地活用に向けた基本協定書の締結式を執り行いました。

 引用資料 京都市情報館(2017/05/16)
 元立誠小学校跡地活用に係る基本協定書の締結式について

● (仮称)ザ・ゲート立誠京都
 「ヒューリック」の提案は、「高瀬川」からの景観に配慮し、貴重な近代建築である既存校舎と調和したデザインの新築棟を敷地西側に建設するとともに、周囲に回廊を巡らせたオープンスペースを確保した計画であり、地域のシンボルである既存校舎やグラウンドを上手く活用した施設配置となっています。

 文化事業スペース(立誠ホール)、図書館、屋外オープンスペース(立誠ガーデン)、宿泊施設(約200室)、商業施設(京文化しん発見プラザ、立誠テラス)、自治会活動スペース(立誠コミュニティスクエア)などを整備します。2020年の建物竣工を目指しています。

元立誠小学校跡地活用の概要
◆ 所在地-京都府京都市中京区蛸薬師通河原町東入備前島町310番2他
◆ 階数-地上8階、地下1階
◆ 敷地面積-4,933.12㎡(実測面積)
◆ 延床面積-約15,000㎡
◆ 構造-鉄骨造、一部鉄筋コンクリート造
◆ 用途-自治会活動スペース、文化事業スペース、商業施設、ホテル等
◆ 客室数-約200室
◆ 開発事業者-ヒューリック
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店、古瀬組JV
◆ 竣工-2020年予定


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「位置図」です。阪急河原町駅から約250m、東側の木屋町通側沿いには「高瀬川」が流れる抜群の立地です。


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「1階の施設配置」です。


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「展望レストランイメージ」です。


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「ホテル客室(プレミアムルーム)イメージ」です。


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「(仮称)ザ・ゲート立誠京都」の予定地は、東側が「木屋町通」で、「高瀬川」が流れる最高のロケーションです。


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「高瀬川」です。「高瀬川」では、舟遊びイベントも行われるようです。


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グラウンドは「立誠ガーデン」となります。周囲には「回廊」が設けられます。


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この部分に、「立誠ガーデン」のゲートが設けられます。


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この部分に南北に細長い地上8階、地下1階のホテル棟が建設されます。


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地域のシンボルである既存校舎の主要部分を保存再生します。この辺りは何度も歩いた事がありますが、「元立誠小学校」の校舎をじっくり見たのは初めてでした。素晴らしい建物ですね!


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正面から見た様子です。


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この部分が、施設のエントランスになると思われます。


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既存校舎の北側は、「自治会活動スペース」となります。



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京都の五花街の一つ「先斗町(ぽんとちょう)」 先斗町通無電柱化事業 2017年8月8日の建設状況

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-先斗町(ぽんとちょう)-
 
「先斗町(ぽんとちょう)」は、阪急の「河原町駅」近く、鴨川と木屋町通の間にある狭い通りで、北端には「先斗町歌舞練場」があります。

 京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。

 しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空は電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。

● 新工法採用により無電柱化!
 
先斗町通は道幅が狭く、両側に家屋が近接して建ち並んでいることから、これまで実施してきた無電柱化事業の整備手法では、技術的に整備することが困難でした。

 そこで、地域の協力を得て、新たな実施方法を取り入れることにより、無電柱化の取組みを行う事となりました。2017年2月5日に起工式典が開催され着工しました。2019年度末の完成を目指しています。

 引用資料 京都市情報館(2017/01/19)
 先斗町通無電柱化事業の工事着手及び起工式典の開催について

(1) 地域の協力(必要となる土地の提供)
 
無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地上機器は、道路内に設置すると通行の妨げとなりますが、先斗町通では、地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。

(2) 新たな実施方法(先斗町方式による無電柱化の推進)
 
国で検証中の低コスト整備手法を先行的に取り入れることで、他のライフラインとの干渉が少なくなります。

(3) 先斗町通に特化した地上機器の設置
 
地上機器に加え、地中に設ける電力桝のサイズ(幅220㎝×深さ150cm×奥行120㎝)が大きく、設置工事の際の掘削に伴う影響や設置後の土地利活用に与える影響が大きいことから、公共用地の外へ設置する際の課題となっていました。

 そのことから、「関西電力」と調整し、地上機器及び電力桝の仕様変更(サイズの縮小)を行い、協力いただく方への負担を小さくしました。


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事業区間は、一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」です。延長490m、幅員1.6m~4.4mとなっています。


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無電柱化を行う場合、電気を安全に供給するための設備(地上機器幅120cm×高さ90cm×奥行50cm)が必要になります。

 地域の協力のもと、所有する土地の中に設置することとなりました。先斗町通の京町家の意匠(犬矢来等)にあわせた美装化を行います。


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「電力桝」のサイズを縮小し、設置に伴う負担(影響)を低減します。


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事業区間である一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」の南端です。


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「先斗町」は、京都の五花街の一つで、お茶屋や飲食店などの伝統的建造物が建ち並び、品格と賑わいを合わせ持つ独特の景観を形成しています。


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しかし、先斗町の中心を貫く「先斗町通」の上空はクモの巣のような電線類に覆われ、道路脇には電柱が立ち、景観上の課題となっていました。


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道幅が1.6m~4.4mと狭く工事用の重機で深い穴を掘ることは困難なため、人力で掘れる浅い位置に小型の共同溝を設け、電線を通すことにしました。この工法は国土交通省が検証中で、全国に先駆けて実施を決めました。工事は夜中から朝にかけて行う予定です。


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どこまで工事が進んでいるのか分かりませんが、アスファルトに白いラインや文字が記入されています。


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「コンクリートカッター」で、 アスファルトが切断された溝が見えます。


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北端手前には、「先斗町」のシンボルである「先斗町歌舞練場」があります。


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事業区間である一般市道の「先斗町通(中京区石屋町~中京区柏屋町)」の北端です。



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2017年8月12日 (土)

西日本最高価格7億円超(7億4900万円) 鴨川沿いに竣工した超高級マンション「ザ・パークハウス京都鴨川御所東」

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ザ・パークハウス京都鴨川御所東-
 最高額住戸が7億円超(7億4900万円)と話題になった「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」が竣工し、入居開始しました。

 5,102.26㎡の敷地には、鴨川を望む東向きの「別館」と、南・北・西向きの「本館」で構成されています。7億円超(7億4900万円)の住戸は、鴨川を望む東向きの別館に位置する287.23㎡の住戸です。

 2009年まで「京都財務事務所(近畿財務局)」が立地していた場所に建設されました。強気の価格設定の理由は、立地の希少性です。鴨川沿いの土地が売りに出ること自体めったにありません。鴨川に面したマンションは11年ぶりの供給です。

 「東向」きの別館は、鴨川を望むという最高の立地で、京都の夏の風物詩である「五山の送り火」のひとつ「大文字」を正面から望むことがで出来ます。

 「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」は、京都在住者だけでなく、他府県の富裕層を購入者として想定していました。実際に、セカンドハウスとして購入する東京の富裕層が非常に多かったようです。

 中古等を除く、新築分譲時の7億4900万円は、1995年以降に供給された新築分譲マンションにおいて、西日本最高価格となります。ちなみに中古も含めると「グランフロント大阪オーナーズタワー」の8億円が西日本最高価格だそうです。 

ザ・パークハウス 京都鴨川御所東の概要
◆ 所在地-京都府京都市上京区河原町通荒神口下る上生洲町197番11
◆ 交通-京阪鴨東線「神宮丸太町」駅徒歩6分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 敷地面積-5,102.26㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 用途-共同住宅
◆ 総戸数-85戸(事業協力者住戸10戸含む)
◆ 建築主-三菱地所レジデンス
◆ 設計者・監理者-三菱地所設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 竣工-2017年03月中旬
◆ 入居開始-2017年06月下旬


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「広域地図」です。鴨川沿いの最高のロケーションです。

 引用資料 三菱地所レジデンス(PDF:2015/10/08)
 西日本最高価格7億円超 鴨川に面したマンション供給は11年ぶり 「ザ・パークハウス 京都鴨川御所東」始動


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「ザ・パークハウス京都鴨川御所東」を南東側から見た様子です。鴨川は普段は流れが穏やかですが、撮影日は台風の翌日だったため濁流が流れていました。

