福岡市 航空法の高さ制限が約115m緩和された「旧大名小学校跡地のまちづくり」 「西日本鉄道、JR九州、福岡地所」の地場大手3社が有力か?
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-旧大名小学校跡地のまちづくり-
福岡市は、「福岡空港」に近いことから航空法による高さ制限が非常に厳しいです。「国家戦略特区」の規制緩和の一環として、旧大名小学校の跡地は建物の高さ制限が緩和され、これまでより39m高い、高さ115mの建物が建てられるようになります。
航空法による高さ制限は概ね76mですが、高さ115mの根拠は、より福岡空港に近い南東側にある「NTTコム福岡天神ビル」の避雷針の高さが約115mあるためです。
旧大名小学校跡地は、敷地面積約11,900㎡です。容積率は550%で、客室にゆとりがあるホテルや大規模オフィス、保育施設などの具体的な提案があれば、最大800%まで引き上げが認められます。単純計算で、敷地面積約11,900㎡×800%=容積対象面積約95,200㎡が可能になります。
● 西日本鉄道、JR九州、福岡地所の3社の争いか?
「西日本新聞」によると「福岡市」の公募要綱公表を待たずに、「西日本鉄道」と「JR九州」が入札への参加に名乗りを上げたそうです。検討中の「福岡地所」も含め、地場大手を中心に民間企業から熱い視線が集まっているようです。
西日本新聞(2017/10/16)
旧大名小、地場3社熱視線 福岡市都心再開発 西鉄、JR九州、福岡地所 面積、高さ緩和魅力
福岡市は、災害時の避難場所としても使える広場や公共施設を確保した上で、福岡市内に不足している高級ホテルやオフィス機能を備えるよう開発事業者に求める考えです。
2018年1月を入札期限とし、2018年3月に優先交渉権者となる事業者を決定、2021年頃開業するスケジュールを描いています。
福岡市は、鉄道会社の「西日本鉄道、JR九州」、キャナルシティ博多を開発した「福岡地所」など大手デベロッパーが地元にあるのが大きな強みですね。
「旧大名小学校跡地のまちづくり」の「地区計画(原案)の概要」です。
引用資料 福岡市・公式ホームページ
旧大名小学校跡地のまちづくり
「旧大名小学校跡地のまちづくり」の「位置図」です。
北側の「明治通り」から見た正門です。乃木坂46ヲタの友人にアンダーライブに行ったついでに撮影してきてもらいました。
周囲を建物で囲まれていて、正門からしか撮影出来ないようです。
重機が稼働しています。
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