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2017年8月 9日 (水)

都市再生緊急整備地域に拡大指定 大阪の第三極を目指す「京橋駅周辺地区のまちづくり」 「京阪ホールディングス」と「JR西日本」が連携!

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-京橋駅周辺-

 人間に「モテキ」があるように街にも「モテキ」があります。ハンサムな「梅田君」はずっとモテキです。お笑い大好きの「ミナミ君」は、バブルまでモテキでしたが、バブル崩壊後さっぱりモテなくなりました。しかし、ここ最近は外国人に猛烈にモテています。

 「京橋君」は、1980年代中頃から急速にモテるようになりましたが、モテキは10年くらいしか続きませんでした。「阿倍野君」は、2010年代に入って急にモテるようになりましたが、最近は「ミナミ君」に押されて伸び悩み気味です。

 外国人観光客に「大阪ミナミ」が大人気の理由は、東京と違ってコンパクトな範囲にすべてが揃っているということです。でも逆にこれは弱点でもあります。何度も大阪を訪れると「前も行ったし・・・」と飽きられてしまう危険性があります。

 飽きられるリスクを減らす意味でも魅力的な拠点を増やす必要があります。キタとミナミに続く、大阪の第三極が必要です。その候補は、「阿倍野・天王寺地区」と「京橋駅周辺地区」です。

京橋駅周辺地区のまちづくり
 
2017年8月2日に京橋駅周辺地区が都市再生緊急整備地域に拡大指定されました。これを受け、「京阪ホールディングス」と「JR西日本」の2者は、地域整備方針に掲げられているターミナル駅としてふさわしい駅利用者の利便性向上に資する交通結節点としての機能整備に連携して取り組むことになりました。

 引用資料 JR西日本(2017/08/08)
 京橋駅周辺地区のまちづくりに関する連携について

 「京橋駅」は国際観光拠点である大阪城公園に隣接した交通ターミナルであり、今後さらに複合的な都市機能の集積を図ることで、関西広域の観光資源をつなぐハブ拠点を形成していくことをめざします。

 かつて京橋地区に猛烈なモテキがありました。「OBP(大阪ビジネスパーク)」の建設、「大阪市営地下鉄長堀鶴見緑地線」の開通、「国際花と緑の博覧会」の開催、JR東西線の開通などです。
 
 しかし、中心となるべき京阪グループが投資に腰が引けていたため、京橋駅周辺は開発されず、狭い道路、駅前広場無しの基本構造は40年以上変わっていません。
 阪急グループの梅田、南海グループの難波のように、京阪グループが京橋に社運を賭けて投資していたら今と全く違う景色になっていたと思います。

 京橋駅周辺に再びモテキがやってきました。OBPの開発、大阪城人気、それに都市再生緊急整備地域に拡大指定です。今度こそチャンスを生かして欲しいです!


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「都市再生緊急整備地域」です。「イオン京橋店(旧ダイエー京橋店)」の敷地も入っているので、建て替えが期待出来ます。大規模ターミナルの最低条件である広い道路、広い駅前広場の整備を期待したいです。


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学研都市線(片町線)京橋駅の地下化は?
 「学研都市線(片町線)京橋駅」は地下化する構想があります、地下化すると地上に道路や駅前広場を整備する土地が生まれます。

 しかし、ここのところ全くその構想を耳にしなくなりました。JR西日本もしびれを切らして「ホームドア」を設置しました。都市再生緊急整備地域に拡大指定により地下化の構想が動き出すかも知れません。


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大阪城(大坂城)

 「京橋駅周辺地区」の最大の魅力は、「大阪城(大坂城)」が近くにある事です。「大阪城」と言えば、「豊臣秀吉」のイメージがありますが、今の「大阪城」は、徳川幕府が全国の大名に号令して建てさせた徳川のお城です。

 豊臣時代の大阪城の上に膨大な土をかぶせて更地にして建設されました。豊臣時代の遺構は、地面を深く掘らないと見る事が出来ません。
 大阪城の「天守閣」は、下層階が「徳川天守閣」、上層階が「秀吉天守閣」をイメージした実際には実在しなかった天守閣です。

● 外国人観光客に教えてもらった大阪城の魅力
 大阪城の「天守閣」は、コンクリート製で復元したものなので、歴史的な価値はありません。しかし、外国人観光客には超人気観光地となっています。

 改めて見ると「大阪城」は魅力がいっぱいです。最大の魅力は「石垣」と「堀」です。私は、大阪ミナミと同じように、「大阪城」の魅力を外国人観光客に教えてもらいました。

 日本の多くの城は、堀の内側に庁舎や学校などが建っている場合が多いです。そのたため景観が台無しになっています。しかし、「大阪城」は一部を除き関係無い建物が建っていません。これも奇跡です。


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大阪城の南外濠
 大阪城の「南外濠」です。まるで渓谷です。「南外濠」み魅力は、圧倒的な石垣の高さと堀の深さです。圧倒的な存在感で、何度見ても感動します。

大阪城の外濠
 大阪城の外掘は、「南外濠、西外濠、北外濠、東外堀」の4ヶ所あります。「南外濠、西外濠、北外濠」は、幕末時の原型をほぼとどめています。

 「東外濠」は、もともとは「北外濠」と一つながりの堀でしたが、昭和の初めに「大阪陸軍造兵廠」の敷地拡張のために埋め立てられられました。
 戦後は長らくラグビー場と運動場として使用されていました。平成に入って復元工事が行われ、1997年3月末に完成しています。


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算木積み
 
非常に美しい「算木積み」の石垣です。現在の技術を以てしてもこんなに美しく積むのは難しいそうです。


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桜門枡形の巨石・蛸石(たこいし)..
 「大阪城」の石垣には巨石がたくさんあります。「蛸石」は、城内第1位の巨石です。徳川幕府による「大坂城再築工事の第2期工事」により、1624年に備前岡山藩主池田忠雄によって築かれました。
 
 私は、最近まで「大阪城」にはほとんど興味は無かったのすが、「真田丸」や「ブラタモリ」の影響および外国人観光客の急増ですっかりハマっています。いろいろ調べると本当に面白いです。


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「大阪城」で唯一残念なのが「空堀」です。台地のため水を引けなかったのという説が有力です。これが「水堀」だったらビジュアル的に完璧でした。今から「水堀」にすると史実に反します・・・



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