 最高価格の住戸は、最上階の南東角だと思われます。鴨川沿いは特に景観条例が厳しく、建設された場所は、「第一種住居地域、準防火地域、15m第2種高度地区、12m第2種高度地区、旧市街地型美観地区、岸辺型美観地区(一般地区)」と非常に厳しい高さ制限があります。


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「別館(AKATSUKI-暁-)」を東側から見た様子です。ちなみに週刊誌で騒がれていた「安室ちゃん」が京都で購入した高級マンションはここではありません。


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北東側から見た様子です。屋根の形状が特徴的です。屋根に勾配を付け、和風建築の趣になっています。鴨川沿いの勾配屋根や原則として塔屋を設けないは、「京(みやこ)の景観ガイドライン」で決まっています。


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目の前は「鴨川公園」となっています。


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「別館(AKATSUKI-暁-)」の東側です。まるで高級ホテルですね。


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「本館(BIREI-美麗-)」を南西側から見た様子です。


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「本館(BIREI-美麗-)」を北西側から見た様子です。


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建設時の「ザ・パークハウス京都鴨川御所東」です。高さは低いですが、タワークレーンで建設していました。


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(おまけ)
 ちなみに私が神と崇める「安室ちゃん」が購入した高級マンションは、「平安神宮」の近くの某高級マンションです。さすがにマンション名は書けませんが、ネットで検索するとマンション名がすぐ出てきます。



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プレミアムタイプの宿泊主体型ホテル オープンした「ソラリア西鉄ホテル京都プレミア 三条鴨川」

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ソラリア西鉄ホテル京都プレミア 三条鴨川
 「西日本鉄道」は、福岡市に本社を置く、鉄道路線、バス路線などの路線網を持つ大手私鉄です。

 「西日本鉄道」は、京都市中京区の木屋町御池南東角にプレミアムタイプの宿泊主体型ホテルを建設中です。
 京都への出店は初めてで、国際観光都市・京都への進出でブランドイメージを高め、関西への本格進出の足がかりにします。

 計画名は「(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画」でしたが、正式名称が「ソラリア西鉄ホテル京都プレミア 三条鴨川」が決定し、2017年4月29日(土)にグランドオープンしました。 

 「ソラリア西鉄ホテル京都プレミア 三条鴨川」は、市営地下鉄東西線の京都市役所前駅から徒歩1分で、鴨川に面した好立地で、四条河原町にも近く、五山の送り火や東山などの眺望も楽しめます。

ソラリア西鉄ホテル京都プレミア 三条鴨川の概要
◆ 計画名-(仮称)ソラリア西鉄ホテル京都建築計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区木屋町通三条上る上大阪町509番地
◆ 交通-地下鉄東西線「京都市役所前」駅徒歩1分、京阪電鉄「三条」駅徒歩2分
◆ 階数-地上5階、地下1階
◆ 高さ-18.00m
◆ 敷地面積-2,171.76㎡
◆ 延床面積-約9,577㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 客室数-200室
◆ 建築主-西日本鉄道
◆ 設計者・監理者-日建設計
◆ 施工者-大成建設
◆ 着工-2015年03月23日(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2017年04月29日(グランドオープン)
◆ 投資額-約125億円


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東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。屋根に勾配を付け、和風建築の趣になっています。鴨川沿いの勾配屋根や原則として塔屋を設けないは、「京(みやこ)の景観ガイドライン」で決まっています。


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「御池大橋」から見た様子です。「ザ・リッツカールトン京都」も「フォーシーズンズホテル京都」も窓が大きいですが、このホテルも窓が大きいです。


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「鴨川」に面しています。


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歩道で「鴨川」に下りる事が出来ます。


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屋根の形状が特徴的です。


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北面(御池通側)です。


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北側の歩道です。


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北西角に「竹」の植栽があります。


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北西側から見た様子です。



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2017年8月11日 (金)

朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地 計画名は「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」 地上51階、高さ約178m、延床面積約99,990㎡、総戸数900戸規模!

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朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地-
 営業を終了した「ホテルプラザ」は、「旧ホテルプラザ解体工事」という工事名で、「竹中工務店」により地上躯体の解体工事が行われて更地になっています。
 
 跡地は「大淀南二丁目地区」として、ホロニクスグループの医療法人「医誠会」により560病床の急性期高度医療病院が建設される予定でした。 
 地上28階+搭屋、高さ125.5mの「事業棟」と地上14階+搭屋、高さ74.3mの「医療棟」で構成される大規模なプロジェクトでした。しかし、「大淀南二丁目地区」は着工される事はありませんでした。

 敷地面積約10,000㎡を「積水ハウス、三菱地所レジデンス、東急不動産」など5社が、2016年12月20日に取得しました。跡地には超高層タワーマンションが建設されます。

● 地上51階、高さ約178m、延床面積約99,990㎡!
 
「建設ニュース」により概要が判明しました。地上51階、塔屋2階、地下1階、高さ約178m、延床面積約99,9990㎡、総戸数は900戸規模の巨大な超高層タワーマンションになります。

 建設ニュース(2017/08/10)
 朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地の超高層マンションは51階建て延べ10万平方㍍/18年5月に着工、22年6月の完成めざす/積水ハウスなど5社

 超高層タワーマンションは、「ザ・シンフォニーホール」と道路を挟んで向き合う敷地南西側に整備し、北西部の低層棟と一体的に接続します。「なにわ筋」に面した敷地の東側には、多目的広場を設けます。

 計画名は、「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」で、「積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)」のの5者が建築主となります。設計者・施工者は「竹中工務店」です。

(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大淀南二丁目2番1(地番)
◆ 階数-地上51階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-約178m
◆ 敷地面積-約10,337㎡
◆ 延床面積-約99,9990㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)、店舗
◆ 総戸数-900戸規模
◆ 建築主-積水ハウス(51%)、三菱地所レジデンス(20%)、東急不動産(15%)、東京建物(10%)、アサヒプロパティズ(4%)
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2018年05月中旬予定
◆ 竣工-2020年06月下旬予定


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「(仮称)大阪市北区大淀南2丁目OM計画」の建設予定地を梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です(撮影日2017年7月21日)。


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超高層タワーマンションは、敷地の南西側に建設されます。「なにわ筋」に面した敷地の東側には、多目的広場を設けます。


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敷地の北西側には、低層棟が建設されます。


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敷地南東側を社会福祉法人恩賜財団済生会が取得
 病院・診療所や福祉施設などを運営する「社会福祉法人恩賜財団済生会」が、朝日放送社屋・ホテルプラザ跡地の南東角の土地約3,900㎡を取得しています。

 「社会福祉法人恩賜財団済生会」は、日本最大の社会福祉法人として全職員約59,000人が40都道府県で医療・保健・福祉活動を展開しています。



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京都・河原町三条近く 「京劇ドリームボウル」跡地 客室数約300室の「クロスホテル京都(仮称)」 2017年8月8日の建設状況

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-クロスホテル京都(仮称)-

 「オリックス不動産」の100%子会社である「クロスホテルズ」は、京都市中京区において2018年秋に「クロスホテル京都(仮称)」を開業します。客室数は約300室で、クロスホテルブランドは、札幌、大阪に次いで第3弾となります。

 引用資料 オリックス不動(PDF:2016/11/24)
 「クロスホテル京都(仮称)」 2018 年秋開業予定 ~札幌、大阪に次ぐ、クロスホテルシリーズ~

 建設場所は、京都・河原町三条近くのボウリング場「京劇ドリームボウル」が入っていた京劇会館跡地です。河原町通と木屋町通の間、龍馬通に面して立地しており、ロケーション的には最高の場所です。

 建物は、洗練された京都の伝統的意匠とクロスホテルの都会的でスタイリッシュなデザインを融合させるとともに、街並みにも配慮した設計とします。1階のレストランは宿泊以外でも利用しやすいように龍馬通沿いに配置します。

クロスホテル京都(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)木屋町三条計画
◆ 所在地-京都府京都市中京区河原町通三条下る大黒町71-1 他(地番)
◆ 交通-京阪電鉄「三条」駅徒歩4分、阪急電鉄「河原町」駅徒歩7分、京都市営地下鉄「京都市役所前」駅徒歩5分
◆ 階数-地上9階、地下1階
◆ 高さ-最高部35.00m、軒高31.00m
◆ 敷地面積-2,176.28㎡
◆ 延床面積-14,308.95㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、店舗
◆ 客室数-約300室
◆ 建築主-合同会社AYG(オリックス不動産)
◆ 設計者-日建設計、東洋設計事務所
◆ 監理者-日建設計
◆ 施工者-熊谷組
◆ 着工-2016年10月17日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2018年08月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2018年秋予定


