近代洋風建築「ファミリアホール」の跡地 地上33階、高さ約117mの「ザ・パークハウス 神戸タワー」 2017年11月13日の建設状況
-ザ・パークハウス 神戸タワー-
神戸の近代洋風建築「ファミリアホール(旧三菱銀行神戸支店)」の外観を保存、復元するための解体作業が行われました。
「ファミリアホール」は、1900(明治33)年に建てられ、ルネサンス様式の石造りの外観などが特徴です。子ども服メーカーの「ファミリア」が1977年に取得しました。
老朽化によりファミリアは本社を移転しており、「ファミリアホール」や隣接する「ファミリア旧本社屋」などが建つ敷地面積3,051.00㎡を「三菱地所レジデンス」など4社に売却しています。
跡地には、地上33階、塔屋2階、地下1階、高さ116.95m、総戸数352戸の超高層タワーマンションが建設されます。マンション建設の際には、石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。正式名称は「ザ・パークハウス 神戸タワー」です。
引用資料 公式ホームページ
ザ・パークハウス 神戸タワー
ザ・パークハウス 神戸タワーの概要
◆ 計画名-(仮称)神戸市中央区相生町1丁目計画
◆ 所在地-兵庫県神戸市中央区相生町一丁目1番1号(地番)
◆ 交通-JR東海道本線「神戸」駅より徒歩5分、神戸高速線東西線「西元町」駅より徒歩2分、神戸高速線東西線「高速神戸」駅より徒歩6分、市営海岸線「みなと元町」駅より徒歩6分、市営海岸線「ハーバーランド」駅より徒歩6分、神戸高速線東西線「花隈」駅より徒歩7分、市営西神・山手線「大倉山」駅より徒歩9分
◆ 階数-地上33階、塔屋2階、地下1階
◆ 高さ-116.95m
◆ 敷地面積-3,051.00㎡(売買対象面積)
◆ 建築面積-1,594.29㎡
◆ 延床面積-39.520.55㎡(容積対象面積27,426.74㎡)
◆ 構造-鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造
◆ 用途-共同住宅(分譲)
◆ 総戸数-352戸
◆ 建築主-三菱地所レジデンス、JR西日本不動産開発、三菱倉庫、安田不動産
◆ 設計者・監理者-大林組
◆ 施工者-大林組
◆ 着工-2017年04月01日
◆ 竣工-2019年11月下旬予定
◆ 入居開始-2020年02月下旬予定
低層部は、「ファミリアホール」の石積みを解体、組み直して外壁を復元する計画です。
北側から見た様子です。
ゲートが開いていました。
「ザ・パークハウス 神戸タワー」の公式ホームページはイメージを重視していて構造等が載っていません。基礎が直接基礎なのか? 場所打ちコンクリート拡底杭なのか? 分かりませんでした。神戸市は大阪市と違って「直接基礎」の超高層タワーマンションが結構多いです。
週間の「作業工程」です。「杭工事・土工事」となっています。「杭工事」となっているので、基礎工法は「場所打ちコンクリート拡底杭」なのでしょうか?
東側から見た様子です。基礎工法が「場所打ちコンクリート拡底杭」ならば「アースドリル掘削機」が稼働しているはずですが見当たりません。
前回の撮影が2017年6月13日で、5ヶ月間撮影をさぼっていました。その間に「アースドリル掘削機」が稼働していたのかも知れません。
南側から見た様子です。
| 固定リンク
« ヨドバシカメラ・マルチメディア梅田 (仮称)ヨドバシ梅田タワー 2017/11/13 「逆打ち工法」を採用! | トップページ | 地下鉄御堂筋線「中津駅」の直上 地上45階、高さ約152mの「ザ・ファインタワー 梅田豊崎」 2017年11月13日の建設状況 »
「51 兵庫県・神戸市②」カテゴリの記事
- 神戸市 HAT神戸 通年型アイススケートリンク整備・運営事業の事業者決定 2025年6月末オープン予定!(2023.12.04)
- バスケットボール「B.LEAGUE(Bリーグ)」 首都圏では1万人クラスのアリーナを続々と建設 関西でもアリーナ建設機運が高まって欲しい!(2023.11.24)
- JR西日本 地上32階、高さ約160mの「三ノ宮駅ビル新築他工事」 2023年12月~ 2024年3月までの工事計画、2024年春に本体工事着工!(2023.11.18)
- 建築家の「安藤忠雄氏」が寄贈 神戸市の「東遊園地内(南エリア)」 オープンした「こども本の森 神戸」(2023.11.30)
- 「三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替え計画」と一体的に整備 マリンピア神戸土地活用事業 2023年10月30日の建設状況(2023.11.09)