JR嵯峨野線の新駅近く 京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」に係る基本協定書の締結 詳細な完成予想図を公開!
-京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」-
京都市では、「京都駅西部エリア活性化将来構想」において、京都市中央卸売市場第一市場の施設整備に伴い生み出される七条通に面した土地を「賑わいゾーン」と位置付け、新たな賑わいを創出するために活用することとしています。
京都市は、京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の活用に向けて契約候補事業者を選ぶ公募型プロポーザルを実施し、「スターツコーポレーション」を契約候補事業者に選定しました。
「賑わいゾーン」の貸付契約の締結に向けて、京都市と「スターツコーポレーション」よる基本協定書の締結式を執り行いました。
引用資料 京都市情報館(2017/10/13)
京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」に係る基本協定書の締結式について
「スターツコーポレーション」は、4,000㎡(実測面積)に地上8階の ”京都の「食」と「職」をテーマにした商業施設とホテルの複合施設” を建設します。60年間の一般定期借地権設定契約、貸付希望価格は30,000,000円(年額)です。
3階~8階のホテル「(仮称)ホテルエミオン京都」は、客室数約200室です。1階・2階は商業施設となります。開業は2020年度を予定しています。
南東側から見た「完成イメージ図」です。
「商業施設(1階・2階)」の配置図とフロア構成図です。2階には「連絡デッキ」を整備します。
「連絡デッキ」の完成イメージです。JR嵯峨野線の新駅と「連絡デッキ」で直結します。JR線や新駅部分は、ばやかして描いていますが、南側は廃止された東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続していた「連絡線(短絡線)」と接続するようです。
南東側から見た夜間の「完成イメージ図」です。
「商業施設(1階・2階)」の完成イメージです。吹き抜けスペースにより、1階・2階と一体感のある空間を創出します。
「客室」のイメージです。内装や備品に伝統工芸品を採用します。
京都市中央卸売市場第一市場「賑わいゾーン」の予定地を南東側から見た様子です。「水産事務所棟」が建っている場所に建設される予定です。
南西側から見た様子です。
デルタ線(JR嵯峨野線の新駅付近)
写真右側が「JR山陰線(嵯峨野線)」で、写真左側が東海道線の大阪駅方面と山陰線を接続していた連絡線(短絡線)です。上空から見ると線路が三角形になっており、このような配線は「デルタ線」と呼ばれています。
新駅は「相対式ホーム2面」になりますが、合流部分のため連絡線を廃止しないと西側の「二条・亀岡方面」のホームが設置出来ないので、連絡線(短絡線)は廃止されました。廃止された連絡線(短絡線)と「連絡デッキ」を接続するようです。
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