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「クロスホテル京都(仮称)」は、東側が「木屋町通」で、「高瀬川」が流れる最高のロケーションです。


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北東側から見た様子です。 計画名は「仮称)木屋町三条計画」です。ボウリング場「京劇ドリームボウル」が入っていた京劇会館跡地に建設中です。


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鉄骨建方がかなり進んでします。


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1階のレストランは宿泊以外でも利用しやすいように北側の「龍馬通」沿いに配置します。


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北西側の「河原町通」から見た様子です。東西に非常に細長い敷地です。


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北側の一部が「河原町通」に面しています。



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2017年8月10日 (木)

これは凄い! 待ちに待ったプロジェクトが動き出す! 京橋駅周辺地区 「(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画」 & 「(仮称)イオン京橋開発計画」

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京橋駅周辺地区のまちづくり-
 
2017年8月2日に京橋駅周辺地区が都市再生緊急整備地域に拡大指定されました。昨日UPしましたが、より詳細な内容が分かってきました。
 その中で、 ”イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)」の敷地も入っているので、建て替えが期待出来ます。” と書きましたが、入っていました。

 引用資料 首相官邸(PDF:2017/08/02)
 大阪京橋駅・大阪ビジネスパーク駅周辺・天満橋駅周辺地域

 「大阪京橋駅・大阪ビジネスパーク駅周辺・天満橋駅周辺地域」は、①
KDDI大阪第2ビル、②(仮称)新MID大阪京橋ビル新築工事、③読売テレビ新社屋建設計画、④(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画、⑤(仮称)イオン京橋開発計画」の5プロジェクトです。

 ①~③は竣工済みもしくは建設中ですが、「④(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画」と「⑤(仮称)イオン京橋開発計画」は新規プロジェクトです。

 かつて京橋地区は一大拠点になる大チャンスがありました。「OBP(大阪ビジネスパーク)」の建設、「大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線」の開通、地下街「コムズガーデン」のオープン、「国際花と緑の博覧会」の開催、JR東西線の開通などです。
 しかし、追加投資が行われず、その大チャンスを逃してしまい、1990年代後半から長期低空飛行状態が続いていました。

● JR西日本も続くと思われる!
 「京阪ホールディングス」と「JR西日本」の2者は、ターミナル駅としてふさわしい駅利用者の利便性向上に資する交通結節点としての機能整備に連携して取り組むことになったので、恐らくJR西日本も「京橋駅」を大規模に改良すると思われます。

 引用資料 JR西日本(2017/08/08)
 京橋駅周辺地区のまちづくりに関する連携について

 「京橋駅周辺地区」が凄い事になってきました。これらが完成すると「京橋駅周辺地区」は、今と全く違う景色になると思います。まあ今までが乗降客数の多さに比べて酷すぎたんですが・・・

(追記)
 8月10日に「JR西日本」が、京橋駅リニューアル工事を発表しました。工事内容は「大阪環状線改造プロジェクト」の一環と言えるもので、それ程規模は大きくないです。

 私は、「京橋駅」は駅の構造を根本的に造り変える大工事をいずれ行うと思っています。今回のリニューアル工事は、あくまでも暫定的だと思っています。


 JR西日本 ニュースリリース(2017/08/10)
 京橋駅リニューアル工事を開始します!



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「都市再生緊急整備地域」です。


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「京橋駅周辺地区・大阪ビジネスパーク駅周辺地区」のアップです。「④(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画」と「⑤(仮称)イオン京橋開発計画」が新規プロジェクトです。


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「(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画」です。面積は約1.7haです。詳細は不明ですが、駅の基本構造をそのままに、大規模に改良されると思われます。


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「(仮称)京阪京橋駅周辺開発計画」です。面積は約1.5haです。前身の「ダイエー京橋店」がオープンしたのは1971年11月26日です。「京橋ショッパーズプラザ(ダイエー京橋店)」としてオープンしました。

 最盛期には、日本のスーパーで売上高日本一になった事もあります。「ダイエー」が「イオン」に吸収されたため「イオン京橋店」となりました。

● どんな再開発ビルになるのか?
 私はバブル期には、ダイエーが運営していた百貨店「Printemps(プランタン)」になれな最高の立地なのにと妄想していましたが、それは実現しませんでした。

 百貨店とGMS(総合スーパー)は冬の時代なのでテナントに百貨店とGMSが入る事は恐らく無いと思います。下層階が大規模専門店街、高層階がホテルやオフィスの超高層複合ビルが建設されると思われます。



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京阪ホールディングスの複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクト (仮称)四条河原町計画 2017年8月8日の建設状況 

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-「BIOSTYLE」プロジェクト-

 京阪ホールディングスは、「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」と「ザ・京都レジデンス四条河原町」に挟まれた敷地に複合型商業施設「BIOSTYLE」プロジェクトを建設中です。

 引用資料 京阪ホールディングス(PDF:2016/11/07)
 「BIOSTYLE(ビオスタイル)」プロジェクト 京都・四条河原町における複合型商業施設の開発計画について

 1階・2階が「EAT」、3階が「CARE」、4階~9階は「STAY」と位置付けます。「STAY」は、約170室の宿泊特化型ホテルとなります。

 このプロジェクトは「高島屋京都店」の増築扱いになります。「建築計画の概要」の数値は、既存の「高島屋京都店」と合算になっています。下記の建築面積と延床面積は、施設全体から「高島屋京都店」を引き算して算出しています。

「BIOSTYLE」プロジェクトの概要
◆ 計画名-(仮称)四条河原町計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区河原町通四条下る二丁目稲荷町318番6、寺町通四条下る貞安前之町614番54他
◆ 階数-地上10階、地下1階
◆ 高さ-最高部34.98m、軒高30.98m
◆ 敷地面積-19,905.10㎡(高島屋京都店含む)、約3,800㎡(四条河原町計画)
◆ 建築面積-3,322.44㎡(16,872.63㎡-13,550.19㎡から推計)
◆ 延床面積-27,932.65㎡(154,590.77㎡-126,658.12㎡から推計)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、商業施設、駐車場
◆ 客室数-約170室
◆ 建築主-京阪ホールディングス、高島屋京都店(既存部分)
◆ 設計者・監理者-東洋設計事務所
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年02月20日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年01月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ 開業-2019年春予定


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「複合型商業施設 建物外観(イメージ)」です。


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「計画地周辺図」です。建設予定地は、「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」の南側の一等地です。


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南東側から見た「(仮称)四条河原町計画」の建設現場です。北側の建物は「高島屋京都店(京都タカシマヤ)」です。


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東側から見た建設予定地です。


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北東側から見た建設予定地です。


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隙間から覗いてみました。


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週間の「作業工程」です。「コンクリート工事打設、鉄筋工事」となっています。8月13日~8月16日はお盆休みのようです。


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「(仮称)四条河原町計画」の建築計画の概要です。ややこしいですが、「建築計画の概要」の数値は、既存の「高島屋京都店」と合算になっています(現在は撤去されています)。



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2017年8月 9日 (水)

都市再生緊急整備地域に拡大指定 大阪の第三極を目指す「京橋駅周辺地区のまちづくり」 「京阪ホールディングス」と「JR西日本」が連携!

