ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/11/22 「構真柱」の建込みが本格化!
-(仮称)ヨドバシ梅田タワー-
「ヨドバシカメラ」は、マルチメディア梅田北側の駐車場跡地に「ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田2期棟」である「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」を計画しています。2017年9月13日に、「地鎮祭」が行われ本格着工しました。2019年12月末日の竣工予定です。
● 都市再生特別措置法に認定!
「国土交通省」は2017年9月29日、都市再生特別措置法の規定に基づき、「ヨドバシホールディングス、ヨドバシカメラ」から申請のあった民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)について認定しました。
引用資料 国土交通省(PDF:2017/09/29)
株式会社ヨドバシホールディングス、株式会社ヨドバシカメラの民間都市再生事業計画(ヨドバシ梅田タワー計画整備事業)を認定
(仮称)ヨドバシ梅田タワーの概要
◆ 所在地-大阪府大阪市北区大深町4番8
◆ 階数-地上35階、塔屋2階、地下4階
◆ 高さ-最高部149.900m
◆ 敷地面積-17,256.22㎡(施設全体)
◆ 建築面積-14,275.68㎡(施設全体)、6.371.70㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 延床面積-220,352.60㎡(施設全体)、111,527.16㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 容積率対象面積-170,225.45㎡(施設全体)、92,287.68㎡(ヨドバシ梅田タワー)
◆ 構造-鉄骨造、一部(鉄骨鉄筋コンクリート造、鉄筋コンクリート造)
◆ 基礎工法-場所打ちコンクリート拡底杭
◆ 用途-百貨店、飲食店、ホテル、駐車場
◆ 客室数-1000室
◆ 建築主-ヨドバシカメラ
◆ 設計者-五洋建設
◆ 施工者-五洋建設
◆ 着工-2017年09月13日(地鎮祭)
◆ 竣工-2019年12月末日予定
(注意) 上記の概要は「建築計画のお知らせ」の数値です。「国土交通省」の資料では、延床面積219,857.71㎡(施設全体)、110,820.64㎡(ヨドバシ梅田タワー)となっています。
「概要図」です。
● 阪急阪神ホールディングスのホテルが進出?
「阪急阪神ホールディングス」は、「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」に新しいホテルを開業する方向で最終調整に入ったようです。客室数は約1000室と大阪市内で最大になります。
すぐ東側にある「大阪新阪急ホテル(客室数961室)」の機能を移転すると思われます。「大阪新阪急ホテル」は、東京オリンピック前の1964年8月8日に開業しました。開業から53年が経過し老朽化が進んでいます。
梅田スカイビルの「空中庭園展望台」から見た「(仮称)ヨドバシ梅田タワー」の建設現場です。
敷地西側です。「構真柱(こうしんちゅう)」が見えます。
敷地東側です。「アースドリル掘削機」が2台見えます。「場所打ちコンクリート拡底杭」を構築しています。また「逆打ち工法」を採用しているので、「場所打ちコンクリート拡底杭」の構築と同時に、「構真柱(こうしんちゅう)」を建込みます。
グランフロント大阪」の2階から見た様子です。
「鉄筋かご」を建込んでいます。梅田スカイビルから「鉄筋かご」の建込みが見えたので、マッハ5で帰ってきました(笑)。
「鉄筋かご」の建込みは、簡単に見る事が出来そうですが、意外と現場に遭遇するする事が少なくめったに見る事が出来ません。
「梅田1丁目1番地計画ビル」の現場には毎週のように通っていましたが、「鉄筋かご」の建込みには1回も遭遇しませんでした。
「鉄筋かご」が並べられています。
巨大な「鋼管」が運ばれてきました。
表面にスパイラル状のラインがあります。「場所打ち鋼管コンクリート杭」を構築するための鋼管です。少なくとも一部の杭は「場所打ち鋼管コンクリート拡底杭」である事が分かります。
「構真柱(こうしんちゅう)」が並べられています。この現場は「逆打ち工法」を採用しています。
「場所打ちコンクリート拡底杭」の上に、「構真柱」の建込み終わった状態です。見えている鉄骨は「構真柱」そのものでは無く、「構真柱」の上部に連結している「ヤットコ」です。
「ヤットコ」は、「場所打ちコンクリート拡底杭」のコンクリートが固まると撤去されます。その後に埋め戻されますが、「ヤットコ」は何度も再利用します。
(おまけ)
「うめきた広場」の冬の風物詩である「ウメダ アイスリンクつるんつるん」が始まりました。今年の開催日程は、2017年11月18日(土)~2018年3月4日(日)の予定です。
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