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2017年10月 2日 (月)

ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/10/01 「阪急阪神ホールディングス」のホテルが進出?

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-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
 
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。

● 都市再生特別措置法に認定!
 「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。

 引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
 株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定

(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定

(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。


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「概要図」です。

● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
 「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。

 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。


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「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。


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「グランフロント大阪」の2階から見た様子です。


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「オールケーシング掘削機」です。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築する部分の地中障害物の撤去を行っています。


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「オールケーシング掘削機」の本体と「ハンマークラブ」が見えます。


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1台目の「三点式パイルドライバ」です。「三連型アースオーガ」で、「山留め壁」の構築を行っています。


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2台目の「三点式パイルドライバ」です。「三連型アースオーガ」で、「山留め壁」の構築を行っています。


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「山留め壁」の芯材となる「H形鋼」が並べられています。


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北東側から見た様子です。


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大阪新阪急ホテル
 すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル」です。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。まだ不確定ですが、仮に移転が実現したら再開発されると思われます。

 中間部分に複数の雑居ビルが建っているので敷地形状がいびつですが、超高層ビルの建設は可能です。再開発される場合は、恐らく北棟と南棟のツインタワーになると思われます。


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ちょっと前の2017年5月に撮影した「大阪新阪急ホテル」です。東西の幅は充分広いので超高層ビルの建設は問題ありません。南海電鉄はもっと狭い「南海会館ビル」跡地に超高層複合ビルを建設しています。



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