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-京橋駅周辺-

 人間に「モテキ」があるように街にも「モテキ」があります。ハンサムな「梅田君」はずっとモテキです。お笑い大好きの「ミナミ君」は、バブルまでモテキでしたが、バブル崩壊後さっぱりモテなくなりました。しかし、ここ最近は外国人に猛烈にモテています。

 「京橋君」は、1980年代中頃から急速にモテるようになりましたが、モテキは10年くらいしか続きませんでした。「阿倍野君」は、2010年代に入って急にモテるようになりましたが、最近は「ミナミ君」に押されて伸び悩み気味です。

 外国人観光客に「大阪ミナミ」が大人気の理由は、東京と違ってコンパクトな範囲にすべてが揃っているということです。でも逆にこれは弱点でもあります。何度も大阪を訪れると「前も行ったし・・・」と飽きられてしまう危険性があります。

 飽きられるリスクを減らす意味でも魅力的な拠点を増やす必要があります。キタとミナミに続く、大阪の第三極が必要です。その候補は、「阿倍野・天王寺地区」と「京橋駅周辺地区」です。

京橋駅周辺地区のまちづくり
 
2017年8月2日に京橋駅周辺地区が都市再生緊急整備地域に拡大指定されました。これを受け、「京阪ホールディングス」と「JR西日本」の2者は、地域整備方針に掲げられているターミナル駅としてふさわしい駅利用者の利便性向上に資する交通結節点としての機能整備に連携して取り組むことになりました。

 引用資料 JR西日本(2017/08/08)
 京橋駅周辺地区のまちづくりに関する連携について

 「京橋駅」は国際観光拠点である大阪城公園に隣接した交通ターミナルであり、今後さらに複合的な都市機能の集積を図ることで、関西広域の観光資源をつなぐハブ拠点を形成していくことをめざします。

 かつて京橋地区に猛烈なモテキがありました。「OBP(大阪ビジネスパーク)」の建設、「大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線」の開通、「国際花と緑の博覧会」の開催、JR東西線の開通などです。
 
 しかし、中心となるべき京阪グループが投資に腰が引けていたため、京橋駅周辺は開発されず、狭い道路、駅前広場無しの基本構造は40年以上変わっていません。
 阪急グループの梅田、南海グループの難波のように、京阪グループが京橋に社運を賭けて投資していたら今と全く違う景色になっていたと思います。

 京橋駅周辺に再びモテキがやってきました。OBPの開発、大阪城人気、それに都市再生緊急整備地域に拡大指定です。今度こそチャンスを生かして欲しいです!


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「都市再生緊急整備地域」です。「イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)」の敷地も入っているので、建て替えが期待出来ます。大規模ターミナルの最低条件である広い道路、広い駅前広場の整備を期待したいです。


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学研都市線(片町線)京橋駅の地下化は?
 「学研都市線(片町線)京橋駅」は地下化する構想があります、地下化すると地上に道路や駅前広場を整備する土地が生まれます。

 しかし、ここのところ全くその構想を耳にしなくなりました。JR西日本もしびれを切らして「ホームドア」を設置しました。都市再生緊急整備地域に拡大指定により地下化の構想が動き出すかも知れません。


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大阪城(大坂城)

 「京橋駅周辺地区」の最大の魅力は、「大阪城(大坂城)」が近くにある事です。「大阪城」と言えば、「豊臣秀吉」のイメージがありますが、今の「大阪城」は、徳川幕府が全国の大名に号令して建てさせた徳川のお城です。

 豊臣時代の大阪城の上に膨大な土をかぶせて更地にして建設されました。豊臣時代の遺構は、地面を深く掘らないと見る事が出来ません。
 大阪城の「天守閣」は、下層階が「徳川天守閣」、上層階が「秀吉天守閣」をイメージした実際には実在しなかった天守閣です。

● 外国人観光客に教えてもらった大阪城の魅力
 大阪城の「天守閣」は、コンクリート製で復元したものなので、歴史的な価値はありません。しかし、外国人観光客には超人気観光地となっています。

 改めて見ると「大阪城」は魅力がいっぱいです。最大の魅力は「石垣」と「堀」です。私は、大阪ミナミと同じように、「大阪城」の魅力を外国人観光客に教えてもらいました。

 日本の多くの城は、堀の内側に庁舎や学校などが建っている場合が多いです。そのたため景観が台無しになっています。しかし、「大阪城」は一部を除き関係無い建物が建っていません。これも奇跡です。


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大阪城の南外濠
 大阪城の「南外濠」です。まるで渓谷です。「南外濠」み魅力は、圧倒的な石垣の高さと堀の深さです。圧倒的な存在感で、何度見ても感動します。

大阪城の外濠
 大阪城の外掘は、「南外濠、西外濠、北外濠、東外堀」の4ヶ所あります。「南外濠、西外濠、北外濠」は、幕末時の原型をほぼとどめています。

 「東外濠」は、もともとは「北外濠」と一つながりの堀でしたが、昭和の初めに「大阪陸軍造兵廠」の敷地拡張のために埋め立てられられました。
 戦後は長らくラグビー場と運動場として使用されていました。平成に入って復元工事が行われ、1997年3月末に完成しています。


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算木積み
 
非常に美しい「算木積み」の石垣です。現在の技術を以てしてもこんなに美しく積むのは難しいそうです。


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桜門枡形の巨石・蛸石(たこいし)..
 「大阪城」の石垣には巨石がたくさんあります。「蛸石」は、城内第1位の巨石です。徳川幕府による「大坂城再築工事の第2期工事」により、1624年に備前岡山藩主池田忠雄によって築かれました。
 
 私は、最近まで「大阪城」にはほとんど興味は無かったのすが、「真田丸」や「ブラタモリ」の影響および外国人観光客の急増ですっかりハマっています。いろいろ調べると本当に面白いです。


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「大阪城」で唯一残念なのが「空堀」です。台地のため水を引けなかったのという説が有力です。これが「水堀」だったらビジュアル的に完璧でした。今から「水堀」にすると史実に反します・・・



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大丸京都店の隣接地 「パルコ」の商業施設「京都ゼロゲート(仮称)」 (仮称)京都四条通開発計画 2017年8月8日の建設状況

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-京都ゼロゲート(仮称)-

 「J.フロント リテイリング」グループの「パルコ」が、京都四条通に「京都ゼロゲート(仮称)」を出店します。建設地は、京都市における商業の中心である四条通に面し、「大丸京都店」の隣接地(東側)に位置します。

 引用資料 パルコ(PDF:2015/07/29)
 「京都ゼロゲート(仮称)」出店決定について

 「平成ビルディング」および「ヒューリック」が建設する建物を一棟賃借し、「京都ゼロゲート(仮称)」として出店します。

● 大丸の周辺店舗出店戦略 
 大丸は「大丸神戸店」で、周辺店舗にテナント誘致して大成功しています。その手法を「大丸京都店」でも採用しています。

 すでに「東急ハンズ」や「ルイ・ヴィトン」を 大丸京都店の周辺に出店しています。周辺店舗を増やす事により、「大丸京都店」との相乗効果が得られると期待しています。

京都ゼロゲート(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)京都四条通開発計画
◆ 所在地-京都府京都市下京区四条通高倉東入立売中之町84 (住居表示)
◆ 階数-地上7階、地下2階
◆ 敷地面積-749.83㎡
◆ 延床面積-約5,430㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 建築主-ヒューリック
◆ 設計者・監理者-京都四条通開発計画設計監理共同企業体(日建設計、竹中工務店)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 着工-2016年07月01日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2017年10月31日(労災保険関係成立票より)


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「京都ゼロゲート(仮称)所在地図」です。


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「大丸京都店」の隣接地(東側)に位置します。


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南東側から見た様子です。外観は完成しています。


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「カーテンウォール」のデザインが完成予想図とかなり異なります。


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南西側から見た様子です。


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南西側から見た下層階の様子です。


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西側の「高倉通」です。



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2017年8月 8日 (火)

姫路市 キャスティ21コアゾーン・Aブロック ホテルモントレ姫路 2017年8月3日の建設状況

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-ホテルモントレ姫路-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。
 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 いちばん駅に近い「Aブロック」には、マルイトにより都市型ホテル「ホテルモントレ姫路」建設します。「ホテルモントレ姫路」は2018年3月23日にグランドオープンします。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ
 キャスティ21コアゾーン等の進捗状況について 

ホテルモントレ姫路の概要
◆ 計画名-(仮称)マルイト姫路ビル((仮称)ホテルモントレ姫路)
◆ 所在地-兵庫県姫路市駅前町字御殿前188-1他(仮換地:姫路駅前周辺土地区画整理事業15街区2画地)
◆ 階数-地上14階、地下1階
◆ 高さ-最高部64.110m、軒高59.110m
◆ 敷地面積-9,498.00㎡
◆ 建築面積-7,462.33㎡
◆ 延床面積-32,182.07㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、物販店舗、駐車場
◆ 客室数-289室
◆ 建築主-マルイト
◆ 設計者・監理者-鹿島建設
◆ 施工者-鹿島建設
◆ 着工-2016年08月16日
◆ 竣工-2018年03月31日予定(労災保険関係成立票より)
◆ オープン-2018年03月23日(グランドオープン)


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「完成予想図」です。

 引用資料 公式ホームページ
 姫路駅前に「ホテルモントレ姫路」が2018年3月23日(金)グランドオープン!


