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2017年10月25日 (水)

「神戸市営地下鉄西神・山手線」と「阪急神戸本線」の相互直通 神戸市長が表明!

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-神戸市営地下鉄と阪急神戸本線の相互直通-
 
神戸市長は、「神戸市営地下鉄西神・山手線」と「阪急神戸線」の相互乗り入れを本格的に検討すると明らかにしました。神戸市西部の新興住宅地と大阪・梅田を直結して利便性を高め、人口減少対策につなげるのが狙いです。

 「阪急電鉄」は、2004年頃から「神戸市」にずっと「秋波」を送っていましたが、神戸市は三宮が素通りされる事による三宮の拠点性低下などを懸念して、首を縦に振りませんでした。

 これとは反対に横浜市では、「相鉄・JR直通線、相鉄・東急直通線」の建設が佳境を迎えています。相模鉄道が、横浜市の拠点である「横浜駅」を素通りして東京と直結する、横浜市にとっては屈辱的なプエオジェクトですが、横浜市は反対しませんでした。

● 何事にも判断が遅すぎる神戸市
 この判断がもっと早かったらすでに工事は着工していたと思います。この間に環境が激変しました。「インバウンド(訪日外国人旅行)」の急増です。「インバウンド」の急増により、「大阪市」や「関西国際空港」の評価が急上昇しています。

阪急電鉄の4本の新線構想
(1) うめきた新駅(なにわ筋線直結)-十三駅(地下)
(2) 十三駅(地下)-新大阪駅
(3) 阪急宝塚線・曽根駅-伊丹空港の新駅(地下)
(4) 神戸市営地下鉄と阪急神戸本線の相互直通

 新線は、かなりの部分を国や地方公共団体が負担しますが、「阪急電鉄」の負担もかなりの金額になります。阪急電鉄の企業体力では、すべて着工するのは不可能で、取捨選択する必要があります。

 優先順位の1位は普通に考えると、なにわ筋線と直結する「うめきた新駅-十三駅」間です。神戸市営地下鉄と阪急神戸本線の相互直通は、神戸市がかなり阪急電鉄に有利な条件を示さないと実現不可能だと思います。

 恋愛もそうですが、すべてものにはタイミングがあります。彼女(阪急電鉄)が盛んにアプローチしていた時に無視しておいて、自分(神戸市)がモテなくなったら「やっぱり付き合って!」と交際を申し込むみたいなものです。

 私は、小学校の授業で「ポートアイランド」の建設を知って、それ以来ずっと神戸市を応援していました。1970年代~1980年代の神戸市は本当に凄かった!
 こんなに大規模プロジェクトが好きになったのは神戸市のおかげです。あんなに大好きだった「神戸市」が、どうしてこんな停滞してしまったのか・・・


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神戸市営地下鉄西神・山手線の「三宮駅」のコンコースは地下1階にあります。神戸市営地下鉄西神・山手線の「三宮駅」は、地下駅で、ホームは2層式の単式2面2線となっています。

● 三宮駅での合流はかなり難しい
 道路が狭いので、島式1面2線や相対式2面2線の構造が不可能だったので、1番ホームの「新神戸・谷上方面」が地下2階、2番ホームの「名谷・西神中央方面」が地下3階となっています。

 2層式の単式2面2線という構造なので、三宮駅での合流はかなり難しいです。阪急電鉄は、合流地点は三宮付近を想定しているようですが、合流地点を三宮駅意外にする案も考えているようです。全部で5つのルート案があるようです。


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地下2階の「1番ホーム(新神戸・谷上方面)」です。単式1面1線となっています。


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地下3階の「2番ホーム(名谷・西神中央方面)」です。単式1面1線となっています。



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