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西側から見た様子です。


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アップです。


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北東側から見た様子です。

● 店舗面積5,260㎡?
 
「経済産業省」は8月2日に、6月に申請のあった大規模小売店舗立地法に伴う新設届出を発表しました。「(仮称)マルイト姫路ビル」は、店舗面積5,260㎡となっているので、下層階はかなり規模の大きい商業施設になるようです。


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東側から見た様子です。


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歩行者デッキから見た様子です。「タワーパーキング」を建設しています。


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「クローラークレーン」で鉄骨建方が行われています。


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「建て逃げ方式(スパンごとに最上階まで鉄骨建方を行い、順次横に逃げていく方式)」を採用しています。


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南東側から見た様子です。


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北西側から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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「2018年3月23日グランドオープン」と書かれています。


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「piole(ピオレ)姫路」の2階と直結します。姫路市により、「階段、エレベーター、エスカレーター(上り)」も整備されます。


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この部分を歩行者デッキがオーバーパスします。



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姫路市 キャスティ21コアゾーン Cブロック「健康・生きがい・キャリア開発プロジェクト」 2017年8月3日の建設状況

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-健康・生きがい・キャリア開発プロジェクト-

 「キャスティ21」は、JR姫路駅の北東側にあったホーム・線路・操車場等跡地の再開発プロジェクトです。

 中心となる「キャスティ21コアゾーン」は、高次都市機能の立地を適切に誘導し、民間事業者へ売却等を行うことにより、姫路市の玄関口にふさわしい街づくりを目指します。

 「Cブロック」の一部には、「学校法人神戸滋慶学園」が「健康・生きがい・キャリア開発プロジェクト」を建設する予定です。着工がかなり遅れていましたが、無事に着工しました。
 「Bブロック」は竣工済、「Aブロック」は工事中、「Cブロック」も着工したので、「A・B・Cブロック」のすべてが着工した事になります。

 引用資料 姫路市・公式ホームページ
 キャスティ21コアゾーン等の進捗状況について 


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「Cブロック ~計画内容の概要~(協議中)」です。「協議中」なので概要が変更になる可能性があります。「Cブロック」の南西側と北東側は別の敷地です。


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「Cブロック 」を南西側から見た様子です。南西側は敷地に含まれません。


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「姫路医療専門学校」です。


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仮囲いに掲示されている「姫路医療専門学校」の完成予想図です。2018年4月開校予定です。


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「(仮称)姫路医療専門学校」の「中高層建築物建築計画概要標識」です。


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「Cブロック 」を南東側から見た様子です。


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南東側には「健康・生きがい開発棟」が建設される予定です。


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健康・生きがい開発棟である「(仮称)健康生きがいビル」の「中高層建築物建築計画概要標識」です。


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「サポート施設(駐車場棟)」です。


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「Cブロック 」を北東側から見た様子です。


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「Cブロック 」を北西側から見た様子です。


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北西側には「サポート施設(フィットネスジム)」が建設され、「フィットネスクラブレフコ姫路店」が2017年7月14日にオープンしました。



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2017年8月 7日 (月)

奈良県立医科大学 教育・研究部門(大学)を移転 新キャンパスは「藤原京」をイメージしたデザイン!

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-奈良県立医科大学-

 全国の都道府県には、最低でも1校の医療拠点となる医科大学が設置されています。ほとんどが国立大学ですが、公立大学や私立大学の県もあります。関西では奈良県の「奈良県立医科大学」と和歌山県の「和歌山県立医科大学」が公立となっています。

 関西に住んでいても「奈良県立医科大学」がどこにあるか? ご存知ない方も多いと思います。「奈良県立医科大学」は、奈良市ではなく、橿原市にあります。

● 教育・研究部門を移転
 「奈良県立医科大学」は、建物の老朽化が進み、手狭なこともあって移転・新設を決めています。新キャンパス予定地は現敷地から南西に約1kmの旧農業研究開発センター跡地です。

 引用資料 奈良県立医科大学(2017/04/19)
 「奈良県立医科大学の将来像」の策定にかかる合同記者会見を行いました。

 現キャンパスから教育・研究部門(大学)を移転し、校舎などを新設します。新キャンパスは「藤原京」をイメージしたデザインになる予定です。
 現在の「奈良県立医科大学」の校舎などはすべて平屋根のビルですが、新キャンパスでは屋根に勾配を付け、和風建築の趣にする予定です。

 一方、現キャンパスには付属病院を残し、大学移転後の跡地部分には、外来診療施設を中心とする「A病棟」を移転、再整備する予定です。


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新キャンパスの「敷地南東側からの鳥瞰」です。


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現キャンパスの「敷地南西側からの鳥瞰」です。「奈良県立医科大学附属病院」がある現キャンパスは再整備されます。


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「現キャンパスおよび新キャンパス予定地」です。


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新キャンパスの建設予定地は、現敷地から南西に約1kmの旧農業研究開発センター跡地です。周辺は歴史の宝庫です。掘れば遺跡が出てきます。「埋蔵文化財発掘調査」が物凄く大変そうな場所ですね。日本の歴史が変わるような物凄い遺跡が出てくるかも知れません(笑)。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 2017/08/03 外壁のガラスは波状に配置?

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年8月3日 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。


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撮影日2017年8月3日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年8月3日 最高部です。


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撮影日2017年8月3日
 少し方向を変えた様子です。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年8月3日 最高部です。


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撮影日2017年8月3日 オフィス部分です。「Ⅰ期工事」では、12階(13FL)より上には伸びないと思われます。


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撮影日2017年8月3日
 カーテンウォールは、「タワークレーン」で取り付ける場合と「テルハクレーン」で取り付ける場合がありますが、この現場は「テルハクレーン」で取り付けを行っています。テルハクレーンが水平移動する「走行レール」も見えます。


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撮影日2017年8月3日 「カーテンウォール」を「玉掛け」します。

● 外壁のガラス
 外壁のガラスを始めて見ました。外壁のガラスは、壁に沿ってではなく、波状に配置するようです。


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撮影日2017年8月3日 「カーテンウォール」を台車で外に押し出しながら「テルハクレーン」で吊り上げます。


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撮影日2017年8月3日 あと少しで「カーテンウォール」が外に出ます。


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撮影日2017年8月3日 「カーテンウォール」を所定の場所まで移動します。


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撮影日2017年8月3日 「カーテンウォール」の取り付けが完了する前に、早くも次の「カーテンウォール」を吊り上げていました。


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撮影日2017年8月3日 謎の構造物が姿を現しています。


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撮影日2017年8月3日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から分岐する部分の基礎でしょうか?


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撮影日2017年8月3日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」との接続工事が行われています。


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撮影日2017年8月3日 「阪急阪神連絡デッキ(梅田新歩道橋)」から見た様子です。凄い存在感になってきました。



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2017年8月 6日 (日)

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 & 道路上空部分 2017/08/03 11階部分の鉄骨建方が始まる!

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年8月3日 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。


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撮影日2017年8月3日
 新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年8月3日 最高部です。


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撮影日2017年8月3日 1階部分です。


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撮影日2017年8月3日 道路上空部分です。


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撮影日2017年8月3日 11階部分(12FL)の鉄骨建方が始まりました。


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撮影日2017年8月3日 アップです。


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撮影日2017年8月3日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」に合わせて、「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」横の歩道の拡幅工事が行われています。


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撮影日2017年8月3日 発注者は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」で、工期は2018年5月31日までの予定です。


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撮影日2017年8月3日 南側部分です。路面ブロックが敷かれているように見えます。


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撮影日2017年8月3日 北側部分です。



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南船場三丁目 地上18階の「(仮称)ダイワロイネットホテル心斎橋 新築工事」の建設現場

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-(仮称)ダイワロイネットホテル心斎橋 新築工事-

 大阪市は空前のホテル建設ラッシュになっています。街の中を歩くと至る所でホテルの建設現場に遭遇します。あまりにも数が多すぎて私もごく一部しか把握していません。

 「御堂筋グランタワー(旧エプソン大阪ビル)」の南側の区画に、大和ハウス工業グループの「ダイワロイヤル」が、地上18階、地下1階、高さ58.72mの「(仮称)ダイワロイネットホテル心斎橋 新築工事」を建設中です。

(仮称)ダイワロイネットホテル心斎橋 新築工事の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区南船場三丁目9番1、9番2、10番1、11番1(地名地番)
◆ 階数-地上18階、地下1階
◆ 高さ-58.72m
◆ 敷地面積-777.50㎡
◆ 建築面積-572.10㎡
◆ 延床面積-8,361.22㎡(容積対象面積7,733.92㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル、飲食店舗
◆ 客室数-(不明)
◆ 建築主-ダイワロイヤル
◆ 設計者・監理者-大和ハウス工業
◆ 施工者-大和ハウス工業
◆ 着工-2017年06月12日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月25日予定


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「(仮称)ダイワロイネットホテル心斎橋 新築工事」の建設現場を南東側から見た様子です。


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南側から見た様子です。奥に見える高層ビルは「御堂筋グランタワー(旧エプソン大阪ビル)」です。


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「(仮称)ダイワロイネットホテル心斎橋 新築工事」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「立面図」です。


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企業規模を急拡大する大和ハウス工業

 「大和ハウス工業」の本社は、大阪府大阪市北区梅田三丁目3番5号にあります。積極的なM&Aや新規事業進出により、ここ最近企業規模を急拡大しています。準大手ゼネコンの「フジタ」を買収したあたりから企業規模の拡大が加速したように感じます。

 2017年3月期の連結決算の売上高3,512,909百万円、営業利益310,092百万円です。売上高3兆5000億円、営業利益3000億円を超える巨大優良企業に成長しました。

 かつては、ライバルの「積水ハウス」に、売上高・営業利益共に後塵を拝していましたが、今では、売上高・営業利益・時価総額共に圧倒しています。



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2017年8月 5日 (土)

梅田新歩道橋改修工事 基本構造以外はすべて造り替え 2017/08/03 早くも「階段」が供用開始!

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-梅田新歩道橋改修工事-

 「阪急電鉄」は、「阪神電気鉄道、エイチ・ツー・オー リテイリング、阪急電鉄」を代表して、昨年、大阪市が公募した梅田新歩道橋(大阪市北区)のネーミングライツ(命名権)に応募し、優先交渉権パートナー企業に選定されていましたが、その名称が「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」に決定しています。

 「梅田新歩道橋」の大規模な改修工事が行われています。工事名は「梅田新歩道橋改修工事」で、工期は2018年3月31日(予定)までとなっています。


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工事の範囲です。施主は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」となっています。工期が2017年3月31日から2018年3月31日(予定)となっています。


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大規模な改修工事が行われています。


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単なる美装化では無く、基本構造以外はすべて造り替えています。完成すると見た目は新設されたデッキのように見えると思います。


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名称は「阪急阪神連絡デッキ 梅田新歩道橋」です。


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早くも「階段」が供用開始されました。


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新しい路面タイルが一部姿を現しています。


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新しい路面タイルは、高級感がある落ち着いた色調となっています。


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以前の路面タイルです。


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供用開始された階段です。


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階段を上から見た様子です。


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まるで新設された階段に見えます。


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新しい路面タイルもいい感じです。


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階段を下から見た様子です。


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少し角度を変えて見た様子です。


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東西の連絡デッキの西側です。


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東西の連絡デッキの東側です。


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北側の連絡デッキです。


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橋脚はそのままですが、再塗装が行われています。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017年8月3日の状況

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設予定地です。


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「グランフロント大阪」の2階から見た様子です。


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2台稼働していた「三点式パイルドライバ」が1台になりました。地中障害物の撤去を行っています。


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この重機は何の作業をしてるのでしょうか?


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「オールケーシング掘削機」です。地中障害物の撤去を行っています。


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敷地南側です。


Osakayodobashi17080337
北東側から見た様子です。


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週間の「作業予定」です。まだ準備工事が行われています。「建築計画のお知らせ」では、2017年7月末日着工予定でしたが、まだ着工していないようです。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建築計画のお知らせです。


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建築計画のお知らせの「北側立面図」です。


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建築計画のお知らせの「配置図」です。



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2017年8月 4日 (金)

うめきた2期区域  2017年冬から事業者の公募手続きを開始 2024年夏頃まち開き!

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-うめきた2期区域-
 JR大阪駅北側の再開発区域「うめきた2期区域」について、大阪市は8月3日に開発事業者の公募手続きを2017年冬に開始することを明らかにしました。

 民間開発や都市公園の大半が完成するまちびらきの時期が2024年の夏頃になるとの見通しを示しました。2期のまち開きの正式な日程が明らかになるのは初めてです。

 産経新聞(2017/08/03)
 うめきた2期、まちびらきは2024年夏ごろ…今冬から開発事業者の公募手続き

 JR東海道線支線の地下化工事に伴う新駅整備や、再生医療拠点の整備を目指す中之島地区との調整などから開発事業者の公募開始が遅れ、2022年頃から順次まち開きするとしていた当初計画よりずれ込みます。

 大阪市によると、1次コンペの優秀提案者20社・グループを含む民間事業者を対象に、地権者の「UR都市機構」が開発事業者を公募します。
 開発条件の説明などを経て2017年冬に募集を始め、2018年夏に決定、2024年夏には大半のまち開きを目指します。全体の完成は2027年春の予定です。

うめきた2期区域の開発スケジュール
◆ 2017年09月頃-事業者に開発条件など説明(予定) 
◆ 2017年冬-事業者の公募開始(予定)
◆ 2018年春~夏-提案内容を審査(予定) 
◆ 2018年夏-事業者決定(予定)
◆ 2023年春-うめきた新駅開業(予定)
◆ 2024年夏-大半でまち開き(予定) 
◆ 2027年春-全体が完成(予定) 


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「うめきた2期区域 基盤整備概要」です。

 引用資料 大阪市・公式HP(2015/11/04) リンク切れ
 第7回大阪駅周辺地域部会を開催しました

 
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「うめきた新駅」の建設現場です(撮影日2017年7月21日)。


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「うめきた2期区域」の北側です。


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「うめきた2期区域」では、謎の工事が進行中です。


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JR線を挟んで工事が行われています。


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JR線をアンダーパスしています。



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ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/08/03 回遊デッキ南西側の基本構造が一気に姿を現す!

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-

 「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。

 引用資料 ヨドバシカメラ(PDF:2016/08/31)
 ヨドバシ梅田 一体開発(都市再生特別地区 北区大深町)事業計画の決定について 

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年07月末日予定
◆ 竣工-2019年12月末日予定


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(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事
 「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に先立って、ペデストリアンデッキの工事が行われています。工事名は「(仮称)ヨドバシ梅田ペデストリアンデッキ工事」です。

 引用資料 ヨドバシカメラ(2017/06/14)
 ヨドバシ梅田 「ペデストリアンデッキ先行工事」 2017年6月30日に完成いたします

 「Aデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年6月30日に完成、「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定です。


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デッキ全面開通は2017年9月30日予定

 ”「Bデッキ」および一部の回遊デッキについては2017年秋頃を目途に完成する予定” となっていましたが、2017年9月30日(予定)に決定しています。


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Bデッキ

 現地に掲示されている「Bデッキ」の完成イメージです。


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南西側から見た様子です。


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南西側の「回遊デッキ」の基本構造が一気に姿を現していました。


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南西側の店舗入口の上を「回遊デッキ」がオーバーパスしています。この現場は工事のスピードが速いのでいつも驚かされます。このペーズだと8月中に「回遊デッキ」が完成しそうです。


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少し角度を変えて見た様子です。


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西側部分です。


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西側部分を「グランフロント大阪」側から見た様子です。


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この部分の2階の壁をぶち抜いて南西側の店舗入口を新設します。


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この道路の上を「Bデッキ」がオーバーパスします。


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「グランフロント大阪」側です。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」側から見た様子です。橋脚の基礎となる「場所打ちコンクリート杭」の構築は完了しています。


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「グランフロント大阪」側から見た様子です。


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「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田」の西側で、「Bデッキ」の橋桁を「地組(じぐみ)」しています。


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「グランフロント大阪」側から見た「Bデッキ」の橋桁の地組の様子です。「Bデッキ」の供用開始は、2017年9月30日(予定)ですが、このペーズだと8月中に「Bデッキ」のヨドバシカメラの管轄部分が完成しそうです。

 ヨドバシカメラの管轄部分だけ先に架設して、「グランフロント大阪」側の管轄部分の工事完了を待ち、2017年9月30日(予定)に供用開始するのかも知れません。


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南端部分です。


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地上から見た「Bデッキ」の橋桁の地組の様子です。


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2017年8月 3日 (木)

地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上50階、高さ約168mの「ブランズタワー梅田 North」 2017年7月28日の建設状況

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ブランズタワー梅田 North-
 大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「ラマダホテル大阪」の前身である「旧東洋ホテル」は、大阪万博の前年の1969年に「三和銀行(現三菱東京UFJ銀行)」が中心となって開業しました。

 競争が激化および建物の老朽化が進み、2013年12月31日に閉館しました。跡地には、地上50階、塔屋2階、地下1階、高さ168.44m、総戸数653戸の超高層タワーマンションが建設されます。正式名称が「ブランズタワー梅田 North」に決定しています。

 引用資料 公式ホームページ
 ブランズタワー梅田 North 

 中津駅直上には、地上37階(屋上機械室2層分を含む)、地下1階、高さ122.5mの「ザ・セントラルマークタワー」、地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」の3棟が林立する事になります。

ブランズタワー梅田 Northの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎三丁目新築工事計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目21番1、21番3、21番4、21番5、21番6(地番)
◆ 交通- 大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅徒歩1分(駅直結)、阪急電鉄「梅田」駅徒歩7分、JR「大阪」駅徒歩12分
◆ 階数-地上50階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-最高部168.44m
◆ 敷地面積-5,154.70㎡
◆ 建築面積-2,390.82㎡
◆ 延床面積-68,778.31㎡(容積率対象面積47,081.82㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-連結制振デュアル・フレーム・システム(建物の心柱のフリーウォールと外側の住棟部をダンパーで連結)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-653戸
◆ 建築主-東急不動産、住友商事、住友不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2016年08月15日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年11月予定
◆ 入居開始-2020年02月予定


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「立面図」です。


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地震対策として、大林組独自の制震テクノロジーである「DFS(デュアル・フレーム・システム)」を採用します。1つの建物の中に独立して存在する心棒および高層住宅棟の2つの構造体を制振装置で連結する制振構造システムです。

 引用資料 東急不動産(2016/08/24)
 旧東洋ホテル跡地に地上50階建・総戸数653戸の大規模プロジェクト 『(仮称)ブランズタワー梅田北プロジェクト』 着工  ~さらなる発展が見込まれる"大阪駅北地区"の居住区として開発~ 


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南西側から見た様子です。


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少し角度を変えた様子です。


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北西側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。



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地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2017年7月28日の建設状況

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-ザ・ファインタワー 梅田豊崎-

 「大阪市北区豊崎3丁目計画」は、大阪市営地下鉄御堂筋線中津駅の直上にあった「三井生命ビルディング」跡地の再開発プロジェクトです。

 地上45階、塔屋2階、地下1階、高さ151.6m、延床面積34,929.31㎡、総戸数312戸の超高層タワーマンションが建設中です。正式名称は「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」となっています。

 引用資料 公式ホームページ
 ザ・ファインタワー 梅田豊崎

ザ・ファインタワー 梅田豊崎の概要
◆ 計画名-(仮称)大阪市北区豊崎3丁目計画
◆ 所在地-大阪府大阪市北区豊崎三丁目23番1(地番)
◆ 交通-大阪市営地下鉄御堂筋線「中津」駅直結徒歩1分、阪急「梅田」駅徒歩6分
◆ 階数-地上45階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-151.6m  (注)建築物もしくは軒高の可能性があります。
◆ 敷地面積-2,499.72㎡
◆ 建築面積-982.37㎡
◆ 延床面積-34,929.31㎡
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 地震対策-免震構造(天然ゴム系積層ゴム、高減衰ゴム系積層ゴム支承、弾性すべり支承、オイルダンパー)
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-312戸
◆ 建築主-京阪電鉄不動産、サンキョウホーム
◆ 設計者・監理者-竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 地下解体工事-2015年10月14日~2016年05月02日
◆ 着工-2016年04月25日(労災保険関係成立票より)
◆ 竣工-2019年02月下旬予定
◆ 入居開始-2019年03月下旬予定


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南西側から見た様子です。タワークレーン1基で建設しているのでゆっくりと上に伸びています。


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最高部です。17階(18FL)まで到達しています。


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南西側から見た下層階の様子です。


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北西側から見た様子です。


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北西側から見た下層階の様子です。


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北東側から見た様子です。


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北東側から見た下層階の様子です。


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南東側から見た下層階の様子です。


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1週間前の7月21日に梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た様子です。



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2017年8月 2日 (水)

(仮称)御堂筋プロジェクト 地上21階、高さ約74m、客室数309室のホテル 「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」の建設予定地

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-ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)-
 
「(仮称)御堂筋プロジェクト」は、関西圏における「東京建物」初のホテル開発事業です。大阪市の道路の大動脈である御堂筋に面し、地下鉄御堂筋線「本町」と「心斎橋」から徒歩圏のビジネスエリアの中心街に位置しています。

 引用資料 東京建物(PDF:2017/08/01)
 都市型ホテル開発事業の展開を加速 浅草雷門、大阪心斎橋で推進する ホテル開発事業の概要、オペレーターが決定

 建物は、視認性の高いデザイン、色調で、御堂筋沿いの新しいランドマークホテルとして認知されるグレードを兼ね備えたコンセプトとしています。

 ホテルオーナーの共同事業者として高い付加価値を提供しながら、注目度の高いエリアにブランド展開することで高く評価されている独立系ホテルオペレーターである「イシン・ホテルズ・グループ」を迎え、「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」としてオープンする予定です。

ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)の概要
◆ 計画名-(仮称)御堂筋北久宝寺町4丁目プロジェクト、(仮称)御堂筋プロジェクト
◆ 所在地-大阪府大阪市中央区北久宝寺町四丁目3-1、南久宝寺町四丁目25-1(地番)
◆ 交通-地下鉄御堂筋線「本町」駅徒歩7分、地下鉄御堂筋線「心斎橋」駅徒歩7分
◆ 階数-地上21階、地下0階
◆ 高さ-約74m
◆ 用地面積-約840㎡
◆ 延床面積-約10,700㎡
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-3階~21階(ホテル)、1階・2階(店舗)
◆ 客室数-309室
◆ 建築主-東京建物(ホテル運営 イシン・ホテルズ・ グループ)
◆ 設計者・監理者-鴻池組
◆ 施工者-鴻池組
◆ 着工-2017年08月
◆ 竣工-2019年02月予定
◆ 開業-2019年春予定


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「位置図」です。


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「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」の建設予定地を南東側から見た様子です(撮影日2017年7月15日)。


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「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」の建設予定地を東側から見た様子です。


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「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」の建設予定地を北東側から見た様子です。


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「ザ・ビー 大阪心斎橋(仮称)」の建設予定地を西側から見た様子です。反対側に見えるのは「本町南ガーデンシティ」です。



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梅田1丁目1番地計画ビル(仮称) 大阪神ビルディング東側 & 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分 2017/07/28

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-梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画を進めています。

 「新阪急ビル」の解体を進めていましたが、地上躯体の解体工事が完了して、2015年7月21日にⅠ期部分の新築工事に着手しました。

 2016年12月には旧・新阪急ビル敷地の上棟式を行いました。2017年1月16日には両ビル間の道路上空利用部分の建築工事に着手しました。

 引用資料 阪急阪神ホールディングス(PDF:2017/01/17)
 梅田1丁目1番地計画(大阪神ビルディング及び新阪急ビル建替計画)において 改正都市再生特別措置法で認められた 道路上空部分の建築工事がはじまりました

梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)の概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区梅田一丁目1、1-2、1-3、8-1
◆ 階数-地上38階、塔屋2階、地下3階
◆ 高さ-最高部188.9m
◆ 敷地面積-12,192.83㎡(重複利用区域含む)
◆ 建築面積-10,348.95㎡
◆ 延床面積-258,856.89㎡(容積対象床面積240,785.57㎡)
◆ 構造-鉄骨造、鉄筋コンクリート造、鉄骨鉄筋コンクリート造
◆ 地震対策-制震構造
◆ 用途-百貨店、オフィス、集会所、駐車場
◆ 建築主-阪神電気鉄道、阪急電鉄
◆ 設計者-(基本設計)日本設計、(実施設計)竹中工務店
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2014年10月01日(新阪急ビル)
◆ 着工-2015年07月21日(Ⅰ期部分)
◆ 竣工-2022年03月下旬予定(全体竣工)


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工事施行計画の概要

スケジュール

① Ⅰ期工事(新阪急ビル解体工事着手)-2014年10月01日
② 大阪神ビルディング東側解体工事着手-2015年02月18日
③ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅰ期部分新築工事着手-2015年07月21日
④ Ⅰ期工事竣工(新阪急ビル、大阪神ビルディング東側部分)※新百貨店の部分開業-2018年春頃予定
⑤ Ⅱ期工事(大阪神ビルディング西側解体工事着手)-2018年春頃予定
⑥ 梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)Ⅱ期部分新築工事着手-2019年春頃予定
⑦ Ⅱ期工事竣工(新百貨店部分)※新百貨店の全面開業-2021年秋頃予定
⑧ 全体竣工※オフィス部分の開業-2022年春頃予定


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撮影日2017年7月28日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」の全景です。先週とあまり変化が無かったので、今週は記事を1つにまとめました。道路上空部分を除き基本形がほぼ完成したので、「Ⅱ期工事」が始まるまでは、あまり変化ない状態が続くと思います。


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撮影日2017年7月28日 「大阪神ビルディング」の全景です。


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撮影日2017年7月28日 地上11階・12階(13FL)の骨建方が行われています。


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撮影日2017年7月28日
 少し方向を変えた様子です。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、地上10階は「機械室」、地上11階は「スカイロビー」、地上11階~地上38階は「オフィスゾーン」となります。


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撮影日2017年7月28日 オフィス部分です。「Ⅰ期工事」では、12階(13FL)より上には伸びないと思われます。


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撮影日2017年7月28日 道路上空部分です。


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撮影日2017年7月28日 この部分も先週と変わりません。10階部分(11FL)の鉄骨建方が完了しています。


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撮影日2017年7月28日
 新阪急ビル跡地側のⅠ期部分です。新しくなる「阪神百貨店(阪神梅田本店)」は、フロア数11層(地下2階~地上9階)、階高の高い地上10階は「機械室」、地上11階は「カンファレンスゾーン」となります。


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撮影日2017年7月28日 最高部です。


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撮影日2017年7月28日 1階部分です。


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撮影日2017年7月28日 1階外壁の工事が始まっています。


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撮影日2017年7月28日
 「梅田1丁目1番地計画ビル(仮称)」に合わせて、「大阪駅前第3ビル」と「大阪駅前第4ビル」横の歩道の拡幅工事が行われています。


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撮影日2017年7月28日 発注者は「阪神電気鉄道、阪急電鉄」で、工期は2018年5月31日までの予定です。


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撮影日2017年7月28日 コンクリートの打設や路面ブロックが敷かれているように見えます。



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2017年8月 1日 (火)

大阪駅前地下道改良事業 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備 2017/07/28 東西地下道の天井部分の鉄筋の密度が凄い!

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-大阪駅前地下道改良事業-

 阪急阪神ホールディングスは、阪神百貨店梅田本店が入居する「大阪神ビルディング」と「新阪急ビル」の建て替え計画である「梅田1丁目1番地計画」を進めています。

 「阪神百貨店梅田本店」の建て替えに伴い、JR大阪駅と阪神百貨店梅田本店の間を東西に走る「大阪駅前地下道」も大規模に改良されます。安全性確保のため歩道幅を約8mから約15mに拡幅します。

 「大阪駅前地下道」は、昭和17年に完成、大阪市が管理しています。地下道ですが、名称は「都市計画道路大阪駅前1号線」となっています。


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「大阪駅前地下道整備範囲図」です。


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阪神電気鉄道 梅田駅の改良工事
 東西地下道(都市計画道路大阪駅前1号線)の拡幅整備と同時に、「阪神電気鉄道」は梅田駅の大規模改良工事を行います。

 引用資料 阪神電気鉄道(PDF:2015/02/12)
 梅田駅の改良工事を実施(3月3日着手)します ~お客さまに、より快適で、安心してご利用いただけるよう、 ホームの拡幅、可動式ホーム柵の整備、バリアフリー化を行います~ 

 駅の北側に上下2層の地下構造物を構築します。上層部を地下道、下層部を駅施設とし、駅空間を拡大します。


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「大阪駅前地下道改良事業」の全景です。


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大規模に工事が行われています。


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「大阪駅前地下道改良事業」の東側部分の工事の様子です。東西地下道の天井部分の鉄筋の配筋が本格的に行われています。


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東側部分です。


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西側部分です。


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東側から見た様子です。


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梁の部分です。


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梁の鉄筋の密度が凄いです。


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「大阪駅前地下道改良事業」の中央部分の工事の様子です。


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全体が「メトロデッキ(覆工板)」で覆われて内部が見えなくなりました。


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「大阪駅前地下道改良事業」の西側部分の工事の様子です。


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東側部分です。「メトロデッキ」が敷かれています。


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東側部分を別角度から見た様子です。


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中央部分は、「メトロデッキ」で覆われて内部が見えなくなりました。



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JR西日本 大阪弥生会館跡地開発の「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」 2017/07/28 地上部分の鉄骨建方が始まる!

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-大阪弥生会館跡地開発-

 2015年9月30日に閉館したホテル「大阪弥生会館」は、「グランフロント大阪」から道路を挟んだ東側にありました。跡地には「ハイクラス宿泊特化型ホテル」が建設されます。

 引用資料 JR西日本(2016/11/16)
 大阪弥生会館跡地開発と新たなホテル業態開発について

 JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとして開発します。JR西日本グループが展開するホテルは、シティホテルである「グランヴィア」、宿泊特化型ホテルである「ヴィアイン」に、新ブランドを加え、大別して3ブランドの構成となります。

● ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA
 
「ジェイアール西日本ホテル開発」は、JR西日本グループ直営の新たなホテル業態・ブランドとしてハイクラス宿泊主体型ホテルの開発を、大阪駅北側の大阪弥生会館跡地と京都駅八条口南側で進めています。

 ホテルのブランド名が「ホテルヴィスキオ」に決まりました。「ヴィスキオ(VISCHIO)」は、イタリア語で「宿り木」の意味です。北欧神話で宿り木は幸福、安全、幸運をもたらす聖なる木とされています。

 JR西日本 ニュースリリース(2017/05/10)
 
JR西日本ホテルグループ新ホテルブランド名とシンボルマークが決定 ~「HOTEL VISCHIO(ホテルヴィスキオ)」誕生~

ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIAの概要
◆ 計画名-(仮称)大阪北NKビル新築工事
◆ 所在地-大阪府大阪市北区芝田二丁目11番2、11番1の一部
◆ 階数-地上8階、塔屋1階、地下0階
◆ 高さ-32.438m
◆ 用地面積-3,200.58㎡
◆ 建築面積-2,246.86㎡
◆ 延床面積-13,762.31㎡(容積対象面積12,780.27㎡)
◆ 構造-鉄骨造
◆ 用途-ホテル(ハイクラス宿泊特化型ホテル)
◆ 施設構成-ホテル客室約400室、レストラン施設1店舗ほか
◆ 建築主-JR西日本不動産開発、西日本旅客鉄道(JR西日本)
◆ 事業主体-ジェイアール西日本ホテル開発
◆ 設計者-竹中工務店
◆ 監理者-安井建築設計事務所(基本計画、設計監修、工事監理)
◆ 施工者-竹中工務店
◆ 解体工事-2016年06月01日~2017年03月15日
◆ 着工-2017年03月01日
◆ 竣工-2018年04月15日予定
◆ 開業-2018年春予定


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「ホテルヴィスキオ大阪 by GRANVIA」の建設現場を北西側から見た様子です。


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北側のゲートが開いていました。


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7月28日の鉄骨建方の様子です。


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1週間前の7月21日の鉄骨建方の様子です。建設現場は撮影すればいいというものではなく、ブログにUPするスケジュールを考えて撮影しないとこのようにお蔵入りする写真がたくさん出てきます。


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南西側から見た様子です。


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南東側から見た様子です。


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北東側から見た様子です。


Osakashibata170717
1週間前の7月21日に梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た鉄骨建方の様子です。



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